JP2003081040A - 運転技量診断装置、及び運転支援装置 - Google Patents
運転技量診断装置、及び運転支援装置Info
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- JP2003081040A JP2003081040A JP2001275221A JP2001275221A JP2003081040A JP 2003081040 A JP2003081040 A JP 2003081040A JP 2001275221 A JP2001275221 A JP 2001275221A JP 2001275221 A JP2001275221 A JP 2001275221A JP 2003081040 A JP2003081040 A JP 2003081040A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車、自動二輪車などの交通機関を運転す
る運転者の運転技量レベルを診断し、その診断結果を利
用して、運転者の運転の支援を行うことのできる運転支
援装置を提供すること。 【解決手段】 車両などの交通機関の運転情報に基づい
て、運転者の運転技量レベルを判定する運転技量レベル
判定手段と、判定結果に基づいて、所定の視認情報を外
部に向けて表示する表示手段とを装備する。
る運転者の運転技量レベルを診断し、その診断結果を利
用して、運転者の運転の支援を行うことのできる運転支
援装置を提供すること。 【解決手段】 車両などの交通機関の運転情報に基づい
て、運転者の運転技量レベルを判定する運転技量レベル
判定手段と、判定結果に基づいて、所定の視認情報を外
部に向けて表示する表示手段とを装備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は運転技量診断装置、
及び運転支援装置に関し、より詳細には、自動車、自動
二輪車などの交通機関を運転する運転者の運転技量レベ
ルを判定するための運転技量診断装置、及び該運転技量
診断装置からの診断結果を利用して、運転者の運転の支
援を行うための運転支援装置に関する。
及び運転支援装置に関し、より詳細には、自動車、自動
二輪車などの交通機関を運転する運転者の運転技量レベ
ルを判定するための運転技量診断装置、及び該運転技量
診断装置からの診断結果を利用して、運転者の運転の支
援を行うための運転支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車は我々に移動の自由や生活の活性
化をもたらしたが、現在、自動車による交通事故の死者
は世界全体で年間約50万人に及び、日本では年間約1
万人である。自由と活性化に対する代償は非常に大き
い。また、交通事故の原因の90%以上はヒューマンエ
ラーと言われている。
化をもたらしたが、現在、自動車による交通事故の死者
は世界全体で年間約50万人に及び、日本では年間約1
万人である。自由と活性化に対する代償は非常に大き
い。また、交通事故の原因の90%以上はヒューマンエ
ラーと言われている。
【0003】このようなヒューマンエラーを防ぐための
方法の一つとして、例えば、初心運転者(普通免許を受
けて1年を経過していない者)が運転する車両の前と後
ろの定められた位置に初心者マークを付けるといったこ
とが挙げられる。
方法の一つとして、例えば、初心運転者(普通免許を受
けて1年を経過していない者)が運転する車両の前と後
ろの定められた位置に初心者マークを付けるといったこ
とが挙げられる。
【0004】初心者マークを付けることによって、他の
運転者がその周辺を走行する車両の中から、初心運転者
の運転している車両を容易に発見することができるた
め、前記車両の側方に幅寄せをしたり、前方に無理に割
り込まないように注意することができる。すなわち、運
転者の周辺に関する情報であり、運転に有用な情報を運
転者が取得することができれば、より安全でより円滑な
運転が実現される。
運転者がその周辺を走行する車両の中から、初心運転者
の運転している車両を容易に発見することができるた
め、前記車両の側方に幅寄せをしたり、前方に無理に割
り込まないように注意することができる。すなわち、運
転者の周辺に関する情報であり、運転に有用な情報を運
転者が取得することができれば、より安全でより円滑な
運転が実現される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、運転に有用
な情報としては、初心運転者が運転する車両についての
情報以外にも、高齢運転者や、初心運転者ではないが運
転が未熟な運転者(以降、未熟運転者とも記す)、危険
な運転を行う運転者(以降、危険運転者とも記す)が運
転する車両についての情報などが挙げられる。
な情報としては、初心運転者が運転する車両についての
情報以外にも、高齢運転者や、初心運転者ではないが運
転が未熟な運転者(以降、未熟運転者とも記す)、危険
な運転を行う運転者(以降、危険運転者とも記す)が運
転する車両についての情報などが挙げられる。
【0006】高齢運転者や未熟運転者が運転している車
両を、他の運転者が認識することができれば、初心運転
者が運転している車両の場合と同様に、前記車両の側方
に幅寄せをしたり、前方に無理に割り込まないように注
意することができる。他方、危険運転者が運転している
車両を、他の運転者が認識することができれば、前記車
両が無理な車線変更や急な進路変更などを行うのを予め
注意して見ておくことができる。
両を、他の運転者が認識することができれば、初心運転
者が運転している車両の場合と同様に、前記車両の側方
に幅寄せをしたり、前方に無理に割り込まないように注
意することができる。他方、危険運転者が運転している
車両を、他の運転者が認識することができれば、前記車
両が無理な車線変更や急な進路変更などを行うのを予め
注意して見ておくことができる。
【0007】ところが、初心運転者が運転している車両
については、該車両の前と後ろの定められた位置に初心
者マークを付けることが義務づけられているため、他の
運転者は初心運転者が運転する車両を容易に認識するこ
とができるが、他方、高齢運転者や未熟運転者、危険運
転者が運転する車両については、何ら義務づけられてい
ないため、他の運転者は高齢運転者などが運転する車両
を認識することができない。因に、75歳以上の高齢運
転者は、運転する車両(普通自動車)の前と後ろの定め
られた位置に高齢者マークを付けるように勧められては
いるが義務にはなっていない。
については、該車両の前と後ろの定められた位置に初心
者マークを付けることが義務づけられているため、他の
運転者は初心運転者が運転する車両を容易に認識するこ
とができるが、他方、高齢運転者や未熟運転者、危険運
転者が運転する車両については、何ら義務づけられてい
ないため、他の運転者は高齢運転者などが運転する車両
を認識することができない。因に、75歳以上の高齢運
転者は、運転する車両(普通自動車)の前と後ろの定め
られた位置に高齢者マークを付けるように勧められては
いるが義務にはなっていない。
【0008】また、初心運転者が運転している車両には
初心者マークを付けることが義務づけられているが、初
心者マークを付けるのを忘れたり、故意に付けない者も
いるため、そのような場合には、高齢運転者などと同様
に、他の運転者は初心運転者が運転する車両を認識する
ことができない。
初心者マークを付けることが義務づけられているが、初
心者マークを付けるのを忘れたり、故意に付けない者も
いるため、そのような場合には、高齢運転者などと同様
に、他の運転者は初心運転者が運転する車両を認識する
ことができない。
【0009】また、運転が未熟であるとか、危険である
といったことは、運転者自身が気づいていない場合もあ
るため、これら情報については、他の運転者だけではな
く、当該運転者本人にも伝えることが、安全で円滑な運
転を実現する上で重要であると思われる。
といったことは、運転者自身が気づいていない場合もあ
るため、これら情報については、他の運転者だけではな
く、当該運転者本人にも伝えることが、安全で円滑な運
転を実現する上で重要であると思われる。
【0010】しかしながら、運転の技量レベル(例え
ば、熟練度や危険度など)を算出したり、運転が未熟で
あるとか、危険であるといったことを運転者本人に伝え
て、注意を促すといったような技術はこれまでになかっ
た。
ば、熟練度や危険度など)を算出したり、運転が未熟で
あるとか、危険であるといったことを運転者本人に伝え
て、注意を促すといったような技術はこれまでになかっ
た。
【0011】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、自動車、自動二輪車などの交通機関を運転する運
転者の運転技量レベルを判定することのできる運転技量
診断装置、及び該運転技量診断装置からの診断結果を利
用して、運転者の運転の支援を行うことのできる運転支
援装置を提供することを目的としている。
って、自動車、自動二輪車などの交通機関を運転する運
転者の運転技量レベルを判定することのできる運転技量
診断装置、及び該運転技量診断装置からの診断結果を利
用して、運転者の運転の支援を行うことのできる運転支
援装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る運転技量診断装置(1)
は、自動車などの交通機関の運転情報に基づいて、運転
者の運転技量レベルを判定する運転技量レベル判定手段
を備えていることを特徴としている。
達成するために本発明に係る運転技量診断装置(1)
は、自動車などの交通機関の運転情報に基づいて、運転
者の運転技量レベルを判定する運転技量レベル判定手段
を備えていることを特徴としている。
【0013】上記した運転技量診断装置(1)によれ
ば、運転情報(例えば、アクセルペダルやクラッチペダ
ルの踏み込み状態から得られるエンジン回転数やトラン
スミッション入力軸回転数など)に基づいて、運転者の
運転技量レベル(例えば、熟練度や危険度)を判定する
運転技量レベル判定手段を備えているので、運転者の運
転技量をレベル分けしたり、あるいは運転技量がある一
定のレベル以上であるか否かを判別することができる。
従って、例えば、当該運転者の運転熟練度が低かった
り、あるいは運転危険度が高い場合、その旨を周辺を走
行している車両の運転者に知らせることが可能となり、
より安全で円滑な運転を実現することができる。
ば、運転情報(例えば、アクセルペダルやクラッチペダ
ルの踏み込み状態から得られるエンジン回転数やトラン
スミッション入力軸回転数など)に基づいて、運転者の
運転技量レベル(例えば、熟練度や危険度)を判定する
運転技量レベル判定手段を備えているので、運転者の運
転技量をレベル分けしたり、あるいは運転技量がある一
定のレベル以上であるか否かを判別することができる。
従って、例えば、当該運転者の運転熟練度が低かった
り、あるいは運転危険度が高い場合、その旨を周辺を走
行している車両の運転者に知らせることが可能となり、
より安全で円滑な運転を実現することができる。
