JP2006141539A - 不正防止型スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 主基板を扉の裏面に設け、かつ、この主基板を正面基板と直接的に接続することによって、不正行為に関係するワイヤーハーネスを排除し、あるいは、ワイヤーハーネスに対する不正行為を確実に防止する不正防止型スロットマシンの提供を目的とする。
【解決手段】 スロットマシン1は、遊技動作を制御する遊技制御用の主基板30を、扉120の裏面に設け、かつ、主基板30を、正面に配設された操作手段や表示手段を制御する正面基板40と直接的に接続した構成としてある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不正防止型スロットマシンに関し、特に、主基板を扉の裏面に設け、かつ、この主基板を正面基板と直接的に接続することによって、不正行為に関係するワイヤーハーネスを排除し、あるいは、ワイヤーハーネスに対する不正行為を確実に防止する不正防止型スロットマシンに関する。
一般的に、スロットマシンは、遊技動作を制御する遊技制御用の回路基板(適宜、主基板と略称する。)が設けられている。この主基板には、マイクロコンピュータを構成するMPU,ROM,RAM等の電子部品が多数実装されている。
遊技動作を制御するプログラムが格納されたROMを交換することにより、たとえば、大当り等の特別遊技状態に連続的に当選する、あるいは、上記特別遊技状態に全く当選しないといった、ギャンブル性を高めた遊技内容を実現することが可能となる。このため、主基板は、不正防止ケース内に外部から隔離された状態で収納され、ROM交換などの不正行為が行なわれないように防御対策が施されている。
たとえば、特許文献1には、外部接続コネクタ周辺の結線パターンを利用した不正行為を防止することを目的として、コネクタ実装領域に結線パターンを被覆する被覆部材を取り付ける構成とした遊技機の基板収納ボックスの技術が開示されている。
この技術によれば、コネクタの結線パターンを被覆することで、結線パターンを利用した不正行為が防止できる。なお、不正防止ケースは、外から目視検査を行えるように、無色透明な材料が使用されている。
(従来例)
次に、従来例にかかるスロットマシンについて、図面を参照して説明する。
図5は、従来例にかかるスロットマシンの主基板の取付け状態を説明するための要部の概略斜視図を示している。
同図において、スロットマシン100は、箱状の筐体110と、この筐体110に回動自在に取り付けられた扉120を備えている。
筐体110は、上から順に、不正防止ケース130aに収納された主基板130,ドラム基板133,回動リール111,及び,遊技状態設定手段としての設定用キースイッチ131が設けられた電源ユニット112が配設してある。
また、扉120は、上から順に、表示基板141,蛍光灯(図示せず)を点灯させるインバータ基板142,及び,“コ”の字状に成形された正面基板140が配設してある。正面基板140は、フラットケーブルからなるワイヤーハーネス150によって主基板130と接続されている。
なお、その他の基板及びワイヤーハーネスは、理解しやすいように省略してある。
また、図6は、従来例にかかるスロットマシンの要部の概略ブロック図を示している。
同図において、主基板130は、電源基板132,ドラム基板133及び正面基板140と入出力可能に接続されており、また、外部端子板134及びサブ制御基板135と出力可能に接続されている。
なお、スロットマシン100は、上記基板の他にも様々な基板,センサ,スイッチ等を備えているが、理解しやすいように省略してある。
電源基板132は、設定用キースイッチ131から大当り等の抽選確率を設定する設定用キースイッチ信号を入力し、主基板130に出力する。
また、ドラム基板133は、ドラムポジション信号を主基板130に出力し、回動パルス信号を入力する。
さらに、正面基板140は、スタートスイッチ143からスタート信号を入力し、主基板130に出力する。また、正面基板140は、各回動停止ボタン144,145,146から各回動停止信号を入力し、各回動停止信号ごとに用意されたケーブルを介して、主基板130に出力する。さらに、正面基板140は、主基板130から表示信号などを入力する。
なお、本発明の解決手段に関連する技術として、リール装置及び主基板を前扉に取り付け、機種交換を行う際、前扉を交換することにより、リール装置及び主基板をも交換することの可能なスロットマシンの技術が開示されている(特許文献2参照)。
この技術によれば、新旧の機種交換を容易に行うことができる。
特開平10−286365号公報 特開2001−95973号公報
