JP2002054320A - 駐車補助装置 - Google Patents

駐車補助装置

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JP2002054320A
JP2002054320A JP2000243198A JP2000243198A JP2002054320A JP 2002054320 A JP2002054320 A JP 2002054320A JP 2000243198 A JP2000243198 A JP 2000243198A JP 2000243198 A JP2000243198 A JP 2000243198A JP 2002054320 A JP2002054320 A JP 2002054320A
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parking
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parking assist
photographing
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JP2000243198A
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English (en)
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Masuo Sugiura
万寿夫 杉浦
Sadaji Okuda
定治 奥田
Kazuyuki Oiwa
和之 大岩
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車庫入れ(又は出庫)中にドライバが確認し
たいと望むそれぞれの着目箇所の様子を、車庫入れ過程
の進行に応じた各表示内容に選択もしくは切替えつつ視
認することができる駐車補助装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 車両15を駐車するためのガレージ1の
天井面に、設置位置の異なる2台以上の撮影カメラ3,
5を取付ける。撮影カメラは少なくともガレージ1の出
入口付近3とガレージ1の奥方5とにそれぞれ1台ずつ
以上配置する。これらの撮影カメラによる撮影画像は通
信装置11,17を介して車両に伝送されて車内の表示
装置19に表示される。複数の撮影カメラのうちどの撮
影カメラによる撮影画像を表示装置に表示するかを選択
できるようにし、及び/又は、自動的に選択されるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車やトラック
等の車両をガレージ等の駐車場に駐車する際においてド
ライバの車庫入れ操作を援助するための駐車補助装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の駐車補助装置としては、
例えば特開平9−11793号公報に開示された装置が
知られている。この装置では、車両の後部に第1のカメ
ラを配設して車両後方の画像を車内のディスプレイ装置
に表示する一方、駐車場側には第2のカメラを設けて、
駐車位置を含む地上を撮影し、この画像も車内のディス
プレイに表示できるようにしている。これによれば、車
両の周囲の障害物と車両との関係をディスプレイ画面上
で確認できるので、車庫入れに不慣れなドライバでも安
全に駐車操作を行なうことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の従来技
術は、ドライバが車庫入れをする一連の操作において注
目することが必要になるポイントとなる箇所を、必ずし
もすべて見えるようにするものではなかった。すなわ
ち、例えば、道路に対して直角に(T字状に)設けられ
たガレージに車庫入れをする場合を想定してみよう。ド
ライバは道路の左車線を走行し、ガレージを過ぎた場所
で一時停止し、ハンドルを左いっぱいに切りながら後退
して、バックで車庫入れするのが一般的である。このと
き、後退中にドライバが注意を払うポイントは、車両の
左側面がガレージの出入口の角と接触しないようにする
ことと、車両の右後部がガレージの右側壁面に接触しな
いようにすることである。ところが、前記公報の装置の
ようにガレージの奥壁に第2のカメラを設けたのでは、
このカメラから上述した2箇所の着目点の状況を正しく
把握することは困難である。第1のポイントの箇所につ
いては、ガレージの奥から見たのでは車両の側面とガレ
ージの入口角部とが重なって見えるので、両者の間隔つ
まり遠近をディスプレイ画面の表示から読取るのは難し
い。第2のポイントの箇所についても、カメラをガレー
ジの奥壁右端に取付けない限り、車両の後部とガレージ
の右壁とが重なって見えてしまい、その隙間を確認する
のは困難である。
【0004】こうした考察から明らかなように、駐車補
助装置が実用的に使いものになるか否かは、撮影カメラ
をどのように配置するかに依存するところが大きい。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、撮影カメラを少なくとも2台設けることで、一連の
車庫入れ操作中にドライバが確認したくなる各着目点の
状況を、最適な撮影箇所から撮影して表示装置に明示で
きるようにした駐車補助装置を提供することを目的とす
る。
【0006】本発明はまた、車庫入れ(又は出庫)中に
ドライバが確認したいと望むそれぞれの着目箇所の様子
を、車庫入れ過程の進行に応じた各表示内容に選択もし
くは切替えつつ視認することができる駐車補助装置を提
供することを目的とする。
【0007】本発明は更に、車両の車種やガレージの大
きさ,ドライバの好み等の広範な条件に応じた最適な表
示内容を自動的に表示することができるような駐車補助
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係る本発明の駐車補助装置は、車両を駐車
するための駐車施設において前記車両を撮影すべく設け
られた撮影カメラと、前記撮影カメラによる撮影画像を
前記車両に伝送する伝送手段と、前記伝送された撮影画
像を表示すべく前記車両に備えられた表示手段と、を備
えて構成される駐車補助装置において、前記撮影カメラ
は少なくとも前記駐車施設の出入口付近と同駐車施設内
の奥方とにそれぞれ1台ずつの合計2台以上配置されて
いることを特徴としている。
【0009】一般的に、車庫入れ過程中においてドライ
バが注意を払うべき着目箇所は、車庫入れ段階が進むに
つれて次々と別の箇所へと移動変化するが、基本的に
は、車庫入れ開始当初における出入口の壁面との接触を
回避するためにガレージの壁面と車体との距離間隔を把
握したいという第1の要請と、車庫入れ完了まぎわにお
ける車体後部とガレージの奥壁との距離間隔を把握した
いという第2の要請とが共に満たされれば所期の目的を
達成するのに十分であるといえる。
【0010】請求項1に記載の装置では、撮影カメラを
2台設けることとし、それぞれ駐車施設の出入口付近と
駐車施設内の奥方とに配置することにした。これによ
り、各撮影カメラによって前記した第1の要請と第2の
要請とにそれぞれ答えることができる。
【0011】伝送手段は、撮影カメラで撮影した画像を
車両へ送信することを一義的な目的とするものである。
従って、その最も単純な構成としては、CCDカメラで
ある撮影カメラから出力される映像信号を変調してVH
F/UHF帯のテレビ電波として送信するような簡易な
トランスミッタとすることができる。この利点は、車両
側で画像を表示するための表示装置が既存の小型TV受
信機で足りることである。もちろん、伝送手段は、PH
S電話公衆網のような通信手段を利用して画像を伝送す
るより高度な構成の手段としてもよい。ここで留意すべ
きは、伝送手段としていかなる手段を用いるかは、車両
側の(受信用の)伝送手段として何を想定するかと密接
に関わっていることである。すなわち、本願の出願時点
においては、一般的な自動車にはPHS電話公衆網やイ
ンターネットを利用した通信装置が搭載されているわけ
ではない。しかしながら、TV受像機を備えた自動車は
比較的普及していてめずらしくない。このような技術水
準のもとにおいては前記したようなVHF/UHFトラ
ンスミッタは現実的な選択枝として有効なものになりう
る。他方において、将来、PHS公衆網や携帯電話公衆
網等を利用した高度な情報通信手段が一般的な自動車に
標準的に装備されるようになった場合にあっては、そう
した通信手段を介して画像の伝送を行なう機器を伝送手
段として採用することとなろう。
【0012】請求項1に記載の装置によれば、車庫入れ
過程中にドライバが確認したいと望むであろう、あらゆ
