JPH10328372A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH10328372A
JPH10328372A JP9155985A JP15598597A JPH10328372A JP H10328372 A JPH10328372 A JP H10328372A JP 9155985 A JP9155985 A JP 9155985A JP 15598597 A JP15598597 A JP 15598597A JP H10328372 A JPH10328372 A JP H10328372A
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JP
Japan
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drum
rotating
ball
rotating drum
game
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Withdrawn
Application number
JP9155985A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの駆動軸を回転ドラムの回転中心から
ずらして配設することで、回転ドラム内に広めの空き領
域を設け得る遊技機を提供する。 【解決手段】 回転ドラム120cの駆動源をなすドラ
ムモータ95と、該ドラムモータ95の駆動力を回転ド
ラム120cに伝達する駆動ギヤ103と、回転ドラム
120cを回転自在に保持する従動ギヤ113、押圧ロ
ーラ104・114、及びスプリングと、から可変表示
装置31を構成し、駆動軸95aを回転ドラム120c
の回転中心からずらして配設すると共に、回転ドラム1
20cの内周面に駆動ギヤ103を係合させ、回転ドラ
ム120c内に空き領域を設ける。これにより、回転ド
ラム120c内に広めの空き領域を設けることができる
ため、その空き領域内に様々な部材を収納することがで
き、ひいては回転ドラム120cの内部空間を有効に活
用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、識別情報を可変表
示すると共にその識別情報の表示結果が予め定めた特定
表示結果となったときに特定遊技状態を発生し得る可変
表示装置を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機に設けられる可変表示装置
として、図柄(識別情報)が付された回転ドラムをモー
タ駆動によって回転させることで、図柄を可変表示する
ものが提案されていた。また、このような可変表示装置
では、回転ドラムを複数並設し、図柄の表示組み合わせ
が予め定めた大当りの組み合わせとなったときに、特定
遊技状態を発生して遊技者に特定の遊技価値を付与する
ようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ドラム式の可変表示装置では、回転ドラムの回転中心に
位置する軸受け部にモータの駆動軸が直接取り付けられ
ていた。このため、回転ドラムの内部空間は、殆どがモ
ータの配設空間となってしまい、広めの空き領域を回転
ドラム内に設けることは不可能であった。また、回転ド
ラムの内側には、ドラム本体と軸受け部を連結する連結
アーム部が設けられていたので、複数の回転ドラムを並
設した場合でも、若干の空き領域を一体的に連通して広
めの空き領域を形成することはできなかった。本発明
は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、ドラム式の可変表示装置において、回転ド
ラムの内周面又は外周面のいずれか一方と係合する駆動
伝達部材をモータの駆動軸に取り付けると共に、駆動軸
を回転ドラムの回転中心からずらして配設することで、
回転ドラム内に広めの空き領域を設け得る遊技機を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1が採用した解決手段は、図1、図
4、図6、図7、図11乃至図13に示すように、識別
情報(図柄)を可変表示すると共にその図柄の表示結果
が予め定めた特定表示結果(大当り図柄)となったとき
に特定遊技状態を発生し得る可変表示装置31を備えた
遊技機(弾球遊技機1)において、前記可変表示装置3
1は、前記図柄が付された回転ドラム120a〜120
cと、該回転ドラム120a〜120cの駆動源をなす
ドラムモータ95と、該ドラムモータ95の駆動軸95
aに一体的に設けられその駆動軸95aの回転を前記回
転ドラム120a〜120cに伝達する駆動伝達部材
(駆動ギヤ103)と、前記回転ドラム120a〜12
0cを回転可能に保持するドラム保持手段(従動ギヤ1
13、押圧ローラ104・114、スプリング110a
・110b・116a・116b)と、該ドラム保持手
段(従動ギヤ113、押圧ローラ104・114、スプ
リング110a・110b・116a・116b)及び
前記ドラムモータ95を取り付けるドラム取付基板90
a〜90cと、を備え、前記ドラムモータ95の駆動軸
95aを前記回転ドラム120a〜120cの回転中心
からずらして配設すると共に、回転ドラム120a〜1
20cの内周面又は外周面のいずれか一方に前記駆動ギ
ヤ103を係合させることで回転ドラム120a〜12
0c内の遊技者が視認し得る側に空き領域123を設
け、その空き領域123に装飾部材(蛍光管131、玉
通路140、装飾部材150、表示器160)を配設し
たことを特徴とする。このように構成することにより、
回転ドラム120a〜120c内に広めの空き領域12
3を設けることができる。このため、その空き領域12
3内に様々な装飾部材を収納することができ、ひいては
回転ドラム120a〜120cの内部空間を有効に活用
することができる。
【0005】また、図5及び図9に示すように、前記回
転ドラム120a〜120cを複数並設して前記可変表
示装置31を構成すると共に、隣接する各回転ドラム1
20a〜120c間に存在する前記ドラム取付基板90
bを前記空き領域123を塞がないような形状で形成
し、各回転ドラム120a〜120c内の空き領域12
3を一体的に連通して設けた場合には、各回転ドラム1
20a〜120cに跨るような大きめの部材でも回転ド
ラム120a〜120c内に収納することができる。
