JP2007091047A - 車両駐車支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駐車操作の開始の前に、所望の駐車スペースへの自車両の駐車の可否を判断することができる車両駐車支援装置を提供する。
【解決手段】車両11の周辺を撮像する少なくとも1つの撮像手段18と、撮像された周辺映像を表示可能な表示手段16と、始点位置の入力操作手段20と、表示された周辺映像に目印となる指標Mを重畳させて表示させる制御手段17と、車両11の移動距離検出手段23と、障害物検知手段27とを備え、制御手段17は、車両11の幅寸法Wおよび長さ寸法Lに応じた駐車所要寸法Ppを記憶する記憶部29を有し、始点位置が決定されると車両11の幅方向側を障害物検知手段27に検知させつつ検出信号Vから車両11の移動距離を換算し、車両11の移動距離が駐車所要寸法Ppと等しくなるまでの間に障害物が検知されたかどうかの判断により、駐車可否を判断し、この判断結果を表示手段16に表示させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両の縦列駐車および並列駐車の運転操作を支援する車両駐車支援装置に関する。
従来、車両には、例えば、車両の後方を撮像するカメラと、車室内に設けられたカメラからの映像を映し出すモニタとを備え、車両を駐車させる運転操作が開始されたと判断すると、自らの車両の大きさを示す指標を車両後方の映像に重畳してモニタの画面上に表示することで運転操作を支援する車両駐車支援装置が設けられているものがある。このものでは、車両後方をモニタの画像で確認しつつ指標を目安として車両を駐車スペースへ導くことができるので、車両の駐車操作に伴う運転者の負担を軽減することができる。
ところが、この車両駐車支援装置では、駐車操作の開始に伴ってモニタの画像に指標が表示されるので、運転者は、駐車操作を開始した後でなければ、モニタの画像に基づいて駐車スペースが自らの車両に対して十分な大きさ寸法であるか否かを判断することができない。このため、駐車スペースが十分な大きさ寸法でない場合、駐車操作を開始した後に駐車操作を中断し再び駐車スペースを探すこととなる。
そこで、駐車操作を開始する前に自車両に対する駐車スペースの大きさをモニタの画像から判断することができる車両駐車支援装置が考えられている。このようなものとしては、車両の側方を撮像可能なカメラを備え、運転者がモニタに映し出された側方映像に基づいて駐車操作を開始する前に駐車スペースへの駐車の可否を判断することを可能とする車両駐車支援装置が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。このものは、車両が駐車スペースの前方を通過しつつ車両の側方を撮像することで、駐車スペースの映像をモニタの画面に映し出し、その画像上で運転者により駐車スペースの一端が決定されると、駐車スペースの映像に一端を起点として自車両の駐車に必要な大きさ寸法となる位置を知らせる指標を重畳させて表示する。これにより、運転者は、駐車操作を開始する前に、モニタの画像から駐車スペースと指標との位置を見て自らの車両を駐車できるか否かを判断することができる。
特開2003−127813号公報(第2−11頁、図7)
しかしながら、上記した車両駐車支援装置では、判断基準となる指標が側方画像に重畳されて自動的に表示されるものであるので、障害物、例えば所望の駐車スペースに隣接する既存の駐車車両が、決定された一端から指標までの範囲内に、存在しているか否かの判断は、モニタに表示された指標と障害物である既存車両との位置関係に基づいて、運転者が行う必要があり、運転者の負担となる。
そこで、本発明の目的は、駐車操作の開始の前に、所望の駐車スペースへの自車両の駐車の可否を判断することができる車両駐車支援装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1に記載の車両駐車支援装置は、車両周辺を撮像する少なくとも1つの撮像手段と、該撮像手段により撮像された周辺映像を表示可能な表示手段と、始点位置を決定すべく乗員に入力操作される入力操作手段と、該入力操作手段が為された入力操作を認識可能でありかつ前記表示手段に表示された前記周辺映像に目印となる指標を重畳させて前記表示手段に表示させる制御手段と、前記車両の移動距離に応じた検出信号を前記制御手段に出力する移動距離検出手段と、前記制御手段により指定された範囲内での障害物検知が可能でありかつ検知結果を該制御手段に出力する障害物検知手段とを備え、前記制御手段は、前記車両の幅寸法および長さ寸法に応じた駐車所要寸法を記憶する記憶部を有し、前記始点位置が決定されると該始点位置を起点として前記車両の幅方向側を前記障害物検知手段に検知させつつ前記移動距離検出手段からの検出信号から前記車両