JP6978771B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する。
スロットマシンやパチンコ遊技機等の遊技機では、遊技機を装飾するために絵や文字等が描かれたパネルが設けられることがある(例えば、特許文献1参照)。また、このようなパネルは、背面側から光源に照らされたりする。
特開2004−016320号公報
ところで、遊技機の組み立てや分解を容易にするために、パネルの取り付けや取り外しを容易にすることが求められている。また、製造コストの削減のために、部材点数を少なくすることが求められている。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、パネルの取り付けや取り外しが容易であり、低コストで製造できる遊技機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の遊技機は、装飾用のパネルと、このパネルを背面側から照らす光源と、この光源からの光が前記パネルに向かうように光を反射するリフレクタと、枠体とを備える遊技機であって、前記パネルが、前記リフレクタと前記枠体とによって挟持されていることを特徴とする。
このような構成によれば、パネルが、リフレクタと枠体とによって、挟持されて固定されるので、パネルをネジ止めにより固定したり、パネルを固定するための係止爪に引っ掛けて固定したりする必要が無く、パネルの取り付けや取り外しが容易となる。また、パネルをリフレクタや枠体に固定するためのネジ等の部材が必要なくなるので、部材点数を削減することができ、製造コストを削減することができる。
また、本発明の前記構成において、前記リフレクタまたは前記枠体の少なくともいずれか一方は、前記パネルが前記挟持されている方向に垂直な方向へ動くのを規制するための規制部を備えていることが好ましい。
このような構成によれば、リフレクタまたは枠体が備える規制部により、パネルが挟持されている方向に垂直な方向に動くことが規制されるので、パネルが挟持されている方向に垂直な方向にがたつくのを防ぐことができる。
本発明の遊技機によれば、パネルの取り付けや取り外しを容易にでき、低コストで製造できる。
本発明の実施の形態に係る遊技機の一例を示すもので、その斜視図である。 同、パネルユニットを示す分解斜視図である。 同、枠体を示すもので、後側から見た斜視図である。 同、パネルを示す分解斜視図である。 同、前ケースを示すもので、後側から見た斜視図である。 同、後ケースを示すもので、後側から見た斜視図である。 同、リフレクタおよび照明基板を示すもので、前側から見た斜視図である。 同、リフレクタを示すもので、前側から見た斜視図である。 同、パネルユニットを示すもので、右側から見た断面斜視図である。 同、パネルの枠体との係合状態を説明するための背面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、遊技機の概略構成について説明する。なお、以下では遊技機の一つであるスロットマシンについて説明するが、本発明に係る遊技機は、スロットマシンに限ることなく、パチンコ遊技機等のその他の遊技機であってもよい。
また、以下の説明においては、基本的に「前後」とは、スロットマシンの前側に遊技者が居る場合に、遊技者側が「前」で、スロットマシン側が「後」を意味し、「上下」とはスロットマシンの上面側が「上」で、下面側が「下」を意味し、「左右」とはスロットマシンを遊技する遊技者の左手側が「左」を意味し、右手側が「右」を意味する。
まず、発明が適用されるスロットマシンXの概略構成について説明する。
図1はスロットマシンXを示す斜視図である。このスロットマシンXは、筐体1を備えており、この筐体1は、底板、左右の側板、天板および背板を備え、当該筐体1の正面側に開口する正面開口部を有する箱形に形成されている。なお、底板の上面には、図示は省略するが、各部品に電力を供給するための電源装置を内蔵した電源ユニット、メダルを貯留するとともにメダルを払い出す払い出し装置としてのホッパーユニット等が設けられている。
また、筐体1の正面には、筐体1の正面開口部を開閉可能に閉塞する前扉3が設けられている。
前記筐体1内には、図示は省略するが、リールユニットや基板ユニット等が設けられている。リールユニットは、周囲に複数の図柄を表示した3個の回転リールと、回転リールを回転させるための駆動モータ(ステッピングモータ)を有している。また、基板ユニットは、CPU、ROM、RAM、I/O等の電子部品を備えた基板を、基板ケースに収納したものである。そして、基板ユニットは、スロットマシンXの遊技を制御するための遊技制御装置として機能する。
