JP2001340517A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2001340517A
JP2001340517A JP2000160420A JP2000160420A JP2001340517A JP 2001340517 A JP2001340517 A JP 2001340517A JP 2000160420 A JP2000160420 A JP 2000160420A JP 2000160420 A JP2000160420 A JP 2000160420A JP 2001340517 A JP2001340517 A JP 2001340517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front frame
display
decorative
gaming machine
base member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000160420A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Ioki
定男 井置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sophia Co Ltd filed Critical Sophia Co Ltd
Priority to JP2000160420A priority Critical patent/JP2001340517A/ja
Publication of JP2001340517A publication Critical patent/JP2001340517A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前面枠のデザイン変更が容易な遊技機を提供
する。 【解決手段】 複数種類の図柄の可変表示を視認可能と
する表示窓部を前面枠に備え、表示窓部を通して視認可
能な可変表示部における表示結果が予め定められた特定
の表示結果態様となった場合に、遊技者にとって有利な
特定遊技状態を発生可能な遊技機である。前面枠は、そ
の前面側を装飾する複数の装飾部材と、該複数の装飾部
材が取り付けられた取付ベース部材とを備えている。複
数の装飾部材は、前面枠の前面側ほぼ全域に亘って取り
付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前面枠に表示窓部
を備え、該表示窓部を通して視認可能な可変表示部にお
ける表示結果が予め定められた特定の表示結果態様とな
った場合に、遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生
可能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチスロ遊技機等の遊技機に
は、本体枠に対して回動自在な状態で前面枠が取り付け
られている。前面枠には、表示窓部を有する表示パネル
や化粧パネルなどが取り付けられ、表示パネルの背部に
は、外周面に複数種類の図柄が表記された複数のリール
が回転自在な状態で配置されている。各リールは、コイ
ン等の遊技媒体を賭けた状態でスタートレバーが押圧さ
れて所定時間経過するか、或いは対応するストップボタ
ンの押圧により順次停止するようになっており、例え
ば、各リールが停止した状態において、表示窓部を通し
て視認可能な可変表示部における表示結果が、予め定め
られた特定の表示結果態様となった場合(例えば、有効
ライン上の図柄が揃った場合など)には、遊技者にとっ
て有利な特定遊技状態(例えば、ボーナスゲームなど)
が発生し、該特定遊技状態の発生に関連して、所要数の
遊技媒体が遊技者に対して付与されるようになってい
る。
【0003】ところで、上記遊技機では、遊技者側から
見える部分のほとんどが前面枠となっていることから、
例えば、前面枠のデザイン次第で、遊技機全体のイメー
ジが変化するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の遊技機では、例えば、新機種等の開発にあたって、
前面枠のデザインを変更しようとする場合に、次のよう
な問題点があった。例えば、リールの図柄やパネル(表
示パネル、化粧パネル)類を交換することによって、前
面枠のデザインを部分的に変更することが可能である
が、リールの図柄やパネル類を交換するだけでは、遊技
者に対して新機種であるという感じを与え難く、新鮮味
に欠けるという問題点があった。そこで、前面枠を新規
に開発して前面枠全体のデザインを変更することも考え
られるが、その場合には、前面枠が大きな部材である
(つまり、成形が容易ではない)こともあり、開発に多
大なコストと期間を要するという問題点があった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、前面枠のデザイン変更が容易
な遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、複数種類の図柄の可変表示
を視認可能とする表示窓部を前面枠に備え、前記表示窓
部を通して視認可能な可変表示部における表示結果が予
め定められた特定の表示結果態様となった場合に、遊技
者にとって有利な特定遊技状態を発生可能な遊技機にお
いて、前記前面枠は、当該前面枠の前面側を装飾する複
数の装飾部材と、前記複数の装飾部材が取り付けられた
取付ベース部材と、を備え、前記複数の装飾部材は、前
記前面枠の前面側ほぼ全域に亘って取り付けられている
構成とした。
【0007】この請求項1記載の発明によれば、前面枠
が取付ベース部材と複数の装飾部材とを備えて構成さ
れ、複数の装飾部材が前面枠の前面側ほぼ全域に亘って
取り付けられているので、装飾部材を交換することによ
って前面枠の前面側のみの交換及び変更が可能となる。
従って、従来と比べ、前面枠のデザイン変更の自由度が
高くなり、前面枠のデザイン変更が容易となる。また、
複数種類の遊技機に対して取付ベース部材を共通使用す
ることが可能となり、前面枠の製造コストを低減するこ
ともできる。
【0008】ここで、遊技機には、例えば、パチスロ遊
技機或いはスロットマシーンなど、遊技媒体にコインを
用いる遊技機が含まれる他、例えば、パチンコ遊技機、
アレンジボール遊技機、雀球遊技機など、遊技媒体に球
を用いる弾球遊技機も含まれる。特定遊技状態とは、例
えば、多数の遊技媒体を獲得し易い状態(通常遊技時に
比べて遊技者に特に有利となる遊技状態)のことをい
い、この特定遊技状態には、例えば、スロットマシーン
やパチスロ遊技機におけるボーナスゲーム、第1種のパ
チンコ遊技機における大入賞口の開放、第3種のパチン
コ遊技機における権利発生の状態、或いは電動役物を複
数備えた一般電役機における電動役物を連続して開放さ
せる状態などがある。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機において、前記複数の装飾部材には、前記可変表示
部を視認可能とした状態で前記表示窓部を覆うクリア部
材が含まれている構成とした。
【0010】この請求項2記載の発明によれば、表示窓
部を覆うクリア部材の交換及び変更が可能となる。従っ
て、例えば、可変表示される図柄に対応したデザインの
クリア部材を選択して、取付ベース部材に取り付けるこ
とができる。つまり、可変表示される図柄の異なる複数
種類の遊技機に対して、取付ベース部材を共通使用する
ことが可能となる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の遊
技機において、前記取付ベース部材は、前記クリア部材
を収容する収容部を備え、前記複数の装飾部材には、前
記収容部にある前記クリア部材を前記取付ベース部材に
押し付け保持する装飾部材が含まれている構成とした。
【0012】この請求項3記載の発明によれば、収容部
にあるクリア部材を取付ベース部材に押し付け保持する
装飾部材を備えたので、クリア部材の着脱が容易とな
る。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項2又は3に
記載の遊技機において、前記クリア部材の裏面側には、
前記クリア部材の背部にある前記可変表示部を含む予め
定められた表示領域のみを視認可能とするシール部材が
貼り付けられている構成とした。
【0014】この請求項4記載の発明によれば、クリア
部材の裏面側には、クリア部材の背部にある可変表示部
を含む予め定められた表示領域のみを視認可能とするシ
ール部材が貼り付けられているので、シール部材を貼り
替えるだけで、クリア部材のデザイン変更が可能とな
る。また、シール部材がクリア部材の裏面側に貼り付け
られているので、遊技者によってシール部材が剥がされ
る心配もない。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れか記載の遊技機において、前記装飾部材には、遊技媒
体を貯留可能な受皿を構成する受皿ユニットが含まれて
いる構成とした。
【0016】この請求項5記載の発明によれば、遊技媒
体を貯留可能な受皿を構成する受皿ユニットの交換及び
変更が可能となる。従って、例えば、特定遊技状態のと
きに付与される遊技媒体の量に対応した貯留量を有する
受皿ユニットを選択して、取付ベース部材に取り付ける
ことができる。つまり、特定遊技状態のときに付与され
る遊技媒体の量が異なる複数種類の遊技機に対して、取
付ベース部材を共通使用することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図6の図面を参照しながら説明する。図1
は、本発明に係る遊技機の一形態として例示するパチス
ロ遊技機を示す正面図である。図2は、図1のパチスロ
遊技機の前面枠を開放した状態を示す斜視図である。図
3は、前面枠の背面図である。
【0018】この実施の形態のパチスロ遊技機100
は、遊技媒体にコインを用いた遊技機であって、その本
体枠1には、図2に示すように、前面枠2が左端を軸心
として片開き形式に開閉自在に取り付けられている。