る着目箇所の様子についても車内の表示手段の表示画面
上で視認することができる。
【0013】請求項2に記載の駐車補助装置は、請求項
1に記載の駐車補助装置において、前記車両に備えられ
た表示手段は、前記2台以上の撮影カメラによって撮影
された2以上の撮影画像を同時に前記表示手段の表示画
面上に表示することを特徴としている。
【0014】請求項2に記載の装置では、駐車施設の出
入口付近についての撮影画像と駐車施設内の奥方につい
ての撮影画像とを車内の表示手段の表示画面上に同時に
表示する。
【0015】請求項2に記載の装置によれば、2台以上
の撮影カメラによって撮影された各画像を表示手段の表
示画面上に一度に表示するのでガレージ内のすべての領
域を一覧することができる。従って、複数台のうちいず
れかの撮影カメラを選択するために特別な切替え操作を
必要としたりすることがなく、1の表示画面上でガレー
ジ内の全情報を把握することができる。また、車庫入れ
に先だってガレージ内の全体の領域の様子をあらかじめ
車内の表示画面上にて視認できるので、ガレージ内のど
の辺に車両を駐車しようかといったことを考えながら車
庫入れをすることができる。
【0016】請求項3に記載の駐車補助装置は、請求項
1又は2に記載の駐車補助装置において、前記車両に備
えられた表示手段は、前記2台以上の撮影カメラによっ
て撮影された2以上の撮影画像のうちの1の撮影画像を
選択して前記表示手段の表示画面上に表示することを特
徴としている。
【0017】請求項3に記載の装置では、2台の撮影カ
メラのいずれかによる撮影画像を選択して車内の表示手
段の表示画面上に表示するようにしている。前述したよ
うに、車庫入れ過程の当初の段階においてはガレージの
出入口付近の様子を視認したいという要請が大きい。従
って、本請求項においては、より具体的には、車庫入れ
開始当初においては出入口付近側の撮影カメラの撮影画
像だけを選択し表示して、車庫入れ完了まぎわには奥方
の撮影カメラの撮影画像だけを選択して表示するとよ
い。
【0018】なお、本請求項と前記請求項2とを組合わ
せると、車庫入れ開始に先だって、ガレージ内の全体の
領域の様子を1画面上にて確認し、その後、ガレージの
出入口付近の撮影画像に切替えて、さらに、車庫入れ完
了まぎわにガレージの奥方の撮影画像に切替えるような
ことが可能になる。
【0019】請求項3に記載の装置によれば、車庫入れ
過程の進行に応じてドライバが必要とする着目箇所の撮
影画像へと切替えて車内の表示手段の表示画面上で確認
することができる。
【0020】請求項3に記載の装置では、駐車施設から
伝送されてくる複数の撮影画像のいずれかを表示するの
かは、ドライバが車内で表示手段を操作して、必要に応
じて選択するようにしてもよい。例えば、伝送手段とし
て前述のUHFトランスミッタを採用した場合には、駐
車施設の出入口付近側の撮影カメラの撮影画像をUHF
14CHで送信し、奥方の撮影カメラの撮影画像をUH
F15CHで送信するようにすれば、ドライバは車内の
表示手段としてのTV受信機のチャンネルを切替えるだ
けで望みの撮影画像を見ることができる。しかしなが
ら、一般的に、車庫入れ過程の一連の流れの中にあって
は、ドライバが確認したい撮影ポイントは比較的定型的
なパターンによって順次遷移するものと考えられること
から、車両の動きに追従するようにいずれかの撮影カメ
ラを自動的に選択して切替えることができれば便利であ
る。
【0021】そこで、請求項4に記載の駐車補助装置
は、請求項1乃至3のいずれか1項記載の駐車補助装置
において、前記駐車施設に前記車両を検出するための車
両検出手段が備えられていることを特徴としている。
【0022】車両検出手段は、駐車施設の性質や構造に
応じて様々な態様のものとすることができる。例えば、
駐車施設が個人の一戸建て住宅に付設されたガレージで
ある場合には、ガレージの天井面の下面に超音波センサ
や光学式センサ、赤外線センサ、レーザー式距離計など
を取付けるようにしたり、ガレージの奥壁にガレージの
出入口に向けた超音波距離計やレーザー式距離計を取付
けたりして、車両検出手段とすることができる。また、
駐車施設が回転式立体駐車場である場合には出入口の路
面下に埋設されたループコイルを車両検出手段とするこ
とができる。また、駐車施設がゲートから出入りする集
合駐車スペースである場合には、入口の受付ゲートを車
両検出手段とすることができる。さらに、本請求項に車
両検出手段と記載したのは、車両が駐車施設ないし車両
の駐車位置の付近に接近したことを検出する何らかの手
段が概念的に必要であることを意味しているのであっ
て、上記したようなデバイスないし装置または機器の形
態をとった車両検出手段が必ずしも独立して必要である
わけではない。具体的には例えば、請求項1中の構成要
素である撮影カメラは車両検出手段としても兼用するこ
とができる。撮影画像を画像認識することで車両の存否
を検出できるからである。この例示においては独立した
デバイスとしての車両検出手段は備えられていないもの
の、概念的には車両が接近ないし侵入したことを検出す
る手段が存在していることは明らかである。
【0023】この場合、請求項5に記載したように、車
両検出手段は該車両検出手段の設置位置付近における前
記車両の存否を検知することができるものでもよく、ま
たは、請求項6に記載したように、前記駐車施設内外に
おける前記車両の動きまでをも検知することができるも
のでもよい。
【0024】また、さらに、請求項7に記載したよう
に、請求項4乃至6のいずれか1項記載の駐車補助装置
において、前記車両検出手段を、前記駐車施設の出入口
付近と同駐車施設内の奥方とにそれぞれ配置するように
すると、比較的安価で簡単な構成の検出素子(例えば超
音波距離計)を用いた場合でも車両の位置ないし動きを
正確に検出することができる利点がある。
【0025】請求項4乃至7に記載によれば、車両の存
否や車両の動きを駐車施設側において把握することがで
きるので、この情報に基づいた様々なアプリケーション
が可能になる。
【0026】即ち例えば、請求項8に記載の駐車補助装
置は、請求項4乃至7のいずれか1項記載の駐車補助装
置において、前記車両検出手段によって検知された前記
車両の位置又は動きに応じて、前記複数台の前記撮影カ
メラのいずれか1台を自動的に選択することを特徴とし
ている。
【0027】請求項8に記載の装置では、前述したよう
に、車庫入れ過程の一連の流れの中にあって定型的に遷
移するであろう着目ポイントについて撮影画像を次々と
切替えながら車内の表示画面上に自動的に表示するよう
にした。例えば、車両が駐車施設の一定の位置まで侵入
したことを検出したときに、出入口側の撮影カメラから
奥方の撮影カメラへと自動的に切替える。
【0028】請求項8に記載の装置によれば、ハンドル
操作やアクセル/ブレーキ操作を繰返しながら車庫入れ
を行なっている多忙な状態のドライバに新たな負担をか
けることなしに、ドライバが視認したいと欲する箇所の
画像を自動的に選択して伝送して車内の表示手段の表示
画面上に表示することができる。
【0029】請求項9に記載の駐車補助装置は、請求項
1乃至8のいずれか1項記載の駐車補助装置において、
前記複数台の撮影カメラのうち少なくともいずれか1台
の前記撮影カメラはその撮影範囲を変更する撮影範囲調
節手段を備えていることを特徴としている。
【0030】請求項9に記載の装置では、撮影範囲調節
手段によって撮影カメラの撮影範囲を変更する。この場
合、撮影範囲調節手段としては、家庭用ハンディビデオ
カメラ等において実用化されているようなあらゆる公知
の技術を採用することができる。
【0031】請求項9に記載の装置によれば、撮影範囲
調節手段によって撮影範囲の設定の自由度を広げて、よ
り最適な撮影画像を得られるように助ける。
【0032】そして、撮影範囲調節手段としては、具体
的には、請求項10に記載したように、前記複数台の撮
影カメラのうち少なくとも1台の前記撮影カメラをその
撮影範囲を変更すべく首振り可能にしたり、あるいは、
請求項11に記載したように、前記複数台の撮影カメラ
のうち少なくとも1台の前記撮影カメラにズーム機構を
備えるのが簡便である。
【0033】請求項11に記載の装置では、ズーム機構
は光学式のズームレンズの他にデジタルズームも含まれ
る。また、ズーム倍率の切替は連続的なものでもよい
し、段階的な切替式のものでもよい。
【0034】請求項9乃至11に記載の装置によれば、
例えば車体の左後部がガレージ内に既に置かれている自
転車のハンドルの先端とわずかに接触しそうだ、という
ようなクリティカルな場合でも、撮影カメラを首振りさ
せたりズームアップさせたりして、その箇所の正確な状
況を車内の表示画面上で確認することができる。
【0035】請求項12に記載の駐車補助装置は、請求
項9乃至11のいずれか1項記載の駐車補助装置におい
