JP2006146367A - コイン処理装置における金種別分類装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズ等に影響されることのない安価なコイン処理装置におけるコイン分類装置を提供する。
【解決手段】複数金種のコインを送り出し装置によって一つずつ区分けして後、エンドレスな進行体に所定の間隔で取り付けられた押し手段に受け渡し、前記押し手段の進行経路の所定位置に相対して配置した前記押し手段の検知手段、コイン選別部のうちの所定の選別部に配置したコインの取り込み手段、及び、金種判別手段からの金種信号及び検知手段からの検知信号に基づいて取り込み手段を動作させる制御手段を有することを特徴とするコイン処理装置の金種別分類装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、バラ状態で受け入れた複数金種のコインを金種別に選別して保留するコイン処理装置における金種別分類装置に関する。
さらには、複数金種のコインを電気的に動作する取り込み手段の動作タイミングを正確に制御できるコイン処理装置における金種別分類装置に関する。
また本発明は、コインを搬送する搬送装置と共に移動する部品を基準に取り込み手段を作動させるコインにおける金種別分類装置に関する。
なお、本明細書で使用する「コイン」は、通貨のコイン、トークン及びメダル等を含み、形状は円形、多角形を含んでいる。
従来技術として、コインをチェーンに所定のピッチで取り付けたピンによって所定の経路を押し動かし、この搬送経路を搬送する途上において、コインが金種を判別する判別手段を通過した時にパルスのカウントを開始し、そのカウント値が所定値になった場合に外し手段を作動させることにより所定の金種に選別して保留するようにしたコイン処理装置の金種別分類装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平11-328470号(図1、4頁)
前記従来技術において、パルス発生器から出力されるパルスのカウント値に基づいて外し手段を作動させるため、ノイズ等により誤カウントされことがある。
この誤カウントのため、外し手段が所定のタイミングで作動されず、所定金種のコインが所定の位置で分類されないという問題がある。
これを解決するため、外し手段の直前位に金種判別手段を設け、所定の金種を判別した場合、その直後位の外し手段作動させて分類することが考えられる。
しかし、金種毎にセンサが必要であるため高価になり、安易に採用できない。
本発明の第1の目的は、ノイズ等に影響されることのないコイン処理装置におけるコイン分類装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、コイン処理装置におけるコイン分類装置を安価に提供することである。
これらの目的を達成するため、請求項1の発明にかかるコイン処理装置のコイン分類装置は次のように構成されている。
複数金種のコインを送り出し装置によって一つずつ区分けして後、エンドレスな進行体に所定の間隔で取り付けられた押し手段に受け渡し、その後、前記押し手段によって所定の搬送経路を搬送する途上において、金種判別手段により金種を判別し、前記金種判別手段の判別金種に基づいてコイン選別部において金種別に選別するようにしたコイン処理装置において、前記押し手段の進行経路の所定位置に相対して配置した前記押し手段の検知手段、前記コイン選別部のうちの所定の選別部に配置したコインの取り込み手段、及び、前記金種判別手段からの金種信号及び前記検知手段からの検知信号に基づいて前記取り込み手段を動作させる制御手段を有することを特徴とするコイン処理装置の金種別分類装置である。
この構成において、コインはコイン送り出し装置によって一つずつ区分けされた後、進行体の押し手段に係止され所定の搬送経路を搬送される。
この途上において、各コインは金種判別手段によって金種が判別される。
また、コインを搬送する押し手段は、通過する毎に検知手段により検知される。
金種判別手段から所定金種の選別部までの距離は一義的に決定されるから、検知手段からの検知信号をカウントすることにより、所定金種の取り込み手段の作動タイミングを設定することができる。
したがって、進行体の押し手段の検知に基づいて取り込み手段を作動させるので、誤カウントすることがない。
また、検知手段は全ての押し手段に共通であるので、検知手段は一つでよく、安価に構成できる。
請求項2の発明は、複数金種のコインを送り出し装置によって一つずつ区分けして後、エンドレスな進行体に所定の間隔で取り付けられた押し手段に受け渡し、その後、前記押し手段によって所定の搬送経路を搬送する途上において、金種毎のコイン選別部において金種別に選別するようにしたコイン処理装置において、前記進行体は前記送り出し装置から斜め上方へ進行する傾斜部、前記傾斜部につづいてほぼ水平な第1水平部、前記第1水平部に続いてほぼ垂直な垂直部、前記垂直部に続いて前記第1水平部の上方に位置し、かつ、ほぼ水平な第2水平部、及び前記第2水平部から前記送り出し装置に至る経路を循環し、前記第1水平部及び第2水平部に相対して配置された前記コイン選別部、前記コイン選別部の少なくとも一つに配置され、前記押し手段により係止され、かつ、前記進行体により搬送されるコインを取り込むコイン取り込み手段、前記傾斜部のコイン経路に相対して配置されたコインの特性を検知する金種判別手段、前記第2水平部の前記押し手段の進行経路に相対して配置された前記押し手段を検知する押し手段検知手段、前記金種判別手段からの特性信号及び前記押し手段検知手段からの検知信号に基づいて前記取り込み手段に取り込み動作をさせる制御手段を有することを特徴とするコイン処理装置の金種別分類装置である。
この装置において、コインはコイン送り出し装置によって一つずつ区分けされた後、進行体の押し手段に係止され、所定の搬送経路を搬送される。
搬送経路は、傾斜部、第1水平部、垂直部、第2水平部及び前記第2水平部から前記送り出し装置に至る循環経路である。
この途上において、各コインは傾斜部に配置された金種判別手段によってコインの特性が検知され、金種判別手段によって金種が判別される。
また、押し手段はコインを係止し、進行体の所定方向への進行によって所定の方向へ搬送する。
押し手段検知手段は、押し手段が通過する度に押し手段を検知し、検知信号を出力する。
