JP2006136611A - パチンコ遊技機の遊技盤補強構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 可変表示装置を取り付け可能とするための第1貫通孔5を含む複数の貫通孔及び下端切欠11が、上から順に縦方向に並べて形成してあるパチンコ遊技機遊技盤を補強するための補強板を含み、 当該補強板には、変動入賞装置を臨ませた球通過孔と、当該下端切欠と連通する下方開口の下端凹部と、を形成してあり、 当該ネジ群の中の少なくとも2個のネジが、当該下端凹部を挟んだ対向位置に、かつ、両ネジ中心を結ぶ仮想線が当該下端凹部上縁と接する仮想線よりも下方位置となるように配してある ことを特徴とするパチンコ遊技機の遊技盤補強構造。
【選択図】図4
Description
請求項1記載の発明に係るパチンコ遊技機の遊技盤補強構造(以下、適宜「請求項1の補強構造」という)は、可変表示装置を取り付け可能とするための第1貫通孔と、始動入賞装置に入賞したパチンコ球を通過可能とするための第2貫通孔と、変動入賞装置を取付可能とするための第3貫通孔と、アウト球を通過可能とするための下方開口の下端切欠(アウト口)と、が、上から順に縦方向に並べて形成してあるパチンコ遊技機の遊技盤を補強するための遊技盤補強構造である。当該補強構造は、遊技盤下部の遊技面側にネジ群によって固定した補強板を含み、当該補強板には、変動入賞装置を臨ませた球通過孔と、当該下端切欠と連通する下方開口の下端凹部(アウト口)と、を形成してある。当該ネジ群の中の少なくとも2個のネジが、当該下端凹部を挟んだ対向位置に、かつ、両ネジ中心を結ぶ仮想線が当該下端凹部上縁と接する仮想線よりも下方位置となるように配してある。
請求項2記載の発明に係るパチンコ遊技機の遊技盤補強構造(以下、適宜「請求項2の補強構造」という)では、請求項1の補強構造の基本的構成を備えた上で、前記補強板背面の前記下端凹部周縁には、前記下端凹部を囲む補強リブを形成してある。
請求項3記載の発明に係るパチンコ遊技機の遊技盤補強構造(以下、適宜「請求項3の補強構造」という)では、請求項1又は2の補強構造の基本的構造を備えさせた上で、前記補強板背面には、前記変動入賞装置を固定してあり、当該変動入賞装置が駆動する前記開閉部材を、前記補強板の前記球通過孔周縁に支持させてある。
図1乃至3に基づいて説明する。パチンコ遊技機1は、厚板合板からなる遊技盤3を備えている。遊技盤3の遊技者に面する側の面、すなわち遊技面4には、打ち込まれたパチンコ球を案内するための円形レール21を取り付けてある。円形レール21は、導電性を持たせるために、たとえば、ステンレススチールのような金属(導体)により構成してあり、遊技面4のうち円形レール21により囲まれた領域がパチンコ遊技を行う遊技領域となる。円形レール21に導電性を持たせたのは、これを接地することにより(図6参照)、接触したパチンコ球に帯電する静電気を取り除けるようにするためである。遊技盤3は、図外にあるパチンコ島に取り付けた枠体に対して着脱自在に取り付けてあり、また、その前面には遊技盤3に対して開閉自在なガラス板6を設けてある(図1参照)。なお、符号22は、案内されてきたパチンコ球を、後述するアウト口29へ転動させるための傾斜部を示している。傾斜部22は、円形レール21の傾斜部22両脇部分をV字屈曲させ、この屈曲によってアウト口29方向(紙面の手前から後方向)への下り傾斜させることにより形成してある。
図1乃至4及び9に基づいて説明する。遊技盤3は、図外の開閉機構や装飾ランプ等を取り付ける等の関係から、多少の凹凸はあるが、正面から見て概ね矩形に構成してある。遊技盤3には、左右の中心を通る仮想の中心線(垂線)に沿って、第1貫通孔5、第2貫通孔7、第3貫通孔9及び下端切欠11が、上から順に縦方向に並べて形成してある。第1貫通孔5は、前述した可変表示装置23を取り付け可能とするための孔である。すなわち、可変表示装置23は、可変表示を行うための液晶画面や装飾ランプ、これらを制御するための基板、その他の装飾部材等を含むため、可変表示装置23の奥行き方向厚みは遊技盤3の厚みよりもはるかに厚いものとなる。可変表示装置23の一部を貫通させてその厚みを吸収させるとともに、貫通させた可変表示装置23を支持しつつ取り付け可能とするのが第1貫通孔5の主な役割である。第2貫通孔7は、始動入賞装置25に対応させた孔であって、始動入賞装置25に入賞したパチンコ球(入賞球)を遊技盤3の背面側へ通過させ、図外のパチンコ球搬送路へ案内する役目を主に担っている。第3貫通孔9は、変動入賞装置27を取付可能とするための孔であるが、詳細については後述する。第4貫通孔13,13は、サイドランプ43を取り付けたり飾り部材43a,43aによって被覆された一般入賞口に入賞したパチンコ球を遊技盤3の背面側へ通過させるための孔である。第5貫通孔15,15は、通過ゲート15a,15aを通過するパチンコ球を検知するためのセンサー(図示を省略)を取り付けるための孔である。通過ゲート15aをパチンコ球が通過すると、これによって可変表示装置23に表示される普通図柄が変動を開始し、所定条件を満たしたときに始動入賞装置25に設けられている普通電動役物が作動(開閉)するように構成してある。