【0014】また、本発明に係る運転技量診断装置
(2)は、上記運転技量診断装置(1)において、前記
運転技量レベル判定手段が、前記運転情報から求められ
るクラッチの滑り状態に基づいて、運転者の運転技量レ
ベルを判定するものであることを特徴としている。
(2)は、上記運転技量診断装置(1)において、前記
運転技量レベル判定手段が、前記運転情報から求められ
るクラッチの滑り状態に基づいて、運転者の運転技量レ
ベルを判定するものであることを特徴としている。
【0015】運転の未熟な者がマニュアル・トランスミ
ッション車で坂道発進を行う際、クラッチの接続を巧く
行うことができず、クラッチが大きく滑ってしまうこと
がある。また、クラッチが滑るといった事態が生じるの
は、ほとんど坂道発進のときだけであるため、クラッチ
の滑り状態を見ることによって、マニュアル・トランス
ミッション車での坂道発進の巧さを知ることができる。
ッション車で坂道発進を行う際、クラッチの接続を巧く
行うことができず、クラッチが大きく滑ってしまうこと
がある。また、クラッチが滑るといった事態が生じるの
は、ほとんど坂道発進のときだけであるため、クラッチ
の滑り状態を見ることによって、マニュアル・トランス
ミッション車での坂道発進の巧さを知ることができる。
【0016】上記した運転技量診断装置(2)によれ
ば、前記運転技量レベル判定手段が、クラッチの滑り状
態に基づいて、運転者の運転技量レベルの判定を行うも
のである。すなわち、マニュアル・トランスミッション
車での坂道発進の巧さに基づいて、運転者の運転熟練度
を判定することができるので、運転が未熟であるか否か
の判定を精度良く行うことができる。
ば、前記運転技量レベル判定手段が、クラッチの滑り状
態に基づいて、運転者の運転技量レベルの判定を行うも
のである。すなわち、マニュアル・トランスミッション
車での坂道発進の巧さに基づいて、運転者の運転熟練度
を判定することができるので、運転が未熟であるか否か
の判定を精度良く行うことができる。
【0017】また、本発明に係る運転技量診断装置
(3)は、上記運転技量診断装置(2)において、前記
運転技量レベル判定手段が、クラッチの滑り量の変化に
基づいて、運転者の運転技量レベルを判定するものであ
ることを特徴としている。
(3)は、上記運転技量診断装置(2)において、前記
運転技量レベル判定手段が、クラッチの滑り量の変化に
基づいて、運転者の運転技量レベルを判定するものであ
ることを特徴としている。
【0018】上記した運転技量診断装置(3)によれ
ば、単にクラッチの滑り量の大きさだけでなく、クラッ
チの滑り量の変化に基づいて、マニュアル・トランスミ
ッション車での坂道発進の巧さを判定するので、運転が
未熟であるか否かの判定をより一層精度良く行うことが
できる。
ば、単にクラッチの滑り量の大きさだけでなく、クラッ
チの滑り量の変化に基づいて、マニュアル・トランスミ
ッション車での坂道発進の巧さを判定するので、運転が
未熟であるか否かの判定をより一層精度良く行うことが
できる。
【0019】また、本発明に係る運転技量診断装置
(4)は、上記運転技量診断装置(2)又は(3)にお
いて、エンジン回転数とトランスミッション入力軸回転
数とに基づいて、クラッチの滑り量を求めるクラッチ滑
り量算出手段を備え、前記運転技量レベル判定手段が、
前記クラッチ滑り量算出手段からの算出結果に基づい
て、運転者の運転技量レベルを判定するものであること
を特徴としている。
(4)は、上記運転技量診断装置(2)又は(3)にお
いて、エンジン回転数とトランスミッション入力軸回転
数とに基づいて、クラッチの滑り量を求めるクラッチ滑
り量算出手段を備え、前記運転技量レベル判定手段が、
前記クラッチ滑り量算出手段からの算出結果に基づい
て、運転者の運転技量レベルを判定するものであること
を特徴としている。
【0020】クラッチに滑りが生じていない場合(すな
わち、クラッチがきっちりと接続されている場合)に
は、エンジンの動力は全てトランスミッションへ伝わる
ため、エンジン回転数とトランスミッション入力軸回転
数とは同じ回転数になる。従って、エンジン回転数とト
ランスミッション入力軸回転数との差を見ることによっ
て、クラッチの滑り量を知ることができる。
わち、クラッチがきっちりと接続されている場合)に
は、エンジンの動力は全てトランスミッションへ伝わる
ため、エンジン回転数とトランスミッション入力軸回転
数とは同じ回転数になる。従って、エンジン回転数とト
ランスミッション入力軸回転数との差を見ることによっ
て、クラッチの滑り量を知ることができる。
【0021】上記した運転技量診断装置(4)によれ
ば、エンジン回転数とトランスミッション入力軸回転数
とに基づいて、クラッチの滑り量を求めるので、クラッ
チの滑り量を精度良く求めることができる。従って、運
転が未熟であるか否かの判定についても精度良く行うこ
とができる。
ば、エンジン回転数とトランスミッション入力軸回転数
とに基づいて、クラッチの滑り量を求めるので、クラッ
チの滑り量を精度良く求めることができる。従って、運
転が未熟であるか否かの判定についても精度良く行うこ
とができる。
【0022】また、本発明に係る運転技量診断装置
(5)は、上記運転技量診断装置(2)〜(4)のいず
れかにおいて、前記運転技量レベル判定手段が、前記交
通機関の劣化状態を考慮に入れて、運転者の運転技量レ
ベルを判定するものであることを特徴としている。
(5)は、上記運転技量診断装置(2)〜(4)のいず
れかにおいて、前記運転技量レベル判定手段が、前記交
通機関の劣化状態を考慮に入れて、運転者の運転技量レ
ベルを判定するものであることを特徴としている。
【0023】製造から長い年月が経過したり、走行距離
が長くなったりすると、当然のことではあるが、車両な
どの交通機関は劣化してくるものであり、例えば、クラ
ッチのライニング(クラッチディスクの表面に張られる
摩擦材)が摩耗したり、クラッチのスプリングの圧力が
低下してくると、クラッチが滑り易くなってしまうた
め、熟練運転者であったとしても、坂道発進時にクラッ
チが大きく滑ってしまう虞がある。
が長くなったりすると、当然のことではあるが、車両な
どの交通機関は劣化してくるものであり、例えば、クラ
ッチのライニング(クラッチディスクの表面に張られる
摩擦材)が摩耗したり、クラッチのスプリングの圧力が
低下してくると、クラッチが滑り易くなってしまうた
め、熟練運転者であったとしても、坂道発進時にクラッ
チが大きく滑ってしまう虞がある。
【0024】上記した運転技量診断装置(5)によれ
ば、前記運転技量レベル判定手段が、前記交通機関の劣
化状態を考慮に入れて、運転者の運転技量レベルを判定
するものであるので、運転が未熟であるか否かの判定を
非常に精度良く行うことができる。
ば、前記運転技量レベル判定手段が、前記交通機関の劣
化状態を考慮に入れて、運転者の運転技量レベルを判定
するものであるので、運転が未熟であるか否かの判定を
非常に精度良く行うことができる。
【0025】また、本発明に係る運転技量診断装置
(6)は、上記運転技量診断装置(1)において、前記
運転技量レベル判定手段が、前記運転情報から求められ
る、ギヤが前進側に入っているときの車両後退状態に基
づいて、運転者の運転技量レベルを判定するものである
ことを特徴としている。
(6)は、上記運転技量診断装置(1)において、前記
運転技量レベル判定手段が、前記運転情報から求められ
る、ギヤが前進側に入っているときの車両後退状態に基
づいて、運転者の運転技量レベルを判定するものである
ことを特徴としている。
【0026】運転の未熟な者が坂道発進を行う際、巧く
発進することができず、車両が前進するのではなく、後
退してしまう場合がある。また、ギヤが前進側に入って
いるときに、車両が後退するといった事態が生じるの
は、ほとんど坂道発進のときだけである。そのため、ギ
ヤが前進側に入っているときの車両後退状態を見ること
によって、坂道発進の巧さを知ることができる。
発進することができず、車両が前進するのではなく、後
退してしまう場合がある。また、ギヤが前進側に入って
いるときに、車両が後退するといった事態が生じるの
は、ほとんど坂道発進のときだけである。そのため、ギ
ヤが前進側に入っているときの車両後退状態を見ること
によって、坂道発進の巧さを知ることができる。
【0027】上記した運転技量診断装置(6)によれ
ば、前記運転技量レベル判定手段が、ギヤが前進側に入
っているときの車両後退状態に基づいて、運転者の運転
技量レベルの判定を行うものである。すなわち、坂道発
進の巧さに基づいて、運転者の運転熟練度を判定するこ
とができるので、運転が未熟であるか否かの判定を精度
良く行うことができる。
ば、前記運転技量レベル判定手段が、ギヤが前進側に入
っているときの車両後退状態に基づいて、運転者の運転
技量レベルの判定を行うものである。すなわち、坂道発
進の巧さに基づいて、運転者の運転熟練度を判定するこ
とができるので、運転が未熟であるか否かの判定を精度
良く行うことができる。
【0028】また、本発明に係る運転技量診断装置
(7)は、上記運転技量診断装置(6)において、車輪
速度に基づいて、車両後退量を求める車両後退量算出手
段を備え、前記運転技量レベル判定手段が、前記車両後
退量算出手段からの算出結果に基づいて、運転者の運転
技量レベルを判定するものであることを特徴としてい
る。
(7)は、上記運転技量診断装置(6)において、車輪
速度に基づいて、車両後退量を求める車両後退量算出手
段を備え、前記運転技量レベル判定手段が、前記車両後
退量算出手段からの算出結果に基づいて、運転者の運転
技量レベルを判定するものであることを特徴としてい
る。
【0029】上記した運転技量診断装置(7)によれ
ば、車輪速度に基づいて、車両後退量を求めるので、車
両後退量を精度良く求めることができる。従って、運転
が未熟であるか否かの判定についても精度良く行うこと
ができる。
ば、車輪速度に基づいて、車両後退量を求めるので、車
両後退量を精度良く求めることができる。従って、運転
が未熟であるか否かの判定についても精度良く行うこと
ができる。
【0030】また、本発明に係る運転技量診断装置
(8)は、上記運転技量診断装置(6)において、トラ
ンスミッション出力軸回転数に基づいて、車両後退量を
求める車両後退量算出手段を備え、前記運転技量レベル
判定手段が、前記車両後退量算出手段からの算出結果に
基づいて、運転者の運転技量レベルを判定するものであ
ることを特徴としている。
(8)は、上記運転技量診断装置(6)において、トラ
ンスミッション出力軸回転数に基づいて、車両後退量を
求める車両後退量算出手段を備え、前記運転技量レベル
判定手段が、前記車両後退量算出手段からの算出結果に
基づいて、運転者の運転技量レベルを判定するものであ
ることを特徴としている。
【0031】上記した運転技量診断装置(8)によれ
ば、トランスミッション出力軸回転数に基づいて、車両
後退量を求めるので、車両後退量を精度良く求めること
ができる。従って、運転が未熟であるか否かの判定につ
いても精度良く行うことができる。
ば、トランスミッション出力軸回転数に基づいて、車両