図1に示すように、前扉3の上部中央には、平板状の上パネル4が設けられている。また、上パネル4は、その中央部に形成された透明な表示窓5と、表示窓5を囲うように形成され、絵柄が描かれた(印刷された)意匠部6とを備えている。
表示窓5の奥には、前記3個の回転リールが横一列に設けられている。そして、表示窓5を通して回転リールの一部が視認可能となっている。各回転リールの外周面には複数種類の図柄が配列されており、回転リールが停止すると表示窓を通して1リール当たり3個の図柄が表示される。そして、3個の回転リールが停止したときに表示窓を通して表示される図柄の組み合わせによって当選役が入賞したか否かが表示される。
意匠部6の背面側には、照明用の光源(LED)が設けられており、この光源からの光によって意匠部6に描かれた絵柄が背後から照らされるようになっている。また、前扉3の上パネル4の上部には、報知や演出などを行うための照明装置7が設けられている。また、前扉3の左右両側部には、報知や演出などを行うための照明装置8,8が設けられている。
また、前扉3は、筐体1にヒンジを介して回動可能に連結されることで、筐体1の開口部を開閉するようになっている。
なお、前扉3は、上側部分と下側部分とで分かれている等、複数の扉に分かれているものであってもよい。また、スロットマシンXは、遊技店における機種の交換時に筐体1、前扉3の下側部分および筐体1内の電源ユニットやホッパーユニット等が遊技店の島設備に取り付けられたままで、前扉3の上側部分およびリールユニット等が交換可能ないわゆる分離型筐体タイプのものであってもよい。
また、前扉3の上下方向中央部には、スロットマシンXを操作するための操作部10が設けられている。また、操作部10には、クレジットされたメダルを払い出すための精算スイッチ11、1枚のメダルをゲームに投資するときに操作される1ベットスイッチボタン12、3枚(最大数)のメダルをゲームに投資するときに操作されるMAXベットスイッチボタン13、ゲームを開始させるためのスタートレバー14、回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチ15、メダルを投入するためのメダル投入口16、メダル投入口16の下方のメダル通路内で発生したメダル詰まりを解消するリジェクトボタン17等が設けられている。
また、前扉3の下端部には、スロットマシン内部よりメダルを排出するためのメダル払い出し口と、メダル払い出し口から排出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿18とが形成されている。また、操作部10とメダル受け皿18との間には遊技機の外観を装飾するためのパネルユニット50が設けられている。
パネルユニット50は、図2に示すように、前側から順に、枠体51と、装飾用のパネル52と、4つの照明基板54,55,56,57と、リフレクタ(ベース部材)53と、を備えている。
枠体51は、図2および図3に示すように、中央部が大きく開口した略長方形板状の枠本体60と、この枠本体60の上下左右の外縁部から後方に延びるようにして設けられた壁部61a,61b,61c,61dとを備えている。そして、枠体51は、枠本体60と壁部61a〜61dとが、黒色の合成樹脂によって一体的に成形されている。また、左右の壁部61c,61dは、下側の壁部61bよりも高さが高くなっている。また、上側の壁部61aは、左右両端部の高さが左右の壁部61c,61dの隣接する部分と同じ高さとなっており、中央部の高さが左右両端部よりも低くなっている。そして、壁部61a〜61dによって、環状壁部61が形成されている。
枠本体60の前面側および左右の壁部61c,61dの外側の面には意匠が施されており、遊技機の外観を装飾するようになっている。すなわち、枠体51は、遊技機を装飾する意匠部材となっている。