【0006】また、前記回転ドラム120a〜120c
に透光性を持たせると共に、前記一体的な空き領域12
3の全域に跨って発光体(蛍光管131)を前記装飾部
材として設けた場合には、回転ドラム120a〜120
cの裏面側から極めて明るい光を照射することで、回転
ドラム120a〜120cに付された図柄をよりきらび
やかに光装飾することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図1及び図2を参照
して遊技機としての弾球遊技機1の全体の構成について
説明する。図1は、実施形態に係る弾球遊技機1の正面
図であり、図2は、弾球遊技機1の背面図である。弾球
遊技機1は、縦長な方形状に枠組み形成された外枠2
と、該外枠2の一側に開閉自在に軸支され且つ弾球遊技
機1の主要構成部のほぼすべてが集約して設けられる枠
基体3と、該枠基体3の前面上部に開閉自在に設けられ
たガラス板保持枠4と、から構成されている。枠基体3
に設けられるガラス板保持枠4以外の主要構成部として
は、遊技盤30、上皿12、灰皿18を含む下皿16、
操作ハンドル19、等がある。また、図示の実施形態で
は、弾球遊技機1の側方に遊技者に遊技玉を貸し出すた
めのカードユニット装置20が付設されている。
【0008】ガラス板保持枠4には、遊技盤30の遊技
領域をほぼ透視し得る円形透視窓5が開設され、該円形
透視窓5の裏面からガラス板が装着されている。また、
ガラス板保持枠4には、円形透視窓5の外周に沿って、
その上部に装飾LED7が設けられ、その左右両側方に
装飾蛍光灯6a・6bが設けられている。装飾LED7
及び装飾蛍光灯6a・6bは、遊技状態に応じて点灯又
は点滅されるものであり、後述する特定遊技状態の発生
や継続を遊技者に報知すると共に遊技の雰囲気を盛り上
げるようになっている。また、ガラス板保持枠4の軸支
側上部には、払い出すべく景品玉が不足したことを報知
する玉切れLED8と、入賞玉の発生に基づいて所定個
数の景品玉が払い出されたことを報知する払出LED9
と、が設けられ、ガラス板保持枠4の上部左右には、遊
技の進行に応じた効果音を発生するスピーカ10a・1
0bが設けられている。なお、上記した構成のうち、各
LED7〜9は、複数のLEDがプリント配線基板上に
実装されるように構成されるものであるが、このプリン
ト配線基板を金属ベースプリント配線基板で構成するこ
とにより、LEDから発生される熱の放熱効果を高める
ようになっている。次に、ガラス板保持枠4の下部で開
閉自在に取り付けられる上皿12の構成について説明す
る。上皿12は、合成樹脂製の上皿開閉板11の表面に
複数の合成樹脂製部材を組み合せた皿部材を固着するこ
とにより構成されている。上皿開閉板11には、その開
放側の上端に玉抜き操作レバー13が設けられている。
この玉抜き操作レバー13は、左右方向に移動可能に設
けられ、図示しないスプリングの付勢力に抗して一方向
に移動させることにより、上皿12に貯留されていた玉
を上皿開閉板11の裏面に形成される玉抜き路(図示し
ない)を流下させて下皿16に誘導するものである。ま
た、上皿12には、その内部に圧電ブザー14が内蔵さ
れている。この圧電ブザー14は、遊技玉の貸出異常が
生じたとき(例えば、ピッ、ピッ、ピッという連続
音)、あるいは遊技玉の貸出時(例えば、100円相当
の遊技玉が払い出される毎にピーという音)に、その旨
を報知する報知音が発生されるものである。
【0009】上記した上皿12について、さらに詳細に
説明すると、上皿12は、その上流側に形成される賞球
払出口15とその下流側に形成される打球供給口(図示
しない)とを連絡するように貯留整列路(図示しない)
が形成されており、該貯留整列路の中程底面裏面に上皿
玉検出器(図示しない)が設けられている。この上皿玉
検出器は、上皿12に残留する打玉を検出するものであ
る。また、上皿12には、弾球遊技機1に隣接して設け
られるカードユニット装置20を介して遊技玉を借り受
ける際に操作する操作部が設けられている。なお、この
操作部は、玉貸スイッチ、返却スイッチ、自動玉貸スイ
ッチ、度数表示LED、及び自動玉貸表示LED(共に
図示しない)から構成されている。玉貸スイッチは、カ
ードユニット装置20によって遊技玉を借り受ける際に
操作するものである。返却スイッチは、遊技終了の際に
カードユニット装置20のカード挿入口23に差し込ま
れたカードを返却するためのものである。度数表示LE
Dは、カードユニット装置20のカード挿入口23に差
し込まれたカードの残額が表示されるものである。ま
た、自動玉貸スイッチは、借り受けるべき遊技玉を前記
玉貸スイッチを操作して行うマニュアルモードと、上皿
12の打玉の残量が前記上皿玉検出器によって検出され
なくなったときに自動的に遊技玉を払い出す自動モード
と、のいずれかのモードに設定するものであり、自動モ
ードが選択設定されているときには、自動玉貸表示LE
Dが点灯している。
【0010】しかして、後述する遊技盤30の遊技内容
において、可変表示装置31が可変表示する図柄の表示
結果が予め定めた大当り図柄となって特定遊技状態が発
生すると、短時間に多量の入賞玉を獲得するチャンスが
ある。このように特定遊技状態という遊技者にとって極
めて大きなチャンスは、上皿12の残留玉がほとんどな
くなった時点で発生する場合もあり、このような場合、
続けて打玉を発射させて打玉を可変入賞球装置32の特
定入賞領域に入賞させる必要があるにも拘らず、打玉が
上皿12に残存しないので、慌てて玉貸スイッチを操作
して遊技玉を借り受けなければならない。しかし、玉貸
スイッチを操作してから遊技玉が払い出され、しかもそ
の玉が発射されて可変入賞球装置32の特定入賞領域に
到達するまでに多少の時間がかかるため、その時間の間
に有利なチャンス(継続権の成立)を逃してしまうとい
う不都合があるが、本実施形態においては、自動玉貸ス
イッチを自動モードに設定しておけば、上皿玉検出器が
打玉の不存在を検出した時点で自動的に遊技玉を上皿1
2に払い出すので、上記したような不都合は生じない。
なお、上皿12として上記した制御を行わないならば、
上皿玉検出器及び自動玉貸スイッチを省略したものでも
良い。
【0011】なお、本発明の特定遊技状態は、上記に限
らず以下に示す〜の制御のうちいずれか1つの制御
又は組合せた制御を実行する状態であればよい。
【0012】 打玉の入賞を容易にする第一の状態
