JP6204397B2 - 通信機、通信システム、通信方法およびプログラム - Google Patents

通信機、通信システム、通信方法およびプログラム Download PDF

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本発明は、通信機、通信システム、通信方法およびプログラムに関するものである。
通信ネットワークを構成するスイッチやケーブルなどが適切に動作しているかを調べるための機能として、EtherOAM(Ethernet(登録商標) Operations,Administration and Maintenance)が、非特許文献1、および非特許文献2に規定されている。
このEtherOAMには、あるスイッチから別のスイッチまでのリンクが維持されているか検査フレームを定期的に流して常時監視したり、端にあるスイッチから反対の端にあるスイッチにメッセージを送り、正常に送り返されるかを調べる機能がある。更にEtherOAMには、経路上のすべてのスイッチに応答させて異常な機器が無いか調べたりする機能がある。
そして、このEtherOAMにおける検査のためのフレーム、およびメッセージはCCM(Continuity Check Message)と呼ばれ、通信機が通信の対向相手と定期的にCCMを交信することで、通信機は対向機の異常有無や存在有無を確認している。
図2にEtherOAMを用いたネットワーク構成の例を示す。
MEP1(201)およびMEP2(202)は、EtherOAM監視システムにおける、Maintenance Entity Group(MEG) End Pointであり、障害監理およびパフォーマンス監視のためのEtherOAMフレームの生成と終端を行う機器である。
図2はネットワークに障害のない通常運用状態を示し、MEP1(201)とMEP2(202)はEtherOAM監視システム200に対して異常通知を発信していない。
次に、図6を参照して一般的に使われている通信機を使用した、EtherOAM監視システムにおいて、通信機の電源が切断された場合を説明する。
まず、使用者が通信機2(212)の保守作業の実施などで、通信機2(212)の電源を切断する(S401)。一般的に使われているEtherOAM監視システムでは、通信機2(212)の電源が切断されると、ネットワーク上のCCMの通信が途絶えるので、MEP1(201)とMEP2(202)は通信機の電源切断をネットワーク障害として検知する。そして、MEP1(201)とMEP2(202)はEtherOAM監視システムに障害通知であるLOC(Loss of Continuity)信号を発信する(S402およびS403)。
EtherOAM監視システムの管理者は、通信機2(212)が保守作業のために電源を切断したものであることを伝えられていないと、通信機2(212)に障害があったと認識して、障害現場を確認しなくてはならない。通信機2(212)が離れた場所にある場合は、確認作業の負担は大きい。
IEEE Std 802.1ag(IEEE;The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.) Recommendation ITU-T G.8013/Y.1731(ITU;The International Telecommunication Union)
そのため、一般的に保守作業などで通信機の電源断が発生する場合は、事前にEtherOAM監視システム管理者と現場の保守作業者の間で連絡をとるなどしている。そして、事前連絡があった場合に電源切断障害が検出されても、EtherOAM監視システム管理者は本来の障害と区別して認識しているが、人的な連絡を必要とするため煩わしさがあった。
本発明の通信機は、障害による電源切断では無く意図的な電源切断の場合には、EtherOAM監視網に障害と認識させず、障害による電源切断のみEtherOAM監視網に障害と認識させることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の通信機は、ネットワークに接続し、第1の入出力端から電源オフ信号を受信すると予め前記第1の入出力端から検出して所定の時間保存している導通確認信号を第2の入出力端に送信し、前記第1の入出力端から電源復旧信号を受信すると前記導通確認信号の送信を停止する。
本発明によれば、通信機は、障害による電源切断では無く意図的な電源切断の場合には、EtherOAM監視網に障害と認識させず、障害による電源切断のみEtherOAM監視網に障害と認識させることが可能となる。
