JP2013233379A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示窓の周囲に光を照射する照明装置及び音声が出力される音声出力部の両方が形成されたものをヴァリエーションとして追加しても、枠状パネル部材の種類が増えることがなく、製造コストの低減が図れるようになる遊技機の提供。
【解決手段】放音口15が開口された中パネル枠部材10のスピーカ取付部14にスピーカユニット31を取り付け、意匠が懲らされた外観を有した装飾部材として仕上げられている格子状のスピーカグリル部材41で放音口15を前面側から塞げば、音声出力部5Bが形成できる一方、光源であるLEDが設置されたLED基板で放音口15を塞げば、音声出力部5Bが省略できる。これにより、音声出力部5Bの有無にかかわらず、同じ中パネル枠部材10を利用できるので、スロットマシン1の製造コストの低減を図ることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遊技者に対向する前面に設けられた表示窓の周囲を囲む枠状に形成されるとともに、遊技を演出するための光を発する光源を収納するとともに、遊技者側に向かって開口している光源収納室が形成された窓枠パネル部材と、前記光源収納室の前面側及び前記表示窓を覆う透明な保護透明板とが設けられている遊技機に関する。
従来から、外周面に複数種類の図柄が記された複数の回転リールを備え、これらの回転リールを回転させた後、遊技者に回転リールを停止させて図柄を揃えさせる遊技を行うスロットマシン等の遊技機が利用されている。
このような遊技機では、明るく輝く照明装置や、音源装置で生成した音声を出力するスピーカを設け、照明装置を点滅させたり、スピーカから効果音を出力させたりすることで、遊技を盛り上げる演出を行っている。
例えば、スロットマシンでは、一般的に、上下方向のほぼ中央に配置される中パネル部材に、内部の回転リールを遊技者に視認させるためのリール表示窓を設けている。
そして、中パネル部材におけるリール表示窓の周囲を囲む部分に、遊技者側に向かって開口するとともに、光を発する光源を収納する光源収納室を設け、この光源収納室に蛍光灯やLED等の光源を設けることで、表示窓の周囲に照明装置を形成している(例えば、特許文献1参照)。
また、スロットマシンでは、中パネル部材の上方に配置される上パネル部材の裏側に液晶表示装置を設け、且つ、液晶表示装置の画面を遊技者に視認させるために、上パネル部材に画面表示窓を開口することがある。
この場合、上パネル部材の裏側における画面表示窓の左右両側に、音源装置で生成した音声を出力するスピーカをそれぞれ配意するとともに、スピーカの音を表側に放出する放音口を上パネル部材に開口している。
この際、スロットマシンにおける遊技者に対向する前面は、遊技者を惹きつけるために、外観に意匠が懲らされており、上パネル部材にも意匠が凝らされている。
このため、スピーカの放音口も、スピーカの形状に応じた単なる円形や楕円形ではなく、周囲の意匠に応じた異形なものとされ、これにより、スロットマシンの意匠が損なわれないようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−21441号公報
前述のような遊技機では、表示窓の周囲に光を照射する照明装置のみが設けられるのが一般的であるが、表示窓の周囲に光を照射する照明装置及び音声が出力される音声出力部の両方が形成されたものをヴァリエーションとして追加しようとすると、枠状パネル部材として、照明装置のみが設けられているものと、照明装置及び音声出力部の両方が設けられているものの両方を用意する必要があり、枠状パネル部材を共通化することができず、これにより、枠状パネル部材の種類が増え、製造コストの低減が図れない、という問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、表示窓の周囲に光を照射する照明装置及び音声が出力される音声出力部の両方が形成されたものをヴァリエーションとして追加しても、枠状パネル部材の種類が増えることがなく、製造コストの低減が図れるようになる遊技機を提供することを目的とする。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、前述の目的を達成するためになされたものである。