【0019】前面枠2の上半部には、図1に示すよう
に、クリア部材として例示する表示パネル3が取り付け
られている。表示パネル3の背部には、図2に示すよう
に、3個のリール4a、4b、4cが回転自在な状態で
配置されており、表示パネル3のほぼ中央には、図1及
び図2に示すように、各リール4a、4b、4cの外周
面に表記されている図柄を3個ずつ視認可能とする透明
なリール表示窓部4(表示窓部)が設けられている。各
リール4a、4b、4cは、コインを賭けた(ベットし
た)状態でスタートレバー6(後述)が押圧されて所定
時間経過するか、或いは対応するストップボタン7a、
7b、7c(後述)の押圧により順次停止するようにな
っており、各リール4a、4b、4cが停止した状態に
おいて、リール表示窓部4を通して視認可能な可変表示
部における表示結果が予め定められた特定の表示結果態
様となった場合(例えば、有効ライン上の図柄が揃った
場合など)に、遊技者にとって有利な特定遊技状態(例
えば、ボーナスゲームなど)が発生し、該特定遊技状態
の発生に関連して、所要数のコインが遊技者に対して付
与される(払出装置20よりコインが払い出されるか、
或いはクレジットとして記憶される)ようになってい
る。
【0020】表示パネル3の上部には、図1に示すよう
に、上記可変表示部における可変表示に関連して所定の
演出表示を行う演出表示部5が設けられている。一方、
表示パネル3の下部には、コインの払出枚数を表示する
払出枚数表示部8、遊技の進行に関する表示を行う遊技
進行表示部11、コインのクレジット枚数を表示するク
レジット枚数表示部12等が設けられている。表示パネ
ル3の右側には、遊技状態に関する表示を行う遊技状態
表示部26が設けられ、表示パネル3の左側には、コイ
ンのベット枚数を表示するベット枚数表示部25が設け
られている。表示パネル3の周囲には、表示パネル3を
囲うようにして装飾部材65,65、66が装着され、
透光性を有する装飾部材66の背部には、装飾部材66
の発光源となる装飾用LEDを実装した装飾用LED基
板72、73や、スピーカ77,77(図5)などが配
設されている。
【0021】前面枠2ほぼ中央の傾斜面22には、ベッ
トするコインを投入するコイン投入口15、コインのベ
ット枚数(賭け枚数)を押圧回数によって設定可能な1
ベットボタン10、コインのベット枚数を限度枚数(例
えば、3枚)に設定可能なマックスベットボタン9が配
設されている。即ち、コイン投入口15より所要数のコ
インを投入した状態或いは所要数のコインがクレジット
されている状態で、1ベットボタン10或いはマックス
ベットボタン9を押圧することで、コインのベット枚数
を設定することができ、このベット枚数に応じて有効ラ
イン(有効な表示ライン)のパターンを設定することが
できる。
【0022】前面枠2の下半部には、矩形状の化粧パネ
ル19が設けられ、この化粧パネル19の上方には、ク
レジットされたコインを返却するためのコイン返却スイ
ッチ18、前記可変表示部における可変表示を開始する
(つまり、各リール4a、4b、4cの回転を開始す
る)ためのスタートレバー6、各々のリール4a、4
b、4cの回転を停止させるためのストップボタン7
a、7b、7c、施錠装置35(後述)の鍵穴17a等
が設けられている。化粧パネル19の左右両側部には、
透光性を有する装飾部材63,63が装着され、これら
装飾部材63,63の背部には、装飾部材69,69の
発光源となる装飾用LEDを実装した装飾用LED基板
69,69(図4)が配設されている。また、化粧パネ
ル19の下方には、本体枠1に設置された払出装置20
(図2)より払い出されたコインを貯留可能な受皿23
や、灰皿21などが設けられている。
【0023】前面枠2の背部には、図2及び図3に示す
ように、コイン投入口15より投入されたコインを払出
装置20に流下案内すると共にコイン投入口15より投
入されたコインが詰まった場合にコインの詰まりを解消
してコインを受皿23へと返却可能な返却機構16が設
置され、この返却機構16の下方には、返却機構16よ
り排出されたコインや払出装置20から払い出されたコ
インを受皿23へと流下案内する誘導樋24が設けられ
ている。前面枠2の裏面側の一方の側部には、前面枠2
を閉止状態で維持可能な施錠装置35が設けられ、他方
の側部には、前面枠2を本体枠1の一側で回動自在に支
持する蝶番装置30が設けられている。蝶番装置30
は、図2に示すように、本体枠1に取り付けられた本体
枠側取付部材32と、前面枠2に取り付けられた前面枠
側取付部材31と、本体枠側取付部材32と前面枠側取
付部材31とを相互に回動自在に結合する一対の蝶番本
体33,33と、を備えている。
【0024】本体枠1は、図2に示すように、前側に開
口部1Aを有する中空状の箱形枠体であって、その中空
部内には、前述したリール4a、4b、4cを有する可
変表示装置14や、払出装置20などが配設されてい
る。
【0025】図4は前面枠の分解斜視図、図5は前面枠
上半部の分解斜視図、図6は前面枠下半部の分解斜視図
である。