て、前記撮影カメラの撮影範囲の中心に前記車両の特定
点が常に位置するように前記撮影範囲調節手段を動作さ
せることを特徴としている。
【0036】請求項12に記載の装置では、車庫入れ過
程の進行に応じた最適な箇所を撮影して表示することが
可能になる。例えば、撮影画像の中心に車両の中心が常
に位置するように自動的に撮影範囲を追尾させたり、後
退出庫時にはガレージ出入口の外部の左右の視界を表示
すること等が可能となる。なお、このためには、請求項
4乃至7に記載した車両検出手段により検出された車両
位置情報を用いるようにしてもよいし、あるいは、撮影
画像に基づいた画像認識処理の結果によってもよい。
【0037】請求項12に記載の装置によれば、例えば
車両の後端部のような特定点を常時追尾するようにして
撮影カメラの撮影範囲を変化させるので、車庫入れ中に
後方に障害物がないかどうかを常に確認しながら車庫入
れをすることができる。
【0038】請求項13に記載の駐車補助装置は、請求
項1乃至12のいずれか1項記載の駐車補助装置におい
て、前記車両が前記駐車施設の所定の駐車位置に入庫す
るのに先立って、同駐車位置に障害物が無いことを確認
すべく、前記複数台の撮影カメラによる撮影画像を前記
表示手段に表示することを特徴としている。
【0039】請求項13に記載の装置では、車両が駐車
施設に入庫するのに先立って、所定の駐車位置に障害物
が無いことを確認する。そのために、特に本請求項にお
いては、請求項2に記載したように、駐車施設の出入口
付近についての撮影画像と駐車施設内の奥方についての
撮影画像とを車内の表示手段の表示画面上に同時に表示
するのが望ましい。
【0040】請求項13に記載の装置によれば、車庫入
れに先だってガレージ内の全体の領域の様子をあらかじ
め車内の表示画面上にて視認できるので、自転車など他
の障害物が存在しないかどうかを確認してから車庫入れ
操作を開始することができる。
【0041】請求項14に記載の駐車補助装置は、請求
項1乃至13のいずれか1項記載の駐車補助装置におい
て、前記車両が前記駐車施設から出庫するのに先立っ
て、前記駐車施設の出入口付近に障害物が無いことを、
及び/又は、前記駐車施設の出入口付近を他の車両、オ
ートバイ、自転車、歩行者その他の通行物が通行中でな
いことを確認するために、前記複数台の撮影カメラであ
って前記駐車施設の出入口付近に配置されたものによる
撮影画像を前記表示手段に表示することを特徴としてい
る。
【0042】請求項14に記載の装置によれば、出庫に
際してガレージの出入口付近の様子を視認できるので、
ドライバは出庫の際の安全確認のために前方へと身を乗
り出すようにして窮屈な姿勢で左右を見渡すなどの動作
をする必要がなくなって、表示画面上で容易に安全を確
認することができる。
【0043】請求項15に記載の駐車補助装置は、請求
項1乃至14のいずれか1項記載の駐車補助装置におい
て、前記複数台の撮影カメラの少なくとも1台は前記駐
車施設の出入口から突出した位置に配置されていること
を特徴としている。
【0044】請求項15に記載の装置では、1台の撮影
カメラを駐車施設の出入口から突出させて配置させるこ
とで、駐車施設の出入口に面している道路上の様子まで
をも撮影可能にする。
【0045】請求項15に記載の装置によれば、車両が
駐車施設から出庫するのに先立って、駐車施設の出入口
に面している道路上において、駐車施設の出入口に向っ
て他の車両、オートバイ、自転車、歩行者その他の通行
物が近づきつつある状況でないかどうかを確認すること
ができる。
【0046】請求項16に記載の駐車補助装置は、請求
項4乃至15のいずれか1項記載の駐車補助装置におい
て、前記複数の撮影カメラのうち、前記駐車施設の所定
の駐車位置に前記車両が存しないときには前記駐車施設
の出入口付近に設置された前記撮影カメラを選択し、前
記車両が前記出入口から侵入した後には前記駐車施設の
奥方に設置された前記撮影カメラを選択することを特徴
としている。
【0047】請求項16に記載の装置では、車両が出入
口から侵入した後には駐車施設の奥方に設置されている
方の撮影カメラを選択するが、車両の侵入具合は請求項
4以下の車両検出手段によって検出する。また、車両検
出手段が駐車施設への車両の侵入の発生のみしか検出で
きず、車両の侵入位置についてまでは検出できないよう
な場合には、侵入検出後に所定の待ち時間を経てから自
動的に撮影カメラの選択を切替えるようにしてもよい。
【0048】請求項16に記載の装置によれば、車庫入
れ過程の当初には駐車施設の出入口付近の撮影画像を車
両の表示画面上に表示して入口周辺の柱や壁との空き具
合を確認できるようにする一方で、ひとたび車両がガレ
ージに侵入した後は、ガレージの奥方の撮影画像を表示
画面上に表示して車両の後部の状況を確認することがで
きるので、車庫入れ過程の前半と後半とでそれぞれ必要
な情報を得ることができる。
【0049】請求項1乃至16に記載の装置において
は、駐車操作を開始するときには、所定のスイッチを操
作するなどして、車両内の表示手段の表示を開始させて
もよい。しかし、本発明の目的とする操作の簡便さとい
う観点からみるとできるだけ付随的な操作はなくしたほ
うが好ましい。
【0050】そこで、請求項17に記載の駐車補助装置
は、請求項1乃至16のいずれか1項記載の駐車補助装
置において、前記車両にトランスミッションのシフト位
置を検出するシフトポジション検出手段が備えられてい
ることを特徴としている。
【0051】請求項17に記載の装置では、シフトポジ
ションを検出するためにシフトポジション検出手段を備
えるようにしているが、これはトランスミッションに簡
単なスイッチを追加するだけで検出可能である。さらに
AT車ではこのような検出スイッチは既に備えられてい
るのが普通であり、かかる既存のスイッチをシフトポジ
ション検出手段として兼用することはもちろん可能であ
る。
【0052】請求項17に記載の装置では、検出したシ
フトポジションに応じて車両側の動作を制御する。ここ
での制御内容についての自由度は大きい。
【0053】請求項17に記載の装置によれば、検出し
たシフトポジションに応じて車両側の動作を制御するの
で、様々なバリエーションの制御内容を実現することが
できる。
【0054】例えば、請求項18に記載の駐車補助装置
は、請求項17に記載の駐車補助装置において、前記車
両は、前記シフトポジション検出手段がR(リバース:
後退)ポジションにあることを検出したとき、前記撮影
カメラによる前記撮影画像を前記表示手段へ表示するこ
とを開始することを特徴としている。
【0055】請求項18に記載の装置によれば、車庫入
れ操作を開始するときにシフトレバーをR(リバース:
後退)ポジションへシフトすると、自動的に車両内の表
示手段の表示を開始させることができ、所定のスイッチ
を操作するなどの付随的な操作を必要とすることがな
く、操作の簡便な駐車補助装置を提供することができ
る。
【0056】請求項19に記載の駐車補助装置は、請求
項17又は18に記載の駐車補助装置において、前記車
両は、前記シフトポジション検出手段がP(パーキン
グ:駐車)ポジションにあることを検出したとき、前記
撮影カメラによる前記撮影画像を前記表示手段へ表示す
ることを停止することを特徴としている。
【0057】請求項19に記載の装置では、シフトポジ
ションがP(パーキング:駐車)にされたことをもって
駐車操作の完了とみなしている。これをきっかけとし
て、車両内の表示手段の電源をOFFにするなどの制御
を行なう。なお、本請求項とは直接関係がないが、パー
キングブレーキが引かれたことをもって駐車操作の完了
を検出することも可能である。
【0058】請求項19に記載の装置によれば、車庫入
れ操作が完了したときにP(パーキング:駐車)ポジシ
ョンにシフトするという、駐車完了後にドライバが誰で
も必ずやる操作をきっかけとして、自動的に車両内の表
示手段の表示を停止させることができるので、所定のス
イッチを操作するなどの付随的な操作を必要とすること
がなく、操作の簡便な駐車補助装置を提供することがで
きる。
【0059】請求項20に記載の駐車補助装置は、請求
項17乃至19のいずれか1項記載の駐車補助装置にお
いて、前記シフトポジション検出手段の検出結果に応じ
て、前記表示手段に表示する撮影画像を選択することを
特徴としている。
【0060】請求項20に記載の装置では、例えば、車
庫入れ過程がある程度まで進んでいて、車両内の表示画
面には駐車施設の奥方の撮影画像が表示されているよう
な状態において、ドライバが駐車位置を修正しようと考
え直してシフトポジションを前進へと切替えると、これ
に対応して自動的に、表示内容を駐車施設の出入口側の
撮影画像に切替えるようなことができる。もちろん、そ
の後でシフトポジションがR側に切替えられたときに
