JP2004064696A - 駐車支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】搭載されたカメラの撮像範囲外となる自車両後部の部位と、その近傍に位置する障害物との相対位置関係を的確に認識することの可能な映像を得る。
【解決手段】自車両が後退するときに探索用信号を発信し(ステップS1、S2)、これを受信した他車両側で、例えば後方監視用のカメラ11を起動し、その画像データをもとに接近車両があることを検出し、つまり探索用信号の送信元車両に相当する映像を得ていると判断されるときに、この画像データを送信元車両に対して送信する。自車両では何れかの車両から画像データを得たときにこれを表示装置に表示すると共に、映像選択スイッチ6での選択に応じて他車両で撮像した映像と、自車両に搭載の後方監視用カメラの映像とを切り替えて表示装置に表示する(ステップS3〜S8)。他車両では、接近車両が停止したことを検出したとき探索用信号の送信元車両が駐車したものと判断し、カメラ11を停止させる。
【選択図】 図2
【解決手段】自車両が後退するときに探索用信号を発信し(ステップS1、S2)、これを受信した他車両側で、例えば後方監視用のカメラ11を起動し、その画像データをもとに接近車両があることを検出し、つまり探索用信号の送信元車両に相当する映像を得ていると判断されるときに、この画像データを送信元車両に対して送信する。自車両では何れかの車両から画像データを得たときにこれを表示装置に表示すると共に、映像選択スイッチ6での選択に応じて他車両で撮像した映像と、自車両に搭載の後方監視用カメラの映像とを切り替えて表示装置に表示する(ステップS3〜S8)。他車両では、接近車両が停止したことを検出したとき探索用信号の送信元車両が駐車したものと判断し、カメラ11を停止させる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両を駐車場に駐車する際に、ドライバに対して後方監視の支援を行うための駐車支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の駐車支援装置として種々のものが提案されている。
例えば、特開2000−134608号公報には、車両後端の左右方向中央部付近に、100度程度の水平画角を有するカメラを取り付け、このカメラによってドライバの死角となる車両後方を撮像し、この撮像画像を、車室内のモニタに表示するようにしたものが提案されている。
【0003】
また、例えば、特開2002−54320号公報には、駐車場内にカメラを設置し、このカメラによる撮像画像を車両側で取得し、これを車室内のモニタに表示するようにしたもの等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の、特開2000−134608号公報に記載の、車両後端のカメラによって車両後方を撮像するようにした方法においては、自車両後端部の一部と自車両の後方とを撮像するという構成になっているため、駐車枠へのアプローチの際に最も必要な車体後部の側方の情報を、十分取得することは困難であり、また、駐車枠や障害物と自車両との相対位置関係を、モニタ映像から把握することが困難であるという問題がある。
【0005】
また、上記特開2002−54320号公報に記載の、駐車場に設置したカメラによる撮像画像を取得して表示するようにした方法においては、いわゆるインフラ型のシステムであるため、カメラが設置されていない場所では、使用することができないという問題がある。
そこで、この発明は、上記従来の未解決の問題に着目してなされたものであり、駐車場等において駐車枠へのアプローチの際に、より的確な画像を提供することの可能な、駐車支援装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る駐車支援装置は、撮像手段を有する車両を探索し、探索した車両と通信を行って、この探索した車両に搭載されている撮像手段で撮像した自車両の後部近傍の撮像データを受信し、この受信した自車両の後部近傍の撮像データを、前記自車両の表示装置に出力する。したがって、探索車両の撮像手段で撮像した自車両の後部近傍の映像が、自車両の表示装置に表示されることになる。
【0007】
ここで、他車両の撮像手段では、自車両を、自車両から離れた地点から撮像するため、自車両の後部全体にわたって撮像することができ、すなわち、自車両後部全体の映像を表示装置に表示させることができる。よって、自車両の後部近傍に障害物が存在する場合には、表示装置を参照することにより、自車両後部と障害物との位置関係を容易的確に認識することが可能となる。
【0008】
【発明の効果】
本発明に係る駐車支援装置によれば、他車両の撮像手段で撮像した自車両の後部近傍の撮像データを受信し、これを自車両の表示装置に表示させるようにしたから、自車両の後部全体にわたって撮像された映像を表示装置に表示させることができ、この表示装置を参照することによって、自車両の後部とその近傍に存在する障害物との相対位置関係を容易的確に認識することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明における駐車支援装置を適用した車両の一例を示す概略構成図であって、101は映像受取側車両、102は映像提供側車両である。
映像受取側車両101において、1は、CCDカメラ等のカメラであって、車両後端上部に取り付けられ、車両後方を撮像する。そして、カメラ1による撮像データは、処理装置10に入力される。また、図中5は、映像提供側車両102と撮像データの授受を行うための無線通信を行う通信装置であって、送信部5a及び受信部5bを備え、後述の探索用信号を送信すると共に、映像提供側車両102から撮像データを受信する。
【0010】
また、映像受取側車両101の適所には、映像受取側車両101のカメラ1による映像を表示するか、映像提供側車両102からの映像を表示するかを選択するための映像選択スイッチ6が設けられ、さらに、図示しないシフトレバーのシフト位置を検出するシフト位置センサ7、図示しないパーキングブレーキの作動状況を検出するパーキングブレーキセンサ8を備えている。
【0011】
そして、前記処理装置10は、前記映像選択スイッチ6、シフト位置センサ7及びパーキングブレーキセンサ8の検出信号をもとに、映像受取側車両101が後退しているときに、この映像受取側車両101の後方画像をモニタ2に表示させる後方映像表示処理を実行し、映像受取側車両101の後方を撮像している映像提供側車両102からの撮像データを通信装置5を介して入力し、この映像提供側車両102からの撮像データと、カメラ1の撮像データとのうち、映像選択スイッチ6で選択された撮像データをモニタ2に表示する。
【0012】
