JP2006147539A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】 ポジティブカラム領域の増加およびキセノン(Xe)分圧の増加を低い放電開始電圧で具現し,同時に発光効率を高めることのできるプラズマディスプレイパネルを提供することにある。
【解決手段】 所定の間隔を置いて対向配置される第1基板10及び第2基板20と,第1方向に延在して形成されるアドレス電極12と,アドレス電極12と離隔して第1方向と交差する第2方向に延在し,各々の放電セル18,28に対応して形成される,維持電極131及び走査電極132と,を備え,維持電極131及び走査電極132は,第1基板10から第2基板20に向かう方向に拡張され,相互に離間し,対向して形成されており,維持電極131または走査電極132の少なくともいずれかは,放電セルの中心方向に突設される突出部を有することを特徴とする,プラズマディスプレイパネルが提供される。
【選択図】 図1

Description

本発明はプラズマディスプレイパネルに係り,放電開始電圧を低くして発光効率を向上させるプラズマディスプレイパネルに関するものである。
プラズマディスプレイパネル(plasma display panel:PDP)の3電極面放電型PDPは,前面基板と背面基板とを備え,両基板の間に放電ガスを封入して形成される。前面基板は,その内表面に,一方向に伸びて形成される維持電極および走査電極を備えている。背面基板は,前面基板の内表面から一定距離だけ離隔され,維持電極および走査電極と交差する方向に伸びて形成されるアドレス電極を含む。
3電極面放電型PDPにおいては,独立的に制御される走査電極とアドレス電極とによるアドレス放電によって放電が行われ,前面基板の内表面に位置する維持電極と走査電極による維持放電が画像を具現する。
PDPはグロー放電(glow discharge)を用いて可視光を発生させる。このグロー放電が起こった後,人の目に可視光が到逹するまでにはいくつかの段階を経る。すなわち,グロー放電が発生すれば,電子と気体の衝突によって励起された気体が生成される。励起された気体からは真空紫外線が発生し,真空紫外線が放電セル内の蛍光体に衝突することにより,可視光が生成され,可視光が透明な前面基板を介して人の目に到達されるのである。
上記のような段階を経て陰極と陽極に印加された入力エネルギー(input power)が損失される。グロー放電は,放電開始電圧以上の高電圧を二つの電極の間に印加することにより起こる。すなわち,グロー放電が開始されるためには,かなり高い電圧が必要である。
また,放電が起こると,陰極と陽極の周辺の各誘電層に形成される空間電荷効果(space charge effect)によって,陰極と陽極との間の電圧分布は歪んだ形態で現われる。すなわち,二つの電極の間には,カソードシース(cathode sheath)領域,アノードシース(anode sheath)領域,およびポジティブカラム(positive column)領域が形成される。
カソードシース領域は,放電のために,両電極に印加された電圧の大部分を消費する陰極周辺の領域である。アノードシース領域は,電圧の一部を消費する陽極周辺の領域である。ポジティブカラム領域は,前記二つの領域の間で電圧をほとんど消費しない領域である。
カソードシース領域において,電子加熱効率(electron heating efficiency)は誘電層の表面に形成されたMgO保護膜の二次電子係数(secondary electron coefficient)に依存する。また,ポジティブカラム領域において,入力エネルギーの大部分は電子加熱(electron heating)に消費される。
真空紫外線は,励起状態(excitation state)のキセノン(Xe)気体が安定状態(ground state)に転移される時に発生する。キセノン(Xe)の励起状態は,キセノン(Xe)気体と電子間の衝突によって生成される。
入力エネルギーに対する可視光の割合(発光効率)を高めるためには,キセノン(Xe)気体と電子の衝突が増加しなければならない。また,前記衝突を増加させるためには,電子加熱効率(electron heating efficiency)が増加しなければならない。カソードシース領域では,入力エネルギーの大部分が消費されるが,電子加熱効率が低く,ポジティブカラム領域では,入力エネルギーの消費が少ないながらも電子加熱効率が非常に高い。したがって,高い発光効率はポジティブカラム領域(放電ギャップ)を増加させることにより得ることができる。
ここで,放電ギャップ(ポジティブカラム領域)の間にかかった電場(E)と気体密度(n)の比(E/n)の変化と,全体電子のなかで消費される電子の割合を調べる。同一比(E/n)での電子消費の割合は,キセノン励起(Xe*),キセノンイオン(Xe),ネオン励起(Ne*),ネオンイオン(Ne)の順に大きくなると知られている。また,同一比(E/n)では,キセノン(Xe)の分圧が増加するほど電子エネルギー(electron energy)が減少すると知られている。
すなわち,電子エネルギーが減少すれば,キセノン(Xe)の分圧が増加する。この場合,キセノン励起(Xe*),キセノンイオン(Xe),ネオン励起(Ne*),ネオンイオン(Ne)で消費する電子のなかで,他の部分に比べてキセノン(Xe)の励起に消費される電子の割合が大きくなる。これによって発光効率が向上する。
前記のように,ポジティブカラム領域の増加は電子加熱効率を増加させる。そして,キセノン(Xe)分圧の増加は,電子のなかで,キセノン励起(Xe*)のために消費する電子加熱の割合を増加させる。したがって,両者共に電子加熱効率を増加させて発光効率を向上させることになる。
しかし,ポジティブカラム領域の増加,またはキセノン(Xe)分圧の増加は,放電開始電圧(gas breakdown voltage)を増加させ,PDPの製作費用を増加させる問題点を有する。
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,ポジティブカラム領域の増加およびキセノン(Xe)分圧の増加を低い放電開始電圧で具現し,同時に発光効率を高めることのできるプラズマディスプレイパネルを提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,所定の間隔を置いて対向配置され,所定の間隔による空間が複数の放電セルに区切られる,第1基板及び第2基板と,第1基板及び第2基板の間で,第1方向に延在して形成されるアドレス電極と,第1基板及び第2基板の間で,アドレス電極と離隔して第1方向と交差する第2方向に延在し,各々の放電セルに対応して形成される,第1電極及び第2電極と,を備え,第1電極及び第2電極は,第1基板及び第2基板の間で,相互に離隔し,対向して形成されており,第1電極または第2電極の少なくともいずれかは,放電セルの中心方向に突設される突出部を有することを特徴とする,プラズマディスプレイパネルが提供される。
放電ギャップの距離およびキセノンの分圧が同一である場合,対向放電構造に必要な放電開始電圧は面放電構造に必要な放電開始電圧より低い。そこで,プラズマディスプレイパネルにおいて,維持電極及び走査電極となる第1電極及び第2電極を対向させて対向放電構造とし,さらに,第1電極または第2電極の少なくともいずれかに,突出部を有することにより,放電セル内で第1電極及び第2電極間に形成される放電ギャップをショートギャップにして,維持放電の時に初期の放電開始電圧を低くすることができ,発光効率を高めることができる。また,突出部は,アドレス電極とのアドレス放電の時,放電現象を突出部の周囲に制限して,アドレス放電時に発生する不要な光量を低減させることができので,維持放電での画像表示への悪影響を防ぐことができる。
ここで,第1基板上に,複数の放電空間を隣接して形成する第1隔壁層と,第2基板上に,各々の放電空間に対向する複数の放電空間を隣接して形成する第2隔壁層と,を有し,第1基板及び第2基板の対向する一対の放電空間によって,放電セルを形成することができる。また,アドレス電極,第1電極,及び第2電極は,第1隔壁層と第2隔壁層との間に位置することができる。
第2隔壁層によって形成される放電空間は,第1隔壁層によって形成される放電空間より大きい容積を有する。第2隔壁層を前面板隔壁として形成される放電空間,すなわち前面基板側の放電セルが,第1隔壁層となる背面板隔壁によって形成される放電空間,すなわち背面基板側の放電セルの容積より大きく形成される場合,放電セル内で発生した可視光が前面基板を透過する透過率を向上させることができる。
第1隔壁層は,第1方向に延在する第1隔壁部材を有し,第2隔壁層は,第1方向に延在する第2隔壁部材を有することができる。また,第1隔壁層は,第1隔壁部材と交差して形成される第3隔壁部材をさらに有し,第2隔壁層は,第2隔壁部材と交差して形成される第4隔壁部材をさらに有することができる。したがって,第1隔壁部材と第3隔壁部材とは,第1基板側で各々の放電セルを独立的な放電空間に形成することができ,第2隔壁部材と第4隔壁部材とは,第2基板側で放電セルを独立的な放電空間に形成することができる。