【0026】前面枠2は、上下のベース部材60A、6
0Bを結合してなる取付ベース部材60と、該取付ベー
ス部材60の前面側全域に亘って取り付けられた各種装
飾部材(例えば、装飾部材63、65、66、表示パネ
ル3、化粧パネル19、受皿ユニット23Aなど)と、
を備えて構成されている。図4に示すように、取付ベー
ス部材60の裏面側の一方の側部には、上下のベース部
材60A、60Bに跨るようにして蝶番装置30(前面
枠側取付部材31)が取り付けられ、他方の側部には、
上下のベース部材60A、60Bに跨るようにして施錠
装置35が取り付けられている。つまり、蝶番装置30
と施錠装置35によって、上下のベース部材60A、6
0Bが相互に結合されている。また、蝶番装置30と施
錠装置35とは、各々の上端部が連結基板34を介して
相互に連結されている。
【0027】上部ベース部材60Aの前面側には、図5
に示すように、表示パネル3を収容するための凹状のパ
ネル収容部(収容部)3aが設けられ、パネル収容部3
aの上方には、装飾部材66の発光源となる装飾用LE
D基板72,72、73を設置するための開口部72
a,72a、73a、スピーカ77,77を設置するた
めの開口部77a,77a、装飾部材66の発光源とな
る装飾用LED基板71,71を取り付けるための取付
支柱71a,…等が設けられている。また、パネル収容
部3aには、前述したリール表示窓部4と対応する位置
に矩形状の開口部4dが設けられている。さらに、払出
枚数表示部8、遊技進行表示部11、クレジット枚数表
示部12、ベット枚数表示部25、遊技状態表示部26
などの各表示部と対応する位置には、各表示部を構成す
る表示用LED74b、75b、76bを遊技機前面側
から視認可能とさせる開口部74a、75a、76aが
それぞれ設けられている。また、パネル収容部3aの上
部には、演出表示ユニット70を設置するための開口部
4eが設けられている。演出表示ユニット70の前面側
には、前述した演出表示部5を構成する表示器5aや、
表示パネル3の発光源となる装飾用LED基板5b,…
などが配設され、演出表示ユニット70の裏面側には、
制御装置50(図2)と各種電気部品(例えば、装飾用
LED基板71、72,72、73、表示用LED基板
74、75、76、スピーカ77など)とを中継する中
継基板78が配設されている。
【0028】そして、開口部72a,72a、73aに
は装飾用LED基板72,72、73が、開口部77
a,77aにはスピーカ77,77が、各々の開口部を
介して前方を臨む状態でそれぞれ取り付けられている。
また、前述した各表示部と対応する位置には、表示用L
ED74b、75b、76bが開口部74a、75a、
76aを介して前方を臨む状態で、表示用LED基板7
4、75、76がそれぞれ取り付けられている。また、
開口部4eには、該開口部4eを閉塞するようにして上
部ベース部材60Aの裏面側から演出表示ユニット70
が取り付けられ、取付支柱71a,…には、装飾用LE
D基板71,71が取り付けられている。
【0029】また、パネル収容部3aには表示パネル3
が収容され、パネル収容部3aの周囲(上部、側部)に
は、表示パネル3の周縁部を上部ベース部材60Aとの
間に挟み込むようにして、装飾部材66、65,65
(図4)が取り付けられている。つまり、装飾部材6
6、65,65が、パネル収容部3aにある表示パネル
3を上部ベース部材60Aに押し付け保持するようにな
っている。従って、装飾部材66、65,65を上部ベ
ース部材60Aから取り外すことで、表示パネル3を上
部ベース部材60Aから取り外すことができる。
【0030】表示パネル3は、透明なパネルであって、
その裏面側には、前述した可変表示部を含む予め定めら
れた表示領域(可変表示部、各表示部8、11、12を
構成する表示用LED74b、演出表示部5を構成する
表示器5a)のみを遊技者側から見て視認可能とするシ
ール部材40が貼り付けられている。即ち、シール部材
40には、上記表示領域のみを遊技者側から見て視認可
能とする一方で、上記表示領域以外の部分を遊技者側か
ら見て視認不能とする所定のデザインが施されている。
また、表示用LED75b、76bと対応する位置に
は、「1」、「2」、「3」、「WIN」、「GAME
OVER」、「WAIT」、「REPLAY」、「IN
SERT・MEDALS」の何れかの文字が記されてお
り、それら文字と表示用LED75b、76bとで、ベ
ット枚数表示部25や遊技状態表示部26が構成されて
いる。また、各表示部以外の位置には、遊技内容の説明
や、遊技に関連するイメージ画像などが描かれている。
【0031】下部ベース部材60Bの裏面側には、図6
に示すように、誘導樋24の一側壁を構成する壁部材2
4aが取り付けられている。下部ベース部材60Bの下
部前面には、図4に示すように、誘導樋24の出口とな
る開口部24bを避けるようにして金属プレート23B
が取り付けられ、この金属プレート23Bの前面側に
は、受皿23を構成する受皿ユニット23Aが取り付け
られている。下部ベース部材60Bの上部には、図4に