第1の実施形態の構成例を示す図である。 第1の実施形態の動作を説明する図である。 第1の実施形態の動作を説明する図である。 第1の実施形態の動作を説明する図である。 第1の実施形態の動作を説明する図である。 関連技術の動作を説明する図である。 第1の実施形態の動作を説明する図である。 第1の実施形態の動作を説明する図である。 変形例の動作を説明する図である。 第2の実施形態の構成例を示す図である。 第2の実施形態の構成例を示す図である。 第2の実施形態の動作を説明する図である。 第1の実施形態の動作を補足説明する図である。 第2の実施形態の動作を補足説明する図である。 第3の実施形態の構成例を示す図である。
[第1の実施形態]
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[構成の説明]
図1に第1の実施形態の構成を示す。
本実施形態の通信機100は、CCM制御部101と電源検出部102、切換部1(109)、切換部2(110)、および切換部3(111)から構成され、ポート1とポート2で通信ネットワークに接続されている。この通信ネットワークは、EtherOAMに従ってネットワーク障害が監視されている。
また、CCM制御部101は、対向局オフ検出部103、CCM解析保存部104、CCM送信部105およびCCM送信制御部106から構成される。CCM送信制御部106を除くこれらの機能部は回路で実現されても良いし、ソフトウェアで実現されても良い。
そして、対向局オフ検出部103は、ポート1から後述の電源オフ通知または電源復旧通知の信号を検知して、CCM送信制御部106に通知する機能部であり、CCM解析保存部104は、ポート1から受信したCCMを検出、解析し保存する機能部である。また、CCM送信部105は、CCM解析保存部に保存したCCMを予め設定された方法に従って信号を生成して、ポート2へ送信する機能部である。更に、CCM送信制御部106はCCM制御部101の各機能部を制御するCPU(Central Processing Unit;中央処理装置)である。
次に、電源検出部102は、電源スイッチ検出部107と電源状態送信部108から構成される。これらの機能部は回路で実現されても良いし、ソフトウェアで実現されても良い。
そして、電源スイッチ検出部107は、通信機100の電源スイッチが操作されたことを検出する機能部であり、電源状態送信部108、電源オフ通知の信号、および電源復旧通知の信号をポート1とポート2へ送信する機能部である。
ここで、電源オフ通知の信号、および電源復旧通知の信号は、例えばネットワークが光回線の場合であれば、社団法人・情報通信技術委員会(TTC)が制定するTS-1000仕様書に示される保守信号に準ずることが出来る。しかし、この電源オフ通知の信号、および電源復旧通知の信号は、ネットワークの他の通信を阻害しなければ任意の信号であっても良い。
また、切換部1(109)は、CCM送信部105の指示に従ってポート1と切換部3(111)と接続するか、CCM送信部105と切換部3(111)を接続するかを切り換えるスイッチである。
そして、切換部2(110)は、電源状態送信部108の指示に従ってポート2とポート1を接続するか、電源状態送信部108とポート1を接続するかを切り換えるスイッチである。
更に、切換部3(111)は、電源状態送信部108の指示に従って切換部1(109)とポート2を接続するか、電源状態送信部108とポート2を接続するかを切り換えるスイッチである。
[動作の説明]
次に、本実施形態の動作について図を参照して詳細に説明する。
最初に、CCM制御部101の動作について図1を参照して説明する。
ネットワークに障害のない通常時、CCM解析保存部104は、ポート1から受信する信号の中からCCMを検出すると、このCCMをCCM解析保存部104に保存する。このCCMの保存時間は、CCM解析保存部104に予め設定されていて、保存されているCCMは設定された一定時間経過後に消去される。
ここで、CCMの詳細について説明する。図7にIEEE802.1agのCCMフレームフォーマットを示す。
通信機100が送信するCCMは、図7におけるSA(Source Media Access Control address;送信元MACアドレス)、RDI(Remote Defect Indicator;対局劣化表示)以外の値は、受信したCCMの値をコピーして使用する。SAは通信装置100に予め与えられたMACアドレスを使用し、RDIはCCM制御部に予め設定された値を使用する。
尚、CCM解析保存部104が、ポート1から受信したフレームがCCMであることは、図7のTYPEの値とOpCodeの値で判断する。即ち、図7のTYPE=0x8902はEtherOAMのフレームであることを示し、TYPE=0x8902とOpCode=1でEtherOAMのCCMであることを示す。
