JP6943415B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
例えば、文字の縁取りを考えた場合に、複数の文字からなる文字列の隣り合う文字の縁取りを互いに付けて一体とした場合であっても、周囲を一つの文字の構成で囲まれた部分の縁取りは、他の縁取りに対して飛び地状に孤立した状態となる。例えば、「口」は、外側の縁取りに対して内側の縁取りが孤立している。また、周囲を完全に囲まれた状態となっていなくとも略囲まれた状態であればデザイン上孤立した状態の縁取りとされる場合がある。
前記装飾部材となる前記記号は、前記記号の本体となる記号本体部と、前記記号本体部の縁取りとなる記号縁部とを有し、前記記号縁部は、前記記号本体部の外周側を含む外縁部と、前記記号本体部に囲まれる内縁部とを有し、
前記装飾部材は、前記記号本体部および前記内縁部を表す装飾主部と、前記外縁部を表す装飾フレーム部とを備えることを特徴とする。
この場合に、内縁部を含まない装飾フレーム部の形状を簡素化して製造コストを低減できる。また、本体と縁取りからなる記号を一つの部材で形成するよりも、装飾主部と装飾フレーム部に分けるとともに、記号縁部を装飾フレーム部だけで表すのではなく、記号縁部の内縁部を装飾主部で表すことにより、記号を表す装飾部材を二部品で構成しても構造を簡素化してコストの低減を図ることができる。例えば、記号縁部を文字の縁取りとして金属のメッキや蒸着で作成する場合に、装飾フレーム部全体に金属をメッキまたは蒸着することで、マスキングのコストを低減できる。この場合に装飾主部に設けられる内縁部に金属膜を設ける必要があるが、例えば、箔押し(ホットスタンピング)で対応すれば、マスキングの必要がなく、一部だけ金属光沢がある状態とすることができる。
前記装飾主部には、前記内縁部が遊技者側に向かって突出して設けられていることが好ましい。
前記装飾副部は、前記装飾主部を向く面に、被膜を有して突出する突出面を有し、
前記装飾主部の前記装飾副部を向く面または前記装飾副部の前記装飾主部を向く面に、前記装飾主部と前記装飾副部の前記突出面が面接触しないように突出する凸部を備えることが好ましい。
まず、遊技機の概略構成について説明する。なお、以下では遊技機の一つであるスロットマシンについて説明するが、本発明に係る遊技機は、スロットマシンに限ることなく、パチンコ遊技機等のその他の遊技機であってもよい。
また、以下の説明においては、基本的に「前後」とは、スロットマシンの前側に遊技者が居る場合に、遊技者側が「前」で、スロットマシン側が「後」を意味し、「上下」とはスロットマシンの上面側が「上」で、下面側が「下」を意味し、「左右」とはスロットマシンを遊技する遊技者の左手側が「左」を意味し、右手側が「右」を意味する。
図1はスロットマシンMを示す斜視図である。このスロットマシンMは、筐体1を備えており、この筐体1は、底板、左右の側板、天板および背板を備え、当該筐体1の正面側に開口する正面開口部を有する箱形に形成されている。なお、底板の上面には、図示は省略するが、各部品に電力を供給するための電源装置を内蔵した電源ユニット、メダルを貯留するとともにメダルを払い出す払い出し装置としてのホッパーユニット等が設けられている。
前記筐体1内には、図示は省略するが、交換ユニットが着脱可能に設けられている。交換ユニットは、種々の部品を設置あるいは固定するための支持体としての枠体と、この枠体に固定されたリールユニットおよび基板ユニットとから構成されている。ここで、リールユニットは、周囲に複数の図柄を表示した3個の回転リールと、回転リールを回転させるための駆動モータ(ステッピングモータ)を有している。また、基板ユニットは、CPU、ROM、RAM、I/O等の電子部品を備えた基板を、基板ケースに収納したものである。そして、基板ユニットは、スロットマシンMの遊技を制御するための遊技制御装置として機能する。
そして、3個の回転リールが停止したときに入賞有効ライン上に停止した図柄の組み合わせによって当選役が入賞したか否かが表示される。
また、上扉30の上部中央には、表示窓31の上方に表示窓32が設けられている。この表示窓32は上扉30に設けられた液晶表示パネルを有する画像表示装置(ディスプレイ)の表示面を見るために設けられたものであり、この画像表示装置では、その表示面に遊技機における演出用の画像が表示されるようになっている。なお、画像表示装置は、演出用の画像を表示できるものであれば、液晶ディスプレイ以外のディスプレイであってもよい。
また、上扉30の表示窓32の上部および左右両側部には、報知や演出などを行うためのランプ33a,33bが設けられている。
また、上扉30の下端部には、下扉40の前面より後方側で下扉40の上端より下側に突出する係合部が設けられ、下扉40が閉じた状態で、上扉30を開放することができない構造になっている。
また、ロゴフレーム61は、上述の文字本体となる部分に孔64が設けられ、この孔64の周縁部が文字の縁62となっているが、ロゴフレーム61は、この文字の縁62より広い範囲(孔64を含まない範囲)を縁取りとしている。また、ロゴフレーム61には、ロゴタイプとなっていない部分に孔(図示略)が形成されている。
また、図3、図4に示すように、ロゴフレーム61は、ロゴタイプを立体形状とするもので、縁62より外側の部分が遊技者側となる正面から遊技者から離れる側に向かって延出した状態となっており、文字が浮き出すような立体形状となっている。また、ロゴフレーム61には、複数の円柱状のボスが背面側に延出して形成され、このボスが装飾部材60の遊技機への固定時にビス止めされるとともに、ボスが、後述のようにロゴフレーム61、ロゴレンズ71、ロゴインナーレンズ81の位置決めに用いられている。また、ロゴフレーム61は、全体に金色となる金属光沢を有する金属膜が蒸着により形成されている。ロゴフレーム61では、全面に蒸着が行われるので、マスキングを必用とせず、行程を簡素化することができる。なお、マスキングをするものとしてもよい。また、メッキにより金属膜を形成してもよく、この場合もマスキングを必用としない。