示すように、取付基板64を介して、前述した、1ベッ
トボタン10、マックスベットボタン9、コイン投入口
15、スタートレバー6、ストップボタン7a、7b、
7cが組み付けられている。また、図6に示すように、
コイン返却スイッチ18や鍵穴17aと対応する位置に
は、コイン返却スイッチ18や鍵穴17aの周囲を照ら
す装飾用LEDを実装した装飾用LED基板68a、6
8bが配設されている。また、下部ベース部材60Bの
前面側中央には、図4に示すように、化粧パネル19が
着脱自在に取り付けられている。この化粧パネル19の
左右両側部には、図6に示すように、開口部69a,6
9aを介して前方を臨む状態で、装飾部材63,63の
発光源となる装飾用LED基板69,69が設置され、
これら装飾用LED基板69,69の前方には、図4に
示すように、上下のベース部材60A、60Bに跨るよ
うにして、透光性を有する装飾部材63,63が取り付
けられている。
【0032】以上のように、この実施の形態のパチスロ
遊技機100によれば、前面枠2が取付ベース部材60
と複数の装飾部材(装飾部材63、65、66、表示パ
ネル3、化粧パネル19、受皿ユニット23Aなど)と
を備えて構成され、それら装飾部材が前面枠2の前面側
ほぼ全域に亘って取り付けられているので、装飾部材を
交換することによって前面枠2の前面側のみの交換及び
変更が可能となる。従って、従来と比べ、前面枠2のデ
ザイン変更の自由度が高くなり、前面枠2のデザイン変
更が容易となる。また、複数種類の遊技機に対して取付
ベース部材60を共通使用することが可能となり、前面
枠2の製造コストを低減することもできる。
【0033】具体的には、可変表示される図柄に対応し
たデザインの表示パネル3を選択して取付ベース部材6
0に取り付けることが可能となる。従って、可変表示さ
れる図柄の異なる複数種類の遊技機に対して、取付ベー
ス部材60を共通使用することができる。また、特定遊
技状態のときに付与される遊技媒体の量に対応した貯留
量の受皿23を有する受皿ユニット23Aを選択して取
付ベース部材60に取り付けることが可能となる。従っ
て、特定遊技状態のときに付与される遊技媒体の量が異
なる複数種類の遊技機に対して、取付ベース部材60を
共通使用することができる。また、機種のイメージに合
わせて、装飾部材63、65、66、表示パネル3、化
粧パネル19をそれぞれ選択して取付ベース部材60に
取り付けることが可能となる。例えば、形状や色彩、材
質(質感、透光性)等の異なる装飾部材、表示パネル、
化粧パネルをそれぞれ取り付けることで、遊技者に対し
て新機種であるという感じを与えることができ、前面枠
2の装飾を新鮮味のあるものとすることができる。
【0034】また、パネル収容部3aにある表示パネル
3を取付ベース部材60に押し付け保持する装飾部材6
5、66を備えたので、表示パネル3の着脱が容易とな
る。また、表示パネル3の裏面側には、表示パネル3の
背部にある可変表示部を含む予め定められた表示領域の
みを視認可能とするシール部材40が貼り付けられてい
るので、シール部材40を貼り替えるだけで、表示パネ
ル3のデザイン変更が可能となる。また、シール部材4
0が表示パネル3の裏面側に貼り付けられているので、
遊技者によってシール部材40が剥がされる心配もな
い。
【0035】なお、本発明はこの実施の形態のパチスロ
遊技機100に限られるものではなく、例えば、その他
のパチスロ遊技機やスロットマシーン、或いはパチンコ
遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの弾球
遊技機にも適用可能である。また、この実施の形態で
は、取付ベース部材として、上下のベース部材60A、
60Bを結合してなる取付ベース部材60を例示した
が、例えば、上半部と下半部とを一体成形した取付ベー
ス部材や、3以上のベース部材を結合してなる取付ベー
ス部材などであってもよい。また、この実施の形態で
は、装飾部材として、装飾部材63、65、66、表示
パネル3、化粧パネル19、受皿ユニット23Aを例示
したが、各装飾部材の大きさ、形状、材質、取付位置な
どは適宜に変更可能である。例えば、リール4a、4
b、4cの図柄に応じて、表示パネル3のデザインを変
更したり(シール部材40を貼り替えたり)、特定遊技
状態のときに付与される遊技媒体の量に応じて、受皿ユ
ニット23Aを変更したり、機種のイメージに合わせ
て、装飾部材63、65、66、表示パネル3、化粧パ
ネル19などを変更したりすることも可能である。ま
た、例えば、上記装飾部材の中でいくつかを一体構成し
たり、上記装飾部材の何れかを分割して構成したりする
ことも可能である。また、今回開示された実施の形態は
すべての点で例示であって制限的なものではないと考え
られるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではな
くて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と