一方、映像提供側車両102は、図1に示すように、当該映像提供側車両102の車両後方を撮像するバックビューカメラとしてのCCDカメラ等のカメラ11と、映像受取側車両101の前記通信装置5と通信を行うための、送信部12a及び受信部12bを備えた通信装置12と、通信装置12を介して受信した、映像受取側車両101から送信された指示に応じて、カメラ11を起動させ、カメラ11による映像が有効であるとき、これを通信装置12を介して映像受取側車両101に送信する処理装置20と、を備えている。
【0013】
図2は、映像受取側車両101の処理装置10で実行される後方映像表示処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
映像受取側車両101の処理装置10では、まず、ステップS1で、車両が後退しているかどうかを判定する。この判定は、例えばシフト位置センサ7からの検出信号に基づき、図示しないシフトレバーにおいてRレンジが選択されているか否かを判断するようにすればよい。そして、車両が後退していると判断される場合にはステップS2に移行し、この映像受取側車両101にこの映像受取側車両101の後方の映像を送信することの可能な車両を探索するための探索用信号を通信装置5の送信部5aを介して送信する。
【0014】
次いで、ステップS3に移行し、映像送信が可能な他車両又はインフラ設備を検出したかどうかを判定する。この判定は、例えば、探索用信号に対する応答として、何れかの映像提供側車両102から所定時間内に撮像データを受信したかどうかに基づき判定する。そして、撮像データを受信したときには、映像送信が可能な他車両又はインフラ設備が存在するものと判断し、ステップS4に移行して、以後、通信装置5を介して受信する他車両或いはインフラ設備からの撮像データをモニタ2に出力する。
【0015】
次いで、ステップS5に移行し、映像選択スイッチ6により、映像受取側車両101のカメラ1による映像の表示指示が行われているときには、ステップS6に移行し、以後、映像受取側車両101のカメラ1による撮像データをモニタ2に出力する。そして、ステップS9に移行する。
一方、前記ステップS5で、映像選択スイッチ6により自車両カメラ以外の映像の表示指示が行われているときにはステップS7に移行し、映像選択スイッチ6が切り替えられたか、つまり、前回は自車両のカメラ映像の表示指示が行われた状態から、今回、他車両からの映像の表示指示が行われた状態であるのかどうか、すなわち、映像選択スイッチ6の切り替えの有無を判定する。そして、映像選択スイッチ6が切り替えられていないとき、つまり、継続して、他車両からの映像の表示指示が行われているときには、そのままステップS9に移行する。一方、前回は自車両のカメラ映像の表示指示が行われ、今回他車両からのカメラ映像の表示指示が行われた状態であり、映像選択スイッチ6が切り替えられた場合には、ステップS8に移行し、以後、通信装置5を介して受信する他車両或いはインフラ設備からの撮像データをモニタ2に出力する。そして、ステップS9に移行する。
【0016】
このステップS9では、映像受取側車両101が駐車したかどうかを判定する。この判定は、例えば、パーキングブレーキセンサ8の検出信号をもとに、パーキングブレーキが操作されたことを検出したとき、或いは、シフト位置センサ7の検出信号に基づき、シフトレバーでNレンジが選択されたことを検出したときに、映像受取側車両101は駐車したと判断する。そして、駐車したと判断されないときにはステップS5に戻り、引き続き映像選択スイッチ6の選択指示に応じて映像受取側車両101の映像及び映像提供側車両102からの映像の何れかをモニタ2に出力する。
【0017】
一方、映像受取側車両101が駐車したと判断されたときには、ステップS10に移行し、モニタ2への撮像データの出力を中止し、後方映像表示処理を終了する。
また、前記ステップS1で、映像受取側車両101が後退していないときには、そのままステップS10に移行する。そして、モニタ2への表示を行っている場合には、これを停止する。また、モニタ2への表示を行っていないときには、引き続きモニタ2への表示を行わない。
【0018】
また、前記ステップS3で、映像送信が可能な他車両やインフラ設備を検出することができなかった場合には、ステップS3からステップS11に移行し、以後、映像受取側車両101のカメラ1による撮像データをモニタ2に出力する。そして、ステップS9に移行する。
図3は、映像提供側車両102の処理装置20で行われる映像送信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【0019】
処理装置20では、探索用信号を入力するとステップS21からステップS22に移行し、カメラ11の電源をオン状態にしカメラ11を起動させる。次いでステップS23に移行し、カメラ11からの映像信号に基づいて、映像内において、自車両への接近車両が存在するか否かを判定する。この判定は、例えば、映像信号に対し画像間差分処理を施して動物体の有無を検出し、カメラ光軸方向の駐車枠に車両が接近しているかどうかを検出することにより行う。
【0020】
前記画像間差分処理は、例えば図4に示すように、図4(a)の基準画像と、図4(b)及び(c)に示す各サンプリングタイムにおける画像間の変化を検出し、この変化が生じた領域の面積の大小を検出する。これによって、動物体が接近しているか否かを検出することができる。
また、例えば、物体と自車両との間の距離を検出する測距センサを設け、このセンサ軸とカメラ光軸とを一致させ、物体と自車両との間の距離を検出しこれを微分することによって、物体が接近しているかどうかを検出するようにしてもよい。
【0021】
そして、このようにして、接近する動物体がないと判断された場合には、このカメラ11では映像受取側車両101を撮像していないと判断し、ステップS21に戻る。一方、接近する動物体があると判断される場合には、ステップS24に移行し、公知の手順で探索用信号の送信元の映像受取側車両101を特定し、カメラ11の撮像データを通信装置12を介して映像受取側車両101に送信する。
【0022】
次いで、ステップS25に移行し、接近車両であると判断した動物体が停止したかどうかを判断し、停止したと判断されないときにはステップS24に戻る。一方、停止したと判断した場合にはステップS26に移行し、映像受取側車両101への撮像データの送信を終了する。そして、ステップS27に移行し、カメラ11の電源をオフし、処理を終了する。
【0023】
なお、前記動物体が停止したかどうかの判断は、ステップS23の処理と同様に、画像間差分法を用いてもよく、また、測距センサを設けこの検出信号に基づいて判断するようにしてもよい。
次に、本発明の動作を説明する。
今、図5に示すように、車両A(映像受取側車両101に相当)を駐車枠に駐車させるものとする。この駐車枠には、その左右に車両が駐車していると共に、向かい側にも車両B(映像提供側車両102に相当)が駐車している。