また,アドレス電極は,第1隔壁層の第1隔壁部材と第2隔壁層の第2隔壁部材との間で,第1隔壁部材に沿って延在することができる。さらに,アドレス電極は,第2方向に隣接する放電セルの境界位置に配置されることができ,隣接した放電セルにその幅が1/2ずつかかる構造に形成できる。
第1電極及び第2電極は,放電セルに対応する部分に第1基板面に垂直な方向に延びて形成される拡張部と,第2方向に隣接する放電セルの境界位置に対応する部分に形成される狭小部と,を有する。第1電極及び第2電極に,第1基板面に垂直な方向に延長される拡張部を有することにより,拡張部によって広い面積にわたって誘導される対向放電は強い真空紫外線を生成し,強い真空紫外線は放電セルの内部の広い面積にわたって蛍光体層に衝突し,発生する可視光の光量を増大させることができる。
突出部は,ショートギャップを形成して,低電圧による維持放電を誘導するが,以後,第1電極及び第2電極の拡張部は,ロングギャップを形成して本格的な維持放電を形成する。これにより,維持放電の時,放電開始電圧は低くなって発光効率は高くなる。
上記の突出部は,拡張部から突出されているとよい。この時,突出部は,直方体状に突出して形成することができる。直方体状の突出部は,その先端で維持電極との対向放電の誘導を容易にする。さらに,第1電極及び第2電極は,金属電極で形成されることができる。すなわち,第1電極,第2電極,及びアドレス電極は,第1隔壁部材及び第2隔壁層による非放電領域に備えられ,前面基板に透過される可視光を遮断しないから,不透明材質で形成することができる。
第1電極及び第2電極と,アドレス電極とは,第1電極,第2電極,及びアドレス電極の外面に設けられる誘電層によって絶縁される。誘電層は壁電荷を蓄積し,各電極を絶縁する。また,誘電層は,外面に保護膜を備えるとよい。MgO保護膜を用いれば,可視光非透過性の特性を有するMgOでなることができ,放電開始電圧を一層低めることができる。
第2電極に突出部を有する場合,放電セルの一側のアドレス電極側に偏って形成される。これは,アドレス電極に印加されるアドレスパルスと走査電極に印加されるスキャンパルスによって,一つの放電セルを選択することができなければならないためである。また,放電セル内において,第2電極の突出部と一側のアドレス電極との間の距離は,第2電極の突出部と他側のアドレス電極との間の距離より小さく形成されるとよい。
第1電極及び第2電極の少なくとも一部は,アドレス電極と同一平面上に位置して形成される。こうして,アドレス電極と走査電極との間のアドレス放電を対向放電に誘導し,維持電極1と走査電極との間の維持放電を対向放電に誘導する。
アドレス電極と第1基板面との間の距離は,第1電極に突出部を有する場合,第1電極と第1基板面との間の距離と同一であり,第2電極に突出部を有する場合,第2電極の突出部と第1基板面との間の距離と同一に形成することができる。
また,或いは,アドレス電極の第1基板面に垂直な方向の厚さは,第1電極に突出部を有する場合,第1電極の突出部の第1基板面に垂直な方向の厚さより厚く形成され,第2電極に突出部を有する場合,第2電極の突出部の第1基板面に垂直な方向の厚さより厚く形成されてもよい。
放電セル内に形成される蛍光体層は,放電セルの第1基板側に形成される第1蛍光体層と,放電セルの第2基板側に,第1蛍光体層の蛍光体と同一色相の可視光を発生させる蛍光体から形成される第2蛍光体層と,を有することができる。第1蛍光体層と第2蛍光体層は,実質的に一つである放電セルの両側で可視光を発生させるので,発光効率を向上させることができる。
第1蛍光体層の厚さは,第2蛍光体層の厚さより厚く形成されるとよい。維持放電後,第1蛍光体層は,放電セルの内部で真空紫外線を吸収して前面基板側に向かう可視光を発生させる。第2蛍光体層は,放電セルの内部で真空紫外線を吸収して前面基板側に向かう可視光を発生させる。すなわち,第2蛍光体層は前面基板側で可視光を透過させることになるので,この透過をより容易にするために,第1蛍光体層に比べて,薄い厚さを有することが望ましい。これにより,真空紫外線の損失を最小化して発光効率を高めることができる。
第2基板には,アドレス電極,第1電極,及び第2電極の平面パターンに対応した形状の黒色層をさらに有するとよい。黒色層は外光を吸収してコントラストを向上させることができる。
第1方向に配列する放電セルには,放電維持期間で維持パルスが印加される第1電極と,放電維持期間で維持パルスが印加され,アドレス期間でスキャンパルスが印加される第2電極とが対をなして配置され,第1方向に隣接する一対の放電セルにおいて,各々対応する第1電極と第2電極との配置順序は,同一であってもよい。
または,第1方向に配列する放電セルには,放電維持期間で維持パルスが印加される第1電極と,放電維持期間で維持パルスが印加され,アドレス期間でスキャンパルスが印加される前記第2電極とが対をなして配置され,第1方向に隣接する一対の放電セルにおいて,各々対応する第1電極と第2電極の配置順序は,反対であってもよい。
アドレス電極は,放電セルの中心方向に突出される突出部を有してもよい。アドレス電極の突出部は,走査電極の突出部に対して一層小さいショートギャップを形成して,低電圧でアドレス放電ができるようにする。アドレス電極の突出部は,第1電極の突出部または第2電極の突出部と同一平面上に形成されることができる。
この時,アドレス電極の突出部は,第1電極に突出部を有する場合,第1電極の突出部と同一平面上に形成され,第2電極に突出部を有する場合,第2電極の突出部と同一平面上に形成されるとよい。
また,アドレス電極と第1基板面との間の距離は,第1電極に突出部を有する場合,第1電極の突出部と第1基板面との間の距離と同一であり,第2電極に突出部を有する場合,第2電極の突出部と第1基板面との間の距離と同一とすることができる。
第2電極に突出部を有する場合,第2電極の突出部は,放電セルの一側のアドレス電極に向かって突設される突起を有することができる。したがって,突出部,およびこれに形成される突起は,アドレス電極に対して小さいショートギャップを形成して,低い電圧でアドレス放電ができるようにする。
第2電極の突出部及び突起は,放電セルの一側のアドレス電極に偏って形成される。突出部は,放電セルの一側アドレス電極側に偏って形成されると,この突出部に形成される突起はアドレス電極側にさらに偏ることになる。
こうして,第2電極の突出部に形成された突起と,放電セルの一側のアドレス電極との間の距離は,第2電極の突出部と他側のアドレス電極との間の距離より小さく形成することができる。アドレス放電時に発生する光は維持放電で画像を表示するのに悪影響を及ぼすことがあるが,突起は,アドレス電極とのアドレス放電の時,放電現象を突出部の突起の周囲にさらに制限して,アドレス放電時に発生する不要な光量をさらに低減させることができる。
この時,第2基板の黒色層は,アドレス電極,第1電極,第2電極の突出部,及び突起に対応する形状に形成されるとよく,突出部に形成される突起に対応する形状の分だけさらに広く形成されるとよい。
第1電極は,放電セルにおいて,アドレス電極の長手方向の一側に配置されて,放電維持期間に維持パルスを印加され,第2電極は,放電セルにおいて他側に配置されて,放電維持期間に維持パルスを印加され,アドレス期間にスキャンパルスを印加され,第1電極及び第2電極は,アドレス電極の延在方向に第1電極,第2電極,第2電極,第1電極,第1電極,第2電極,第2電極,第1電極の順に繰り返し配置され,連続する第2電極及び第1電極と,連続する第1電極及び第2電極配置とにおいて,第1電極は,隣接する放電セルに共有されることができる。
誘電層は,第2電極の突出部及び突起の周囲に形成され,突出部及び突起に均一な厚さで形成することができる。これにより,突起とアドレス電極との間のアドレス放電を制限することができる。
誘電層は,第2電極に突出部を有する場合,第2電極の突出部の周囲に形成され,突出部の先端に形成される誘電層の厚さが,突出部の先端以外の箇所に形成される誘電層の厚さより薄く形成することができる。それにより,第2電極とアドレス電極との間のアドレス放電時に発生するプラズマ放電は,厚さの薄い誘電層の周囲に制限され,アドレス放電時に発生する光量が低減される。
誘電層は,第2電極の突出部の周囲に形成され,突出部に形成される突起は,先端に行くほど一側に広くなる面積を有し,突出部に形成される誘電層の厚さは,突起に形成される誘電層の厚さ以下に形成することができる。これにより,大きくなった面積を有する突起は,突出部の先端でアドレス電極との間にアドレス放電を制限する。
また,先端に行くほど一側に広くなる突起の形状は,放電セルのアドレス電極側に膨らんだ曲線状に形成されてもよい。突起はアドレス電極側に膨らんだ曲線を形成して,この部分にアドレス放電を制限することができる。
