JP2001238995A - 図柄表示装置 - Google Patents

図柄表示装置

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JP2001238995A
JP2001238995A JP2000051314A JP2000051314A JP2001238995A JP 2001238995 A JP2001238995 A JP 2001238995A JP 2000051314 A JP2000051314 A JP 2000051314A JP 2000051314 A JP2000051314 A JP 2000051314A JP 2001238995 A JP2001238995 A JP 2001238995A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重畳表示する図柄表示装置で死角領域や隣と
の重なりを防止する。 【解決手段】 遊技者の視点の移動範囲を、横最大移動
幅Ly=30cm、横通常移動幅Lx=10cm、前後
方向については、接近距離L1=30cm〜離隔距離L
2=60cmと想定する。最も厳しいケースとしてはC
点(Ly=30cm、L1=30cm)の視線となる。
一般的な回転ドラム30a、30b、30cの表示面の
幅は6〜8cmであるから、これに重畳させる透明EL
パネル28a、28b、28cの幅Lzを8cmとする
と、透明ELパネル28bの透明ELパネル28a側の
端面の延長線QとC点からの視線との角度Θc=約4
8.6度となる。さらに、透明ELパネル28a、28
b、28c同士の間隔Lcは、遊技者の見易さを考慮し
て1.5cmとする。C点からの視線から回転ドラム3
0aの表示面を見えなくするには、距離Lb=1.3c
m以下にすればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に装備され
る図柄表示装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】遊技機には図柄表示装置にて図柄を変動
表示した後に静止表示し、その静止表示された図柄の組
み合わせが当たりを示す組み合わせであると、遊技者側
に景品体(メダルや賞球)を払い出したり、多数の景品
体を獲得しやすい遊技状態(特別遊技、特賞などと呼ば
れる状態)になるものがある。前者(図柄によって景品
体を払い出す形態)の代表的なものにスロットマシンが
あり、後者(遊技状態を変化させる形態)の代表的なも
のにパチンコ機などの弾球遊技機がある。また、スロッ
トマシンの一種でいわゆるパチスロと呼ばれる遊技機の
ように、特別な図柄(例えば777)が揃うと景品体の
払出に加えて、遊技状態を特別遊技に変化させるものも
ある。
【0003】このような図柄表示装置の多くでは、図柄
は複数行複数列(例えば3行3列)のマトリクス状に表
示され、そのマトリクスの行に沿った直線または対角線
に沿った直線(普通、これらを当たりラインとか入賞ラ
インという。)に沿った図柄の組み合わせが当たりに設
定されている組み合わせであると、上記のような景品体
の払出や特別遊技等の特典が与えられる。なお、スロッ
トマシンではベット数によって有効な当たりラインの本
数が変更されるのが普通である。
【0004】従来の図柄表示装置の場合、図柄が描かれ
ているリール(ドラム)やベルトの回転(変動表示)と
停止(静止表示)で図柄を表示する機械的な表示手段を
備えるものと液晶やCRT等の電気的な表示手段により
図柄の変動と静止表示を行うものとがある。さらに、こ
れらの表示手段の前面側に透過型の液晶表示器を配し
て、この液晶表示器にて上述の当たりラインを表示した
り、ゲームが実行されていないときに広告やシミュレー
ション表示を行うものがある(例えば特開平2−191
82号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の図柄
表示装置の変動表示は上下方向のスクロール表示が主で
あり、いわゆるリーチ状態などで一時的に逆転する等、
多少のバリエーションはあるにしても、変化に富んだも
のではなかった。また、特開平2−19182号公報に
開示される技術では、図柄の表示に液晶表示器の表示を
重畳させるとしても、重畳表示されるのは当たりライン