【0024】
そして、車両Aのドライバが、図示しないシフトレバーを操作し、Rレンジを選択すると、処理装置10で実行される後方映像表示処理において、Rレンジが選択されたことから、ステップS1からステップS2に移行し、車両Aから探索用信号を送信する。
前記車両Bは、探索用信号を受信すると、ステップS21からステップS22に移行し、カメラ11の電源をオン状態にして、カメラ11を起動させる。
【0025】
このとき、車両Bのカメラ11では、図5(a)に示すように、車両Bの後方を撮像するから、すなわち、車両Aが駐車しようとする駐車枠を含む領域を撮像することになり、また、車両Aは、車両Bの後方に向かって接近するから、車両Bでは、カメラ11による撮像データに基づいて、接近車両があると判断することになる(ステップS23)。
【0026】
したがって、ステップS24に移行し、カメラ11の撮像データを通信装置12を介して、探索用信号の送信元の車両、つまり、車両Aに送信する。
車両Aでは、撮像データが送信されてきたことから、映像送信が可能な他車両又はインフラ設備を検出したと判断し、ステップS3からステップS4に移行して、車両Aからの撮像データをモニタ2に出力する。これによって、図5(b)に示すように、車両Aのモニタ2には、車両Bで撮像した映像、つまり、車両A、駐車枠及び駐車枠左右の駐車車両が表示されることになる。
【0027】
そして、車両Aにおいて映像選択スイッチ6で自車両以外のカメラ映像の表示指示が行われている場合には、ステップS5、S7、S9を経てステップS5に戻り、この処理を繰り返すことになる。よって、車両Aのモニタ2には、車両Bからのカメラ映像が表示されることになる。
ここで、車両Aにおいては、カメラ1は、図6(a)に示すように、車両後端上部に設置されており、その撮像範囲は、図6(a)及び(b)に示すように、車両Aの後方の領域を撮像している。
【0028】
また、図7に示すように、駐車枠に車両を後退させて駐車する場合、特に駐車枠の両側に車両が駐車し、進入路が狭い場合等には、車両後部の両端が他車両等と接触する可能性が高いことから、この部分を含む映像が得られることが望ましく、また、他車両等の障害物と自車両後部との相対位置関係がよくわかる映像が望ましい。
【0029】
しかしながら、図6(b)に示すように、車両後部は、カメラ1の撮像範囲外となるため、カメラ1により車両後部を含む映像を得ることは困難であり、また、車両後部と他車両等の障害物との相対位置関係がわかりやすい映像を得ることは困難である。
ところで、図8に示すように、車両Aの外から車両Aを見れば、車両Aの後部と、他車両等との相対位置関係を容易に把握することができ、これは、図6に示すように車両Aの後方を撮像しているカメラ1と同様に、車両Bの後方を撮像するカメラ11によって、車両Aを撮像することと同等である。したがって、車両Bのカメラ11によって車両Aを撮像することによって、車両Aの外から車両Aを監視している状態と同等となり、ドライバが必要とする車両後部とその周囲の状況とを容易的確に把握することの可能な映像を得ることができる。
【0030】
よって、車両Aのモニタ2に、車両Bでのカメラ映像を表示し、このカメラ映像を車両Aのドライバが参照し駐車枠へのアプローチを行うことによって、車外から自車両の動きを監視していることと同等の状況で、操作を行うことができる。
このようにして車両Aが駐車枠内に移動して停止し、ドライバがパーキングブレーキを操作したり、或いは、シフトレバーにおいてNレンジを選択すると、処理装置10では、車両Aが駐車したものと判定し、ステップS9からステップS10に移行し、モニタ2への撮像データの出力を終了し、モニタ2における映像表示を終了する。
【0031】
また、車両Bでは、カメラ11による撮像データに基づき、接近車両が停車したかどうかを判断しており、車両Aが駐車すると、カメラ11における撮像データにおいても接近車両が停止することから、接近車両の停止を検出し、ステップS25からステップS26に移行して、車両Aへのカメラ11の撮像データの送信を中止し、ステップS27に移行して、カメラ11の電源を停止させ、映像送信処理を終了する。
【0032】
一方、前記車両Bによるカメラ映像をモニタ2に表示している状態で、何らかによって、カメラ映像が乱れた場合や、車両Aと車両Bとの位置関係から、ドライバが必要とするカメラ映像を得ることができない場合等に、ドライバが映像選択スイッチ6を操作し、自車両のカメラ映像の表示指示を行うと、ステップS5からステップS6に移行し、車両Bからのカメラ映像に代えて、車両Aのカメラ1によるカメラ映像がモニタ2に表示される。
【0033】
したがって、ドライバは、カメラ1によるカメラ映像を参照しながら、駐車枠へのアプローチを行うことができる。
そして、この状態から、例えば、車両Aと車両Bとの位置関係が、ドライバが必要とするカメラ映像を選択することのできる状態となったと推測されるときに、再度映像選択スイッチ6により、他車両のカメラ映像の表示指示を行えば、再度他車両からの映像がモニタ2に表示される状態となり、車両Bによる映像画像に基づいて駐車枠へのアプローチを行うことができる。
【0034】
また、例えば、前記車両Bが、車両Aからの探索用信号を受信し(ステップS21)、カメラ11を起動してその撮像データを得たときに、車両Aがカメラ11の撮像可能範囲外に存在している状態であり、接近車両が存在しないと判断されたときには、ステップS23からステップS21に戻るため、車両Bから車両Aへの撮像データの送信は行われない。
【0035】
また、図5(a)において、車両Bが映像提供側車両102となり得る車両ではなく、また、その周囲に映像提供側車両102となり得る車両やインフラ設備が存在しない場合には、車両AがステップS2で探索用信号を送信したとしても、この探索用信号に応答することのできる車両やインフラ設備が存在しないことから、車両Aには、何れの車両からも撮像データが送信されない。
【0036】
このような場合、車両Aでは、何れの車両からも撮像データを受信しないことから、ステップS3からステップS11に移行し、車両Aのカメラ1によるカメラ映像をモニタ2に表示する。したがって、車両Bからのカメラ映像は得ることはできないが、自車両のカメラ1によるカメラ映像は得ることができるから、車両Aのドライバは、自車両のカメラ1によるカメラ映像を補助として、駐車枠へのアプローチを行うことができる。
【0037】
このように、車両Aの外部に存在するカメラ11からの、車両Aの撮像データを受信し、これをモニタ2に表示するようにしたから、自車両に搭載されたカメラ1では撮像することのできない、車両後部の両端とその周囲の障害物との相対位置関係のわかる映像を得ることができる。よって、この映像を参照することによって、自車両と障害物との接触の可能性を容易に判断することができ、ドライバの駐車枠へのアプローチに対する支援を的確に行うことができる。