図2〜7に基づいて説明する。補強構造51は、遊技盤3の遊技面4にネジ固定可能な補強板53を、その主要部品とする。補強板53は薄手の合成樹脂板によって構成してあり、遊技盤3に取り付けたときに第3貫通孔9を完全に被覆可能、かつ、第3貫通孔9と第2貫通孔7との間を部分的に被覆可能な形状に形成してある。第3貫通孔9と第2貫通孔7との間を被覆する部分は、補強板53の上縁部53aである。上述したように、第2貫通孔7と第3貫通孔9とを繋げたことにより遊技盤3の左右部分を繋ぐ部分が少なくなってしまったので、これを少しでも補うために上縁部53aに第2貫通孔7を被覆(横断)させ、これによって、遊技盤3の補強を図っている。さらに、遊技者に見える側の面(表面)を含む補強板53の端面をCカット(面取り)してある。Cカットしたのは、パチンコ球の衝突にさらされた際に補強板53が破損しないようにするためである。さらに、補強部材が遊技盤3(遊技面4)と違和感なくデザイン的に一体化させるために、補強板53の表面には、たとえば、パチンコ遊技機1全体のデザインコンセプトや遊技進行ストーリー等に合わせた装飾図柄等を印刷した装飾フィルムを貼り付けたり、適当な色や模様等を塗装したりしておくことが好ましい。補強板53の外形についても、補強部材としての機能を備えさせた上で、パチンコ遊技機1全体のデザインコンセプト等に合わせて選択することが好ましい。本実施形態の補強板53は、左右先端を若干上反りさせたカヌー近似の形状に形成してある。
図5、6及び9に基づいて説明する。補強構造51を備えた遊技盤3によれば、遊技盤左右を繋ぐ部分の実質的寸法をさらに短くすることができる。すなわち、図8(a)に示す遊技盤3´については、前掲の背景の技術の欄において既に説明したとおりであるところ、図8(b)又は図4に示す本実施形態に係る遊技盤3は、上記遊技盤3´に比べて、特に第1貫通孔5の内径寸法を大きくすることができる。具体的には、次のとおりである。縦寸法Dについては、遊技盤3´と遊技盤3との間に差はない。寸法d2´と寸法d2との間に差はないが、本実施形態に係る第1貫通孔5の縦寸法は第1貫通孔5´の縦寸法よりも寸法G分だけ大きくなっている。寸法G分のスペースは、寸法d3´分のスペースを寸法d3にまで縮め、さらに、従来にはあった寸法d4´分のスペースをなくすことにより作り出してある。したがって、遊技盤3の左右を繋ぐ部分の実質的寸法は、遊技盤3´の同じく実質的寸法よりも短くなるため、それだけ歪みが生じやすい状態となるが、そのような歪みの恐れを補強構造51によって払拭することができる。上記のとおり、第1貫通孔5の縦寸法を大きくすると、そこに取り付ける可変表示装置の大型化を可能とする。可変表示装置を大型化することにより、その表示により生まれる演出効果を高めるためである。
3 遊技盤
4 遊技面
5 第1貫通孔
6 ガラス板
7 第2貫通孔
9 第3貫通孔
11 下端切欠
13 第4貫通孔
15 第5貫通孔
15a 通過ゲート
21 円形レール
22 傾斜部
23 可変表示装置
25 始動入賞装置
27 変動入賞装置
27a 開閉板
27c 支持体
27d 通過センサー
27b 入賞装置本体
29 アウト口
43 サイドランプ
43a 飾り部材
45 風車
51 補強構造
53 補強板
53a 上縁部
53c 一般入賞口
53d,53e 飾り部材
55 球通過孔
55h ヒンジ構造
57 下端凹部
58 補強リブ
P1,P2,P3,P4 ネジ
Claims (3)
- 可変表示装置を取り付け可能とするための第1貫通孔と、
始動入賞装置に入賞したパチンコ球を通過可能とするための第2貫通孔と、
変動入賞装置を取付可能とするための第3貫通孔と、
アウト球を通過可能とするための下方開口の下端切欠と、が、上から順に縦方向に並べて形成してあるパチンコ遊技機遊技盤を補強するための遊技盤補強構造であって、
当該補強構造が、遊技盤下部の遊技面側にネジ群によって固定した補強板を含み、
当該補強板には、変動入賞装置を臨ませた球通過孔と、当該下端切欠と連通する下方開口の下端凹部と、を形成してあり、
当該ネジ群の中の少なくとも2個のネジが、当該下端凹部を挟んだ対向位置に、かつ、両ネジ中心を結ぶ仮想線が当該下端凹部上縁と接する仮想線よりも下方位置となるように配してある
ことを特徴とするパチンコ遊技機の遊技盤補強構造。 - 前記補強板背面の前記下端凹部周縁には、前記下端凹部を囲む補強リブを形成してある
ことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機の遊技盤補強構造。 - 前記補強板背面には、前記変動入賞装置を固定してあり、
当該変動入賞装置が駆動する前記開閉部材を、前記補強板の前記球通過孔周縁に支持させてある
ことを特徴とする請求項1又は2記載のパチンコ遊技機の遊技盤補強構造。
Priority Applications (1)
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JP2004330360A JP2006136611A (ja) | 2004-11-15 | 2004-11-15 | パチンコ遊技機の遊技盤補強構造 |
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2004
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