と、打玉が入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、
に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又
は間欠的に第一の状態にする制御 特定の入賞又は通過領域での打玉の検出を介在さ
せ、打玉の入賞を容易にする第一の状態と、打玉が入賞
できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能な可
変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に第一
の状態にする制御 打玉の入賞に関わらず所定数の景品玉を直接排出す
る制御 有価価値を有する記憶媒体(カードやレシート等)
に対して有価数を加算する制御 得点があることに基づいて遊技可能な弾球遊技機に
対して得点を付与する制御 また、枠基体3の下部に取り付けられる下皿16は、上
皿12から溢れた賞球であって余剰玉通路(図示しな
い)を介して排出される余剰の賞球を貯留するものであ
る。下皿16の前面壁には、玉抜き操作レバー17がス
ライド可能に取り付けられており、この玉抜き操作レバ
ー17を操作することで下皿16に貯留されていた賞球
を下方に玉抜きして持ち運び可能な玉箱に移し替えるこ
とができる。また、下皿16の左側には、灰皿18が設
けられ、右側には、操作ハンドル19が設けられてい
る。操作ハンドル19は、図示しない打球発射装置の発
射装置モーターの駆動を開始せしめるメインスイッチ及
びタッチアンテナ(共に図示しない)を内蔵して弾発力
を調節するようになっている。
【0013】弾球遊技機1の正面構造は、概ね上記した
通りであるが、図示の実施形態では、弾球遊技機1にカ
ードユニット装置20が隣接されている。このカードユ
ニット装置20は、上皿12の上面に設けられた前述の
操作部を操作することにより作動されるものである。し
かして、カードユニット装置20は、使用可能状態であ
るか否かを表示する使用可能表示器21と、当該カード
ユニット装置20がいずれの側の弾球遊技機1に対応し
ているか否かを表示する連結台方向表示器22と、記録
媒体としての磁気カードを挿入するカード挿入口23
と、が設けられている。そして、このように構成される
カードユニット装置20は、独自の制御回路によって制
御されるものであるが、上皿12に設けられた玉貸スイ
ッチ、返却スイッチ、及び度数表示LEDや、図示しな
い賞球払出制御基板と接続されている。なお、カードユ
ニット装置20を弾球遊技機1に内蔵してもよい。
【0014】次に、遊技盤30の正面構造について説明
すると、遊技盤30は、枠基体3の裏面側に一体的に形
成された遊技盤収納枠(図示しない)に収納固定される
べく、ほぼ正方形状の合板により形成されている。遊技
盤30の表面には、円形うず巻き状に誘導レール(図示
しない)が取り付けられ、該誘導レールの内側が遊技領
域とされて発射された打玉が落下するものである。遊技
領域には、図示の場合、ドラム式の可変表示装置31、
可変入賞球装置32、可変表示装置31の可変表示を許
容する始動入賞口33、単に打玉を入賞とする入賞口3
4・35、打玉の流下方向及び速度を変化せしめる風車
又は多数の障害釘、等が設けられている。また、遊技領
域の最下方には、いずれの入賞領域にも入賞しない打玉
が取り込まれるアウト口36が設けられている。
【0015】一方、弾球遊技機1の裏面側には、図2に
示すように、機構板40が開閉自在に設けられている。
機構板40の中央には窓開口41が開設され、該窓開口
41からは、遊技盤30の裏面に取り付けられた入賞玉
集合カバー体42が貫通されている。入賞玉集合カバー
体42には、中継基板43と、ドラム表示制御回路基板
44を備えた前述の可変表示装置31と、が設けられて
いる。また、中継基板43には、遊技盤30上の各種電
気部品が接続されると共に、後述する遊技制御回路基板
51が接続されている。一方、ドラム表示制御回路基板
44には、前記可変表示装置31を構成する各種電気部
品(ドラムモータ95及び蛍光管131)が接続される
と共に、遊技制御回路基板51が接続されている。
【0016】また、前記機構板40には、発生した入賞
玉に基づいて所定個数の賞球を払い出す玉タンク45
と、賞球払出装置46と、玉タンク45内の玉を賞球払
出装置46に送る玉整列レール47、カーブ樋48、及
び通路体49と、入賞玉処理装置(図示しないが、中継
基板ボックス56の奥側に内蔵されている)と、遊技制
御回路基板51を収納した回路基板ボックス52と、賞
球払出制御基板53を収納した制御基板ボックス54
と、ユニット中継基板55を収納した中継基板ボックス
56と、ターミナル基板57を収納したターミナル基板
ボックス58と、が設けられている。遊技制御回路基板
51は、CPU、RAM、及びROMを備えて可変表示
装置31や可変入賞球装置32等の遊技装置の遊技動作
を制御するものである。賞球払出制御基板53は、賞球
払出装置46の動作を制御するものである。ユニット中
継基板55は、弾球遊技機1とカードユニット装置20
との配線を中継するものである。ターミナル基板57
は、遊技制御回路基板51に電源を供給するものであ
る。また、弾球遊技機1の裏面には、上記した機構板4
0以外の領域に、装飾制御基板59を収納した制御基板
ボックス60と、発射装置モータ62を備えた打球発射
装置61とが設けられている。装飾制御基板59は、遊
技制御回路基板51からの指令又はデータに基づいて弾
球遊技機1の前面に設けられる電気的装飾部品(ランプ
等)の動作を制御するものである。
【0017】次に、本実施形態の要部をなす可変表示装
置31の構成について説明する。可変表示装置31は、
図3に示すように、遊技盤30の表面に装飾的に取り付
けられる装飾取付部材70を備えている。装飾取付部材
70は、その中央にドラムカバー71を有し、該ドラム
カバー71には、遊技者が視認し得る可変表示部として
の図柄表示部31a〜31cを形成する左・中・右の窓
開口71a〜71cが縦長方形状に開設されている。ま
た、ドラムカバー71には、図4に示すように、窓開口
71a〜71cを後方から一体的に覆う透明板72が取
り付けられており、この透明板72の後方には、回転ド
ラム機構73が設けられている。なお、装飾取付部材7
0の上部側には、入賞口74が形成されると共に、装飾
用のランプ75が内蔵されている。一方、装飾取付部材