以下に、各発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、遊技者に対向する前面に設けられた表示窓(5A)の周囲を囲む枠状に形成され、且つ、遊技を演出するための光を発する光源を収納するとともに、遊技者側に向かって開口している光源収納室(11〜13)が形成された窓枠パネル部材(10)と、前記光源収納室(11〜13)の前面側及び前記表示窓(5A)を覆う透明な保護透明板(20,20C)とが設けられている遊技機(1,1A)であって、前記窓枠パネル部材(10)には、当該窓枠パネル部材(10)の裏側に配置されたスピーカユニット(31)と、当該窓枠パネル部材(10)の裏側に配置された前記スピーカユニット(31)が取り付けられるスピーカ取付部(14)と、前記スピーカ取付部(14)に取り付けられた前記スピーカユニット(31)に対応して開口されて、当該窓枠パネル部材(10)の裏面側で発せられた前記スピーカユニット(31)の音声を前面側に放出する放音口(15)と、意匠が懲らされた外観を有した装飾部材として仕上げられているとともに、前記放音口(15)を前面側から塞ぐ格子状のスピーカグリル(41)とが設けられていることを特徴とする。
(請求項1の効果)
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、窓枠パネル部材の裏側にスピーカユニットを取り付け、取り付けられたスピーカユニットに対応して窓枠パネル部材に放音口を開口し、さらに、意匠が懲らされた外観を有した装飾部材として仕上げられている格子状のスピーカグリルで放音口を前面側から塞いだので、窓枠パネル部材に形成された放音口の形状が、例えば、円形であっても、音声が出力される音声出力部の意匠は、スピーカグリルの形態によって構成され、窓枠パネル部材の形状とは無関係となり、従って、枠状パネル部材を共通化することができる。しかも、機種によって音声出力部の意匠を異ならせる場合、外観形状の異なるスピーカグリルを用意することで対応でき、この場合でも、枠状パネル部材を共通化することができる。
従って、表示窓の周囲に光を照射する照明装置及び音声が出力される音声出力部の両方が形成されたものをヴァリエーションとして追加しても、枠状パネル部材の種類が増えず、製造コストの低減を図ることができ、以上により、前記目的が達成される。
本発明の第1実施形態に係るスロットマシンを示す正面図である。 前記実施形態に係る中部パネル部を正面側から示す分解斜視図である。 前記実施形態に係る中部パネル部を背面側から示す分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るスロットマシンを示す正面図である。 前記実施形態に係る中部パネル部を背面側から示す分解斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態である実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
(スロットマシン1の概要)
図1には、本発明の第1実施形態に係る遊技機であるスロットマシン1が示されている。図1において、スロットマシン1は、三個の回転リール5Fの各々に記された複数種類の図柄が所定の組み合わせとなるように、回転している回転リール5Fを停止させる遊技を行うものである。
また、スロットマシン1は、図1に示すように、内部に設けられた回転リール5Fの図柄を外部に露出させるためのリール表示窓5Aと、このリール表示窓5Aの左右両側に配置されるとともに、演出用の音声を出力する音声出力部5Bとが設けられたものとなっている。
このスロットマシン1には、図1の如く、当該スロットマシン1の各種装置を収納するとともに、正面形状が長方形となった筐体2が備えられている。
筐体2は、前面全体が開口された箱状の部材である。そして、筐体2の前面開口は、当該筐体2に回動可能に取り付けられた前扉3で塞がれるようになっている。なお、前扉3は、閉じられると、自動的に施錠されるようになっている。
前扉3は、その前面の図1中左右方向中央に、上から、上部パネル部4、中パネル部5、操作卓部6、下部パネル部7及び受皿部8が配列されたものとなっている。
そして、上部パネル部4、中パネル部5、操作卓部6及び下部パネル部7の両側には、演出用の光を発する照明装置であるサイドマスク部9が設置されている。
なお、操作卓6は、遊技に係る操作を行うためのスイッチ類が設けられている部位であり、中パネル部5及び下部パネル部7よりも遊技者側に突出した部位となっている。
(上部パネル部4)