は、再び表示画像を駐車施設の奥方の撮影画像へと切替
えることもできる。
【0061】請求項20に記載の装置によれば、自然な
シフト操作のみに呼応して、特別な操作を要することな
くして、自動的に複数の撮影カメラからの複数の撮影画
像のいずれを表示するのかを自動的に選択することがで
きて非常に便利である。ドライバは撮影カメラの選択な
いし切替操作に追われることなく、にもかかわらず自動
的に常に最適な撮影画像を表示画面上で確認できるの
で、車庫入れの際のハンドル操作やアクセル/ブレーキ
操作に集中でき、注意力をそがれることがなく、車庫入
れの際の接触など事故の発生を防止するのにきわめて有
効である。
【0062】請求項17乃至20においては車庫入れ操
作が開始/完了等したとき、車両に搭載されている駐車
補助装置を自動的に起動/停止させたり、車両のシフト
ポジションに応じて装置の動作を制御するものの、駐車
施設側の装置の動作についてはなんら限定はしていな
い。
【0063】これに対して、請求項21に記載の駐車補
助装置は、請求項17乃至20に記載の駐車補助装置に
おいて、前記車両にはさらに、前記シフトポジション検
出手段によって検出したシフトポジションを前記駐車施
設側へ通知するための通信手段が備えられていることを
特徴としている。
【0064】請求項21に記載の装置では、車両のシフ
トポジションを駐車施設側においても把握することがで
きる。これにより、さらに様々な応用動作を行なうこと
が可能になる。代表的なものを挙げると、駐車施設側に
おいて、R(リバース:後進)ポジションにシフトされ
たことをもって車庫入れ動作の開始とみなして撮影カメ
ラや伝送手段を起動させるようにして、通常は待機状態
の節電モードに切替える。また、例えば請求項20で
は、複数の撮影カメラのそれぞれによる撮影画像をすべ
て車両へと伝送して、車両側において表示すべき画像を
選択するようにしているが、本請求項によれば、駐車施
設側において伝送すべき撮影画像を選択して伝送するよ
うにすることもできる。
【0065】請求項21に記載の装置によれば、駐車施
設側において待機中の消費電力の節電をはかることがで
きる。また、伝送手段にかかる負荷を小さくすることも
できる。そして、車両側にあっては自然なシフト操作の
みで特別な操作を要することなしに自動的に複数の撮影
カメラの撮影画像の中から最適な画像を選択的に受信す
ることができる。
【0066】請求項22に記載の駐車補助装置は、請求
項21に記載の駐車補助装置であって請求項4乃至7の
いずれか1項記載の車両検出手段を備えてなる駐車補助
装置において、前記駐車施設は、前記車両検出手段が車
両を検出し、かつ、前記車両のシフトポジションがR
(リバース:後進)ポジションにあることを前記通信手
段を介して検出したとき、前記撮影カメラで撮影された
撮影画像を前記車両へと伝送することを特徴としてい
る。
【0067】請求項22に記載の装置では、車両が検出
され、かつ、その車両が後退しようとしているときに撮
影カメラによる撮影画像を伝送する。
【0068】請求項22に記載の装置によれば、車両検
出手段が車両を検出した場合であっても、R(リバー
ス:後進)ポジションの検出によってその車両が車庫入
れ操作をしようとしていると判断されない限り、撮影カ
メラや伝送手段を動作させないので、駐車施設側の不要
な動作や誤動作を招くおそれがなくなる。
【0069】請求項23に記載の駐車補助装置は、請求
項21に記載の駐車補助装置であって請求項4乃至7の
いずれか1項記載の車両検出手段を備えてなる駐車補助
装置又は請求項22に記載の駐車補助装置において、前
記駐車施設は、前記車両のシフトポジションがP(パー
キング:駐車)ポジションにあることを前記通信手段を
介して検出したとき、前記撮影カメラ及び/又は前記伝
送手段の動作を停止させることを特徴としている。
【0070】請求項23に記載の装置では、シフトポジ
ションがP(パーキング:駐車)にされたことをもって
駐車操作の完了とみなしている。これをきっかけとし
て、駐車施設側の撮影カメラや伝送手段の動作を停止さ
せる。なお、これらの装置の再起動は、例えば請求項4
に記載している車両検出手段による車両の検出をきっか
けとして行なうようにするのが好ましい。
【0071】請求項23に記載の装置によれば、車庫入
れ操作が完了したときにP(パーキング:駐車)ポジシ
ョンにシフトするという、駐車完了後にドライバが誰で
も必ずやる操作をきっかけとして、自動的に駐車施設側
の各装置の動作を停止させるので、駐車施設側の節電に
資することができる。
【0072】請求項24に記載の駐車補助装置は、請求
項17乃至23のいずれか1項記載の駐車補助装置にお
いて、前記車両には駐車開始を指示するための駐車開始
スイッチが備えられ、前記車両は、前記シフトポジショ
ン検出手段がR(リバース:後進)ポジションにはない
ことを検出したときであっても、前記駐車開始スイッチ
が操作されたときには、前記駐車施設から伝送された前
記撮影カメラによる前記撮影画像を前記表示装置へ表示
することを特徴としている。
【0073】請求項24に記載の装置では、独立した駐
車開始スイッチを設けるようにした。一般的には後退
(バック)しながら車庫入れするのが普通であるが、ド
ライバの好みやガレージ周辺の障害物の状況によっては
前進駐車することもあるからである。
【0074】請求項24に記載の装置によれば、前進し
ながら車庫入れする前進駐車の場合にも、撮影カメラに
よる撮影画像を表示することができる。
【0075】請求項25に記載の駐車補助装置は、請求
項1乃至24のいずれか1項記載の駐車補助装置におい
て、前記車両のドライバが所定のリモコンを操作するの
に従って、前記複数台の撮影カメラによる複数の撮影画
像のいずれを前記表示手段に表示するのかをマニュアル
式に選択可能なことを特徴としている。
【0076】請求項25に記載の装置によれば、車庫入
れ操作中に切り返しのハンドル操作が必要になったり、
自動的に選択された撮影カメラからは目的とする箇所が
よく見えなかったりする場合にマニュアル操作で最適な
撮影画像を選択することができる。
【0077】請求項26に記載の駐車補助装置は、請求
項9乃至24のいずれか1項記載の駐車補助装置におい
て、前記車両のドライバが所定のリモコンを操作するの
に従って、前記複数台の撮影カメラのいずれかを選択可
能であり、かつ、前記リモコンの操作に従って、当該撮
影カメラによる撮影範囲をマニュアル式に変更可能なこ
とを特徴としている。
【0078】請求項26に記載の装置では、請求項9以
下に記載の撮影範囲調節手段と組合わせることで、撮影
範囲をマニュアル操作で設定できるようにした。
【0079】なお、請求項26に記載のマニュアル操作
は、請求項12乃至14による撮影カメラの自動的な撮
影範囲調節と組合わせることもできるし、マニュアル操
作のみを行なうように装置を構成することもできる。
【0080】なお、本発明において車両に備える表示手
段は、駐車補助装置専用のものである必要はなく、既存
の車載TVやカーナビゲーション装置の画面を利用する
ことが可能である。
【0081】そこで、請求項27に記載の駐車補助装置
は、請求項1乃至26のいずれか1項記載の駐車補助装
置において、前記車両は、前記駐車施設から伝送されて
きた前記撮影カメラによる撮影画像を前記表示手段へ表
示すべきときには、それまで前記表示手段がTV画像、
DVDビデオ画像、カーナビゲーション画像を含む他の
画像を表示中であっても、表示画像を前記撮影画像の表
示へと強制的に切替えることを特徴としている。
【0082】請求項27に記載の装置によれば、既存の
車載TVやカーナビゲーション装置の表示手段を駐車補
助装置の表示手段として兼用することが可能になる。
【0083】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係る駐車補助装置の実施形態を説明する。なお、図面
の説明において同一の要素には同一符号を付し、その重
複する説明を省略する。
【0084】(実施形態1)まず、本発明の実施形態1
を説明する。図1は駐車補助装置の全体構成を示す模式
図である。
【0085】図において、ガレージ1は車両15を駐車
するための駐車施設であって、本実施形態では一般的な
個人の住宅に付設されているものである。ガレージ1に
は、その出入口付近の天井面の下面において第1の撮影
カメラ3が下方を向けて取付けられており、第1の撮影
カメラ3は図示の如くガレージ1内の出入口付近を見渡
して撮影するようになっている。一方、ガレージ1の奥
方には天井面の下面において第2の撮影カメラ5が下方
を向けて取付けられており、第2の撮影カメラ5は図示
の如くガレージ1内の奥方の領域を撮影するようになっ
ている。
【0086】ガレージ1の出入口の外側上方には、例え
ば超音波式距離センサからなる第1の車両検出手段7が