や広告等であって、この表示が例えば当たり外れを左右
するようなものではなく、ゲーム性(娯楽性)にはあま
り関係なかった。
【0006】また、遊技者側としても、当たりラインに
沿った図柄により当たりの組み合わせが成立するかしな
いかだけが重要であり、例えばリーチ状態になった当た
りラインにしか興味を示さない等、従来の図柄表示装置
では遊技者の興趣を高めるには不足な点があった。
【0007】発明者は、前後2種類の表示を重畳させる
ことで図柄表示装置の表示内容を豊富にし、また遊技者
の興趣を高めることを目的として研究を行ってきたが、
その研究過程において、後ろ側になる表示が見えにくく
なるとう問題があることを発見した。
【0008】具体的には、遊技者が前後や左右に姿勢を
変化させると、図3(b)に一例を示すように後ろ側の
図柄(例えば回転ドラムの表示面に描かれている図柄)
が手前側の表示器の透明部(例えば透明ELパネル)か
ら外れてしまって、図柄全体を見ることができない現象
(死角領域の発生)や、手前側の表示器に複数の表示域
を設けた場合に、図4のB点〜C点からの視線のよう
に、中央の表示域を透して隣接する表示域(この例では
左の表示域)に対応する図柄(本来、中央の表示域には
重畳しない図柄)が見えてしまうことがあり、遊技者が
誤解したり、トラブルの原因となる等のおそれがあるこ
とに気づいた。
【0009】本発明は、図柄表示装置において重畳表示
を行う場合に生じ得る、上記の問題を防止することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するための請求項1記載の図柄表示装置は、複
数の図柄表示部のそれぞれにおいて図柄を変動表示及び
静止表示可能な図柄表示手段と、該図柄表示手段の前面
側に配されて前記各図柄表示部に対応する複数の重畳表
示域にて前記図柄表示部の表示に重畳する表示を行う前
面側表示手段とを備える図柄表示装置において、想定範
囲内での遊技者の姿勢変化があっても該遊技者に認識さ
れる前記図柄表示部と重畳表示域との対応を確保すべ
く、前記図柄表示部と重畳表示域との相対位置、前記図
柄表示部の寸法と重畳表示域の寸法との相対関係及び前
記重畳表示域の寸法と前記図柄の寸法との相対関係の全
てまたはいずれかが設定されているか、前記遊技者に認
識される前記図柄表示部と重畳表示域との対応を確保す
るための部材を備えたので、遊技者が前後や左右に姿勢
すなわち目の位置を変化させても、遊技者に認識される
図柄表示部と重畳表示域との対応が確保され、例えば図
柄表示部の一部が死角になって見えなかったり、隣の図
柄表示部の図柄が見えて図柄の組み合わせを誤認識する
ような不具合は発生しない。
【0011】この発明の図柄表示手段としては、図柄が
描かれているリール(ドラム)やベルト等の回転体の回
転と停止で図柄を表示する機械的な表示手段を備えるも
のでも、液晶、CRT、LEDのドットマトリクス、7
セグメントLED等の電気的な表示手段により図柄の変
動と静止表示を行うものでも、どちらでも構わない。ま
た、機械的な表示手段と電気的な表示手段とを組み合わ
せてもよい。
【0012】この図柄表示手段の前面側すなわち遊技者
側に配される前面側表示手段は、図柄表示手段の表示に
重畳する表示を行うので、表示自体(例えば図柄、文
字、記号など)は不透明でもよいが、その周囲は透明ま
たは透光性であることを要する。もちろん、表示自体が
透光性であっても構わない。具体的な例として透明EL
(エレクトロルミネッセンス)パネルや透過型の液晶表
示器が例示される。
【0013】この図柄表示装置はスロットマシンやパチ
ンコ機などの遊技機に装備されるが、遊技機の種類は問
わない。また、図柄表示装置の表示結果により遊技機が
どのような動作をするかも問わないが、従来技術の説明
で述べたように、景品体を払い出したり遊技者に特典
(特別遊技など)を付与するものが好ましい。
【0014】請求項2記載の図柄表示装置は、請求項1
記載の図柄表示装置において、前記重畳表示域を透して
これに対応する前記図柄表示部を見た際に該図柄表示部
に静止表示されている前記図柄を欠けることなく視認可
能に、前記図柄表示部と重畳表示域との相対位置、前記
図柄表示部の寸法と重畳表示域の寸法との相対関係及び
前記重畳表示域の寸法と前記図柄の寸法との相対関係の
全てまたはいずれかが設定されているので、例えば死角