枠本体60を構成する上下左右の各板状部60a,60b,60c,60dのうち、上側の板状部60aの背面には、後方に突出する略矩形状の矩形状突出部62,62が左右に離間して2つ設けられている。また、これらの矩形状突出部62の中心部には、ネジ孔62aが設けられている。また、左右の板状部60c,60dそれぞれの背面下部にも、後方に突出する略矩形状の矩形状突出部62が設けられており、これらの矩形状突出部62の中心部には、ネジ孔62aが設けられている。また、左右の板状部60c,60dそれぞれの背面上部には、後方に突出するボス63が設けられている。また、左右の板状部60c,60dそれぞれの背面上部には、ボス63の周囲を囲うようにして、後方に突出する略矩形状の矩形状短突出部64が設けられている。また、下側の板状部60bの背面には、後方に突出するボス63,63が左右に離間して2つ設けられている。また、下側の板状部60bの背面には、2つのボス63,63それぞれの周囲を囲うようにして、後方に突出する略矩形状の矩形状短突出部64が設けられている。また、4つの矩形状短突出部64の枠本体60背面からの高さは、4つの矩形状突出部62の枠本体60背面からの高さよりも低くなっている。また、各矩形状短突出部64の枠本体60背面からの高さは、その中心部に設けられたボス63の枠本体60背面からの高さよりも低くなっている。
パネル52は、図4に示すように、パネルシート70と拡散シート71と前ケース72と後ケース73とを備えている。また、パネル52は、遊技機の外観を装飾するようになっており、光源を有する照明基板54〜57からの光によって照らされ、光るようになっている。
パネルシート70は、略長方形の薄板状の部材であり、その表面には、キャラクター等の絵柄や機種名を表す文字等が印刷されている。また、パネルシート70は、透光性を有する。
拡散シート71は、略長方形の薄板状の部材であり、透光性を有する。また、拡散シート71は、光を拡散するようになっており、パネル52が面状発光するように後述するLED99からの光を拡散させる。
なお、拡散シート71は、光を均一に拡散させるのではなく、パネル52に模様が現れるように光を拡散したり、一部に光が集光するようにするものであってもよい。
前ケース72および後ケース73は、それぞれ透明の合成樹脂により各部分が一体的に成形されている。また、前ケース72および後ケース73は、略長方形の板状となっており、パネルシート70と拡散シート71とが、前ケース72と後ケース73とに前後から挟まれた状態でこれらの間に収容されるようになっている。より具体的には、前ケース72は、図4および図5に示すように、後側が開口した前後方向の厚さの薄い箱状となっている。なお、図5は、前ケース72を、前ケース72の後側の右上方向から見下ろした図である。また、前ケース72には、裏面側にシート収容部75が形成されている。シート収容部75は、裏面側から前側に向けて凹んで形成された凹部となっており、背面視においてパネルシート70および拡散シート71とほぼ同じ大きさとなっている。また、シート収容部75の深さは、パネルシート70の厚さと拡散シート71の厚さとを足した長さとほぼ等しくなっている。そして、シート収容部75にパネルシート70および拡散シート71が収容されている。
換言すると、前ケース72は、略長方形の板状の前板79と、この前板79の四辺に沿って形成され、四辺それぞれから後方に突出する上下左右の板状部79a,79b,79c,79dとを備え、前板79と上下左右の板状部79a〜79dとにより、後側が開口した上下左右の幅に対して厚みが薄い箱状となっている。また、前板79は、その左右方向中央部が、左右両端部に比べて前方に突出するように湾曲した形状となっている。また、下側の板状部79bおよび左右の板状部79c,79dの後端面は、平面となっており、互いに面一となっている。また、上側の板状部79aは、その左右両端部の後端面が、平面となっており、下側の板状部79bおよび左右の板状部79c,79dの後端面と面一となっている。また、上側の板状部79aは、その左右両端部を除く部分の後端面が、当該後端面の左右方向中央部が左右両端部に比べて前方に突出するように湾曲した面となっている。また、上側の板状部79aの後端面の、上記湾曲した面となっている部分は、上記平面となっている部分よりもわずかに前方に位置している。また、前板79の裏面側の周縁部を除く略全体が、裏面側から前側に向けてわずかに凹むことで、シート収容部75が形成されている。
前ケース72には、正面視において上縁および下縁の左右両端部から内側に略矩形状に切り欠くようにして、切り欠き部76,76が形成されている。また、前ケース72には、正面視において左縁および右縁の上下両端部から内側に略矩形状に切り欠くようにして、切り欠き部76,76が形成されている。すなわち、前ケース72には、周縁部に計8つの切り欠き部76が形成されている。