配設されており、車両15がガレージ1の出入口付近に
接近したことを検出する。また、ガレージ1の長手方向
の略中央位置における天井面の下面には第2の車両検出
手段9が配設されており、車両15の後端部がガレージ
1の中央付近にまで侵入したことを検出する。これら2
つの車両検出手段7及び9による検出情報を組合わせて
判断することで、車両15の位置ないし動きを検出する
ことができ、車両15が車庫入れ過程の開始時期にある
のか、駐車完了まぎわにあるのかを知ることができる。
【0087】ガレージ1の奥壁には伝送手段としての駐
車施設側通信装置11が配置されており、撮影カメラ3
及び5で撮影した撮影画像を所定の電波形式で送信する
ようになっている。そして、家屋の室内には家庭用サー
バコンピュータである駐車施設側制御装置13が設置さ
れており、詳しくは後述するように前記した各要素の全
体的な制御動作を行なう。
【0088】車両15には、駐車施設側通信装置11か
ら送信されてきた撮影画像を受信するための(車両側
の)伝送手段としての機能を有する車両側通信装置17
が備えられている。車両側通信装置17はまた、請求項
21に記載している通信手段としての機能も有してい
る。車両側通信装置17が受信した撮影画像は通常はカ
ーナビゲーションシステムのモニタ画面として使用され
る表示手段としての表示装置19に表示される。また、
車両15のトランスミッションにはそのシフトポジショ
ンを検出するためのシフトポジション検出手段21が備
えられている。さらに、車両15には車両側通信装置1
7及び表示装置19を制御する車両側制御装置23が設
置されている。そして、車両側制御装置23にはまた、
請求項24に記載している、ドライバが操作するための
駐車開始スイッチ25も接続されている。
【0089】次に、上記構成からなる本実施形態の駐車
補助装置の動作を説明する。
【0090】いま、ガレージ1内には車両15が存在し
ない空車状態になっているものとする。このとき、駐車
施設側制御装置13は第1の車両検出手段7からの入力
を常時監視しているものの、2台の撮影カメラ3及び
5,第2の車両検出手段9,駐車施設側通信装置11の
電源をOFFにしており、待機中の節電をはかるように
なっている。
【0091】ここで、ガレージ1の入口に車両15が近
づくと、このことは第1の車両検出手段7によって検出
され、駐車施設側制御装置13は、まず駐車施設側通信
装置11を起動して車両15からの信号の受信に備え
る。
【0092】一方、車両15側において、ドライバがト
ランスミッションをR(リバース:後退)位置にシフト
すると、シフトポジション検出手段21を介してこれを
知った車両側制御装置23は、通信手段としての車両側
通信装置17を制御して、シフト位置の情報を駐車施設
側通信装置11へと伝送する。なお、R(リバース:後
退)位置にシフトされていない場合であっても、ドライ
バが駐車開始スイッチ25を操作すると、車両側制御装
置23は車両側通信装置17を介して所定の信号を駐車
施設側通信装置11へと送信する。これをきっかけとし
て、車両側通信装置17は駐車施設側通信装置11から
伝送されてくる画像を受信するための待機状態になると
共に、通常はカーナビゲーションの地図画面が表示され
ている表示装置19の画面表示が消えて、「駐車補助装
置から画像が送られてくるのを待っています。」とのメ
ッセージ表示に切り替る。
【0093】駐車施設側制御装置13は、駐車施設側通
信装置11を介して前述したいずれかの信号を受信する
と、2台の撮影カメラ3及び5と第2の車両検出手段9
とに電源を供給する。そして、第1の撮影カメラ3によ
る撮影画像と第2の撮影カメラによる撮影画像と受取っ
てデジタル画像処理し、双方の撮影カメラによる撮影画
像が左右にそれぞれ分割的に配置されているような2画
面画像を作成して、この画像を駐車施設側通信装置11
を介して車両15へと伝送する。
【0094】車両15側では、前記画像が伝送されてく
ると、これを伝送手段としての車両側通信装置17にて
受信して、車両側制御装置23を介して表示装置19に
表示する。これにより、ドライバは表示装置19の表示
画面上にてガレージ1内のすべての領域を観察すること
ができる。ドライバはガレージ1内に障害物がないかど
うかを確認すると共に、ガレージ1内のどのあたりの位
置に駐車しようかを考えてから車庫入れ操作を開始する
ことができる。
【0095】駐車施設側制御装置13は、前述した2画
面合成画像を所定時間(数秒乃至数十秒)だけ伝送し、
その後は、自動的に第1の撮影カメラ3による撮影画像
だけを伝送するように撮影カメラの選択動作を行なう。
ドライバは表示装置19の表示画面上に先ほどよりも可
及的に拡大されて表示されているガレージ1の出入口付
近の撮影画像を見ながら、ガレージ1の壁面と車両15
の車体後部(特に角部)との空き具合などを確認しつ
つ、車両15をガレージ1内へと後退させる。
【0096】この間、駐車施設側制御装置13は、第1
の撮影カメラ3による撮影画像を駐車施設側通信装置1
1を介して伝送しつつも、常時、第2の車両検出手段9
からの入力信号を監視している。そして、第2の車両検
出手段9が車両15を検出すると、つまり車両15の後
端部が第2の車両検出手段9の真下にまで到達すると、
車庫入れ過程が後半に入っているとを判断し、駐車施設
側通信装置11を介して伝送する撮影画像を第1の撮影
カメラ3によるものから第2の撮影カメラ5による撮影
画像へと切替える。
【0097】ドライバの立場からみれば、車両15をガ
レージ1の中程にまで後退させると、自動的に表示装置
19の表示内容が、ガレージ1の奥方の状態を示す画像
へと切替えられるということになる。この第2の撮影カ
メラ5による撮影範囲には、ガレージ1の中程にまで後
退している車両15の後部とガレージ1の奥壁とが共に
含まれている。従って、ドライバは車両15の後端とガ
レージ1との間の距離間隔を表示装置19の表示画面上
で正確に把握しながら後退し続けて、所望の位置に至っ
たら、トランスミッションをP(パーキング:駐車)位
置にシフトして、サイドブレーキを引くなどの通常の駐
車操作を行なう。
【0098】ドライバがシフトポジションをP(パーキ
ング:駐車)位置にシフトすると、このことはシフトポ
ジション検出手段21にて検知され、車両側制御装置2
3は表示装置19の表示を通常のカーナビゲーションあ
るいはTV受信画像へと切替える。車両側制御装置23
はさらに、車両側通信装置17を介して、駐車施設側通
信装置11へと駐車が完了した旨の信号を送信する。そ
して、これを受けた駐車施設側では、撮影カメラ3及び
5並びに車両検出手段7及び9への電源供給をOFFに
する。
【0099】この状態は節電のための一種の待機状態で
はあるが、前述した空車時の待機状態とは異なってい
る。すなわち、駐車施設側制御装置13は駐車施設側通
信装置11からの入力を常時監視し続けている。もっと
も、本来的には、駐車施設側制御装置13が起動状態に
あることは必ずしも必要ではなく、例えば、駐車施設側
通信装置11にだけ電源を供給するようにしておいて、
駐車施設側制御装置13は電源OFFにしてしまい、駐
車施設側通信装置11が所定の信号を受信したときに、
これをきっかけとして、駐車施設側制御装置13を起動
させるようにしてもよい。いずれにしても、この待機状
態においては駐車施設側通信装置11が信号の受信を待
ち受け続けている。
【0100】そして、ドライバがガレージ1から出庫し
ようとして、シフトポジションをP(パーキング:駐
車)位置からそれ以外の他のポジション(例えばD(ド
ライブ:前進)ポジション)へと操作すると、シフトポ
ジション検出手段21を介してこれを知った車両側制御
装置23は、車両側通信装置17を制御して出庫開始を
示す信号を駐車施設側通信装置11へと送信する。前記
したように駐車施設側通信装置11は駐車中にあっても
常時受信を待ち受けているので、この信号の受信をきっ
かけとして、駐車施設側制御装置13は撮影カメラ3及
び5や車両検出手段7及び9を起動させる。そして、こ
の後の動作については各種のバリエーションが可能では
あるが、最も単純な例示としては、ガレージ1の出入口
付近に設置されている第1の撮影カメラ3による撮影画
像だけを駐車施設側通信装置11を介して車両15側へ
と伝送する。これにより、ドライバは車両15の前方の
安全を確認してから出庫することができる。
【0101】(実施形態2)次に、本発明の別例を図2
について説明すると、この実施形態の第1の撮影カメラ
3’はガレージ1の出入口から突出した外の位置におい
て、かつ電動雲台を介して取付けられていて、通常は撮
影カメラ3’の撮影レンズ下向きに保持しているが、必
要に応じて左右に90゜つまり下向きの半円弧状に首振
り動作させることができる点において前記実施形態の第