上部パネル部4は、図1中、前扉3の最上部分に配置されるとともに、裏側に配置された液晶表示装置4Aの画面を外部に視認させる表示窓4Bが開口されたものとなっている。なお、表示窓4Bは、上部パネル部4の前面のほぼ全体を占める大きさとなっている。
そして、上部パネル部4には、表示窓4Bを塞ぐシャッター4Cが開放可能に設けられている。このシャッター4Cは、三枚のスラット4Dを備え、表示窓4Bを三段階に開放/閉鎖することが可能なものとなっている。
三枚のスラット4Dのそれぞれには、星形のレンズ4Eが嵌め込まれ、このレンズ4Eの裏側には、LED等の光源4Fが設けられている。
(中パネル部5)
中パネル部5は、図1中、その中央部分に開口された長方形状のリール表示窓5Aを備えたものである。
ここで、筐体2内部に設けられた三個の回転リール5Fの各々は、その外周面に複数種類の図柄に記されている。そして、各回転リール5Fの図柄は、筐体2の外部からリール表示窓5Aを通して目視可能となっている。
リール表示窓5Aの両側には、演出用の音声を出力する前述の音声出力部5Bと、演出用の光を発する演出用照明部5Cとが上下に並んで設けられている。
また、リール表示窓5Aの上方及び下方には、演出用の光を発する演出用照明部5D, 5Eがそれぞれ設けられている。
このような中パネル部5については、後でさらに詳しく説明する。
(操作卓6)
操作卓6は、前述したように、遊技における操作に必要な各種のスイッチ類が配置されたものである。
すなわち、操作卓6における図1中右端の部分には、前扉3の施錠を解除するための鍵が挿入される鍵穴6Aが設けられている。この鍵穴6Aの左斜め上方には、メダルを投入するためのメダル投入口6Bが開口されたメダル投入部6Cが設けられている。
メダル投入口6Bの左斜め下方には、三個の回転リール5Fのそれぞれを停止させる際に操作される三個のストップスイッチ6Dが設けられている。これら三個のストップスイッチ6Dのうち、左端に配置されているストップスイッチ6Dの左斜め上方には、一度の操作で最大枚数のメダルを賭けることができるマックスベットスイッチ6Eが設けられている。
また、マックスベットスイッチ6Eの左方には、1回の操作で貯留されているメダルを1枚賭けることのできる、換言すると、メダルを1枚ずつ賭ける際に操作されるシングルベットスイッチ6Fがマックスベットスイッチ6Eに隣接して設けられている。
シングルベットスイッチ6Fの左斜め下方の位置には、三個の回転リール5Fを一斉に回転させる際に操作されるスタートスイッチ6Gが設けられている。
(下部パネル部7及び受皿部8)
下部パネル部7は、スロットマシン1のモデルタイプを表す象徴するキャラクター等が描かれたパネル7Aを備えたものとなっている。
受皿部8は、メダルを貯留するメダル受皿8Aに加えて、入賞時にメダル受皿8Aへ向かって払い出されるメダルを排出させるメダル払出口8Bと、遊技に係る音声を出力する音声出力部8Cと、喫煙する遊技者の煙草の灰や吸殻を受けるための灰皿8Dとを備えたものとなっている。
(サイドマスク部9)
サイドマスク部9は、上下方向に細長い部位であり、表面部分が無色透明の細長いレンズ部材で覆われ、このレンズ部材の内部にフルカラーLED等の光源が多数配列されたものとなっている。
(中パネル部5の詳細説明)
中パネル部5は、図2及び図3に示すように、リール表示窓5Aとなる開口が形成された枠状の中パネル枠部材10と、中パネル枠部材10を前面から覆う保護透明板20(図2にのみ示す)と、スピーカユニット31とともに音声出力部5Bを形成する音声出力部構成体30と、演出用照明部5C等の光源であるLEDが取り付けられているLED基板21〜23(図3にのみ示す)と、スピーカユニット31の前面を覆う格子状のスピーカグリルを形成するスピーカグリル構成体40(図2にのみ示す)と、LED基板22の背面側を覆う基板カバー23(図3にのみ示す)とを備えたものとなっている。なお、スピーカグリル構成体40は、透明な合成樹脂製を成形したものであり、光が内部を通過可能なレンズ部材を兼ねている。
中パネル枠部材10は、前扉3の構造体である図示しない枠状フレームの背面にネジ止めで固定されるようになっている。
また、中パネル枠部材10は、図2の如く、遊技者に対向する前面に設けられた表示窓であるリール表示窓5Aの周囲を囲む枠状に形成されるとともに、遊技を演出するための光を発する光源を収納するとともに、遊技者側に向かって開口している光源収納室11〜13が形成された窓枠パネル部材である。