によって図柄の一部あるいは全部が見えないといった不
具合は生じない。すなわち、遊技者にとって重要となる
当たり外れ等を表示するために静止表示された図柄を欠
くことなく視認できるから、不完全な見え方が原因とな
る誤解やトラブルを好適に防止できる。
【0015】請求項3記載の図柄表示装置は、請求項1
または2記載の図柄表示装置において、前記重畳表示域
を透しては該重畳表示域に対応する前記図柄表示部以外
の前記図柄を視認不可能に、前記図柄表示部と重畳表示
域との相対位置または前記図柄表示部の寸法と重畳表示
域の寸法との相対関係が設定されているので、例えば隣
接する図柄表示部の図柄が見えてしまって当たりライン
に並ぶ図柄を特定できなくなるといった不都合を防止で
きる。
【0016】請求項4記載の図柄表示装置は、請求項1
ないし3のいずれか記載の図柄表示装置において、前記
遊技者の姿勢変化の想定範囲は、前記前面側表示手段の
中心軸上に設定される中心視点を中心として前後方向に
±15cm左右方向に±30cmの範囲であることを特
徴とする。
【0017】大多数の遊技店では遊技者用の椅子は位置
が固定されている(回転可能なものはあるが設置位置は
変化しない)。また、隣の椅子との間隔は遊技機の横幅
に対応して広くはなく、後ろ側の通路部分もあまり広く
はないし上半身を反り返らせるにも限度がある。したが
って、遊技者が椅子に座ったままで姿勢を変化させ得る
範囲はそう広範囲ではない。より具体的には、前後方向
にそれぞれ15cm程度、左右方向にそれぞれ30cm
程度の範囲である。よって、請求項4のように、前面側
表示手段の中心軸上つまり表示の中心線上に設定される
中心視点を中心として前後方向に±15cm、左右方向
に±30cmの範囲で遊技者の姿勢変化の想定範囲を設
定すれば、請求項1ないし3のそれぞれの効果を確実な
らしめる。
【0018】請求項5記載の図柄表示装置は、請求項1
記載の図柄表示装置において、前記図柄表示部と重畳表
示域との対応を確保するための部材として、前記図柄表
示手段と前記前面側表示手段との間かつ隣り合う前記図
柄表示部同士の間に隔壁部材を配したので、例えば隣接
する図柄表示部の図柄が見えてしまって当たりラインに
並ぶ図柄を特定できなくなるといった不都合を防止でき
る。この効果自体は請求項3と同様であるが、隔壁部材
によって物理的に仕切るので、例えば図柄表示部と重畳
表示域との距離等を厳密に考慮する必要がなく、比較的
簡便な方法といえる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例により発明
の実施の形態を説明する。
【0020】
【実施例】この実施例は、本発明に係る図柄表示装置を
遊技機の一種であるスロットマシンに装備した例であ
る。図1に示すように、スロットマシン10の筐体12
の前面部には本体フレーム14が図示しないヒンジを介
して取り付けられており、常時は施錠されているが解錠
すれば扉状に開くことができる。また、本体フレーム1
4の下方には受け皿16が取り付けられ、多数のスリッ
トにて形成された窓の背後にスピーカ18が配されてい
る。
【0021】本体フレーム14は上区画14a、中区画
14b及び下区画14cに区分され、上区画14a及び
下区画14cには装飾パネル22a、22bが装着され
ている。中区画14bには、図柄の表示や遊技者が操作
する部材等が配されているので詳しく説明する。まず中
区画14bには矩形の窓24が設けられ、ここに前面パ
ネル26が填め込まれている。前面パネル26自体は不
透明で装飾画等が描かれている。前面パネル26の中央
部には3カ所の小窓が設けられ、それぞれに透明ELパ
ネル28a、28b、28cが填め込まれているので、
透明ELパネル28a、28b、28cを透して、それ
らの背後側を見ることができる。なお、透明ELパネル
28a、28b、28cは公知のものを使用しているの
で、その構造等の説明は省略する。また、いうまでもな
いことではあるが、透明ELパネル28a、28b、2
8cが文字や図形などを表示している場合には、それら
文字等が視線を遮ることがある。
【0022】本実施例では、これら透明ELパネル28
a、28b、28cはそれぞれ重畳表示域に該当し、3
枚の透明ELパネル28a、28b、28cにて前面側
表示手段が構成される。本実施例では複数枚の透明EL
