JP2006130089A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006130089A
JP2006130089A JP2004322890A JP2004322890A JP2006130089A JP 2006130089 A JP2006130089 A JP 2006130089A JP 2004322890 A JP2004322890 A JP 2004322890A JP 2004322890 A JP2004322890 A JP 2004322890A JP 2006130089 A JP2006130089 A JP 2006130089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
state
symbol
holding
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004322890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4623564B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Koyama
佳宏 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sammy Corp
Samy KK
Original Assignee
Sammy Corp
Samy KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sammy Corp, Samy KK filed Critical Sammy Corp
Priority to JP2004322890A priority Critical patent/JP4623564B2/ja
Publication of JP2006130089A publication Critical patent/JP2006130089A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4623564B2 publication Critical patent/JP4623564B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 従来の第1種ぱちんこ遊技機においては、特別遊技を発生させなければ遊技球数の実質的な増加は困難であった。
【解決手段】 本発明のぱちんこ遊技機10には、第1一般入賞口70、第2一般入賞口71、保留装置86が設けられる。誘導装置は、第1一般入賞口70と第2一般入賞口71の上方にて揺動可能に設けられ、遊技球を第1一般入賞口70または第2一般入賞口71へ誘導する。保留装置86は、複数の遊技球を一時的に停留させることができる。特定遊技実行手段190は、当たり図柄が所定の確変図柄であった場合、当否確率を変動させる特定遊技を実行する。保留制御手段170は、保留装置86による遊技球の停留を制御するとともに、遊技状態が特定遊技の状態となった場合に保留装置86による停留状態を解除する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ぱちんこ遊技機等の弾球遊技機に関し、特に弾球遊技機における遊技球の入賞を制御する技術に関する。
従来、各種の弾球遊技機のうち、いわゆる第1種ぱちんこ遊技機と呼ばれる遊技機は、遊技盤の略中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示領域に複数の図柄を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。この遊技機は、複数列の図柄変動を停止させたときの図柄の組合せが特定の態様となった場合に、通常遊技より多くの賞球が得られる、いわゆる大当たりと呼ばれる特別遊技へと移行するものとして知られている(例えば、特許文献1参照)。表示領域における図柄の変動表示は、単に複数の図柄が変動表示されるだけでなく、いわゆるリーチ画面と呼ばれる状態のように、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなる状態で変動表示の時間を通常よりも長くする等、遊技者の期待感を高めるための演出が図られている。また、図柄等の画像にキャラクタを用いて変動表示にストーリーを持たせる演出を施したり、特別遊技への移行確率を変動させる確率変動等の制御によっても遊技者の期待感を高めている。
特開2003−230714号公報
ここで、従来の第1種ぱちんこ遊技機においては、遊技者が獲得遊技球を増やすためには一般入賞口や始動入賞口への入賞による賞球だけでは遊技球発射による球数の減少に追いつかず、特別遊技を発生させなければ遊技球数の実質的な増加は困難であった。そのような特徴は多くの遊技機で共通しており、遊技性まで似通ってしまう原因ともなっていた。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、弾球遊技機において新たな賞球付与の手法を実現することで遊技性向上を図る技術の提供にある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な複数の入賞口と、遊技領域における複数の入賞口の上方にて揺動可能に設けられ、流れてきた遊技球を揺動によって複数の入賞口のうちいずれかの方向へ誘導する誘導装置と、遊技領域における複数の入賞口および誘導装置の上方に設けられ、複数の遊技球を解除されるまで一時的に停留させることができるとともに、停留状態が解除された場合は停留させていた遊技球を誘導装置の方向へ解放する保留装置と、所定の当否確率にて当たりか否かの抽選を実行する抽選手段と、抽選の結果を示す図柄の変動を表示させる図柄表示装置と、図柄表示装置における図柄の変動表示を制御する表示制御手段と、図柄の変動を停止させるときに表示すべき停止図柄を抽選がなされるたびにその抽選の結果に応じて決定する図柄決定手段と、図柄決定手段により決定された停止図柄が所定の当たり図柄であった場合、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、当たり図柄が所定の確変図柄であった場合、当否確率を通常状態よりも遊技者に有利な確率へと変動させる特定遊技を特別遊技の終了後に実行する特定遊技制御手段と、保留装置による遊技球の停留を制御するとともに、遊技状態が特定遊技の状態となった場合に保留装置による停留状態を解除する保留制御手段と、を備える。
ここで「入賞口」は、いわゆる一般入賞口や始動入賞口など、その入球が賞球の契機となるような入球口をいう。「保留装置」は、複数の遊技球が入球可能な円筒状の機構であってもよく、こうした保留装置が複数設けられてもよい。「特定遊技」は、いわゆる確率変動の状態を示してもよく、その場合、主に通常遊技中に確率変動状態での抽選がなされる。ここでいう「抽選」は、乱数値を抽選値として取得する処理であってもよいし、その抽選値に応じて当たりか否かの判定を含む処理であってもよい。
この態様によると、複数の入賞口の上方に誘導装置が設けられ、さらにその上方に保留装置が設けられ、保留装置による遊技球の停留状態が所定のタイミングにて解除されるので、保留装置に停留されていた複数の遊技球を特定のタイミングでまとめて入賞させることができる。したがって、たとえば複数の遊技球を滞留させることができる保留装置が複数設けられ、その下方に設けられた入賞口の設定賞球数を比較的多くしておけば、保留装置による停留を解除した場合に全体として比較的多くの賞球を遊技者に獲得させることができる。また、複数の入賞口に対してそれぞれ異なる数の賞球を設定しておき、いずれの入賞口へ入球したかに応じて獲得できる賞球数が異なるよう構成してもよい。このように、特別遊技以外の遊技における新たな手法によって賞球を獲得できる機会を遊技者に付与することができ、遊技性をさらに高めることができる。また、確率変動状態などの特定遊技において大当たりが発生する前までに比較的多くの出玉が期待できるので、持ち玉を減らさずに次の大当たりを獲得することができる。また、確率変動状態などの特定遊技において次の大当たりが発生するまで比較的時間がかかったとしても、保留装置から解放された遊技球の入賞によって比較的多くの出玉を獲得できる可能性があり、遊技者は大当たり発生までの損失を抑制することができる。
