JP2015156970A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】透明導光板に意匠パネル用の光源の光の影響がないようにしつつ、意匠パネルに透明導光板用の光源の光が影響しないようにした遊技機を提供する。
【解決手段】表面または裏面の少なくとも一方に所定の意匠を施した反射部141を設けた板状の透光性を有する導光板14と、導光板14の端面142に対向する第1光源19及び第1光源19より遊技機における背面側に位置する第2光源20を実装し、第1光源19及び第2光源20の実装面が導光板14の板面の表面が向く方向に対して直交する方向を向いて設けられる光源基板21と、光源基板21を保持する基板ケース18とを備え、導光板14は、端面142から第1光源19の光が入射されることにより反射部141が第1光源19の光を反射可能であり、基板ケース18は、光源基板181を保持する基部と、第1光源19に対向し、かつ導光板14の端部143が略接触可能であり、かつ、第2光源20から発せられる光が導光板14の端面142から入射されないようにするための遮光壁183とを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、スロットマシン等の遊技機に関する。
従来、メダルを用いて遊技を行うスロットマシンである遊技機は、遊技機を構成する一部の部品を収容にした筐体と、筐体の前面を開閉可能な前扉と、筐体内に設けられた部品の一つである回転リールと、前扉に設けられた照明表示ユニット(特許文献1においては「表示装置」)を備えている。照明表示ユニットは、光透過性の透明導光板と、透明導光板の端面に光を入射可能な光源を実装した光源基板とを有し、光源の光を透明導光板の端面から入射させることにより、当該入射した光が透明導光板の表面に形成された複数の反射部(同じく「凹部」)によって乱反射して高輝度で輝くことで、遊技者に対して遊技に係る報知内容を表示させるようにしている(特許文献1参照)。
特許2011-104007号公報
また、一般的な遊技機は、回転リールの前方に、所定の意匠が描かれた意匠パネル(なお、回転リールの正面を避けて意匠が描かれている)を設け、当該意匠パネルにおける意匠が描かれた部分を、例えば所定の遊技状態となったとき等に、当該意匠パネルの当該意匠が描かれている部分の後方に設けられた光源基板に実装された光源で照射し、当該意匠を遊技者に対して強調するように表示している。
しかしながら、この一般的な遊技機に特許文献1に記載の遊技機のような透明導光板を設けようとすると、透明導光板を遊技機に設置するための方法(ねじ止め等)が必要となるとともに、意匠パネルの意匠を照射するための光源と、透明導光板用の光源を設ける必要があるところ、両方の光源が同時に発光すると、両方の光が混ざってしまったり、透明導光板の反射部以外の箇所も発光しているように見えてしまったり、あるいはそれによって透明導光板の反射部が目立たなくなってしまったり、あるいは透明導光板の反射部が意匠パネル用の光源の光をも反射させてしまうことにより色が混ざってしまったり、あるいは、透明導光板用の光源によって意匠パネルの意匠が光って見えてしまったりするという問題点が生じる。
本発明は、上述のような課題に鑑み、透明導光板が遊技機に固定されるようにしつつ、意匠パネルの意匠を照射する光源及び透明導光板用の光源の両方を設けたとしても、透明導光板に意匠パネル用の光源の光の影響がないようにしつつ、意匠パネルに透明導光板用の光源の光が影響しないようにした遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技機を構成する一部の部品を収容にした筐体と、当該筐体の前面を開閉可能に閉塞する前扉と、を供えた遊技機において、表面または裏面の少なくとも一方に所定の意匠を施した反射部を設けた板状の透光性を有する導光板と、前記導光板の端面に対向する第1光源及び当該第1光源より前記遊技機における背面側に位置する第2光源を実装し、前記第1光源及び前記第2光源の実装面が前記導光板の板面の表面が向く方向に対して直交する方向を向いて設けられる光源基板と、前記光源基板を保持する基板ケースとを備え、前記導光板は、前記端面から前記第1光源の光が入射されることにより前記反射部が前記第1光源の光を反射可能であり、前記基板ケースは、前記光源基板を保持する基部と、前記第1光源に対向し、かつ前記導光板の端部が略接触可能であり、かつ、前記第2光源から発せられる光が前記導光板の端面から入射されないようにするための遮光壁とを有することを特徴とする。