以上詳述したように本発明によれば,維持電極と走査電極とを対向放電構造に配置し,走査電極に突出部を備えることにより,放電維持期間の初期にショートギャップ放電を誘導して放電開始電圧を低め,放電が起これば対向放電のロングギャップ放電を形成して発光効率を向上させる効果があるので,発光効率を高めることができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1は第1の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの一部を分解して示す斜視図,図2は第1の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルとの配置関係を概略的に示す平面から見た説明図,図3は,図1に示したプラズマディスプレイパネルを結合した状態で,III−III線に沿って切断した断面図である。
これらの図面を参照して本実施の形態のPDPを説明すれば,基本的に所定の間隔で互いに対向配置される第1基板10(以下,背面基板),第2基板20(以下,前面基板と),および背面基板10と前面基板20との間に配置されて放電セル18,28を形成する第1隔壁層16および第2隔壁層26を備える。
第1隔壁層16と第2隔壁層26によって,それぞれ放電空間が区切られて形成される。そして前面及び背面の両側の放電空間は,一つの放電セル18,28を形成する。放電セル18,28内には,真空紫外線を吸収して可視光を放出する蛍光体層19,29が形成され,プラズマ放電により真空紫外線を発生させることができるように放電ガス(一例として,キセノン(Xe)及びネオン(Ne)などを含む混合ガス)が充電されている。
第1隔壁層16(以下,背面板隔壁)と第2隔壁層26(以下,前面板隔壁)は背面基板10と前面基板20との間に配置される。背面板隔壁16は,背面基板10上に,前面基板20に向かって各々隣接して複数突設される。前面板隔壁26は,前記背面板隔壁16に対応して,前面基板20上に,背面基板10に向かって各々隣接して突設される。背面板隔壁16は,背面基板10に複数の放電空間が隣接するように区切って,背面基板10側に放電セル18を形成する。前面板隔壁26は,前面基板20に複数の放電空間が隣接するように区切って,前面基板20側に放電セル28を形成する。両側に互いに対向する放電空間によって,実質的に一つの放電セル18,28が形成される。
前面板隔壁26によって形成される放電空間,すなわち前面基板20側の放電セル28は,背面板隔壁16によって形成される放電空間,すなわち背面基板10側の放電セル18の容積より大きく形成されることが望ましい。この場合,放電セル18,28内で発生された可視光が前面基板20に透過される透過率を向上させることができる。
背面板隔壁16と前面板隔壁26は,放電セル18,28を四角形または六角形のように多様な形状に形成することができる。本実施の形態は四角形に形成される放電セル18,28を例示している。
背面板隔壁16は背面基板10に形成され,第1隔壁部材16aと第3隔壁部材16bとを有する。第1隔壁部材16aは,一方向(y軸方向)に長く形成されて配置される。第3隔壁部材16bは,第1隔壁部材16aと交差する方向(x軸方向)に長く形成されて配置される。したがって,第1隔壁部材16aと第3隔壁部材16bとは,背面基板10側で各々の放電セル18を独立的な放電空間に形成する。
前面板隔壁26は前面基板20に形成され,第2隔壁部材26aと第4隔壁部材26bとを有する。第2隔壁部材26aは,前記第1隔壁部材16aに対応する形状で背面基板10に向かって突設される。第4隔壁部材26bは,第3隔壁部材16bと対応する形状で背面基板10に向かって突設される。したがって,第2隔壁部材26aと第4隔壁部材26bとは互いに交差する方向に長く形成されて,前面基板20側に放電セル28を形成する。放電セル28は背面基板10側の放電セル18に対応する。
蛍光体層19,29は,前記のような背面板隔壁16と前面板隔壁26とによって区切られた放電セル18,28内にそれぞれ形成される。すなわち,蛍光体層19,29は,背面基板10の放電セル18に形成される第1蛍光体層19と,放電セル18に対向する前面基板20の放電セル28に形成される第2蛍光体層29とを有する。
第1蛍光体層19と第2蛍光体層29は,実質的に一つである放電セル18,28の両側で可視光を発生させるので,発光効率を向上させることができる。放電セル18と対向する放電セル28とは実質的に一つの放電セル18,28を形成する。したがって,放電セル18,28の内部にそれぞれ形成される第1,第2蛍光体層19,29は,真空紫外線の衝突によって同じ色の可視光を発生させる蛍光体で形成されることが望ましい。
この際,第1蛍光体層19は,放電セル18の内部を形成する第1隔壁部材16aの内面と第3隔壁部材16bの内面,および放電セル18内部に位置する背面基板10の表面に形成される。また,第2蛍光体層29は,放電セル28の内部を形成する第2隔壁部材26aの内面と第4隔壁部材26bの内面,および放電セル28内部に位置する背面基板10の表面に形成される。
一方,第1蛍光体層19は,背面基板10の表面の誘電層(図示せず)上に形成することができる。つまり,第1蛍光体層19は,背面板隔壁16を形成した後,誘電層表面に蛍光体を塗布して形成することができる。また,第1蛍光体層19は,誘電層を背面基板10に形成せずに,背面基板10の表面に背面板隔壁16を形成し,この背面基板10の表面に蛍光体を塗布して形成することもできる。
同様に,第2蛍光体層29は,前面基板20表面に誘電層(図示せず)を形成し,前面板隔壁26を形成した後,誘電層表面に蛍光体を塗布して形成することができる。また,第2蛍光体層29は,誘電層を前面基板20に形成せずに,前面基板20の表面に前面板隔壁26を形成し,前記前面基板20表面に蛍光体を塗布して形成することもできる。
さらに,第1,第2蛍光体層19,29は,背面基板10および前面基板20をそれぞれ食刻して各基板10,20に放電セル18,28を形成した後,前記放電セル18,28の表面に蛍光体を塗布して形成することができる。この場合,背面板隔壁16と背面基板10とは同一材料からなり,前面板隔壁26は前面基板20と同一材料からなることになる。
維持放電後,第1蛍光体層19は,放電セル18の内部で真空紫外線を吸収して前面基板20側に向かう可視光を発生させる。第2蛍光体層29は,放電セル28の内部で真空紫外線を吸収して前面基板20側に向かう可視光を発生させる。また,背面基板10に形成される第1蛍光体層19の厚さt1は前面基板20に形成される第2蛍光体層29の厚さt2より厚く形成される(t1>t2)ことが望ましい(図3参照)。
すなわち,第2蛍光体層29は可視光を透過させることになるので,この透過をより容易にするために,第1蛍光体層19に比べて,薄い厚さを有することが望ましい。これにより,真空紫外線の損失を最小化して発光効率を高めることができる。
第1,第2蛍光体層19,29に衝突する真空紫外線は,プラズマ放電により生成されて画像を具現する。プラズマ放電のために,アドレス電極12と,第1電極131(以下,維持電極)および第2電極132(以下,走査電極という)は各放電セル18,28に対応して,背面基板10と前面基板20との間に設けられる。
アドレス電極12は,背面基板10と前面基板20のz軸方向に対し,背面板隔壁16と前面板隔壁26との間で第1方向(y軸方向)に沿って長く形成される。すなわち,アドレス電極12は,第1隔壁部材16aに対応して,これと平行な方向(y軸方向)に沿って長く形成される。また,複数のアドレス電極12は,それぞれの第1隔壁部材16aに対応して,x軸方向に,放電セル18に対応する間隔を維持しながら互いに平行に配置される。
アドレス電極12は,これと交差する方向(x軸方向)に隣り合う一対の放電セル18,28に共有される(実質的に,一つの放電セル18,28とこれに隣り合う他の一つの放電セル18,28とが隣り合う一対の放電セル18,28を形成する。以下では,便宜上,隣接放電セルまたは一対の放電セルの参照番号を単に18,28のように付与する)。すなわち,アドレス電極12は第1隔壁部材16aの中心に対応して設けられるので,x軸方向に隣接した放電セル18,18にその幅が1/2ずつかかる構造に形成される(図2参照)。
アドレス電極12は,背面基板10側に設けられる第1隔壁部材16aと前面基板20側に設けられる第2隔壁部材26aとの間に位置する。また,アドレス電極12は,前面基板20および背面基板10の垂直断面(x−z断面)において,アドレス電極12の長手方向(y軸方向)の中心線と第1,第2隔壁部材16a,26aの長手方向(y軸方向)の中心線はLで示すように一直線状態に配置される(図1参照)。
一方,維持電極131と走査電極132は,背面基板10と前面基板20とのz軸方向に対し,両側放電セル18,28を構成する背面板隔壁16と前面板隔壁26との間に位置する。また,維持電極131と走査電極132は,アドレス電極12と電気的に絶縁され,アドレス電極12と交差する第2方向(x軸方向)に沿って長く形成される。
すなわち,維持電極131と走査電極132は,第3隔壁部材16bと第4隔壁部材26bとの間で,これらと平行な方向(x軸方向)に長く形成される。維持電極131と走査電極132は,各放電セル18,28の両側に対をなすように配置される(図3参照)。
維持電極131と走査電極132は,第3隔壁部材16bと第4隔壁部材26bとの間で,アドレス電極12の長手方向(y軸方向)に一つずつ交互に配置される。したがって,維持電極131と走査電極132は,アドレス電極12の長手方向(y軸方向)に隣り合う放電セル18,28を区分する基準になることができる。