しかしながら、従来例にかかるスロットマシン100は、主基板130が折角無色透明な不正防止ケース130aに収納されているものの、筐体110の見ずらい位置に設けられているために、目視検査を容易にあるいは精度よく行うことができず、不正行為を効果的に抑制することができないといった問題があった。すなわち、主基板130等に不正手段が取り付けられても、発見できないために、不正行為を効果的に取り締まることができなかった。
また、スロットマシン100に対する不正行為は、上述したROM交換に限定されるものではない。
たとえば、スタート信号に関する不正行為として、電子機器から所定のタイミングで偽のスタート信号を主基板130に出力することにより、乱数抽選タイミングを制御して大当り等の特別遊技状態に当選するといった不正行為がある。この不正行為では、ワイヤーハーネス150から偽のスタート信号が入力されるが、フラットケーブルからなるワイヤーハーネス150の裏面に取り付けられた不正手段を容易に発見できず、効果的に防止することができないといった問題があった。
また、設定用キースイッチ信号に関する不正行為として、高確率の設定信号を主基板130に出力することにより、大当り等の特別遊技状態に高確率で当選するように設定を変更するといった不正行為がある。この不正行為は、電源基板132と主基板130とを接続するワイヤーハーネス(図示せず)が露出しているので容易に細工することができるといった問題があった。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、主基板を扉の裏面に設け、かつ、この主基板を正面基板と直接的に接続することによって、不正行為に関係するワイヤーハーネスを排除し、あるいは、ワイヤーハーネスに対する不正行為を確実に防止する不正防止型スロットマシンの提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明の不正防止型スロットマシンは、筐体と、この筐体の正面側に開閉可能に取り付けられた扉とを備えてなるスロットマシンにおいて、遊技動作を制御する遊技制御用の主基板を、前記扉の裏面に設け、かつ、前記主基板を、前記扉の正面に配設された操作手段,表示手段等を制御する正面基板と直接的に接続した構成としてある。
このようにすると、正面基板から主基板へ信号を送信するためのワイヤーハーネスを設ける必要がなくなるので、あるいは、このワイヤーハーネスの長さを大幅に短くすることができるので、上記ワイヤーハーネスに対する不正行為を確実に防止することができる。また、扉を開けると、主基板が見やすい位置にあるので、主基板を容易にかつ精度よく目視検査することができ、主基板に対する不正行為を効果的に防止することができる。
また、本発明は、遊技動作を制御する遊技制御用の主基板に入力される入力信号のうち、不正行為に関係する所定の入力信号を送信するワイヤーハーネスを、他の信号に係るワイヤーハーネスから独立して設けた構成としてある。
このようにすると、不正行為に関係するワイヤーハーネスを他のワイヤーハーネスから分離でき、たとえば、数本のケーブルからなるワイヤーハーネスとすることができ、不正行為に関係するワイヤーハーネスに対する検査を効率よく行うことができる。
また、本発明は、前記不正行為に関係する入力信号をシリアル信号とした構成としてある。
このようにすると、不正行為に関係するワイヤーハーネスの芯数をさらに低減することができ、ワイヤーハーネスに対する検査をさらに効率よく行うことができる。
また、本発明は、回動リール及びホッパーを筐体に設置した構成としてある。
このようにすると、扉を開けた状態のスペースが広くなるので、主基板や正面基板の目視検査性を向上させることができ、不正行為をより効果的に防止することができる。
また、本発明は、前記正面基板と主基板とを、単一の統一基板とした構成としてある。
このようにすると、正面基板から主基板へ信号を送信するためのワイヤーハーネスを設ける必要がなくなるので、ワイヤーハーネスに対する不正行為を効果的に防止することができる。
また、本発明は、前記統一基板のうち少なくとも前記主基板に相当する部分を、不正防止ケースに収納した構成としてある。
このようにすると、主基板に相当する部分に対して、効果的に不正行為を防止することができる。
また、本発明は、前記主基板又は正面基板に、遊技状態設定手段を実装した構成としてある。
このようにすると、ワイヤーハーネスを介して遊技状態設定信号を出力しなくてもすむので、ワイヤーハーネスに対する不正行為を防止することができる。
また、本発明は、前記主基板を、該主基板の表裏面が目視できるように、回動自在に設けた構成としてある。
このようにすると、主基板の表裏面に対して容易に目視検査を行うことができるので、不正行為を効率よく取り締まることができる。