パネルを使用しているが、1枚の透明ELパネルを複数
領域に分割して重畳表示域を形成してもよい。
【0023】各透明ELパネル28a、28b、28c
の背後には、それぞれ回転ドラム30a、30b、30
cが配されている。これら回転ドラム30a、30b、
30cは図柄表示手段に該当し、透明ELパネル28
a、28b、28cを透して見える部分がそれぞれ図柄
表示部に該当する。回転ドラム30a、30b、30c
により図柄表示手段が構成され、透明ELパネル28
a、28b、28cによる前面側表示手段と共に図柄表
示装置を構成している。なお回転ドラム30a、30
b、30cの詳細構造等は公知のスロットマシンと同様
であるので、図示と説明は省略する。
【0024】窓24の下縁部33にはクレジットスイッ
チ34、ベットスイッチ36及びメダル投入口38が設
置されている。また下縁部33に連接して垂下している
鉛直部40には、スタートレバー42、ストップスイッ
チ44a、44b、44c、ELストップスイッチ45
が配されている。
【0025】図2に示すように、回転ドラム30a、3
0b、30cの胴部分には$、7、X等の各種の図柄3
1が備わっている。本実施例の場合、各回転ドラム30
a、30b、30cには21個ずつの図柄31が描かれ
ており(図柄31の種類は1つのドラムで重複するもの
があるので21種類より少ない。)、回転ドラム30
a、30b、30cの回転により、複数の図柄31を上
下方向にスクロール表示すなわち変動表示できる。ま
た、回転ドラム30a、30b、30cが停止した際に
は、透明ELパネル28a、28b、28cを透して、
各3つの図柄31が静止表示される。
【0026】一方、各透明ELパネル28a、28b、
28cは、回転ドラム30a、30b、30cが停止し
たときの図柄31(すなわち静止表示されている図柄3
1)に重畳する位置に重畳図柄32を表示することがで
きる。重畳図柄32は、各透明ELパネル28a、28
b、28cに対応する回転ドラム30a、30b、30
cの図柄31と同種類のものが用意されており、図2に
示す透明ELパネル28cの中段のように、回転ドラム
30cの中段に静止表示されている図柄31と同じ種類
を表示したり、その下段の場合のように異なる種類を表
示したりする。
【0027】なお、透明ELパネル28cと回転ドラム
30cの中段の例のように、図柄31と重畳図柄32と
が同じ場合に手前側の重畳図柄32が背後の図柄31を
覆い隠さないように(遊技者が背後の図柄31を認識可
能にするために)、本実施例においては重畳図柄32の
表示位置を図柄31の表示位置とはわずかにずらす設定
となっている。
【0028】また、ゲーム状態により一部の重畳図柄3
2(8個以下)しか表示されない場合(図2の場合)、
9個全てが表示される場合、全く表示されない場合があ
る。本実施例の場合、透明ELパネル28a、28b、
28cの表示領域は、回転ドラム30a、30b、30
cの遊技者側から見える外形よりも大きいので、図3
(a)に示すように、遊技者の視線が変化しても各透明
ELパネル28a、28b、28cを透して各回転ドラ
ム30a、30b、30cの表示面(遊技者に対面して
いる部分)を確実に見ることができ、図3(b)に例示
するような死角領域は発生しない。したがって、遊技者
にとって重要となる当たり外れ等を表示するために静止
表示された図柄31を欠くことなく視認できるから、不
完全な見え方が原因となる誤解やトラブルを好適に防止
できる。
【0029】このスロットマシン10によるゲームは、
いわゆるパチスロと呼ばれる形式の遊技機と似ているが
透明ELパネル28a、28b、28cによる表示もゲ
ームに影響する点で従来のパチスロとは異なるので、以
下に説明する。まず、ゲームを実行するためにはメダル
(コイン状の金属片)の投入が必要となる。メダルはメ
ダル投入口38から投入される。1ゲームに賭けること
ができるメダル枚数(ベット数)は1〜3枚で、その枚
数により入賞ラインが増減する。具体的には、ベット数
が1枚なら中段の横一列が有効な入賞ラインとされ、ベ
ット数が2枚ならさらに上段と下段の横一列(計3ライ
ン)が有効な入賞ラインとされ、ベット数が3枚ならさ
らに対角線に沿った2ライン(計5ライン)が有効な入
賞ラインとされる。
【0030】また、予め多数のメダルを投入しておいて
