JP2006127307A - 車両状態の通知システム及びその構成装置、通知方法 - Google Patents

車両状態の通知システム及びその構成装置、通知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006127307A
JP2006127307A JP2004317047A JP2004317047A JP2006127307A JP 2006127307 A JP2006127307 A JP 2006127307A JP 2004317047 A JP2004317047 A JP 2004317047A JP 2004317047 A JP2004317047 A JP 2004317047A JP 2006127307 A JP2006127307 A JP 2006127307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
notification
data
vehicle
state
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004317047A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Kobayashi
薫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Dempa Kogyo Co Ltd filed Critical Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Priority to JP2004317047A priority Critical patent/JP2006127307A/ja
Priority to PCT/JP2005/020049 priority patent/WO2006046744A1/ja
Priority to US11/718,197 priority patent/US20090261969A1/en
Publication of JP2006127307A publication Critical patent/JP2006127307A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/10Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device
    • B60R25/102Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device a signal being sent to a remote location, e.g. a radio signal being transmitted to a police station, a security company or the owner

Abstract

【課題】
簡易な構成でかつ安価に車両状態をユーザに通知することができる車両状態の通知システムを提供する。
【解決手段】
ユーザが携行する子機300と、この子機300との間で双方向の無線通信が可能な親機200とで、通知システムを構成する。子機300からの送出要求データの受信を契機に、親機200は、各種センサで検出された自動車100の状態の検出結果をもとに自動車100の状態を表す通知データを生成し、この通知データを子機300に微弱無線で送信する。親機200は、通知データの送信タイミングを子機300の受信動作間隔に同期させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、自動車、自動二輪車、電車、航空機のような車両の状態を、法律の規制を受けない微弱無線モジュールを用いて当該車両の外にいるユーザに簡易に伝達するための技術に関する。車両の状態とは、例えば、エンジンその他の動力源が動作しているかどうか、ドアがロックされているかどうか、計器類が正常に動作しているかどうか等をいう。
微弱無線モジュールを用いて情報の伝達を行うシステムとして、キーレスエントリーシステムがある。従来のこの種のキーレスエントリーシステムは、自動車に搭載される無線モジュール(親機)と、ユーザが携行する携帯型無線モジュール(子機)とから構成される。子機は、親機に向けてドアをロックさせる内容又はアンロックさせる内容の制御信号を親機に向けて送信する。親機には、ドアをロック又はアンロックさせるロック制御機構が接続されており、子機からの制御信号を受信したとき(検波により制御信号であることを特定したとき)に、ロック制御機構を通じて、ドアをロック又はアンロックさせる。これにより、ユーザは、例えば荷物をもった状態であっても、キーを自動車の鍵穴に差し込む作業を行うことなく、ドアをロックまたはアンロックすることができる。
この種のキーレスエントリーシステムの中には、ドアの開閉のみならず、リモートエンジンスタート等の機能が付加されている高機能のものもある。このような高機能のキーレスエントリーの場合、ユーザは、車内に入ることなく、車両のエンジンを起動することで、寒冷時においてエンジンを予めかけておく、いわゆる「暖気運転」を手軽に行うことができる等、利便性が一段と高まったものになっている。
上述した従来のキーレスエントリーシステムでは、データの伝達方向が子機から親機への単方向となっている。そのため、ユーザは自動車のドアをロック又はアンロックすることはできるものの、現在、自動車のドアがロックされているのかどうかという、現在の状態を把握することはできない。
また、ユーザが自動車の近くにいないときに、「車上荒らし」などによって自動車に異変が生じていても、従来のキーレスエントリーシステムでは、その状態をユーザに伝達することはできない。