走査電極132は,アドレス電極12とともにアドレス期間のアドレス放電に関与して,オンされる放電セル18,28を選択する役目をする。維持電極131と走査電極132は,放電維持期間の維持放電に関与して,画像を表示する役目をする。すなわち,維持電極131は,放電維持期間に維持パルスを印加する。走査電極132は,放電維持期間に維持パルスを印加し,アドレス期間でスキャンパルスを印加する。アドレス電極12は,アドレス期間でアドレスパルスを印加する。もちろん,これらの電極はこれらの役割に限定されるものではない。
維持電極131と走査電極132は,実質的に一つである放電セル18,28をz軸方向の両側に区切るように,両基板10,20の間に備えられて対向放電構造を形成する。この対向放電構造は,面放電構造に比べ,維持放電のための放電開始電圧を低めることができる。
さらに,走査電極132は,放電セル18,28の中心に向かって突設される突出部132aを備える。突出部132aは,放電セル18,28内で維持電極131と走査電極132との間に形成される放電ギャップをショートギャップ(short gap)にして,維持放電の時,初期の放電開始電圧を低めることができるようにする。
また,突出部132aは,アドレス電極12とのアドレス放電の時,放電現象を突出部132aの周囲に制限して,アドレス放電時に発生する不要な光量を低減させる。アドレス放電時に発生する光は維持放電で画像を表示するのに悪影響を及ぼす。また,維持電極131と走査電極132は,より広い面積にわたって対向放電を誘導するため,各放電セル18,28に対応する部分に拡張部131b,132bをそれぞれ備える(図4参照)。拡張部131b,132bは,背面基板10に垂直な方向(z軸方向)に拡張形成される。
拡張部131b,132bは,背面基板10と前面基板20の垂直方向に切断した断面(x−z断面)の構造において,この垂直方向長さ(hv)がこの水平方向長さ(hh)より長い断面構造を有する。拡張部131b,132bによって広い面積にわたって誘導される対向放電は強い真空紫外線を生成し,強い真空紫外線は放電セル18,28の内部の広い面積にわたって第1,第2蛍光体層19,29に衝突し,発生する可視光の光量を増大させることができる。
突出部132aは,走査電極132に印加される電圧を放電セル18,28の中心に印加する部分であって,走査電極132の他の部分に比べてより広い面積を有する拡張部132bに突設されることが望ましい。突出部132aは多様な形状に形成することができるが,直方体状に突設されることが望ましい(図4参照)。直方体状の突出部132aは,その先端で維持電極131との対向放電の誘導を容易にする。また,走査電極132の突出部132aは,アドレス放電の時,アドレス電極12との間で対向放電の誘導を容易にする。
維持電極131と走査電極132は,アドレス電極12と交差する方向に長く形成され,背面基板10と前面基板20とに垂直方向に形成される拡張部131b,132bを備えることにより,一直線状に形成されるアドレス電極12との干渉なしに,円滑な交差配置ができるようにする(図4参照)。また,アドレス電極12と背面基板10との間の距離h1は維持電極131と背面基板10との間の距離h2および走査電極132の突出部132aと背面基板10との間の距離h3と同一である
距離h1,h2,h3は,アドレス電極12と走査電極132の突出部132aとの間のアドレス放電を対向放電に誘導し,維持電極131と走査電極132の突出部132aとの間の維持放電を対向放電に誘導する。
維持電極131と走査電極132の突出部132aは,ショートギャップを形成して,低電圧による維持放電を誘導し,以後,維持電極131の拡張部131bと走査電極132の拡張部132bとは,ロングギャップを形成して本格的な維持放電を形成する。これにより,維持放電の時,放電開始電圧は低くなって発光効率は高くなる。
維持電極131と走査電極132およびアドレス電極12は,通電性に優れた金属電極で形成可能である。すなわち,維持電極131,走査電極132,アドレス電極12は,背面板隔壁16と前面板隔壁26とによる非放電領域に備えられ,前面基板20に透過される可視光を遮断しないから,不透明材質で形成することができる。
維持電極131,走査電極132,およびアドレス電極12は,外面に誘電層34,35を形成する(図3参照)。誘電層34,35は壁電荷を蓄積し,各電極を絶縁する。誘電層34,35と,これに埋め込まれる維持電極131,走査電極132,およびアドレス電極12は,TFCS(Thick Film Ceramic Sheet)法により製作できる。すなわち,維持電極131,走査電極132,およびアドレス電極12は別途に電極形成し,背面基板10の背面板隔壁16に結合して形成することができる。
維持電極131,走査電極132,およびアドレス電極12をそれぞれ覆っている誘電層34,35は,その表面にMgO保護膜36を備えることができる。特に,MgO保護膜36は放電セル18,28の内部で起こるプラズマ放電に露出する部分に形成できる。また,維持電極131,走査電極132,およびアドレス電極12は,前面基板20および背面基板10に形成されるものではなく,両基板10,20の間に設けられる。
したがって,維持電極131,走査電極132,およびアドレス電極12を覆っている誘電層34,35に塗布されるMgO保護膜36は,可視光非透過性の特性を有するMgOでなることができる。可視光非透過性MgOは可視光透過性MgOよりずっと高い二次電子放出係数(secondary electron emission coefficient)値を有する。したがって,放電開始電圧を一層低めることができる。
一方,維持電極131と走査電極132は,放電セル18,28の両側(y軸方向の両側)を形成する第3,第4隔壁部材16b,26bに対応して,これらの間に設けられる。アドレス電極12は放電セル18,28の他の両側(x軸方向の両側)を形成する第1,第2隔壁部材16a,26aに対応して,これらの間に設けられる。しかし,アドレス電極12に印加されるアドレスパルスと走査電極132に印加されるスキャンパルスによって,一つの放電セル18,28を選択することができなければならない。
したがって,走査電極132の突出部132aは,放電セル18,28のアドレス放電に関与するアドレス電極12に隣接するように配置され,x軸方向に隣り合う他の放電セル18,28のアドレス放電に関与するアドレス電極12とは離れて配置される。すなわち,走査電極132の突出部132aは一側アドレス電極12に偏って形成される(図4参照)。
これをより具体的に説明すれば,走査電極132の突出部132aは放電セル18,28を介してその両側に配置される両側アドレス電極12,12と相違した距離d1,d2を維持する(図2参照)。一側の距離d1は,該当の放電セル18,28のアドレス放電に関与するアドレス電極12と走査電極132突出部132aとの間の距離である。他側の距離d2は,隣接する他の放電セル18,28のアドレス放電に関与するアドレス電極12と走査電極132の突出部132aとの間の距離である。距離d1は他側の距離d2より短く形成される(d1<d2)。
また,アドレス電極12は同一誘電率を有する誘電層35で取り囲まれるので,赤色(R),緑色(G),青色(B)の間で同一放電開始電圧を有することになる。したがって,アドレス放電の時,高い電圧マージンが形成される。一方,前面基板20側には黒色層137が設けられる(図5参照,図1では便宜上省略)。黒色層137は外光を吸収してコントラストを向上させる。
黒色層137は前面基板20の表面に形成され,第2蛍光体層29で覆われることができる(図3参照)。また,黒色層137は前面基板20に形成される第2蛍光体層29上に形成されることもできる(図示せず)。
黒色層137は,前面基板20の平面(x−y平面)方向に対し,アドレス電極12と維持電極131および走査電極132に対応する形状に形成されることが望ましい。黒色層137は走査電極132の突出部132aに対応する形状に形成されているとよい(図5参照)。これにより,黒色層137は外部の光を吸収してコントラストを向上させるともに,維持電極131および走査電極132によって可視光が遮断されること以外に前面基板20に透過される可視光が遮断されることを無くすことができる。これによって発光効率が向上する。
また,維持電極131と走査電極132は,アドレス電極12の長手方向(y軸方向)に沿って平行に対をなして交番に配置される。維持電極131と走査電極132は,連続的に配置される二つの放電セル18,28に対し,維持電極131,走査電極132と維持電極131,走査電極132の順に繰り返し配置される(図2参照)。
この場合,隣接した放電セル18,28の第3,第4隔壁部材16b,26bの間には,一側の放電セル18,28の走査電極132と他側の放電セル18,28の維持電極131が並んで設けられる。
以下,他の実施の形態について説明する。以下の実施の形態は,第1の実施の形態とその構成が概して類似ないし同一である。したがって,ここでは類似ないし同一部分に対する詳細説明を省略し,異なる部分について説明する。