また、前ケース72は、左縁および右縁の上端部の切り欠き部76を除く6つの切り欠き部76部分に、切り欠き部76の切り欠き方向奥側部分から後方に突出する係止片77を備えている。また、前ケース72の上縁部には、後方に突出する2つの係止爪78,78が左右に離間して設けられている。また前ケース72の下縁部の中央部にも、後方に突出する係止爪78が設けられている。
後ケース73は、正面視において、前ケース72よりも若干大きい略長方形状となっている。また、後ケース73は、図4および図6に示すように、後側が開口した前後方向の厚さの薄い箱状のシート押さえ部80と、このシート押さえ部80の後端縁から外側に突出するように形成されたフランジ部81aとを備えている。なお、図6は、後ケース73を、後ケース73の後側の右下方向から見上げた図である。また、後ケース73は、フランジ部81aの上縁から後方に向けて突出する上板81bを備えている。そして、後ケース73の上端部は、フランジ部81aと上板81bとによって、後方から下方にかけて開口した断面L字状となっている(図9参照)。また、後ケース73の背面側左下端部には、突起部82が設けられている。
換言すると、後ケース73は、略長方形の板状の前板89と、この前板89の四辺に沿って形成され、四辺それぞれから後方に突出する上下左右の板状部89a,89b,89c,89dとを備えている。そして、前板89と上下左右の板状部89a〜89dとにより、後側が開口した上下左右の幅に対して厚みが薄い箱状のシート押さえ部80が形成されている。また、前板89は、その左右方向中央部が、左右両端部に比べて前方に突出するように、前ケース72の前板79と同様の曲率で湾曲した形状となっている。また、上下左右の板状部89a〜89dのそれぞれの後端縁から外側(板状部89a〜89dそれぞれの外側面側。シート押さえ部80から上下左右に離れる方向。)に突出するようにしてフランジ部81aが形成されている。すなわち、板状部89a〜89dは、全体として、略矩形環状に配置されている。また、フランジ部81aは、正面視において略矩形枠状となっている。そして、略矩形環状に配置された板状部89a〜89dの後端縁とフランジ部81aの内周縁とが接続されている。また、フランジ部81aの上辺部の上縁の左右両端部を除く部分から後方に突出するようにして、上板81bが設けられている。また、フランジ部81aの下辺部、左辺部および右辺部の背面と、フランジ部81aの上辺部の左右両端部の背面と、上板81bの後端面とは、面一となっている。すなわち、フランジ部81aは、その上辺部の、左右両端部を除く一帯が、フランジ部81aの他の部分に比べ前側に位置している。また、フランジ部81aの当該一帯は、その左右方向中央部が、左右両端部に比べ前側に突出するように湾曲した形状となっている。
後ケース73には、正面視において上縁および下縁の左右両端部それぞれから内側に略矩形状に切り欠くようにして、切り欠き部83,83が形成されている。また、後ケース73には、正面視において左縁および右縁の上下両端部それぞれから内側に略矩形状に切り欠くようにして、切り欠き部83,83が形成されている。すなわち、後ケース73には、周縁部に計8つの切り欠き部83が形成されている。また、後ケース73の8つの切り欠き部83それぞれは、前ケース72の8つの切り欠き部76それぞれに対向する位置に設けられている。
また、後ケース73の上端部には、矩形状の穴84,84が左右に離間して2つ設けられている。また、後ケース73の下端部の中央部にも、矩形状の穴84が設けられている。また、これらの3つの穴84それぞれは、前ケース72の3つの係止爪78それぞれに対向する位置に設けられている。また、後ケース73の上端部の2つの穴84,84は、当該穴84を形成する上辺部の前後方向の長さが、当該穴84を形成する下辺部の前後方向の長さよりも短くなっている。また、後ケース73の下端部の穴84は、当該穴84を形成する下辺部の前後方向の長さが、当該穴84を形成する上辺部の前後方向の長さよりも短くなっている。