次に、図8にCCMの送信間隔一覧を示す。CCM送信部105が送出するCCMの送信間隔は、受信したCCMのCCM Intervalに示される値に従う。
以上がCCMの詳細に関する説明である。
CCM制御部101の対向局オフ検出部103は、ポート1から他の通信機の電源オフ通知を検出した場合、ポート1の対向局が電源オフであることをCCM送信制御部106に通知する。そして、CCM送信制御部106はポート1の対向局の電源オフが通知されると、CCM送信制御部106はCCM送信部105に対してCCMの送信を指示する。
次いで、CCM送信部105は切換部1(109)を制御し、ポート2への信号経路をポート1側からCCM送信部105側に切り換える。その後、CCM送信部105はCCM解析保存部104に保存されているCCMの情報に含まれるCCM Intervalの値に示される時間間隔でCCM解析保存部104に保存するCCMの送信を開始する。
尚、前述したように、保存されているCCMは、予めCCM解析保存部104に設定された時間経過後に消去されるが、CCM送信部105がCCMを送信している間は、CCM解析保存部104に保存してあるCCMは消去されない。
次に、CCM送信部105がCCMを送信中に対向局オフ検出部103にてポート1の対向局の電源復旧通知を検出した場合は、CCM送信部105はポート1対向局が電源復旧したことをCCM送信制御部106に通知する。そして、CCM送信制御部106は、ポート1の対向局の電源復旧が通知されると、CCM送信部105に対してCCM送信停止を指示する。次いで、CCM送信部105はCCM送信を停止する。更に、CCM送信部105は切換部1(109)を制御し、ポート2への信号経路をCCM送信部105の側からポート1側に切り換える。
以上が、CCM制御部101の動作の説明である。
次に電源検出部102の動作について説明する。
電源スイッチ検出部107は、通信機100の電源をオン/オフするスイッチの状態を監視している。電源状態送信部108は、電源スイッチ検出部107から電源スイッチのオフを通知されると切換部2(110)を制御し、ポート1への信号経路をポート2側から電源状態送信部108に切り換える。更に、電源状態送信部108は切換部3(111)を制御し、ポート2への出力信号経路をポート1側から電源状態送信部108に切り換える。その後、電源状態送信部108は、ポート1に対して電源オフ通知を送信する。電源検出部102が電源オフ通知を送信する動作は、通信機100が電源低下により、動作不能となる以前に完了する。
また、通信機100の電源がオフからオンとなった場合、電源状態送信部108はポート1、及び、ポート2へ電源復旧通知を送信する。その後、電源状態送信部108は切換部2(110)を制御し、ポート1への信号経路を電源状態送信部108からポート2側に切り換える。そして、電源状態送信部108は切換部3(111)を制御し、ポート2への信号経路を電源状態送信部108からポート1側に切り換える。以上のようにして、ポート1とポート2の間の通信経路が回復する。
以上が通信機100の各部の動作の説明であるが、次にEtherOAM監視システムにおける通信機100の動作について、図を参照して説明する。
まず、本実施形態に示す通信機100を用いて、図2のようにEtherOAMを用いたネットワークを構成した場合を説明する。
図2において通信機1(211)のポート2はMEP1(201)に対向し、通信機3(213)のポート2はMEP2(202)に対向する様に接続されている。
尚、図13に示す様に、通信機2Aのポート2に通信機2Bのポート1を接続し、通信機2Bのポート2に通信機2Cのポート1を接続して、通信機1(211)と通信機3(213)の間の通信機の接続数を増やすことが可能である。
図2に示すネットワークにおいて、いずれの通信機にも通信経路にも障害が無い正常状態では、前述した一般的な通信機を接続した場合と同様に、MEP1(201)とMEP2(202)はEtherOAM監視システム200に対して異常通知を発信していない。
次に、図2と同じネットワーク構成において、保守作業などで通信機2(212)の電源が意図的に切断された場合の動作について、図3を参照して説明する。
まず、使用者が通信機2(212)の保守作業の実施などで、通信機2(212)の電源を切断する(S101)。通信機2(212)の電源検出部102は、通信機100の電源がオフになると、前述のようにポート2へ電源オフ通知を発信し(S102)、更に電源検出部102はポート1へ電源オフ通知を発信する(S103)。