【0038】
また、このとき、他車両に、後方監視等の目的で搭載されているカメラのカメラ映像を利用するようにしているから、新たに、カメラを設置することなく実現することができる。よって、大幅な設備投資を伴うことなく容易に実現することができる。
また、映像受取側車両101は、カメラ1も搭載しているから、他車両等から満足する映像を得ることができない場合であっても、自車両のカメラ1の映像をモニタ2に表示させることによって、後方へのアプローチの支援を行うことができる。
【0039】
また、映像提供側車両102においては、カメラ11による撮像データに基づいて接近車両があるか否かを判定し、接近車両があるときにのみこの撮像データを映像受取側車両101に送信するようにしているから、映像受取側車両101が撮像されていない不必要な撮像データを映像受取側車両101に送信するといった不要な処理を行うことを回避することができる。
【0040】
なお、上記実施の形態においては、車両B、つまり映像提供側車両102のカメラ11が起動されておらず、カメラ11が映像提供側車両102において用いられていない場合について説明したが、これに限るものではなく、映像提供側車両102においてカメラ11を使用中であっても適用することができる。この場合には、映像提供側車両102において、カメラ11を使用中に探索用信号を受信したときには、カメラ電源をオンする処理は行わず、以後上記と同様にして、カメラ11の映像を映像受取側車両101に送信する。そして、映像送信処理のステップS27の処理でカメラ電源をオフするときには、映像提供側車両102で、例えば後方監視処理を行う等、他の処理によって、カメラ11を用いているかどうかを検出し、映像提供側車両102側でカメラ11を用いていないときにカメラ11の電源をオフし、映像提供側車両102の他の処理でカメラ11を用いている場合には、映像送信処理によってカメラ11の電源をオフしないようにする。また、映像提供側車両102の、映像送信処理以外の、カメラ11を使用する処理においてカメラ11の使用を終了するときには、映像送信処理が行われているかどうかを判定し、映像送信処理が行われていないときには、そのままカメラ11を停止させ、映像送信処理が行われているときには、カメラ11を停止させないようにする。
【0041】
このようにすることによって、映像提供側車両102で、カメラ11を用いた処理を行っている場合であっても、上記と同様にして、映像受取側車両101にカメラ11の撮像データを送信することができる。
また、上記実施の形態においては、映像受取側車両101においても、カメラ1を備えている場合について説明したが、必ずしもカメラ1を備えている必要はない。しかしながら、カメラ1を搭載しておくことによって、例えば、映像提供側車両102となり得る車両やインフラ設備が存在しない場合、また、映像提供側車両102から所望の映像を得ることができない場合等には、カメラ1のカメラ映像を用いて、駐車枠へのアプローチを行うことができるから、効果的である。
【0042】
また、上記実施の形態においては、車両Bのみから撮像データが送信された場合について説明したが、例えば、複数の車両から撮像データを受信した場合には、先に受信した撮像データを有効としてこの撮像データを表示するようにすればよい。
また、複数の撮像データを受信可能に構成すると共に、映像選択スイッチ6によって、複数の撮像データを選択表示可能に構成し、映像選択スイッチ6を操作することにより、モニタ2に送信する撮像データを切り替えるようにし、ドライバが望む映像をモニタ2に表示させるようにしてもよい。
【0043】
また、上記実施の形態においては、映像提供側車両102において、接近車両が存在するか否かを判定し、接近車両が存在するときにのみ撮像データを映像受取側車両101に送信するようにした場合について説明したが、映像提供側車両からの撮像データに基づいて映像受取側車両101において必要とする撮像データであるか否かを判定するようにしてもよい。このようにすることによって、映像受取側車両101のための映像送信処理を行うことに伴う、映像提供側車両102における処理負荷の増加を抑制することができる。
【0044】
また、上記実施の形態においては、映像送信処理を、カメラを有する車両において実行する場合について説明したが、駐車場等に設置されたカメラ等のインフラ設備において実行させることも可能である。この場合には、インフラ設備に、映像送信処理を実行するための処理装置20と、映像受取側車両と通信を行うための通信装置20とを設け、上記と同様に処理を行うようにすればよい。
【0045】
また、上記実施の形態においては、映像受取側車両101及び映像提供側車両102とを別々の車両とした場合について説明したが、一の車両に、映像受取側車両101及び映像提供側車両102の機能を設け、一の車両が、映像受取側車両及び映像提供側車両の何れにもなり得るようにしてもよいことはいうまでもない。
【0046】
ここで、上記実施の形態において、カメラ11が撮像手段に対応し、図3の映像送信処理が通信手段に対応し、通信装置5がデータ受信手段に対応し、処理装置10が表示制御手段に対応し、カメラ1が自車両後部撮像手段に対応し、図2のステップS3〜S8及びS11の処理が切替手段に対応し、図3のステップS23の処理が有効判断手段に対応し、図3のステップS21及びS22の処理が起動手段に対応し、ステップS23の処理が接近車両検出手段に対応し、ステップS25〜S27の処理が停止手段に対応している。
【図面の簡単な説明】
【図1】駐車支援装置を適用した車両の一例を示す概略構成図である。
【図2】映像受取側車両における、後方映像表示処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図3】映像提供側車両における、映像送信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】画像間差分処理法を説明するための説明図である。
【図5】本発明の動作を説明するための説明図である。
【図6】カメラの撮像範囲を説明するための図である。
【図7】本発明の動作を説明するための説明図である。
【図8】本発明の動作を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 カメラ
2 モニタ
5 通信装置
6 映像選択スイッチ
7 シフト位置センサ
8 パーキングブレーキセンサ
10 処理装置
11 カメラ
12 通信装置
101 映像受取側車両
102 映像提供側車両
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両を駐車場に駐車する際に、ドライバに対して後方監視の支援を行うための駐車支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の駐車支援装置として種々のものが提案されている。