パネルシート70、拡散シート71、前ケース72および後ケース73は、前ケース72のシート収容部75に収容されたパネルシート70と拡散シート71とが、後ケース73のシート押さえ部80によって後方から押さえられた状態で一体化されている。また、後ケース73のシート押さえ部80は、箱状の前ケース72の内側に入り込んだ状態となっているとともに、後ケース73のフランジ部81aの前面に前ケース72の後端面が当接した状態となっている。すなわち、前ケース72の板状部79a〜79dの後端面が、後ケース73のフランジ部81aの前面に当接した状態となっている。また、正面視において、後ケース73(フランジ部81a)の外周縁は、前ケース72の外周縁よりも外側に突出した状態となっている。また、後ケース73の上端部の2つの穴84,84それぞれには、対向する位置にある前ケース72の係止爪78が挿入され、これらの係止爪78がそれぞれの穴84を形成する上辺部に係止されている。また、後ケース73の下端部の穴84には、対向する位置にある前ケース72の係止爪78が挿入され、この係止爪78が穴84を形成する下辺部に係止されている。そして、前ケース72の係止爪78が穴84を形成する上辺部または下辺部、すなわち後ケース73に係止されることにより、前ケース72と後ケース73とが前後方向にバラバラになることが防がれている。また、ここで、後ケース73の上端部の2つの穴84を形成する上辺部の前後方向の長さが、当該穴84を形成する下辺部の前後方向の長さよりも短くなっていることにより、係止爪78の爪部分が当該上辺部よりも後方に突出して係止されるとともに、係止爪78の先端が当該下辺部よりも前側に位置するようになっている(後ケース73の後方に突出しないようになっている)。また、後ケース73の下端部の穴84を形成する下辺部の前後方向の長さが、当該穴84を形成する上辺部の前後方向の長さよりも短くなっていることにより、係止爪78の爪部分が当該下辺部よりも後方に突出して係止されるとともに、係止爪78の先端が当該上辺部よりも前側に位置するようになっている(後ケース73の後方に突出しないようになっている)。
また、前ケース72の6つの係止片77は、それぞれ各係止片77に対向する位置にある後ケース73の切り欠き部83に挿入された状態となっている。
このようにして一体化されたパネルシート70、拡散シート71、前ケース72および後ケース73によってパネル52が形成されている。そして、パネル52は、全体として略長方形の板状となっている。なお、本実施の形態のスロットマシンXにおいては、パネルシート70、拡散シート71、前ケース72および後ケース73は、左右方向における中央部が両端部に比べ僅かに前側に突出しており、湾曲した形状となっている。
なお、パネル52は、複数の部材によって構成されていなくてもよい。例えば、パネルシート70のような1枚の板状部材をパネル52として用いることとしてもよい。また、パネルシート70や拡散シート71のようなシート状の部材を収容するケースは、前ケース72と後ケース73のように複数に分かれていなくてもよい。
パネル52は、前ケース72の8つの切り欠き部76それぞれと後ケース73の8つの切り欠き部83それぞれとが、正面視において重なり合うことで、周縁部が8か所切り欠かれた状態となっており、この切り欠かれた8か所が、後述する規制部と係合する被規制部90となっている(図2および図10参照)。
リフレクタ53は、透光性を有しない白色の合成樹脂により一体的に成形されている。そして、リフレクタ53は、4つの照明基板54〜57を保持するとともに、各照明基板54〜57からの光をパネル52の方向(前方)に向けて反射するようになっている。
照明基板54〜57は、図7に示すように、左右に長尺な板状となっている。具体的には、リフレクタ53の下段に配置される照明基板54と、リフレクタ53の中段に配置される照明基板55とは、左右方向の長さが同じになっており、リフレクタ53の上段に配置される照明基板56,57は、左右方向の長さが照明基板54,55の約半分となっている。また、照明基板54〜57は、一方の面に光源としてのLED99を備えている。また、照明基板54〜57は、他方の面にLED99を光らせるための電源や制御信号を供給するためのコネクタを備えている。
リフレクタ53は、図8および図9に示すように、前側が開口した箱状となっており、正面視においてパネル52とほぼ同じ大きさとなっている。また、リフレクタ53の背板100は、側面視において階段状となっている。そして、リフレクタ53は略3段階の奥行きを持ち、下側ほど奥行きのある箱形となっている。具体的には、背板100は、左右に長尺で略鉛直な方向に延びる下段部100a、中段部100bおよび上段部100cを備えているとともに、下段部100aと中段部100bとをつなぐ第一傾斜部100dおよび中段部100bと上段部100cとをつなぐ第二傾斜部100eを備えている。そして、下段部100aの上縁から前側上方に向けて第一傾斜部100dが延び、この第一傾斜部100dの上縁(前縁)から上方に向けて中段部100bが延び、この中段部100bの上縁から前側上方に向けて第二傾斜部100eが延び、この第二傾斜部100eの上縁(前縁)から上方に向けて上段部100cが延びた状態となっている。また、上段部100cは、その前面の下部が下方ほど前側に行くように湾曲した凹状の湾曲面100fとなっている。