1の撮影カメラ3とは異なっている。さらに、この撮影
カメラ3’にはズームレンズが取付けられている。
【0102】本実施形態では、基本的な動作は前記実施
形態と同様であるものの、出庫時に撮影カメラ3’が自
動的に左右に首振り動作をすると共に適当な倍率にズー
ムアップして、ガレージ1に面している公道上を他の車
両、オートバイ、自転車、歩行者その他の通行物が通行
中であったり近づきつつある状態ではないことを確認す
ることができる。
【0103】(実施形態3)次に、本発明の他の実施形
態について図3ないし図4のフローチャートを参照しつ
つ説明する。本実施形態は駐車補助装置の動作手順につ
いてより詳細に示したものであって、前記実施形態1又
は2のいずれの構成にも適用可能なものである。
【0104】図3は車両側システムの動作を示す一方、
図4は車両側に対応するガレージ(ホーム)側システム
の動作を示している。
【0105】まず、図3を参照しつつ車両側システムの
動作から説明すると、車両のイグニションスイッチオン
によってシステムがONされると(ステップS1)、シ
フトポジションがリバース位置にシフトされるか又はト
グル型の起動スイッチのON(以下、両者を合わせて起
動トリガと称する)が検出されるまでは(ステップS
2)、待機状態を続ける起動トリガ待機モードになる。
起動トリガが検出されると、時間管理用タイマを例えば
3秒に初期化してから(ステップS3)、ガレージ側へ
向けて起動コマンドを送信する(ステップS4)。この
起動コマンド送信後に、ガレージ側から送られてきた映
像信号を受信(ステップS5)するまでは待機(ステッ
プS6)するが、3秒以上経過しても映像信号を受信し
ない場合には、車両がガレージ周辺の外にいると判断
し、タイマをリセットしてから(ステップS7)、起動
トリガ待機モードに戻る(ステップS2)。
【0106】一方、ガレージ側へ向けて起動コマンドを
送信してから3秒以内に映像信号を受信した場合には
(ステップS5)、表示装置のモニタ画面の現在の動作
状態を記憶しておいてから、モニタがOFFであればO
Nにすると共に、表示画面のモードを駐車補助のモード
へと切換える(ステップS8)。そして、起動スイッチ
がOFFに操作された場合(ステップS9)、又は映像
信号が受信されなくなるまでは(ステップS10)、モ
ニタは駐車補助モードに維持される。但し、映像信号が
何らかの障害が原因で瞬間的に途切れることを想定し
て、映像信号が3秒以上連続して受信されない場合にの
み駐車補助モードを終了する(ステップS11)。な
お、駐車補助モードの終了時には、ガレージ側へ終了コ
マンドを送信すると共に、モニタを駐車補助モード開始
前の状態へと戻してから(ステップS12)、タイマを
リセットして(ステップS7)、起動トリガ待機モード
に戻る(ステップS2)。
【0107】さて、起動スイッチがONであって、ガレ
ージ側から映像信号を受信している駐車補助モード中に
は、ガレージ側へコマンドを送信するコマンド送信モー
ドになる。このとき、映像切換用のカメラ選択スイッチ
が手動切換側に操作されると(ステップS13)、その
選択に応じて、第1カメラの選択時にはガレージ側へカ
メラ1選択コマンドを送信する一方(ステップS1
4)、第2カメラの選択時にはカメラ2選択コマンドを
ガレージ側へ送信する(ステップS15)。また、ステ
ップS13においてカメラ選択スイッチが手動選択側に
操作されなかった場合には、自動モードとなって、シフ
トポジションを検出して(ステップS16)、その検出
結果に応じ、シフトポジションがリバース(R)の時に
は後退コマンドを(ステップS17)、前進(D,D
3,2,1の各ポジション)の時には前進コマンドを
(ステップS18)、それぞれガレージ側へ送信する。
また、シフトポジションがパーキング(P)の時には、
ガレージ側へ終了コマンドを送信すると共に、モニタを
駐車補助モード開始前の状態へと戻してから(ステップ
S12)、タイマをリセットして(ステップS7)、起
動トリガ待機モードに戻る(ステップS2)。
【0108】次に、図4を参照しつつガレージ側システ
ムの動作について説明すると、ガレージ側システムがオ
ンされた当初は、車両から送信されてくる起動コマンド
を待受ける受信待機モードとなる(ステップS21)。
このとき、車両側から起動コマンドを受信すると、第2
カメラ(ガレージ奥方のカメラ)の映像を初期画面とし
て車両側宛に送信開始して(ステップS22)、時間管
理用タイマをスタートさせる(ステップS23)。タイ
マが3秒を経過すると、初期画面の送信を終了させて
(ステップS24)、タイマが180秒を経過するまで
は、車両から送信されてくるコマンドを待受ける受信待
機モードになる(ステップS25)。タイマの計時時間
が180秒を経過すると、タイマをリセットしてから
(ステップS26)、再び起動コマンドの受信待機モー
ドに戻る(ステップS21)。
【0109】タイマの計時時間が180秒を経過するま
では、車両から終了コマンドを受信するまで(ステップ
S27)、車両からのコマンドを待受けるコマンド受信
待機モードになる。コマンド受信待機モード中に、カメ
ラ1選択コマンドを受信すると第1カメラの映像の送信
を開始し(ステップS28)、一方、カメラ2選択コマ
ンドを受信すると第2カメラの映像の送信を開始する
(ステップS29)。また、前進コマンドを受信すると
第1カメラの映像の送信を開始する(ステップS3
0)。後退コマンドの受信時には、第1及び第2の車両
検出センサのいずれかが車両を検出している場合には
(ステップS31)、第2カメラの映像の送信を開始し
(ステップS32)、車両が検出されていない場合には
(ステップ31)、第1カメラの映像の送信を開始する
(ステップS33)。車両から終了コマンドを受信する
と(ステップS27)、カメラ映像の送信を終了し(ス
テップS34)、タイマをリセットしてから(ステップ
S26)、再び起動コマンドの受信待機モードへ戻る
(ステップS21)。
【0110】以上の動作をまとめると、選択されるカメ
ラは以下のようになる。
【0111】
【表1】 なお、上述した実施の形態は、本発明の理解を容易にす
るために例示的に記載したものであって、本発明の技術
的範囲を限定するために記載したものではない。したが
って、本発明は、その技術的範囲に属する全ての実施の
形態を含むことは当然として、そのいかなる均等物をも
含む趣旨である。
【0112】具体的には、例えば撮影カメラや車両検出
手段の設置場所や数、撮影カメラの切替えの判定基準の
設定等は任意に変更することが可能であって、様々なタ
イプの車両やガレージのサイズ、ドライバの好みなどに
適応することが可能である。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように本発明の駐車補助装
置によれば、撮影カメラを少なくとも複数台設けるよう
にしたので、一連の車庫入れ操作中にドライバが確認し
たくなる各着目点の状況を、最適な撮影箇所から撮影し
て表示装置に明示することができる効果がある。
【0114】そして、車庫入れ過程中にドライバが確認
したいと望むそれぞれの着目箇所の様子を、車庫入れ過
程の進行に応じた各表示内容に選択もしくは切替えつつ
視認することができる。
【0115】本発明によれば更に、車両の車種やガレー
ジの大きさ,ドライバの好み等の広範な条件に応じた最
適な表示内容を自動的に表示するようなこともできる。
【0116】特に、請求項1に記載の装置によれば、車
庫入れ過程中にドライバが確認したいと望むであろう、
あらゆる着目箇所の様子についても車内の表示手段の表
示画面上で視認することができる。
【0117】請求項2に記載の装置によれば、2台以上
の撮影カメラによって撮影された各画像を表示手段の表
示画面上に一度に表示するのでガレージ内のすべての領
域を一覧することができる。従って、複数台のうちいず
れかの撮影カメラを選択するために特別な切替え操作を
必要としたりすることがなく、1の表示画面上でガレー
ジ内の全情報を把握することができる。また、車庫入れ
に先だってガレージ内の全体の領域の様子をあらかじめ
車内の表示画面上にて視認できるので、ガレージ内のど
の辺に車両を駐車しようかといったことを考えながら車
庫入れをすることができる。
【0118】請求項3に記載の装置によれば、車庫入れ
過程の進行に応じてドライバが必要とする着目箇所の撮
影画像へと切替えて車内の表示手段の表示画面上で確認
することができる。
【0119】請求項4乃至7に記載によれば、車両の存
否や車両の動きを駐車施設側において把握することがで
きるので、この情報に基づいた様々なアプリケーション
が可能になる。
【0120】請求項8に記載の装置によれば、ハンドル
操作やアクセル/ブレーキ操作を繰返しながら車庫入れ
を行なっている多忙な状態のドライバに新たな負担をか