本発明は、導光板が遊技機に固定されるようにしつつ、意匠パネルの意匠を照射する光源及び透明導光板用の第1光源と、それ以外の用途の第2光源を両方を設けたとしても、少なくとも透明導光板の端面から第2光源の光が入射されることによって、第2光源の光が反射部で反射されてしまうことがない遊技機を提供することができる。
本発明の実施形態に係る遊技機の正面図である。 同じく、上扉の斜視図である。 同じく、上扉を含む要部の分解斜視図である。 同じく、要部の拡大分解斜視図である。 図1におけるV−V線拡大横断面図である。 右側の照明表示ユニット16におけるリフレクタ17の正面図である。
以下、本発明の遊技機の一実施形態を、添付図面を参照しながら詳述する。なお、この実施形態は、本発明を限定するものではない。なお、以下の説明において遊技機の各部に関して用いる方向は、上下方向及び左右方向については、その遊技機の正面に対面する遊技者の視点(正面視)で説明し、前後方向については、遊技者から見て手前方向を前とし、奥方向を後として説明する。ただし、遊技機の各部に関して「表」ないし「裏」とは、その部材における「表」ないし「裏」を指すものとし、必ずしも上記した上下方向、左右方向、前後方向と一致するとは限らない。
図1に示すように、遊技機1は、遊技媒体を円板状のメダル(コインも含む)とし、メダルを筐体2の前面右部に設けたメダル投入部3に投入することにより、後述のような所定のゲームが行われるものである。
筺体2内には、左右方向を向く軸回りに回転可能に軸支され、外周面に複数種類の図柄、数字等で構成される識別情報41が描写された左、中、右3個の回転リール4、メダルを貯留及び払出可能な図示略のホッパーユニット、遊技全体を統括的に制御する図示略の主制御基板、当該主制御基板の指令に基づいて各種遊技演出手段に制御信号を出力可能な図示略の副制御基板、及び主制御基板やその他の電気機器へ電力を供給する図示略の電源装置等が収容されている。なお、遊技演出手段としては、筐体2に軸支され、筐体2の前面上半分を開閉可能に閉塞する上側の上扉5(前扉)及び下半分を開閉可能に閉塞する下側の下扉500に裏面に設置され、各種遊技情報(遊技状態等の情報)や演出情報(演出状態等の情報)を表示可能な液晶表示装置6、効果音を発生する図示略のスピーカ、光により演出効果を盛り上げる照明装置7等がある。
筐体2の前面には、遊技を行うときにメダルが投入される前述のメダル投入部3と、メダルをゲームに投資するときに操作されるベットスイッチボタン8と、各回転リール4を一斉に回転させるときに操作されるスタートスイッチレバー9と、各回転リール4の回転を停止させるときに操作される3個のストップスイッチボタン10と、メダルを受け入れ可能な受皿11とが設けられる。
図2、3に示すように、上扉5は、液晶表示装置6に表示される各種遊技情報や演出情報を視認可能に開口した演出情報視認開口窓51と、各回転リール4の識別情報41を3こまずつ視認可能に開口した識別情報視認開口窓52が形成される。なお、図2、3においては、説明の便宜上、上扉5の前面を装飾するように取り付けられる装飾枠50を省略して示している。
上扉5には、図3、5に示すように、識別情報視認開口窓52を閉塞するように透光性のある透明アクリル板により形成され、上扉5に固定される透明保護板(保護板)13、透明導光板(導光板)14及び意匠パネルとしての透明中板(中板)15とが取り付けられる。