(クレジットにして)、ゲームを行うことも可能であ
る。クレジットゲームを行うには、まずクレジットスイ
ッチ34をオン操作し、所望枚数のメダルをメダル投入
口38から投入すれば、その枚数がクレジット数として
記憶される。なお、本実施例の場合、一度にクレジット
として投入できるメダルは50枚が上限である。そし
て、クレジットゲームの場合には、ベットスイッチ36
を操作してベット数を選択する。1回操作するとベット
数が1枚、2回操作すると2枚、3回操作すれば3枚で
あり、ベット数分だけクレジット数が減算される。有効
な入賞ラインは上記のメダル投入によるベットの場合と
同様である。
【0031】メダルの投入あるいはベットスイッチ36
の操作により有効な入賞ラインを決めてから、スタート
レバー42を押し下げるとゲーム開始となって各回転ド
ラム30a、30b、30cが回転を開始する。次にス
トップスイッチ44a、44b、44cを操作すると、
そのストップスイッチ44a、44b、44cに対応す
る回転ドラム30a、30b、30cが停止して図柄3
1が静止表示される。3つの回転ドラム30a、30
b、30cがすべて停止した際に有効な入賞ラインに静
止表示された図柄31にて当たりの組み合わせが成立し
ていれば、その組み合わせに対応する枚数のメダルが受
け皿16に払い出される。なお、クレジットゲームの場
合、払出数に応じてクレジット数が加算され、クレジッ
トスイッチ34を操作することでクレジットゲームを終
了すれば、クレジット数に相当するメダルが受け皿16
に払い出される。
【0032】このときに特別な組み合わせ(例えば77
7)が成立していればボーナスゲームあるいはビッグボ
ーナスゲームを実行可能な遊技モードになり、多数の払
出を獲得することが可能となる。また、回転ドラム30
a、30b、30cの回転開始とほぼ同時に透明ELパ
ネル28a、28b、28cの表示も変化を開始し、遊
技者がELストップスイッチ45を操作すると透明EL
パネル28a、28b、28cによる重畳図柄32の表
示が静止する。なお、全部の回転ドラム30a、30
b、30cの停止後設定時間(例えば5秒程度)経過し
てもELストップスイッチ45が操作されてないときに
は、透明ELパネル28a、28b、28cによる重畳
図柄32の表示が自動的に静止する。
【0033】本実施例の場合、回転ドラム30a、30
b、30cに静止表示された図柄31と透明ELパネル
28a、28b、28cの重畳図柄32との組み合わせ
や特定の重畳図柄32の表示位置などにより、遊技者に
特典が与えられる。一例を図2により説明する。
【0034】図2には、全部の回転ドラム30a、30
b、30cが停止して透明ELパネル28a、28b、
28cによる重畳図柄32の表示も確定した状態を示し
ている。この例では、中央の透明ELパネル28bの中
段の重畳図柄32はX、右の透明ELパネル28cは中
段に重畳図柄32として7を下段にはXを表示してい
る。一方、回転ドラム30a、30b、30cによる図
柄31の表示においては、Xが回転ドラム30aの下
段、回転ドラム30bの中段と下段、回転ドラム30c
の上段に表示されている。この場合、下段の入賞ライン
を見ると、回転ドラム30a、30bによるXと透明E
Lパネル28cによるXとを組み合わせることによりX
XXの組み合わせが成立し、右上がり斜めの入賞ライン
を見ると、回転ドラム30aによるX、透明ELパネル
28bによるX及び回転ドラム30cによるXとにより
XXXの組み合わせが成立している。
【0035】本実施例では、この例ように図柄31と重
畳図柄32とを組み合わせれば当たりの組み合わせが成
立する場合も図柄31だけによる当たりの成立と同様に
扱う。したがって、図2の例ではXXXに対応する払出
が行われる。このように、図柄31と重畳図柄32との
組み合わせも有効とすることによって、図柄表示におけ
る興趣を高めることができる。
【0036】また、この例以外に、例えば中央の透明E
Lパネル28bの中段の重畳図柄32(つまりマトリク
スの中心になる重畳図柄32)が特定の図柄例えば7で
あった時に限って、回転ドラム30a、30b、30c
の図柄31と透明ELパネル28a、28b、28cの
重畳図柄32との組み合わせを有効としたり、いずれか
の位置で重なり合って表示された図柄31と重畳図柄3