下段部100aには、図8に示すように、照明基板54の前面(LED99がある側の面)が前側上方を向いた状態で照明基板54を保持する基板保持部102が設けられている(図7および図9参照)。また、中段部100bには、照明基板55の前面(LED99がある側の面)が前側上方を向いた状態で照明基板55を保持する基板保持部103が設けられている。また、上段部100cの上縁部には、照明基板56および照明基板57の下面(LED99がある側の面)が下方かつわずかに後方を向いた状態で照明基板56または照明基板57を保持する基板保持部104,105が設けられている。また、基板保持部104と基板保持部105とは、左右に並べて設けられており、照明基板56と照明基板57とは、左右に並べられた状態で基板保持部104,105に保持されている。そして、照明基板54,55からの光は直接パネル52の方に向かうとともに、一部の光は第一傾斜部100dや第二傾斜部100e等で反射されパネル52の方に向かうようになっている。また、照明基板56,57からの光は上段部100cの平坦な部分や湾曲面100fで反射されパネル52の方に向かうようになっている。
リフレクタ53の前面110は、正面視において、箱状となっているリフレクタ53の開口部を囲う略矩形枠状となっている。また、前面110の上辺部110aの中央部には、コ字状突出部111が前方に突出して設けられている。また、コ字状突出部111は、正面視において上側が開口した略コ字状となっている。
また、前面110の下辺部110bには、前方に突出する略矩形状の矩形状突出部112,112が左右に離間して2つ設けられている。また、これらの矩形状突出部112の中心部には、ネジを挿通するためのネジ挿通孔112aが設けられている。また、前面110の下辺部110bの左端部には、パネル52の突起部82を挿入するための挿入孔113が設けられている。また、前面110の下辺部110bの右端部には、挿入孔113と同様の大きさの貫通孔116が設けられている。なお、パネル52には、貫通孔116に対応する(挿入される)突起部が設けられていてもよい。
また、前面110の左辺部110cおよび右辺部110dそれぞれには、2つの凹所114,115が上下に離間して設けられている。また、これらの凹所114,115のうち、上側の凹所114の中心部には、ネジを挿通するためのネジ挿通孔114aが設けられている。
枠体51と、パネル52と、リフレクタ53とは、図9に示すように、枠体51とリフレクタ53とがパネル52を挟み込んだ状態で固定されることにより、一体化されている。具体的には、枠体51本体の背面とパネル52の前面の周縁部(前ケース72の前面の周縁部)とが当接し、パネル52の背面の周縁部(後ケース73のフランジ部81aの左辺部、右辺部および下辺部の背面ならびに上板81bの後端面)とリフレクタ53の前面110とが当接した状態で、枠体51とリフレクタ53とが固定されている。また、枠体51とリフレクタ53との固定はネジ止めにより行われている。具体的には、リフレクタ53の4つのネジ挿通孔112a,114aに挿通されたネジ120(締結具)が、枠体51の備えるボス63のネジ穴にねじ込まれることにより、枠体51とリフレクタ53とが固定されている(図10参照)。また、パネル52は、互いに固定された枠体51とリフレクタ53とによって挟持されることにより、固定された状態となっている。
また、図10に示すように、枠体51の4つの矩形状突出部62は、それぞれ対向する位置にあるパネル52の被規制部90に挿入された状態となっている。また、枠体51の4つの矩形状短突出部64も、それぞれ対向する位置にあるパネル52の被規制部90に挿入された状態となっている。ここで、矩形状突出部62は、矩形状短突出部64よりも高さが高いので、矩形状突出部62のほうが矩形状短突出部64よりもパネル52に対して深く挿入された状態となっている。また、矩形状突出部62および矩形状短突出部64の突出方向先端部よりもパネル52のリフレクタ53に当接する面(後ケース73のフランジ部81aの左辺部、右辺部および下辺部の背面ならびに上板81bの後端面)の方が後側に位置した状態となっている。そして、パネル52の被規制部90が、枠体51の矩形状突出部62および矩形状短突出部64に係止されることで、パネル52の上下左右への動きが規制されている。すなわち、矩形状突出部62および矩形状短突出部64は、枠体51とリフレクタ53とによる挟持方向に垂直な方向にパネル52が動くのを規制する規制部62,64となっている。