このように、本発明にかかる不正防止型スロットマシンによれば、主基板を扉の裏面に設けることにより、不正行為を容易に行えるようにも見えるが、扉を開けると主基板が見やすい位置にあるので、主基板を容易にかつ精度よく目視検査することができ、主基板に対する不正行為を効果的に防止することができる。また、主基板を正面基板と直接的に接続することによって、不正行為に関係するワイヤーハーネスを排除し、ワイヤーハーネスに対する不正行為を確実に防止することができる。さらに、不正行為に関係するワイヤーハーネスの独立化によって、ワイヤーハーネスに対する不正行為を確実に防止することができる。
[第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態にかかるスロットマシンの主基板の取付け状態を説明するための要部の概略斜視図を示している。
同図において、筐体110と、この筐体110の正面側に開閉可能に取り付けられた扉120とを備えてなる不正防止型スロットマシン1(適宜、スロットマシン1と略称する。)は、従来例のスロットマシン100と比較して、遊技動作を制御する遊技制御用の主基板30を、扉120の裏面に設け、かつ、スロットマシン1の正面に配設された操作手段や表示手段(図示せず)等を制御する正面基板40と主基板30とを、コネクタ41,33を介して直接的に接続した点が相違する。他の構成は、従来例のスロットマシン100とほぼ同様としてある。
したがって、図1において、図6と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
主基板30は、無色透明な不正防止ケース32に収納された状態で、扉120の右側下部に取り付けられている。また、主基板30は、不正防止ケース32から露出した状態でコネクタ33が実装されており、このコネクタ33は、正面基板40に実装されたコネクタ41と接続されている。このようにすると、正面基板40から主基板30へ信号を送信するためのワイヤーハーネスを設ける必要がなくなるので、たとえば、従来例のスロットマシン100におけるワイヤーハーネス150に対する不正行為を確実に防止することができる。
なお、本実施形態では、コネクタ33,41を介して、主基板30と正面基板40を直接接続してあるが、この構成に限定されるものではなく、たとえば、正面基板40に金タブ(図示せず)を形成し、主基板30に実装されたコネクタに金タブを直接接続してもよい。
ここで、好ましくは、回動リール111,電源ユニット112及びホッパー113を筐体110に設置した構成とするとよい。このようにすると、扉120を開けた状態のスペースが広くなるので、主基板30や正面基板40の目視検査性を向上させることができ、不正行為をより効果的に防止することができる。
また、さらに好ましくは、主基板30に、遊技状態設定手段としての設定用キースイッチ131を実装した構成とするとよい。このようにすると、遊技状態設定信号(設定用キースイッチ信号)が主基板30に配設されたサーキットによって送信され、遊技状態設定信号を送信するための外部に露出したワイヤーハーネスを設ける必要がなくなるので、ワイヤーハーネスに対する不正行為を効果的に防止することができる。
なお、本実施形態では、設定用キースイッチ131を主基板30に実装してあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、正面基板40に実装してもよい。
上述したように本実施形態のスロットマシン1は、扉120を開けると、主基板30が見やすい位置にあるので、主基板30を容易にかつ精度よく目視検査することができ、主基板30に対する不正行為を効果的に防止することができる。また、正面基板40から主基板30へ信号を送信するためのワイヤーハーネスを設ける必要がなくなるので、たとえば、従来例のワイヤーハーネス150に対する不正行為を確実に防止することができる。
なお、スロットマシン1は、従来例のスロットマシン100と比較すると、主基板30と正面基板40とを接続するワイヤーハーネス150が無くなっているが、図2に示すように、電源基板132,ドラム基板133,外部端子板134及びサブ制御基板135と主基板30とを接続するワイヤーハーネス(図示せず)が長くなるが、これらのワイヤーハーネスは、不正行為に関係しないので、不正行為に有利に作用することはない。
[第二実施形態]
図3は、本発明の第二実施形態にかかるスロットマシンを説明するための要部の概略斜視図を示している。
同図において、不正防止型スロットマシン1a(適宜、スロットマシン1aと略称する。)は、従来例のスロットマシン100と比較して、遊技動作を制御する遊技制御用の主基板30を、扉120の裏面に設け、さらに、主基板30に入力される入力信号のうち、不正行為に関係する所定の入力信号を送信するワイヤーハーネス50aを、他の信号に係るワイヤーハーネス52から独立して設けた点が相違する。他の構成は、従来例のスロットマシン100とほぼ同様としてある。