2が共に7であったときに限って回転ドラム30a、3
0b、30cの図柄31と透明ELパネル28a、28
b、28cの重畳図柄32との組み合わせを有効とする
等も可能である。
【0037】以上の通り、本実施例の場合、回転ドラム
30a、30b、30cの図柄31と透明ELパネル2
8a、28b、28cの重畳図柄32との組み合わせを
有効とし、それらによって当たりの組み合わせが成立し
ている場合もメダルの払出があるので、図柄表示のバリ
エーションが豊富になり興趣を高めることができる。特
に、透明ELパネル28a、28b、28cの重畳図柄
32が当たりを決めることがあるので、この表示に対す
る遊技者の注目度は高い。
【0038】しかも、透明ELパネル28a、28b、
28cの表示領域は、回転ドラム30a、30b、30
cの遊技者側から見える外形よりも大きいので、遊技者
の視線が変化しても各透明ELパネル28a、28b、
28cを透して各回転ドラム30a、30b、30cの
表示面(遊技者に対面している部分)を確実に見ること
ができ、死角領域は発生しない。したがって、遊技者に
とって重要となる当たり外れ等を表示するために静止表
示された図柄31を欠くことなく視認できるから、不完
全な見え方が原因となる誤解やトラブルを好適に防止で
きる。 (配置の設定例)透明ELパネル28a、28b、28
cから隣の回転ドラム30a、30b、30cの図柄が
見えるのを防止するための設定例を説明する。
【0039】図4は、透明ELパネル28a、28b、
28c同士の間隔(不透明部分の幅)、透明ELパネル
28a、28b、28cと回転ドラム30a、30b、
30cの表示面との間隔等の設定例である。まず、遊技
者の姿勢(視点)の移動範囲を、中央(中央の透明EL
パネル28bの軸線P)から左右方向の最大移動幅(横
最大移動幅Ly)を30cm、左右方向の通常の移動幅
(横通常移動幅Lx)を10cmと想定する。また、前
後方向については、近づきすぎると表示されている図柄
31及び重畳図柄32を見渡す(全部見る)ことが難し
くなり、遠すぎるとストップスイッチ44a、44b、
44cを操作するのが容易ではなくなるから、透明EL
パネル28a、28b、28cから30cm(接近距離
L1)〜60cm(離隔距離L2)と想定する。
【0040】すると、最も厳しいケースとしてはC点
(Ly=30cm、L1=30cm)またはこれと対照
の位置からの視線となる。一方、一般的なパチスロで使
用されている回転ドラム30a、30b、30cの表示
面の幅は6〜8cmであるから、これに重畳させる透明
ELパネル28a、28b、28cの幅Lzを8cmと
する。そうすると、透明ELパネル28bの透明ELパ
ネル28a側の端面の延長線QとC点からの視線との角
度Θc=約48.6度となる。さらに、透明ELパネル
28a、28b、28c同士の間隔Lcは、遊技者の見
易さを考慮して1.5cmとする。
【0041】これらの条件では、C点からの視線では回
転ドラム30aの表示面を完全に見えなくするには、透
明ELパネル28aと回転ドラム30aの表示面との距
離Lbを1.3cm以下にする必要がある(透明ELパ
ネル28cと回転ドラム30cについても同様にす
る)。
【0042】ただし、通常の使われ方を考えると、A点
からの視線で回転ドラム30aの表示面が見えなければ
問題はない。つまり、透明ELパネル28a、28b、
28cからの距離L3=45cmで、左右方向の姿勢変
化が横通常移動幅Lx=10cmの範囲である。この場
合も、Lz=8cm、Lc=1.5cmとすると、透明
ELパネル28aと回転ドラム30aの表示面との距離
Lbを4.8cm以下にする必要がある(透明ELパネ
ル28cと回転ドラム30cについても同様にする)。
【0043】このように、遊技者の姿勢変化の範囲を想
定し、透明ELパネル28a、28b、28cの幅、回
転ドラム30a、30b、30cの幅、透明ELパネル
28a、28b、28c同士の間隔を考慮して、透明E
Lパネル28a、28b、28cと回転ドラム30a、
30b、30cの表示面との距離Lbを設定することに
より、透明ELパネル28a、28b、28cから隣の
回転ドラム30a、30b、30cの図柄が見えるのを
防止でき、そのような見え方が原因となる誤解やトラブ
ルを回避できる。
【0044】なお、この設定例はあくまでも一例であ
り、これ以外の設定でも可能であり、またここに例示し
なかった要素(寸法、距離、形状等)の設定で同様な効
果を得ることもできる。 (隔壁による例)図5に示すのは、透明ELパネル28
a、28b、28cから隣の回転ドラム30a、30
b、30cの図柄が見えるのを防止するために隔壁を設
置する例である。
【0045】この場合、透明ELパネル28a、28b
間及び透明ELパネル28b、28c間に隔壁部材51
を配しているので、透明ELパネル28bを透して回転
ドラム30a、30cの図柄が見えるのを防止できる。
また、透明ELパネル28aを透して回転ドラム30b
の図柄が見えるのや、透明ELパネル28cを透して回
転ドラム30bの図柄が見えるのも防止できる。よっ
て、透明ELパネル28a、28b、28cから隣の回
転ドラム30a、30b、30cの図柄が見えてしまう
ことはなく、そのような見え方が原因となる誤解やトラ
ブルを回避できる。
【0046】隔壁部材51の奥行き寸法は透明ELパネ
ル28a、28b、28cと回転ドラム30a、30
b、30cとの距離に応じて決めればよい。ただし、図
示するように隔壁部材51の奥行き寸法を大きめにして
おけば、透明ELパネル28a、28b、28cと回転
ドラム30a、30b、30cとの距離が近い場合(位
置A)と遠い場合(位置B)のいずれにも対応できる。 (図柄の寸法による例)図6に示すのは、透明ELパネ
ル28a、28b、28cから隣の回転ドラム30a、
30b、30cの図柄が見えるのを防止するために、透
明ELパネル28a、28b、28cの幅寸法と図柄3
1の幅寸法とを調節する例である。
【0047】具体的には、透明ELパネル28a、28
b、28cの幅は回転ドラム30a、30b、30cの
幅よりも小さいが、図柄31は回転ドラム30a、30
b、30cの幅一杯には描かれておらず、しかも透明E
Lパネル28a、28b、28cの幅よりも十分に小さ
い(例えば透明ELパネル28a、28b、28cの幅
の1/2程度)。このため、遊技者の視点が前後左右に
(特に左右に大きく)変化しても、透明ELパネル28
a、28b、28cを透して見える、それぞれに対応す
る回転ドラム30a、30b、30cの図柄が欠ける
(死角領域が生じる)ことはなく、遊技者にとって重要
となる当たり外れ等を表示するために静止表示された図
柄31を完全に視認できる。よって、図柄31の不完全
な見え方が原因となる誤解やトラブルを好適に防止でき
る。
【0048】以上、実施例等に従って、本発明の実施の
形態について説明したが、本発明はこれらの例に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさ
まざまに実施できることは言うまでもない。例えば、実
施例では遊技機としてのスロットマシンに本発明の図柄
表示装置を装備した例を説明したが、本発明の図柄表示
装置は、他の形式の遊技機例えばパチンコ機やアレンジ
ボール式パチンコ機等の弾球遊技機に装備することも可
能である。要すれば、図柄(文字、記号、図形など)の
組み合わせによりメダルや賞球などの景品体が払い出さ
れたり、ゲームの状態が変化したりする遊技機なら、ど
のようなものにでも装備できる。
【0049】また、回転ドラム30a、30b、30c
等の図柄表示手段の図柄31と前面側表示手段としての
透明ELパネル28a、28b、28cの重畳図柄32
との組合せにより、例えば図2のXXXに示されるよう
な当たりラインが設定されているが、遊技方法としては
当たりラインが設定されなくとも例えば図柄31と重畳
図柄32との図柄が揃えばメダル100枚払出を行う等
の、図柄31と重畳図柄32との図柄の一致により当た
りとする遊技方法も設定可能である。
【0050】さらに、例えばメダルの投入枚数に応じて
上記前面側表示手段の重畳図柄32と上記図柄表示手段
の図柄31との組合せによる遊技方法か、または重畳図
柄32での表示を行わないようにして図柄31のみによ
る通常の遊技方法かの選択ができるようにしてもよい。
この場合、後者の遊技方法を選択した場合は、前面側表
示手段として上述のように透明ELパネル28a、28
b、28cを採用すれば、該パネルを透して背後の上記
図柄31を目視できるので、遊技には何ら支障はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のスロットマシンの正面図である。