後退量を求めるので、車両後退量を精度良く求めること
ができる。従って、運転が未熟であるか否かの判定につ
いても精度良く行うことができる。
【0032】また、本発明に係る運転技量診断装置
(9)は、上記運転技量診断装置(1)において、前記
運転技量レベル判定手段が、前記運転情報から求められ
る信号無視違反の頻度に基づいて、運転者の運転技量レ
ベルを判定するものであることを特徴としている。
(9)は、上記運転技量診断装置(1)において、前記
運転技量レベル判定手段が、前記運転情報から求められ
る信号無視違反の頻度に基づいて、運転者の運転技量レ
ベルを判定するものであることを特徴としている。
【0033】上記した運転技量診断装置(9)によれ
ば、前記運転技量レベル判定手段が、信号無視違反の頻
度に基づいて、運転者の運転技量レベル(危険度)の判
定を行うものである。すなわち、信号無視違反の頻度に
基づいて、運転者の運転危険度を判定することができる
ので、運転が危険であるか否かの判定を精度良く行うこ
とができる。
ば、前記運転技量レベル判定手段が、信号無視違反の頻
度に基づいて、運転者の運転技量レベル(危険度)の判
定を行うものである。すなわち、信号無視違反の頻度に
基づいて、運転者の運転危険度を判定することができる
ので、運転が危険であるか否かの判定を精度良く行うこ
とができる。
【0034】また、本発明に係る運転技量診断装置(1
0)は、上記運転技量診断装置(9)において、信号機
の設置場所に関する情報、信号機の灯火色に関する情
報、及び車両の停止に関する情報に基づいて、信号無視
違反の頻度を算出する違反頻度算出手段を備え、前記運
転技量レベル判定手段が、前記違反頻度算出手段からの
算出結果に基づいて、運転者の運転技量レベルを判定す
るものであることを特徴としている。
0)は、上記運転技量診断装置(9)において、信号機
の設置場所に関する情報、信号機の灯火色に関する情
報、及び車両の停止に関する情報に基づいて、信号無視
違反の頻度を算出する違反頻度算出手段を備え、前記運
転技量レベル判定手段が、前記違反頻度算出手段からの
算出結果に基づいて、運転者の運転技量レベルを判定す
るものであることを特徴としている。
【0035】上記した運転技量診断装置(10)によれ
ば、信号機の設置場所に関する情報、信号機の灯火色に
関する情報(例えば、青色、黄色、赤色の灯火などのタ
イムスケジュール)、及び車両の停止に関する情報(例
えば、車速情報、ブレーキ情報)に基づいて、信号無視
違反の頻度を求めるので、信号無視違反の頻度を精度良
く求めることができる。従って、運転が危険であるか否
かの判定についても精度良く行うことができる。
ば、信号機の設置場所に関する情報、信号機の灯火色に
関する情報(例えば、青色、黄色、赤色の灯火などのタ
イムスケジュール)、及び車両の停止に関する情報(例
えば、車速情報、ブレーキ情報)に基づいて、信号無視
違反の頻度を求めるので、信号無視違反の頻度を精度良
く求めることができる。従って、運転が危険であるか否
かの判定についても精度良く行うことができる。
【0036】また、本発明に係る運転技量診断装置(1
1)は、上記運転技量診断装置(10)において、前記
違反頻度算出手段が、ナビゲーション装置に装備されて
いる記憶手段に記憶された信号機の設置場所に関する情
報、及び信号機の灯火色に関する情報を利用するもので
あることを特徴としている。
1)は、上記運転技量診断装置(10)において、前記
違反頻度算出手段が、ナビゲーション装置に装備されて
いる記憶手段に記憶された信号機の設置場所に関する情
報、及び信号機の灯火色に関する情報を利用するもので
あることを特徴としている。
【0037】ナビゲーション装置に装備される、地図情
報が記録された記録媒体(例えば、DVD−ROM)に
は信号機の設置場所に関する情報が含まれており、ま
た、将来的には信号機の灯火色に関する情報(例えば、
青色、黄色、赤色の灯火などのタイムスケジュール)も
含まれることが予想される。
報が記録された記録媒体(例えば、DVD−ROM)に
は信号機の設置場所に関する情報が含まれており、ま
た、将来的には信号機の灯火色に関する情報(例えば、
青色、黄色、赤色の灯火などのタイムスケジュール)も
含まれることが予想される。
【0038】上記した運転技量診断装置(11)によれ
ば、ナビゲーション装置に装備されている記憶手段に記
憶された信号機の設置場所に関する情報、及び信号機の
灯火色に関する情報を利用するので、信号無視違反の頻
度を精度良く求めることができる。
ば、ナビゲーション装置に装備されている記憶手段に記
憶された信号機の設置場所に関する情報、及び信号機の
灯火色に関する情報を利用するので、信号無視違反の頻
度を精度良く求めることができる。
【0039】また、本発明に係る運転技量診断装置(1
2)は、上記運転技量診断装置(1)において、前記運
転技量レベル判定手段が、前記運転情報から求められ
る、車庫入れや縦列駐車など、所定の環境下での駐停車
熟練度に基づいて、運転者の運転技量レベルを判定する
ものであることを特徴としている。
2)は、上記運転技量診断装置(1)において、前記運
転技量レベル判定手段が、前記運転情報から求められ
る、車庫入れや縦列駐車など、所定の環境下での駐停車
熟練度に基づいて、運転者の運転技量レベルを判定する
ものであることを特徴としている。
【0040】熟練運転者は車庫入れや縦列駐車など、所
定の環境下での駐停車を簡単に行うことができるが、他
方、未熟運転者は車庫入れや縦列駐車などを巧く行うこ
とができない場合が多い。換言すれば、前記所定の環境
下での駐停車熟練度を見ることによって、運転が未熟で
あるか否かを知ることができる。
定の環境下での駐停車を簡単に行うことができるが、他
方、未熟運転者は車庫入れや縦列駐車などを巧く行うこ
とができない場合が多い。換言すれば、前記所定の環境
下での駐停車熟練度を見ることによって、運転が未熟で
あるか否かを知ることができる。
【0041】上記した運転技量診断装置(12)によれ
ば、前記運転技量レベル判定手段が、所定の環境下での
駐停車熟練度に基づいて、運転者の運転技量レベルの判
定を行うものであるので、運転が未熟であるか否かの判
定を精度良く行うことができる。
ば、前記運転技量レベル判定手段が、所定の環境下での
駐停車熟練度に基づいて、運転者の運転技量レベルの判
定を行うものであるので、運転が未熟であるか否かの判
定を精度良く行うことができる。
【0042】また、本発明に係る運転技量診断装置(1
3)は、上記運転技量診断装置(12)において、ギヤ
の前進側/後退側への切り替え頻度、及びハンドルの切
り返し頻度に基づいて、前記所定の環境下での駐停車熟
練度を求める第1の駐停車熟練度算出手段を備え、前記
運転技量レベル判定手段が、前記第1の駐停車熟練度算
出手段からの算出結果に基づいて、運転者の運転技量レ
ベルを判定するものであることを特徴としている。
3)は、上記運転技量診断装置(12)において、ギヤ
の前進側/後退側への切り替え頻度、及びハンドルの切
り返し頻度に基づいて、前記所定の環境下での駐停車熟
練度を求める第1の駐停車熟練度算出手段を備え、前記
運転技量レベル判定手段が、前記第1の駐停車熟練度算
出手段からの算出結果に基づいて、運転者の運転技量レ
ベルを判定するものであることを特徴としている。
【0043】車庫入れや縦列駐車などを巧く行うことが
できない場合には、車庫及びその周辺でのギヤの前進側
/後退側への切り替え頻度が多くなったり、ハンドルの
切り返し頻度が多くなる。すなわち、ある一定の場所
で、ギヤの前進側/後退側への切り替えが頻繁に行われ
たり、ハンドルの切り返しが頻繁に行われているか否か
を見ることによって、車庫入れや縦列駐車の巧さを知る
ことができる。
できない場合には、車庫及びその周辺でのギヤの前進側
/後退側への切り替え頻度が多くなったり、ハンドルの
切り返し頻度が多くなる。すなわち、ある一定の場所
で、ギヤの前進側/後退側への切り替えが頻繁に行われ
たり、ハンドルの切り返しが頻繁に行われているか否か
を見ることによって、車庫入れや縦列駐車の巧さを知る
ことができる。
【0044】上記した運転技量診断装置(13)によれ
ば、ギヤの前進側/後退側への切り替え頻度、及びハン
ドルの切り返し頻度に基づいて、前記所定の環境下での
駐停車熟練度を求めるので、駐停車熟練度を精度良く求
めることができる。従って、運転が未熟であるか否かの
判定についても精度良く行うことができる。
ば、ギヤの前進側/後退側への切り替え頻度、及びハン
ドルの切り返し頻度に基づいて、前記所定の環境下での
駐停車熟練度を求めるので、駐停車熟練度を精度良く求
めることができる。従って、運転が未熟であるか否かの
判定についても精度良く行うことができる。
【0045】また、本発明に係る運転技量診断装置(1
4)は、上記運転技量診断装置(12)において、前記
所定の環境に関する情報と、ギヤの前進側/後退側への
切り替え頻度、及び/又はハンドルの切り返し頻度とに
基づいて、前記所定の環境下での駐停車熟練度を求める
第2の駐停車熟練度算出手段を備え、前記運転技量レベ
ル判定手段が、前記第2の駐停車熟練度算出手段からの
算出結果に基づいて、運転者の運転技量レベルを判定す
るものであることを特徴としている。
4)は、上記運転技量診断装置(12)において、前記
所定の環境に関する情報と、ギヤの前進側/後退側への
切り替え頻度、及び/又はハンドルの切り返し頻度とに
基づいて、前記所定の環境下での駐停車熟練度を求める
第2の駐停車熟練度算出手段を備え、前記運転技量レベ
ル判定手段が、前記第2の駐停車熟練度算出手段からの
算出結果に基づいて、運転者の運転技量レベルを判定す
るものであることを特徴としている。
【0046】上記したように、車庫入れや縦列駐車など
を巧く行うことができない場合には、車庫及びその周辺
でのギヤの前進側/後退側への切り替え頻度が多くなっ
たり、ハンドルの切り返し頻度が多くなる。すなわち、
車庫や駐車場など、所定の環境下で、ギヤの前進側/後
退側への切り替えが頻繁に行われたり、ハンドルの切り
返しが頻繁に行われているか否かを見ることによって、
車庫入れや縦列駐車の巧さを知ることができる。
を巧く行うことができない場合には、車庫及びその周辺
でのギヤの前進側/後退側への切り替え頻度が多くなっ
たり、ハンドルの切り返し頻度が多くなる。すなわち、
車庫や駐車場など、所定の環境下で、ギヤの前進側/後
退側への切り替えが頻繁に行われたり、ハンドルの切り
返しが頻繁に行われているか否かを見ることによって、
車庫入れや縦列駐車の巧さを知ることができる。
【0047】上記した運転技量診断装置(14)によれ
ば、前記所定の環境に関する情報(例えば、車庫や駐車
場の設置場所に関する情報)と、ギヤの前進側/後退側
への切り替え頻度、及び/又はハンドルの切り返し頻度
に基づいて、前記所定の環境下での駐停車熟練度を求め
るので、駐停車熟練度を精度良く求めることができる。
従って、運転が未熟であるか否かの判定についても精度
良く行うことができる。
ば、前記所定の環境に関する情報(例えば、車庫や駐車
場の設置場所に関する情報)と、ギヤの前進側/後退側