ステップS102で通信機2(212)がポート2へ電源オフ通知を発信すると(S102)、通信機3(213)はポート1から電源オフ通知を受信する。そして、前述のように通信機3(213)のCCM制御部101は、ポート1とポート2の接続を切り離して、ポート2に対してCCM解析保存部104に保存されているCCMの送信を開始する(S104)。ステップS104に続いてMEP2(202)が通信機3からCCMを受信すると、MEP2(202)はEtherOAM監視システム200に対して異常通知は発信しない(S105)。
一方、ステップS103で通信機2(212)がポート1へ電源オフ通知を発信すると(S103)、通信機1(211)はポート1で電源オフ通知を受信する。そして、前述のように通信機1(211)のCCM制御部101は、切換部109を制御してポート1とポート2の接続を切り離して、CCM送信部105からポート2に対してCCM解析保存部104に保存されているCCMの送信を開始する(S106)。ステップS106に続いてMEP1(201)が通信機1(211)からCCMを受信すると、MEP1(201)はEtherOAM監視システム200に対して異常通知は発信しない(S107)。
次に、通信機2(212)の電源が意図的に切断された後に通信機2(212)の電源を投入した場合の動作について、図4を参照して説明する。
まず、使用者が通信機2(212)の電源をオンにする(S201)。通信機2(212)の電源検出部102は、通信機100の電源がオンになると、前述のようにポート2へ電源復旧通知を発信し(S202)、更に電源検出部102はポート1へ電源復旧通知を発信する(S203)。
ステップS202で通信機2(212)がポート2から電源復旧通知を発信すると(S202)、通信機3(213)はポート1から電源復旧通知を受信する。そして、通信機3(213)が電源復旧通知を受信すると、通信機3(213)のCCM制御部101は、切換部1(109)を制御してCCM送信部105と切換部3(111)の接続を切り離して、ポート1と切換部3(111)とを接続する。更に通信機3(213)のCCM制御部101はCCMの送信を停止する(S204)。
一方、ステップS203で通信機2(212)がポート1から電源復旧通知を発信すると(S203)、通信機1(211)はポート1から電源復旧通知を受信する。そして、通信機1(211)が電源復旧通知を受信すると、通信機1(211)のCCM制御部101は、切換部109を制御してCCM送信部105と切換部3(111)の接続を切り離して、ポート1と切換部3(111)とを接続する。更に通信機1(213)のCCM制御部101はCCMの送信を停止する(S205)。
ステップS204とステップS206において、MEP1(201)とMEP2(202)の通信経路は正常に復旧した。従って、MEP1(201)から送信されるCCMはMEP2(202)で受信され、MEP2(202)から送信されるCCMはMEP1(201)で受信される。そして、MEP1(201)もMEP(202)もEtherOAM監視システム200に対して異常通知は発信しない(S206、S207)。
以上のようにして、通信機2(212)の電源が意図的に切断された後に通信機2(212)の電源を投入した場合に通信経路が復旧する。
次に、図2および図3と同じネットワーク構成で、通信機2(212)が意図的ではなく何らかの障害発生により電源が切断された場合について、図5を参照して説明する。
まず、通信機2(212)が意図的ではなく何らかの障害発生により電源が切断される(S301)。次に、MEP1(201)はCCMが途絶えたことを検知して、EtherOAM監視システムに対して前述のLOC信号を送信して障害を通知する(S302)。同様に、MEP2(202)もCCMが途絶えたことを検知して、EtherOAM監視システムに対してLOC信号を送信して障害を通知する(S303)。このようにして、通信機2(212)が意図的ではなく何らかの障害発生により電源が切断された場合には、EtherOAM監視システムは障害を検知する。
以上のようにして、本実施形態の通信機100は、障害による電源切断では無く意図的な電源切断の場合には、EtherOAM監視網に障害と認識させず、障害による電源切断のみEtherOAM監視網に障害と認識させることが可能となる。
[第2の実施形態]
次に第2の実施形態について、図を参照して説明する。
[構成の説明]
図10、および図11に第2の実施形態の構成例を示す。
図10に示すA型通信機301は、CCM制御部101と切換部1(109)で構成され、ポート1とポート2で通信ネットワークに接続されている。CCM制御部101および切換部109の構成は、第1の実施形態のCCM制御部101および切換部109の構成と同じである。
