JP2001188991A - 信号制御情報提供システムと車載器 - Google Patents

信号制御情報提供システムと車載器

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JP2001188991A
JP2001188991A JP2000000318A JP2000000318A JP2001188991A JP 2001188991 A JP2001188991 A JP 2001188991A JP 2000000318 A JP2000000318 A JP 2000000318A JP 2000000318 A JP2000000318 A JP 2000000318A JP 2001188991 A JP2001188991 A JP 2001188991A
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JP
Japan
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signal
control information
signal control
vehicle
beacon
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JP2000000318A
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Koji Kitsuta
光司 橘田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号待ちで停車している車両に対して信号機
の信号制御情報を伝えるシステムを提供する。 【解決手段】 信号灯3の信号制御情報を、ビーコン4
を通じて、信号待ちの車両に提供する。また、信号灯の
信号制御情報を、ビーコンを通じて受信する車載器10
に、アイドリングストップを制御する制御手段15を設
け、この制御手段が、信号待ちで停車する停車時間を信
号制御情報から取得し、停車時間が閾値より短いときは
アイドリングストップを行わないように構成している。
停車時間が短いため、アイドリングストップを行うと排
気ガスが増えてします場合に、そのアイドリングストッ
プを停止させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通信号の現示ス
テップを制御する信号制御情報を車両に提供するシステ
ムと、この信号制御情報を受信する車載器に関し、特
に、信号制御情報の車両内での利用を可能にしたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】交差点の信号機の表示切り替えは、セン
タから送られてくる信号制御情報に基づいて信号端末が
制御している。センタには、道路上に設置された超音波
感知器等からの測定データが集められ、センタでは、車
両が円滑に流れるように、信号現示のステップの表示時
間を指定した信号制御情報を生成する。信号端末は、こ
の信号制御情報に基づいて、時々刻々の信号機の表示を
制御する。
【0003】赤信号で待たされる時間は長く感じるが、
青に変わる時間が予め分かると、イライラは減少する。
そのため、最近は歩行者用信号に、赤信号の残り時間を
カウントダウンする表示器を併設した交差点が増えてい
る。
【0004】また、交差点で交通事故が発生した場合に
は、信号機の表示が事故当時どうなっていたかが問題に
なる。そのため、事故発生時刻での信号表示のステップ
を表にした現示階梯図が信号管理者によって作成され、
裁判所に提出される。
【0005】また、最近は、交差点で停車する車両に対
して、排気ガスを減らすためにアイドリングストップが
求められている。このアイドリングストップ対応の車両
は、速度が0の状態でブレーキを踏み続けるとエンジン
が停止し、ブレーキから足を離すとエンジンが自動的に
再始動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、交差点での停
車時間が短い場合には、エンジンの再始動時に排気ガス
が増えるため、むしろアイドリングストップした方が環
境浄化にマイナスになることが指摘されている。交差点
の赤信号での待ち時間を予め知ることができれば、その
時間によってアイドリングストップの実行/非実行を選
択することが可能であるが、現状ではそれができないた
め、アイドリングストップの効果を半減させている。
【0007】また、赤信号での待ち時間が運転者に分か
らない状態は、運転者のイライラを募らせ、安全運転へ
の注意が散漫になる原因にもなり兼ねない。
【0008】また、交差点で交通事故が発生した場合
に、現示階梯図だけで事故発生時の信号状態を証明する
ことは難しく、より直接的な証拠が求められている。
【0009】本発明は、こうした課題に応えるものであ
り、信号待ちで停車している車両に対して信号機の信号
制御情報を伝えるシステムを提供し、また、この信号制
御情報を有効に活用する車載器を提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の信号制
御情報提供システムでは、信号灯の信号制御情報を、ビ
ーコンを通じて、信号待ちの車両に提供するようにして
いる。
【0011】また、信号灯の信号制御情報を、ビーコン
を通じて受信する車載器に、アイドリングストップを制
御する制御手段を設け、この制御手段が、信号待ちで停
車する停車時間を信号制御情報から取得し、停車時間が
閾値より短いときはアイドリングストップを行わないよ
うに構成している。
【0012】また、この車載器に、ディスプレイの表示
制御を行う制御手段を設け、制御手段が、信号待ちで停
車する残り時間を信号制御情報から取得し、ディスプレ
イにこの残り時間を表示するように構成している。
【0013】また、この車載器に、信号制御情報を記録
するメモリと、メモリへの記録を制御する制御手段とを
設け、制御手段は、衝撃検知センサが衝撃を検知したと
き、受信した信号制御情報をメモリに記録させるように
構成している。
【0014】従って、停車時間が短いため、アイドリン
グストップを行うと排気ガスが増えてしまう場合に、そ
のアイドリングストップを停止させることができる。
【0015】また、赤信号の残り時間を運転者に示すこ
とにより、運転者のイライラを低減することができる。