上記のような自動車の異変に備えて、自動車にセンサと無線機とを備えておき、実際に異変が生じた場合に、例えば警備員等が配備されているセキュリティセンターに対して無線機から異変の発生を通知することで、警備員に自動車の状態を確認に向かわせ、その確認結果を、セキュリティセンターから電話等によってユーザに伝達するというセキュリティサービスを併用することが考えられる。しかし、このようなサービスを実現する場合には、自動車から遠方のセキュリティセンターに対して異変状態を表す情報の通報を行う必要がある。そのため、自動車に備える無線機の運用には電波法上の免許が必要となるうえに、無線機自体が高価なものとなる。セキュリティセンターの維持費や人件費もかさむため、サービス利用料金の低減化も困難であり、現実的ではない。
本発明は、簡易な構成で、かつ安価に、車両の状態をユーザに通知することができる、車両状態の通知の仕組を提供するものである。
本発明は、それぞれ、法律の規制を受けない微弱電力による双方向の間欠通信を行う無線通信手段を備えた通知装置及び携帯端末装置を含む通知システムを提供する。
[車両状態の通知装置]
通知装置は、車両に搭載されるもので、携帯端末装置との間で、法律の規制を受けない微弱電力による双方向の間欠通信を行う無線通信手段と、この無線通信手段を通じて前記携帯端末装置から監視の対象となる車両の現在の状態を表す情報の送出要求を受け付ける送出要求受付手段と、この送出要求受付手段で受け付けた送出要求に対応する車両の状態について所定のセンサが検知した検知結果を取得する車両状態検知手段と、この車両状態検知手段が取得した検知結果を表す所定のデータ構造の通知データを前記携帯端末装置が受信可能な間隔で間欠送信するように前記無線通信手段の動作を制御する制御手段と、を備えて成る装置である。
間欠通信の同期をとりやすくする観点からは、前記携帯端末装置より間欠的に受信した信号の間隔を計測するタイマをさらに備えた通知装置とする。この場合、前記制御手段は、前記タイマにより計測された間隔に基づいて前記携帯端末装置との間で行う間欠通信の同期を確立するように前記無線通信手段を制御するように動作する。
好ましくは、前記制御手段は、同期を確立した後の前記間隔を保持し、この保持されている間隔とその後の受信時に前記タイマにより計測された間隔との比較に基づいて前記同期が維持されているかどうかを判定するように構成する。
ユーザに対する迅速な通知を可能にするため、前記車両状態検知手段は、前記センサの検知結果を前記携帯通信端末との間欠通信の通信タイミングとは無関係なタイミングで収集して所定のメモリに蓄積しておき、前記送出要求があったときに当該送出要求に対応する車両の状態について蓄積されている検知結果を前記メモリより読み出すように構成されていることが望ましい。通信の効率化の観点からは、前記車両状態検知手段は、前記センサの検知結果を周期的に取得するとともに取得した各周期の検知結果を前記メモリに蓄積しておき、前周期で取得した検知結果と今周期で取得した検知結果とを比較することにより、車両状態の変化の有無を表す情報を生成するように構成する。この場合、前記制御手段は、前記間欠通信に際して、前記車両状態検知手段より前記変化の有無を表す情報を取得し、車両状態に変化が有るときは、その旨を表す前記通知データを、当該変化が生じた直後に通信可能となるタイミングで前記携帯端末装置へ送信するように前記無線通信手段を制御するように構成することが望ましい。
[携帯端末装置]
携帯端末装置は、要求に応じて車両状態を通知する通知装置との間で、法律の規制を受けない微弱電力による双方向の間欠通信を行う無線通信手段と、この無線通信手段を通じて前記通知装置に対して監視の対象となる車両の現在の状態を表す通知データの送出を要求するための送出要求データを生成する送出要求データ生成手段と、この送出要求データ生成手段で生成した送出要求データを予め自装置に割り当てられた間隔で前記通知装置に間欠送信するとともに、自装置宛の前記通知データを受信するように前記無線通信手段の動作を制御する制御手段と、を備えた装置である。
操作性及び運用の有用性を高めるために、ユーザからの指示入力を受け付ける指示入力受付手段をさらに備え、前記送出要求データ生成手段は、前記指示入力受付手段が、ユーザが前記車両における複数の監視対象部位のいずれかの部位に対する前記要求を受け付けたときに、当該要求に応じた内容の送出要求データを生成するように構成しても良い。また、前記制御手段は、前記通知装置との同期確立後は第1間隔を維持して前記間欠送信を行い、ユーザからの指示入力を受け付けた緊急時には前記第2間隔よりも短い第2間隔で前記間欠送信を行うように前記無線通信手段を制御するようにしても良い。
あるいは、前記制御手段によりその動作が制御され、前記受信した通知データが表す車両の状態を視覚的にユーザに伝達する視覚化手段をさらに備えて携帯端末装置を構成しても良い。
[車両状態の通知方法]
上記のように構成される通知システムは、例えば、以下の複数の段階を経ることにより、ユーザに対して、車両の状態を通知することができる。
(1)携帯端末装置は、監視の対象となる車両の現在の状態を表す通知データの送出を要求するための送出要求データを、自装置に割り当てられた間隔で前記通知装置へ間欠送信する段階、
(2)通知装置が、前記送出要求データの受信を契機に当該携帯端末装置との間で間欠通信の同期を確立するとともに、前記車両の状態について所定のセンサが検知した検知結果を表す所定のデータ構造の通知データを、同期を確立した前記携帯端末装置が受信可能な間隔で間欠送信する段階、
(3)通知データを受信した前記携帯端末装置が、前記通知データにより特定される車両の状態を視覚的に表現してユーザに伝達する段階。
本発明によれば、簡易な構成で、かつ安価に、車両の状態をユーザに通知することができるシステムが得られる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