への切り替え頻度、及び/又はハンドルの切り返し頻度
に基づいて、前記所定の環境下での駐停車熟練度を求め
るので、駐停車熟練度を精度良く求めることができる。
従って、運転が未熟であるか否かの判定についても精度
良く行うことができる。
【0048】また、本発明に係る運転技量診断装置(1
5)は、上記運転技量診断装置(14)において、前記
第2の駐停車熟練度算出手段が、ナビゲーション装置に
装備されている記憶手段に記憶された、車庫や駐車場な
ど、前記所定の環境に関する情報を利用するものである
ことを特徴としている。
5)は、上記運転技量診断装置(14)において、前記
第2の駐停車熟練度算出手段が、ナビゲーション装置に
装備されている記憶手段に記憶された、車庫や駐車場な
ど、前記所定の環境に関する情報を利用するものである
ことを特徴としている。
【0049】ナビゲーション装置に装備される、地図情
報が記録された記録媒体(例えば、DVD−ROM)に
は車庫や駐車場の設置場所に関する情報が含まれてい
る。
報が記録された記録媒体(例えば、DVD−ROM)に
は車庫や駐車場の設置場所に関する情報が含まれてい
る。
【0050】上記した運転技量診断装置(15)によれ
ば、ナビゲーション装置に装備されている記憶手段に記
憶された車庫や駐車場の設置場所に関する情報を利用す
るので、車庫入れや縦列駐車など、前記所定の環境下で
の駐停車熟練度を精度良く求めることができる。
ば、ナビゲーション装置に装備されている記憶手段に記
憶された車庫や駐車場の設置場所に関する情報を利用す
るので、車庫入れや縦列駐車など、前記所定の環境下で
の駐停車熟練度を精度良く求めることができる。
【0051】また、本発明に係る運転技量診断装置(1
6)は、上記運転技量診断装置(1)において、前記運
転技量レベル判定手段が、前記運転情報から求められ
る、エンストの発生頻度に基づいて、運転者の運転技量
レベルを判定するものであることを特徴としている。
6)は、上記運転技量診断装置(1)において、前記運
転技量レベル判定手段が、前記運転情報から求められ
る、エンストの発生頻度に基づいて、運転者の運転技量
レベルを判定するものであることを特徴としている。
【0052】運転の未熟な者はクラッチの接続を巧く行
うことができず、エンストを起こしてしまう場合があ
る。すなわち、エンストの発生頻度を見ることによっ
て、運転が未熟であるか否かを知ることができる。
うことができず、エンストを起こしてしまう場合があ
る。すなわち、エンストの発生頻度を見ることによっ
て、運転が未熟であるか否かを知ることができる。
【0053】上記した運転技量診断装置(16)によれ
ば、前記運転技量レベル判定手段が、エンストの発生頻
度に基づいて、運転者の運転技量レベルの判定を行うも
のであるので、運転が未熟であるか否かの判定を精度良
く行うことができる。なお、エンストの発生を検出する
方法としては、例えば、イグニッションキーがONにも
拘らず、エンジン回転数が0rpmになったことを検出
するといった方法が挙げられる。
ば、前記運転技量レベル判定手段が、エンストの発生頻
度に基づいて、運転者の運転技量レベルの判定を行うも
のであるので、運転が未熟であるか否かの判定を精度良
く行うことができる。なお、エンストの発生を検出する
方法としては、例えば、イグニッションキーがONにも
拘らず、エンジン回転数が0rpmになったことを検出
するといった方法が挙げられる。
【0054】また、本発明に係る運転支援装置(1)
は、上記運転技量診断装置(1)〜(16)のいずれか
を備えると共に、車両などの交通機関に装備する運転支
援装置であって、前記運転技量レベル判定手段からの判
定結果に基づいて、所定の視認情報を前記交通機関の外
部に向けて表示する第1の表示手段と、前記運転技量レ
ベル判定手段からの判定結果に基づいて、所定の情報を
前記交通機関の外部に向けて送信する第1の送信手段
と、前記運転技量レベル判定手段からの判定結果に基づ
いて、所定の情報を前記交通機関の運転者へ提供する第
1の提供手段とのうちの少なくとも1手段を備えている
ことを特徴としている。
は、上記運転技量診断装置(1)〜(16)のいずれか
を備えると共に、車両などの交通機関に装備する運転支
援装置であって、前記運転技量レベル判定手段からの判
定結果に基づいて、所定の視認情報を前記交通機関の外
部に向けて表示する第1の表示手段と、前記運転技量レ
ベル判定手段からの判定結果に基づいて、所定の情報を
前記交通機関の外部に向けて送信する第1の送信手段
と、前記運転技量レベル判定手段からの判定結果に基づ
いて、所定の情報を前記交通機関の運転者へ提供する第
1の提供手段とのうちの少なくとも1手段を備えている
ことを特徴としている。
【0055】上記した運転支援装置(1)によれば、前
記運転技量レベル判定手段からの判定結果(例えば、運
転熟練度が低いといった判定結果や、運転危険度が高い
といった判定結果)に基づいて、所定の視認情報(例え
ば、『未熟運転者、運転中』や、『危険運転者、運転
中』といった情報)を前記交通機関(例えば、車両)の
外部に向けて表示したり、所定の情報(例えば、『車両
ナンバーが12−34の白のセダン車は未熟運転者、運
転中』や、『車両ナンバーが56−78の黒のワゴン車
は危険運転者、運転中』といった情報)を前記交通機関
の外部に向けて送信することができるので、他の運転者
がその周辺を走行する車両の中から、未熟運転者や危険
運転者などが運転している車両を容易に発見することが
できる。
記運転技量レベル判定手段からの判定結果(例えば、運
転熟練度が低いといった判定結果や、運転危険度が高い
といった判定結果)に基づいて、所定の視認情報(例え
ば、『未熟運転者、運転中』や、『危険運転者、運転
中』といった情報)を前記交通機関(例えば、車両)の
外部に向けて表示したり、所定の情報(例えば、『車両
ナンバーが12−34の白のセダン車は未熟運転者、運
転中』や、『車両ナンバーが56−78の黒のワゴン車
は危険運転者、運転中』といった情報)を前記交通機関
の外部に向けて送信することができるので、他の運転者
がその周辺を走行する車両の中から、未熟運転者や危険
運転者などが運転している車両を容易に発見することが
できる。
【0056】従って、未熟運転者が運転している車両の
側方に幅寄せをしたり、前方に無理に割り込まないよう
に注意することができ、あるいは危険運転者が無理な車
線変更や急な進路変更などを行うのを予め注意して見て
おくことができるので、より安全でより円滑な運転を実
現することができる。また、前記交通機関から送信され
てくる情報を警察などの機関へ送信されれば、危険運転
者の取り締まりを容易に行うことができる。
側方に幅寄せをしたり、前方に無理に割り込まないよう
に注意することができ、あるいは危険運転者が無理な車
線変更や急な進路変更などを行うのを予め注意して見て
おくことができるので、より安全でより円滑な運転を実
現することができる。また、前記交通機関から送信され
てくる情報を警察などの機関へ送信されれば、危険運転
者の取り締まりを容易に行うことができる。
【0057】さらに、上記した運転支援装置(1)によ
れば、前記運転技量レベル判定手段からの判定結果(例
えば、運転熟練度が低いといった判定結果や、運転危険
度が高いといった判定結果)に基づいて、所定の情報
(例えば、『運転が未熟である』や、『運転が危険であ
る』といった情報)を前記交通機関(例えば、車両)の
運転者へ提供することができるので、運転が未熟である
とか、危険であるといったことを運転者自身に気づかせ
ることができる。
れば、前記運転技量レベル判定手段からの判定結果(例
えば、運転熟練度が低いといった判定結果や、運転危険
度が高いといった判定結果)に基づいて、所定の情報
(例えば、『運転が未熟である』や、『運転が危険であ
る』といった情報)を前記交通機関(例えば、車両)の
運転者へ提供することができるので、運転が未熟である
とか、危険であるといったことを運転者自身に気づかせ
ることができる。
【0058】また、本発明に係る運転支援装置(2)
は、運転者に関する情報が記録された記録媒体から前記
情報を読み出す読出手段を備えると共に、車両などの交
通機関に装備する運転支援装置であって、前記読出手段
により読み出された前記情報に基づいて、所定の視認情
報を前記交通機関の外部に向けて表示する第2の表示手
段と、前記読出手段により読み出された前記情報に基づ
いて、所定の情報を前記交通機関の外部に向けて送信す
る第2の送信手段とのうちの少なくとも1手段を備えて
いることを特徴としている。
は、運転者に関する情報が記録された記録媒体から前記
情報を読み出す読出手段を備えると共に、車両などの交
通機関に装備する運転支援装置であって、前記読出手段
により読み出された前記情報に基づいて、所定の視認情
報を前記交通機関の外部に向けて表示する第2の表示手
段と、前記読出手段により読み出された前記情報に基づ
いて、所定の情報を前記交通機関の外部に向けて送信す
る第2の送信手段とのうちの少なくとも1手段を備えて
いることを特徴としている。
【0059】また、本発明に係る運転支援装置(3)
は、上記運転支援装置(2)において、前記記録媒体に
記録された情報に、免許取得日、年齢、及び運転資格の
うちの少なくとも1情報が含まれていることを特徴とし
ている。
は、上記運転支援装置(2)において、前記記録媒体に
記録された情報に、免許取得日、年齢、及び運転資格の
うちの少なくとも1情報が含まれていることを特徴とし
ている。
【0060】上記した運転支援装置(2)又は(3)に
よれば、前記第1の読出手段により読み出された運転者
に関する情報(例えば、免許取得日、年齢、運転資格)
に基づいて、所定の視認情報(例えば、『高齢運転者、
運転中』や、『初心運転者、運転中』といった情報)を
前記交通機関(例えば、車両)の外部に向けて表示した
り、所定の情報(例えば、『車両ナンバーが12−34
の白のセダン車は高齢運転者、運転中』や、『車両ナン
バーが56−78の大型トラックの運転者は、大型免許
なし』といった情報)を前記交通機関の外部に向けて送
信することができるので、他の運転者がその周辺を走行
する車両の中から、初心運転者や高齢運転者などが運転
している車両を容易に発見することができる。
よれば、前記第1の読出手段により読み出された運転者
に関する情報(例えば、免許取得日、年齢、運転資格)
に基づいて、所定の視認情報(例えば、『高齢運転者、
運転中』や、『初心運転者、運転中』といった情報)を
前記交通機関(例えば、車両)の外部に向けて表示した
り、所定の情報(例えば、『車両ナンバーが12−34
の白のセダン車は高齢運転者、運転中』や、『車両ナン
バーが56−78の大型トラックの運転者は、大型免許
なし』といった情報)を前記交通機関の外部に向けて送
信することができるので、他の運転者がその周辺を走行
する車両の中から、初心運転者や高齢運転者などが運転
している車両を容易に発見することができる。
【0061】従って、未熟運転者が運転している車両の
側方に幅寄せをしたり、前方に無理に割り込まないよう
に注意することができ、あるいは資格を有しない者が運