上記の入賞口は、それぞれへの遊技球の入球が、賞球数の異なる賞球払出の契機となる複数の一般入賞口と遊技球の入球が抽選実行の契機となる始動入賞口とを含んでもよい。誘導装置は、流れてきた遊技球を複数の一般入賞口のうちいずれかの方向へ誘導し、保留装置は、複数の一般入賞口および誘導装置の上方に設けられ、停留状態が解除された場合は停留させていた遊技球を誘導装置の方向へ解放してもよい。この場合、従来は持ち玉増加に対する寄与の度合いが比較的小さかった一般入賞口への入賞という特別遊技以外の手段を介し、持ち玉を増加させることができる機会を遊技者に付与し、遊技性をさらに高めることができる。
停留状態の解除を指示するための遊技者の操作を受け付ける操作入力手段をさらに備えてもよい。保留制御手段は、遊技状態が特定遊技の状態となった場合に操作入力手段による解除指示の取得を有効化するとともに、有効化がなされている間に操作入力手段により解除指示が取得された場合に保留装置による停留状態を解除してもよい。これにより、賞球獲得タイミングに関して遊技者が技術介入でき、遊技性をさらに高めることができる。特に、遊技者は誘導装置の動きを見て所望の入賞口へ遊技球を入賞させるといった技術介入の余地があり、遊技性が高い。
保留制御手段は、遊技状態が特定遊技の状態となった場合、所定の時間間隔にて保留装置による停留状態を複数回解除してもよい。この場合、特定遊技の状態が長く続けば続くほど保留装置による停留解除の回数が増加する可能性があり、大当たりの発生まで長い時間を要した場合であっても持ち玉が減りにくく、遊技者の損失を抑制することができる。また、停留解除による賞球数を比較的多めに設定した場合、特定遊技の状態が長く続けば続くほど獲得できる賞球数も多くなる可能性があり、特別遊技以外の手法を通じて持ち玉を増加させる機会を遊技者に付与することができる。
停留状態の解除を指示するための遊技者の操作を受け付ける操作入力手段をさらに備えてもよい。保留制御手段は、遊技状態が特定遊技の状態となった場合、操作入力手段による解除指示の取得を所定の時間間隔にて複数回有効化するとともに、有効化がなされた状態で操作入力手段により解除指示が取得された場合に保留装置による停留状態を解除してもよい。この場合もまた、特定遊技の状態が長く続けば続くほど保留装置による停留解除の回数が増加する可能性があり、大当たりの発生まで長い時間を要した場合であっても持ち玉が減りにくく、遊技者の損失を抑制することができる。また、停留解除による賞球数を比較的多めに設定した場合、特定遊技の状態が長く続けば続くほど獲得できる賞球数も多くなる可能性があり、特別遊技以外の手法を通じて持ち玉を増加させる機会を遊技者に付与することができる。また、賞球獲得に関して遊技者が技術介入でき、遊技性をさらに高めることができる。
保留制御手段は、遊技状態が特定遊技の状態となった場合、保留装置に所定数の遊技球が停留されたときに保留装置による停留状態を解除してもよい。保留装置は、停留する遊技球の数を検出する手段を有してもよいし、または、停留可能な最大限の数の遊技球が停留したか否かを検出する手段を有してもよい。この場合、保留装置に停留する遊技球が所定数に達するたびにその停留状態が解除されるので、効率よく解除および入賞口への入賞を実現し、遊技者に有利な状態の形成を通じて遊技性を向上させることができる。
保留制御手段は、有効化がなされている間、操作入力手段により解除指示が取得されるたびに所定の解除回数を限度として保留装置による停留状態を解除してもよい。保留制御手段による解除指示取得の有効化は、特定遊技が終了するまで継続してもよいし、所定期間が経過するまでの継続としてもよい。この態様においても、確率変動状態などの特定遊技において大当たりが発生する前までに比較的多くの出玉が期待できるので、持ち玉を減らさずに次の大当たりを獲得することができる。また、確率変動状態などの特定遊技において次の大当たりが発生するまで比較的時間がかかったとしても、保留装置から解放された遊技球の入賞によって比較的多くの出玉を獲得できる可能性があり、遊技者は大当たり発生までの損失を抑制することができる。また、賞球獲得に関して遊技者が技術介入でき、遊技性をさらに高めることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体、データ構造などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明の弾球遊技機によれば、弾球遊技機において新たな賞球付与の手法を実現することで遊技性向上を図ることができる。
(実施例1)
図1は、ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す。以下、弾球遊技機としていわゆる第1種ぱちんこ遊技機を例に説明する。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、発射ハンドル17、および入力ボタン88を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
透明板13は、ガラスなどにより形成され、扉14により支持される。扉14は、図示しないヒンジ機構により前枠12へ開閉可能に取り付けられる。上球皿15は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿16への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下球皿16は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。上球皿15の外周部分に入力ボタン88が設けられており、遊技者は入力ボタン88を押下する操作を通じて後述する所定の指示を入力することができる。上球皿15と下球皿16の間にはスピーカ18が設けられており、遊技状態などに応じた効果音が出力される。
遊技盤50は、外レール54と内レール56により区画された遊技領域52上に、アウト口58、特別図柄表示装置61、装飾図柄表示装置60、始動入賞口(以下、「始動口」という)62、センター飾り64、大入賞口66、作動口68、第1一般入賞口70および第2一般入賞口71(以下、第1一般入賞口70および第2一般入賞口71を総称する場合「一般入賞口72」という)、誘導装置79、第1保留装置82および第2保留装置84(以下、第1保留装置82および第2保留装置84を総称する場合「保留装置86」という)を含む。さらに遊技領域52には、図示しない複数の遊技釘や風車などの機構が設置される。始動口62は、遊技球の入球を検出するための始動入賞検出装置74と、始動口を拡開させるための普通電動役物ソレノイド76を備える。第1一般入賞口70および第2一般入賞口71は、それぞれ遊技球の入球を検出するための第1一般入賞検出装置69または第2一般入賞検出装置73を備える。大入賞口66は、遊技球の入球を検出するための入賞検出装置78と、大入賞口66を拡開させるための大入賞口ソレノイド80を備える。
大入賞口66は、特別図柄202が所定の態様にて停止したときに「大当たり」として開放状態となる横長方形状の入賞口である。大入賞口66はアウト口58の上方等の位置に設けられる。大入賞口66の内側は、特定領域(いわゆるVゾーン)と一般領域に区画されている。大入賞口66の入賞検出装置78は、遊技球の特定領域の通過を検出するセンサと、一般領域の通過を検出するセンサを備えて構成される。
遊技領域52の略中央に設けられた特別図柄表示装置61および装飾図柄表示装置60は、それぞれの画面に特別図柄202と、特別図柄202に連動する装飾図柄200を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。ここで、特別図柄202は、始動口62への遊技球の落入を契機として行われる抽選の結果に応じた図柄であり、大当たりを発生させるか否かを示す役割をもつ。装飾図柄200は、抽選の結果表示を視覚的に演出するための図柄である。特別図柄表示装置61は、例えばLEDで構成される表示手段である。装飾図柄表示装置60は、特別図柄202の変動表示と連動する形で装飾図柄200を変動させながら表示する。装飾図柄200は、特別図柄202で示される抽選の結果表示を視覚的に演出するための図柄である。装飾図柄表示装置60は、装飾図柄200として、例えばスロットマシンのゲームを模した複数列の図柄変動の動画像を画面の中央領域に表示する。装飾図柄表示装置60は、この実施例では液晶ディスプレイで構成されるが、機械式のドラムやLEDなどの他の表示手段で構成されてもよい。なお、特別図柄202は演出的な役割をもつ必要がないため、本実施例では装飾図柄表示装置60の左下方の特別図柄表示装置61にて目立たない大きさで表示されるが、特別図柄自体に演出的な役割をもたせて装飾図柄を表示させないような手法を採用する場合には、特別図柄を装飾図柄表示装置60のような液晶ディスプレイに表示させてもよい。