例えば、特開2000−134608号公報には、車両後端の左右方向中央部付近に、100度程度の水平画角を有するカメラを取り付け、このカメラによってドライバの死角となる車両後方を撮像し、この撮像画像を、車室内のモニタに表示するようにしたものが提案されている。
【0003】
また、例えば、特開2002−54320号公報には、駐車場内にカメラを設置し、このカメラによる撮像画像を車両側で取得し、これを車室内のモニタに表示するようにしたもの等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の、特開2000−134608号公報に記載の、車両後端のカメラによって車両後方を撮像するようにした方法においては、自車両後端部の一部と自車両の後方とを撮像するという構成になっているため、駐車枠へのアプローチの際に最も必要な車体後部の側方の情報を、十分取得することは困難であり、また、駐車枠や障害物と自車両との相対位置関係を、モニタ映像から把握することが困難であるという問題がある。
【0005】
また、上記特開2002−54320号公報に記載の、駐車場に設置したカメラによる撮像画像を取得して表示するようにした方法においては、いわゆるインフラ型のシステムであるため、カメラが設置されていない場所では、使用することができないという問題がある。
そこで、この発明は、上記従来の未解決の問題に着目してなされたものであり、駐車場等において駐車枠へのアプローチの際に、より的確な画像を提供することの可能な、駐車支援装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る駐車支援装置は、撮像手段を有する車両を探索し、探索した車両と通信を行って、この探索した車両に搭載されている撮像手段で撮像した自車両の後部近傍の撮像データを受信し、この受信した自車両の後部近傍の撮像データを、前記自車両の表示装置に出力する。したがって、探索車両の撮像手段で撮像した自車両の後部近傍の映像が、自車両の表示装置に表示されることになる。
【0007】
ここで、他車両の撮像手段では、自車両を、自車両から離れた地点から撮像するため、自車両の後部全体にわたって撮像することができ、すなわち、自車両後部全体の映像を表示装置に表示させることができる。よって、自車両の後部近傍に障害物が存在する場合には、表示装置を参照することにより、自車両後部と障害物との位置関係を容易的確に認識することが可能となる。
【0008】
【発明の効果】
本発明に係る駐車支援装置によれば、他車両の撮像手段で撮像した自車両の後部近傍の撮像データを受信し、これを自車両の表示装置に表示させるようにしたから、自車両の後部全体にわたって撮像された映像を表示装置に表示させることができ、この表示装置を参照することによって、自車両の後部とその近傍に存在する障害物との相対位置関係を容易的確に認識することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明における駐車支援装置を適用した車両の一例を示す概略構成図であって、101は映像受取側車両、102は映像提供側車両である。
映像受取側車両101において、1は、CCDカメラ等のカメラであって、車両後端上部に取り付けられ、車両後方を撮像する。そして、カメラ1による撮像データは、処理装置10に入力される。また、図中5は、映像提供側車両102と撮像データの授受を行うための無線通信を行う通信装置であって、送信部5a及び受信部5bを備え、後述の探索用信号を送信すると共に、映像提供側車両102から撮像データを受信する。
【0010】
また、映像受取側車両101の適所には、映像受取側車両101のカメラ1による映像を表示するか、映像提供側車両102からの映像を表示するかを選択するための映像選択スイッチ6が設けられ、さらに、図示しないシフトレバーのシフト位置を検出するシフト位置センサ7、図示しないパーキングブレーキの作動状況を検出するパーキングブレーキセンサ8を備えている。
【0011】
そして、前記処理装置10は、前記映像選択スイッチ6、シフト位置センサ7及びパーキングブレーキセンサ8の検出信号をもとに、映像受取側車両101が後退しているときに、この映像受取側車両101の後方画像をモニタ2に表示させる後方映像表示処理を実行し、映像受取側車両101の後方を撮像している映像提供側車両102からの撮像データを通信装置5を介して入力し、この映像提供側車両102からの撮像データと、カメラ1の撮像データとのうち、映像選択スイッチ6で選択された撮像データをモニタ2に表示する。
【0012】
一方、映像提供側車両102は、図1に示すように、当該映像提供側車両102の車両後方を撮像するバックビューカメラとしてのCCDカメラ等のカメラ11と、映像受取側車両101の前記通信装置5と通信を行うための、送信部12a及び受信部12bを備えた通信装置12と、通信装置12を介して受信した、映像受取側車両101から送信された指示に応じて、カメラ11を起動させ、カメラ11による映像が有効であるとき、これを通信装置12を介して映像受取側車両101に送信する処理装置20と、を備えている。
【0013】
図2は、映像受取側車両101の処理装置10で実行される後方映像表示処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
映像受取側車両101の処理装置10では、まず、ステップS1で、車両が後退しているかどうかを判定する。この判定は、例えばシフト位置センサ7からの検出信号に基づき、図示しないシフトレバーにおいてRレンジが選択されているか否かを判断するようにすればよい。そして、車両が後退していると判断される場合にはステップS2に移行し、この映像受取側車両101にこの映像受取側車両101の後方の映像を送信することの可能な車両を探索するための探索用信号を通信装置5の送信部5aを介して送信する。
【0014】
次いで、ステップS3に移行し、映像送信が可能な他車両又はインフラ設備を検出したかどうかを判定する。この判定は、例えば、探索用信号に対する応答として、何れかの映像提供側車両102から所定時間内に撮像データを受信したかどうかに基づき判定する。そして、撮像データを受信したときには、映像送信が可能な他車両又はインフラ設備が存在するものと判断し、ステップS4に移行して、以後、通信装置5を介して受信する他車両或いはインフラ設備からの撮像データをモニタ2に出力する。
【0015】
次いで、ステップS5に移行し、映像選択スイッチ6により、映像受取側車両101のカメラ1による映像の表示指示が行われているときには、ステップS6に移行し、以後、映像受取側車両101のカメラ1による撮像データをモニタ2に出力する。そして、ステップS9に移行する。