(第2の実施の形態)
図6は,第2の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す平面図である。図6を参照すれば,維持電極231と走査電極232は,アドレス電極12の長手方向(y軸方向)に沿って平行に対をなすように交互に配置される。維持電極231と走査電極232は,連続的に配置される二つの放電セル18,28に対して,維持電極231,走査電極232と走査電極232,維持電極231の順に繰り返し配置される。
この場合,隣接した放電セル18,28の一側の第3,第4隔壁部材16b,26bの間には両側放電セル18,28の走査電極232が備えられ,他の側の第3,第4隔壁部材16b,26bの間には維持電極231が設けられる。この際,維持電極231は隣り合う放電セル18,28に共有される構造に形成できる。
(第3の実施の形態)
図7は図3に対応する図面であり,第3の実施の形態による断面図である。図7を参照すれば,背面板隔壁16はアドレス電極12と平行な方向に形成される第1隔壁部材16aからなり,前面板隔壁26はアドレス電極12と平行な方向に形成される第2隔壁部材26aから形成される。したがって,放電セル18,28は,アドレス電極12の伸張方向(y軸方向)に沿って連続して連結されるストライプタイプに形成される。
(第4の実施の形態)
図8は本実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの一部を分解して示す斜視図,図9は本実施の形態によるプラズマディスプレイパネルで電極と放電セルの配置関係を概略的に示す平面図,図10は図8に示したプラズマディスプレイパネルを結合した状態でX−X線に沿って切断した断面図,図11は本実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極の構造を概略的に示す斜視図,図12は本実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,放電セルと黒色層の配置関係を概略的に示す平面図である。図8〜12は,第1の実施の形態の図1〜図5に対応する図面である。
本実施の形態は,走査電極432の突出部432aに突起432cをさらに備えている。この際,走査電極432の突出部432aは,放電セル18,28の一側アドレス電極12側に偏って形成されるので,この突出部432aに形成される突起432cはアドレス電極12側にさらに偏ることになる。すなわち,突出部432aは拡張部432bから放電セル18,28の中心に向かって突設され,突起432cは突出部432aからアドレス電極12に向かって突設される。
したがって,走査電極432の突出部432a,およびこれに形成される突起432cは,アドレス電極12に対してさらに小さいショートギャップを形成して,低い電圧でアドレス放電ができるようにする。また,アドレス電極12に向かう突起432cが突出部432aに形成されるので,走査電極432の突出部432aは一側アドレス電極12に偏らなくてもよい。
突起432cの形成によって,走査電極432の突起432cと一側アドレス電極12との距離d3は,走査電極432の突出部432aと他側のアドレス電極12との距離d4より短く形成される(d3<d4)(図9参照)。
また,アドレス放電時に発生する光は維持放電で画像を表示するのに悪影響を及ぼすことがあるが,突起432cは,アドレス電極12とのアドレス放電の時,放電現象を突出部432aの突起432cの周囲にさらに制限して,アドレス放電時に発生する不要な光量をさらに低減させることができる。
黒色層437は,第1の実施の形態と同様に,前面基板20のアドレス電極12,維持電極431,および走査電極432に対応する形状に形成される。すなわち,黒色層437は,走査電極432の突出部432aに形成される突起432cに対応する形状の分だけさらに広く形成されることが望ましい(図12参照,便宜上図8では黒色層省略)。
また,維持電極431と走査電極432は,アドレス電極12の長手方向(y軸方向)に沿って平行に交互に配置される。維持電極431と走査電極432は,連続的に配置される二つの放電セル18,28に対し,維持電極431,走査電極432と維持電極431,走査電極432の順に繰り返し配置される。この場合,隣接した放電セル18,28の第3,第4隔壁部材16b,26bの間には,一側の放電セル18,28の走査電極432と他側の放電セル18,28の維持電極431が設けられる(図9参照)。
(第5の実施の形態)
図13は第5の実施の形態を示すものであり,第4の実施の形態の構成に,第3の実施の形態の背面板隔壁16と前面板隔壁26の構造を適用している。すなわち,第5の実施の形態において,背面板隔壁16は,アドレス電極12と平行な方向に形成される第1隔壁部材16aからなり,前面板隔壁26は前記アドレス電極12と平行な方向に形成される第2隔壁部材26aから形成される。したがって,放電セル18,28は,アドレス電極12の伸張方向(y軸方向)に沿って連続的に連結されるストライプタイプに形成される。
(第6の実施の形態)
図14は第6の実施の形態を示すものである。第4の実施の形態の維持電極431と走査電極432との配置が異なるものであり,図14に示したように,維持電極631と走査電極632は,アドレス電極12の長手方向(y軸方向)に沿って各放電セル18,28に平行に対をなすように配置される。維持電極631と走査電極632は,連続的に配置される二つの放電セル18,28に対し,維持電極631,走査電極632,および走査電極632,維持電極631の順に繰り返し配置される。
この場合,隣接した放電セル18,28の一側の第3,第4隔壁部材16b,26bの間には両側の放電セル18,28の走査電極632が対をなすように備えられ,他側の第3,第4隔壁部材16b,26bの間には両側の放電セル18,28の維持電極631が対をなすように設けられる。この際,維持電極631は隣り合う放電セル18,28にそれぞれ配置できる(図14参照)。
(第7の実施の形態)
また,第6の実施の形態の維持電極631と走査電極632において,図15に示すように,走査電極732は走査電極632と同様で,維持電極731を隣り合う放電セル18,28に共有構造に配置したものが,第7の実施の形態である。
(第8〜第11の実施の形態)
図16〜図19はプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係の異なる第8〜第11の実施の形態を概略的に示す平面図である。図16の第8の実施の形態において,走査電極832は突出部832aおよび突起832cを備えている。維持電極831は,第4の実施の形態の維持電極431と同様である。図16〜図19は,走査電極の突出部および突起を取り囲む誘電層34をより多様に形成した実施形態を示すものである。
走査電極832の突出部832aおよび突起832cの周囲に形成される誘電層34a,34b,34c,34dは,その厚さおよび模様を適切に調節して形成できる。突出部832および突起832cに形成される誘電層34a,34b,34c,34dの厚さは,他の部分に形成される誘電層34の厚さに比べて相対的に薄く形成できる。それにより,走査電極832とアドレス電極12との間のアドレス放電時に発生するプラズマ放電は厚さの薄い誘電層34a,34b,34c,34dの周囲に制限される。また,アドレス放電時に発生する光量が低減される。
図16に示した第8の実施の形態は,走査電極832の突出部832aおよび突起832cの周囲に設けられる誘電層34aを均一な厚さに形成する。これにより,突起832cとアドレス電極12との間のアドレス放電を制限する。
図17に示した第9の実施の形態は,走査電極932の突出部932a先端に形成される誘電層34bの厚さを他の部分に比べて薄く形成しており,維持電極931は,第8の実施の形態の維持電極831と同様である。これにより,突出部932aの周囲の厚さの薄い誘電層34bとアドレス電極12との間のアドレス放電を制限する。
図18に示した第10の実施の形態において,走査電極1032は突出部1032aと突起1032cを備える。突起1032cは突出部1032aに形成され,走査電極1032から突出部1032a側に行くほど,アドレス電極12側に広くなる面積を有する。維持電極1031は,第8の実施の形態の維持電極831と同様である。
走査電極1032の突出部1032aと突起1032cに形成される誘電層34cは,同一厚さまたは他の部分より薄い厚さに形成できる。これにより,大きくなった面積を有する突起1032cは,突出部1032aの先端でアドレス電極12との間にアドレス放電を制限する。
図19に示した第11の実施の形態は,図18に示した第10の実施の形態の変形例である。維持電極1131は,第8の実施の形態の維持電極831と同様である。走査電極1132において,突出部1132aに形成される突起1132cを直線に形成せずに,曲線に形成している。突起1132cはアドレス電極12側に膨らんだ曲線を形成して,この部分にアドレス放電を制限する。
(第12の実施の形態)