の移動距離を換算し、該車両の移動距離が前記駐車所要寸法と等しくなるまでの間に障害物が検知された場合、前記車両を駐車することが困難であると判断し、障害物が検知されない場合、前記車両を駐車することが可能であると判断し、駐車可否の判断結果を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項2に記載の車両駐車支援装置は、請求項1に記載の車両駐車支援装置であって、前記撮像手段は、前記車両の左側方を撮像可能な左側撮像装置と、前記車両の右側方を撮像可能な右側撮像装置とを有し、前記入力操作手段は、前記始点位置を決定すべく乗員に入力操作される始点位置決定操作部と、前記終点位置を決定すべく乗員に入力操作される終点位置決定操作部と、左側駐車モードおよび右側駐車モードを選択すべく乗員に入力操作される駐車モード切替操作部とを有し、前記制御手段は、前記左側駐車モードが選択されると前記指標を重畳させた前記左側撮像装置からの周辺映像を前記表示手段に表示させ、前記右側駐車モードが選択されると前記指標を重畳させた前記右側撮像装置からの周辺映像を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項3に記載の車両駐車支援装置は、請求項2に記載の車両駐車支援装置であって、前記入力操作手段は、前記駐車所要寸法を入力すべく乗員に入力操作される車両サイズ登録操作部と、前記表示手段の画面上での前記始点位置を調整する始点位置調整操作部とを有し、前記駐車モード切替操作部は、前記左側駐車モードおよび前記右側駐車モードのそれぞれで並列駐車の場面と縦列駐車の場面との選択が可能であり、前記制御手段は、前記並列駐車の場面が選択された場合、前記始点位置を起点として、前記車両の幅方向に前記駐車所要寸法の長さ方向を一致させかつ前記車両の進行方向に前記駐車所要寸法の幅方向を一致させて該駐車所要寸法の範囲内の障害物を前記障害物検知手段に検知させ、前記縦列駐車の場面が選択された場合、前記始点位置を起点として、前記車両の幅方向に前記駐車所要寸法の幅方向を一致させかつ前記車両の進行方向に前記駐車所要寸法の長さ方向を一致させて該駐車所要寸法の範囲内の障害物を前記障害物検知手段に検知させることを特徴とする。
請求項4に記載の車両駐車支援装置は、請求項3に記載の車両駐車支援装置であって、前記駐車所要寸法は、前記車両の幅寸法と、前記車両の長さ寸法と、前記幅寸法および該幅寸法を基準とした並列駐車補助寸法からなる並列駐車所要寸法と、前記長さ寸法および該長さ寸法を基準とした縦列駐車補助寸法からなる縦列駐車所要寸法との組み合わせで構成され、前記並列駐車の場面が選択された場合、少なくとも前記並列駐車補助寸法が採用され、前記縦列駐車の場面が選択された場合、少なくとも縦列駐車補助寸法が採用されることを特徴とする。
請求項5に記載の車両駐車支援装置は、請求項4に記載の車両駐車支援装置であって、前記撮像手段は、前記車両の後方を撮像可能な後方撮像装置を有し、前記制御手段は、シフトレバーが後退用の位置に対応する後退位置とされたことを検知可能とされており、前記車両の駐車が可能であると判断した後に前記シフトレバーが後退位置とされると、前記表示手段に前記後方撮像装置からの映像を表示させて後方駐車支援を開始し、該後方駐車支援の終了を検知するまで前記シフトレバーの位置に拘わらず前記後方駐車支援を続けることを特徴とする。
請求項6に記載の車両駐車支援装置は、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の車両駐車支援装置であって、さらに、前記制御手段による制御に応じて音声を出力可能な音声出力手段を備え、前記制御手段は、駐車可否の判断結果を前記音声出力手段に音声で出力させることを特徴とする。
請求項7に記載の車両駐車支援装置は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の車両駐車支援装置であって、前記撮像手段は、前記車両の前方を撮像可能な前方撮像装置を有することを特徴とする。
請求項1および請求項2に記載の車両駐車支援装置では、運転者が決定した始点位置を起点として駐車所要寸法の範囲内に障害物があるか否かで駐車可否の判断を行いかつ判断結果を表示手段に表示させているので、運転者は、表示手段の画像を基に自らが判断しなくても、駐車操作の開始の前に自車両の所望の駐車スペースへの駐車の可否を認識することができる。
請求項3に記載の車両駐車支援装置では、並列駐車の場面と縦列駐車の場面とに場合分けし、それぞれに適合する駐車所要寸法を基準として駐車の可否を判断するので、場面に応じた適切な判断を行うことができる。
請求項4に記載の車両駐車支援装置では、駐車所要寸法に並列駐車補助寸法と縦列駐車補助寸法とを採用しているので、運転者の運転技術に適合した駐車可否の判断を行うことができる。