けることなしに、ドライバが視認したいと欲する箇所の
画像を自動的に選択して伝送して車内の表示手段の表示
画面上に表示することができる。
【0121】請求項9に記載の装置によれば、撮影範囲
調節手段によって撮影範囲の設定の自由度を広げて、よ
り最適な撮影画像を得られるように助ける。
【0122】請求項9乃至11に記載の装置によれば、
例えば車体の左後部がガレージ内に既に置かれている自
転車のハンドルの先端とわずかに接触しそうだ、という
ようなクリティカルな場合でも、撮影カメラを首振りさ
せたりズームアップさせたりして、その箇所の正確な状
況を車内の表示画面上で確認することができる。
【0123】請求項12に記載の装置によれば、例えば
車両の後端部のような特定点を常時追尾するようにして
撮影カメラの撮影範囲を変化させるので、車庫入れ中に
後方に障害物がないかどうかを常に確認しながら車庫入
れをすることができる。
【0124】請求項13に記載の装置によれば、車庫入
れに先だってガレージ内の全体の領域の様子をあらかじ
め車内の表示画面上にて視認できるので、自転車など他
の障害物が存在しないかどうかを確認してから車庫入れ
操作を開始することができる。
【0125】請求項14に記載の装置によれば、出庫に
際してガレージの出入口付近の様子を視認できるので、
ドライバは出庫の際の安全確認のために前方へと身を乗
り出すようにして窮屈な姿勢で左右を見渡すなどの動作
をする必要がなくなって、表示画面上で容易に安全を確
認することができる。
【0126】請求項15に記載の装置によれば、車両が
駐車施設から出庫するのに先立って、駐車施設の出入口
に面している道路上において、駐車施設の出入口に向っ
て他の車両、オートバイ、自転車、歩行者その他の通行
物が近づきつつある状況でないかどうかを確認すること
ができる。
【0127】請求項16に記載の装置によれば、車庫入
れ過程の当初には駐車施設の出入口付近の撮影画像を車
両の表示画面上に表示して入口周辺の柱や壁との空き具
合を確認できるようにする一方で、ひとたび車両がガレ
ージに侵入した後は、ガレージの奥方の撮影画像を表示
画面上に表示して車両の後部の状況を確認することがで
きるので、車庫入れ過程の前半と後半とでそれぞれ必要
な情報を得ることができる。
【0128】請求項17に記載の装置によれば、検出し
たシフトポジションに応じて車両側の動作を制御するの
で、様々なバリエーションの制御内容を実現することが
できる。
【0129】請求項18に記載の装置によれば、車庫入
れ操作を開始するときにシフトレバーをR(リバース:
後退)ポジションへシフトすると、自動的に車両内の表
示手段の表示を開始させることができ、所定のスイッチ
を操作するなどの付随的な操作を必要とすることがな
く、操作の簡便な駐車補助装置を提供することができ
る。
【0130】請求項19に記載の装置によれば、車庫入
れ操作が完了したときにP(パーキング:駐車)ポジシ
ョンにシフトするという、駐車完了後にドライバが誰で
も必ずやる操作をきっかけとして、自動的に車両内の表
示手段の表示を停止させることができるので、所定のス
イッチを操作するなどの付随的な操作を必要とすること
がなく、操作の簡便な駐車補助装置を提供することがで
きる。
【0131】請求項20に記載の装置によれば、自然な
シフト操作のみに呼応して、特別な操作を要することな
くして、自動的に複数の撮影カメラからの複数の撮影画
像のいずれを表示するのかを自動的に選択することがで
きて非常に便利である。ドライバは撮影カメラの選択な
いし切替操作に追われることなく、にもかかわらず自動
的に常に最適な撮影画像を表示画面上で確認できるの
で、車庫入れの際のハンドル操作やアクセル/ブレーキ
操作に集中でき、注意力をそがれることがなく、車庫入
れの際の接触など事故の発生を防止するのにきわめて有
効である。
【0132】請求項21に記載の装置によれば、駐車施
設側において待機中の消費電力の節電をはかることがで
きる。また、伝送手段にかかる負荷を小さくすることも
できる。そして、車両側にあっては自然なシフト操作の
みで特別な操作を要することなしに自動的に複数の撮影
カメラの撮影画像の中から最適な画像を選択的に受信す
ることができる。
【0133】請求項22に記載の装置によれば、車両検
出手段が車両を検出した場合であっても、R(リバー
ス:後進)ポジションの検出によってその車両が車庫入
れ操作をしようとしていると判断されない限り、撮影カ
メラや伝送手段を動作させないので、駐車施設側の不要
な動作や誤動作を招くおそれがなくなる。
【0134】請求項23に記載の装置によれば、車庫入
れ操作が完了したときにP(パーキング:駐車)ポジシ
ョンにシフトするという、駐車完了後にドライバが誰で
も必ずやる操作をきっかけとして、自動的に駐車施設側
の各装置の動作を停止させるので、駐車施設側の節電に
資することができる。
【0135】請求項24に記載の装置によれば、前進し
ながら車庫入れする前進駐車の場合にも、撮影カメラに
よる撮影画像を表示することができる。
【0136】請求項25又は26に記載の装置によれ
ば、車庫入れ操作中に切り返しのハンドル操作が必要に
なったり、自動的に選択された撮影カメラからは目的と
する箇所がよく見えなかったりする場合にマニュアル操
作で最適な撮影画像を選択することができる。
【0137】請求項27に記載の装置によれば、既存の
車載TVやカーナビゲーション装置の表示手段を駐車補
助装置の表示手段として兼用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1による駐車補助装置の全体
構成を示す模式図である。
【図2】本発明の実施形態2による駐車補助装置の全体
構成を示す模式図である。
【図3】本発明の実施形態3による駐車補助装置におけ
る車両側システムの動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態3による駐車補助装置におけ
るガレージ側システムの動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ガレージ(駐車施設) 3 第1の撮影カメラ 5 第2の撮影カメラ 7 第1の車両検出手段 9 第2の車両検出手段 11 駐車施設側通信装置(伝送手段) 13 駐車施設側制御装置 15 車両 17 車両側通信装置(伝送手段及び通信手段) 19 表示装置(表示手段) 21 シフトポジション検出手段 23 車両側制御装置 25 駐車開始スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大岩 和之 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 3D020 BA04 BA06 BB01 BC03 BE03

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を駐車するための駐車施設において
    前記車両を撮影すべく設けられた撮影カメラと、 前記撮影カメラによる撮影画像を前記車両に伝送する伝
    送手段と、 前記伝送された撮影画像を表示すべく前記車両に備えら
    れた表示手段と、 を備えて構成される駐車補助装置において、 前記撮影カメラは少なくとも前記駐車施設の出入口付近
    と同駐車施設内の奥方とにそれぞれ1台ずつの合計2台
    以上配置されていることを特徴とする駐車補助装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の駐車補助装置におい
    て、 前記車両に備えられた表示手段は、前記2台以上の撮影
    カメラによって撮影された2以上の撮影画像を同時に前
    記表示手段の表示画面上に表示することを特徴とする駐
    車補助装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の駐車補助装置に
    おいて、 前記車両に備えられた表示手段は、前記2台以上の撮影
    カメラによって撮影された2以上の撮影画像のうちの1
    の撮影画像を選択して前記表示手段の表示画面上に表示
    することを特徴とする駐車補助装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項記載の駐
    車補助装置において、 前記駐車施設に前記車両を検出するための車両検出手段
    が備えられていることを特徴とする駐車補助装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の駐車補助装置におい
    て、 前記車両検出手段は該車両検出手段の設置位置付近にお
    ける前記車両の存否を検知することを特徴とする駐車補