また、リフレクタ53の2つの矩形状突出部112は、それぞれ対向する位置にあるパネル52の被規制部90に挿入された状態となっている。すなわち、パネル52の下側の2つの被規制部90には、前側からパネル52の矩形状短突出部64が挿入され、後側からリフレクタ53の矩形状突出部112が挿入された状態となっている。また、パネル52の突起部82は、リフレクタ53の挿入孔113に挿入された状態となっている。そして、パネル52の被規制部90がリフレクタ53の矩形状突出部112に係止され、パネル52の突起部82がリフレクタ53の挿入孔113の周縁部に係止されることで、パネル52の上下左右への動きが規制されている。すなわち、矩形状突出部112および突起部82は、枠体51とリフレクタ53とによる挟持方向に垂直な方向にパネル52が動くのを規制する規制部112,82となっている。
また、図9に示すように、リフレクタ53のコ字状突出部111には、パネル52の上板81bが係止され、パネル52の下方への動きが規制されている。すなわち、コ字状突出部111は、パネル52が下方に動くのを規制する規制部111となっている。
また、パネル52の外周面は、枠体51の環状壁部61の内周面に近接または当接した状態となっている。すなわち、パネル52の外周面は、枠体51の環状壁部61に囲われた状態となっている。
このような構成によれば、パネル52が、リフレクタ53と枠体51とによって、挟持されて固定されるので、パネル52をリフレクタ53あるいは枠体51にネジや係止爪等を用いて直接固定する必要がない。したがって、パネル52の取り付けや取り外しを容易にできる。また、パネル52をリフレクタ53や枠体51に固定するためのネジ等の部材が必要なくなるので、部材点数を削減することができ、製造コストを低減することができる。また、本実施の形態のスロットマシンXにおいては、パネル52には、リフレクタ53と枠体51とを一体化するための締結具としてのネジ120を挿通するための挿通孔は設けられておらず、リフレクタ53と枠体51とを一体化させるときにパネル52にネジを挿通させる必要がない。したがって、パネル52とリフレクタ53と枠体51とを一体化させる作業を容易にすることができる。
また、リフレクタ53および枠体51は、パネル52が、リフレクタ53と枠体51とによって挟持されている方向に垂直な方向(上下左右方向)に動くのを規制するための規制部62,64,82,111,112を備えているので、パネル52が上下左右にがたつくのを防ぐことができる。
なお、パネル52が上下左右に動くのを規制するための規制部は、リフレクタ53または枠体51のいずれか一方にのみ設けられていてもよい。
51 枠体
52 パネル
53 リフレクタ
62 矩形状突出部(規制部)
64 矩形状短突出部(規制部)
82 突起部(規制部)
99 LED(光源)
111 コ字状突出部(規制部)
112 矩形状突出部
X スロットマシン

Claims (2)

  1. 装飾用のパネルと、
    前記パネルを背面側から照らす光源と、
    前記光源が設けられた基板と、
    前記光源からの光が前記パネルに向かうように光を反射するリフレクタと、
    枠体と、を備える遊技機であって、
    前記リフレクタは、前記基板を保持し、
    前記パネルが、前記リフレクタと前記枠体とによって挟持されており、
    前記基板の前記光源が実装されている面は、前記パネルと平行になっていないことを特徴とする遊技機。
  2. 装飾用のパネルと、
    出射される光束の中心の光が前記パネルに直接向かわないLEDと、
    前記LEDからの光が前記パネルに向かうように光を反射するリフレクタと、
    枠体と、を備える遊技機であって、
    前記パネルが、前記リフレクタと前記枠体とによって挟持されており、
    前記LEDから出射された光が、前記LEDから前記リフレクタに直接向かい、前記リフレクタで反射されて前記パネルに向かうことを特徴とする遊技機。
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