請求項5に記載の車両駐車支援装置では、駐車可否の判断に引き続いて、後進時の駐車支援を受けることができるので、運転者の駐車操作の負担を軽減することができる。また、後方駐車支援の際、シフトレバーが操作されても表示手段の表示が切り換わることがないので、例えば、切り換えし操作を行うような場合であっても違和感なく後方駐車支援を受けることができる。
請求項6に記載の車両駐車支援装置では、判断結果を音声でも出力するので、運転手が車両の周囲の確認を行っていても駐車可否の判断結果を認識することができ、駐車操作の負担を軽減することができる。
請求項7に記載の車両駐車支援装置では、車両の前進時であっても駐車支援を受けることができる。
本発明に係る車両駐車支援装置によれば、運転者が決定した始点位置を起点として駐車所要寸法の範囲内に障害物があるか否かで駐車可否の判断を行いかつ判断結果を表示手段に表示させているので、運転者は、表示手段の画像を基に自らが判断しなくても、駐車操作の開始の前に自車両の所望の駐車スペースへの駐車の可否を認識することができる。このため、運転者の負担を軽減することができる。
本発明を図1ないし図9に示した実施例に沿って詳細に説明する。
図1は、本発明に係る車両駐車支援装置10(図2参照。)が設けられた車両11を模式的に示し、図2は、車両駐車支援装置10のブロック図を示している。
車両11は、車室12とエンジンルーム13とを備える。エンジンルーム13は、図示を略すエンジンを収容し、車両11の前後方向で見て車室12の前方に位置し車両11の先端部を構成している。車室12は、乗員のための空間であり、運転席14に対応するように設けられたハンドル15および車両駐車支援装置10の表示手段であるモニタ16を有する。
車両駐車支援装置10は、図2に示すように、上記したモニタ16に加えて、制御部17と、側方カメラ18と、後方カメラ19と、キー操作部20と、スピーカ21と、障害物検知センサ27とを有する。
制御部17は、モニタ16、側方カメラ18、後方カメラ19、キー操作部20、スピーカ21および障害物検知センサ27に電気的に接続されている。また、制御部17は、シフトレバー22が後退用の位置に対応する後退位置(リバースギアまたはバックギアとされた場合)にあるときに発信されるリバース信号Rと、車速センサ23からの車速パルスVとが入力可能とされている。
側方カメラ18は、図1に示すように、車両11の先端部の両側面、すなわちエンジンルーム13の先端部の各側面に設けられた左側カメラ18aおよび右側カメラ18bからなり、それぞれが撮像した車両11の側方の映像が制御部17を介してモニタ16に送信可能とされている。左側カメラ18aおよび右側カメラ18bは、車両11の側方から斜め前方に至る範囲Sを撮像可能に設定されており、側方撮像範囲Sは、車両11の車幅方向に一般的な車両の長さ寸法より大きな寸法とされている。これにより、左側カメラ18aおよび右側カメラ18bは、後述する並列駐車の場面において駐車スペースを全体に渡り撮像可能である。なお、側方カメラ18は、車両11の側方を撮像可能に車両11に設けられていれば、例えばドアミラーに設けられていてもよく、車両11での設置位置は本実施例に限定されるものではない。
後方カメラ19は、車両11の後端面に設けられており、車両11の後方の映像が制御部17を介してモニタ16に送信可能とされている。後方カメラ19は、車両11の後方の広角に渡る範囲Bを撮像可能に設定されており、後方撮像範囲Bは、運転席14の運転者から見た車両11の後方の死角を広範囲に渡り撮像できるように設定されている。このため、側方カメラ18および後方カメラ19は、車両11の周辺を撮像する撮像手段として機能する。
キー操作部20は、駐車モード切替スイッチ24と、目印表示切替スイッチ25と、始点位置調整/決定スイッチ26と、車両サイズ登録スイッチ28とを有する。キー操作部20は、本実施例では、図示は略すが車室12のインストルメントパネルに設けられており、運転者による車両駐車支援装置10の入力操作が容易とされている。なお、キー操作部20は、運転席14の運転者が入力操作可能であれば、例えば、ハンドル15に設けられていてもよく、モニタ16の画面上でタッチパネル式とされていてもよく、本実施例に限定されるものではない。
モニタ16は、車室12のインストルメントパネルに取り付けられており、運転者による運転席14からの視認が容易な配置姿勢とされている。モニタ16は、制御部17の制御により、側方カメラ18および後方カメラ19で撮像された車両11の周囲の映像を画面上に映し出し、かつ制御部17で生成された後述する指標Mを車両11の周囲の映像に合成して表示可能である。なお、モニタ16は、本実施例では、車室12に搭載されるナビゲーションシステムのモニタと兼用する構成とされており、キー操作部20の操作およびリバース信号Rの受信等により車両駐車支援の画像に切り換わるように制御部17に制御されている。