保留装置86は、遊技領域52において装飾図柄表示装置60の右側方位置に設けられる。保留装置86は、それぞれ縦長円筒状に形成された第1保留装置82と第2保留装置84で構成される。第1保留装置82および第2保留装置84は互いに隣接するように設置され、それぞれの上部は遊技球が入球可能な開口部を形成し、それぞれの下面は制御により開閉自在な保留弁を形成する。第1保留装置82は、入球した遊技球の数を検出する第1停留検出装置30を有する。同様に、第2保留装置84もまた、入球した遊技球の数を検出する第2停留検出装置32を有する。遊技領域52における保留装置86の下方には一般入賞口72が設けられている。一般入賞口72は、第1一般入賞口70および第2一般入賞口71で構成され、第1一般入賞口70および第2一般入賞口71のうち少なくともいずれかは、遊技球が入球した場合の賞球数が比較的大きな数に設定されている。また、第1一般入賞口70と第2一般入賞口71とではそれぞれの賞球数が異なる数に設定されている。作動口68は、遊技盤50の左側方位置に設けられる。作動口68への遊技球の通過は始動口62を拡開させる契機となる。
遊技者が発射ハンドル17を手で回動させると、その回動角度に応じた強度で上球皿15に貯留された遊技球が1球ずつ内レール56と外レール54に案内されて遊技領域52へ発射される。遊技者が発射ハンドル17の回動位置を手で固定させると一定の時間間隔で遊技球の発射が繰り返される。遊技領域52の上部へ発射された遊技球は、複数の遊技釘や風車に当たりながらその当たり方に応じた方向へ落下する。保留装置86に落入した遊技球は、保留装置86の中に停留した後、その停留状態が解除されたときに開放されて誘導装置79の上に落下し、誘導装置79によって第1一般入賞口70および第2一般入賞口71のいずれかへ振り分けられる形で誘導され、その誘導された側の一般入賞口へ入賞する。遊技球が一般入賞口72や始動口62、大入賞口66の各入賞口へ落入すると、その入賞口の種類に応じた賞球が上球皿15または下球皿16に払い出される。一般入賞口72等の各入賞口に落入した遊技球はセーフ球として処理され、アウト口58に落入した遊技球はアウト球として処理される。なお、各入賞口は遊技球が通過するゲートタイプのものを含み、本願において「落入」「入球」「入賞」というときは「通過」を含むものとする。
遊技球が始動口62に落入すると、特別図柄表示装置61および装飾図柄表示装置60において特別図柄202および装飾図柄200が変動表示される。特別図柄202および装飾図柄200の変動表示は、原則として表示に先だって決定された表示時間の経過後に停止される。停止時の特別図柄202および装飾図柄200が大当たりを示す図柄である場合、大入賞口66の開閉動作が開始され、通常遊技よりも遊技者に有利な状態である特別遊技に移行する。このときスロットマシンのゲームを模した装飾図柄200は、3つの図柄を一致させるような表示態様をとる。
大入賞口66は、約30秒間開放された後、または9球以上の遊技球が落入した後で一旦閉鎖される。大入賞口66が開放中に遊技球が特定領域へ少なくとも1球落入した場合、大入賞口66は再度開放される。このように、大入賞口66が1回開放される間に遊技球が少なくとも1球以上特定領域へ落入することを条件に大入賞口66の開閉が所定回数、例えば15回繰り返される。
停止時の特別図柄202または装飾図柄200が、確率変動付き大当たりを示す特定の図柄である場合、特別遊技の終了後に特定遊技として確率変動遊技が開始される。確率変動遊技においては、通常の確率状態より当たりの確率が高い抽選が行われ、比較的早期に新たな特別遊技が発生する。本実施例においては、確率変動状態において保留装置86へ合計で10球の遊技球が停留したときに、入力ボタン88の押下が有効化され、その有効化がなされる間に入力ボタン88が遊技者によって押下されると、保留装置86による遊技球の停留状態が解除され、保留装置86から遊技球が解放される。
装飾図柄表示装置60の周囲には、センター飾り64が設けられる。センター飾り64は、遊技球の流路、特別図柄表示装置61および装飾図柄表示装置60の保護、装飾等の機能を有する。センター飾り64の所定位置には、保留ランプ20が設けられている。保留ランプ20は、4個のランプからなり、その点灯個数によって保留球数を表示する。保留球数は、図柄変動中に始動口62へ入賞した抽選結果の個数であり、図柄変動がまだ実行されていない入賞球の数を示す。また遊技効果ランプ90が遊技領域52に設けられ、点滅等することで演出の役割を果たす。
作動口68を遊技球が通過すると、所定時間、普通図柄204と呼ばれる図柄が変動表示される。普通図柄204は装飾図柄表示装置60の右下隅にて変動表示される。所定時間の経過後に普通図柄204の変動表示が停止すると、通常、50%から80%程度の確率で始動口62が所定時間拡開する。変動短縮遊技の実行中においては、普通図柄204の変動表示時間が短縮されるとともに、始動口62が開放状態となる時間が相対的に長く設定される。
図2は、ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す。電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板41は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口62へ入賞したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板49は、液晶ユニット42を備え、装飾図柄表示装置60における表示内容を制御し、特にメイン基板41による抽選結果に応じて表示内容を変動させる。メイン基板41およびサブ基板49は、遊技制御装置100を構成する。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
図3は、保留装置の構造および配置を模式的に示す。図示するように、保留装置86は遊技領域52における誘導装置79および一般入賞口72の上方に設けられ、複数の遊技球96を解除されるまで一時的に停留させることができ、停留状態が解除された場合は停留させていた遊技球96を誘導装置79または一般入賞口72の方向へ解放する。誘導装置79は、一定の周期で左右方向に揺動し、流れてきた遊技球をその揺動によって左右いずれかの方向へ振り分ける形で誘導する。誘導装置79の左下方に第1一般入賞口70が設けられ、誘導装置79の右下方に第2一般入賞口71が設けられるので、誘導装置79に落下した遊技球96は第1一般入賞口70および第2一般入賞口71のいずれかの方向へ振り分けられる。保留装置86の上方には、遊技球96が第1保留装置82または第2保留装置84の開口部へ誘導されるような配置で複数の遊技釘92と風車94が設けられている。保留装置86の下方には、保留装置86と一般入賞口72の間に、保留装置86から解放され誘導装置79によって左右に振り分けられた遊技球96が第1一般入賞口70または第2一般入賞口71へ誘導されるような配置で複数の遊技釘92が設けられ、保留装置86から解放された遊技球はほぼ確実に第1一般入賞口70または第2一般入賞口71へ入球する。一方、保留装置86に停留された遊技球以外は、遊技釘92に阻まれて第1一般入賞口70および第2一般入賞口71へほぼ入球しない構造となっている。
通常状態においては保留弁98が閉鎖されており、第1保留装置82および第2保留装置84にそれぞれ5球を上限として遊技球が入球し、入球した遊技球がその中で一時的に停留する。第1保留装置82および第2保留装置84にそれぞれ5球ずつ停留した状態では、それ以上の遊技球が入球しようとしても入球できずに保留装置86の外部へ弾かれる。第1停留検出装置30は、第1保留装置82に5球の遊技球が入球したか否かを検出する。第2停留検出装置32は、第2保留装置84に5球の遊技球が入球したか否かを検出する。本実施例においては、確率変動状態のような特定遊技中において、第1保留装置82および第2保留装置84のそれぞれに5球ずつの遊技球が入球して停留した状態を第1停留検出装置30および第2停留検出装置32が検出したときに入力ボタン88の押下が有効化される。その有効化がなされている間に遊技者が入力ボタン88を押下すると保留装置86の停留状態が解除される。入力ボタン88の押下が有効化されたとき、装飾図柄表示装置60には入力ボタン88の押下が有効化されたことを示すメッセージとして「ボタンPUSH!」の文字が表示される。遊技者が入力ボタン88を押下すると、保留弁98が開放されて第1保留装置82および第2保留装置84からそれぞれ5球ずつ、合計で10球の遊技球が誘導装置79および一般入賞口72の方向へ解放される。10球の遊技球がすべて解放されるのに十分な期間が経過した後に、再び保留弁98は閉鎖される。