図11に示すB型通信機302は、電源検出部102、切換部2(110)、および切換部3(111)から構成されている。電源検出部102、切換部2(110)、および切換部3(111)の構成は、第1の実施形態の電源検出部102、切換部2(110)、および切換部3(111)の構成と同じである。
[動作の説明]
次に第2の実施形態の動作について、図12を参照して説明する。
A型通信機301とB型通信機302を用いて、図12のようにEtherOAMを用いたネットワークを構成した場合を説明する。
図12においてA型通信機1(311)のポート2はMEP1(201)に対向し、A型通信機3(313)のポート2はMEP2(202)に対向する様に接続されている。
尚、図14に示す様に、B型通信機2Aのポート2にB型通信機2Bのポート1を接続し、B型通信機2BのポートにB型通信機2Cのポート2を接続して、A型通信機1(311)とA型通信機3(313)の間の通信機の接続数を増やすことが可能である。
図12のように構成したネットワークにおけるA型通信機1(311)、B型通信機2(312)、A型通信機3(313)は、それぞれ第1の実施形態の説明で図2に示した通信機1(211)、通信機2(212)、通信機3(213)と同じ動作をする。従って、動作の詳細な説明は省略する。
このように、第2の実施形態に示したA型通信機301とB型通信機302は、いずれも第1の実施形態に示した通信機100と比べて通信機の構成が簡単であるため、機器の低価格化、小型化を図ることが可能である。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について図15を参照して説明する。
本実施形態の通信機400は、ネットワークに接続し、第1の入出力端401から電源オフ信号を受信すると予め前記第1の入出力端401から検出して所定の時間保存している導通確認信号を第2の入出力端402に送信する。そして、通信機400は、前記第1の入出力端401から電源復旧信号を受信すると前記導通確認信号の送信を停止する。
以上のようにして、本実施形態の通信機400は、障害による電源切断では無く意図的な電源切断の場合には、EtherOAM監視網に障害と認識させず、障害による電源切断のみEtherOAM監視網に障害と認識させることが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態に限定されるものではなく、次のように拡張または変形できる。
第2の実施形態に示したA型通信機301およびB型通信機302は、いずれも第1の実施形態に示した通信機100に全部、または任意の一部を交換可能である。
また、第1の実施形態に示す通信機100および第2の実施形態に示すA型通信機301がCCMを送信する方法を、使用者が設定出来るようにしても良い。その設定は、例えば図9に示す様に通信機100またはA型通信機301がCCMをMEPに代わって送信するか否かの設定、或いはCCM解析保存部におけるCCMの保存時間の設定、更にRDIの値の設定等である。これらの設定は、通信機100またはA型通信機301が入力手段を備えていれば使用者が直接入力しても良いし、通信機100またはA型通信機301に接続可能なコンピュータのソフトウェアを用いて使用者が入力しても良い。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
ネットワークに接続し、
第1の入出力端から電源オフ信号を受信すると予め前記第1の入出力端から検出して所定の時間保存している導通確認信号を第2の入出力端に送信し、前記第1の入出力端から電源復旧信号を受信すると前記導通確認信号の送信を停止する通信機。
(付記2)
ネットワークに接続し、
電源スイッチが操作により切断されると第1の入出力端と第2の入出力端に電源オフ信号を発信し、前記電源スイッチが導通すると前記第1の入出力端と前記第2の入出力端に電源復旧信号を発信する通信機。
(付記3)
いずれも第1および第2の入出力ポートに接続された第1および第2の通信装置を備え、前記第1の通信装置は、前記第1および第2の入出力端が各々前記第1および第2の入出力ポートに接続された付記1に記載の通信機を備え、前記第2の通信装置は、前記第1および第2の入出力端が各々前記第1および第2の入出力ポートに接続された付記2に記載の通信機を備えていることを特徴とする通信機。
(付記4)
前記第1の入出力端から前記電源オフ信号および前記電源復旧信号を受信しても、前記通信機の動作が変わらない設定を選択できることを特徴とする付記1または付記3のいずれかに記載の通信機。
(付記5)
前記所定の時間を任意に設定可能である付記1、付記3および付記4のいずれかに記載の通信機。