図20は第12の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの一部を示す斜視図,図21は第12の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルで電極と放電セルの配置関係を概略的に示す平面図,図22は図20に示したプラズマディスプレイパネルを結合した状態でXXII−XXII線に沿って切断した断面図である。第12の実施の形態は,第1の実施の形態に比べて,維持電極1231にも突出部1231aをさらに備えている。
すなわち,維持電極1231と走査電極1232は,放電セル18,28の両側から放電セル18,28の中心に向かって突設される突出部1231a,1232aをそれぞれ備えている。両側の突出部1231a,1232aは,放電セル18,28内で二つの電極1231,1232との間に形成される放電ギャップをショートギャップ(short gap)にして,維持放電初期の放電開始電圧を低めることができるようにする。
突出部1231a,1232aは維持電極1231と走査電極1232とに印加される電圧を放電セル18,28の中心側に印加する部分であって,他の部分より広い面積に形成される拡張部1231b,1232bから突設されることが望ましい。突出部1231a,1232aは多様な形状に形成できるものであるが,突出部1231a,1232aの先端で対向放電が容易に誘導され,走査電極1232の突出部1232aとアドレス電極12との間に対向放電が容易に誘導されるように,角形,すなわち直方体状に突設されることが望ましい(図23参照)。
維持電極1231と走査電極1232は,維持電極1231,走査電極1232,の突出部1231a,1232aによって低電圧で維持放電を誘導した後,拡張部1231b,1232bでロングギャップを形成して本格的な維持放電を形成する。これにより,放電開始電圧が低くなって発光効率が高くなる。
図24は本実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,放電セルと黒色層との配置関係を概略的に示す平面図である。図24に示すように,維持電極1231と走査電極1232は,アドレス電極12の長手方向(y軸方向)に平行に対をなして交互に配置され,連続的に配置される放電セル18,28に対して,維持電極1231,走査電極1232と走査電極1232,維持電極1231の配列を順次繰り返して成すことができる。
この場合,隣接した放電セル18,28の第3,第4隔壁部材16b,26bには両側放電セル18,28の走査電極1232が備えられ,この第3,第4隔壁部材16b,26bに隣り合う他の第3,第4隔壁部材16b,26bには両側放電セル18,28の維持電極1231が設けられる。また,第1の実施の形態と同様に,黒色層1237は,前面基板20のアドレス電極12,維持電極1231,および走査電極1232に対応する形状に形成される。
(第13,第14の実施の形態)
図25は図22に対応する図面で,第13の実施の形態による断面図であり,維持電極1231及び走査電極1232は,維持電極1331及び走査電極1332となっている。また,図26は図22に対応する図面で,第14実施形態による断面図であり,維持電極1231及び走査電極1232は,維持電極1431及び走査電極1432となっている。
また,第12の実施の形態と同様に,第13の実施の形態においては,突出部1331a,1332aは維持電極1331と走査電極1332とに印加される電圧を放電セル18,28の中心側に印加する部分であって,他の部分より広い面積に形成される拡張部1331b,1332bから突設されることが望ましい。さらに,第14の実施の形態においては,突出部1431a,1432aは維持電極1431と走査電極1432とに印加される電圧を放電セル18,28の中心側に印加する部分であって,他の部分より広い面積に形成される拡張部1431b,1432bから突設されることが望ましい。
第13及び第14,2つの実施の形態において,背面板隔壁16はアドレス電極12と平行な方向に形成される第1隔壁部材16aからなり,前面板隔壁26はアドレス電極12と平行な方向に形成される第2隔壁部材26aから形成される。したがって,両側放電セル18,28はアドレス電極12の伸張方向(y軸方向)に連続的に連結されるストライプタイプに形成される。
また,図26の第14の実施の形態において,アドレス電極12の基板10,20の垂直方向(z軸方向)に測定される厚さt3は,維持電極1431の突出部1431a,および走査電極1432の突出部1432aの前記方向(z軸方向)に測定されるそれぞれの厚さt4,t5より厚く形成される。これにより,アドレス電極12と走査電極1432の突出部1432aとの間に広い面積の対向放電ができるようにする。
(第15の実施の形態)
図27は本発明の第15の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの一部を分解して示す斜視図,図28は本実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す平面図,図29は図27に示したプラズマディスプレイパネルを結合した状態でXXIX−XXIX線に沿って切断した断面図,図30は本実施の形態によるプラズマディスプレイパネルで電極の構造を概略的に示す斜視図,図31は本実施の形態によるプラズマディスプレイパネルで放電セルと黒色層との配置関係を概略的に示す平面図である。これら図面は第12の実施の形態の図20〜図24に対応する図面である。
第15の実施の形態は,アドレス電極12にも突出部12aを備えている。突出部12aは,維持電極1531の突出部1531aと走査電極1532の突出部1532aに向かって放電セル18,28の中心側に突設される。アドレス電極12の突出部12aは,走査電極1532の突出部1532aに対して一層小さいショートギャップを形成して,低電圧でアドレス放電ができるようにする。
黒色層1537は,第12の実施の形態と同様に,アドレス電極12と維持電極1531および走査電極1532の前面基板20に対応する形状に形成され,さらにアドレス電極12の突出部12aに対応する形状に形成されることが望ましい(図31参照)。
(第16の実施の形態)
図32は図29に対応する図面で,第16の実施の形態による断面図である。第16の実施の形態は,第15の実施の形態の構成に,第13の実施の形態および第14の実施の形態の背面板隔壁16と前面板隔壁26の構造を適用している。この第16の実施の形態において,アドレス電極12の基板10,20の垂直方向(z軸方向)に測定される厚さt6は,維持電極1631の突出部1631aおよび走査電極1632の突出部1632aの前記方向(z軸方向)に測定されるそれぞれの厚さt7,t8より薄く形成される。これにより,アドレス電極12と走査電極1632の突出部1632aとの間に対向放電ができるようにする。
(第17〜第20の実施の形態)
図33〜図36は第17の実施の形態〜第20の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す平面図である。これら図面は,アドレス電極12に突出部12aを備えることにより,アドレス電極12の突出部12a,維持電極1731の突出部1731a,および走査電極1732の突出部1732aをより多様な形状および大きさに形成することができる実施形態を示す(図33参照)。
第17の実施の形態は,維持電極1731の突出部1731aと走査電極1732の突出部1732aを,誘電層34,35を介してアドレス電極12に絶縁構造で連結するとともに,一方向(y軸方向)にアドレス電極12の突出部12aと離隔し,他方向(x軸方向)に,アドレス電極12の突出部12aと同様に形成された例を示す。この際,維持電極1731の突出部1731aと走査電極1732の突出部1732aのy軸方向の各長さは同一である。
図34は,第18の実施の形態であり,維持電極1831の突出部1831aと走査電極1832の突出部1832aをアドレス電極12と離隔し,一方向(y軸方向)にアドレス電極12の突出部12aと離隔することにより,形成される。この際,アドレス電極12の突出部12aは,一方向(x軸方向)に維持電極1831の突出部1831aと走査電極1832の突出部1832aとの間に位置する。
図35は,第19の実施の形態であり,維持電極1931の突出部1931aと走査電極1932の突出部1932aをアドレス電極12と離隔し,一方向(y軸方向)にアドレス電極12の突出部12aと離隔し,その長さを互いに違うように形成される。この際,アドレス電極12の突出部12aは一方向(x軸方向)に維持電極1931の突出部1931aと走査電極1932の突出部1932aとの間に位置し,維持電極1931側に偏って形成される。