したがって、図3において、図5と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
主基板30は、遊技状態設定手段としての設定用キースイッチ31が実装されている。また、主基板30は、主基板30に入力される入力信号のうち、不正行為に関係する所定の入力信号、たとえば、スタート信号,遊技状態設定信号及び各回動停止信号を送信するワイヤーハーネス50aを、不正行為に関係しない信号を送信するワイヤーハーネス52から独立して設けている。このようにすると、不正行為に関係するワイヤーハーネス50aを他のワイヤーハーネス52から分離し、たとえば、数本(5本)のケーブルからなるワイヤーハーネス50aとすることができ、フラットケーブルに比べて目視検査性が向上するので、不正行為に関係するワイヤーハーネス50aに対する検査を効率よく行うことができる。
また、好ましくは、上記不正行為に関係する入力信号を、三つの回動停止信号をパラレルに三本のケーブルから送信する代わりに、シリアル信号とし一本のケーブルからシリアルに三つの回動停止信号を送信する構成とするとよい。このようにすると、不正行為に関係するワイヤーハーネスの芯数をさらに低減することができ、3本のケーブルからなるワイヤーハーネス50aとすることができ、不正行為に関係するワイヤーハーネス50aに対する検査をさらに効率よく行うことができる。
主基板30は、無色透明な不正防止ケース32aに収納された状態で、扉120の上部に取り付けられている。
ここで、好ましくは、扉120の裏面に設けられた正面基板40の近傍に、主基板30を設けるとよく、このようにすると、正面基板40と主基板30を接続するワイヤーハーネス50a,52が短くなるので、ワイヤーハーネス50aに対する不正行為を抑止する効果があるとともに、ワイヤーハーネス50aを容易に目視検査することができ、ワイヤーハーネス50aに対する不正行為を効果的に防止することができる。
なお、ワイヤーハーネス50aを露出させることにより、目視検査性を向上させることができる。
また、さらに好ましくは、不正防止ケース32aの下部にヒンジ(図示せず)を設けて、主基板30を下方向に回動自在に設けるとよい。このようにすると、不正防止ケース32aを上方向に保持する係止手段(図示せず)を解除し、主基板30を下方向に回動させることによって、主基板30の表裏面を容易にかつ精度よく目視検査することができ、主基板30の裏面に対する不正行為をも効果的に防止することができる。
上述したように本実施形態のスロットマシン1aは、扉120を開けると、主基板30が見やすい位置にあるので、主基板30を容易にかつ精度よく目視検査することができ、主基板30に対する不正行為を効果的に防止することができる。
また、不正行為に関係するワイヤーハーネス50aが、フラットケーブルではなく数本のケーブルからなることによって、フラットケーブルのように裏面が形成されないので、この裏面に隠すように不正手段を設けることができなくなるとともに、目視検査性を向上させることができ、ワイヤーハーネス50aに対する不正行為を効果的に抑止することができる。
なお、本発明において、主基板30を正面基板40と直接的に接続するとは、本実施形態のように、短いワイヤーハーネス50aを用いる場合をも含むものとする。
[第三実施形態]
図4は、本発明の第三実施形態にかかるスロットマシンを説明するための要部の概略斜視図を示している。
同図において、不正防止型スロットマシン1b(適宜、スロットマシン1bと略称する。)は、第一実施形態のスロットマシン1と比較して、主基板30と正面基板40とを接続する代わりに、これらを一体的に成形した単一の統一基板300を備えた点が相違する。他の構成は、第一実施形態のスロットマシン1とほぼ同様としてある。
したがって、図4において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
統一基板300は、正面基板部分40bと主基板部分30bとからなっており、主基板部分30bが、正面基板部分40bの下部に一体的に突設された構成としてある。このようにすると、主基板部分30bと正面基板部分40bとを接続するコネクタ等の接続手段を設ける必要がなくなるので、製造原価のコストダウンを図ることができる。
また、本実施形態では、主基板部分30bを、不正防止ケース32bに収納した構成としてあるので、主基板部分30bに対して、効果的に不正行為を防止することができる。
このように、スロットマシン1bは、主基板部分30bと正面基板部分40bとを接続するためのワイヤーハーネスを設ける必要がなくなるので、ワイヤーハーネスに対する不正行為を効果的に防止することができる。