(付記6)
前記通信機の電源スイッチが操作により切断されても、前記通信機は動作が変わらない設定を選択できることを特徴とする付記2または付記3のいずれかに記載の通信機。
(付記7)
前記入出力端1から前記電源オフ信号および前記電源復旧信号を受信したり、前記通信機の電源スイッチが操作により切断されても、前記通信機の動作が変わらない設定を選択できることを特徴とする付記3に記載の通信機。
(付記8)
前記ネットワークはIEEE802.1agに規定されるEtherOAMに従うことを特徴とする付記1乃至付記7のいずれかに記載の通信機。
(付記9)
ネットワークに接続する通信機の第1の入出力端から電源オフ信号を受信すると予め前記第1の入出力端から検出して所定の時間保存している導通確認信号を第2の入出力端に送信し、前記第1の入出力端から電源復旧信号を受信すると前記導通確認信号の送信を停止する通信方法。
(付記10)
ネットワークに接続する通信機の電源スイッチが操作により切断されると第1の入出力端と第2の入出力端に電源オフ信号を発信し、前記電源スイッチが導通すると前記第1の入出力端と前記第2の入出力端に電源復旧信号を発信する通信方法。
(付記11)
ネットワークに接続する通信機の第1の入出力端から電源オフ信号を受信すると予め前記第1の入出力端から検出して所定の時間保存している導通確認信号を第2の入出力端に送信し、前記第1の入出力端から電源復旧信号を受信すると前記導通確認信号の送信を停止し、前記通信機の電源スイッチが操作により切断されると前記第1の入出力端と前記第2の入出力端に電源オフ信号を発信し、前記電源スイッチが導通すると前記第1の入出力端と前記第2の入出力端に電源復旧信号を発信する通信方法。
(付記12)
前記第1の入出力端から前記電源オフ信号および前記電源復旧信号を受信しても、前記通信機の動作が変わらない設定を選択できることを特徴とする付記9または付記11のいずれかに記載の通信方法。
(付記13)
前記所定の時間を任意に設定可能である付記9、付記11または付記12のいずれかに記載の通信方法。
(付記14)
前記通信機の電源スイッチが操作により切断されても、前記通信機は動作が変わらない設定を選択できることを特徴とする付記10または付記11のいずれかに記載の通信方法。
(付記15)
前記入出力端1から前記電源オフ信号および前記電源復旧信号を受信したり、前記通信機の電源スイッチが操作により切断されても、前記通信機の動作が変わらない設定を選択できることを特徴とする付記11に記載の通信方法。
(付記16)
前記ネットワークはIEEE802.1agに規定されるEtherOAMに従うことを特徴とする付記9乃至付記15のいずれかに記載の通信方法。
(付記17)
前記ネットワークの両端の保守終端それぞれに前記第2の入出力端を接続する付記1、付記3乃至付記5、および付記7に記載の通信機と、
前記保守終端に接続された前記通信機と接続する、付記2、付記3、付記6または付記7のいずれかに記載の1台の通信機または異なる入出力端同士で直列接続した付記2、付記3、付記6および付記7に記載の複数の通信機とを備える通信システム。
(付記18)
前記ネットワークはIEEE802.1agに規定されるEtherOAMに従うことを特徴とする付記17に記載の通信システム。
(付記19)
ネットワークに接続する通信機の第1の入出力端から電源オフ信号を受信すると予め前記第1の入出力端から検出して所定の時間保存している導通確認信号を第2の入出力端に送信し、前記第1の入出力端から電源復旧信号を受信すると前記導通確認信号の送信を停止するプログラム。
(付記20)
ネットワークに接続する通信機の電源スイッチが操作により切断されると第1の入出力端と第2の入出力端に電源オフ信号を発信し、前記電源スイッチが導通すると前記第1の入出力端と前記第2の入出力端に電源復旧信号を発信するプログラム。
(付記21)
ネットワークに接続する通信機の第1の入出力端から電源オフ信号を受信すると予め前記第1の入出力端から検出して所定の時間保存している導通確認信号を第2の入出力端に送信し、前記第1の入出力端から電源復旧信号を受信すると前記導通確認信号の送信を停止し、前記通信機の電源スイッチが操作により切断されると前記第1の入出力端と前記第2の入出力端に電源オフ信号を発信し、前記電源スイッチが導通すると前記第1の入出力端と前記第2の入出力端に電源復旧信号を発信するプログラム。
(付記22)
前記第1の入出力端から前記電源オフ信号および前記電源復旧信号を受信しても、前記通信機の動作が変わらない設定を選択できることを特徴とする付記19または付記21のいずれかに記載のプログラム。
(付記23)