一方、前記ステップS5で、映像選択スイッチ6により自車両カメラ以外の映像の表示指示が行われているときにはステップS7に移行し、映像選択スイッチ6が切り替えられたか、つまり、前回は自車両のカメラ映像の表示指示が行われた状態から、今回、他車両からの映像の表示指示が行われた状態であるのかどうか、すなわち、映像選択スイッチ6の切り替えの有無を判定する。そして、映像選択スイッチ6が切り替えられていないとき、つまり、継続して、他車両からの映像の表示指示が行われているときには、そのままステップS9に移行する。一方、前回は自車両のカメラ映像の表示指示が行われ、今回他車両からのカメラ映像の表示指示が行われた状態であり、映像選択スイッチ6が切り替えられた場合には、ステップS8に移行し、以後、通信装置5を介して受信する他車両或いはインフラ設備からの撮像データをモニタ2に出力する。そして、ステップS9に移行する。
【0016】
このステップS9では、映像受取側車両101が駐車したかどうかを判定する。この判定は、例えば、パーキングブレーキセンサ8の検出信号をもとに、パーキングブレーキが操作されたことを検出したとき、或いは、シフト位置センサ7の検出信号に基づき、シフトレバーでNレンジが選択されたことを検出したときに、映像受取側車両101は駐車したと判断する。そして、駐車したと判断されないときにはステップS5に戻り、引き続き映像選択スイッチ6の選択指示に応じて映像受取側車両101の映像及び映像提供側車両102からの映像の何れかをモニタ2に出力する。
【0017】
一方、映像受取側車両101が駐車したと判断されたときには、ステップS10に移行し、モニタ2への撮像データの出力を中止し、後方映像表示処理を終了する。
また、前記ステップS1で、映像受取側車両101が後退していないときには、そのままステップS10に移行する。そして、モニタ2への表示を行っている場合には、これを停止する。また、モニタ2への表示を行っていないときには、引き続きモニタ2への表示を行わない。
【0018】
また、前記ステップS3で、映像送信が可能な他車両やインフラ設備を検出することができなかった場合には、ステップS3からステップS11に移行し、以後、映像受取側車両101のカメラ1による撮像データをモニタ2に出力する。そして、ステップS9に移行する。
図3は、映像提供側車両102の処理装置20で行われる映像送信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【0019】
処理装置20では、探索用信号を入力するとステップS21からステップS22に移行し、カメラ11の電源をオン状態にしカメラ11を起動させる。次いでステップS23に移行し、カメラ11からの映像信号に基づいて、映像内において、自車両への接近車両が存在するか否かを判定する。この判定は、例えば、映像信号に対し画像間差分処理を施して動物体の有無を検出し、カメラ光軸方向の駐車枠に車両が接近しているかどうかを検出することにより行う。
【0020】
前記画像間差分処理は、例えば図4に示すように、図4(a)の基準画像と、図4(b)及び(c)に示す各サンプリングタイムにおける画像間の変化を検出し、この変化が生じた領域の面積の大小を検出する。これによって、動物体が接近しているか否かを検出することができる。
また、例えば、物体と自車両との間の距離を検出する測距センサを設け、このセンサ軸とカメラ光軸とを一致させ、物体と自車両との間の距離を検出しこれを微分することによって、物体が接近しているかどうかを検出するようにしてもよい。
【0021】
そして、このようにして、接近する動物体がないと判断された場合には、このカメラ11では映像受取側車両101を撮像していないと判断し、ステップS21に戻る。一方、接近する動物体があると判断される場合には、ステップS24に移行し、公知の手順で探索用信号の送信元の映像受取側車両101を特定し、カメラ11の撮像データを通信装置12を介して映像受取側車両101に送信する。
【0022】
次いで、ステップS25に移行し、接近車両であると判断した動物体が停止したかどうかを判断し、停止したと判断されないときにはステップS24に戻る。一方、停止したと判断した場合にはステップS26に移行し、映像受取側車両101への撮像データの送信を終了する。そして、ステップS27に移行し、カメラ11の電源をオフし、処理を終了する。
【0023】
なお、前記動物体が停止したかどうかの判断は、ステップS23の処理と同様に、画像間差分法を用いてもよく、また、測距センサを設けこの検出信号に基づいて判断するようにしてもよい。
次に、本発明の動作を説明する。
今、図5に示すように、車両A(映像受取側車両101に相当)を駐車枠に駐車させるものとする。この駐車枠には、その左右に車両が駐車していると共に、向かい側にも車両B(映像提供側車両102に相当)が駐車している。
【0024】
そして、車両Aのドライバが、図示しないシフトレバーを操作し、Rレンジを選択すると、処理装置10で実行される後方映像表示処理において、Rレンジが選択されたことから、ステップS1からステップS2に移行し、車両Aから探索用信号を送信する。
前記車両Bは、探索用信号を受信すると、ステップS21からステップS22に移行し、カメラ11の電源をオン状態にして、カメラ11を起動させる。
【0025】
このとき、車両Bのカメラ11では、図5(a)に示すように、車両Bの後方を撮像するから、すなわち、車両Aが駐車しようとする駐車枠を含む領域を撮像することになり、また、車両Aは、車両Bの後方に向かって接近するから、車両Bでは、カメラ11による撮像データに基づいて、接近車両があると判断することになる(ステップS23)。
【0026】
したがって、ステップS24に移行し、カメラ11の撮像データを通信装置12を介して、探索用信号の送信元の車両、つまり、車両Aに送信する。
車両Aでは、撮像データが送信されてきたことから、映像送信が可能な他車両又はインフラ設備を検出したと判断し、ステップS3からステップS4に移行して、車両Aからの撮像データをモニタ2に出力する。これによって、図5(b)に示すように、車両Aのモニタ2には、車両Bで撮像した映像、つまり、車両A、駐車枠及び駐車枠左右の駐車車両が表示されることになる。
【0027】
そして、車両Aにおいて映像選択スイッチ6で自車両以外のカメラ映像の表示指示が行われている場合には、ステップS5、S7、S9を経てステップS5に戻り、この処理を繰り返すことになる。よって、車両Aのモニタ2には、車両Bからのカメラ映像が表示されることになる。
ここで、車両Aにおいては、カメラ1は、図6(a)に示すように、車両後端上部に設置されており、その撮像範囲は、図6(a)及び(b)に示すように、車両Aの後方の領域を撮像している。
【0028】
また、図7に示すように、駐車枠に車両を後退させて駐車する場合、特に駐車枠の両側に車両が駐車し、進入路が狭い場合等には、車両後部の両端が他車両等と接触する可能性が高いことから、この部分を含む映像が得られることが望ましく、また、他車両等の障害物と自車両後部との相対位置関係がよくわかる映像が望ましい。