すなわち、中パネル枠部材10は、リール表示窓5Aの左側に設けられた前述の演出用照明部5Cに相当する部分に、遊技者側に向かって開口している複数の凹部(11)が形成されたものとなっている。これらの凹部(11)の底部には、図3の如く、当該底部を貫通する貫通孔11A がそれぞれ設けられている。各貫通孔11A の内部には、背面側から挿入された図示しないLEDが配置されるようになっている。
このような凹部(11)は、光源としてのLEDを内部に収納するとともに、遊技者側に向かって開口している光源収納室11となっている。
また、中パネル枠部材10は、リール表示窓5Aの上方に設けられた前述の演出用照明部5Dに相当する部分に、図2の如く、遊技者側に向かって開口している複数の凹部(12)が形成されたものとなっている。これらの凹部(12)の底部には、当該底部を貫通する図示しない貫通孔がそれぞれ設けられている。各貫通孔の内部には、背面側から挿入された図示しないLEDが配置されるようになっている。
このような凹部(12)は、光源としてのLEDを内部に収納するとともに、遊技者側に向かって開口している光源収納室12となっている。
さらに、中パネル枠部材10は、リール表示窓5Aの下方に設けられた前述の演出用照明部5Eに相当する部分に、遊技者側に向かって開口している複数の凹部(13)が形成されたものとなっている。これらの凹部(13)の底部には、図3の如く、当該底部を貫通する貫通孔13A がそれぞれ設けられている。各貫通孔13A の内部には、背面側から挿入された図示しないLEDが配置されるようになっている。
このような凹部(13)は、光源としてのLEDを内部に収納するとともに、遊技者側に向かって開口している光源収納室13となっている。
中パネル枠部材10の背面における光源収納室11〜13に相当する部分には、図3の如く、光源収納室11〜13の内部に収納されるLEDが取り付けられたLED基板21〜23がそれぞれ取り付けられるようになっている。
なお、光源収納室13に相当する部分には、取り付けられたLED基板22の上に、さらに、LED基板22の背面側を覆う基板カバー23が取り付けられるようになっている。
中パネル枠部材10の背面側における音声出力部5Bに相当する部分は、図3の如く、当該中パネル枠部材10の裏側に配置されるスピーカユニット31が取り付けられるスピーカ取付部14となっている。
また、中パネル枠部材10における音声出力部5Bに相当する部分には、図2の如く、スピーカ取付部14に取り付けられたスピーカユニット31に対応して開口されて、当該中パネル枠部材10の裏面側で発せられたスピーカユニット31の音声を前面側に放出する放音口15が設けられている。そして、この放音口15の周囲部分には、後述する音声出力部LED基板32に設けられたLEDの光を外部へ照射する複数の照射口16が設けられている。
中パネル枠部材10の前面側における音声出力部5Bに相当する部分は、図2の如く、当該中パネル枠部材10の前面側に配置されるスピーカグリル構成体40が取り付けられるスピーカグリル取付部17となっている。
保護透明板20は、光源収納室11〜13の前面側及びリール表示窓5Aを覆う透明な合成樹脂製の平板部材である。
この保護透明板20における図2中上方の両角隅部分には、同じ中パネル枠部材10に取り付けられるスピーカグリル構成体40との干渉を避けるために、スピーカグリル構成体40に応じた形状の切り欠き部20A が形成されている。
このような保護透明板20は、前扉3の構造体である図示しない枠状フレームの背面と、中パネル枠部材10との間に配置され、中パネル枠部材10が図示しない枠状フレームにネジ止めで固定されることで、枠状フレームの背面と、中パネル枠部材10との間に固定されるようになっている。
音声出力部構成体30は、図2及び図3の如く、音声を出力するスピーカユニット31と、透明なスピーカグリル構成体40を背面側から照射する音声出力部LED基板32と、スピーカユニット31を背後から覆うスピーカカバー33と、スピーカユニット31の前面(コーン紙側)を覆う平板状に形成されるとともに、細い金属線を目の細かい網状に編んだ保護メッシュ材34とを備えたものである。
スピーカユニット31は、特に図示しないが、音声電気信号が流されるボイスコイルと、このボイスコイルに磁界を与える永久磁石と、正面形状が長円形に形成されているとともに、ボイスコイルによって駆動される擂り鉢状のコーン紙と、コーン紙に対応して正面形状が長円形に形成されているとともに、コーン紙を振動可能に支持する擂り鉢状のフレームとを備えたものとなっている。