押し手段は、所定の間隔で進行体に取り付けられているので、押し手段の数によって、押し手段検知手段からの距離が一義的に決定される。
換言すれば、金種判別手段から所定金種の選別部までの距離は一義的に決定されるから、検知手段からの検知信号をカウントすることにより、所定金種の取り込み手段の作動タイミングを設定することができる。
したがって、制御手段が前記金種判別手段からの特性信号及び前記押し手段検知手段からの検知信号に基づいて前記取り込み手段に取り込み動作をさせるので、誤カウントすることがない。
また、検知手段は全ての押し手段に対し共通であるので、検知手段は一つでよく、安価に構成できる。
請求項3の発明は請求項1の発明において、前記進行体がリンクプレートを連結体で連鎖したチェーンであり、前記押し手段が前記連結体に一体的に取り付けられていることを特徴とするコイン処理装置の金種別分類装置である。
この構成において、進行体がチェーンであるので、押し手段がコインを押し進める際の進行抵抗に対しチェーンの強度は極めて大きく、チェーンが伸びることがない。
したがって、取り込み手段の作動タイミングがずれることがない利点がある。
複数金種のコインを送り出し装置によって一つずつ区分けして後、エンドレスな進行体に所定の間隔で取り付けられた押し手段に受け渡し、その後、前記押し手段によって所定の搬送経路を搬送する途上において、金種判別手段により金種を判別し、前記金種判別手段の判別金種に基づいてコイン選別部において金種別に選別するようにしたコイン処理装置において、前記進行体がリンクプレートを連結体で連鎖したチェーンであり、前記押し手段が前記連結体に一体的に取り付けられ、コインが一つずつ前記押し手段に係止されて所定の経路を搬送される途上において前記金種判別手段により金種を判定され、前記押し手段の進行経路の所定位置に相対して配置した前記押し手段の検知手段、前記コイン選別部のうちの所定の選別部に配置したコインの取り込み手段、及び、前記金種判別手段からの金種信号及び前記検知手段からの検知信号に基づいて前記取り込み手段を動作させる制御手段を有することを特徴とするコイン処理装置の金種別分類装置である。
図1は、本発明の実施例のコイン処理装置の金種別分類装置の概略斜視図である。
図2は、本発明の実施例のコイン送り出し装置の概略正面図である。
図3は、本発明の実施例のコイン処理装置の金種別分類装置の概略正面図である。
図4は、図3におけるA―A線断面図である。
図5は、本発明の実施例の落下補助装置の水平断面図である。
図6は、本発明の実施例の落下補助装置の縦断面図である。
図7は、本発明の実施例のエンドレス進行体の断面図である。
図8は、本発明の実施例の取り込み部の水平断面図である。
図9は、本発明の実施例の押し手段検知手段の縦断面図である。
図10は、本発明の実施例の制御回路のブロック図である。
本実施例は、イギリスの通貨である、2ポンド(平均直径28.5ミリ(以下同様))、1ポンド(22.5ミリ)、50ペンス(27.3ミリ)、20ペンス(21.4ミリ)、10ペンス(24.5ミリ)、5ペンス(17.9ミリ)、2ペンス(26ミリ)及び1ペンス(20.3ミリ)の8金種のコインを金種別に選別するコイン処理装置である。
しかし、本発明は他の国のコインにも使用可能である。
図1は、スーパーマーケットにおいて顧客がセルフサービスによって代金を精算するコイン処理装置100として使用される例である。
コイン処理装置100は、大まかにはコインスロット102、コインセレクタ104、コイン送り出し装置106、コイン搬送装置108、コイン選別部(装置)110、コイン保留部112、払出コイン搬送部114、払出コイン振り分け部116、オーバーフローコイン金庫118及びコイン払出部120を含んでいる。
まず、コインスロット102を説明する。
コインスロット102は、顧客が投入するコインを受け入れる機能を有する。
実施例のコインスロット102は、コインを一枚ずつ受け入れるため、縦長矩形のスリット状に形成されている。
しかし、コインスロット102は、ボウル形の受け入れ容器に変更し、バラ積み状態にコインを受け入れ、その後公知の分離装置によって一枚毎に分離した後、後述のコインセレクタ104に投入するようにしてもよい。
次ぎにコインセレクタ104を説明する。
コインセレクタ104は、コインスロット102の下方に配置され、コインスロット102から受け入れたコインCの真偽及び金種を判別し、偽コインと真正コインを振り分ける機能を有している。
実施例のコインセレクタ104において偽コインFCは、図示しないシュートを経由して椀形のコイン払出部120に返却される。
真正コインTCは、コイン送り出し装置106の保留ボウル122内に図示しないシュートによって案内される。
したがって、コインセレクタ104は、複数の発振コイルを使用してコインの材質、直径及び厚みを検出して基準値と比較する電気的方式、コイン表面の絵柄をCCDカメラ等により画像として取り入れて基準値と比較する画像方式、コインを打撃することによりコインから発する音波を基準値と比較する音波方式等を採用することができる。
次ぎにコイン送り出し装置106を説明する。
コイン送り出し装置106は、混在する複数金種のコインを一枚ずつ区分けして送り出す機能を有する。
したがって、コイン送り出し装置106は、同様の機能を有する他の装置に変更することができる。
実施例のコイン送り出し装置106は、図2に示すように回転ディスク124、突部126の間に形成された凹部128及びコインを移動させる移動体130及び移動体130の駆動装置132を含んでいる。
まず、回転ディスク124を説明する。
回転ディスク124は、多数のコインを攪拌し、後述の区分け凹部134にコインを一つずつ受け入れて区分けする機能を有する。
回転ディスク124は、円板形であって、かつ、その回転軸136が約30度傾斜し、上向き面138を含んでいる。
上向き面138に、放射状に伸びる6つの突部126を有し、それら突部126間に凹部128を形成した押出ディスク140を固定してある。
突部126の回転ディスク124の回転方向前面には、僅かに窪んだコイン押進部142が形成されている。
突部126の回転方向後面には、凹形の移動体受け部144が形成され、弧状の移動体130が配置される。
回転ディスク124と押出ディスク140は、焼結金属又は耐摩耗性を有する樹脂により一体成型することができる。
次ぎに移動体130を説明する。
移動体130は、区分け凹部134に保持されているコインCを所定の位置で回転ディスク124の直径方向へ移動させる機能を有している。