【0029】
しかしながら、図6(b)に示すように、車両後部は、カメラ1の撮像範囲外となるため、カメラ1により車両後部を含む映像を得ることは困難であり、また、車両後部と他車両等の障害物との相対位置関係がわかりやすい映像を得ることは困難である。
ところで、図8に示すように、車両Aの外から車両Aを見れば、車両Aの後部と、他車両等との相対位置関係を容易に把握することができ、これは、図6に示すように車両Aの後方を撮像しているカメラ1と同様に、車両Bの後方を撮像するカメラ11によって、車両Aを撮像することと同等である。したがって、車両Bのカメラ11によって車両Aを撮像することによって、車両Aの外から車両Aを監視している状態と同等となり、ドライバが必要とする車両後部とその周囲の状況とを容易的確に把握することの可能な映像を得ることができる。
【0030】
よって、車両Aのモニタ2に、車両Bでのカメラ映像を表示し、このカメラ映像を車両Aのドライバが参照し駐車枠へのアプローチを行うことによって、車外から自車両の動きを監視していることと同等の状況で、操作を行うことができる。
このようにして車両Aが駐車枠内に移動して停止し、ドライバがパーキングブレーキを操作したり、或いは、シフトレバーにおいてNレンジを選択すると、処理装置10では、車両Aが駐車したものと判定し、ステップS9からステップS10に移行し、モニタ2への撮像データの出力を終了し、モニタ2における映像表示を終了する。
【0031】
また、車両Bでは、カメラ11による撮像データに基づき、接近車両が停車したかどうかを判断しており、車両Aが駐車すると、カメラ11における撮像データにおいても接近車両が停止することから、接近車両の停止を検出し、ステップS25からステップS26に移行して、車両Aへのカメラ11の撮像データの送信を中止し、ステップS27に移行して、カメラ11の電源を停止させ、映像送信処理を終了する。
【0032】
一方、前記車両Bによるカメラ映像をモニタ2に表示している状態で、何らかによって、カメラ映像が乱れた場合や、車両Aと車両Bとの位置関係から、ドライバが必要とするカメラ映像を得ることができない場合等に、ドライバが映像選択スイッチ6を操作し、自車両のカメラ映像の表示指示を行うと、ステップS5からステップS6に移行し、車両Bからのカメラ映像に代えて、車両Aのカメラ1によるカメラ映像がモニタ2に表示される。
【0033】
したがって、ドライバは、カメラ1によるカメラ映像を参照しながら、駐車枠へのアプローチを行うことができる。
そして、この状態から、例えば、車両Aと車両Bとの位置関係が、ドライバが必要とするカメラ映像を選択することのできる状態となったと推測されるときに、再度映像選択スイッチ6により、他車両のカメラ映像の表示指示を行えば、再度他車両からの映像がモニタ2に表示される状態となり、車両Bによる映像画像に基づいて駐車枠へのアプローチを行うことができる。
【0034】
また、例えば、前記車両Bが、車両Aからの探索用信号を受信し(ステップS21)、カメラ11を起動してその撮像データを得たときに、車両Aがカメラ11の撮像可能範囲外に存在している状態であり、接近車両が存在しないと判断されたときには、ステップS23からステップS21に戻るため、車両Bから車両Aへの撮像データの送信は行われない。
【0035】
また、図5(a)において、車両Bが映像提供側車両102となり得る車両ではなく、また、その周囲に映像提供側車両102となり得る車両やインフラ設備が存在しない場合には、車両AがステップS2で探索用信号を送信したとしても、この探索用信号に応答することのできる車両やインフラ設備が存在しないことから、車両Aには、何れの車両からも撮像データが送信されない。
【0036】
このような場合、車両Aでは、何れの車両からも撮像データを受信しないことから、ステップS3からステップS11に移行し、車両Aのカメラ1によるカメラ映像をモニタ2に表示する。したがって、車両Bからのカメラ映像は得ることはできないが、自車両のカメラ1によるカメラ映像は得ることができるから、車両Aのドライバは、自車両のカメラ1によるカメラ映像を補助として、駐車枠へのアプローチを行うことができる。
【0037】
このように、車両Aの外部に存在するカメラ11からの、車両Aの撮像データを受信し、これをモニタ2に表示するようにしたから、自車両に搭載されたカメラ1では撮像することのできない、車両後部の両端とその周囲の障害物との相対位置関係のわかる映像を得ることができる。よって、この映像を参照することによって、自車両と障害物との接触の可能性を容易に判断することができ、ドライバの駐車枠へのアプローチに対する支援を的確に行うことができる。
【0038】
また、このとき、他車両に、後方監視等の目的で搭載されているカメラのカメラ映像を利用するようにしているから、新たに、カメラを設置することなく実現することができる。よって、大幅な設備投資を伴うことなく容易に実現することができる。
また、映像受取側車両101は、カメラ1も搭載しているから、他車両等から満足する映像を得ることができない場合であっても、自車両のカメラ1の映像をモニタ2に表示させることによって、後方へのアプローチの支援を行うことができる。
【0039】
また、映像提供側車両102においては、カメラ11による撮像データに基づいて接近車両があるか否かを判定し、接近車両があるときにのみこの撮像データを映像受取側車両101に送信するようにしているから、映像受取側車両101が撮像されていない不必要な撮像データを映像受取側車両101に送信するといった不要な処理を行うことを回避することができる。
【0040】
なお、上記実施の形態においては、車両B、つまり映像提供側車両102のカメラ11が起動されておらず、カメラ11が映像提供側車両102において用いられていない場合について説明したが、これに限るものではなく、映像提供側車両102においてカメラ11を使用中であっても適用することができる。この場合には、映像提供側車両102において、カメラ11を使用中に探索用信号を受信したときには、カメラ電源をオンする処理は行わず、以後上記と同様にして、カメラ11の映像を映像受取側車両101に送信する。そして、映像送信処理のステップS27の処理でカメラ電源をオフするときには、映像提供側車両102で、例えば後方監視処理を行う等、他の処理によって、カメラ11を用いているかどうかを検出し、映像提供側車両102側でカメラ11を用いていないときにカメラ11の電源をオフし、映像提供側車両102の他の処理でカメラ11を用いている場合には、映像送信処理によってカメラ11の電源をオフしないようにする。また、映像提供側車両102の、映像送信処理以外の、カメラ11を使用する処理においてカメラ11の使用を終了するときには、映像送信処理が行われているかどうかを判定し、映像送信処理が行われていないときには、そのままカメラ11を停止させ、映像送信処理が行われているときには、カメラ11を停止させないようにする。