第1一般入賞口70の賞球数は5球であり、第2一般入賞口71の賞球数は15球であるため、第1一般入賞口70および第2一般入賞口71のそれぞれの入賞数に応じて全体の賞球数が決まる。最も賞球数が少ない場合として仮に保留装置86に停留した10球のうちすべてが第1一般入賞口70に入球したならば全体で50球の賞球となり、最も賞球数が多い場合として仮に10球のうちすべてが第2一般入賞口71に入球したならば全体で150球の賞球となる。このように、遊技者は特別遊技以外の遊技によって比較的多くの賞球を獲得することができる。従来、このような比較的多くの賞球が得られる遊技は大入賞口66を用いた遊技以外には実現されておらず、本実施例のような斬新な手法で賞球獲得の機会を付与することによって遊技性を向上させることができる。また、いずれの入賞口へ入賞するかによって、すなわちどのようなタイミングで保留弁98を開放させるかによって獲得できる賞球に差が生じるため、賞球獲得に関して遊技者による技術介入性を高めて遊技性をさらに向上させることができる。また、確率変動状態のような特定遊技において、大当たりが発生するまでに長い時間がかかってしまうような場合であっても、遊技者は持ち玉をさほど減らさずに遊技を進行させることができる。
図4は、本実施例におけるぱちんこ遊技機10の機能ブロックを示す。ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、始動口62、大入賞口66、特別図柄表示装置61、装飾図柄表示装置60、スピーカ18、遊技効果ランプ90、第1一般入賞口70、第2一般入賞口71、保留装置86、入力ボタン88のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄の変動表示や電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板41と、図柄の演出等を制御するサブ基板49とに機能を分担させた形態で構成されてもよい。入力ボタン88は、保留装置86の停留状態の解除を指示するための遊技者の操作を受け付ける操作入力手段である。
遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子を含んで構成される。本実施例の遊技制御装置100は、各入賞口への入球を判定する入球判定手段110、所定の当否確率にて当たりか否かの当否抽選を実行する抽選手段112、当否抽選の結果を示す図柄変動の表示パターンを保持するパターン記憶手段125、図柄変動の停止図柄および変動表示の表示パターンを決定する図柄決定手段130、図柄や電飾等の表示を制御する表示制御手段160、保留装置86による遊技球の停留を制御する保留制御手段170、大当たり中の特別遊技を制御する特別遊技制御手段180、確率変動状態における遊技を実行する特定遊技実行手段190、始動口62などの普通電動役物の開閉を制御する普通電動役物開閉制御手段192、および大入賞口66の開閉を制御する大入賞口開閉制御手段194を備える。
始動入賞検出装置74は始動口62に設けられたセンサであり、始動口62への遊技球の落入を検出し、落入を示す始動入賞情報を生成する。第1一般入賞検出装置69および第2一般入賞検出装置73はそれぞれ第1一般入賞口70または第2一般入賞口71に設けられたセンサであり、それぞれ第1一般入賞口70または第2一般入賞口71への遊技球の落入を検出し、落入を示す第1一般入賞情報または第2一般入賞情報をそれぞれ生成する。入球判定手段110は、始動入賞情報を受け取ると遊技球が始動口62に入賞したと判断し、第1一般入賞情報または第2一般入賞情報を受け取ると遊技球が第1一般入賞口70または第2一般入賞口71に入賞したと判断する。
第1停留検出装置30は、保留装置86に設けられたセンサであり、第1保留装置82に遊技球が5球停留した状態を検出したときに、その停留を示す停留情報を生成し、保留制御手段170へ送る。同様に、第2停留検出装置32もまた保留装置86に設けられたセンサであり、第2保留装置84に遊技球が5球停留した状態を検出したときに、その停留を示す停留情報を生成し、保留制御手段170へ送る。保留弁ソレノイド99は、保留制御手段170に制御されて保留装置86の保留弁98を開閉する。
抽選手段112は、抽選値取得手段113、テーブル格納手段114、当たり判定手段120を含む。抽選値取得手段113は、始動入賞検出装置74から始動入賞情報を取得したときに乱数の値を抽選値として取得する。ここでいう乱数は、数学的に発生させる乱数でなくてもよく、ハードウエア乱数やソフトウエア乱数などにより発生させる疑似乱数でもよい。テーブル格納手段114は、当否判定で参照されるテーブルを保持する。このテーブルには、当たりまたは外れなどの判定結果と抽選値とが対応付けられており、対応付けられた当たりの範囲設定に応じて当否確率が定まる。通常時には通常確率による当否判定のためのテーブルが使用され、確率変動時には通常確率より当たりの確率が高くなるテーブルが使用される。当たり判定手段120は、テーブル格納手段114に保持されたテーブルを参照し、抽選値が当たりか否かを判定する。抽選値が当たりであった場合、当たり判定手段120はテーブル格納手段114に保持されたテーブルに基づいて抽選値が確率変動付きの当たりか否かを判定する。
パターン記憶手段125は、特別図柄や装飾図柄を変動表示させるときの変動開始から停止までの変動態様が定められた表示パターンとして複数種のパターンを保持する。表示パターンには、通常の外れ図柄を表示するときのパターンと、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなるリーチ状態を経て外れ図柄を表示するときのパターンと、リーチ状態を経て大当たり図柄を表示するときのパターンが含まれる。リーチ状態を経るときのパターンとしては、長短様々な表示時間をもつパターンが含まれる。各表示パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに表示時間が定められており、その表示時間の経過時に図柄変動が停止される。
図柄決定手段130は、特別図柄表示装置61および装飾図柄表示装置60に表示させる図柄の内容とその表示パターンを抽選手段112によって抽選がなされるたびに決定する。図柄決定手段130は、装飾図柄を決定する装飾図柄決定手段132と、特別図柄を決定する特別図柄決定手段140と、普通図柄を決定する普通図柄決定手段148を含む。
特別図柄決定手段140は、抽選手段112による抽選の結果に応じてパターン記憶手段125からいずれかのパターンを選択するパターン選択手段144と、抽選手段112による抽選の結果に応じた特別図柄の停止図柄を決定する図柄選択手段146とを含む。停止図柄は、図柄変動の終了時に表示すべき図柄であり、図柄決定用の乱数に基づいて決定される。抽選値が当たりであった場合、確率変動付きの当たりであるか否かが抽選値または図柄決定用の乱数に応じて決定される。
装飾図柄決定手段132は、特別図柄決定手段140による決定に応じてパターン記憶手段125からいずれかのパターンを選択するパターン選択手段136と、抽選手段112による抽選の結果に応じた装飾図柄の停止図柄を決定する図柄選択手段138とを含む。図柄選択手段138は、特別図柄が当たり図柄であった場合、確率変動付きの当たりとなる図柄か否かに応じて装飾図柄を決定する。
普通図柄決定手段148は、入球判定手段110が作動口68への遊技球の通過を判定した場合に、普通図柄を決定するための抽選乱数を取得し、その抽選乱数に応じて普通図柄を決定する。普通図柄決定手段148が特定の図柄であった場合、普通電動役物開閉制御手段192が始動口62を所定時間拡開する。
表示制御手段160は、抽選手段112による抽選の結果を、図柄決定手段130により選択された表示パターンにしたがって図柄変動の形で特別図柄表示装置61および装飾図柄表示装置60に表示させる。本実施例における表示制御手段160は、特別図柄表示装置61に特別図柄を表示させ、装飾図柄表示装置60に装飾図柄、普通図柄を表示させる。表示制御手段160は、遊技効果ランプ90の点灯と消灯をさらに制御する。