図3、5に示すように、透明導光板14は、後述のように上扉5に取り付けられると共に、裏面には、所定の意匠を施した反射ドット部141が形成される。反射ドット部141は、常態(後述の第1光源19が発光していない状態)では遊技機1の前側から殆んど見えることはないが、透明導光板14の端面142から第1光源19の光が入射されると、当該光を透明導光板14内で乱反射させて明るく光ることで、透明導光板14の端面142に対して直角な面に所定の意匠を表示させるものである。なお、反射ドット部(反射部)141は、透明導光板14をアクリル板として、当該アクリル板に白色インクで反射ドットを印刷したシルク印刷方式で形成されている。
なお、透明導光板14に形成される所定の意匠は、透明導光板14の表面に形成されていてもよく、また表面及び裏面の両方に形成されていてもよい。
また、反射ドット部(反射部)141を、スタンパーやインジェクションでアクリル面に凹凸をつけた成形方式、溝を機械的又はレーザーにより掘る加工方式等によって形成されるようにしてもよい。
透明中板15は、透明導光板15の後側に重ねた状態で設置されると共に、その左右方向における中央部分には、各回転リール4の識別情報41を図1に示すように3こまずつ透視可能な正面視矩形の回転リール透視領域151が設けられ、また、回転リール透視領域151の左右両側にあって、後述の第2光源20の光により照明されることで各種遊技情報を報知可能な意匠が表面(または裏面)に描写された複数の遊技情報表示領域152が形成される。なお、中透明パネル15における回転リール透視領域151及び遊技情報表示領域152を除く領域面は、彩色、模様等が施され、不透明または半透明に形成される。
遊技情報表示領域152は、第2光源20の光により照明されることにより、例えば、複数の当選役のいずれかを決定する抽選によって当選すると、回転リール4の識別情報41が有効ライン上に「7」図柄を3つ揃えて停止させることにより入賞となって、比較的短期間で遊技者に多くの利益を付与可能となるビッグボーナス遊技が行えるビッグボーナスの当選を告知する情報や、現在の遊技状態等の情報を表示する。
遊技機1のゲームは、遊技者がメダルをメダル投入部3に投入した後、またはベットスイッチボタン8によりメダルの賭数を設定した後、スタートスイッチレバー9を操作して、全ての回転リール4を一斉に回転させることによって開始される。
回転リール4が回転して所定時間が経過した後、3個のストップスイッチボタン10を順次操作して、各回転リール4の回転を停止させ、有効ラインに並ぶ各回転リール4の識別情報41の組み合わせにより、入賞の有無、及び賞の大小に応じたメダルの配当枚数が確定される。入賞した場合には、予め定めた入賞枚数分だけそのときのクレジット数に加算される。クレジット数が限度枚数(例えば、50枚)を超過した場合には、その超過分に相当する数のメダルがホッパーユニットから受皿11に払い出される。
次に、透明導光板14及び透明中板15に対して光を照射するための照明表示ユニット16について説明する。
なお、照明表示ユニット16は、上扉5における左右両側部にそれぞれ設置されるものであるが、左右の照明表示ユニット16は、一部を除いて左右対称形状であるので、以下の説明においては、右側の照明ユニット16について説明し、左側の照明ユニット16については、右側の照明ユニット16と異なる部分についてのみ括弧書きで説明する。
図2、3、5に示すように、照明ユニット16は、上扉5における識別情報視認開口窓52の右側(左側の照明ユニット16においては左側)前面に固定されるリフレクタ17と、リフレクタ17の前部に各板13、14、15の平板面(板面)の表面が向く方向(前方向)に対して直交する方向(左方向または右方向)を表面が向いて固定される基板ケース18と、基板ケース18の裏側(右側の照明ユニット16においては右側、左側の照明ユニット16においては左側)に各パネル13、14、15の平板面の表面が向く方向(前方向)に対して直交する方向(左方向ないしは右方向)を表面(実装面)が向いて固定される光源基板21の実装面(右側の照明ユニット16においては左面、左側の照明ユニット16においては右面)に実装され、透明導光板14の端面142に対向する複数の、トップビューLED素子からなる第1光源19及びリフレクタ17の後述の反射面171に向けて光を照射可能な複数の、トップビューLED素子からなる第2光源20とを含んで構成される。