このような装飾部材60にあっては、ロゴタイプの文字本体がロゴレンズ71に設けられ、文字本体の外側部分であるロゴタイプの文字の縁取り部分の主要部分がロゴフレーム61に設けられている。ここで、文字によっては複雑な形状を有し、その縁取りも複雑な形状を有する。例えば、一部の縁取りが他の縁取りに対して孤立(独立)していたり、それに近い状態だったりして、ロゴフレーム61だけで全ての縁取りを表すことが困難であるが、縁取りの一部をロゴレンズ71側に設けることで全ての縁取りを表現することができる。
ここで、ロゴフレーム61とロゴレンズ71を一体とした場合に、縁取りを全て表現可能であるが、例えば、文字本体と縁取りとで色を異なるものとする場合、特に、メッキや蒸着等のように、色を異ならせるのにマスキングを必用とする場合に、手間がかかり、製造コストに影響する。特に、メッキの場合にマスキングとその除去が難しい。ロゴフレーム61と、ロゴレンズ71とを別部材として、ロゴフレーム61の全体が縁取りとして同じ色とすることが可能となり、ロゴフレーム61をメッキや蒸着やその他の方法で金属光沢を有する色を含む各種色を付ける場合に、マスキングを必用とせず、コストの低減を図ることができる。
また、ロゴインナーレンズ81では、文字の外周部に対応する部分に色を付けることで、縁取りだけでなく、文字本体にも立体感などの装飾的要素を付加することが可能となる。また、ロゴインナーレンズ81で、文字本体部を色分けするために、色を付ける面を突出面86として、ホットスタンピングにより色を付けるようにしてマスキングを不要として、コストの低減を図っている。また、ロゴインナーレンズ81の突出面86にホットスタンピングで色、例えば、黒色を転写した場合に、突出面86に黒の被膜が形成されるが、ロゴインナーレンズ81の突出面86がロゴレンズ71の背面に面接触してしまうと、色の被膜が剥がれて不都合が生じる恐れがあり、ロゴレンズ71の背面に形成された突起76、77により、ロゴレンズ71背面にロゴインナーレンズ81の色の被膜を有する突出面86が面接触するのを防止して、被膜が剥がれるのを抑制できる。
61 ロゴフレーム(装飾フレーム部:外縁部)
71 ロゴレンズ(装飾主部)
72 拡散面(記号本体部)
73 疑似フレーム(内縁部)
76 突起
77 突起
81 ロゴインナーレンズ(装飾副部)
86 突出面
91 LED基板(光源)
Claims (2)
- 文字を含む記号を表す装飾部材を有する遊技機であって、
前記装飾部材となる前記記号は、前記記号の本体となる記号本体部と、前記記号本体部の縁取りとなる記号縁部とを有し、前記記号縁部は、前記記号本体部の外周側を含む外縁部と、前記記号本体部の外周側の縁取りと連続せずに孤立する内縁部とを有し、
前記装飾部材は、前記記号本体部および前記内縁部を表す装飾主部と、前記外縁部を表す装飾フレーム部とを備え、
前記装飾主部を前記装飾フレーム部の背面側に重ねて配置した状態において、前記外縁部と前記内縁部とが前記記号として認識可能となるように、前記装飾主部における前記内縁部が前記記号本体部よりも前方に突出しており、
前記外縁部と前記内縁部とが同等の色で形成されている、
ことを特徴とする遊技機。 - 前記装飾主部は、透光性を有する樹脂で形成され、
前記記号本体部は、背面側からの光を拡散する拡散面となっており、
前記記号本体部よりも前方に突出する前記内縁部には、被膜が形成されており、
前記内縁部は、背面側からの光を透過させ難くなっている、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017086108A JP6943415B2 (ja) | 2017-04-25 | 2017-04-25 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017086108A JP6943415B2 (ja) | 2017-04-25 | 2017-04-25 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018183335A JP2018183335A (ja) | 2018-11-22 |
JP6943415B2 true JP6943415B2 (ja) | 2021-09-29 |
Family
ID=64356323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017086108A Active JP6943415B2 (ja) | 2017-04-25 | 2017-04-25 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6943415B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
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-
2017
- 2017-04-25 JP JP2017086108A patent/JP6943415B2/ja active Active
Also Published As
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