70の下部側には、図柄の始動記憶数を表示する始動記
憶LED76が内蔵されている。
【0018】上記した回転ドラム機構73は、図5に示
すように、窓開口71a〜71cに個々に臨設される左
・中・右の回転ドラム120a〜120cと、回転ドラ
ム120a〜120cを収納して装飾取付部材70の裏
面側に一体的に取り付けるドラム筐体80と、回転ドラ
ム120a〜120cを個々にドラム筐体80内に位置
決め固定する左・中・右のドラム取付基板90a〜90
c(図5中には、ドラム取付基板90a・90cのみを
図示)と、回転ドラム120a〜120c内に配設され
るドラムランプユニット130と、から構成されてい
る。なお、ドラム取付基板90a〜90cは、個々に同
様な構成部材を含んで構成されると共に、ドラム取付基
板90a・90cは、左右対称に構成されている。ま
た、左・中・右の図柄列を構成する回転ドラム120a
〜120cは、それぞれ同一構造をなしている。このた
め、ドラム取付基板90a〜90c乃至回転ドラム12
0a〜120cの同様な構成部位及び構成部材は同一の
符号とし、右ドラム取付基板90cとその基板90cに
取り付けられる右回転ドラム120c、及び中ドラム取
付基板90bの説明を持ってドラム取付基板90a〜9
0c及び回転ドラム120a〜120cの説明とする。
【0019】ドラム筐体80は、前面開口81を有した
箱形状をなし、その前面開口81の内側端には、上下一
対の係止溝82a・82bが筐体80の左右両側に形成
されている。ドラム筐体80の後面上側には、筐体80
内の熱を効率良く外部に放出するための放熱口83が複
数穿設されている。これにより、筐体80内の各種構成
部材が熱で劣化するのを防止するようになってる。ま
た、ドラム筐体80の底面には、図4に示すようにコネ
クタ44a・44bを実装した前述のドラム表示制御回
路基板44が取り付けられている。コネクタ44aは、
筐体80底面の貫通穴84から筐体80内に貫通して配
され、後述する中継基板93のコネクタ93aと接続さ
れる。一方、コネクタ44bは、筐体80外部に配され
て前述の遊技制御回路基板51と接続される。ドラム表
示制御回路基板44の下方には、取付金具85を介して
ドラム筐体80に取り付けられた基板カバー86が設け
られ、ドラム表示制御回路基板44を外乱等から保護す
るようになっている。なお、ドラム筐体80は、縦断面
の外形形状に沿って折曲形成された左右一対の取付金具
87を備え、該取付金具87によって装飾取付部材70
の裏面側に取り付けられる。
【0020】右ドラム取付基板90cは、図6及び図7
に示すように、金属製の平板からなり、その前端の上下
2箇所には、係合突部91a・91bが形成されてい
る。係合突部91a・91bは、各係止溝82a・82
bとの係合により基板90cをドラム筐体80に位置決
めする。一方、ドラム取付基板90cの後端には、取付
穴92aを穿設した取付片部92が折曲形成されてい
る。取付片部92は、ドラム筐体80に対する取付穴9
2aのビス止めにより基板90cをドラム筐体80に固
定する。また、ドラム取付基板90cの後端下部には、
コネクタ93aを実装した中継基板93が取り付けられ
ている。ドラム取付基板90cの板面上には、プリント
配線基板94とドラムモータ95とが設けられている。
プリント配線基板94には、コネクタ94a・94bが
実装されており、コネクタ94aは、配線96を介して
ドラムモータ95が接続されている。一方、コネクタ9
4bは、一端部がプリント配線基板94上のプリント配
線97を介してコネクタ94aとドラムランプユニット
130に接続され、その他端部は、配線98を介して中
継基板93が接続されている。これにより、中継基板9
3は、ドラム表示制御回路基板44とドラムモータ95
及びドラムランプユニット130の電気接続を中継する
ようになっている。
【0021】上記したドラムモータ95は、図8に示す
ように、その中心に駆動軸95aがワッシャー100及
びeリング101によって引き抜けないように回転自在
に設けられ、その駆動軸95aを含んだドラムモータ9
5がモータ取付板99にかしめられ、そのモータ取付板
99がドラム取付基板90cにビスで止着されて固定さ
れている。なお、ドラムモータ95の取り付け箇所は、
ドラム取付基板90cの中心から後方下側にズレた位置
となっている。なお、ここで、ドラム取付基板90cの
前方とは、前記図柄表示部31a〜31c側を言い、そ
の後方とは、図柄表示部31a〜31cと反対側のドラ
ム筐体80の後面垂直壁側を言うものである。
【0022】ドラムモータ95の駆動軸95aには、D
カット挿着部材102を介して駆動ギヤ103が一体的
に取り付けられている。また、ドラム取付基板90cの
板面上には、ドラムモータ95の隣接部分(ドラムモー
タ95の取り付け箇所よりもさらに後方下側)に押圧ロ
ーラ104が取り付けられている。押圧ローラ104
は、仕切り板105及び緩衝部材106を基板90cと
の間に狭持した状態で、ワッシャー107及びeリング
108によってその回転軸104aがスライド穴109
に取り付けられている。スライド穴109は、ドラム取
付基板90cに長穴形状に穿設されたものであり、ドラ
ム取付基板90cの中心とドラムモータ95の駆動軸9
5aを結んだ直線の延長線上に沿った形状となってい
る。また、回転軸104aの末端部(押圧ローラ104
と反対側の端部)には、各スプリング110a・110
bの一端が取り付けられ、スプリング110a・110
bの他端は、それぞれドラム取付基板90cにビス11
1止めされた各取付ピン112a・112bに取り付け
られている(図7参照)。しかして、押圧ローラ104
は、スライド穴109に沿ってスライド自在に設けられ
ると共に、スプリング110a・110bによって常時
駆動ギヤ103と当接する方向に付勢されるようになっ
ている。これにより、回転ドラム120cは、常に押圧
ローラ104によって駆動ギヤ103に押し付けられ、
回転ドラム120cのギヤ部121が駆動ギヤ103と
外れることなく安定的に回転ドラム120cを回転せし
めることができると共に、押圧ローラ104と駆動ギヤ
103とで回転ドラム120cを挟持して保持すること
ができる。また、回転ドラム120cの組付け時におい
ては、押圧ローラ104をスライドさせるだけで簡単に
装着することができる。なお、上記した緩衝部材106
の材質は、摩擦抵抗の低いポリアセタール等が望まし
い。
【0023】また、ドラム取付基板90cの板面後側に