保留制御手段170は、遊技者から停留解除を指示するための入力ボタン88の操作入力があったとき、解除指示が入力されたことを示す指示信号を入力ボタン88から受け取る。保留制御手段170は、確率変動中に第1停留検出装置30および第2停留検出装置32の双方から停留情報を受け取った場合に、入力ボタン88の押下が有効化されたことを示すメッセージを、表示制御手段160による制御を介して装飾図柄表示装置60に所定時間表示させ、そのメッセージを表示させる間は解除指示の取得を有効化する。メッセージを表示させる時間は、たとえば5秒間である。確率変動中でない場合、または、メッセージを表示させていない間は、保留制御手段170は解除指示の取得を無効化する。解除指示の取得が有効化されている間に入力ボタン88から指示信号を受け取る場合にのみ入力ボタン88の押下があったものと判定する。解除指示の取得が無効化されている間は、入力ボタン88から信号を受け取っても入力ボタン88の押下がなかったものとみなす。
保留制御手段170は、解除指示の取得が有効化されている間に入力ボタン88の押下があったものと判定した場合、保留装置86の保留弁98を開放させて保留装置86による遊技球の停留状態を解除する。
特別遊技制御手段180は、当たり判定手段120による判定結果が当たりであった場合に、特別遊技の実行処理を制御する。特別遊技移行判定手段182は、当たりであった抽選結果に対応する図柄変動が停止されたか否かに応じて特別遊技開始のタイミングを判定する。特別遊技は、大入賞口66の開閉動作を複数回数連続して継続する遊技であり、1回の開閉を単位とした複数回の単位遊技で構成される。単位遊技は例えば15回を上限として繰り返され、1回の単位遊技において大入賞口66を約30秒間開放させる。単位遊技実行手段184は、大入賞口開閉制御手段194を制御して、大入賞口66を開閉させることにより単位遊技を実行する。大入賞口開閉制御手段194は、単位遊技中、大入賞口ソレノイド80に開放指示を送り、大入賞口66を開放させる。特別遊技終了手段186は、単位遊技の継続回数、大入賞口66の特定領域への通過検出の有無に基づいて、単位遊技を継続させるか否か、すなわち次回の単位遊技を開始するか否かを判定する。次回の単位遊技を開始するための継続条件が満足されない場合、または単位遊技の上限回数を消化した場合には、特別遊技終了手段186が特別遊技を終了させる。
普通電動役物開閉制御手段192は、普通図柄が特定の図柄で停止されると、普通電動役物ソレノイド76に開放指示を送り、始動口62を開放させる。これにより、始動口62は、遊技者にとって有利な状態に変化する。
当たり判定手段120による判定結果が確率変動付きの当たりであった場合であって、図柄決定手段130により決定された当たりの停止図柄が確率変動付き大当たりを示す特定の図柄であった場合、特定遊技実行手段190は、遊技状態を確率変動状態へ移行させる。確率変動状態は原則として次の大当たりが発生するまで続行され、その間は当たり判定手段120による当たり判定の確率が高い値のまま維持される。
図5は、入力ボタンの押下が有効化された旨を示すメッセージ表示の例を示す。確率変動中であって第1保留装置82および第2保留装置84にそれぞれ5球ずつ遊技球が停留した場合に、保留制御手段170は表示制御手段160による制御を介して装飾図柄表示装置60の画面にメッセージ210を表示させる。メッセージ210には、「ボタンPUSH!」の文字列が含まれており、遊技者に対して入力ボタン88の操作入力を促す意図、または、入力ボタン88の操作入力の機会付与を示す意図を含む。遊技者は、メッセージ210が表示されている間に入力ボタン88を押下すると、それまで閉鎖されていた保留装置86の保留弁98が開放され、停留していた遊技球が誘導装置79に振り分けられて第1一般入賞口70または第2一般入賞口71へ入賞し、その入賞数に応じた賞球を獲得することができる。
図6は、通常遊技および特別遊技の基本的な動作過程を示すフローチャートである。まず、通常遊技状態であれば当否判定などの通常遊技の制御処理を実行し(S10)、特別遊技状態であれば特別遊技の制御処理を実行し(S12)、S10またはS12における入賞に応じた賞球払出を処理する(S14)。
図7は、図6におけるS10を詳細に示すフローチャートである。S10の通常遊技制御処理においては、まず始動口62への入賞に応じて当否判定処理が実行される(S20)。次いで、当否判定の結果に応じた図柄変動を表示させ(S22)、当否判定の結果が当たりであった場合は図柄変動表示が終了したか否かに基づいて特別遊技への移行タイミングを判定するとともに(S24)、保留装置86における保留制御を処理する(S26)。
図8は、図7におけるS26を詳細に示すフローチャートである。まず、通常遊技における特定遊技として遊技状態が確率変動状態にある場合であって(S50のY)、第1保留装置82および第2保留装置84にそれぞれ5球ずつ、合計で10球の遊技球が停留している場合(S52のY)、表示制御手段160は装飾図柄表示装置60にメッセージ210を表示させる(S54)。S50において確率変動中でない場合は(S50のN)、S52以降をスキップしてS26のフローを終了する。S52において保留装置86に停留する遊技球数が10球に達していない場合は(S52のN)、S54以降をスキップしてS26のフローを終了する。
S54におけるメッセージ210の表示開始から5秒が経過する前に(S56のN)、遊技者により入力ボタン88の操作入力があった場合(S58のY)、保留制御手段170は保留弁98を開放して保留装置86による遊技球の停留を解除し、停留していた遊技球を解放して第1一般入賞口70または第2一般入賞口71へ入賞させる(S60)。S56においてメッセージ210の表示開始から5秒が経過した場合(S56のY)、S58とS60をスキップして入力ボタン88の操作入力の有効化を解除し(S62)、S26のフローを終了する。S58において入力ボタン88の操作入力がなかった場合(S58のN)、S60をスキップしてS26のフローを終了する。
以上のように、実施例1におけるぱちんこ遊技機10には、合計で10球まで遊技球を停留させることができる保留装置86が遊技領域52に設けられている。確率変動状態において保留装置86へ停留する遊技球数が10球に達すると、入力ボタン88の操作入力が有効化され、その間に遊技者が入力ボタン88を押下すると、保留装置86から遊技球が解放され、誘導装置79に振り分けられて第1一般入賞口70または第2一般入賞口71へ入賞する。確率変動状態は通常遊技中における遊技状態であり、入力ボタン88の有効化と保留装置86による遊技球の解放および一般入賞口72への入球もまた主に通常遊技中になされる。このように、特別遊技以外の遊技中にも比較的多くの賞球を獲得できる機会を従来にない遊技手法を介して遊技者へ付与することができる。また、そうした機会付与に関するメッセージを表示するという新たな演出を施すことができるとともに、遊技者が遊技の進行に関与する機会が増加するので、遊技性をさらに向上させることができる。また、いずれの入賞口へ入賞するかによって、すなわちどのようなタイミングで保留弁98を開放させるかによって獲得できる賞球に差が生じるため、賞球獲得に関して遊技者による技術介入性を高めて遊技性をさらに向上させることができる。
(実施例2)
本実施例においては、確率変動状態において所定の時間間隔にて遊技者による入力ボタンの操作入力を有効化し、有効化されている間に遊技者による入力ボタンの操作入力があった場合に保留装置による停留状態が解除される。この点、確率変動状態において保留装置への遊技球の停留球数が所定数に達したときに入力ボタンの操作入力が有効化される実施例1と異なる。以下、相違点を中心に説明し、共通点の説明を省略する。
図4において、主に保留制御手段170による処理が実施例1と異なる。本実施例における保留制御手段170は、遊技状態が確率変動状態になってから20秒経過したときに入力ボタン88の操作入力を5秒間だけ有効化するとともに、有効化の間には図5のメッセージ210を装飾図柄表示装置60に表示させる。5秒が経過して入力ボタン88の操作入力の有効化を解除した後、ふたたび20秒経過したときに入力ボタン88の操作入力を5秒間有効化する。このように、20秒間の待機と5秒間の有効化を確率変動状態が終了するまで繰り返す。入力ボタン88の操作入力が有効化されている間に入力ボタン88の操作入力があれば保留装置86による遊技球の停留状態を解除する。これにより、保留装置86の保留弁98が開放され、停留されていた遊技球が誘導装置79および一般入賞口72の方向へ解放される。