転している車両の走行を予め注意して見ておくことがで
きる。
側方に幅寄せをしたり、前方に無理に割り込まないよう
に注意することができ、あるいは資格を有しない者が運
転している車両の走行を予め注意して見ておくことがで
きる。
【0062】また、本発明に係る運転支援装置(4)
は、上記運転支援装置(1)〜(3)のいずれかにおい
て、前記第1の送信手段又は前記第2の送信手段により
送信されてくる情報を受信する受信手段と、該受信手段
により受信された情報に基づいて、所定の情報を運転者
へ提供する第2の提供手段とを備えていることを特徴と
している。
は、上記運転支援装置(1)〜(3)のいずれかにおい
て、前記第1の送信手段又は前記第2の送信手段により
送信されてくる情報を受信する受信手段と、該受信手段
により受信された情報に基づいて、所定の情報を運転者
へ提供する第2の提供手段とを備えていることを特徴と
している。
【0063】上記した運転支援装置(4)によれば、前
記第1の送信手段又は前記第2の送信手段により送信さ
れてくる情報を受信し、受信した情報に基づいて、所定
の情報(例えば、『車両ナンバーが12−34の白のセ
ダン車は未熟運転者、運転中』や、『車両ナンバーが5
6−78の黒のワゴン車は危険運転者、運転中』といっ
た情報)を運転者へ提供することができる。従って、そ
の周辺を走行する車両の中から、未熟運転者や危険運転
者などが運転している車両を容易に発見することができ
る。
記第1の送信手段又は前記第2の送信手段により送信さ
れてくる情報を受信し、受信した情報に基づいて、所定
の情報(例えば、『車両ナンバーが12−34の白のセ
ダン車は未熟運転者、運転中』や、『車両ナンバーが5
6−78の黒のワゴン車は危険運転者、運転中』といっ
た情報)を運転者へ提供することができる。従って、そ
の周辺を走行する車両の中から、未熟運転者や危険運転
者などが運転している車両を容易に発見することができ
る。
【0064】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る運転技量診断
装置、及び運転支援装置の実施の形態を図面に基づいて
説明する。
装置、及び運転支援装置の実施の形態を図面に基づいて
説明する。
【0065】図1は、実施の形態(1)に係る運転支援
装置の要部を概略的に示したブロック図である。図中1
は、運転支援装置を示しており、運転支援装置1はマイ
コン2、各種センサからの信号をマイコン2で処理可能
な信号に変換するための入力処理手段3、及びマイコン
2の命令に従い各装置を動作させるための信号を出力す
る出力処理手段4を含んで構成されている。
装置の要部を概略的に示したブロック図である。図中1
は、運転支援装置を示しており、運転支援装置1はマイ
コン2、各種センサからの信号をマイコン2で処理可能
な信号に変換するための入力処理手段3、及びマイコン
2の命令に従い各装置を動作させるための信号を出力す
る出力処理手段4を含んで構成されている。
【0066】入力処理手段3にはエンジンの回転数を検
出するエンジン回転センサ5、及びトランスミッション
の入力軸回転数を検出するトランスミッション入力回転
センサ6が接続され、出力処理手段4には、図2に示す
ように、車両後方部に設置された表示装置7が接続され
ている。また、マイコン2にはパーキングブレーキのオ
ン/オフ信号や、イグニッションSWのオン/オフ信号
についても取り込むことができるようになっている。
出するエンジン回転センサ5、及びトランスミッション
の入力軸回転数を検出するトランスミッション入力回転
センサ6が接続され、出力処理手段4には、図2に示す
ように、車両後方部に設置された表示装置7が接続され
ている。また、マイコン2にはパーキングブレーキのオ
ン/オフ信号や、イグニッションSWのオン/オフ信号
についても取り込むことができるようになっている。
【0067】図3は、クラッチペダルを踏んだ状態か
ら、クラッチをつなぐまでのクラッチの滑り量の変化の
例を示したグラフであり、曲線aは熟練運転者による変
化を示し、曲線b、cは未熟運転者による変化を示して
いる。図3に示したように、熟練運転者がクラッチの滑
り量を90%以下にするまでの時間(以降、初期滑り時
間とも記す)ta は基準時間t’よりも短く、未熟運転
者の初期滑り時間tb 、tc は基準時間t’よりも長く
なる。
ら、クラッチをつなぐまでのクラッチの滑り量の変化の
例を示したグラフであり、曲線aは熟練運転者による変
化を示し、曲線b、cは未熟運転者による変化を示して
いる。図3に示したように、熟練運転者がクラッチの滑
り量を90%以下にするまでの時間(以降、初期滑り時
間とも記す)ta は基準時間t’よりも短く、未熟運転
者の初期滑り時間tb 、tc は基準時間t’よりも長く
なる。
【0068】次に、実施の形態(1)に係る運転支援装
置1におけるマイコン2の行う処理動作−aを図4
(a)に示したフローチャートに基づいて説明する。ま
ず、エンジン回転センサ5により検出されるエンジンの
回転数nE を取り込んで(ステップS1)、エンジンが
回転しているか否かを判断する(ステップS2)。
置1におけるマイコン2の行う処理動作−aを図4
(a)に示したフローチャートに基づいて説明する。ま
ず、エンジン回転センサ5により検出されるエンジンの
回転数nE を取り込んで(ステップS1)、エンジンが
回転しているか否かを判断する(ステップS2)。
【0069】エンジンが回転していると判断すれば、ト
ランスミッション入力回転センサ6により検出されるト
ランスミッションの入力軸回転数nT を取り込んで(ス
テップS3)、トランスミッションの入力軸が回転して
いるか否かを判断し(ステップS4)、トランスミッシ
ョンの入力軸が回転していない(すなわち、エンジンが
回転しているにも拘らず、トランスミッションの入力軸
が回転していない)と判断すれば、クラッチが切れてい
ると看做し、パーキングブレーキがオン状態になってい
るか否かを判断する(ステップS5)。
ランスミッション入力回転センサ6により検出されるト
ランスミッションの入力軸回転数nT を取り込んで(ス
テップS3)、トランスミッションの入力軸が回転して
いるか否かを判断し(ステップS4)、トランスミッシ
ョンの入力軸が回転していない(すなわち、エンジンが
回転しているにも拘らず、トランスミッションの入力軸
が回転していない)と判断すれば、クラッチが切れてい
ると看做し、パーキングブレーキがオン状態になってい
るか否かを判断する(ステップS5)。
【0070】パーキングブレーキがオン状態になってい
る(すなわち、クラッチが切れているときに、パーキン
グブレーキがオン状態になっている)と判断すれば、運
転者が坂道発進を試みていると看做し、再びエンジン回
転センサ5により検出されるエンジンの回転数nE を取
り込み(ステップS6)、エンジンの回転数nE が所定
の回転数nE ’以上であるか否かを判断する(ステップ
S7)。
る(すなわち、クラッチが切れているときに、パーキン
グブレーキがオン状態になっている)と判断すれば、運
転者が坂道発進を試みていると看做し、再びエンジン回
転センサ5により検出されるエンジンの回転数nE を取
り込み(ステップS6)、エンジンの回転数nE が所定
の回転数nE ’以上であるか否かを判断する(ステップ
S7)。
【0071】なお、ステップS2において、エンジンが
回転していないと判断したり、ステップS4において、
トランスミッションの入力軸が回転していると判断した
り、また、ステップS5において、パーキングブレーキ
がオフ状態であると判断すれば、運転者は坂道発進を試
みていないと看做し、そのまま処理動作−aを終了す
る。
回転していないと判断したり、ステップS4において、
トランスミッションの入力軸が回転していると判断した
り、また、ステップS5において、パーキングブレーキ
がオフ状態であると判断すれば、運転者は坂道発進を試
みていないと看做し、そのまま処理動作−aを終了す
る。
【0072】ステップS7において、エンジンの回転数
nE が所定の回転数nE ’以上になっていないと判断す
れば、ステップS6に戻り、他方、エンジンの回転数n
E が所定の回転数nE ’以上になったと判断すれば、タ
イマtをリセットする(ステップS8)。
nE が所定の回転数nE ’以上になっていないと判断す
れば、ステップS6に戻り、他方、エンジンの回転数n
E が所定の回転数nE ’以上になったと判断すれば、タ
イマtをリセットする(ステップS8)。
【0073】その後、エンジンの回転数nE とトランス
ミッションの入力軸の回転数nT とを取り込み(ステッ
プS9、S10)、これら回転数の差、すなわち、クラ
ッチの滑り量ΔnE-T (=nE −nT )を求め(ステッ
プS11)、エンジンの回転数nE に対するクラッチの
滑り量ΔnE-T の割合が90%以下になったか否かを判
断する(ステップS12)。
ミッションの入力軸の回転数nT とを取り込み(ステッ
プS9、S10)、これら回転数の差、すなわち、クラ
ッチの滑り量ΔnE-T (=nE −nT )を求め(ステッ
プS11)、エンジンの回転数nE に対するクラッチの
滑り量ΔnE-T の割合が90%以下になったか否かを判
断する(ステップS12)。
【0074】クラッチの滑り量ΔnE-T の割合が90%
以下になっていないと判断すれば、ステップS9へ戻
り、他方、クラッチの滑り量ΔnE-T の割合が90%以
下になったと判断すれば、タイマt(すなわち、初期滑
り時間)が基準時間t’以下であるか否かを判断する
(ステップS13)。
以下になっていないと判断すれば、ステップS9へ戻
り、他方、クラッチの滑り量ΔnE-T の割合が90%以
下になったと判断すれば、タイマt(すなわち、初期滑
り時間)が基準時間t’以下であるか否かを判断する
(ステップS13)。
【0075】初期滑り時間tが基準時間t’以下である
と判断すれば、坂道発進が巧いと看做し、現在の年月日
情報を取り込んで(ステップS14)、図5に示したよ
うに、年月日情報と共に坂道発進のレベルが高いことを
示す符号(ここでは、“0”)をメモリ(図示せず)に
記憶させて(ステップS15)、その後、ステップS1
8へ進む。
と判断すれば、坂道発進が巧いと看做し、現在の年月日
情報を取り込んで(ステップS14)、図5に示したよ
うに、年月日情報と共に坂道発進のレベルが高いことを
示す符号(ここでは、“0”)をメモリ(図示せず)に
記憶させて(ステップS15)、その後、ステップS1
8へ進む。
【0076】一方、初期滑り時間tが基準時間t’以下
でない(すなわち、初期滑り時間tが基準時間t’を超
えている)と判断すれば、坂道発進が巧くないと看做
し、現在の年月日情報を取り込んで(ステップS1
6)、図5に示したように、年月日情報と共に坂道発進
のレベルが低いことを示す符号(ここでは、“1”)を
メモリに記憶させて(ステップS17)、その後、ステ
ップS18へ進む。
でない(すなわち、初期滑り時間tが基準時間t’を超
えている)と判断すれば、坂道発進が巧くないと看做
し、現在の年月日情報を取り込んで(ステップS1