したがって移動体130は、この機能を満足すれば他の構造に変更することができる。
移動体130は、回転ディスク124の周縁側の移動体受け部144に突出するピボット軸146にピボット運動可能に取り付けられている。
この移動体130は、耐摩耗性及び機械的強度を考慮し、金属又は樹脂により作ることが好ましい。
凹部128及び移動体130の内縁131により扇形の区分け凹部134を構成している。
凹部134は、上面及び周面側が開放した扁平溝である。
凹部134の深さ、換言すれば押出ディスク140の厚みは、前記8金種のうち最も薄い1ペンスコインの厚み1.5ミリよりも僅かに薄く形成されている。
コインが二枚重なって保持されないためである。
また、凹部134を扇形にすると共に、保留リング148の内面と凹部134の最奥部との距離を最小径である5ペンスコインの直径17.9ミリの2倍以下にすることにより、凹部134に5ペンスコインが二枚並んで保持されないようにしてある。
すなわち、凹部134の周方向及び径方向の長さは、5ペンスコインの直径の二倍未満であるからである。
移動体130が受け部144に位置している場合、移動体130は受け入れ位置RPに位置している。
回転ディスク124は、コイン保留のためのシリンダ形の保留リング148の底部に配置されている。
保留リング148の搬送装置108への受け渡し部には開口150が設けられ、コインCが通過できるようになっている。
保留リング148にはさらに、保留ボウル122が取付られ、回転ディスク124に相対して保留部152が設けられている。
したがって、この保留部152に投入されたコインCは、回転ディスク124に向かって誘導される。
次ぎに移動体130の駆動装置132を説明する。
駆動装置132は、移動体130を所定の位置で受け入れ位置RPから移動位置MPへ移動させる機能を有している。
したがって、駆動装置132はこの機能を満たせば実施例以外の構造に変更することができる。
駆動装置132は、被動体154とカム156を含んでいる。
まず、被動体154を説明する。
回転ディスク124に、ピボット軸146を中心に弧状の通孔158が形成され、移動体130の中間に固定されたピン160が貫通されている。
ピン160の下端にはローラ162が回転自在に取り付けられている。
このローラ162が被動体154である。
次ぎにカム156を説明する。
被動体154は、保留リング148の内周面から中心に向かってリング状に形成された内向きフランジ164の上面に形成された溝カム166に移動可能に挿入されている。
溝カム166は、回転ディスク124の回転軸心を中心とする円形の受け入れ溝168と、受け入れ溝168よりも大径であって移動体130を移動位置MPに保持する移動溝170と、受け入れ溝168から移動溝170へ移動する過程の送り出し過程溝172及び移動溝170から受け入れ溝168へ戻る戻り過程溝174が形成されている。
したがって、被動体154が受け入れ溝168に位置している場合、移動体130は受け部144に保持され、受け入れ位置RPにある。
移動体130は、凹部128と共に扇形の区分け凹部134を形成する。
区分け凹部134は、回転軸136に最も近い底部(実施例では移動体130の先端部)が保留リング148の内面から最大径コインの直径よりも僅かに離れて位置している。
また、この距離は、最小径コインの直径の二倍未満である。
したがって、区分け凹部136、換言すれば、最小径コインが保留リング148と底部との間において、回転ディスク124の直径方向に二枚並んで受け入れられることがない。
さらに、区分け凹部134は扇形であるため、最小径コインが回転ディスク130の周方向に二枚並んで受け入れられることがない。
被動体154が送り出し過程溝172に位置した場合、移動体130はピボット軸146を支点に時計方向へピボット運動される。
そして、被動体154が移動溝170に位置した場合、移動体130は移動位置MPに移動する。
その後、被動体154は戻り過程溝174に位置するので、ピボット軸146を支点に反時計方向に回転され、受け入れ位置RPに戻される。
したがって、カム156は溝カム166に限定されないが、溝カム166を使用した場合、被動体154をカム156に沿わせるための補助装置が不要であるため、構造が簡単になり、小型化が可能であると共に安価である利点がある。
次ぎにコイン搬送装置108を説明する。
コイン搬送装置108は、コイン送り出し装置106から一つずつ送り出されるコインCを受け取り、所定のコイン処理装置、例えばコイン選別部110に搬送する機能を有する。
コイン搬送装置108は、エンドレス進行体176及びエンドレス進行体176に所定の間隔で取り付けた押し手段180及びコインCをもたれさせつつ案内するガイドプレート194を含んでいる。
エンドレス進行体176は、撓むことが可能なループ体であり、本実施例では所定長のチェーン182である。
図7に示すように、このチェーン182は、一対の繭型の内側リンクプレート183A、183Bが、その両端部においてブッシュ185を挟んで所定の間隔に規制されることにより平行に配置され、その外側に一対の繭型の外側リンクプレート187A、187Bがあてがわれ、さらに、ブッシュ185、内側リンクプレート183A、183B及び外側リンクプレート187A、187Bを貫通するピン189の両端部をかしめることにより、内側リンクプレート183A、183Bと外側リンクプレート187A、187Bとがピン189を支点に折れ曲がることができるようになっている。
また、ピン189のうち、所定間隔で配置されるピン189Fは、一方の端部が外側リンクプレート187Aから側方へ突出するバー191を有する。
換言すれば、バー191は、チェーン182の長手方向に対して直交する方向に突出している。
したがって、連結体はピン189及び189Fである。
本実施例においてバー191は、円柱であり、コインを押し進める押し手段180を構成している。
なお、エンドレス進行体176はベルトに変更することができる。
エンドレス進行体176が平ベルトの場合、平ベルトの長手に対し直交方向に所定間隔で突出する突起を設け、この突起を押し手段180とすることが出来る。
エンドレス進行体176が丸ベルトの場合、押し手段180の基部に取り付けたバインダで丸ベルトをバインドすることにより所定間隔で押し手段180を配置することができる。