スピーカ21は、図示は略すがモニタ16の裏面に設けられており、制御部17の制御により運転席14の運転者に向けて音声を発する。なお、本実施例では、スピーカ21は、モニタ16の裏面に配置されているが、運転者に音声を届けることができればよいことから、例えば、車室12に設けられたオーディオのスピーカと兼用とし制御部17の制御に基づいてオーディオからの出力に割り込む構成でもよく、本実施例に限定されるものではない。
車速センサ23は、図示は略すが車両11のタイヤの回転に応じた車速パルスVを制御部17に送信可能であり、制御部17は、車速パルスVとタイヤの外径とから車両11の走行距離および速度を換算することができる。このため、車速センサ23は、本実施例では移動距離検出手段として機能している。
障害物検知センサ27は、本実施例では、図示は略すが側方カメラ18の下方に、すなわち左側カメラ18aおよび右側カメラ18bの下方にそれぞれ設けられており、所望の範囲内に障害物があるか否かを検知することができる。この障害物とは、地面を基準として地面の上方でかつ障害物検知センサ27の設置高さの近傍位置より下方に存在する物体を指し、所望の範囲は、制御部17により設定される。このように、本実施例では、障害物検知手段として側方カメラ18とは別体の障害物検知センサ27が設けられているが、例えば、車両11の移動に伴って変化する側方カメラ18の側方映像における変化率の違いを制御部17が解析することにより障害物を検知する構成であってもよく、本実施例に限定されるものではない。
次に、キー操作部20の各スイッチについて説明する。
駐車モード切替スイッチ24は、駐車支援を受ける際、所望の駐車スペースの形態に対応する各モードを選択する駐車モード切替機能を有し、左側並列駐車モード、右側並列駐車モード、左側縦列駐車モードおよび右側縦列駐車モードが設定されている。ここで、並列駐車とは、各車両の前後方向が互いに並列するように駐車することをいい(図3参照。)、縦列駐車とは、各車両の前後方向が互いに一致するように駐車することをいう(図7参照。)。また、左側および右側とは、進行方向で見た車両11に対する駐車スペースの位置を示している。
目印表示切替スイッチ25は、後述する指標M(図4参照。)の種類、例えば、2本の直交する直線からなる構成であるか枠線からなる構成であるかの種類であったり、色の種類であったり、を運転者の好みに合わせて選択する目印表示切替機能を有する。
ここで、指標Mは、車両11の移動に伴って画像がモニタ16の画面上を移動する側方カメラ18および後方カメラ19からの車両11の周囲の画像に対する目安として画面上の設定された固定位置に表示されるものであり、本実施例では、後述するように直交する2本の直線M1、M2で構成されたもの(図4および図7参照。)が選択されている。
始点位置調整/決定スイッチ26は、指標Mのモニタ16の画面上での表示位置を調整する始点位置調整機能と、画面上に表示された映像において指標Mと重なる地点を始点位置として決定する始点位置決定機能とを有する。
車両サイズ登録スイッチ28は、車両駐車支援装置10が設けられた車両11の幅寸法Wおよび長さ寸法Lに加え、並列駐車補助寸法Wsおよび縦列駐車補助寸法Lsを登録するものであり、各データはメモリ29に保管される。この並列駐車補助寸法Wsおよび縦列駐車補助寸法Lsとは、各運転者が車両11を並列駐車または縦列駐車時の運転操作、例えば、進入路の確保および切り換えし動作のために必要な間隔であり、運転者の技量に応じて変化するものである。制御部17は、並列駐車モードの場面では幅寸法Wに並列駐車補助寸法Wsを加えた並列駐車所要寸法Ppwを駐車所要寸法Ppの幅寸法として採用し、縦列駐車モードの場面では長さ寸法Lに縦列駐車補助寸法Lsを加えた縦列駐車所要寸法Pplを駐車所要寸法Ppの長さ寸法として採用する。また、並列駐車モードの場面での駐車所要寸法Ppの長さ寸法は、長さ寸法Lおよび縦列駐車所要寸法Pplのどちらを採用してもよく、縦列駐車モードの場面での駐車所要寸法Ppの幅寸法は、幅寸法Wおよび並列駐車所要寸法Ppwのどちらを採用してもよい。本実施例では、並列駐車モードの場面での駐車所要寸法Ppの長さ寸法は、長さ寸法Lが採用され、縦列駐車モードの場面での駐車所要寸法Ppの幅寸法は、幅寸法Wが採用されるように設定されている。制御部17は、並列駐車補助寸法Wsおよび縦列駐車補助寸法Lsを採用して駐車可能であるか否かの判断を行うので、頻繁に運転する運転者に関しては各々の並列駐車補助寸法Wsおよび縦列駐車補助寸法Lsをメモリ29に登録し、各運転者に応じて並列駐車所要寸法Ppwおよび縦列駐車所要寸法Pplを切り替えることが望ましい。
次に、車両駐車支援装置10の動作を図5に示すフローチャートに沿って説明する。なお、ここでは左側並列駐車モードを例にとって説明しているが、右側並列駐車モードの場合は右側カメラ18bが作動すること以外は、左側並列駐車モードと同様であるので、詳細な説明は省略する。
運転手は、車両11に対して進行方向左側に見つけた駐車スペースPに並列駐車する場合(図3(a)参照。)、駐車支援を受けるために、駐車モード切替スイッチ24で左側並列駐車モードを選択する(ステップ1)。
左側並列駐車モードが選択されると、制御部17は、左側カメラ18aからの画像をモニタ16の画面上に映し出し(ステップ2)、指標Mの種類が目印表示切替スイッチ25を介して運転者により選択されると、車両11の側方の画像に指標Mを重畳させて画面上に表示させる(図4(a)参照。)(ステップ3)。
運転者は、始点位置調整/決定スイッチ26を介して画面上における指標Mの位置を決定する(ステップ4)。本実施例では、指標Mは、画面の上下方向に伸びる直線M1と左右方向に伸びる直線M2とからなる交線が選択され、直線M2の固定位置は、画面上で駐車スペースPの車両11側の1辺d(図3(a)参照。)と一致するように設定され、直線M1の固定位置は、モニタ16の画面の左側に偏倚した位置に設定されている。
運転手は、車両11を駐車車両の列に沿って前進させる。これに伴って、モニタ16の画面上では、車両11の側方の駐車車両の画像が右から左へと移動する。
車両11が前進して駐車スペースPに近寄ると(図3(b)参照。)、モニタ16の画面上では駐車スペースPの車両11に近接する一隅E(図3(a)および図4(a)参照。)が指標Mの2つの直線M1とM2との交点と合致する(図4(a)参照。)。運転手は、画面上で駐車スペースPの一端が指標Mの交点に合致した時点で始点位置調整/決定スイッチ26を押し、画面上での始点位置を決定する(ステップ5)。制御部17は、始点位置が決定された時点から車速パルスVのカウントを始め、かつ始点位置すなわち指標Mの交点(本実施例では駐車スペースPの一隅E)を起点として車両11の幅方向に長さ寸法Lの範囲内に障害物があるか否かを障害物検知センサ27に検知させる(図6(a)参照。)。
制御部17は、始点位置を起点として車両11が走行した距離Kを車速センサ23からの車速パルスVにより算出し(ステップ6)、始点位置からの走行距離Kと並列駐車所要寸法Ppwとを比較する(ステップ7)。K≧Ppwであれば検知した領域が駐車所要寸法Ppに達したものと判断しステップ8に進み、K<Ppwであれば検知した領域が駐車所要寸法Ppに満たないのでステップ6に戻り、駐車所要寸法Ppに達するまで繰り返す。
K≧Ppwの場合、すなわち検知した領域が駐車所要寸法Ppに達した場合、検知した領域内に障害物があったか否かを判断する(ステップ8)。障害物がなかった場合は、駐車可能であると判断してステップ9へ進み、障害物があった場合は、駐車困難であると判断してステップ10へ進む。
駐車所要寸法Ppの範囲内に障害物がなかった場合、例えば図6(a)に示すように、車両W、Xに挟まれた空間に駐車所要寸法Ppを当て嵌めて、この駐車所要寸法Ppの範囲内に車両W、Xが存在しない場合、制御部17は、駐車スペースPに車両11を駐車することができることをモニタ16およびスピーカ21を介して運転者に通知する(ステップ9)。
駐車所要寸法Ppの範囲内に障害物があった場合、例えば図6(b)に示すように、車両Y、Zに挟まれた空間に駐車所要寸法Ppを当て嵌めて、この駐車所要寸法Ppの範囲内に車両Yが存在する場合、制御部17は、駐車スペースPに車両11を駐車することが困難であることをモニタ16およびスピーカ21を介して運転者に通知する(ステップ10)。本実施例では、駐車困難であることの通知に加えて、モニタ16およびスピーカ21を介して駐車操作を開始しないように警告する構成となっている。なお、モニタ16による駐車可否の通知は、運転者が視覚的に駐車可否を認識することができるものであればよく、スピーカ21による駐車可否の通知は、運転者が聴覚的に駐車可否を認識することができるものであればよい。
このように、車両駐車支援装置10は、始点位置を起点として駐車所要寸法Pp内に障害物があるか否かを検知し、それに基づく駐車可否の案内の動作を行う。駐車可能である場合、運転者は、シフトレバー22を後退位置に移動して駐車操作を開始する。これに伴ってリバース信号Rが発信され、制御部17は、リバース信号Rの受信により側方カメラ18からの側方映像に代えて、後方カメラ19からの後方映像をモニタ16の画面上に表示して、後方駐車支援を開始する。制御部17は、後方カメラ19からの車両11の後方の画像に、自車両11の大きさ寸法を示す指標、と共に車両11の現在位置から駐車スペースSまでの誘導ラインを示す指標を表示する。運転者は、指標を目標として駐車操作をすることで容易に駐車スペースSに車両11を駐車することができる。また、駐車困難である場合、運転者は、駐車操作を開始することなく、車両11を運転して再び駐車スペースを探すことができる。
なお、後方駐車支援は、モニタ16の画面上に車両11の後方の映像を映し出して車両11の後進操作の負担を軽減できるものであればよく、上記した例に限定されるものではない。
また、車両駐車支援装置10は、一度後方駐車支援を開始すると後方駐車支援の終了のための操作が為されるまで後方駐車支援を続ける。このため、駐車操作を行っている際、例えば、切り換えし操作を行うためにシフトレバー22を操作した場合であっても、モニタ16の画面が切り換わることはなく、運転者が違和感を覚えることなく駐車支援を受けることができる。ここで、後方駐車支援の終了のための操作とは、例えば、後方駐車支援の終了のために入力操作されるスイッチをキー操作部20に設けてもよく、車両11が一定時間停止したことを検知すると制御部17が後方駐車支援の終了と判断する構成であってもよい。
次に、車両駐車支援装置10の左側縦列駐車モードの動作を説明する。なお、ここでは左側縦列駐車モードを例にとって説明しているが、右側縦列駐車モードの場合は右側カメラ18bが作動すること以外は、左側縦列駐車モードと同様であるので、詳細な説明は省略する。
運転手は、図7(a)に示すように、車両11に対して進行方向左側に見つけた駐車スペースPに縦列駐車する場合、駐車支援を受けるために、駐車モード切替スイッチ24で左側縦列駐車モードを選択する。
左側縦列駐車モードとされると、制御部17は、左側カメラ18aからの画像をモニタ16の画面上に映し出し、指標Mの種類が目印表示切替スイッチ25を介して運転者により選択されると、車両11の側方の画像に指標Mを重畳させて表示させる(図8(a)参照。)。運転者は、始点位置調整/決定スイッチ26を介して画面上における指標Mの位置を決定する。
車両11が駐車車両の列に沿って前進して駐車スペースPに近寄ると(図7(a)参照。)、モニタ16の画面上では、駐車スペースPの一隅Eが指標Mの交点と合致する(図8(a)参照。)。運転手は、画面上で駐車スペースPの一端が指標Mの交点に合致した時点で始点位置調整/決定スイッチ26を押し、画面上で始点位置を決定する。制御部17は、始点位置が決定された時点から車速パルスVのカウントを始め、かつ始点位置すなわち指標Mの交点(本実施例では駐車スペースPの一隅E)を起点として車両11の幅方向に幅寸法Wの範囲内に障害物があるか否かを障害物検知センサ27に検知させる。
制御部17は、車両11の始点位置からの走行距離を車速センサ23からの車速パルスVにより算出し、始点位置からの走行距離Kと縦列駐車所要寸法Pplとを比較する。K≧Ppwであれば検知した領域が駐車所要寸法Ppに等しくなったものと判断して、障害物の存否の判断を行い、K<Ppwであれば検知した領域が駐車所要寸法Ppに満たないので始点位置からの走行距離を算出する。
K≧Ppwの場合、すなわち検知した領域が駐車所要寸法Ppに等しくなった場合、検知した領域内に障害物があったか否かを判断し、障害物がなかった場合は、駐車可能であると判断し、障害物があった場合は、駐車困難であると判断する。
障害物がなかった場合、制御部17は、駐車スペースPに車両11を駐車することができることをモニタ16およびスピーカ21を介して運転者に通知する。
障害物があった場合、制御部17は、駐車スペースPに車両11を駐車することが困難であることと、駐車操作を開始させないための警告とをモニタ16およびスピーカ21を介して運転者に通知する。
このように、車両駐車支援装置10は、始点位置を起点として駐車所要寸法Pp内に障害物があるか否かを検知し、それに基づく駐車可否の案内の動作を行う。駐車可能である場合、運転者は、シフトレバーを後退位置に移動して駐車操作を開始し、これに伴って並列駐車の場合と同様に後方駐車支援を開始する。
(変形例)
図9は、変形例に係る車両駐車支援装置10´のブロック図を示している。
車両駐車支援装置10´は、図9に示すように、制御部17と、側方カメラ18と、後方カメラ19と、キー操作部20と、モニタ16と、スピーカ21と、障害物検知センサ27とに加えて、操舵角センサ30とヨーレートセンサ31とを備えている。
操舵角センサ30は、車両11のハンドル15が運転操作によりハンドル15の操舵角を検出し、この検出結果を制御部17へ出力する。ヨーレートセンサ31は、車両11に加えられたヨ−方向の力を検出し、この検出結果を制御部17へ出力する。なお、操舵角センサ30は、車両11のタイヤの舵角を検知するものであってもよい。車両駐車支援装置10´は、基本的な動作については車両駐車支援装置10と同様のため、詳細な説明は省略する。
車両駐車支援装置10´では、操舵角センサ30の検出結果および車速パルスVから車両11が進行する軌跡を予測することができ、さらに、この予測軌跡をヨーレートセンサ31の検出結果を用いて補正することができる。車両駐車支援装置10´では、操舵角センサ30とヨーレートセンサ31とを備えていることから、駐車スペースSを計測する際、駐車車両に沿って、すなわち駐車スペースSの前面に沿って車両11を進行させなくても、駐車スペースSの計測が可能である。さらに、後方駐車支援の際、制御部17は、後方カメラ19からの車両11の後方の画像に、自車両11の大きさ寸法を示す指標および車両11の現在位置から駐車スペースSまでの誘導ラインを示す指標に加えて、現在の車両11の状態からの予測軌跡を示す指標を車両11の後方の画像に重畳させてモニタ16の画面上に表示させることができる。これにより、運転者は、指標を目安として駐車操作をすることで容易に駐車スペースSに車両11を駐車することができるので、運転者の負担をより軽減することができる。
本発明に係る車両駐車支援装置10では、駐車所要寸法Pp内に障害物があるか否かを検知し、それに基づく駐車可否の判断結果をモニタ16に表示するため、運転者は、モニタ16の画像を基に自らが判断しなくても、駐車操作の開始の前に自車両11の所望の駐車スペースPへの駐車の可否を認識することができるので、運転者の負担を軽減することができる。
車両駐車支援装置10では、並列駐車の場面と縦列駐車の場面とに場合わけし、並列駐車の場面では、駐車所要寸法Ppの長さ寸法を車両11から見た奥行寸法に採用し、縦列駐車の場面では、駐車所要寸法Ppの幅寸法を車両11から見た奥行寸法に採用して駐車の可否を判断するので、場面に応じた適切な判断を行うことができる。
車両駐車支援装置10では、駐車所要寸法Ppの範囲内に障害物があるか否かの検知に基づいて駐車可否の判断を行っているので、図6(b)に示すように駐車所要寸法Pp内に隣接車両が存在する場合以外にも、例えば、駐車スペースPにコーンが置かれており、このコーンが駐車所要寸法Ppの範囲内にある場合に駐車が困難であることを検知できるので、より安全に駐車支援を行うことができる。
なお、上記した実施例では、指標Mが直線M1と直線M2とからなる構成とされていたが、他に駐車所要寸法Ppに適合する枠形状、画面上で駐車スペースPの一端を一致する長さの線分等が設定されている。また、この他にも、駐車所要寸法Ppの形状を駐車スペースSの形状に対応させるための始点位置を決定することを補助できる形状であればよく、上記した例に限定されるものではない。
上記した実施例では、車両11が前進したときの動作のみが示されていたが、後進させて駐車スペースPの計測を行ってもよい。
上記した実施例では、車両11の前方を撮像するカメラは設けられていなかったが、前方にカメラを設けて後方カメラ19と同様の動作をさせてもよく、前方にカメラを設けて側方カメラ18と同様の動作をさせてもよい。側方カメラ18と同様の動作をさせる場合には、車両11の前方に位置する駐車スペースの奥行寸法を計測することができる。
本発明に係る車両駐車支援装置が設けられた車両を示す模式的な平面図である。 本発明に係る車両駐車支援装置のブロック図である。 左側並列駐車モードを説明するための模式的な平面図であり、(a)から(c)の順に車両が進行した状態を示している。 左側並列駐車モードの際のモニタの画面上の表示を模式的に示す平面図であり、(a)は始点位置決定の時点を示し、(b)は終点位置決定の時点を示している。 車両駐車支援装置の動作を示すフローチャートである。 左側並列駐車モードの際の障害物検知を説明するための図面であり、(a)は駐車所要寸法の範囲内に障害物がない場合を示し、(b)は駐車所要寸法の範囲内に障害物がある場合を示している。 車両の左側縦列駐車モードを説明するための模式的な平面図であり、(a)から(c)の順に車両が進行した状態を示している。 左側縦列駐車モードの際のモニタの画面上の表示を模式的に示す平面図であり、(a)は始点位置決定の時点を示し、(b)は終点位置決定の時点を示している。 本発明に係る車両駐車支援装置の他の例を示すブロック図である。
符号の説明
10 車両駐車支援装置
16 (表示手段としての)モニタ
17 (制御手段としての)制御部
18 (撮像手段としての)側方カメラ
18a 左側カメラ
18b 右側カメラ
19 後方カメラ
20 (入力操作手段としての)キー操作部
21 (音声出力手段としての)スピーカ
22 シフトレバー
23 (移動距離検出手段としての)車速センサ
24 (駐車モード切替操作部としての)駐車モード切替スイッチ
26 (始点位置決定操作部としての)始点位置調整/決定スイッチ
27 (障害物検知手段としての)障害物検知センサ
28 (車両サイズ登録操作部としての)車両サイズ登録スイッチ
29 (記憶部としての)メモリ
M 指標
W (車両の)幅寸法
L (車両の)長さ寸法
Pp 駐車所要寸法
Ppw 並列駐車所要寸法
Ppl 縦列駐車所要寸法
Ws 並列駐車補助寸法
Ls 縦列駐車補助寸法

Claims (7)

  1. 車両周辺を撮像する少なくとも1つの撮像手段と、該撮像手段により撮像された周辺映像を表示可能な表示手段と、始点位置を決定すべく乗員に入力操作される入力操作手段と、該入力操作手段が為された入力操作を認識可能でありかつ前記表示手段に表示された前記周辺映像に目印となる指標を重畳させて前記表示手段に表示させる制御手段と、前記車両の移動距離に応じた検出信号を前記制御手段に出力する移動距離検出手段と、前記制御手段により指定された範囲内での障害物検知が可能でありかつ検知結果を該制御手段に出力する障害物検知手段とを備え、
    前記制御手段は、前記車両の幅寸法および長さ寸法に応じた駐車所要寸法を記憶する記憶部を有し、前記始点位置が決定されると該始点位置を起点として前記車両の幅方向側を前記障害物検知手段に検知させつつ前記移動距離検出手段からの検出信号から前記車両の移動距離を換算し、該車両の移動距離が前記駐車所要寸法と等しくなるまでの間に障害物が検知された場合、前記車両を駐車することが困難であると判断し、障害物が検知されない場合、前記車両を駐車することが可能であると判断し、駐車可否の判断結果を前記表示手段に表示させることを特徴とする車両駐車支援装置。
  2. 前記撮像手段は、前記車両の左側方を撮像可能な左側撮像装置と、前記車両の右側方を撮像可能な右側撮像装置とを有し、前記入力操作手段は、前記始点位置を決定すべく乗員に入力操作される始点位置決定操作部と、前記終点位置を決定すべく乗員に入力操作される終点位置決定操作部と、左側駐車モードおよび右側駐車モードを選択すべく乗員に入力操作される駐車モード切替操作部とを有し、
    前記制御手段は、前記左側駐車モードが選択されると前記指標を重畳させた前記左側撮像装置からの周辺映像を前記表示手段に表示させ、前記右側駐車モードが選択されると前記指標を重畳させた前記右側撮像装置からの周辺映像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の車両駐車支援装置。
  3. 前記入力操作手段は、前記駐車所要寸法を入力すべく乗員に入力操作される車両サイズ登録操作部と、前記表示手段の画面上での前記始点位置を調整する始点位置調整操作部とを有し、前記駐車モード切替操作部は、前記左側駐車モードおよび前記右側駐車モードのそれぞれで並列駐車の場面と縦列駐車の場面との選択が可能であり、前記制御手段は、前記並列駐車の場面が選択された場合、前記始点位置を起点として、前記車両の幅方向に前記駐車所要寸法の長さ方向を一致させかつ前記車両の進行方向に前記駐車所要寸法の幅方向を一致させて該駐車所要寸法の範囲内の障害物を前記障害物検知手段に検知させ、前記縦列駐車の場面が選択された場合、前記始点位置を起点として、前記車両の幅方向に前記駐車所要寸法の幅方向を一致させかつ前記車両の進行方向に前記駐車所要寸法の長さ方向を一致させて該駐車所要寸法の範囲内の障害物を前記障害物検知手段に検知させることを特徴とする請求項2に記載の車両駐車支援装置。
  4. 前記駐車所要寸法は、前記車両の幅寸法と、前記車両の長さ寸法と、前記幅寸法および該幅寸法を基準とした並列駐車補助寸法からなる並列駐車所要寸法と、前記長さ寸法および該長さ寸法を基準とした縦列駐車補助寸法からなる縦列駐車所要寸法との組み合わせで構成され、前記並列駐車の場面が選択された場合、少なくとも前記並列駐車補助寸法が採用され、前記縦列駐車の場面が選択された場合、少なくとも縦列駐車補助寸法が採用されることを特徴とする請求項3に記載の車両駐車支援装置。
  5. 前記撮像手段は、前記車両の後方を撮像可能な後方撮像装置を有し、前記制御手段は、シフトレバーが後退用の位置に対応する後退位置とされたことを検知可能とされており、前記車両の駐車が可能であると判断した後に前記シフトレバーが後退位置とされると、前記表示手段に前記後方撮像装置からの映像を表示させて後方駐車支援を開始し、該後方駐車支援の終了を検知するまで前記シフトレバーの位置に拘わらず前記後方駐車支援を続けることを特徴とする請求項4に記載の車両駐車支援装置。
  6. さらに、前記制御手段による制御に応じて音声を出力可能な音声出力手段を備え、前記制御手段は、駐車可否の判断結果を前記音声出力手段に音声で出力させることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の車両駐車支援装置。
  7. 前記撮像手段は、前記車両の前方を撮像可能な前方撮像装置を有することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の車両駐車支援装置。
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