6)、図5に示したように、年月日情報と共に坂道発進
のレベルが低いことを示す符号(ここでは、“1”)を
メモリに記憶させて(ステップS17)、その後、ステ
ップS18へ進む。
【0077】ステップS18では、図5に示したメモリ
から1年以上前のデータを削除し、残りのデータに基づ
いて、坂道発進のレベルの平均値を算出し(ステップS
19)、この平均値が0.1以下であるか否かを判断す
る(ステップS20)。レベルの平均値が0.1以下で
ある(すなわち、多くても10回に1回しか坂道発信を
失敗しない)と判断すれば、運転熟練度が高いと看做
し、運転の熟練度を示すフラグfL を0にし(ステップ
S21)、他方、レベルの平均値が0.1以下でないと
判断すれば、運転熟練度が低いと看做し、フラグfL を
1にする(ステップS22)。
から1年以上前のデータを削除し、残りのデータに基づ
いて、坂道発進のレベルの平均値を算出し(ステップS
19)、この平均値が0.1以下であるか否かを判断す
る(ステップS20)。レベルの平均値が0.1以下で
ある(すなわち、多くても10回に1回しか坂道発信を
失敗しない)と判断すれば、運転熟練度が高いと看做
し、運転の熟練度を示すフラグfL を0にし(ステップ
S21)、他方、レベルの平均値が0.1以下でないと
判断すれば、運転熟練度が低いと看做し、フラグfL を
1にする(ステップS22)。
【0078】次に、実施の形態(1)に係る運転支援装
置1におけるマイコン2の行う処理動作−bを図4
(b)に示したフローチャートに基づいて説明する。ま
ず、イグニッションSWがオンされたか否かを判断し
(ステップS31)、イグニッションSWがオンされた
と判断すれば、フラグfL に基づいて、運転の熟練度に
応じた視認情報を表示装置7へ表示する(ステップS3
2)。例えば、当該運転者が未熟運転者の場合には、
“若葉マーク”を表示する。他方、イグニッションSW
がオンされていないと判断すれば、そのまま処理動作
−aを終了する。
置1におけるマイコン2の行う処理動作−bを図4
(b)に示したフローチャートに基づいて説明する。ま
ず、イグニッションSWがオンされたか否かを判断し
(ステップS31)、イグニッションSWがオンされた
と判断すれば、フラグfL に基づいて、運転の熟練度に
応じた視認情報を表示装置7へ表示する(ステップS3
2)。例えば、当該運転者が未熟運転者の場合には、
“若葉マーク”を表示する。他方、イグニッションSW
がオンされていないと判断すれば、そのまま処理動作
−aを終了する。
【0079】上記実施の形態(1)に係る運転支援装置
によれば、坂道発進の巧さに基づいて、運転者の運転熟
練度を判定するので、運転が未熟であるか否かの判定を
精度良く行うことができる。さらに、当該運転者の運転
熟練度を車両後方部に設置された表示装置7へ表示し、
その周辺を走行している車両の他の運転者に知らせるこ
とができるので、より安全で円滑な運転を実現すること
ができる。
によれば、坂道発進の巧さに基づいて、運転者の運転熟
練度を判定するので、運転が未熟であるか否かの判定を
精度良く行うことができる。さらに、当該運転者の運転
熟練度を車両後方部に設置された表示装置7へ表示し、
その周辺を走行している車両の他の運転者に知らせるこ
とができるので、より安全で円滑な運転を実現すること
ができる。
【0080】なお、製造から長い年月が経過したり、走
行距離が長くなると、クラッチのライニングが摩耗した
り、クラッチのスプリングの圧力が低下し、クラッチが
滑り易くなってしまう場合がある。そのため、別の実施
の形態に係る運転支援装置では、車両の劣化状態(例え
ば、走行距離)を考慮に入れ、走行距離が所定の距離以
上になった場合には、基準時間t’を長くするようにし
ても良い。
行距離が長くなると、クラッチのライニングが摩耗した
り、クラッチのスプリングの圧力が低下し、クラッチが
滑り易くなってしまう場合がある。そのため、別の実施
の形態に係る運転支援装置では、車両の劣化状態(例え
ば、走行距離)を考慮に入れ、走行距離が所定の距離以
上になった場合には、基準時間t’を長くするようにし
ても良い。
【0081】図6は、実施の形態(2)に係る運転支援
装置の要部を概略的に示したブロック図である。図中1
1は、運転支援装置を示しており、運転支援装置11は
マイコン12、各種センサからの信号をマイコン12で
処理可能な信号に変換するための入力処理手段13、及
びマイコン12の命令に従い各装置を動作させるための
信号を出力する出力処理手段14を含んで構成されてい
る。
装置の要部を概略的に示したブロック図である。図中1
1は、運転支援装置を示しており、運転支援装置11は
マイコン12、各種センサからの信号をマイコン12で
処理可能な信号に変換するための入力処理手段13、及
びマイコン12の命令に従い各装置を動作させるための
信号を出力する出力処理手段14を含んで構成されてい
る。
【0082】入力処理手段13にはセレクターレバー1
5、及びトランスミッションの出力軸回転数を検出する
トランスミッション出力回転センサ16が接続され、出
力処理手段14には、図2に示したような、車両後方部
に設置された表示装置7が接続されている。また、マイ
コン12にはイグニッションSWのオン/オフ信号につ
いても取り込むことができるようになっている。
5、及びトランスミッションの出力軸回転数を検出する
トランスミッション出力回転センサ16が接続され、出
力処理手段14には、図2に示したような、車両後方部
に設置された表示装置7が接続されている。また、マイ
コン12にはイグニッションSWのオン/オフ信号につ
いても取り込むことができるようになっている。
【0083】次に、実施の形態(2)に係る運転支援装
置11におけるマイコン12の行う処理動作−aを図
7(a)に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、トランスミッション出力回転センサ16により検
出されるトランスミッションの出力軸回転数nTOを取り
込んで(ステップS41)、車両が後退しているか否か
を判断する(ステップS42)。
置11におけるマイコン12の行う処理動作−aを図
7(a)に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、トランスミッション出力回転センサ16により検
出されるトランスミッションの出力軸回転数nTOを取り
込んで(ステップS41)、車両が後退しているか否か
を判断する(ステップS42)。
【0084】車両が後退していると判断すれば、セレク
ターレバー15の位置に関する信号を取り込んで(ステ
ップS43)、セレクターレバー15が前進側(例え
ば、ドライブ)にシフトされているか否かを判断し(ス
テップS44)、セレクターレバー15が前進側にシフ
トされている(すなわち、セレクターレバー15が前進
側にシフトされているにも拘らず、車両が後退してい
る)と判断すれば、坂道発進が巧くいっていないと看做
し、現在の年月日情報を取り込んで(ステップS4
5)、年月日情報をマイコン12内のメモリ(図示せ
ず)に記憶させて(ステップS46)、その後、ステッ
プS47へ進む。
ターレバー15の位置に関する信号を取り込んで(ステ
ップS43)、セレクターレバー15が前進側(例え
ば、ドライブ)にシフトされているか否かを判断し(ス
テップS44)、セレクターレバー15が前進側にシフ
トされている(すなわち、セレクターレバー15が前進
側にシフトされているにも拘らず、車両が後退してい
る)と判断すれば、坂道発進が巧くいっていないと看做
し、現在の年月日情報を取り込んで(ステップS4
5)、年月日情報をマイコン12内のメモリ(図示せ
ず)に記憶させて(ステップS46)、その後、ステッ
プS47へ進む。
【0085】一方、ステップS42において、車両が後
退していないと判断したり、ステップS44において、
セレクターレバー15が前進側にシフトされていないと
判断すれば、そのまま処理動作−aを終了する。
退していないと判断したり、ステップS44において、
セレクターレバー15が前進側にシフトされていないと
判断すれば、そのまま処理動作−aを終了する。
【0086】ステップS47では、前記メモリから1年
以上前のデータを削除し、残りのデータに基づいて、坂
道発進が巧く行うことができなかった回数cをカウント
し(ステップS48)、カウントcが所定の回数c’以
上であったか否かを判断する(ステップS49)。カウ
ントcが所定の回数c’以上であると判断すれば、運転
熟練度が低いと看做し、運転の熟練度を示すフラグfL
を1にし(ステップS50)、他方、カウントcが所定
の回数c’以上でないと判断すれば、運転熟練度が高い
と看做し、フラグfL を0にする(ステップS51)。
以上前のデータを削除し、残りのデータに基づいて、坂
道発進が巧く行うことができなかった回数cをカウント
し(ステップS48)、カウントcが所定の回数c’以
上であったか否かを判断する(ステップS49)。カウ
ントcが所定の回数c’以上であると判断すれば、運転
熟練度が低いと看做し、運転の熟練度を示すフラグfL
を1にし(ステップS50)、他方、カウントcが所定
の回数c’以上でないと判断すれば、運転熟練度が高い
と看做し、フラグfL を0にする(ステップS51)。
【0087】次に、実施の形態(2)に係る運転支援装
置11におけるマイコン12の行う処理動作−bを図
7(b)に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、イグニッションSWがオンされたか否かを判断し
(ステップS61)、イグニッションSWがオンされた
と判断すれば、フラグfL に基づいて、運転の熟練度に
応じた視認情報を表示装置7へ表示し(ステップS6
2)、他方、イグニッションSWがオンされていないと
判断すれば、そのまま処理動作−bを終了する。
置11におけるマイコン12の行う処理動作−bを図
7(b)に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、イグニッションSWがオンされたか否かを判断し
(ステップS61)、イグニッションSWがオンされた
と判断すれば、フラグfL に基づいて、運転の熟練度に
応じた視認情報を表示装置7へ表示し(ステップS6
2)、他方、イグニッションSWがオンされていないと
判断すれば、そのまま処理動作−bを終了する。
【0088】上記実施の形態(2)に係る運転支援装置
によれば、坂道発進の巧さに基づいて、運転者の運転熟
練度を判定するので、運転が未熟であるか否かの判定を
精度良く行うことができる。さらに、当該運転者の運転
熟練度を車両後方部に設置された表示装置7へ表示し、
その周辺を走行している車両の他の運転者に知らせるこ
とができるので、より安全で円滑な運転を実現すること
ができる。
によれば、坂道発進の巧さに基づいて、運転者の運転熟
練度を判定するので、運転が未熟であるか否かの判定を
精度良く行うことができる。さらに、当該運転者の運転
熟練度を車両後方部に設置された表示装置7へ表示し、
その周辺を走行している車両の他の運転者に知らせるこ