は、従動ギヤ113が取り付けられ、該従動ギヤ113
の隣接部分(従動ギヤ113の取り付け箇所よりもさら
に後方)には、押圧ローラ114が取り付けられている
(図6参照)。従動ギヤ113は、その回転軸113a
を中心としてドラム取付基板90cに回転自在に取り付
けられいる。一方、押圧ローラ114は、前述の押圧ロ
ーラ104と同様に、ドラム取付基板90cに穿設され
た長穴形状のスライド穴115にその回転軸114aが
取り付けられている。スライド穴115は、ドラム取付
基板90cの中心と従動ギヤ113の回転軸113aを
結んだ直線の延長線上に沿った形状となっている。ま
た、押圧ローラ114の回転軸114aの末端部(押圧
ローラ114と反対側の端部)には、各スプリング11
6a・116bの一端が取り付けられ、スプリング11
6a・116bの他端は、それぞれドラム取付基板90
cにビス117止めされた各取付ピン118a・118
bに取り付けられている(図7参照)。しかして、押圧
ローラ114は、スライド穴115に沿ってスライド自
在に設けられると共に、スプリング116a・116b
によって常時従動ギヤ113と当接する方向に付勢され
るようになっている。これにより、回転ドラム120c
は、常に押圧ローラ114によって従動ギヤ113に押
し付けられ、回転ドラム120cのギヤ部121が従動
ギヤ113と外れることなく安定的に回転ドラム120
cを回転せしめることができると共に、押圧ローラ11
4と従動ギヤ113とで回転ドラム120cを挟持して
保持することができる。また、回転ドラム120cの組
付け時においては、押圧ローラ114をスライドさせる
だけで簡単に装着することができる。なお、押圧ローラ
104・114のスライドを付勢する方法は、スプリン
グに限定せず、例えばゴム等の弾性部材を用いてもよ
い。
【0024】右回転ドラム120cは、透光性及び透視
性を有した透明な合成樹脂からなると共に側面視で真円
形状をなし、その外周面には所定の配列で図柄が付され
ている。一方、回転ドラム120cの内周面には、前述
の各ギヤ103・113と噛合するギヤ部121が全周
に亘って形成されている。また、回転ドラム120cの
幅方向における両端縁には、図8に示すように、回転ド
ラム120cの内向側に突出した規制フランジ122が
形成されている。しかして、回転ドラム120cは、内
周面のギヤ部121に噛合された各ギヤ103・113
と、外周面に当接された各押圧ローラ104・114
と、の間で個々に狭持されてドラム取付基板90cに取
り付けられている。なお、回転ドラム120cの外周面
(図柄の形成面)と当接する押圧ローラ104・114
は、図柄を傷つけない材質(例えばゴム等)が望まし
い。
【0025】ところで、上記した回転ドラム120cの
取り付け状態において、ギヤ部121と噛合する各ギヤ
103・113は、規制フランジ122によって回転ド
ラム120cとの位置決めが行われるようになってい
る。言い換えれば、左右両端の規制フランジ122間に
各ギヤ103・113を配設することで、回転ドラム1
20cの横ズレを防止するようになっている。また、ド
ラムモータ95の駆動力は、駆動ギヤ103とギヤ部1
21の噛合によって回転ドラム120cの回転動作に変
換されるようになっている。また、回転ドラム120c
の内部空間のうち駆動系(駆動ギヤ103及び従動ギヤ
113)が占める領域は、後方下側のほぼ4分の1の領
域となっており、残り4分の3程度の領域は空き領域1
23となっている。
【0026】中ドラム取付基板90bは、図9に示すよ
うに、右ドラム取付基板90cの後方下側のほぼ4分の
1を切り取ったような形状をなしている。また、中ドラ
ム取付基板90bには、右ドラム取付基板90cと同様
に、中継基板93、プリント配線基板94’、駆動ギヤ
103を取り付けたドラムモータ95、従動ギヤ11
3、及び押圧ローラ104・114、が設けられてい
る。プリント配線基板94’には、相互間で接続された
コネクタ94a’・94b’が実装されており、コネク
タ94a’は、配線96を介してドラムモータ95が接
続され、コネクタ94b’は、配線98を介して中継基
板93が接続されている。そして、中ドラム取付基板9
0bには、前述した右回転ドラム120cの取り付けと
同様にして中回転ドラム120bが取り付けられてお
り、その中回転ドラム120bは、右回転ドラム120
cと同様に、後方下側を除く4分の3程度の内部空間が
空き領域123となっている。
【0027】しかして、上記した左・中・右のドラム取
付基板90a〜90cは、個々に回転ドラム120a〜
120cを取り付けた状態でドラム筐体80内に取り付
け固定される。また、このようにしてドラム筐体80内
に収納された回転ドラム120a〜120cのうち左右
の回転ドラム120a・120cは、それぞれ一側(ド
ラム筐体80の側面側)をほぼ全面的に覆うドラム取付
基板90a・90cに取り付けられることで、他側のみ
が開放した状態となっている。これに対して、中回転ド
ラム120bは、基板面積がドラム取付基板90a・9
0cの4分の1程度の中ドラム取付基板90bに取り付
けられることで、左右両側が開放した状態となってい
る。これにより、回転ドラム120a〜120cの並設
状態において、それぞれの空き領域123は連通されて
一体的な空間を形成している。即ち、ドラム筐体80内
に収納された回転ドラム120a〜120cは、後方下
側を除く4分の3程度の内部空間を一体的な空き領域1
23として設けている。
【0028】次に、上記した空き領域123内に配設さ
れるドラムランプユニット130について説明する。ド
ラムランプユニット130は、図5に示すように、ドラ
ム筐体80の横幅寸法に比べて若干短い5本の蛍光管1
31と、この5本の蛍光管131を縦列収納する収納部
材132と、から構成されている。収納部材132は、
円弧形状をなす左右両端の取付部133と、該左右両端
の取付部133を連結する反射面部134と、を備えて
いる。取付部133には、ドラムランプユニット130
を左ドラム取付基板90a乃至右ドラム取付基板90c
にビス135止めするための止め穴136と、蛍光管1
31を前述のプリント配線97に接続して取り付けるた
めの取付穴137と、が穿設されている。一方、反射面
部134は、取付部133の円弧形状に沿った断面円弧
状に形成され、その横幅方向には、それぞれ5本の蛍光
管131を横列状態に保持するための保持フランジ13