    助装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の駐車補助装置におい
    て、 前記車両検出手段は前記駐車施設内外における前記車両
    の動きを検知することを特徴とする駐車補助装置。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6のいずれか1項記載の駐
    車補助装置において、 前記車両検出手段は、前記駐車施設の出入口付近と同駐
    車施設内の奥方とにそれぞれ配置されていることを特徴
    とする駐車補助装置。
  8. 【請求項8】 請求項4乃至7のいずれか1項記載の駐
    車補助装置において、 前記車両検出手段によって検知された前記車両の位置又
    は動きに応じて、前記複数台の前記撮影カメラのいずれ
    か1台を自動的に選択することを特徴とする駐車補助装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1項記載の駐
    車補助装置において、 前記複数台の撮影カメラのうち少なくともいずれか1台
    の前記撮影カメラはその撮影範囲を変更する撮影範囲調
    節手段を備えていることを特徴とする駐車補助装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の駐車補助装置におい
    て、 前記複数台の撮影カメラのうち少なくとも1台の前記撮
    影カメラはその撮影範囲を変更すべく首振り可能になっ
    ていることを特徴とする駐車補助装置。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10に記載の駐車補助装
    置において、 前記複数台の撮影カメラのうち少なくとも1台の前記撮
    影カメラにはズーム機構が備えられていることを特徴と
    する駐車補助装置。
  12. 【請求項12】 請求項9乃至11のいずれか1項記載
    の駐車補助装置において、 前記撮影カメラの撮影範囲の中心に前記車両の特定点が
    常に位置するように前記撮影範囲調節手段を動作させる
    ことを特徴とする駐車補助装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか1項記載
    の駐車補助装置において、 前記車両が前記駐車施設の所定の駐車位置に入庫するの
    に先立って、同駐車位置に障害物が無いことを確認すべ
    く、前記複数台の撮影カメラによる撮影画像を前記表示
    手段に表示することを特徴とする駐車補助装置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれか1項記載
    の駐車補助装置において、 前記車両が前記駐車施設から出庫するのに先立って、前
    記駐車施設の出入口付近に障害物が無いことを、及び/
    又は、前記駐車施設の出入口付近を他の車両、オートバ
    イ、自転車、歩行者その他の通行物が通行中でないこと
    を確認するために、前記複数台の撮影カメラであって前
    記駐車施設の出入口付近に配置されたものによる撮影画
    像を前記表示手段に表示することを特徴とする駐車補助
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれか1項記載
    の駐車補助装置において、 前記複数台の撮影カメラの少なくとも1台は前記駐車施
    設の出入口から突出した位置に配置されていることを特
    徴とする駐車補助装置。
  16. 【請求項16】 請求項4乃至15のいずれか1項記載
    の駐車補助装置において、 前記複数の撮影カメラのうち、前記駐車施設の所定の駐
    車位置に前記車両が存しないときには前記駐車施設の出
    入口付近に設置された前記撮影カメラを選択し、前記車
    両が前記出入口から侵入した後には前記駐車施設の奥方
    に設置された前記撮影カメラを選択することを特徴とす
    る駐車補助装置。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至16のいずれか1項記載
    の駐車補助装置において、 前記車両にトランスミッションのシフト位置を検出する
    シフトポジション検出手段が備えられていることを特徴
    とする駐車補助装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の駐車補助装置にお
    いて、 前記車両は、前記シフトポジション検出手段がR(リバ
    ース:後退)ポジションにあることを検出したとき、前
    記撮影カメラによる前記撮影画像を前記表示手段へ表示
    することを開始することを特徴とする駐車補助装置。
  19. 【請求項19】 請求項17又は18に記載の駐車補助
    装置において、 前記車両は、前記シフトポジション検出手段がP(パー
    キング:駐車)ポジションにあることを検出したとき、
    前記撮影カメラによる前記撮影画像を前記表示手段へ表
    示することを停止することを特徴とする駐車補助装置。
  20. 【請求項20】 請求項17乃至19のいずれか1項記
    載の駐車補助装置において、 前記シフトポジション検出手段の検出結果に応じて、前
    記表示手段に表示する撮影画像を選択することを特徴と
    する駐車補助装置。
  21. 【請求項21】 請求項17乃至20に記載の駐車補助
    装置において、 前記車両にはさらに、前記シフトポジション検出手段に
    よって検出したシフトポジションを前記駐車施設側へ通
    知するための通信手段が備えられていることを特徴とす
    る駐車補助装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の駐車補助装置であ
    って請求項4乃至7のいずれか1項記載の車両検出手段
    を備えてなる駐車補助装置において、 前記駐車施設は、前記車両検出手段が車両を検出し、か
    つ、前記車両のシフトポジションがR(リバース:後
    進)ポジションにあることを前記通信手段を介して検出
    したとき、前記撮影カメラで撮影された撮影画像を前記
    車両へと伝送することを特徴とする駐車補助装置。
  23. 【請求項23】 請求項21に記載の駐車補助装置であ
    って請求項4乃至7のいずれか1項記載の車両検出手段
    を備えてなる駐車補助装置又は請求項22に記載の駐車
    補助装置において、 前記駐車施設は、前記車両のシフトポジションがP(パ
    ーキング:駐車)ポジションにあることを前記通信手段
    を介して検出したとき、前記撮影カメラ及び/又は前記
    伝送手段の動作を停止させることを特徴とする駐車補助
    装置。
  24. 【請求項24】 請求項17乃至23のいずれか1項記
    載の駐車補助装置において、 前記車両には駐車開始を指示するための駐車開始スイッ
    チが備えられ、前記車両は、前記シフトポジション検出
    手段がR(リバース:後進)ポジションにはないことを
    検出したときであっても、前記駐車開始スイッチが操作
    されたときには、前記駐車施設から伝送された前記撮影
    カメラによる前記撮影画像を前記表示装置へ表示するこ
    とを特徴とする駐車補助装置。
  25. 【請求項25】 請求項1乃至24のいずれか1項記載
    の駐車補助装置において、 前記車両のドライバが所定のリモコンを操作するのに従
    って、前記複数台の撮影カメラによる複数の撮影画像の
    いずれを前記表示手段に表示するのかをマニュアル式に
    選択可能なことを特徴とする駐車補助装置。
  26. 【請求項26】 請求項9乃至24のいずれか1項記載
    の駐車補助装置において、 前記車両のドライバが所定のリモコンを操作するのに従
    って、前記複数台の撮影カメラのいずれかを選択可能で
    あり、かつ、前記リモコンの操作に従って、当該撮影カ
    メラによる撮影範囲をマニュアル式に変更可能なことを
    特徴とする駐車補助装置。
  27. 【請求項27】 請求項1乃至26のいずれか1項記載
    の駐車補助装置において、 前記車両は、前記駐車施設から伝送されてきた前記撮影
    カメラによる撮影画像を前記表示手段へ表示すべきとき
    には、それまで前記表示手段がTV画像、DVDビデオ
    画像、カーナビゲーション画像を含む他の画像を表示中
    であっても、表示画像を前記撮影画像の表示へと強制的
    に切替えることを特徴とする駐車補助装置。
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