とができるので、より安全で円滑な運転を実現すること
ができる。
【0089】また、上記実施の形態(2)に係る運転支
援装置では、車両が後退しているか否かの判断をトラン
スミッションの出力軸回転数に基づいて行っているが、
別の実施の形態に係る運転支援装置では、車輪速度セン
サからの車輪速度に基づいて前記判断を行うようにして
も良い。
援装置では、車両が後退しているか否かの判断をトラン
スミッションの出力軸回転数に基づいて行っているが、
別の実施の形態に係る運転支援装置では、車輪速度セン
サからの車輪速度に基づいて前記判断を行うようにして
も良い。
【0090】また、上記実施の形態(1)又は(2)に
係る運転支援装置では、坂道発進の巧さに基づいて、運
転の熟練度を判断しているが、別の実施の形態に係る運
転支援装置では、車庫入れや縦列駐車などの巧さや、エ
ンストの発生頻度に基づいて、運転の熟練度を判断して
も良く、さらに別の実施の形態に係る運転支援装置で
は、信号無視違反の頻度に基づいて、運転の危険度を判
断しても良い。
係る運転支援装置では、坂道発進の巧さに基づいて、運
転の熟練度を判断しているが、別の実施の形態に係る運
転支援装置では、車庫入れや縦列駐車などの巧さや、エ
ンストの発生頻度に基づいて、運転の熟練度を判断して
も良く、さらに別の実施の形態に係る運転支援装置で
は、信号無視違反の頻度に基づいて、運転の危険度を判
断しても良い。
【0091】また、上記実施の形態(1)又は(2)に
係る運転支援装置では、運転の熟練度を判断するにあた
って、まず坂道発進の巧さを2段階(巧い/巧くない)
で判断し、その判断結果を蓄積したデータ(ここでは、
1年以内のデータ)に基づいて、運転の熟練度を2段階
(熟練/未熟)で判断しているが、別の実施の形態に係
る運転支援装置では、坂道発進の巧さを3段階以上に分
けて判断し、さらに別の実施の形態に係る運転支援装置
では、運転の熟練度を3段階以上(例えば、レベルA〜
C)に分けて判断し、その旨を外部に表示するようにし
ても良い。
係る運転支援装置では、運転の熟練度を判断するにあた
って、まず坂道発進の巧さを2段階(巧い/巧くない)
で判断し、その判断結果を蓄積したデータ(ここでは、
1年以内のデータ)に基づいて、運転の熟練度を2段階
(熟練/未熟)で判断しているが、別の実施の形態に係
る運転支援装置では、坂道発進の巧さを3段階以上に分
けて判断し、さらに別の実施の形態に係る運転支援装置
では、運転の熟練度を3段階以上(例えば、レベルA〜
C)に分けて判断し、その旨を外部に表示するようにし
ても良い。
【0092】図8は、実施の形態(3)に係る運転支援
装置の要部を概略的に示したブロック図である。図中2
1は、運転支援装置を示しており、運転支援装置21は
マイコン22、メモリカード26に記録されているデー
タを読み出す読出装置25、読出装置25により読み出
されたデータをマイコン22で処理可能な信号に変換す
るための入力処理手段23、及びマイコン22の命令通
りに各装置を動作させるための信号を出力する出力処理
手段24を含んで構成されている。
装置の要部を概略的に示したブロック図である。図中2
1は、運転支援装置を示しており、運転支援装置21は
マイコン22、メモリカード26に記録されているデー
タを読み出す読出装置25、読出装置25により読み出
されたデータをマイコン22で処理可能な信号に変換す
るための入力処理手段23、及びマイコン22の命令通
りに各装置を動作させるための信号を出力する出力処理
手段24を含んで構成されている。
【0093】入力処理手段23には読出装置25が接続
され、出力処理手段24には、図2に示したような、車
両後方部に設置された表示装置7が接続されている。ま
た、マイコン22にはイグニッションSWのオン/オフ
信号についても取り込むことができるようになってい
る。なお、メモリカード26には免許取得日、及び生年
月日(年齢)など、運転者に関する情報が記録されてい
る。
され、出力処理手段24には、図2に示したような、車
両後方部に設置された表示装置7が接続されている。ま
た、マイコン22にはイグニッションSWのオン/オフ
信号についても取り込むことができるようになってい
る。なお、メモリカード26には免許取得日、及び生年
月日(年齢)など、運転者に関する情報が記録されてい
る。
【0094】次に、実施の形態(3)に係る運転支援装
置21におけるマイコン22の行う処理動作を図9に
示したフローチャートに基づいて説明する。まず、イグ
ニッションSWがONされたか否かを判断し(ステップ
S71)、イグニッションSWがONされたと判断すれ
ば、メモリカード26に記録されたデータ(例えば、免
許取得日、生年月日)を読み出すように、読出装置25
を制御し(ステップS72)、ステップS73へ進む。
一方、イグニッションSWがONされていないと判断す
れば、処理動作を終了する。
置21におけるマイコン22の行う処理動作を図9に
示したフローチャートに基づいて説明する。まず、イグ
ニッションSWがONされたか否かを判断し(ステップ
S71)、イグニッションSWがONされたと判断すれ
ば、メモリカード26に記録されたデータ(例えば、免
許取得日、生年月日)を読み出すように、読出装置25
を制御し(ステップS72)、ステップS73へ進む。
一方、イグニッションSWがONされていないと判断す
れば、処理動作を終了する。
【0095】ステップS73では、現在の年月日情報を
取り込んで、取り込んだ年月日情報と、メモリカード2
6より読み出した免許取得日情報とに基づいて、免許取
得日から1年以内であるか否かを判断し(ステップS7
4)、免許取得日から1年以内である(すなわち、初心
運転者である)と判断すれば、当該運転者が初心運転者
であることを示す視認情報を表示装置7へ表示する(ス
テップS75)。
取り込んで、取り込んだ年月日情報と、メモリカード2
6より読み出した免許取得日情報とに基づいて、免許取
得日から1年以内であるか否かを判断し(ステップS7
4)、免許取得日から1年以内である(すなわち、初心
運転者である)と判断すれば、当該運転者が初心運転者
であることを示す視認情報を表示装置7へ表示する(ス
テップS75)。
【0096】一方、免許取得日から1年以内でないと判
断すれば、現在の年月日情報と、メモリカード26より
読み出した生年月日情報とに基づいて、前記運転者が高
齢運転者(例えば、75歳以上)であるか否かを判断
し、前記運転者が高齢運転者であると判断すれば、前記
運転者が高齢運転者であることを示す視認情報を表示装
置7へ表示する(ステップS77)。他方、前記運転者
が高齢運転者でないと判断すれば、そのまま処理動作
を終了する。
断すれば、現在の年月日情報と、メモリカード26より
読み出した生年月日情報とに基づいて、前記運転者が高
齢運転者(例えば、75歳以上)であるか否かを判断
し、前記運転者が高齢運転者であると判断すれば、前記
運転者が高齢運転者であることを示す視認情報を表示装
置7へ表示する(ステップS77)。他方、前記運転者
が高齢運転者でないと判断すれば、そのまま処理動作
を終了する。
【0097】上記実施の形態(3)に係る運転支援装置
によれば、メモリカード26に記録されている運転者に
関する情報に基づいて、前記運転者が初心運転者である
ことや、前記運転者が高齢運転者であることを車両後方
部に設置された表示装置7へ表示し、その周辺を走行し
ている車両の他の運転者に知らせることができるので、
より安全で円滑な運転を実現することができる。
によれば、メモリカード26に記録されている運転者に
関する情報に基づいて、前記運転者が初心運転者である
ことや、前記運転者が高齢運転者であることを車両後方
部に設置された表示装置7へ表示し、その周辺を走行し
ている車両の他の運転者に知らせることができるので、
より安全で円滑な運転を実現することができる。
【0098】また、上記実施の形態(3)に係る運転支
援装置では、前記運転者が初心運転者であることや、高
齢運転者であることだけを外部に知らせるようになって
いるいが、別の実施の形態に係る運転支援装置では、メ
モリカード26に運転資格に関する情報を記録させてお
くと共に、マイコン22内のメモリに当該車両が大型自
動車であることを登録しておいて、例えば、普通免許し
か有していない者が大型自動車を運転している場合に
は、『大型免許資格なし、注意』といった内容を表示装
置7へ表示するようにしても良い。
援装置では、前記運転者が初心運転者であることや、高
齢運転者であることだけを外部に知らせるようになって
いるいが、別の実施の形態に係る運転支援装置では、メ
モリカード26に運転資格に関する情報を記録させてお
くと共に、マイコン22内のメモリに当該車両が大型自
動車であることを登録しておいて、例えば、普通免許し
か有していない者が大型自動車を運転している場合に
は、『大型免許資格なし、注意』といった内容を表示装
置7へ表示するようにしても良い。
【0099】また、上記実施の形態(1)〜(3)のい
ずれかに係る運転支援装置では、当該運転者の運転熟練
度などを示した情報を車両後方部に設置された表示手段
7へ表示することによって、前記運転者が初心運転者で
あることなどを他の運転者へ知らせるようになっている
が、別の実施の形態に係る運転支援装置では、図10に
示したように、送信手段31、アンテナ32、受信手段
33、アンテナ34、及び車室内に設置する表示装置3
5を設け、送信手段31とアンテナ32とを介して、当
該運転者の運転熟練度に関する情報などを外部へ送信
し、またアンテナ34と受信手段33とを介して受信す
る、他の車両に装備されている運転支援装置1Aから送
信されてくる情報を表示装置35へ表示することによっ
て、前記運転者が初心運転者であることなどを他の運転
者へ知らせるようにしても良い。
ずれかに係る運転支援装置では、当該運転者の運転熟練
度などを示した情報を車両後方部に設置された表示手段
7へ表示することによって、前記運転者が初心運転者で
あることなどを他の運転者へ知らせるようになっている
が、別の実施の形態に係る運転支援装置では、図10に
示したように、送信手段31、アンテナ32、受信手段
33、アンテナ34、及び車室内に設置する表示装置3
5を設け、送信手段31とアンテナ32とを介して、当
該運転者の運転熟練度に関する情報などを外部へ送信
し、またアンテナ34と受信手段33とを介して受信す
る、他の車両に装備されている運転支援装置1Aから送
信されてくる情報を表示装置35へ表示することによっ
て、前記運転者が初心運転者であることなどを他の運転
者へ知らせるようにしても良い。
【0100】なお、図10に示した運転支援装置1Aで
は、運転者に関する情報(例えば、前記運転者が未熟運
転者や危険運転者であること)を他の車両へ送信するよ
うになっているが、別の実施の形態に係る運転支援装置
では、然るべき機関(例えば、警察)へ送信するように
しても良く、これにより危険運転者の取り締まりを容易
に行うことができる。
は、運転者に関する情報(例えば、前記運転者が未熟運
転者や危険運転者であること)を他の車両へ送信するよ