8が各回転ドラム120a〜120cの中央部(正面か
ら見て)の後方に形成されている。しかして、ドラムラ
ンプユニット130は、左・中・右の回転ドラム120
a〜120cに跨ってその前方内部空間に取り付けら
れ、透光性を有する回転ドラム120a〜120c(図
柄)を蛍光管131によって光装飾するようになってい
る。
【0029】以上のように、本実施形態に係る可変表示
装置31は、図柄が付された回転ドラム120a〜12
0cと、該回転ドラム120a〜120cの駆動源をな
すドラムモータ95と、該ドラムモータ95の駆動軸9
5aに一体的に設けられその駆動軸95aの回転を回転
ドラム120a〜120cに伝達する駆動ギヤ103
と、回転ドラム120a〜120cを回転可能に保持す
る従動ギヤ113、押圧ローラ104・114、及びス
プリング110a・110b・116a・116bと、
それら従動ギヤ113、押圧ローラ104・114、ス
プリング110a・110b・116a・116bとド
ラムモータ95とを取り付けるドラム取付基板90a〜
90cと、を備え、ドラムモータ95の駆動軸95aを
回転ドラム120a〜120cの回転中心からずらして
配設すると共に、回転ドラム120a〜120cの内周
面に駆動ギヤ103を係合させることで回転ドラム12
0a〜120c内の遊技者が視認し得る側に空き領域1
23を設け、その空き領域123に蛍光管131を配設
したことを特徴とする。このように構成することによ
り、回転ドラム120a〜120c内に広めの空き領域
123を設けることができる。このため、その空き領域
123内に様々な装飾部材(本実施形態では、蛍光管1
31)を収納することができ、ひいては回転ドラム12
0a〜120cの内部空間を有効に活用することができ
る。
【0030】また、本実施形態では、前記回転ドラム1
20a〜120cを複数(実施形態中では、3つ)並設
して前記可変表示装置31を構成すると共に、隣接する
各回転ドラム120a〜120c間を全て塞がないよう
な形状で中回転ドラム120bに対応する中ドラム取付
基板90bを形成し、各回転ドラム120a〜120c
内の空き領域123を一体的に連通して設け、その全域
に跨って蛍光管131を設けている。このため、各回転
ドラム120a〜120cに跨るような大きめの蛍光管
131でも回転ドラム120a〜120c内に収納する
ことができ、透光性を有する回転ドラム120a〜12
0cの裏面側から極めて明るい光を照射することで、回
転ドラム120a〜120cに付された図柄をよりきら
びやかに光装飾することができる。
【0031】ところで、本実施形態では、外形がしっか
りした合成樹脂製の中空の円筒体である回転ドラム12
0a〜120cによって可変表示装置31を構成してい
る。このため、回転ドラム120a〜120cの取り付
け状態を保持するための箇所は、駆動ギヤ103と押圧
ローラ104との狭持箇所と、従動ギヤ113と押圧ロ
ーラ114との狭持箇所、の隣接した2箇所にすること
ができ、回転ドラム120a〜120c内の空き領域を
最大限に広くとることができる。これに対して、ベルト
式の可変表示装置では、最低でも3箇所でベルトの取り
付け状態を保持しなければならないが、必ず前側の上下
2箇所にテンションローラを設ける必要があるため、ベ
ルト内の前側領域が制限されて空き領域があまり広くと
れない。ベルト内の前側領域を広く取るには、互いに離
れた位置のテンションローラの間隔を大きくしなければ
ならないので、取付基板が大きくなってしまい、ひいて
は、ベルト式の可変表示装置が大型化してしまうという
欠点がある。
【0032】なお、上記した実施形態では、ドラムモー
タ95の駆動を回転ドラム120a〜120cに伝達す
る駆動伝達部材を駆動ギヤ103から構成すると共に、
その駆動ギヤ103を回転ドラム120a〜120cの
内周面に係合させているが、これに限定するものではな
い。例えば、回転ドラムに磁気を持たせた上で駆動伝達
部材を磁気ローラから構成したり、摩擦係数の高いゴム
ローラから駆動伝達部材を構成してもよい。また、駆動
伝達部材と回転ドラムの係合部分は、回転ドラムの外周
面としてもよい。また、実施形態中では、回転ドラム1
20a〜120c内に蛍光管131を収納することで図
柄の光装飾を可能にしているが、これに替えてブラック
ライト、LED、あるいはランプ等の発光体を収納して
図柄の光装飾を行ってもよい。
【0033】さらに、上記した実施形態(第一実施形
態)は、本発明を限定するものではなく、本発明の範囲
内で種々の変更が可能である。例えば、図10に示す第
二実施形態のように、回転ドラム(図10中には、右回
転ドラム120cを例示)のギヤ部121と噛合する駆
動ギヤ103に、ドラムモータ95の一部分を収納する
収納凹部103aを設けた構成としてもよい。この構成
によれば、ドラムモータ95の一部分を駆動ギヤ103
内に収納することで、回転ドラム120cからドラム取
付基板90cまでの距離L’を前記第一実施形態での距
離L(図8参照)に比べて縮めることができる。このた
め、可変表示装置全体としての横幅を縮めることがで
き、ひいては可変表示装置の小型化を招来することがで
きる。また、回転ドラム120cのドラム取付基板90
cから離れた側の規制フランジ122にギヤ部を設け、
このギヤ部とドラムモータ95に固着される駆動ギヤと
を噛合させることで、回転ドラム120cからドラム取
付基板90cまでの距離を縮めて可変表示装置を小型化
することもできる。この場合には、駆動ギヤを規制フラ
ンジ122とほぼ同じ肉厚で形成することにより、上記
した収納凹部103aを形成しなくとも回転ドラム12
0cからドラム取付基板90cまでの距離を縮めること
ができるものである。
【0034】また、回転ドラム120a〜120c内に
形成された広めの空き領域123を活用して収納する装
飾部材は、発光体に限定するものではなく、視覚的に装
飾を行う部材あるいは遊技内容を飾る部材を装飾部材と
して空き領域123に配設してもよい。例えば、図11
の第三実施形態に示すように、回転ドラム120a〜1
20cの内部空間に跨って収納される玉通路140を装
飾部材としたり、図12の第四実施形態に示すように、
回転ドラム120a〜120cの内部空間に跨って収納
される可動部材150を装飾部材としたり、図13の第
五実施形態に示すように、回転ドラム120a〜120
cの内部空間に跨って収納される表示器160を装飾部