チェーン182は、図示しない複数のスプロケットによりガイドされ、全体として倒L形のループ経路を循環する。
図3に示すように、チェーン182の経路は、最下部の回転ディスク124に隣接したスプロケット184部において最も回転ディスク124の頂部に接近した後、急角度で上方へ向かい、次いで緩やかな登り傾斜の第1選別部186を進行し、次ぎに、ほぼ垂直に進行した後、第1選別部186の上側に位置するゆるやかな登り傾斜の第2選別部188を進行した後、ほぼ垂直に下降してスプロケット184部に戻る。
押し手段180はコイン送り出し装置106から送り出されるコインCを一つずつ係止するよう所定の間隔でチェーン182の側面に位置する。
したがって、スプロケット184と回転ディスク124が連動して回動する。
図4に示すように、スプロケット184が固定されたギヤ186が回転ディスク124の下方に配置されたギヤ188と噛みあっている。
換言すれば、ギヤ188がベース190に固定された軸136に回転自在に取付られ、回転ディスク124がギヤ188に固定されている。
ギヤ188は、側方のギヤ186に噛みあい、ギヤ188が所定の速度で図示しない電気モータによって駆動される。
したがって、回転ディスク124とスプロケット184とは所定の速度比で回転及び移動する。
換言すれば、区分け凹部134と押し手段180とが対応して運動する。
なお、回転ディスク124の突部126の外側の周縁に、移動体130から押し手段180への受け渡しが円滑に行われるようノッチ194が形成され、押し手段180がノッチ194に進入することができる。
ガイドプレート194は、コイン送り出し装置106の回転ディスク124と同様に傾斜しているL字形の板である。
このガイドプレート194にチェーン182に固定した押し手段180が移動するための移動溝196がループ状に形成されている。
換言すれば、ガイドプレート194の背面側にエンドレス進行体176が配置されている。
移動溝196の形状をコイン送り出し装置106に隣接するスプロケット184部を起点に説明する。
移動溝196は、斜めに急上昇する第1移動溝196A、約45度の角度で上昇する第2移動溝196B、僅かに上り傾斜である第3移動溝196C、垂直上方に伸びる第4移動溝196D、第3移動溝196Cの上方に位置し、かつ、第1移動溝196A側へ向かって僅かに上り傾斜である第5移動溝196E、ほぼ水平方向に伸びる第6移動溝196F及びスプロケット184に向かって鉛直下方へ伸びる第7移動溝196Gを含み、全体として横向きL字形を呈している。
板状のコインガイドがガイドプレート194の上向き面198側に配置され、エンドレス進行体176によって移動されるコインCの周面を案内する。
すなわち、第1移動溝196Aの下側に相対して第1コインガイド200A、第2移動溝196Bの下側に相対して第2コインガイド200B、第3移動溝196Cの下側に第3コインガイド200C、第4移動溝196Dの左右両側に相対して第4コインガイド200D及び第5移動溝196Eの下側に相対して第5コインガイド200Eが配置されている。
第1コインガイド200A、第2コインガイド200B及び第4コインガイド200Dの板厚は、最も厚いコインよりも僅かに厚く設定してある。
具体的には、最も厚い2ポンドコインの厚みよりも僅かに厚く設定されている。
押し手段180によって押進されるコインCが、これらコインガイドから落下しないためである。
第3コインガイド200C及び第5コインガイド200Eの板厚は、最も薄いコインよりも僅かに厚く設定されている。
具体的には、最も薄い1ペンスコインの厚みよりも僅かに厚く設定されている。
移動されるコインCがコインガイド200C、200Eから落下しやすくするためである。
したがって、送り出し装置106から一枚ずつ区分けされて送り出されるコインCは、押し手段180に係止されて搬送経路202を移動する。
詳述すれば、コインCは、第1コインガイド200Aに案内されつつ移動される第1搬送経路202A、第2コインガイド200Bに案内されつつ移動される傾斜部である第2搬送経路202B、第3コインガイド200Cに案内されつつ移動される第1水平部である第3搬送経路202C、第4コインガイド200Dによって案内されつつ移動される垂直部である第4搬送経路202D及び第5コインガイド200Eによって案内されつつ移動される第2水平部である第5搬送経路202Eの順に搬送される。
金種判別手段204が、第2搬送経路202Bに配置されている。
金種判別手段204は、本実施例においては、2ポンドコインと20ペンスコインを判別する機能を有し、例えば、複数の発振コイルによりセンスしたデータから直径及び材質を識別して判別するようになっている。
次ぎに、案内装置206を説明する。
案内装置206は、第5搬送経路202Eの終端、換言すれば搬送経路202の最下流部208に達したコインCをコイン送り出し装置106に案内する機能を有する。
実施例においては、コイン送り出し装置106の上方に位置する第5搬送経路202Eの最下流部208からコイン送り出し装置106の保留ボウル122へコインCを案内する筒形のシュート210が設けられている。
すなわち、コインCは、シュート210内を自重により滑り落ち、コイン送り出し装置106の保留部152に落下する。
したがって、コイン選別部110に選別されなかったコインCは、第5搬送経路202Eからシュート210を経由してコイン送り出し装置106に戻され、再度送り出し装置106から搬送装置108に受け渡される。
結果として、所定の金種の選別部において選別されるか、または、循環を継続する。
次ぎにコイン選別部110を説明する。
コイン選別部110は、コイン搬送装置108によって搬送経路202に沿って搬送されるコインを金種毎に選別する機能を有する。
第1選別部186が第3搬送経路202Cに沿って設けられている。
すなわち、第1選別部186は、コイン取り込み部211、5ペンス選別部216及び1ペンス選別部218が、エンドレス進行体176の進行方向上流側から下流側に順に配置されている。
コイン取り込み部211は、2ポンド選別部212、20ペンス選別部214を含んでいる。
2ポンド選別部212は、第3コインガイド200Cと押し手段180の移動経路との間の搬送経路202Cに所定のタイミングでアクチュエータ、例えばソレノイド220によって突出される逸らせ板222により構成される。