図3、5及び図6に示すように、リフレクタ17は、上壁部173、下壁部174、内側壁部175及び外側壁部176を連続して設けた背板177を有し、当該背板177の透明中板15の裏面に対向する側で、上壁部173、下壁部174、内側壁部175及び外側壁部176により包囲される部分には、第2光源20の光Aを透明中板15の遊技情報表示領域152に向けて反射させるように、透明中板15の裏面に対して右斜め後方(左側の照明表示ユニット16においては左斜め後方)へ傾斜する反射面171と、反射面171から前方に突出し、透明中板15の裏面に略接触する複数の仕切り壁172とを有し、上壁部173、下壁部174、内側壁部175及び外側壁部176の前端が透明中板15の裏面に略接触することで、上壁部173、下壁部174、内側壁部175、外側壁部176及び反射面171をもって遊技情報表示領域152の裏側を包囲し、また、各仕切り壁172の前端が透明中板15の裏面に略接触することで、遊技情報表示領域152を各領域毎に仕切る。
さらに、主に図6に示すように、背板177には、基板ケース18の後部が差し込み可能な縦長の前後方向へ貫通する開口178が設けられ、当該開口178の上下部分には、基板ケース18の後述の突起186が嵌合することで、基板ケース18をリフレクタ17に対して位置決め固定するための上下の凹部179が設けられる。なお、図6は、右側の照明表示ユニット16におけるリフレクタ17の正面図を示す。
図4に示すように、基板ケース18は、透明導光板14の端面142に対向する位置にあって、光源基板21を固定するための透明導光板14の表面及び裏面に対して略直角な方向を向く基部181と、基部181における第1光源19に対向する位置にあって、かつ透明導光板14の端部143を横方向から差し込むことで嵌合可能な導光孔182と、導光孔182の前後にあって、透明導光板14における端部143の前後面に接触しうるように、透明導光板14の面に沿って左方(左側の照明表示ユニット16においては右方)へ突出する前後の遮光壁183と、前後の遮光壁183の上端を繋ぐ上遮光壁183a及び下端を繋ぐ下遮光壁183bと、導光孔182を上下方向、すなわち上下方向に列をなして配列されている第1光源19の配列方向において、第1光源19の各LED素子を複数段に仕切る仕切部184と、第2光源20を覗かせるために左右方向に貫通した矩形の複数の開口部185と、上下部にあって、リフレクタ17の上下の凹部179に対して前方から嵌合する突起186とを有し、上下の突起186が上下の凹部179に嵌合することで、左右、上下方向への移動が阻止された状態で、リフレクタ17に固定される。
なお、基板ケース18におけるリフレクタ17への固定は、本実施形態に代えて、基板ケース18に凹部、またリフレクタ17に当該凹部に嵌合する突起をそれぞれ設けるか、ねじ止めであっても良い。
なお、導光孔182における透明導光板14の端部143が位置する部分、すなわち前後の遮光壁183の、透明導光板14の端部143が接触する部分は、仕切部184により仕切られていない。
ここで、仕切り部184は、透明導光板14を遮光壁183の間に位置させる際に、右側の基板ケース18に対しては右方向へ、左側の基板ケース18に対しては左方向への移動を規制するストッパーの役割と、基板ケース18の強度を高める役割も担っている。
なお、第1光源19は、図4に示すように、3つのLED素子が1つの組となるように設けられ、この組が、上下に6組設けられており、各組が、6つの導光孔182のうちの対応する導光孔182から露出するようになっている。
透明導光板14は、その端部143を基板ケース18における導光孔182に差し込んで前後の遮光壁183に略接触させることで基板ケース18及びリフレクタ17を介して上扉5に固定されると共に、その裏面にあって、回転リール4の識別情報41に対向する面には、所定の意匠をなす複数の反射ドット部141が形成される。なお、反射ドット部141は、透明導光板14の表面に設けても良い。