図36は,第20の実施の形態であり,維持電極2031の突出部2031aと走査電極2032の突出部2032aをアドレス電極12と離隔し,一方向(y軸方向)にアドレス電極12の突出部12aと離隔することにより,形成される。この際,アドレス電極12の突出部12aは一方向(x軸方向)に維持電極2031の突出部2031aと走査電極2032の突出部2032aとの間に位置する。また,走査電極2032の突出部2032aが維持電極2031の突出部2031aより大きな幅(x軸方向)に形成される。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,プラズマディスプレイパネルに適用可能であり,放電開始電圧を低くして発光効率を向上させるプラズマディスプレイパネルに適用可能である。
第1の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの一部を分解して示す斜視図である。 第1の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す説明図である。 図1に示すプラズマディスプレイパネルを結合した状態にして,III−III線に沿って切断した断面図である。 第1の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極の構造を概略的に示す斜視図である。 第1の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,放電セルと黒色層との配置関係を概略的に示す説明図である。 第2の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す説明図である。 第3の実施の形態を図1のIII−III線と同じ線に沿って切断した断面図である。 第4の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの一部を分解して示す斜視図である。 第4の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す説明図である。 図8に示すプラズマディスプレイパネルを結合した状態にして,X−X線に沿って切断した断面図である。 第4の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極の構造を概略的に示す斜視図である。 第4の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,放電セルと黒色層との配置関係を概略的に示す説明図である。 第5の実施の形態を図8のX−X線と同じ線に沿って切断した断面図である。 第6の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す説明図である。 第7の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す説明図である。 第8の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す説明図である。 第9の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す説明図である。 第10の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す説明図である。 第11の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す説明図である。 第12の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの一部を分解して示す斜視図である。 第12の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す説明図である。 図20に示すプラズマディスプレイパネルを結合した状態にして,XXII−XXII線に沿って切断した断面図である。 第12の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極の構造を概略的に示す斜視図である。 第12の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,放電セルと黒色層との配置関係を概略的に示す説明図である。 第13の実施の形態を図20のXXII−XXII線と同じ線に沿って切断した断面図である。 第14の実施の形態を図20のXXII−XXII線と同じ線に沿って切断した断面図である。 第15の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの一部を分解して示す斜視図である。 第15の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す説明図である。 図27に示すプラズマディスプレイパネルを結合した状態にして,XXIX−XXI線に沿って切断した断面図である。 第15の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極の構造を概略的に示す斜視図である。 第15の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,放電セルと黒色層との配置関係を概略的に示す説明図である。 第16の実施の形態を図27のXXIX−XXIX線と同じ線に沿って切断した断面図である。 第17の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す説明図である。 第18の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す説明図である。 第19の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す説明図である。 第20の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて,電極と放電セルの配置関係を概略的に示す説明図である。
符号の説明
10 第1基板(背面基板)
12 アドレス電極
16 第1隔壁層(背面板隔壁)
16a 第1隔壁部材
16b 第3隔壁部材
18 放電セル
19 第1蛍光体層
20 第2基板(前面基板)
26 第2隔壁層(前面板隔壁)
26a 第2隔壁部材
26b 第4隔壁部材
28 放電セル
29 第2蛍光体層
34 誘電層
35 誘電層
36 MgO保護膜
131 維持電極
132 走査電極
132a 突出部
137 黒色層

Claims (36)

  1. 所定の間隔を置いて対向配置され,前記所定の間隔による空間が複数の放電セルに区切られる,第1基板及び第2基板と;
    前記第1基板及び第2基板の間で,第1方向に延在して形成されるアドレス電極と;
    前記第1基板及び第2基板の間で,前記アドレス電極と離隔して前記第1方向と交差する第2方向に延在し,各々の前記放電セルに対応して形成される,第1電極及び第2電極と;
    を備え,
    前記第1電極及び第2電極は,前記第1基板及び前記第2基板の間で,相互に離隔し,対向して形成されており,前記第1電極または前記第2電極の少なくともいずれかは,前記放電セルの中心方向に突設される突出部を有することを特徴とする,プラズマディスプレイパネル。
  2. 前記第1基板上に,複数の放電空間を隣接して形成する第1隔壁層と;
    前記第2基板上に,各々の前記放電空間に対向する複数の放電空間を隣接して形成する第2隔壁層と;
    を有し,
    前記第1基板及び前記第2基板の対向する一対の放電空間によって,前記放電セルが形成されることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記アドレス電極,前記第1電極,及び前記第2電極は,前記第1隔壁層と前記第2隔壁層との間に位置することを特徴とする,請求項2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記第2隔壁層によって形成される放電空間は,前記第1隔壁層によって形成される放電空間より大きい容積を有することを特徴とする,請求項2または3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記第1隔壁層は,前記第1方向に延在する第1隔壁部材を有し,前記第2隔壁層は,前記第1方向に延在する第2隔壁部材を有することを特徴とする,請求項2〜4のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記第1隔壁層は,前記第1隔壁部材と交差して形成される第3隔壁部材をさらに有し,前記第2隔壁層は,前記第2隔壁部材と交差して形成される第4隔壁部材をさらに有することを特徴とする,請求項5に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記アドレス電極は,前記第1隔壁層の第1隔壁部材と前記第2隔壁層の第2隔壁部材との間で,前記第1隔壁部材に沿って延在することを特徴とする,請求項5または6に記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記アドレス電極は,前記第2方向に隣接する前記放電セルの境界位置に配置されることを特徴とする,請求項1〜7のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 前記第1電極及び前記第2電極は,