材としてもよい。図11に示す玉通路140は、回転ド
ラム120a〜120c内を傾斜状に横切る玉転動部1
41と、該玉転動部141の上流端と連通して遊技盤3
0面上の玉を受け入れる玉入口部142と、玉転動部1
41の下流端と連通して遊技盤30面上に玉を送り出す
玉出口部143と、を備えている。そして、玉通路14
0は、可変表示装置31の右側を流れる打玉を玉入口部
142で受け入れると、これを玉転動部141で転動し
て可変表示装置31の左側に位置する玉出口部143か
ら再度遊技盤30上に送り出すようになっている。とこ
ろで、従来では、遊技盤のほぼ中央に配設される可変表
示装置を境として打玉が左右に振り分けられていた。こ
れに対して、第三実施形態では、一旦、可変表示装置3
1で振り分けられた打玉の流路を玉通路140によって
途中で変更(第三実施形態では、右側から左側)するよ
うになっている。これにより、今までにない打玉の流れ
を可能にして、遊技性の向上を招来するようになってい
る。なお、このような玉通路140は、単に打玉の流路
を変更するだけでなく、玉入口部142で受け入れた打
玉を入賞玉として処理する機能を持たせてもよい。
【0035】また、図12に示す可動部材150は、透
視性を有する回転ドラム120a〜120cの外方から
視認可能なプロペラ151を備えている。このプロペラ
151は、可変表示装置31の図柄変動に応じてその回
転動作が制御されるようになっている。具体的には、リ
ーチ時及び大当り時にプロペラ151を回転させて、視
覚的な興趣を向上するようになっている。なお、プロペ
ラ151の回転動作は、リーチ時及び大当り時に限定す
るものではない。また、プロペラ151の回転速度を各
種遊技状態に応じて変更することで、可動部材150に
よる視覚的な演出をより一層多様化することができる。
なお、第四実施形態では、プロペラ151を備えた可動
部材150を装飾部材としているが、このような可動式
のものに限定せず、非可動のものを装飾部材として配設
してもよい。
【0036】また、図13に示す表示器160は、透視
性を有する回転ドラム120a〜120cの外方から視
認可能に設けられ、リーチ時に「リーチ」の文字を、ま
た大当り時に「大当り」の文字を表示することで、遊技
者に特別な遊技状態である旨を視覚的に報知して遊技の
興趣を向上するようになっている。なお、表示器は、特
別な遊技状態を文字表示によって報知するものに限定し
ない。例えば、キャラクター等を表示することで、視覚
的に遊技の興趣を向上するものであってもよい。
【0037】また、以上記載の実施形態では、回転ドラ
ム120a〜120cを透視性の材質で構成したものを
例示したが、外周に複数個の開口(1又は2つの識別情
報の大きさに相当)を形成してその開口を通して内部が
視認し得るものでも良い。また、可変表示装置31とし
ても複数個の回転ドラム120a〜120cを有しなく
ても、例えば、1個又は2個の回転ドラムを有する可変
表示装置であってもよい。この場合の回転ドラムの構造
としては、貫通した筒状のものでなくても一側面を閉塞
されているものでも良い。また、上記した実施形態にお
いては、空き領域123としてドラムモータ95のモー
タ軸95aと回転ドラム120a〜120cとが連繋さ
れる後方下部以外の部分を例示したが、遊技者が回転ド
ラム120a〜120c内の発光体の発光、可動部材の
動き、玉通路の玉の動き等を視認できるような位置に形
成されておれば良い。また、実施形態中では、遊技者と
対面する位置に回転ドラムを配設して、その回転ドラム
内の前側(遊技者が視認し得る側)に装飾部材を収納し
ているが、必ずしもこの構成に限定するものではない。
例えば、遊技盤の裏面に隠れる位置に回転ドラムを配設
すると共に、遊技者との対面位置にその回転ドラムを映
し出すミラーを配設した場合には、回転ドラム内の上側
が遊技者が視認し得る側となるため、回転ドラム内の上
側に装飾部材を収納すればよい。更に、本発明の可変表
示装置を弾球遊技機に適用した場合を例示しているがこ
れに限らず、弾球遊技機以外の遊技機(例えば、スロッ
トマシンやコインゲーム等)に適用してもよい。
【0038】なお、以上説明した実施形態から把握でき
る発明として以下のものがある。 (1)前記一体的な空き領域の全域に跨って玉通路を設
けたことを特徴とする。このように構成することによ
り、今までにない打玉の流れが可能になり、遊技性の向
上が招来できる。 (2)前記回転ドラムに透視性を持たせると共に、前記
一体的な空き領域の全域に跨って装飾部材を設けたこと
を特徴とする。このように構成することにより、図柄背
景における視覚的な興趣を向上することができる。ま
た、各種遊技状態に応じて装飾部材を可動させる構成と
した場合には、より一層遊技の興趣を向上することがで
きる。 (3)前記回転ドラムに透視性を持たせると共に、前記
一体的な空き領域の全域に跨って表示器を設けたことを
特徴とする。このように構成することにより、図柄背景
における視覚的な興趣を向上することができる。また、
各種遊技状態に応じてその旨を表示器で表示する構成と
した場合には、視覚的な報知によって遊技の興趣向上が
招来できる。 (4)前記駆動伝達部材と前記ドラム保持手段とを隣接
させると共に、それらの部材及び保持手段を前記回転ド
ラムの回転中心から後方にずらして配設したことを特徴
とする。このように構成することにより、回転ドラムの
内部空間を最大限に広くとることができ、然も回転ドラ
ム内の前側領域を空き領域とすることで、その空き領域
がより一層有効に活用できる。また、上記した構成によ
り回転ドラムを直方体状の筐体に組み込んでユニット化
する場合には、駆動伝達部材又はドラム保持手段が回転
ドラムと筐体の死に空間に配置されることとなるので、
筐体を含めたユニット自体を小型化することができる。 (5)前記回転ドラムに透光性を持たせると共に、前記
一体的な空き領域の全域に跨って玉通路を前記装飾部材
として設けたことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、打玉の流路を玉通路によって途中で変更する
ことができるので、今までにない打玉の流れを可能にし
て遊技性の向上を招来することができる。 (6)前記回転ドラムに透光性を持たせると共に、前記
一体的な空き領域の全域に跨って可動部材を前記装飾部
材として設けたことを特徴とする。このように構成する
ことにより、視覚的な興趣を向上することができる。ま