以上、本発明の不正防止型スロットマシンについて、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る不正防止型スロットマシンは、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
たとえば、上記スロットマシン1aは、三つのリール停止信号をパラレルに三本のケーブルから送信する代わりに、シリアル化し一本のケーブルからシリアルに三つのリール停止信号を送信する構成としてあるが、パラレル化する信号は三つのリール停止信号に限定されるものではない。たとえば、不正行為に関係する信号や主要な信号をデジタル化(暗号化)してもよく、このようにすると、不正行為者が不正にスロットマシンを操作するには、まず、デジタル化のルールを解析する必要があり、メーカが複数のルールをランダムに使用することにより、この解析はほぼ不可能となり、不正行為を防止することができる。
また、各実施形態のスロットマシン1,1a,1bは、他の実施形態の有効な構成を、許容可能な内容に限り組み合わせることも可能であり、このようにすると、さらに確実に不正行為を防止又は抑制することができる。
本発明の不正防止型スロットマシンは、スロットマシンに限定されるものではなく、たとえば、パチンコ遊技機等の遊技機は勿論、外部から回路基板への不正行為を防止する必要のある対象物に広く適用することが可能である。
本発明の第一実施形態にかかるスロットマシンの主基板の取付け状態を説明するための要部の概略斜視図を示している。 本発明の第一実施形態にかかるスロットマシンの要部の概略ブロック図を示している。 本発明の第二実施形態にかかるスロットマシンを説明するための要部の概略斜視図を示している。 本発明の第三実施形態にかかるスロットマシンを説明するための要部の概略斜視図を示している。 従来例にかかるスロットマシンの主基板の取付け状態を説明するための要部の概略斜視図を示している。 従来例にかかるスロットマシンの要部の概略ブロック図を示している。
符号の説明
1,1a,1b スロットマシン
30 主基板
30b 主基板部分
31 設定用キースイッチ
32,32a,32b 不正防止ケース
33 コネクタ
40 正面基板
40b 正面基板部分
41 コネクタ
50a ワイヤーハーネス
52 ワイヤーハーネス
100 スロットマシン
110 筐体
111 回動リール
112 電源ユニット
113 ホッパー
120 扉
130 主基板
130a 不正防止ケース
131 設定用キースイッチ
132 電源基板
133 ドラム基板
134 外部端子板
135 サブ制御基板
140 正面基板
141 表示基板
142 インバータ基板
143 スタートスイッチ
145 第一回動停止ボタン
146 第二回動停止ボタン
147 第三回動停止ボタン
150 ワイヤーハーネス
300 統一基板

Claims (8)

  1. 筐体と、この筐体の正面側に開閉可能に取り付けられた扉とを備えてなるスロットマシンにおいて、
    遊技動作を制御する遊技制御用の主基板を、前記扉の裏面に設け、かつ、前記主基板を、前記扉の正面に配設された操作手段,表示手段等を制御する正面基板と直接的に接続したことを特徴とする不正防止型スロットマシン。
  2. 遊技動作を制御する遊技制御用の主基板に入力される入力信号のうち、不正行為に関係する所定の入力信号を送信するワイヤーハーネスを、他の信号に係るワイヤーハーネスから独立して設けたことを特徴とする請求項1記載の不正防止型スロットマシン。
  3. 前記不正行為に関係する入力信号をシリアル信号としたことを特徴とする請求項1又は2記載の不正防止型スロットマシン。
  4. 回動リール及びホッパーを筐体に設置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の不正防止型スロットマシン。
  5. 前記正面基板と主基板とを、単一の統一基板としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の不正防止型スロットマシン。
  6. 前記統一基板のうち少なくとも前記主基板に相当する部分を、不正防止ケースに収納したことを特徴とする請求項5記載の不正防止型スロットマシン。
  7. 前記主基板又は正面基板に、遊技状態設定手段を実装したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の不正防止型スロットマシン。
  8. 前記主基板を、該主基板の表裏面が目視できるように、回動自在に設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の不正防止型スロットマシン。
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