具体的には、図8に示すように、ガイドプレート194に搬送経路202Cにおいて、エンドレス進行体176に沿って伸びるスリット221が形成されている。
ガイドプレート194の背後にL形状の逸らせ板222がその折曲げ部において軸223を中心に回動自在に取り付けられている。
逸らせ板222の一端の長孔225には、ソレノイド220のプランジャ227の先端に固定したピン229が挿入されている。
プランジャ227は、図示しないスプリングによりソレノイド220から突出するよう駆り立てられている。
したがって、通常、逸らせ板222は図8において反時計方向にピボット運動され、その先端222Tはスリット221から後退してガイドプレート194の後方に位置している。
次に、図10に示す制御手段231を説明する。
制御手段231は、例えばマイクロプロセッサであって、コインセレクタ104からの金種信号及び押し手段180を検知してパルス信号を出力する押し手段検知手段224からのタイミング信号を受け取り、予めROMに記憶されたプログラムに基づいて、ソレノイド220又はソレノイド228の励磁及び消磁を行う。
ソレノイド220が励磁された場合、プランジャ227が引き込まれるため、逸らせ板222が時計方向へピボット運動され、その先端222Tがスリット221を通って搬送経路202Cに突出する。
このとき、先端222Tを形成する逸らせ板222の斜面222Sは、コインの進行方向に対してガイドプレート194から離れるよう傾斜する。
ソレノイド220は、金種判別手段204により2ポンドコインを検出した後、押し手段180を検出する押し手段検知手段224から所定数のパルス信号、例えば1つのパルス信号が出力された場合、所定時間励磁される。
ソレノイド220の励磁により、逸らせ板222が第3搬送経路202Cに突出するので、搬送経路202Cを移動する2ポンドコインは逸らせ板222の斜面222Sによってその先端部がガイドプレート194から離れるように移動されるため、第3コインガイド200Cから外されて下方に落下する。
落下した2ポンドコインは、図示しないシュートに案内されて後述の2ポンド用コインホッパP2の保留ボウルに案内される。
20ペンス選択部214は、2ポンド選別部212と同様に構成されたソレノイド228と逸らせ板230とにより構成される。
ソレノイド228は、金種判別手段204により20ペンスであることを検出した後、押し手段検知手段224から2つのパルス信号が出力された場合、所定時間励磁される。
ソレノイド228の励磁により、逸らせ板230が第3搬送経路202Cに突出するので、搬送経路202Cを移動する20ペンスコインは逸らせ板230の斜面によってその先端部がガイドプレート194から離れるように移動されるため、第3コインガイド200Cから外れて下方に落下する。
落下した20ペンスコインは、図示しないシュートに案内されて後述の20ペンス用コインホッパ20pの保留ボウルに案内される。
最初に2ポンドコインを選別する理由は、2ポンドコインがバイメタルコインであるため、最も選別しやすいためである。
また、2番目に20ペンスコインを選別する理由は、1ポンドコインと直径差が小さいため、コインの直径許容範囲を考慮し、かつ、機械的に直径差で選別する場合、誤選別の虞があり、かつ、20ペンスの方が電気的に1ポンドよりも選別し易いためである。
しかし、2ポンド選別部212と20ペンス選別部214の位置を入れ替えることが出来る。
押し手段検知手段224は、エンドレス進行体176に取り付けた押し手段180を検出するセンサであり、押し手段180の通過を検出する毎にパルス信号を出力する機能を有する。
具体的には、図9に示すように、上下方向に所定距離離して配置した上バー225A及び下バー225Bを含むチャンネル形のセンサボディ225を含んでいる。
上バー225Aには受光素子227Aが配置され、下バー225Bには発光素子227Bが配置され、透過形の光電センサを構成している。
発光素子227Bからの投射光は、押し手段180の移動経路を横断するよう配置されている。
したがって、押し手段180が発光素子227Bからの投射光を遮断することにより、押し手段180が検知される。
したがって、押し手段検知手段224は、同様の機能を有する他の装置に変更することができる。
押し手段検知手段224は、押し手段180が金属の場合、近接センサ、又は接触式センサを使用することができ、樹脂製の場合、光電式センサを使用することができる。
次ぎに5ペンス選別部216を説明する。
5ペンス選別部216は、第3コインガイド200Cと平行に所定距離、すなわち、5ペンスコインの直径よりも僅かに離れて位置する5ペンス縁232により5ペンス選別開口234を構成している。
2ポンドコインと20ペンスコインを除いたコインの中で最も小径の5ペンスコインは、5ペンス縁232に支えられないので、5ペンス選別開口234にその上端部が倒れ込むことによりその下端周面が第3コインガイド200Cから外れて落下し、図示しないシュートに案内されて後述の5ペンス用コインホッパ5pに案内される。
このとき、5ペンスコインは、軽量であるため第2コインガイド200Cから落下し難いことがある。
すなわち、図6に示すように5ペンスコインCが5ペンス縁232に案内されない場合、その下面がガイドプレート194の縁194Eを支点に時計方向に回動する。
コインCを5ペンス開口234内に落下させず、第3コインガイド200Cから落下させるにはコインが開口234に僅かに倒れ込んだときにコインCの下周面が第3コインガイド200Cから外れる必要がある。
換言すれば、コインCの回動支点、すなわち、縁194Eがコインガイド200Cから所定距離以上離れている必要がある。
この距離が大きい場合、コインの自重によるモーメントが小さいため、倒れにくくなり、結果として5ペンスコインが5ペンス選別部216において選別されないことがある。
これを防止するため、本実施例においては、押し手段180の移動経路と5ペンス縁232との間に落下補助体235が配置されている。
落下補助体235は、図5に示すように三角形であり、その斜面235Sがエンドレス進行体176の進行方向に伸び、かつ、第3搬送経路202Cの裏面に対し下流ほど近づくよう配置されている。
この構成によれば、縁194Eの第3ガイドレール200Cからの距離を短くし、コインCの自重によるモーメントを大きくした場合であっても、所定量回動したところでコインCの上端部下面が落下補助体235の斜面235Sによって支えられ、開口202Cから落下することがない。
さらに、斜面235Sに支えられた5ペンスコインは、押し手段180によって押されるのでその進行方向前部はガイドプレート194から離されるように第3コインガイド200C上で回される。
これにより、5ペンスコインの中心部下面が第3コインガイド200C上から外れるため、第3コインガイド200Cから落下する。
次ぎに1ペンス選別部218を説明する。
1ペンス選別部218は、第3コインガイド200Cと平行に所定距離、すなわち、1ペンスコインの直径よりも僅かに離れて位置する1ペンス縁236により1ペンス選別開口238を構成している。
また、落下補助体237が落下補助体235と同一形状であって、かつ、同様の位置関係で配置されている。
2ポンドコインと20ペンスコインを除いたコインの中で2番目に小径の1ペンスコインは、1ペンス縁236に支えられないので、1ペンス選別開口238にその上端部が倒れ込み、落下補助体237に支えられることにより第3コインガイド200Cから外れて落下し、図示しないシュートに案内されて後述の1ペンス用コインホッパ1pに案内される。
次ぎに第2選別部188を説明する。
コイン搬送装置108の搬送方向の上流側から順に、1ポンド選別部240、10ペンス選別部242、2ペンス選別部244及び50ペンス選別部246の順に配置されている。
なお、図示は省略したが、前記落下補助体が前記各選別部の開口に前記と同様に配置されている。
しかし、これらコインは比較的大径であり重いので、前記落下補助体は配置しないことができる。
まず1ポンド選別部240を説明する。
1ポンド選別部240は、第5コインガイド200Eと平行に所定距離、すなわち、1ポンドコインの直径よりも僅かに離れて位置する1ポンド縁248により1ポンド選別開口250を構成している。
2ポンドコインと20ペンスコインを除いたコインの中で3番目に小径の1ポンドコインは、1ポンド縁248に支えられないので、1ポンド選別開口250にその上端部が倒れ込むことにより第5コインガイド200Eから外れて落下し、図示しないシュートに案内されて後述の1ポンド用コインホッパP1に案内される。
次ぎに10ペンス選別部242を説明する。
10ペンス選別部242は、第5コインガイド200Eと平行に所定距離、すなわち、10ペンスコインの直径よりも僅かに離れて位置する10ペンス縁252により10ペンス選別開口254を構成している。
2ポンドコインと20ペンスコインを除いたコインの中で4番目に小径の10ペンスコインは、10ペンス縁252に支えられないので、10ペンス選別開口254にその上端部が倒れ込むことにより第5コインガイド200Eから外れて落下し、図示しないシュートに案内されて後述の10ペンス用コインホッパ10pに案内される。
次ぎに2ペンス選別部244を説明する。
2ペンス選別部244は、第5コインガイド200Eと平行に所定距離、すなわち、2ペンスコインの直径よりも僅かに離れて位置する2ペンス縁256により2ペンス選別開口258を構成している。
2ポンドコインと20ペンスコインを除いたコインの中で5番目に小径の2ペンスコインは、2ペンス縁256に支えられないので、2ペンス選別開口258にその上端部が倒れ込むことにより第5コインガイド200Eから外れて落下し、図示しないシュートに案内されて後述の2ペンス用コインホッパ2pに案内される。
次ぎに50ペンス選別部246を説明する。
50ペンス選別部246は、第5コインガイド200Eと平行に所定距離、すなわち、50ペンスコインの直径よりも僅かに離れて位置する50ペンス縁260により50ペンス選別開口262を構成している。
2ポンドコインと20ペンスコインを除いたコインの中で最も大径の50ペンスコインは、50ペンス縁260に支えられないので、50ペンス選別開口262にその上端部が倒れ込むことにより第5コインガイド200Eから外れて落下し、図示しないシュートに案内されて後述の50ペンス用コインホッパ50pに案内される。
次ぎにコイン保留部112を説明する。
コイン保留部112は、コインを金種別に保留すると共に、図示しない指令装置から払出指令があった場合、指定の金種のコインを指定数払い出す機能を有する。
したがってコイン保留部112は、同様の機能を有する他の装置に変更することができる。
本実施例において、コイン保留部112は、金種毎に設けられたコインホッパP2から50pを含んでいる。
コインホッパP2から50pは、保留ボウルにバラ積み状態で保留されているコインを一つずつ区分けして払出コイン搬送部114に払い出す機能を有する。
コインホッパP2、20p、5p及び1pは、第1選別部186に対応して一列に並べられ、コイン搬送部114の一側の上方に配置されている。
コインホッパ50P、2P、10P及びP1は、第2選別部188に対応して一列に並べられ、コイン搬送部114の他側の上方に配置されている。
次ぎにコイン払出搬送部114を説明する。
コイン払出搬送部114は、コインホッパP2から50pから払い出されたコインを所定方向に搬送する機能を有する。
本実施例において、コイン払出搬送部114は、前記コインホッパ列の間にほぼ水平に配置された平ベルト264であり、図示しない電動モータにより所定方向に進行され、各ホッパから払い出されたコインCをコイン振分部116へ搬送する。
次ぎにコイン振分部116を説明する。
コイン振分部116は、コイン払出搬送部114から受け取ったコインCをオーバーフローコイン金庫118又はコイン払出部120に振り分ける機能を有する。
コイン振分部116は、コインホッパP2から50pのいずれかからオーバーフローコインが払い出された場合のみ、受け入れたコインCをオーバーフローコイン金庫118に案内し、その他の場合、コイン払出部120へ案内する。
次ぎにオーバーフローコイン金庫118を説明する。
オーバーフローコイン金庫118は、払出コイン振分部116から受け入れたコインCを保留する機能を有する。
釣銭補給装置266が、コイン保留部112の上方に配置されている。
釣銭補給装置266は、バラ状態で開口268から投入されたコインをコイン送り出し装置106の保留ボウル122に供給する機能を有する。
本実施例においては、ほぼ水平に配置された平ベルト270を含んでいる。
筐体の蓋を開け、開口268から各種コインの所定数を投入した場合、コインは平ベルト270上にバラ積み状態になる。
バラ積みコインを図示しないセンサが検知した場合、平ベルト270はコイン送り出し装置106側へ緩速度で移動される。
平ベルト270の端部に達したコインCは落下し、図示しないシュートによってコイン送り出し装置106の保留部152へ案内される。
コイン送り出し装置106に配置したセンサが保留部152において所定量のコインCを検知した場合、平ベルト270の進行は停止され、釣銭用のコインCの補給が停止される。
センサが保留部152のエンプティを検知した場合、再び平ベルト270を進行させ、コインCを保留部152に供給する。
この動作が繰り返され、平ベルト270上のコインC、及び、保留部152のコインCが無くなった場合、金種判別手段204が所定時間コインを検出しないので、非検知信号を利用して釣銭の補給終了を通知する。
次に本実施例の作用を説明する。
コインスロット102に投入されたコインCは、コインセレクタ104において真偽が判別される。
真正コインCは、コイン送り出し装置106の保留部152へ落下する。
保留部152におけるコインCを図示しないセンサが検知した場合、図示しない電動モータが回転され、スプロケット184が回転される。
これによりチェーン182が所定方向、図1、3において反時計方向に所定速度で移動される。
また、ギヤ186及び188を介して回転ディスク124が時計方向にチェーン182と同期して回転される。
これにより、投入されたコインCは保留ボウル122の底の傾斜によって回転ディスク124側へ滑り落ち、回転ディスク124及び押出ディスク140と接触する。
回転ディスク124の回転により、コインCは突部126によって攪拌され、区分け凹部134に進入する。
コイン搬送装置108の近傍以外の位置において、移動体130は受け部144に位置しているため、受け入れ位置RPにある。
換言すれば、凹部134は扇形をしている。
したがって、コインCは、突部126の押進部142と移動体130の弧状内縁131によって画定された区分け凹部134に一個のみが保持される。
すなわち、コインCの外周は保留リング148によって案内されるので、最大径コイン(2ポンドコイン)の直径よりも僅かに深く形成された凹部134には、最大径コインCが、一枚のみが保持される。
また、その深さは最小径コイン(5ペンスコイン)の直径の二倍未満のため、最小径コインは凹部134において回転ディスク124の直径方向に二枚進入することが出来ない。
さらに、凹部134は扇形のため、最小径の5ペンスコインが回転ディスク124の周方向に二枚並ぶことができない。
したがって、最小径の5ペンスコインを含め、供給されたコインは、区分け凹部134に一枚のみが保持される。
凹部134に保持されたコインCは、回転ディスク124の回転によりコイン搬送装置108側へ移動される。
換言すれば、コインCは、下方から上方へ移動される。
このとき、コインCは押進部142によって押されて移動され、移動体130には殆ど力が加わらない。
移動体130がコイン搬送装置108の近くまで移動した場合、被動体154が送り出し過程溝172を移動するので、被動体154は回転ディスク124の直径方向に移動される。
これにより、移動体130がピボット軸146を支点に時計方向にピボット運動される。
したがって、移動体130は、区分け凹部134に位置するコインCを側方から回転ディスク124の直径方向に押すので、コインCは区分け凹部134から押し出される。
そして、被動体154が移動溝170に位置した場合、移動体130は移動位置MPに移動されるので、コインCは開口150を通過し、押し手段180の移動経路へ押し出される。
コインCは押し出された直後、押し手段180によって係止されて後押され、第1コインガイド200A、第2コインガイド200B、第3コインガイド200C、第4コインガイド200D及び第5コインガイド200Eによってガイドされつつ移送される。
換言すれば、コインCは、第1搬送経路202A、第2搬送経路202B、第3搬送経路202C、第4搬送経路202D及び第5搬送経路202Eの順に搬送される。
第2搬送経路202Bにおいて、コインCは金種判別手段204によって検知され、金種が判別される。
制御手段231は、コインCが2ポンドコインに判別された場合、その判別後押し手段検知手段224からの最初のパルス信号に基づいてソレノイド220を所定時間励磁する。
この励磁により、逸らせ板222が搬送経路202Cに突出するので、押し手段180に押されつつ周面を第2コインガイド232に案内されつつ移動する2ポンドコインは、逸らせ板222の斜面222Sによってガイドプレート194から離れるように移動される。
これにより、2ポンドコインは、第3コインガイド200C上から外されて落下し、コインホッパP2に図示しないシュートによって案内されて保留される。
コインCが20ペンスコインに判別された場合、判別後押し手段検知手段224からの2個のパルス信号の出力に基づいてソレノイド228が所定時間励磁される。
この励磁により、逸らせ板230が搬送経路202Cに突出するので、20ペンスコインは、逸らせ板230によってガイドプレート194から離れるように移動される。
これにより、20ペンスコインは、第3コインガイド200C上から外されて落下し、コインホッパ20pに図示しないシュートよって案内されて保留される。
2ポンドコイン及び20ペンスコイン以外の場合、金種判別手段204の検知に基づいてソレノイド220及び228は励磁されないので、搬送されるコインCは2ポンド選別部212及び20ペンス選別部214を通過し、最も小径の5ペンスコイン選別部216に達する。
搬送コインCが5ペンスコインの場合、その上端部が5ペンス選別開口234の縁232に案内されないので、コインCの上端部が5ペンス選別開口234に落ち込み、前述のように第3コインガイド200Cから外れて落下し、図示しないシュートによって案内されてコインホッパ2pに保留される。
2番目に小さい1ペンスコインの場合、直径は5ペンスコインよりも大きいので縁232に案内されて5ペンス選別部216を通過する。
しかし、1ペンス選別部218において、5ペンスコインと同様に第3コインガイド200Cから外れて落下し、図示しないシュートに案内されてコインホッパ1pに保留される。
1ポンドコインの場合、第1選択部186を通過して第4搬送経路202Dを通って1ポンド選別部240に達し、5ペンスコインと同様に第5コインガイド200Eから外れて落下し、図示しないシュートに案内されてコインホッパP1に保留される。
10ペンスコインの場合、第1選択部186、第4搬送経路202D及び1ポンド選別部240を通過して10ペンス選択部242に達し、5ペンスコインと同様に第5コインガイド200Eから外れて落下し、図示しないシュートに案内されてコインホッパ10pに保留される。
2ペンスコインの場合、第1選択部186、第4搬送経路202D、1ポンド選別部240及び10ペンス選択部242を通過して2ペンス選択部244に達し、5ペンスコインと同様に第5コインガイド200Eから外れて落下し、図示しないシュートに案内されてコインホッパ2pに保留される。
50ペンスコインの場合、第1選択部186、第4搬送経路202D、1ポンド選別部240、10ペンス選択部242及び2ペンス選択部244を通過して50ペンス選択部246に達し、5ペンスコインと同様に第5コインガイド200Eから外れて落下し、図示しないシュートに案内されてコインホッパ5pに保留される。
もし、2ポンドコインがセンサ204に判別されなかった場合、2ポンドコインは20ペンス選択部214において落下されず、5ペンス選択部216、1ペンス選択部218、1ポンド選択部240、10ペンス選択部242、2ペンス選択部244及び50ペンス選択部246に落下せず、搬送経路の最下流部208に達する。
この場合、2ポンドコインは、案内装置206に案内されつつコイン送り出し装置106の保留部152に落下する。
したがって、この2ポンドコインはコイン送り出し装置106によってコイン搬送装置108に受け渡され、再度センサ204において検知され、2ポンド選別部212において選別される。
もし、2回目も2ポンド選別部246において選別されなかった場合、再々度コイン送り出し装置106から搬送装置108に受け渡され、2ポンド選別部246において選別がなされる。
投入コインが偽貨の場合、コインセレクタ104によって選別され、コイン払出部120へ返却される。
稼働に先立ち、釣銭を各コインホッパP2から50pに保留する場合は、開口268からバラ状態のコインを平ベルト270上に投入することにより、平ベルト270が前述のように歩進してコインCをコイン送り出し装置106の保留部152へ供給する。
これにより、前述同様にコインがコイン送り出し装置106からコイン搬送装置108へ受け取られ、第1選別部186及び第2選別部188を搬送される途上で金種毎に選別され、各コインホッパに保留される。
なお、コイン取り込み手段211は、所定の金種である2ポンドコイン及び20ペンスコイン以外の所定のコイン選別部に配置することができる。
図1は、本発明の実施例のコイン処理装置の概略斜視図である。 図2は、本発明の実施例のコイン送り出し装置の概略正面図である。 図3は、本発明の実施例のコイン処理装置の搬送装置の概要図である。 図4は、図3におけるA―A線断面図である。 図5は、本発明の実施例の落下補助装置の水平断面図である。 図6は、本発明の実施例の落下補助装置の縦断面図である。 図7は、本発明の実施例のエンドレス進行体の断面図である。 図8は、本発明の実施例の取り込み部の水平断面図である。 図9は、本発明の実施例の押し手段検知手段の縦断面図である。 図10は、本発明の実施例の制御回路のブロック図である。
符号の説明
C コイン
106 送り出し装置
108 進行体
110 コイン選別部
180 押し手段
182 チェーン
183A,183B,187A,187B リンクプレート
189,189F 連結体
202 搬送経路
202B 傾斜部
202C 第1水平部
202D 垂直部
202E 第2水平部
204 金種判別手段
211 取り込み手段
224 押し手段検知手段
231 制御手段

Claims (3)

  1. 複数金種のコイン(C)を送り出し装置(106)によって一つずつ区分けして後、エンドレスな進行体(108)に所定の間隔で取り付けられた押し手段(180)に受け渡し、その後、前記押し手段によって所定の搬送経路(202)を搬送する途上において、金種判別手段(204)により金種を判別し、前記金種判別手段の判別金種に基づいてコイン選別部(110)において金種別に選別するようにしたコイン処理装置において、
    前記押し手段の進行経路の所定位置に相対して配置した前記押し手段の検知手段(224)、前記コイン選別部のうちの所定の選別部に配置したコインの取り込み手段(211)、及び、
    前記金種判別手段からの金種信号及び前記検知手段からの検知信号に基づいて前記取り込み手段を動作させる制御手段(231)
    を有することを特徴とするコイン処理装置の金種別分類装置。
  2. 複数金種のコイン(C)を送り出し装置(106)によって一つずつ区分けして後、エンドレスな進行体(108)に所定の間隔で取り付けられた押し手段(180)に受け渡し、その後、前記押し手段によって所定の搬送経路(202)を搬送する途上において、金種毎のコイン選別部(110)において金種別に選別するようにしたコイン処理装置において、
    前記進行体は前記送り出し装置から斜め上方へ進行する傾斜部(202B)、前記傾斜部につづいてほぼ水平な第1水平部(202C)、前記第1水平部に続いてほぼ垂直な垂直部(202D)、前記垂直部に続いて前記第1水平部の上方に位置し、かつ、ほぼ水平な第2水平部(202E)、及び前記第2水平部から前記送り出し装置に至る経路を循環し、
    前記第1水平部及び前記第2水平部に相対して配置された前記コイン選別部、
    前記コイン選別部の少なくとも一つに配置され、前記押し手段により係止され、かつ、前記進行体により搬送されるコイン(C)を取り込むコイン取り込み手段(211)、
    前記傾斜部のコイン経路に相対して配置されたコインの特性を検知する金種判別手段(204)、
    前記第2水平部の前記押し手段の進行経路に相対して配置された前記押し手段を検知する押し手段検知手段(224)、
    前記金種判別手段からの特性信号及び前記押し手段検知手段からの検知信号に基づいて前記取り込み手段に取り込み動作をさせる制御手段(231)
    を有することを特徴とするコイン処理装置の金種別分類装置。
  3. 前記進行体がリンクプレート(183A,183B,187A,187B)を連結体(189,189F)で連鎖したチェーン(182)であり、前記押し手段が前記連結体に一体的に取り付けられている請求項1又は2のコイン処理装置の金種別分類装置。
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