なお、図4に示すように、透明導光板14の平板面において四隅に切欠部144を設け、透明導光板14における上辺、下辺における各切欠き部144間の左右方向の寸法L1は、切り欠かれていない部分の左右方向の寸法L2よりも短く形成される。
これにより、上側の左右の切欠部144の上向き端面144aがリフレクタ18の左右の上遮光壁183aに当接し、下側の切欠部144の下向き端面144bが左右の下遮光壁183bに当接することで、導光孔182に差し込まれて前後の遮光壁183に略接触している基板ケース18の上下方向の移動を規制する。
図5に示すように、反射ドット部141は、透明導光板14の端面142に対向するように配列された第1光源19の光Bが端面142に入射されると、当該入射された光Bを乱反射させて明るく光り輝くことで、透明導光板15に所定の意匠を表示する。なお、反射ドット部141は、第1光源19が発光していない場合の常態では、遊技機1の前側からは殆んど見えることはない。したがって、回転リール4の識別情報の目視に対して妨げにはならない。
基板ケース18の遮光壁183は、透明導光板14における端部143(透明導光板14の平板面の左右方向における端部であって、右側面あるいは左側面から左右方向における中心方向に向かって例えば1.5cmの部分)の前後面に略接触することで、透明導光板15の端面142に入射される第1光源19の光Bの漏れを阻止し、かつ第1光源19の近傍に設けられる第2光源20を含む他の光源の光が透明導光板15の端面に入射されることを阻止することで、透明導光板15内への第1光源19の光Bの入射効率を高めて反射ドット部141により多くの光を反射させつつ、遊技者に対して漏れた光が見えてしまうことを防止することが可能となると共に、他の光源の光の影響を受けることなく、反射ドット部141を確実に光らせることが可能となる。
なお、両方の遮光壁183が弾性を有し、透明導光板14の端部143を遮光壁183の間に位置させる際に、遮光壁183が透明導光板14の端部143によって変形し、遮光壁183どうしで透明導光板14における端部143の前後面を挟み込むことが好ましい。
第2光源20は、基板ケース18の各開口部185に対応するように第1光源19の後側(図5における上側)に第1光源19の上下方向に並ぶ列と並列するように列状に配列され、第2光源20の光Aは、リフレクタ17の反射面171により透明中板15の裏面に向けて反射される。反射された第2光源20の光Aは、透明中板15における遊技情報表示領域152を裏側から照射することで、遊技情報表示領域152を明るく照らして遊技情報を報知する。
なお、第2光源は、図4に示すように、3つのLED素子が1つの組となるように設けられ、この組が、上下に5組設けられており、各組が、5つの開口部185のうちの対応する開口部185から露出するようになっている。
透明保護板13は、透明導光板14を前側から保護する形態で上扉5に複数のねじにより固定されると共に、その左右方向における両側部には、図5に示すように、基板ケース18及び光源基板21の前部を後方から差し込み可能に前方へ凹んだ凹部(前方移動規制部)131が設けられる。凹部131は、基板ケース18及び光源基板21の各前部が差し込まれることで基板ケース18の前方への移動を阻止する。これにより、基板ケース18を、透明保護板13の裏面とリフレクタ17との間に挟み込んだ状態で、上扉5に対して確実に固定することができる。
なお、照明表示ユニット16における要素及び当該要素に関連する透明板13、透明導光板14及び透明中板15の取付け形態は、以下の通りである。
図3に示すように、リフレクタ17は、上扉5の前側から演出情報視認開口窓51の左右両側部に後方を向くねじ22により締結固定される。
光源基板21は、基板ケース18の基部181に右側(左の照明表示ユニット16においては左側)から左方向(同じく右方向)を向くねじ23により固定される。
基板ケース18は、基部181に光源基板21を固定した状態で、リフレクタ17の前側から上下の突起186をリフレクタ17の上下の凹部179にそれぞれ嵌合することで、光源基板21の実装面が左側(左側の照明表示ユニット16においては右側)に向いて、透明保護板13、透明導光板14及び透明中板15の表面及び裏面に対して略直角になるような形態でリフレクタ17を介して上扉5に固定される。