【図2】 実施例の図柄表示装置における透明ELパネ
ルと回転ドラムの寸法関係と表示例の説明図である。
【図3】 実施例の図柄表示装置において死角領域が生
じないことの説明図である。
【図4】 透明ELパネルと回転ドラムの表示面との間
隔等の設定を説明する模式図である。
【図5】 隣の回転ドラムの図柄が見えるのを隔壁部材
によって防止する例の説明図である。
【図6】 回転ドラムの図柄の寸法により隣の回転ドラ
ムの図柄が見えるのを隔壁部材によって防止する例の説
明図である。
【符号の説明】
10…スロットマシン(遊技機) 28a、28b、28c…透明ELパネル(重畳表示
域、前面側表示手段) 30a、30b、30c…回転ドラム(図柄表示手段) 31…図柄 32…重畳図柄 51…隔壁部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 高久 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 西岡 健 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 内田 恒夫 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 青木 良夫 岡山県新見市高尾362−1 山佐株式会社 内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄表示部のそれぞれにおいて図
    柄を変動表示及び静止表示可能な図柄表示手段と、該図
    柄表示手段の前面側に配されて前記各図柄表示部に対応
    する複数の重畳表示域にて前記図柄表示部の表示に重畳
    する表示を行う前面側表示手段とを備える図柄表示装置
    において、 想定範囲内での遊技者の姿勢変化があっても該遊技者に
    認識される前記図柄表示部と重畳表示域との対応を確保
    すべく、前記図柄表示部と重畳表示域との相対位置、前
    記図柄表示部の寸法と重畳表示域の寸法との相対関係及
    び前記重畳表示域の寸法と前記図柄の寸法との相対関係
    の全てまたはいずれかが設定されているか、前記遊技者
    に認識される前記図柄表示部と重畳表示域との対応を確
    保するための部材を備えたことを特徴とする図柄表示装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の図柄表示装置において、 前記重畳表示域を透してこれに対応する前記図柄表示部
    を見た際に該図柄表示部に静止表示されている前記図柄
    を欠けることなく視認可能に、前記図柄表示部と重畳表
    示域との相対位置、前記図柄表示部の寸法と重畳表示域
    の寸法との相対関係及び前記重畳表示域の寸法と前記図
    柄の寸法との相対関係の全てまたはいずれかが設定され
    ていることを特徴とする図柄表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の図柄表示装置に
    おいて、 前記重畳表示域を透しては該重畳表示域に対応する前記
    図柄表示部以外の前記図柄を視認不可能に、前記図柄表
    示部と重畳表示域との相対位置または前記図柄表示部の
    寸法と重畳表示域の寸法との相対関係が設定されている
    ことを特徴とする図柄表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか記載の図柄
    表示装置において、 前記遊技者の姿勢変化の想定範囲は、前記前面側表示手
    段の中心軸上に設定される中心視点を中心として前後方
    向に±15cm左右方向に±30cmの範囲であること
    を特徴とする図柄表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の図柄表示装置において、 前記図柄表示部と重畳表示域との対応を確保するための
    部材として、前記図柄表示手段と前記前面側表示手段と
    の間かつ隣り合う前記図柄表示部同士の間に隔壁部材を
    配したことを特徴とする図柄表示装置。
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