図9は、実施例2における図7のS26を詳細に示すフローチャートである。まず、通常遊技における特定遊技として遊技状態が確率変動状態にある場合であって(S70のY)、入力ボタン88の操作入力が有効化されていない場合であって(S72のN)、計測開始から20秒が経過していれば(S74のY)、入力ボタン88の操作入力の有効化を開始するとともに装飾図柄表示装置60へメッセージ210を表示させる(S76)。S70において確率変動中でない場合(S70のN)、S72以降をスキップしてS26のフローを終了する。S72において入力ボタン88の操作入力がすでに有効化されている場合は(S72のY)、S74とS76をスキップしてS78へジャンプする。S74において計測開始から20秒が経過していない場合はS76以降をスキップしてS26のフローを終了する。
S76における有効化の開始から5秒が経過する前に(S78のN)、遊技者により入力ボタン88の操作入力があった場合(S80のY)、保留制御手段170は保留弁98を開放して保留装置86による遊技球の停留を解除し、停留していた遊技球を解放して第1一般入賞口70または第2一般入賞口71へ入賞させる(S82)。S78において有効化開始から5秒が経過した場合(S78のY)、S80とS82をスキップして入力ボタン88の操作入力の有効化を解除し(S84)、S26のフローを終了する。S80において入力ボタン88の操作入力がなかった場合(S80のN)、S82をスキップしてS26のフローを終了する。
以上のように、実施例2においても実施例1におけるぱちんこ遊技機10と同様に、合計で10球まで遊技球を停留させることができる保留装置86が遊技領域52に設けられている。確率変動状態において所定の時間間隔で入力ボタン88の操作入力が有効化され、その有効化の間に操作入力があった場合に保留装置86から遊技球が解放され、誘導装置79に振り分けられて第1一般入賞口70または第2一般入賞口71へ入賞する。確率変動状態は通常遊技中における遊技状態であり、保留装置86による遊技球の解放および一般入賞口72への入球もまた主に通常遊技中になされる。このように、特別遊技以外の遊技中にも比較的多くの賞球を獲得できる機会を、従来にない遊技手法を介して遊技者へ付与することができる。
(実施例3)
本実施例においては、確率変動状態において遊技者による入力ボタンの操作入力を有効化し、有効化される間に所定の解除回数を上限として遊技者による入力ボタンの操作入力があるたびに保留装置による停留状態が解除される。この点、確率変動状態において保留装置への遊技球の停留球数が所定数に達したときに入力ボタンの操作入力が有効化される実施例1と異なる。以下、相違点を中心に説明し、共通点の説明を省略する。
図4において、主に保留制御手段170による処理が実施例1と異なる。本実施例における保留制御手段170は、遊技状態が確率変動状態になったときに入力ボタン88の操作入力を有効化する。有効化されている間に遊技者によって入力ボタン88の操作入力があった場合、保留装置86による遊技球の停留状態を解除する。これにより、保留装置86の保留弁98が開放され、停留されていた遊技球が誘導装置79および一般入賞口72の方向へ解放される。ただし、遊技者による入力ボタン88の操作入力が所定回数、たとえば5回に達したときにその有効化が解除される。保留装置86による停留状態の解除を指示できる残り回数として、解除可能回数を装飾図柄表示装置60に表示してもよい。本実施例の場合、操作入力が有効化されたときに装飾図柄表示装置60へ「5回」の表示がなされ、操作入力があるたびに表示された解除可能回数が1ずつ減算される。
図10は、実施例3における図7のS26を詳細に示すフローチャートである。まず、通常遊技における特定遊技として遊技状態が確率変動状態にある場合であって(S90のY)、その確率変動状態における保留装置86による停留状態の解除可能回数が1回以上残っている場合(S92のY)、遊技者により入力ボタン88の操作入力があれば(S94のY)、保留制御手段170は保留弁98を開放して保留装置86による遊技球の停留を解除し、停留していた遊技球を解放して第1一般入賞口70または第2一般入賞口71へ入賞させ(S96)、解除可能回数を1減算する(S98)。S90において確率変動中でなかった場合は(S90のN)、S92以降をスキップしてS26のフローを終了する。S92において解除可能回数がすでに0回となっていた場合は(S92のN)、S94以降をスキップしてS26のフローを終了する。S94において入力ボタン88の操作入力がなかった場合(S94のN)、S96以降をスキップしてS26のフローを終了する。
以上のように、実施例3においても実施例1におけるぱちんこ遊技機10と同様に、合計で10球まで遊技球を停留させることができる保留装置86が遊技領域52に設けられている。確率変動状態において所定回数を上限として遊技者は入力ボタン88により操作入力でき、その操作入力があった場合に保留装置86から遊技球が解放され、誘導装置79に振り分けられて第1一般入賞口70または第2一般入賞口71へ入賞する。確率変動状態は通常遊技中における遊技状態であり、保留装置86による遊技球の解放および一般入賞口72への入球もまた主に通常遊技中になされる。このように、特別遊技中以外の遊技中にも比較的多くの賞球を獲得できる機会を、従来にない遊技手法を介して遊技者へ付与することができる。また、保留装置86の解除可能回数が制限されているため、一般入賞口72への入球に伴う賞球数も一定数に抑制され、遊技者と遊技店の利益バランスを適切に保つことができる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例はあくまで例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、変形例を挙げる。
各実施例においては、第1保留装置82および第2保留装置84のそれぞれが5球ずつ遊技球を停留させることができる構成を説明した。変形例においては、5球ずつに限らず任意の球数の遊技球を停留させることができる保留装置を採用してもよい。また、各実施例においては、二つの保留装置を設けた構成を説明したが、変形例においては三つ以上の保留装置を設けた構成を採用してもよい。
実施例1においては、第1保留装置82および第2保留装置84のそれぞれに5球ずつ遊技球が停留したときに入力ボタン88による操作入力を有効化する構成を説明した。変形例においては、第1保留装置82および第2保留装置84のうち少なくともいずれかが5球に達したときに入力ボタン88による操作入力を有効化する構成であってもよい。第1停留検出装置30および第2停留検出装置32はそれぞれ遊技球数を1球から5球まで計数するセンサであってもよい。
各実施例においては、確率変動中に遊技状態がそれぞれ所定の状態となった場合に、保留制御手段170が入力ボタン88の操作入力を有効化する制御を実行する構成を説明した。変形例においては、確率変動中に遊技状態が所定の状態となった場合に、入力ボタン88の操作入力の有無にかかわらず保留制御手段170が保留装置86による停留状態を解除する制御を実行してもよい。その場合のぱちんこ遊技機10は、入力ボタン88が設けられていない構成にて実現されてもよい。
ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。 ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す図である。 保留装置の構造および配置を模式的に示す図である。 本実施例におけるぱちんこ遊技機の機能ブロックを示す図である。 入力ボタンの押下が有効化された旨を示すメッセージ表示の例を示す図である。 通常遊技および特別遊技の基本的な動作過程を示すフローチャートである。 図6におけるS10を詳細に示すフローチャートである。 図7におけるS26を詳細に示すフローチャートである。 実施例2における図7のS26を詳細に示すフローチャートである。 実施例3における図7のS26を詳細に示すフローチャートである。
符号の説明
10 ぱちんこ遊技機、 50 遊技盤、 52 遊技領域、 60 装飾図柄表示装置、 61 特別図柄表示装置、 62 始動口、 72 一般入賞口、 82 第1保留装置、 84 第2保留装置、 86 保留装置、 88 入力ボタン、 160 表示制御手段、 170 保留制御手段。