【0041】
このようにすることによって、映像提供側車両102で、カメラ11を用いた処理を行っている場合であっても、上記と同様にして、映像受取側車両101にカメラ11の撮像データを送信することができる。
また、上記実施の形態においては、映像受取側車両101においても、カメラ1を備えている場合について説明したが、必ずしもカメラ1を備えている必要はない。しかしながら、カメラ1を搭載しておくことによって、例えば、映像提供側車両102となり得る車両やインフラ設備が存在しない場合、また、映像提供側車両102から所望の映像を得ることができない場合等には、カメラ1のカメラ映像を用いて、駐車枠へのアプローチを行うことができるから、効果的である。
【0042】
また、上記実施の形態においては、車両Bのみから撮像データが送信された場合について説明したが、例えば、複数の車両から撮像データを受信した場合には、先に受信した撮像データを有効としてこの撮像データを表示するようにすればよい。
また、複数の撮像データを受信可能に構成すると共に、映像選択スイッチ6によって、複数の撮像データを選択表示可能に構成し、映像選択スイッチ6を操作することにより、モニタ2に送信する撮像データを切り替えるようにし、ドライバが望む映像をモニタ2に表示させるようにしてもよい。
【0043】
また、上記実施の形態においては、映像提供側車両102において、接近車両が存在するか否かを判定し、接近車両が存在するときにのみ撮像データを映像受取側車両101に送信するようにした場合について説明したが、映像提供側車両からの撮像データに基づいて映像受取側車両101において必要とする撮像データであるか否かを判定するようにしてもよい。このようにすることによって、映像受取側車両101のための映像送信処理を行うことに伴う、映像提供側車両102における処理負荷の増加を抑制することができる。
【0044】
また、上記実施の形態においては、映像送信処理を、カメラを有する車両において実行する場合について説明したが、駐車場等に設置されたカメラ等のインフラ設備において実行させることも可能である。この場合には、インフラ設備に、映像送信処理を実行するための処理装置20と、映像受取側車両と通信を行うための通信装置20とを設け、上記と同様に処理を行うようにすればよい。
【0045】
また、上記実施の形態においては、映像受取側車両101及び映像提供側車両102とを別々の車両とした場合について説明したが、一の車両に、映像受取側車両101及び映像提供側車両102の機能を設け、一の車両が、映像受取側車両及び映像提供側車両の何れにもなり得るようにしてもよいことはいうまでもない。
【0046】
ここで、上記実施の形態において、カメラ11が撮像手段に対応し、図3の映像送信処理が通信手段に対応し、通信装置5がデータ受信手段に対応し、処理装置10が表示制御手段に対応し、カメラ1が自車両後部撮像手段に対応し、図2のステップS3〜S8及びS11の処理が切替手段に対応し、図3のステップS23の処理が有効判断手段に対応し、図3のステップS21及びS22の処理が起動手段に対応し、ステップS23の処理が接近車両検出手段に対応し、ステップS25〜S27の処理が停止手段に対応している。
【図面の簡単な説明】
【図1】駐車支援装置を適用した車両の一例を示す概略構成図である。
【図2】映像受取側車両における、後方映像表示処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図3】映像提供側車両における、映像送信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】画像間差分処理法を説明するための説明図である。
【図5】本発明の動作を説明するための説明図である。
【図6】カメラの撮像範囲を説明するための図である。
【図7】本発明の動作を説明するための説明図である。
【図8】本発明の動作を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 カメラ
2 モニタ
5 通信装置
6 映像選択スイッチ
7 シフト位置センサ
8 パーキングブレーキセンサ
10 処理装置
11 カメラ
12 通信装置
101 映像受取側車両
102 映像提供側車両
Claims (6)
- 撮像手段を有する車両を探索し、探索した車両と通信を行って当該車両の撮像手段で撮像した自車両の後部近傍の撮像データを受信し、この撮像データを前記自車両の表示装置に出力することを特徴とする駐車支援装置。
- 撮像手段及び当該撮像手段で撮像した撮像データを送信可能な通信手段を有する車両を探索する探索手段と、
当該探索手段で探索した他車両の通信手段と通信を行い、前記他車両の撮像手段で撮像した自車両の後部近傍の撮像データを受信するデータ受信手段と、
当該データ受信手段で受信した撮像データを、前記自車両の表示装置に出力する表示制御手段と、を備えることを特徴とする駐車支援装置。 - 前記自車両に搭載され、当該自車両の後部近傍を撮像する自車両後部撮像手段と、
当該自車両後部撮像手段による撮像データと、前記データ受信手段で受信した他車両からの撮像データとを選択的に前記表示装置に出力する切替手段と、を備えることを特徴とする請求項2記載の駐車支援装置。 - 前記切替手段は、前記他車両から前記撮像データを得られないときには、前記自車両後部撮像手段による撮像データを出力するようになっていることを特徴とする請求項3記載の駐車支援装置。
- 前記他車両は、前記撮像手段による撮像データに基づき、前記自車両を撮像しているかどうかを判断する有効判断手段を備え、
前記通信手段は、前記有効判断手段で、前記自車両を撮像していると判断されるときに、前記撮像データを前記自車両に送信するようになっていることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の駐車支援装置。 - 前記データ受信手段は、前記他車両に対して前記撮像データの送信指示を行い、前記通信手段は、前記送信指示が行われてから前記撮像データを送信するようにした駐車支援装置であって、
前記他車両は、前記送信指示が行われたときに前記撮像手段を起動させる起動手段と、
前記撮像手段による撮像データに基づき、前記他車両に接近する接近車両を検出する接近車両検出手段と、
当該接近車両検出手段の検出結果に基づき前記接近車両が停止したことを検出したとき、前記撮像手段を停止させる停止手段と、を備えることを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の駐車支援装置。
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