た、この構成において、可動部材の動きを各種遊技状態
に応じて変更して設定した場合には、可動部材による視
覚的な演出をより一層多様化することができる。 (7)前記回転ドラムに透光性を持たせると共に、前記
一体的な空き領域の全域に跨って表示器を前記装飾部材
として設けたことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、視覚的な興趣を向上することができる。ま
た、この構成において、各種遊技状態毎にその旨を表示
器で表示する構成とした場合には、視覚的な興趣向上に
加えて情報の報知が可能になる。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明の請求項1においては、識別情報を可変表示
すると共にその識別情報の表示結果が予め定めた特定表
示結果となったときに特定遊技状態を発生し得る可変表
示装置を備えた遊技機において、前記可変表示装置は、
前記識別情報が付された回転ドラムと、該回転ドラムの
駆動源をなすドラムモータと、該ドラムモータの駆動軸
に一体的に設けられその駆動軸の回転を前記回転ドラム
に伝達する駆動伝達部材と、前記回転ドラムを回転可能
に保持するドラム保持手段と、該ドラム保持手段及び前
記ドラムモータを取り付けるドラム取付基板と、を備
え、前記ドラムモータの駆動軸を前記回転ドラムの回転
中心からずらして配設すると共に、回転ドラムの内周面
又は外周面のいずれか一方に前記駆動伝達部材を係合さ
せることで回転ドラム内の遊技者が視認し得る側に空き
領域を設け、その空き領域に装飾部材を配設したことを
特徴とする。このように構成することにより、回転ドラ
ム内に広めの空き領域を設けることができる。このた
め、その空き領域内に様々な装飾部材を収納することが
でき、ひいては回転ドラムの内部空間を有効に活用する
ことができる。
【0040】また、本発明の請求項2においては、前記
回転ドラムを複数並設して前記可変表示装置を構成する
と共に、隣接する各回転ドラム間に存在する前記ドラム
取付基板を前記空き領域を塞がないような形状で形成
し、各回転ドラム内の空き領域を一体的に連通して設け
たことを特徴とする。このように構成することにより、
各回転ドラムに跨るような大きめの部材でも回転ドラム
内に収納することができる。
【0041】また、本発明の請求項3においては、前記
回転ドラムに透光性を持たせると共に、前記一体的な空
き領域の全域に跨って発光体を前記装飾部材として設け
たことを特徴とする。このように構成することにより、
回転ドラムの裏面側から極めて明るい光を照射すること
で、回転ドラムに付された図柄をよりきらびやかに光装
飾することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における弾球遊技機を示す
正面図である。
【図2】弾球遊技機を示す背面図である。
【図3】可変表示装置を示す正面図である。
【図4】可変表示装置を示す縦断面図である。
【図5】回転ドラム機構を示す斜視図である。
【図6】右回転ドラムと右ドラム取付基板を示す側面図
である。
【図7】前記図6の右回転ドラムと右ドラム取付基板を
反対側から見た側面図である。
【図8】右回転ドラムと右ドラム取付基板を示す縦断面
図である。
【図9】中回転ドラムと中ドラム取付基板を示す側面図
である。
【図10】第二実施形態の右回転ドラムと右ドラム取付
基板を示す縦断面図である。
【図11】第三実施形態の可変表示装置を示す正面図で
ある。
【図12】第四実施形態の可変表示装置を示す正面図で
ある。
【図13】第五実施形態の可変表示装置を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 弾球遊技機(遊技機) 30 遊技盤 31 可変表示装置 31a〜31c 図柄表示部 44 ドラム表示制御回路基板 70 装飾取付部材 71 ドラムカバー 73 回転ドラム機構 80 ドラム筐体 90a〜90c ドラム取付基板 95 ドラムモータ 95a 駆動軸 97 プリント配線 103 駆動ギヤ(駆動伝達部材) 104・114 押圧ローラ(ドラム保持手段) 109・115 スライド穴 110a・110b・116a・116b スプリング
(ドラム保持手段) 113 従動ギヤ(ドラム保持手段) 120a〜120c 回転ドラム 121 ギヤ部 122 規制フランジ 123 空き領域 130 ドラムランプユニット 131 蛍光管(発光体) 132 収納部材 133 取付部 134 反射面部 140 玉通路(装飾部材) 150 装飾部材 160 表示器(装飾部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別情報を可変表示すると共にその識別
    情報の表示結果が予め定めた特定表示結果となったとき
    に特定遊技状態を発生し得る可変表示装置を備えた遊技
    機において、 前記可変表示装置は、 前記識別情報が付された回転ドラムと、 該回転ドラムの駆動源をなすドラムモータと、 該ドラムモータの駆動軸に一体的に設けられその駆動軸
    の回転を前記回転ドラムに伝達する駆動伝達部材と、 前記回転ドラムを回転可能に保持するドラム保持手段
    と、 該ドラム保持手段及び前記ドラムモータを取り付けるド
    ラム取付基板と、を備え、 前記ドラムモータの駆動軸を前記回転ドラムの回転中心
    からずらして配設すると共に、回転ドラムの内周面又は
    外周面のいずれか一方に前記駆動伝達部材を係合させる
    ことで回転ドラム内の遊技者が視認し得る側に空き領域
    を設け、その空き領域に装飾部材を配設したことを特徴
    とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記回転ドラムを複数並設して前記可変
    表示装置を構成すると共に、隣接する各回転ドラム間に
    存在する前記ドラム取付基板を前記空き領域を塞がない
    ような形状で形成し、各回転ドラム内の空き領域を一体
    的に連通して設けたことを特徴とする請求項1記載の遊
    技機。
  3. 【請求項3】 前記回転ドラムに透光性を持たせると共
    に、前記一体的な空き領域の全域に跨って発光体を前記
    装飾部材として設けたことを特徴とする請求項2記載の
    遊技機。
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