前記所定の時間を任意に設定可能である付記19、付記21または付記22のいずれかに記載のプログラム。
(付記24)
前記通信機の電源スイッチが操作により切断されても、前記通信機は動作が変わらない設定を選択できることを特徴とする付記20または付記21のいずれかに記載のプログラム。
(付記25)
前記入出力端1から前記電源オフ信号および前記電源復旧信号を受信したり、前記通信機の電源スイッチが操作により切断されても、前記通信機の動作が変わらない設定を選択できることを特徴とする付記21に記載のプログラム。
(付記26)
前記ネットワークはIEEE802.1agに規定されるEtherOAMに従うことを特徴とする付記19乃至付記25のいずれかに記載のプログラム。
100 通信機
101 CCM制御部
102 電源検出部
103 対向局オフ検出部
104 CCM解析保存部
105 CCM送信部
106 CCM送信制御部
107 電源スイッチ検出部
108 電源状態送信部
109 切換部1
110 切換部2
111 切換部3
200 EtherOAM監視システム
201 MEP1
202 MEP2
211 通信機1
212 通信機2
213 通信機3
301 A型通信機
302 B型通信機
311 A型通信機1
312 B型通信機2
313 A型通信機3
400 通信機
401 第1の入出力端
402 第2の入出力端

Claims (10)

  1. ネットワークに接続し、
    第1の入出力端から電源オフ信号を受信すると予め前記第1の入出力端から検出して所定の時間保存している導通確認信号を第2の入出力端に送信し、前記第1の入出力端から電源復旧信号を受信すると前記導通確認信号の送信を停止する通信機。
  2. いずれも第1および第2の入出力ポートに接続された第1および第2の通信装置を備え、前記第1の通信装置は、前記第1および前記第2の入出力端が各々前記第1および前記第2の入出力ポートに接続された請求項1に記載の通信機を備え、
    前記第2の通信装置は、第3および第4の入出力端が各々前記第1および前記第2の入出力ポートに接続され、電源スイッチが操作により切断されると前記第3の入出力端と前記第4の入出力端に電源オフ信号を発信し、前記電源スイッチが導通すると前記第3の入出力端と前記第4の入出力端に電源復旧信号を発信する通信機を備えている
    ことを特徴とする通信機。
  3. 前記第1の入出力端から前記電源オフ信号および前記電源復旧信号を受信しても、前記通信機の動作が変わらない設定を選択できることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信機。
  4. 前記所定の時間を任意に設定可能である請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の通信機。
  5. 前記通信機の前記電源スイッチが操作により切断されても、前記通信機は動作が変わらない設定を選択できることを特徴とする請求項2に記載の通信機。
  6. 前記ネットワークはIEEE802.1agに規定されるEtherOAMに従うことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の通信機。
  7. ネットワークに接続する通信機の第1の入出力端から電源オフ信号を受信すると予め前記第1の入出力端から検出して所定の時間保存している導通確認信号を第2の入出力端に送信し、前記第1の入出力端から電源復旧信号を受信すると前記導通確認信号の送信を停止する通信方法。
  8. 前記ネットワークの両端の保守終端それぞれに前記第2の入出力端を接続する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の通信機と、
    前記保守終端に接続された前記通信機と接続する、請求項2または請求項5に記載の1台の通信機とを備える通信システム。
  9. 前記ネットワークの両端の保守終端それぞれに前記第2の入出力端を接続する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の通信機と、
    前記保守終端に接続された前記通信機と接続する、異なる入出力端同士で直列接続した請求項2または請求項5に記載の複数の通信機とを備える通信システム。
  10. ネットワークに接続する通信機の第1の入出力端から電源オフ信号を受信すると予め前記第1の入出力端から検出して所定の時間保存している導通確認信号を第2の入出力端に送信し、前記第1の入出力端から電源復旧信号を受信すると前記導通確認信号の送信を停止するプログラム。
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