透明中板15は、遊技情報表示領域152がリフレクタ17の反射面171の前側に位置するように上扉5に嵌め込まれ(なお、上扉の透明中板15を取り付けるための取付部には、透明中板15の左右方向及び上下方向の移動を規制するためのリブが、透明中板15の平板面と平行する面から前方向に突出して設けられており、透明中板15を当該取付部に取り付けると、透明中板15の左右方向及び上下方向の移動が規制される)、かつ演出情報視認開口窓51を覆うように透明保護板13を複数のねじ24によって上扉5に締結固定すると、透明導光板14によって前方向の移動が規制されることで固定される。
透明導光板14は、端部143がリフレクタ17を介して上扉5に固定された基板ケース18の前後の遮光壁183に嵌合することで、端面142が第1光源19に対向するように、上扉5における透明中板15の前側に固定される。
透明保護板13は、上扉5に固定されたリフレクタ17、基板ケース18、光源基板21及び透明導光板14を前側から覆うようにして、後方を向くねじ24によってリフレクタ17の孔部を通して上扉5に固定される。すなわち、リフレクタ17は、ねじ24によって透明保護板13と共に前扉5に固定される。
以上により、本実施形態に係る遊技機1は、反射ドット部141を設けた透明導光板14の端面142に対向する第1光源19及びリフレクタ17の反射面171に光を照射可能な第2光源20を実装する光源基板21の実装面が透明導光板14の平板面の表面が向く方向に対して直交する方向(左方向あるいは右方向)を向くように設置したことにより、光源基板21の左右方向への設置スペースの縮小を可能にすることが可能となる。この結果、光源基板21及び第1光源19を設置スペースが限られた識別情報視認開口窓52の横に設置することができ、透明導光板14の左右方向への寸法拡大を図ることができる。
さらには、光源基板21を保持するための基板ケース18に、透明導光板14の端部143が接触(嵌合)可能な遮光壁183、上遮光壁183a、下遮光壁183b及び仕切部184を設けるとともに、透明導光板14の平板面における四隅に切欠部144を設けたことにより、透明導光板14を確実に保持することが可能となる。
さらには、基板ケース18に透明導光板14における端部143の前後面に接触(嵌合)する遮光壁183を設けたことにより、遮光壁183が透明導光板の上下方向及び左右方向への移動を規制しつつ透明導光板14に対する第1光源19の光の入射光率を高めることができると共に、他の光源の光の影響を受けることなく確実に反射ドット部141が発光しているように見せる(実際には反射部が反射している)ことができ、遊技者に対して漏れた光が見えてしまうことを防止することができる。
また、従来技術においては、透明導光板14を取り付けるための所定の取付け部に透明導光板14を取り付けても、第1光源19の入射光が、端部143において前方向(遊技者方向)あるいは後方向(反遊技者方向)に漏れてしまう虞がある。これを防ぐ手段としては、透明導光板13の端部143に手作業でテープを貼り付けていたため、遊技機1の組み立てにおける作業工程が増加するとともに、コストがかかってしまっていたという問題点が発生していたが、本実施形態においてはこの問題点を解決することができる。
さらには、光源基板21の実装面に実装された第2光源20の光Aを透明中板15の裏面に向けて反射可能な反射面171を有するリフレクタ17を設けたことによって、一枚の光源基板21によってトップビューLED素子を用いた第1光源19及び第2光源20の光をそれぞれ異なる方向(左方向と前方向、あるいは右方向と前方向)へ照射可能となる。
従来技術においては、透明導光板14(反射ドット部141)用の第1光源を搭載した光源基板と透明中板13(遊技情報表示領域)用の第2光源を搭載した光源基板との2枚の光源基板を設ける必要があって、光源基板の設置スペースが増加するとともに、これら2枚の光源基板の配線スペースも増加することとなってしまうという問題点を有していたが、本実施形態においてはこの問題点を解決することができる。