ここで、永久磁石は、鉄製のヨーク等に覆われ、この状態で、フレームにおける擂り鉢の底部に相当する部分に結合されている。そして、永久磁石とフレームとの結合部分は、他の部分よりも細くくびれたくびれ部となっている。
音声出力部LED基板32は、スピーカユニット31に設けられたフレームの長円形の外周に沿って延びる弓形に形成されているとともに、フレームの両側に対向して配置される一対の部材である。
ここで、一対の音声出力部LED基板32は、フレームの両側に対向して対応して配置されると、環状となるとともに、環状の内側部分がスピーカユニット31の前述のくびれ部の内部に入り込み、環状の外側部分がスピーカユニット31の外周縁からはみ出すように形成されている。
このような一対の音声出力部LED基板32は、中パネル枠部材10側を向いた表面におけるスピーカユニット31の外周縁からはみ出る位置であって、中パネル枠部材10に設けられた照射口16に対応した位置にLEDが配置されたものとなっている。
スピーカカバー33は、一対の音声出力部LED基板32がスピーカユニット31のくびれ部に内部に入り込んだ状態で、スピーカユニット31及び一対の音声出力部LED基板32を、スピーカユニット31の背後から覆う箱状の部材である。
このスピーカカバー33は、スピーカユニット31及び一対の音声出力部LED基板32を内部に収納した状態で、中パネル枠部材10のスピーカ取付部14にネジ止めされるようになっている。
スピーカカバー33が中パネル枠部材10のスピーカ取付部14にネジ止めされると、スピーカユニット31、及び、スピーカユニット31のくびれ部の内部に一部が入り込んだ一対の音声出力部LED基板32も、中パネル枠部材10のスピーカ取付部14に固定されるようになっている。
保護メッシュ材34は、スピーカユニット31で発生した音声を効率よく通過させる網状部材であって、細長い針金状の器具の通過を防ぐことができる程度の強度を有する金属線で編まれたものである。
この保護メッシュ材34は、中パネル枠部材10のスピーカ取付部14とスピーカユニット31との間に配置され、スピーカユニット31及び一対の音声出力部LED基板32を内部に収納したスピーカカバー33が、中パネル枠部材10のスピーカ取付部14にネジ止めされると、スピーカ取付部14とスピーカユニット31との間に挟まれ、これにより、中パネル枠部材10のスピーカ取付部14に固定されるようになっている。
LED基板21は、前述したように、図3の如く、中パネル枠部材10の背面における光源収納室11に相当する部分、換言すると、複数の光源収納室11が形成された部位の背面部分に取り付けられるものである。
このLED基板21には、光源収納室11に設けられた貫通孔11A に対応した位置に、図示しないLEDが設置されたものとなっている。
これにより、中パネル枠部材10の背面における光源収納室11に相当する部分にLED基板21が取り付けられると、貫通孔11A のそれぞれの内部に、図示しないLEDが設置されるようになっている。
LED基板22は、前述したように、中パネル枠部材10の背面における光源収納室12に相当する部分に取り付けられるものである。
このLED基板22には、光源収納室12に設けられた図示しない貫通孔に対応した位置に、図示しないLEDが設置されたものとなっている。
これにより、中パネル枠部材10の背面における光源収納室12に相当する部分にLED基板22が取り付けられると、光源収納室12に設けられた貫通孔のそれぞれの内部に、図示しないLEDが設置されるようになっている。
LED基板23は、前述したように、中パネル枠部材10の背面における光源収納室13に相当する部分、換言すると、複数の光源収納室13が形成された部位の背面部分に取り付けられるものである。
このLED基板23には、光源収納室13に設けられた貫通孔13A に対応した位置に、図示しないLEDが設置されたものとなっている。
これにより、中パネル枠部材10の背面における光源収納室13に相当する部分にLED基板23が取り付けられると、貫通孔13A のそれぞれの内部に、図示しないLEDが設置されるようになっている。
図2に戻って、スピーカグリル構成体40は、図2の如く、スピーカユニット31の前面を覆う格子が形成されたスピーカグリル部材41と、スピーカグリル部材41の周縁を装飾する枠状の装飾枠部材42と、中パネル枠部材10の図2中上方両側の角隅部分を装飾する角隅装飾部材43とを備えたものとなっている。
スピーカグリル部材41は、スピーカユニット31に応じたの正面形状を有する平たい部材であり、スピーカユニット31から発せられた音声を、格子の間に形成された開口から外部へ放出するものとなっている。