    前記放電セルに対応する部分に前記第1基板面に垂直な方向に延びて形成される拡張部と;
    前記第2方向に隣接する前記放電セルの境界位置に対応する部分に形成される狭小部と;
    を有することを特徴とする,請求項1〜8のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記突出部は,前記拡張部から突出されることを特徴とする,請求項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 前記突出部は,直方体状に突出することを特徴とする,請求項1〜10のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  12. 前記第1電極及び第2電極は,金属電極で形成されることを特徴とする,請求項1〜11のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  13. 前記第1電極及び前記第2電極と,前記アドレス電極とは,前記第1電極,前記第2電極,及び前記アドレス電極の外面に設けられる誘電層によって絶縁されることを特徴とする,請求項1〜12のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  14. 前記誘電層は,外面に保護膜を備えることを特徴とする,請求項13に記載のプラズマディスプレイパネル。
  15. 前記第2電極に突出部を有する場合,前記放電セルの一側の前記アドレス電極側に偏って形成されることを特徴とする,請求項1〜14のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  16. 前記放電セル内において,前記第2電極の突出部と前記一側のアドレス電極との間の距離は,前記第2電極の突出部と他側のアドレス電極との間の距離より小さく形成されることを特徴とする,請求項15に記載のプラズマディスプレイパネル。
  17. 前記第1電極及び前記第2電極の少なくとも一部は,前記アドレス電極と同一平面上に位置して形成されることを特徴とする,請求項1〜16のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  18. 前記アドレス電極と前記第1基板面との間の距離は,前記第1電極に突出部を有する場合,前記第1電極と前記第1基板面との間の距離と同一であり,前記第2電極に突出部を有する場合,前記第2電極の突出部と前記第1基板面との間の距離と同一であることを特徴とする,請求項17に記載のプラズマディスプレイパネル。
  19. 前記アドレス電極の前記第1基板面に垂直な方向の厚さは,前記第1電極に突出部を有する場合,前記第1電極の突出部の前記第1基板面に垂直な方向の厚さより厚く形成され,前記第2電極に突出部を有する場合,前記第2電極の突出部の前記第1基板面に垂直な方向の厚さより厚く形成されることを特徴とする,請求項1〜16に記載のプラズマディスプレイパネル。
  20. 前記放電セル内に形成される蛍光体層は,
    前記放電セルの前記第1基板側に形成される第1蛍光体層と;
    前記放電セルの前記第2基板側に,前記第1蛍光体層の蛍光体と同一色相の可視光を発生させる蛍光体から形成される第2蛍光体層と;
    を有することを特徴とする,請求項1〜19のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  21. 前記第1蛍光体層の厚さは,前記第2蛍光体層の厚さより厚く形成されることを特徴とする,請求項20に記載のプラズマディスプレイパネル。
  22. 前記第2基板には,前記アドレス電極,前記第1電極,及び前記第2電極の平面パターンに対応した形状の黒色層をさらに有することを特徴とする,請求項1〜21のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  23. 前記第1方向に配列する前記放電セルには,放電維持期間で維持パルスが印加される前記第1電極と,前記放電維持期間で維持パルスが印加され,アドレス期間でスキャンパルスが印加される前記第2電極とが対をなして配置され,
    前記第1方向に隣接する一対の前記放電セルにおいて,各々対応する前記第1電極と前記第2電極との配置順序は,同一であることを特徴とする,請求項1〜22のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  24. 前記第1方向に配列する前記放電セルには,放電維持期間で維持パルスが印加される前記第1電極と,前記放電維持期間で維持パルスが印加され,アドレス期間でスキャンパルスが印加される前記第2電極とが対をなして配置され,
    前記第1方向に隣接する一対の前記放電セルにおいて,各々対応する前記第1電極と前記第2電極の配置順序は,反対であることを特徴とする,請求項1〜22のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  25. 前記アドレス電極は,前記放電セルの中心方向に突出される突出部を有することを特徴とする,請求項1〜24のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  26. 前記アドレス電極の突出部は,前記第1電極に突出部を有する場合,前記第1電極の突出部と同一平面上に形成され,前記第2電極に突出部を有する場合,前記第2電極の突出部と同一平面上に形成されることを特徴とする,請求項25に記載のプラズマディスプレイパネル。
  27. 前記アドレス電極と前記第1基板面との間の距離は,前記第1電極に突出部を有する場合,前記第1電極の突出部と前記第1基板面との間の距離と同一であり,前記第2電極に突出部を有する場合,前記第2電極の突出部と前記第1基板面との間の距離と同一であることを特徴とする,請求項26に記載のプラズマディスプレイパネル。
  28. 前記第2電極に突出部を有する場合,前記第2電極の突出部は,前記放電セルの一側の前記アドレス電極に向かって突設される突起を有することを特徴とする,請求項1〜27に記載のプラズマディスプレイパネル。
  29. 前記第2電極の突出部及び前記突起は,前記放電セルの一側のアドレス電極に偏って形成されることを特徴とする,請求項28に記載のプラズマディスプレイパネル。
  30. 前記第2電極の突出部に形成された前記突起と,前記放電セルの一側のアドレス電極との間の距離は,前記第2電極の突出部と他側のアドレス電極との間の距離より小さく形成されることを特徴とする,請求項29に記載のプラズマディスプレイパネル。
  31. 前記第2基板の前記黒色層は,前記アドレス電極,前記第1電極,前記第2電極の突出部,及び前記突起に対応する形状に形成されることを特徴とする,請求項28〜30のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  32. 前記第1電極は,前記放電セルにおいて,前記アドレス電極の長手方向の一側に配置されて,放電維持期間に維持パルスを印加され,
    前記第2電極は,前記放電セルにおいて他側に配置されて,前記放電維持期間に維持パルスを印加され,アドレス期間にスキャンパルスを印加され,
    前記第1電極及び第2電極は,前記アドレス電極の延在方向に第1電極,第2電極,第2電極,第1電極,第1電極,第2電極,第2電極,第1電極の順に繰り返し配置され,連続する第2電極及び第1電極と,連続する第1電極及び第2電極配置とにおいて,前記第1電極は,隣接する放電セルに共有されることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  33. 前記誘電層は,前記第2電極の突出部及び前記突起の周囲に形成され,前記突出部及び前記突起に均一な厚さで形成されることを特徴とする,請求項28〜31のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  34. 前記誘電層は,前記第2電極に突出部を有する場合,前記第2電極の突出部の周囲に形成され,前記突出部の先端に形成される誘電層の厚さが,前記突出部の前記先端以外の箇所に形成される誘電層の厚さより薄く形成されることを特徴とする,請求項13に記載のプラズマディスプレイパネル。
  35. 前記誘電層は,前記第2電極の突出部の周囲に形成され,前記突出部に形成される突起は,先端に行くほど一側に広くなる面積を有し,前記突出部に形成される誘電層の厚さは,前記突起に形成される誘電層の厚さ以下に形成されることを特徴とする,請求項28〜31のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  36. 先端に行くほど一側に広くなる前記突起の形状は,前記放電セルの前記アドレス電極側に膨らんだ曲線状に形成されることを特徴とする,請求項35に記載のプラズマディスプレイパネル。
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