Claims (7)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な複数の入賞口と、
    前記遊技領域における前記複数の入賞口の上方にて揺動可能に設けられ、流れてきた遊技球を前記揺動によって前記複数の入賞口のうちいずれかの方向へ誘導する誘導装置と、
    前記遊技領域における前記複数の入賞口および前記誘導装置の上方に設けられ、複数の遊技球を解除されるまで一時的に停留させることができるとともに、停留状態が解除された場合は停留させていた遊技球を前記誘導装置の方向へ解放する保留装置と、
    所定の当否確率にて当たりか否かの抽選を実行する抽選手段と、
    前記抽選の結果を示す図柄の変動を表示させる図柄表示装置と、
    前記図柄表示装置における前記図柄の変動表示を制御する表示制御手段と、
    前記図柄の変動を停止させるときに表示すべき停止図柄を前記抽選がなされるたびにその抽選の結果に応じて決定する図柄決定手段と、
    前記図柄決定手段により決定された停止図柄が所定の当たり図柄であった場合、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    前記当たり図柄が所定の確変図柄であった場合、前記当否確率を通常状態よりも遊技者に有利な確率へと変動させる特定遊技を前記特別遊技の終了後に実行する特定遊技制御手段と、
    前記保留装置による遊技球の停留を制御するとともに、遊技状態が前記特定遊技の状態となった場合に前記保留装置による停留状態を解除する保留制御手段と、
    を備えることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記入賞口は、それぞれへの遊技球の入球が、賞球数の異なる賞球払出の契機となる複数の一般入賞口と遊技球の入球が抽選実行の契機となる始動入賞口とを含み、
    前記誘導装置は、流れてきた遊技球を前記複数の一般入賞口のうちいずれかの方向へ誘導し、
    前記保留装置は、前記複数の一般入賞口および前記誘導装置の上方に設けられ、前記停留状態が解除された場合は停留させていた遊技球を前記誘導装置の方向へ解放することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記停留状態の解除を指示するための遊技者の操作を受け付ける操作入力手段をさらに備え、
    前記保留制御手段は、遊技状態が前記特定遊技の状態となった場合に前記操作入力手段による解除指示の取得を有効化するとともに、前記有効化がなされている間に前記操作入力手段により前記解除指示が取得された場合に前記保留装置による停留状態を解除することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記保留制御手段は、遊技状態が前記特定遊技の状態となった場合、所定の時間間隔にて前記保留装置による停留状態を複数回解除することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  5. 前記停留状態の解除を指示するための遊技者の操作を受け付ける操作入力手段をさらに備え、
    前記保留制御手段は、遊技状態が前記特定遊技の状態となった場合、前記操作入力手段による解除指示の取得を所定の時間間隔にて複数回有効化するとともに、前記有効化がなされた状態で前記操作入力手段により前記解除指示が取得された場合に前記保留装置による停留状態を解除することを特徴とする請求項4に記載の弾球遊技機。
  6. 前記保留制御手段は、遊技状態が前記特定遊技の状態となった場合、前記保留装置に所定数の遊技球が停留されたときに前記保留装置による停留状態を解除することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  7. 前記保留制御手段は、前記有効化がなされている間、前記操作入力手段により前記解除指示が取得されるたびに所定の解除回数を限度として前記保留装置による停留状態を解除することを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
JP2004322890A 2004-11-05 2004-11-05 弾球遊技機 Expired - Fee Related JP4623564B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004322890A JP4623564B2 (ja) 2004-11-05 2004-11-05 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004322890A JP4623564B2 (ja) 2004-11-05 2004-11-05 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006130089A true JP2006130089A (ja) 2006-05-25
JP4623564B2 JP4623564B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=36724124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004322890A Expired - Fee Related JP4623564B2 (ja) 2004-11-05 2004-11-05 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4623564B2 (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014004039A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機
JP2014004038A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機
JP2014004035A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機
JP2015008812A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2015008810A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2015008813A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2015073791A (ja) * 2013-10-10 2015-04-20 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2017131565A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社三洋物産 遊技機
JP2017189358A (ja) * 2016-04-13 2017-10-19 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020022846A (ja) * 2019-11-14 2020-02-13 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021053505A (ja) * 2021-01-13 2021-04-08 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021053504A (ja) * 2021-01-13 2021-04-08 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021053506A (ja) * 2021-01-13 2021-04-08 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021058738A (ja) * 2021-01-13 2021-04-15 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021065744A (ja) * 2021-02-03 2021-04-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021065746A (ja) * 2021-02-03 2021-04-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021065743A (ja) * 2021-02-03 2021-04-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021065745A (ja) * 2021-02-03 2021-04-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021079189A (ja) * 2021-02-25 2021-05-27 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021079191A (ja) * 2021-02-25 2021-05-27 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021175539A (ja) * 2019-12-18 2021-11-04 株式会社三洋物産 遊技機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002035267A (ja) * 2000-07-19 2002-02-05 Takao:Kk 弾球遊技機
JP2003275396A (ja) * 2002-03-26 2003-09-30 Olympia:Kk 遊技機、ならびにプログラムおよびその記録媒体
JP2003320123A (ja) * 2002-04-30 2003-11-11 Heiwa Corp パチンコ機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002035267A (ja) * 2000-07-19 2002-02-05 Takao:Kk 弾球遊技機
JP2003275396A (ja) * 2002-03-26 2003-09-30 Olympia:Kk 遊技機、ならびにプログラムおよびその記録媒体
JP2003320123A (ja) * 2002-04-30 2003-11-11 Heiwa Corp パチンコ機

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014004038A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機
JP2014004035A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機
JP2014004039A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機
JP2015008812A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2015008810A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2015008813A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2015073791A (ja) * 2013-10-10 2015-04-20 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2017131565A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社三洋物産 遊技機
JP2017189358A (ja) * 2016-04-13 2017-10-19 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020022846A (ja) * 2019-11-14 2020-02-13 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021175539A (ja) * 2019-12-18 2021-11-04 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021053505A (ja) * 2021-01-13 2021-04-08 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021053506A (ja) * 2021-01-13 2021-04-08 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021058738A (ja) * 2021-01-13 2021-04-15 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021053504A (ja) * 2021-01-13 2021-04-08 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021065744A (ja) * 2021-02-03 2021-04-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021065746A (ja) * 2021-02-03 2021-04-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021065743A (ja) * 2021-02-03 2021-04-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021065745A (ja) * 2021-02-03 2021-04-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021079189A (ja) * 2021-02-25 2021-05-27 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021079191A (ja) * 2021-02-25 2021-05-27 株式会社三洋物産 遊技機
JP7099569B2 (ja) 2021-02-25 2022-07-12 株式会社三洋物産 遊技機
JP7099570B2 (ja) 2021-02-25 2022-07-12 株式会社三洋物産 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4623564B2 (ja) 2011-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4623564B2 (ja) 弾球遊技機
JP5305286B2 (ja) 弾球遊技機
JP2011062454A (ja) 弾球遊技機
JP2010233678A (ja) 弾球遊技機
JP2006320661A (ja) 弾球遊技機
JP4623561B2 (ja) 弾球遊技機
JP2008237643A (ja) 弾球遊技機
JP5083829B2 (ja) 弾球遊技機
JP5311562B2 (ja) 弾球遊技機
JP2006247067A (ja) 弾球遊技機
JP5019560B2 (ja) 弾球遊技機
JP5622315B2 (ja) 弾球遊技機
JP2011050637A (ja) 弾球遊技機
JP4817454B2 (ja) 弾球遊技機
JP4623568B2 (ja) 弾球遊技機
JP4623569B2 (ja) 弾球遊技機
JP2007037711A (ja) 弾球遊技機
JP4623563B2 (ja) 弾球遊技機
JP4623567B2 (ja) 弾球遊技機
JP4623566B2 (ja) 弾球遊技機
JP2011045742A (ja) 弾球遊技機
JP4683461B2 (ja) 弾球遊技機
JP2006102401A (ja) 弾球遊技機
JP5093782B2 (ja) 弾球遊技機
JP5454977B2 (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100729

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101028

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees