JP2006142844A - 運転評価装置及び運転評価方法 - Google Patents

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【課題】 本発明は、運転評価装置及び運転評価方法に関し、外的要因により評価が異ならないようにして、従来に比して運転を正しく評価することができるようにする。
【解決手段】 本発明は、車両の操作を示す操作の情報により、バックによる車庫入れ及び又はバックによる車庫出しに係る車両の挙動を検出し、この検出した車両の挙動より運転手の運転を評価する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、運転評価装置及び運転評価方法に関し、例えば運転手の運転技能の向上に利用することができる。本発明は、車両の操作を示す操作の情報により、バックによる車庫入れ及び又はバックによる車庫出しに係る車両の挙動を検出し、この検出した車両の挙動より運転手の運転を評価することにより、外的要因により評価が異ならないようにして、従来に比して運転を正しく評価することができるようにする。
従来、車両に関して、運転技能の向上を図る等の目的のために、運転を評価する方法が例えば特開2002−154346号公報等に提案されるようになされている。このような評価方法にあっては、例えば燃費、加速度等の検出により、急激な加減速を伴わない滑らかな運転をうまい運転と評価するようになされている。
しかしながらこのような運転の評価による判定にあっては、種々の外的要因によって、判定結果が変化する欠点がある。すなわち例えば同一の道路の走行する場合でも、走行する時間帯によって車両の走行台数が異なることにより燃費、加減速も変化し、これにより評価が変化することになる。また例えば上り下りの繰り返しの道路においては、当然に燃費が悪くなり、また加減速を繰り返すことになり、これらにより平坦な道路を走行する場合に比して悪い評価結果が得られることになる。
しかしてこのような外的要因により評価が異ならないようにして、従来に比して一段と正しく運転を評価することができれば、この種の運転の評価を一段と有効に利用することができると考えられる。
特開2002−154346号公報
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、外的要因により評価が異ならないようにして、従来に比して運転を正しく評価することができる運転評価装置及び運転評価方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため請求項1の発明においては、運転評価装置に適用して、前記車両の操作を示す操作の情報から、バックによる車庫入れ及び又はバックによる車庫出しに係る前記車両の挙動を検出し、該検出した前記車両の挙動より前記運転手の運転を評価する。
また請求項3の発明においては、運転評価方法に適用して、前記車両の操作を示す操作の情報から、バックによる車庫入れ及び又はバックによる車庫出しに係る前記車両の挙動を検出する挙動検出のステップと、該検出した前記車両の挙動より前記運転手の運転を評価する評価のステップとを有するようにする。
請求項1の構成により、運転評価装置に適用して、前記車両の操作を示す操作の情報から、バックによる車庫入れ及び又はバックによる車庫出しに係る前記車両の挙動を検出し、該検出した前記車両の挙動より前記運転手の運転を評価すれば、走行時とは異なる特異な車両の挙動により、バックによる車庫入れ及び又はバックによる車庫出しに係る前記車両の挙動を簡易に検出することができる。またこのようなバックによる車庫入れ及び又はバックによる車庫出しにあっては、走行時等とは異なり、他の車両の通行等の外的要因の影響が少なく、これらにより外的要因により評価が異ならないようにして、従来に比して運転を正しく評価することができる。
これにより請求項3の構成によれば、外的要因により評価が異ならないようにして、従来に比して運転を正しく評価することができる運転評価方法を提供することができる。
本発明によれば、外的要因により評価が異ならないようにして、従来に比して運転を正しく評価することができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
図2は、本発明の実施例に係る運転評価装置を示すブロック図である。この運転評価装置1は、車両に搭載されて、この車両に係るユーザーの運転を評価する。
ここでこの運転評価装置1において、コントローラ2は、この運転評価装置1が搭載される車両に設けられたコントローラであり、図示しない電子キー検出機構等と共にいわゆるキーレスエントリーシステムを構成し、ユーザーによる電子キーの操作によりこの車両を運転可能に制御する。
コントローラ2は、この電子キーに係る処理においてこの電子キーに設けられた固有の識別コードを検出し、これによりこの電子キーに係るユーザーを識別する。コントローラ2は、この検出した識別コードによるユーザー識別情報DUを運転評価装置1に通知する。またコントローラ2は、このようにして運転可能に設定して、ユーザーによる各種操作を示す操作の情報D1を運転評価装置1に通知する。このためコントローラ2は、ユーザーによるパーキングブレーキ3の操作、ギア5の切り換え操作を検出し、操作の情報D1として運転評価装置1に通知する。また加速度センサ4Aにより加減速を検出して、ユーザーによるブレーキ操作を検出し、さらには操舵角センサ4Bにより操舵輪の変化を検出してユーザーのハンドル操作を検出し、これらを操作の情報D1として運転評価装置1に通知する。また車速パルスSPにより一定の時間間隔で車両の走行距離を検出し、操作の情報D1として運転評価装置1に通知する。
運転評価装置1は、このようにして車両より得られる操作の情報D1を選択的に蓄積して保持し、この蓄積して保持した操作の情報D1と、順次得られる操作の情報D1との比較により、ユーザーの運転を評価して評価結果をユーザーに通知する。
ここで運転評価装置1において、インターフェース(IF)6は、コントローラ2からの各種データの入出力回路であり、ハードディスク装置(HDD)7は、この運転評価装置1の処理に係る処理プログラムを記録して保持する。またハードディスク装置7は、中央処理ユニット(CPU)8の制御により、インターフェース6を介してコントローラ2から通知される操作の情報D1を、ユーザー識別情報DUにより識別されるユーザー毎に選択的に記録して保持する。表示装置10は、例えば液晶表示装置により形成され、中央処理ユニット8の制御により運転の評価を表示する。メモリ9は、中央処理ユニット8のワークエリアを構成する。
中央処理ユニット8は、ハードディスク装置7に記録された処理プログラムの実行により、順次得られる操作の情報D1をハードディスク装置7に選択的に記録し、またこの記録した操作の情報D1により順次入力される操作の情報D1、ハードディスク装置7に記録された操作の情報D1を判定して運転を評価する。なおこの実施例において、この処理プログラムにおいては、ハードディスク装置7に事前にインストールされて提供されるものの、このような事前のインストールによる提供に代えて、インターネット等のネットワークを介したダウンロードにより提供するようにしてもよく、また記録媒体を介したインストールにより提供するようにしてもよい。なおこのような記録媒体にあっては、光ディスク、磁気ディスク、メモリカード等、種々の記録媒体を広く適用することができる。
ここで中央処理ユニット8は、ハードディスク装置7に一定の記録領域による仮記録の領域を確保して、この仮記録の領域に順次得られる操作の情報D1を順次循環的に記録しながら、この操作の情報D1の監視により図3及び図4の処理手順を実行することにより、バックによる車庫入れ時、バックによる車庫出し時における操作の情報D1を選択的にハードディスク装置7に記録し、これによりユーザーがバックにより車庫入れ、車庫出しした際の、この車両の挙動を選択的にハードディスク装置7に記録する。なおここで、バックによる車庫入れ、車庫出しとは、バックギヤにより後方に走行して後方より車庫入れ、車庫出しする意である。
ここで中央処理ユニット8は、ユーザーによりパーキングブレーキ3が操作されて、この車両が駐車されると、図3の処理手順を実行する。すなわち中央処理ユニット8は、この図3に示す処理手順を開始すると、ステップSP1からステップSP2に移り、ここでユーザーによるパーキングブレーキ3の操作を検出し、続くステップSP3において、ハードディスク装置7に記録した操作の情報D1により、このパーキングブレーキ3を操作する以前の、一定の時間の間に、ユーザーによりバックギアが選択されて、車両が後方に走行したか否か判断する。ここで否定結果が得られると、中央処理ユニット8は、ステップSP3からステップSP4に移り、それまでハードディスク装置7に順次循環的に記録した操作の情報D1を削除した後、ステップSP5に移ってこの処理手順を終了する。なおこのステップSP3において、中央処理ユニット8は、バックギアが操作された場合であっても、操作の情報D1により検出されるバックギアによる走行距離、操舵角の変化を判定することにより、明らかに車庫入れと判断できない場合、バックギアが操作されない場合と同様に、ステップSP3からステップSP4に移ってこの処理手順を終了する。なおここでこのような場合は、例えば単にバックギアが選択されただけの場合、目的の地点を通り過ぎてバックする場合、縦列駐車する場合等が該当することになる。
これに対してステップSP3で肯定結果が得られると、中央処理ユニット8は、ステップSP3からステップSP6に移り、この場合、ユーザーがバックで車庫入れした場合と判定し、ユーザーがパーキングブレーキを操作するまでの一定期間における操作の情報D1をユーザー識別情報DUによりユーザー毎に記録した後、ステップSP5に移ってこの処理手順を終了する。しかしてこの一定期間にあっては、バックにより車庫入れを開始するために、車両を一旦停止した時点を含む一定の期間が割り当てられる。
これにより中央処理ユニット8は、図5に示すように、パーキングブレーキの操作、バックギアの操作を基準にして、バックによる車庫入れを検出し、時点t1でバックにより車庫入れを開始した後、車庫入れを完了するまでの車両の挙動をユーザー毎に記録するようになされている。
ところでユーザーによっては、頭から車庫入れし、車庫出しの際に車両をバックさせる場合もある。これにより中央処理ユニット8は、ユーザーによりパーキングブレーキ3が解除された場合には、図4の処理手順を実行することにより、バックによる車庫出しを検出して車両の挙動を記録する。
すなわちこの場合、中央処理ユニット8は、ステップSP11からステップSP12に移り、ユーザーによるパーキングブレーキ3の解除を検出し、続くステップSP13において、ユーザーによりバックギアが選択されて、このパーキングブレーキ3の解除から車両が後方に走行したか否か判断する。ここで否定結果が得られると、中央処理ユニット8は、ステップSP13からステップSP14に移り、それまでハードディスク装置7に順次循環的に記録した操作の情報D1を削除した後、ステップSP15に移ってこの処理手順を終了する。
なおこの場合も中央処理ユニット8は、バックギアが操作された場合であっても、操作の情報D1により検出されるバックギアによる走行距離、操舵角の変化を判定することにより、明らかに車庫出しと判断できない場合、バックギアが操作されない場合と同様に、ステップSP13からステップSP14に移ってこの処理手順を終了する。なおここでこのような場合は、例えば単にバックギアが選択されただけの場合、行き止まりに駐車した車両を通りまでバックさせる場合等が該当することになる。
これに対してステップSP13で肯定結果が得られると、中央処理ユニット8は、ステップSP13からステップSP16に移り、ユーザーがバックで車庫出しした場合と判定し、ユーザーがパーキングブレーキを操作した後の一定期間における操作の情報D1をユーザー識別情報DUによりユーザー毎に記録した後、ステップSP15に移ってこの処理手順を終了する。しかしてこの一定期間にあっては、走行を開始するために車両を一旦停止する操作を含む期間が割り当てられる。
これにより中央処理ユニット8は、この場合も、パーキングブレーキの操作、バックギアの操作を基準にして、図6に示すように、バックによる車庫出しを検出し、時点t1によりバックで車庫出しを開始した後、車庫出しを完了するまでの車両の挙動をユーザー毎に記録するようになされている。
このようにしてユーザー毎に、バックによる車庫入れ、車庫出し時の車両の挙動を記録して、各ユーザーについての記録が一定数以上となると、中央処理ユニット8は、対応するユーザーに係る記録より最も古い記録を削除し、これにより各ユーザー毎に最新の記録を一定数だけハードディスク装置7に保持する。
またこのようにして車庫入れ、車庫出しにおける車両の挙動を記録する際に、中央処理ユニット8は、図1に示す処理手順の実行により、ハードディスク装置7に記録された対応する過去の挙動の記録との比較により、車庫入れ、車庫出しに係るユーザーの運転を評価する。
すなわち中央処理ユニット8は、ユーザーによるエンジンの起動によりこの処理手順を開始してステップSP21からステップSP22に移り、図3及び図4について上述した処理手順による処理結果より、バックにより車庫入れ又は車庫出しが実行されたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP22を繰り返し、ユーザーによるエンジンの停止によりこの処理手順を終了する。
これに対してステップSP22で肯定結果が得られると、中央処理ユニット8は、ステップSP22からステップSP23に移り、ハードディスク装置7に記録された車両の挙動より、この検出されたバックによる車庫入れ又は車庫出しの所要時間を計測する。また続くステップSP24において、同様のハードディスク装置7に記録された車両の挙動より、この検出されたバックによる車庫入れ又は車庫出しの際の、切り返しの回数を計測する。また続くステップSP25において、これら車庫入れ、車庫出しの際におけるブレーキ操作について、加速度センサ4Aによる加速度の検出結果より、停止時におけるショックの大きさを計測する。
中央処理ユニット8は、このようにして車庫入れ、車庫出しについて、ユーザーの操作による車両の挙動を計測して、続くステップSP26において、これらの計測結果を数値化する。具体的に、中央処理ユニット8は、車庫入れ又は車庫出しの所要時間が短い程、順調に車庫入れ、車庫出しできた場合であることにより、その分、高い評価を与えるように計測結果を数値化する。また切り返しの回数が少ない程、順調に車庫入れ、車庫出しできた場合であることにより、その分、高い評価を与えるように計測結果を数値化する。これにより例えば図7(A)に示すように、何ら切り返しすることなく車庫入れできた場合には、最も高い評価値を与える。また図7(B)及び(C)に示すように、何度か切り返しした場合には、切り返しの回数が増加する程、評価値を低く設定する。またこのような車庫入れ、車庫出しの際に、急激な加速度が検出された場合、車体を障害物に衝突させた場合、さらには車体が障害物に衝突しそうになって慌ててブレーキを操作した場合等が考えられることにより、この場合は、急激な減速が検出される程、評価値を低減させる。
中央処理ユニット8は、このようにしてステップSP23、ステップSP24、ステップSP25による各計測結果を数値化して評価値をそれぞれ計算し、これら評価値を重み付け加算して総合の評価値を計算する。
中央処理ユニット8は、続くステップSP27において、このようにして計算した評価値を、対応する操作の情報D1と共にハードディスク装置7に記録して保持する。
また中央処理ユニット8は、続くステップSP28において、ハードディスク装置7に記録したユーザー毎の車両の操作の情報D1より、現在のユーザーに係る過去の車両の操作の情報D1に順次ロードし、このロードした過去の操作の情報D1による車両の挙動と現在の操作の情報D1による車両の挙動とを比較し、ほぼ同一の条件による車庫入れ、車庫出しと判断できる過去の車両の挙動を検出する。具体的に、例えば車庫入れの場合には、車庫入れのために一時停止した状態からパーキングブレーキが操作された状態までの車両の向きの変化を比較して、ほぼ同一の条件による車庫入れを検出する。また車庫出しの場合には、パーキングブレーキが解除された状態から、バックを終了して前進により走行を開始するまでの車両の向きの変化を比較して、ほぼ同一の条件による車庫出しを検出する。
さらに中央処理ユニット8は、このようにして検出される同一の条件による車庫入れ、車庫出しについて記録される過去の総合の評価値と、ステップSP26で計算した総合の評価値とを比較し、続くステップSP29において、この比較結果を表示装置10により表示した後、ステップSP30に移ってこの処理手順を終了する。しかして中央処理ユニット8は、この評価値の比較により、例えば過去の記録に係る評価値の最大値より、今回の評価値が大きい場合、運転がうまくなった旨、表示する。なおこの場合、過去の評価値の平均値を基準にして判定してもよい。これに対して過去の評価値の最大値、又は過去の評価値の平均値より、今回の評価値が小さい場合、運転が下手になった旨、ユーザーに通知する。またこれらの場合に、過去の評価値に比して、今回の評価値が大きく異なる場合、ユーザーへの通知を強調する。
(2)実施例の動作
以上の構成において、この運転評価装置1においては(図2)、車両のコントローラ2から運転手の操作を示す操作の情報D1が通知され、この操作の情報D1により運転手によるパーキングブレーキ3の操作が検出される。またパーキングブレーキ3の操作が検出されると、バックギアの操作が検出され、これらによりバックによる車庫入れ、バックによる車庫出しが検出される(図3及び図4)。
しかしてこのようなバックによる車庫入れ、バックによる車庫出しにあっては、例えば、自宅の車庫への車両の出し入れであることにより、一般道路においては車両の通行量が時間帯で種々に変化する場合であっても、通行量がそれ程変化しない状況での車両の操作であり、外的要因による変化の少ない、毎回、ほぼ同一の条件による運転操作であると言える。
これによりこの運転評価装置1では、このようにして検出されるバックによる車庫入れ、バックによる車庫出しにおける車両の挙動より、ユーザーの運転が評価される。これによりこの実施例においては、外的要因により評価が異ならないようにして、従来に比して運転を正しく評価することができるようになされている。
すなわち運転評価装置1では、このようにして検出されるバックによる車庫入れ、バックによる車庫出しにおける操作の情報D1が、キーレスエントリーシステムに係るユーザー識別情報DUによりユーザー毎にハードディスク装置7に記録される。またバックによる車庫入れ、バックによる車庫出しに要する時間、切り返し回数、停止時のショックが計測され(図1)、これらにより総合の評価値が計測され、過去の記録に係る評価値との比較により、運転の善し悪しが評価される。
このようにしてバックによる車庫入れ、バックによる車庫出しにより運転を評価するようにして、この運転評価装置1では、ユーザーによるパーキングブレーキの操作、バックギアの操作を基準にしてバックによる車庫入れ、バックによる車庫出しが検出され、これにより簡易かつ確実に、バックによる車庫入れ、バックによる車庫出しを検出して運転を評価するようになされている。
またこのときバックギアによる走行距離、操舵角センサ4Bにより検出されるハンドル操作により、例えば単に後方に走行させただけの場合にあっては、バックによる車庫入れ、バックによる車庫出しによる評価対象から除外され、これにより運転に係る評価の精度が向上される。
またキーレスエントリーシステムに係るユーザー識別情報DUを有効に利用して、ユーザー毎に、運転が評価され、これにより一台の車両を複数のユーザーが共用する場合にあっても、各ユーザー毎に適切に運転を評価することができる。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、車両の操作を示す操作の情報により、バックによる車庫入れ及びバックによる車庫出しに係る車両の挙動を検出し、この検出した車両の挙動より運転手の運転を評価することにより、外的要因により評価が異ならないようにして、従来に比して運転を正しく評価することができる。
またこのようなバックによる車庫入れ、バックによる車庫出しに係る車両の挙動を、バックギア、パーキングブレーキの操作を基準にして検出することにより、簡易かつ確実にバックによる車庫入れ、バックによる車庫出しを検出して運転を評価することができる。
図8は、図2との対比により本発明の実施例2に係る運転評価装置を示すブロック図である。この運転評価装置21は、カーナビゲーション装置を構成するGPS受信部22により現在位置の位置情報を検出し、この位置情報によりユーザーが事前に登録した特定箇所について、バックによる車庫入れ、バックによる車庫出しを検出する。またこの位置検出結果により、過去の同一に箇所に係る車庫入れ、車庫出し時における操作の情報D1との比較により、運転を評価する。なおこの実施例に係る運転評価装置21は、このようにGPS受信部22で検出される現在位置を参考にして、特定箇所においてバックによる車庫入れ、バックによる車庫出しを検出する点に関して中央処理ユニット28の処理が異なる点を除いて、実施例1の運転評価装置1と同一に構成される。
この実施例においては、現在位置検出手段で検出される現在位置に基づいて、特定箇所についてだけ、バックによる車庫入れ、バックによる車庫出しを検出して運転を評価することにより、運転の評価に係る運転環境を一定に設定することができ、一段と高い精度により運転を評価することができる。
なお上述の実施例においては、切り返しの回数、所要時間等を基準に運転を評価する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば車庫入れ前の姿勢、車庫入れ後の姿勢、これらの間の距離等から最適な予測経路を計算し、この予測経路を基準にして運転を評価する場合等、種々の評価方法を広く適用することができる。
また上述の実施例においては、バックによる車庫入れ、バックによる車庫出しを過去の記録と比較して運転の評価を通知する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、一定の評価基準を設定し、この評価基準との比較により運転の評価を通知する場合等にも広く適用することができる。
また上述の実施例においては、バックによる車庫入れとバックによる車庫出しとの双方について、運転を評価する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて何れか一方についてのみ運転を評価するようにしてもよい。
また上述の実施例においては、単に運転の評価を表示装置によりユーザーに通知する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば音声、効果音等により評価を通知する場合等、評価の通知にあっては、種々の通知方法を広く適用することができる。
本発明は、運転評価装置及び運転評価方法に関し、例えば運転手の運転技能の向上に利用することができる。
本発明の実施例1に係る中央処理ユニットの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る運転評価装置を示すブロック図である。 車庫入れの検出に係る処理手順を示すフローチャートである。 車庫出しの検出に係る処理手順を示すフローチャートである。 車庫入れの処理の説明に供する略線図である。 車庫出しの処理の説明に供する略線図である。 運転の評価の説明に供する略線図である。 本発明の実施例2に係る運転評価装置を示すブロック図である。
符号の説明
1、21……運転評価装置、2……コントローラ、8、28……中央処理ユニット、10……表示装置

Claims (5)

  1. 車両に係る運転手の運転を評価する運転評価装置であって、
    前記車両の操作を示す操作の情報から、バックによる車庫入れ及び又はバックによる車庫出しに係る前記車両の挙動を検出し、
    該検出した前記車両の挙動より前記運転手の運転を評価する
    ことを特徴とする運転評価装置。
  2. 前記操作の情報より、パーキングブレーキの操作とバックギアの操作とを基準にして、前記バックによる車庫入れ及び又はバックによる車庫出しに係る前記車両の挙動を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の運転評価装置。
  3. 車両に係る運転手の運転を評価する運転評価方法であって、
    前記車両の操作を示す操作の情報から、バックによる車庫入れ及び又はバックによる車庫出しに係る前記車両の挙動を検出する挙動検出のステップと、
    該検出した前記車両の挙動より前記運転手の運転を評価する評価のステップとを有する
    ことを特徴とする運転評価方法。
  4. 前記挙動検出のステップは、
    前記操作の情報より、パーキングブレーキの操作とバックギアの操作とを基準にして、前記バックによる車庫入れ及び又はバックによる車庫出しに係る前記車両の挙動を検出する
    ことを特徴とする請求項3に記載の運転評価方法。
  5. 前記挙動検出のステップは、
    現在位置検出手段による現在位置検出結果に基づいて、特定の箇所において、バックによる車庫入れ及び又はバックによる車庫出しに係る前記車両の挙動を検出する
    ことを特徴とする請求項3に記載の運転評価方法。
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