均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれるこ
とが意図される。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、装飾部材
を交換することによって前面枠の前面側のみの交換及び
変更が可能となる。従って、従来と比べ、前面枠のデザ
イン変更の自由度が高くなり、前面枠のデザイン変更が
容易となる。また、複数種類の遊技機に対して取付ベー
ス部材を共通使用することが可能となり、前面枠の製造
コストを低減することもできる。請求項2記載の発明に
よれば、可変表示される図柄に対応したデザインのクリ
ア部材を選択して、取付ベース部材に取り付けることが
できる。つまり、可変表示される図柄の異なる複数種類
の遊技機に対して、取付ベース部材を共通使用すること
が可能となる。請求項3記載の発明によれば、クリア部
材の着脱が容易となる。請求項4記載の発明によれば、
シール部材を貼り替えるだけで、クリア部材のデザイン
変更が可能となる。また、シール部材がクリア部材の裏
面側に貼り付けられているので、遊技者によってシール
部材が剥がされる心配もない。請求項5記載の発明によ
れば、特定遊技状態のときに付与される遊技媒体の量に
対応した貯留量の受皿を有する受皿ユニットを選択し
て、取付ベース部材に取り付けることができる。つま
り、特定遊技状態のときに付与される遊技媒体の量が異
なる複数種類の遊技機に対して、取付ベース部材を共通
使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の一形態として例示するパ
チスロ遊技機を示す正面図である。
【図2】図1のパチスロ遊技機の前面枠を開放した状態
を示す斜視図である。
【図3】図2の前面枠の背面図である。
【図4】図2の前面枠の分解斜視図である。
【図5】図4の前面枠上半部の分解斜視図である。
【図6】図4の前面枠下半部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 本体枠 2 前面枠 3 表示パネル(クリア部材;装飾部材) 3a パネル収容部(収容部) 4 リール表示窓部(表示窓部) 4a、4b、4c リール 19 化粧パネル(装飾部材) 23 受皿 23A 受皿ユニット(装飾部材) 30 蝶番装置 35 施錠装置 40 シール部材 60 取付ベース部材 60A 上部ベース部材 60B 下部ベース部材 63、65、66 装飾部材 100 パチスロ遊技機(遊技機)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の図柄の可変表示を視認可能とす
    る表示窓部を前面枠に備え、前記表示窓部を通して視認
    可能な可変表示部における表示結果が予め定められた特
    定の表示結果態様となった場合に、遊技者にとって有利
    な特定遊技状態を発生可能な遊技機において、 前記前面枠は、 当該前面枠の前面側を装飾する複数の装飾部材と、 前記複数の装飾部材が取り付けられた取付ベース部材
    と、 を備え、 前記複数の装飾部材は、前記前面枠の前面側ほぼ全域に
    亘って取り付けられていることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記複数の装飾部材には、 前記可変表示部を視認可能とした状態で前記表示窓部を
    覆うクリア部材が含まれていることを特徴とする請求項
    1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記取付ベース部材は、前記クリア部材を
    収容する収容部を備え、 前記複数の装飾部材には、 前記収容部にある前記クリア部材を前記取付ベース部材
    に押し付け保持する装飾部材が含まれていることを特徴
    とする請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記クリア部材の裏面側には、前記クリア
    部材の背部にある前記可変表示部を含む予め定められた
    表示領域のみを視認可能とするシール部材が貼り付けら
    れていることを特徴とする請求項2又は3に記載の遊技
    機。
  5. 【請求項5】前記装飾部材には、 遊技媒体を貯留可能な受皿を構成する受皿ユニットが含
    まれていることを特徴とする請求項1〜4の何れか記載
    の遊技機。
JP2000160420A 2000-05-30 2000-05-30 遊技機 Pending JP2001340517A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000160420A JP2001340517A (ja) 2000-05-30 2000-05-30 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000160420A JP2001340517A (ja) 2000-05-30 2000-05-30 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001340517A true JP2001340517A (ja) 2001-12-11