【0016】また、事故発生時の信号制御情報を記録し
て事故原因の解明に活用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】実施形態の信号制御情報提供シス
テムは、図1に示すように、信号制御情報を生成する信
号制御系中央システム1と、信号灯3を制御する信号端
末2と、信号端末2から出力された制御信号を送信する
ビーコン4とを備えている。
【0018】信号制御情報の提供を受ける車両側は、衝
撃を検知してエアバックを膨らませる衝撃検知センサ5
と、車速を検出する車速センサ6と、赤信号の残り時間
を表示するディスプレイ9と、ブレーキ7及びエンジン
8と、車載器10とを備えており、車載器10は、ビーコン
4の送信情報を受信する受信部11と、信号制御情報を記
録するメモリ14と、メモリ14への記録を制御する記録制
御部13と、アイドリングストップを制御するアイドリン
グストップ判定部15と、ディスプレイ9の表示を制御す
る表示制御部12とを備えている。
【0019】信号制御系中央システム1は、超音波感知
器等の測定データから円滑な交通流を実現するための信
号制御情報(例えば青、黄、赤の各ステップとその時間
とから構成される。)を生成し、中央システム時刻とと
もに信号端末2に出力する。
【0020】信号端末2は、入力する信号制御情報を基
に、現在時刻におけるステップとその残り秒数とを算出
して信号灯3の点灯を制御し、また、この信号灯3の制
御信号をビーコン4にも出力する。
【0021】ビーコン4は、図3に示すように、交差点
で信号待ちをする車両が通信域に含まれるように設置さ
れており、これらの車両に対して、図2に示すように、
現在のステップと、残り秒数とから成るデータを送信す
る。
【0022】車載器10の受信部11は、ビーコン4から送
られたデータを受信して、表示制御部12、アイドリング
ストップ判定部15及び記録制御部13に出力する。
【0023】表示制御部12は、現在のステップが赤信号
である場合に、その残り時間をディスプレイ9にカウン
トダウン表示する。運転者は、ディスプレイ9を見て、
赤信号が切り替わるまでの時間を知ることができる。
【0024】また、アイドリングストップ判定部15は、
車速センサ6が速度0を示し、ブレーキ7が踏まれてい
るときには、受信部11から入力した制御信号の実行ステ
ップが赤で、且つ、残り時間が閾値を超えている場合
に、エンジン8のアイドリングストップを指令する。残
り時間が閾値未満の場合には、アイドリングストップは
指令しない。
【0025】また、ブレーキ7から足が離れた場合に
は、アイドリングストップ判定部15は、エンジン8の再
始動を指令する。
【0026】このように、赤信号で停車する時間が閾値
以上であることを条件としてアイドリングストップが行
われるため、アイドリングストップのために返って排気
ガスが増えるという事態を防ぐことができる。
【0027】また、記録制御部13は、事故が発生し、衝
撃検知センサ5が衝撃を検知した場合に、受信部11から
入力した制御信号をメモリ14に格納する。従って、メモ
リ14に記録されたデータを調べることにより、事故発生
時の信号の状態を正確に知ることができ、事故原因を速
やかに解明することができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の信号制御情報提供システムは、信号待ちをしている車
両に信号制御情報を提供することができ、情報提供を受
けた車両では、信号制御情報を次のように有効に利用す
ることができる。
【0029】第1に、信号制御情報から識別した今後の
停車時間に基づいて、アイドリングストップの実行/非
実行を選択することができ、排気ガスの増加をもたらす
ようなアイドリングストップを回避することができる。
【0030】第2に、信号制御情報から、赤信号の残り
時間を車内に表示することができ、信号待ちでイライラ
する運転者の気持ちを鎮めることができる。
【0031】第3に、交差点で車両事故が発生した場合
に、事故時の信号制御情報を記録することにより、事故
原因の迅速な解明が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の信号制御情報提供システム
の構成を示すブロック図、
【図2】実施形態のシステムにおいて伝送される信号制
御情報のデータ構成を示す図、
【図3】実施形態のシステムでのビーコンの設置状況を
示す図である。
【符号の説明】
1 信号制御系中央システム 2 信号端末 3 信号灯 4 ビーコン 5 衝撃検知センサ 6 車速センサ 7 ブレーキ 8 エンジン 9 ディスプレイ 10 車載器 11 受信部 12 表示制御部 13 記録制御部 14 メモリ 15 アイドリングストップ判定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号灯の信号制御情報を、ビーコンを通
    じて、信号待ちの車両に提供することを特徴とする信号
    制御情報提供システム。
  2. 【請求項2】 信号灯の信号制御情報を、ビーコンを通
    じて受信する車載器であって、 アイドリングストップを制御する制御手段を備え、前記
    制御手段は、信号待ちで停車する停車時間を前記信号制
    御情報から取得し、前記停車時間が閾値より短いときは
    アイドリングストップを行わないことを特徴とする車載
    器。
  3. 【請求項3】 信号灯の信号制御情報を、ビーコンを通
    じて受信する車載器であって、 ディスプレイの表示制御を行う制御手段を備え、前記制
    御手段は、信号待ちで停車する残り時間を前記信号制御
    情報から取得し、前記ディスプレイに前記残り時間を表
    示することを特徴とする車載器。
  4. 【請求項4】 信号灯の信号制御情報を、ビーコンを通
    じて受信する車載器であって、 前記信号制御情報を記録するメモリと、前記メモリへの
    記録を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、衝
    撃検知センサが衝撃を検知したとき、受信した前記信号
    制御情報を前記メモリに記録させることを特徴とする車
    載器。
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