さらには、透明導光板14における回転リール4の識別情報41に対向する面に反射ドット部141を形成したことによって、第1光源19が発光していない状態の常態において回転リール4の識別情報41の視認を妨げることなく、遊技状態が特定の遊技状態時に、反射ドット部141が発光して見えるようにして識別情報41の前側に所定の意匠を突然表示させることが可能となり、意外性のある演出を行うことができる。
さらには、透明導光板14の前側に、識別情報視認開口窓52を閉塞する透明保護板13を設置し、透明保護板13に、光源基板21及び基板ケース18の前後方向への移動を規制して上扉5に取り付けられたリフレクタ17に固定するための凹部131を設けることにより、光源基板21を上扉5における識別情報視認開口窓52の周辺に確実に固定することができる。
さらには、透明導光板14は平板状であることから、ねじ止め孔を設けることが難しいものであったが、ねじ止めをせずに透明導光板14を上扉5に固定させることができることができる。
さらには、透明導光板14を保護するための透明保護板13に、光源基板21の前方への移動を規制する機能を持たせることができる。
さらには、透明導光板14を基板ケース18に嵌合させるように形成しているが、基板ケース18が透明保護板13によって前方の移動を規制されるようにしたことによって、透明導光板14をねじ止め等によって直接上扉5に固定するよりも基板ケース18が安定して上扉5に設置されることとなり、また、基板ケース18を上扉に安定的に固定するために別途ねじ止め等を行わなくてよくすることができる。
なお、本実施形態においては、上扉(上扉)5に透明保護板13、透明導光板14、透明中板15、照明表示ユニット16、を取り付けたが、これらの一部又は全部を、筐体2に取り付けたり、あるいは筐体2内に設けられる各種部品のいずれかに取り付けるようにしてもよい。
1 遊技機 2 筐体
3 メダル投入部 4 回転リール
41 識別情報 5 上扉(前扉)
50 装飾枠 51 演出情報視認開口窓
52 識別情報視認開口窓 6 液晶表示装置
7 照明装置 8 ベットスイッチボタン
9 スタートスイッチレバー 10 ストップスイッチボタン
11 受皿 13 下部の透明保護板
131 凹部 14 透明導光板
141 反射ドット部 142 端面
143 端部 144 切欠部
144a 上向き端面 144b 下向き端面
15 透明中板 151 回転リール透視領域
152 遊技情報表示領域 16 照明表示ユニット
17 リフレクタ 171 反射面
172 仕切り壁 173 上壁部
174 下壁部 175 内側壁部
176 外側壁部 177 背板
178 開口 179 凹部
18 基板ケース 181 基部
182 導光孔 183 遮光壁
183a 上遮光壁 183b 下遮光壁
184 仕切部 185 開口部
186 突起 19 第1光源
20 第2光源 21 光源基板
22、23、24 ボルト 500 下扉

Claims (1)

  1. 遊技機を構成する一部の部品を収容にした筐体と、当該筐体の前面を開閉可能に閉塞する前扉と、を供えた遊技機において、
    表面または裏面の少なくとも一方に所定の意匠を施した反射部を設けた板状の透光性を有する導光板と、
    前記導光板の端面に対向する第1光源及び当該第1光源より前記遊技機における背面側に位置する第2光源を実装し、前記第1光源及び前記第2光源の実装面が前記導光板の板面の表面が向く方向に対して直交する方向を向いて設けられる光源基板と、
    前記光源基板を保持する基板ケースとを備え、
    前記導光板は、前記端面から前記第1光源の光が入射されることにより前記反射部が前記第1光源の光を反射可能であり、
    前記基板ケースは、前記光源基板を保持する基部と、前記第1光源に対向し、かつ前記導光板の端部が略接触可能であり、かつ、前記第2光源から発せられる光が前記導光板の端面から入射されないようにするための遮光壁とを有することを特徴とする遊技機。
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