うになっているが、別の実施の形態に係る運転支援装置
では、然るべき機関(例えば、警察)へ送信するように
しても良く、これにより危険運転者の取り締まりを容易
に行うことができる。
【0101】また、上記実施の形態(1)〜(3)のい
ずれかに係る運転支援装置では、当該運転者の運転熟練
度などを他の運転者や然るべき機関に伝える場合につい
てのみ説明しているが、別の実施の形態に係る運転支援
装置では、例えば、車室内に設置された表示装置へ当該
運転者の運転熟練度などを表示させて、前記運転者本人
に自分の運転熟練度などを知らせるようにしても良い。
ずれかに係る運転支援装置では、当該運転者の運転熟練
度などを他の運転者や然るべき機関に伝える場合につい
てのみ説明しているが、別の実施の形態に係る運転支援
装置では、例えば、車室内に設置された表示装置へ当該
運転者の運転熟練度などを表示させて、前記運転者本人
に自分の運転熟練度などを知らせるようにしても良い。
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る運転支援装置
の要部を概略的に示したブロック図である。
の要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】車両後方部に設置された表示装置を示した外観
図である。
図である。
【図3】クラッチペダルを踏んだ状態から、クラッチを
つなぐまでのクラッチの滑り量の変化の例を示したグラ
フである。
つなぐまでのクラッチの滑り量の変化の例を示したグラ
フである。
【図4】(a)、(b)は、実施の形態(1)に係る運
転支援装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフ
ローチャートである。
転支援装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフ
ローチャートである。
【図5】坂道発進の評価の記録状態を示した図である。
【図6】実施の形態(2)に係る運転支援装置の要部を
概略的に示したブロック図である。
概略的に示したブロック図である。
【図7】(a)、(b)は、実施の形態(2)に係る運
転支援装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフ
ローチャートである。
転支援装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフ
ローチャートである。
【図8】実施の形態(3)に係る運転支援装置の要部を
概略的に示したブロック図である。
概略的に示したブロック図である。
【図9】実施の形態(3)に係る運転支援装置における
マイコンの行う処理動作を示したフローチャートであ
る。
マイコンの行う処理動作を示したフローチャートであ
る。
【図10】別の実施の形態に係る運転支援装置の要部を
概略的に示したブロック図である。
概略的に示したブロック図である。
1、1A、11、21 運転支援装置
2、2A、12、22 マイコン
5 エンジン回転センサ
6 トランスミッション入力回転センサ
7、27、35 表示装置
15 セレクターレバー
16 トランスミッション出力回転センサ
25 読出装置
26 メモリカード
31 送信手段
32、34 アンテナ
33 受信手段
Claims (20)
- 【請求項1】 車両などの交通機関の運転情報に基づい
て、運転者の運転技量レベルを判定する運転技量レベル
判定手段を備えていることを特徴とする運転技量診断装
置。 - 【請求項2】 前記運転技量レベル判定手段が、前記運
転情報から求められるクラッチの滑り状態に基づいて、
運転者の運転技量レベルを判定するものであることを特
徴とする請求項1記載の運転技量診断装置。 - 【請求項3】 前記運転技量レベル判定手段が、クラッ
チの滑り量の変化に基づいて、運転者の運転技量レベル
を判定するものであることを特徴とする請求項2記載の
運転技量診断装置。 - 【請求項4】 エンジン回転数とトランスミッション入
力軸回転数とに基づいて、クラッチの滑り量を求めるク
ラッチ滑り量算出手段を備え、 前記運転技量レベル判定手段が、前記クラッチ滑り量算
出手段からの算出結果に基づいて、運転者の運転技量レ
ベルを判定するものであることを特徴とする請求項2又
は請求項3記載の運転技量診断装置。 - 【請求項5】 前記運転技量レベル判定手段が、前記交
通機関の劣化状態を考慮に入れて、運転者の運転技量レ
ベルを判定するものであることを特徴とする請求項2〜
4のいずれかの項に記載の運転技量診断装置。 - 【請求項6】 前記運転技量レベル判定手段が、前記運
転情報から求められる、ギヤが前進側に入っているとき
の車両後退状態に基づいて、運転者の運転技量レベルを
判定するものであることを特徴とする請求項1記載の運
転技量診断装置。 - 【請求項7】 車輪速度に基づいて、車両後退量を求め
る車両後退量算出手段を備え、 前記運転技量レベル判定手段が、前記車両後退量算出手
段からの算出結果に基づいて、運転者の運転技量レベル
を判定するものであることを特徴とする請求項6記載の
運転技量診断装置。 - 【請求項8】 トランスミッション出力軸回転数に基づ
いて、車両後退量を求める車両後退量算出手段を備え、 前記運転技量レベル判定手段が、前記車両後退量算出手
段からの算出結果に基づいて、運転者の運転技量レベル
を判定するものであることを特徴とする請求項6記載の
運転技量診断装置。 - 【請求項9】 前記運転技量レベル判定手段が、前記運
転情報から求められる信号無視違反の頻度に基づいて、
運転者の運転技量レベルを判定するものであることを特
徴とする請求項1記載の運転技量診断装置。 - 【請求項10】 信号機の設置場所に関する情報、信号
機の灯火色に関する情報、及び車両の停止に関する情報
に基づいて、信号無視違反の頻度を算出する違反頻度算
出手段を備え、 前記運転技量レベル判定手段が、前記違反頻度算出手段
からの算出結果に基づいて、運転者の運転技量レベルを
判定するものであることを特徴とする請求項9記載の運
転技量診断装置。 - 【請求項11】 前記違反頻度算出手段が、ナビゲーシ
ョン装置に装備されている記憶手段に記憶された信号機
の設置場所に関する情報、及び信号機の灯火色に関する
情報を利用するものであることを特徴とする請求項10
記載の運転技量診断装置。 - 【請求項12】 前記運転技量レベル判定手段が、前記
運転情報から求められる、車庫入れや縦列駐車など、所
定の環境下での駐停車熟練度に基づいて、運転者の運転
技量レベルを判定するものであることを特徴とする請求
項1記載の運転技量診断装置。 - 【請求項13】 ギヤの前進側/後退側への切り替え頻
度、及びハンドルの切り返し頻度に基づいて、前記所定
の環境下での駐停車熟練度を求める第1の駐停車熟練度
算出手段を備え、 前記運転技量レベル判定手段が、前記第1の駐停車熟練
度算出手段からの算出結果に基づいて、運転者の運転技
量レベルを判定するものであることを特徴とする請求項
12記載の運転技量診断装置。 - 【請求項14】 前記所定の環境に関する情報と、ギヤ
の前進側/後退側への切り替え頻度、及び/又はハンド
ルの切り返し頻度とに基づいて、前記所定の環境下での
駐停車熟練度を求める第2の駐停車熟練度算出手段を備
え、 前記運転技量レベル判定手段が、前記第2の駐停車熟練
度算出手段からの算出結果に基づいて、運転者の運転技
量レベルを判定するものであることを特徴とする請求項
12記載の運転技量診断装置。 - 【請求項15】 前記第2の駐停車熟練度算出手段が、
ナビゲーション装置に装備されている記憶手段に記憶さ
れた、車庫や駐車場など、前記所定の環境に関する情報
を利用するものであることを特徴とする請求項14記載
の運転技量診断装置。 - 【請求項16】 前記運転技量レベル判定手段が、前記
運転情報から求められる、エンストの発生頻度に基づい
て、運転者の運転技量レベルを判定するものであること
を特徴とする請求項1記載の運転技量診断装置。 - 【請求項17】 請求項1〜16のいずれかの項に記載
の運転技量診断装置を備えると共に、車両などの交通機
関に装備する運転支援装置であって、 前記運転技量レベル判定手段からの判定結果に基づい
て、所定の視認情報を前記交通機関の外部に向けて表示
する第1の表示手段と、 前記運転技量レベル判定手段からの判定結果に基づい
て、所定の情報を前記交通機関の外部に向けて送信する
第1の送信手段と、 前記運転技量レベル判定手段からの判定結果に基づい
て、所定の情報を前記交通機関の運転者へ提供する第1
の提供手段とのうちの少なくとも1手段を備えているこ
とを特徴とする運転支援装置。 - 【請求項18】 運転者に関する情報が記録された記録
媒体から前記情報を読み出す読出手段を備えると共に、
車両などの交通機関に装備する運転支援装置であって、 前記読出手段により読み出された前記情報に基づいて、
所定の視認情報を前記交通機関の外部に向けて表示する
第2の表示手段と、 前記読出手段により読み出された前記情報に基づいて、
所定の情報を前記交通機関の外部に向けて送信する第2
の送信手段とのうちの少なくとも1手段を備えているこ
とを特徴とする運転支援装置。 - 【請求項19】 前記記録媒体に記録された情報に、免
許取得日、年齢、及び運転資格のうちの少なくとも1情
報が含まれていることを特徴とする請求項18記載の運
転支援装置。 - 【請求項20】 前記第1の送信手段又は前記第2の送
信手段により送信されてくる情報を受信する受信手段
と、 該受信手段により受信された情報に基づいて、所定の情
報を運転者へ提供する第2の提供手段とを備えているこ
とを特徴とする請求項17〜19のいずれかの項に記載
の運転支援装置。
Priority Applications (1)
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JP2001275221A JP2003081040A (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | 運転技量診断装置、及び運転支援装置 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003081040A true JP2003081040A (ja) | 2003-03-19 |
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JP2001275221A Withdrawn JP2003081040A (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | 運転技量診断装置、及び運転支援装置 |
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- 2001-09-11 JP JP2001275221A patent/JP2003081040A/ja not_active Withdrawn
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