Family

ID=18664612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000160420A Pending JP2001340517A (ja) 2000-05-30 2000-05-30 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001340517A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005021444A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Samii Kk スロットマシンの下パネル構造
JP2006061339A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Heiwa Corp 遊技機
JP2006181221A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Sophia Co Ltd スロット遊技機、およびスロット遊技機の機種交換方法
JP2009100941A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Aruze Corp 遊技機
JP2011200319A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Kita Denshi Corp 基板取り付け構造及び遊技機
JP2013128839A (ja) * 2013-04-03 2013-07-04 Universal Entertainment Corp 遊技機
JP2013233379A (ja) * 2012-05-11 2013-11-21 Sammy Corp 遊技機
JP2014230844A (ja) * 2014-08-01 2014-12-11 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005021444A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Samii Kk スロットマシンの下パネル構造
JP2006061339A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Heiwa Corp 遊技機
JP2006181221A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Sophia Co Ltd スロット遊技機、およびスロット遊技機の機種交換方法
JP2009100941A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Aruze Corp 遊技機
JP2011200319A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Kita Denshi Corp 基板取り付け構造及び遊技機
JP2013233379A (ja) * 2012-05-11 2013-11-21 Sammy Corp 遊技機
JP2013128839A (ja) * 2013-04-03 2013-07-04 Universal Entertainment Corp 遊技機
JP2014230844A (ja) * 2014-08-01 2014-12-11 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4792318B2 (ja) 遊技機及び遊技機島
JP2008307334A (ja) 遊技機
JP2008307335A (ja) 遊技機
JP2009039390A (ja) 発光表示装置及び遊技機
JP2001340517A (ja) 遊技機
JP3126812B2 (ja) スロットマシン
JPH10328372A (ja) 遊技機
JP5083860B2 (ja) 遊技機
JP3696539B2 (ja) 回胴式遊技機
JP6655115B2 (ja) 遊技機
JP4515210B2 (ja) 遊技機
JP6716176B2 (ja) 遊技機
JP5242989B2 (ja) 遊技機
JP4049970B2 (ja) 遊技機
JP4390672B2 (ja) 遊技機
JP2007159909A (ja) 遊技機
JP6734908B2 (ja) 遊技機
JP2004187791A (ja) 遊技機用遊技盤
JP4909171B2 (ja) スロットマシン
JP6534464B2 (ja) 遊技機
JP5055552B2 (ja) スロットマシン
JP6441996B2 (ja) 遊技機
JP6943415B2 (ja) 遊技機
JP2003260170A (ja) 遊技機
JP6552443B2 (ja) 遊技機