ここにおいて、スピーカグリル部材41は、意匠が懲らされた外観を有した装飾部材として仕上げられているとともに、中パネル枠部材10に形成された放音口15を前面側から塞ぐ格子状のスピーカグリルとなっている。
スピーカグリル部材41の外周面には、中パネル枠部材10に近い側の端縁に沿って外側へ突出する鍔部41A が設けられている。
装飾枠部材42は、スピーカグリル部材41が内部に嵌め込めこまれるように枠状に形成されたものである。
この装飾枠部材42には、中パネル枠部材10に臨む面、すなわち、背面から中パネル枠部材10へ向かって突出するとともに、図示しないネジが螺合される複数のボス42A が設けられている。
このような装飾枠部材42は、内部に嵌め込めスピーカグリル部材41が嵌め込まれた状態で、中パネル枠部材10のスピーカグリル取付部17を背面側から貫通した図示しないネジをボス42A に螺合させることによって、スピーカグリル取付部17に固定されるようになっている。
この際、装飾枠部材42がスピーカグリル取付部17に固定されると、スピーカグリル部材41の鍔部41A が装飾枠部材42と中パネル枠部材10との間に挟まれ、これにより、スピーカグリル部材41がスピーカグリル取付部17に固定されるようになっている。
角隅装飾部材43は、中パネル枠部材10における装飾枠部材42によって覆われていない図2中上方両側の角隅部分を覆う部材である。
すなわち、装飾枠部材42は、図2において、長方形の四つの角隅を切り落とした八角形の正面形状となっている。
このため、装飾枠部材42が中パネル枠部材10のスピーカグリル取付部17に取り付けられると、そのままでは、装飾枠部材42の切り落とされた四つの角隅部分から中パネル枠部材10が露出するようになっている。
角隅装飾部材43は、装飾枠部材42と、中パネル枠部材10の縁との間に形成される三つの三角形状の部分を覆う角隅部43A と、これらの角隅部43A を相互に連結するとともに、装飾枠部材42の長辺及び短辺に沿った四角柱状に形成された連結柱状部43B, 43Cとを備えたものとなっている。
なお、保護透明板20は、その切り欠き部20A の入隅部20B がスピーカグリル構成体40の装飾枠部材42に応じた形状となっており、この入隅部20B が装飾枠部材42における切り落とされた四つの角隅部分のうち、残った角隅部分を覆うようになっている。
角隅装飾部材43には、その中パネル枠部材10に臨む面、すなわち、背面から中パネル枠部材10へ向かって突出するとともに、図示しないネジが螺合される複数のボス43D が設けられている。
このような角隅装飾部材43は、装飾枠部材42における切り落とされた三つの角隅部分を覆った状態で、スピーカグリル取付部17を背面側から貫通した図示しないネジをボス43Dに螺合させることによって、スピーカグリル取付部17に固定されるようになっている。
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、窓枠パネル部材としての中パネル枠部材10の裏側にスピーカユニット31を取り付け、取り付けられたスピーカユニット31に対応して中パネル枠部材10に放音口15が開口され、さらに、意匠が懲らされた外観を有した装飾部材として仕上げられている格子状のスピーカグリル部材41で放音口15を前面側から塞いだので、中パネル枠部材10に形成された放音口15の形状が、例えば、長円形であっても、音声が出力される音声出力部5Bの意匠は、スピーカグリル部材41の形態によって構成され、中パネル枠部材10の形状とは無関係となり、従って、中パネル枠部材10を共通化することができる。このため、リール5Aの周囲に設けられた音声出力部5Bの意匠が異なる複数のヴァリエーションを追加しても、中パネル枠部材10の種類が増えることがなく、これにより、スロットマシン1の製造コストの低減を図ることができる。
[第2実施形態]
図4,5には、本発明の第2実施形態が示されている。
本第2実施形態は、前記第1実施形態における演出用の音声を出力する音声出力部5Bを、演出用の光を発する演出用照明部5Gに置き換えたものである。
なお、以下の説明において、前記第1実施形態と同様の装置や部位等には、同一符号を付し、その説明を省略又は簡略する。
すなわち、本第2実施形態に係るスロットマシン1Aは、図4に示すように、上部パネル部4に設けられた液晶表示装置4Aの画面サイズが、前記第1実施形態に係るスロットマシン1に設けられた液晶表示装置4Aの画面サイズよりも小さく、前記第1実施形態のものの75%程度の大きさとなっている。
これにより、スロットマシン1Aは、上部パネル部4における液晶表示装置4Aの両側及び上方に空きスペースが形成され、液晶表示装置4Aの両側の空きスペースに、演出用の音声を出力する音声出力部5Hが設けられ、液晶表示装置4Aの上方の空きスペースに、演出用の光を発する演出用照明部5Jが設けられたものとなっている。
このようなスロットマシン1Aの中パネル部5は、前記第1実施形態における音声出力部5Bが設置された位置に相当する位置に、演出用の光を発する演出用照明部5Gが設けられたものとなっている。
中パネル部5の構造体である中パネル枠部材10は、図4の如く、前記第1実施形態のものと同様のものである。
この中パネル枠部材10のスピーカ取付部14には、図5に示すように、一対のLED基板32と、放音口15を覆うとともに、光源としての図示しないが設置されたLED基板35とが取り付けられるようになっている。
演出用照明部5Gは、スピーカ取付部14に取り付けられた一対のLED基板32及びLED基板35によって形成されるものとなっている。
なお、中パネル枠部材10を前面から覆う保護透明板20C は、長方形状の透明平板であり、前記第1実施形態における切り欠き部20A は省略されている。
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、中パネル枠部材10のスピーカ取付部14に、一対のLED基板32と、放音口15を覆うLED基板35とを取り付け、これら一対のLED基板32及びLED基板35で演出用照明部5Gを、音声出力部5Bに代えて形成したので、光を照射する演出用照明部5C〜5E, 5Gのみをリール表示窓5Aの周囲に設け、中パネル部5から音声出力部5Bを省略するようにしても、前記第1実施形態と同じ中パネル枠部材10を利用することができる。
従って、光を照射する演出用照明部5C〜5E, 5Gのみがリール表示窓5Aの周囲に設けられ、中パネル部5から音声出力部5Bが省略されたものをヴァリエーションとして追加しても、中パネル枠部材10の種類が増えず、この場合にも、スロットマシン1の製造コストの低減を図ることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
例えば、前記第1実施形態では、音声出力部5Bをリール表示窓5Aの左右に設けたが、リール表示窓5Aの下方又は上方に二つの音声出力部5Bを左右に並べて設けてもよく、音声出力部5Bの設置位置は、実施にあたり適宜選択できる。
また、表示窓としては、回転リール5Fの図柄を外部へ露出させるリール表示窓5Aに限らず、液晶表示装置等の表示装置の画面を外部へ露出させる画像表示窓でもよい。
さらに、遊技機としては、スロットマシンに限らず、ゲームセンター等に設置されるテレビゲーム等でもよく、本発明は、遊技者に対向する前面に表示窓が設けられるとともに、演出用の光を発する演出用照明部が前述の表示窓の周囲に設けられ、且つ、前述の表示窓の周囲に、演出用の音声を出力する音声出力部が選択的に設置可能な遊技機全般に適用することができる。
1,1A 遊技機としてのスロットマシン
5A 表示窓としてのリール表示窓
10 窓枠パネル部材としての中パネル枠部材
11〜13 光源収納室
14 スピーカ取付部
15 放音口
20,20C 保護透明板
31 スピーカユニット
41 スピーカグリルとしてのスピーカグリル部材

Claims (1)

  1. 遊技者に対向する前面に設けられた表示窓の周囲を囲む枠状に形成され、且つ、遊技を演出するための光を発する光源を収納するとともに、遊技者側に向かって開口している光源収納室が形成された窓枠パネル部材と、前記光源収納室の前面側及び前記表示窓を覆う透明な保護透明板とが設けられている遊技機であって、
    前記窓枠パネル部材には、
    当該窓枠パネル部材の裏側に配置されたスピーカユニットと、
    当該窓枠パネル部材の裏側に配置された前記スピーカユニットが取り付けられるスピーカ取付部と、
    前記スピーカ取付部に取り付けられた前記スピーカユニットに対応して開口されて、当該窓枠パネル部材の裏面側で発せられた前記スピーカユニットの音声を前面側に放出する放音口と、
    意匠が懲らされた外観を有した装飾部材として仕上げられているとともに、前記放音口を前面側から塞ぐ格子状のスピーカグリルと
    が設けられていることを特徴とする遊技機。
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