この実施形態では、車両として自動車を例にとって説明するが、自動車に限らず、自動二輪車、電車、船舶等の乗り物においても、本実施形態を同様に適用することができる。従って、本明細書における「車両」とは、その状態をユーザに通知することにより、そのユーザに便宜となる乗り物全般をいうものとする。なお、各図において、同一機能の構成部については同一の符号を付している。
図1は、本実施形態に係る通知システムの構成例を示す図である。この通知システムは、ユーザの所有する自動車100に設けられた親機200と、ユーザにより携帯される子機300とを含んで構成される。親機200と子機300は、双方向通信が可能でかつ電波法による免許等も不要な微弱無線モジュールを主要構成品として含むものである。
まず、通知システムにおける動作の概略を説明する。
[自動車からユーザへ]
図1には、車上荒らしにより自動車100に異常が発生し、親機200からこのような異常が発生したことが子機300に通知される例が示されている。
親機200は、自動車100の状態、例えばドアやウィンドウのロック状態や室内灯の点灯状態等を、通知データとして子機に送信することができる。図1において、車上荒らしによる自動車100に対する破壊行為が発生した場合、親機200は、荒らし行為による自動車の異常な振動等、荒らし行為に起因する蓋然性が高い現象を振動センサ等によって検出し、子機300に対して、上述の通知データを通じて自動車100に異常が発生したことを通知する。子機300では、親機200から送信された通知データにより異常が通知されると、例えば警報を発生させることにより、ユーザに対して、親機200において異常が検出されたことを通知する。
このように、図1の例では、親機200から子機300への通信を可能にしているので、ユーザに対して、車上荒らしによって自己が保有している自動車100に異常が発生したことを親機200で検出されたことを通知することができる。
[ユーザから自動車へ]
図2は、ユーザが、自律的に、自動車100に異常が発生しているかどうかを確認する場合の例が示されている。この場合、ユーザは、自己が携行する子機300から、自動車100の状態の通知を要求する信号、すなわち送出要求データを親機200へ送信する。
親機200は、子機300から受信した送出要求データを受信すると、現在の自動車100の状態を表す通知データを子機300へ送信する。これにより、ユーザは、例えば自動車100のトランクのドアが開いているか否か等、自動車がどのような状態におかれているかということを車外より把握することができる。
ここで、図1、図2に示したような自動車の状態通知を可能にするための親機200及び子機300の構成例を説明する。
[親機及びその周辺機器の構成]
親機200は、自動車に設けられる周辺装置との連携によって動作する。図3に、自動車100内部の周辺装置の例、及び、これらと親機200との機能的な関連を示す。
本実施形態では、自動車100に車載LAN(LANはローカル・エリア・ネットワークの略、以下同じ)101が設けられているものとして説明する。車載LAN101には、制御IC(ICは集積回路、以下同じ)102、制御IC103、制御IC104が接続されている。親機200も、この車載LAN101に接続される装置の一つである。
親機200には、車載LAN・I/Fドライバ部211、CPU212、メモリ213、タイマ214、微弱無線部215が設けられている。親機200は、車載LAN・I/Fドライバ部211及び車載LAN101を通じて、上記の制御IC102〜104に接続されるようになっている。CPU212は、所定のプログラムを実行することにより、車両の状態を子機300に通知するための各種制御処理を行う制御手段として動作する。本実施形態では、制御IC103,104より取得したデータに基づいて子機300と送受信可能なフォーマットの通知データを生成し、これを微弱無線部215を通じて子機300へ送信するための一連の制御処理を行う。制御処理の内容については、後で詳述する。
なお、ここでは、車載LAN101、制御IC102等が、いずれも自動車100側に予め組み込まれたものとし、親機200を、車載LAN101に、後付で組み込むものとした。しかし、これら車載LAN101、制御IC101等の全部または一部が組み込まれていないタイプの、既存の自動車に対しては、制御IC102〜104と同等の機能を親機200に予め組み込んでおくようにすれば良い。
タイマ214は、子機200との間で間欠通信の同期をとるために、子機200から送信される信号の受信間隔を計測するものである。
各制御IC102〜104は、例えば以下のように動作するものである。
制御IC102は、自動車100に既に設けられている各種センサ、例えばドアスイッチ、ドアウィンドウスイッチ、社内灯スイッチ、ヘッドライトスイッチ及び図示しない振動センサのそれぞれに接続されており、これらのスイッチ等による検知結果を、車載LAN101を通じて親機200に伝達する。また、ドアスイッチ及びドアウィンドウスイッチからの入力を受け付けた場合には制御IC103へ、社内灯スイッチ及びヘッドライトスイッチからの入力を受け付けた場合には制御IC104へ、それぞれ入力内容に応じたデータを、車載LAN101を通じて送信する。
制御IC103は、ドア及びドアウインドウの監視制御を行う。すなわち、ドアがアンロック状態のときにはドライバ103aを通じてドアロック機構を制御することでドアのロックを可能にし、ドアがロック状態のときにはドライバ103bを通じてドアアンロック機構を制御することでドアのアンロックを可能にし、さらに、ドライバ103cを通じてドアウィンドウ開閉機構を制御することでドアの開閉を可能にする。
制御IC103は、また、車載LAN101を通じて接続された他の機器に対して現在のドアのロック状態、ドアウィンドウの開閉状態、自動車に加えられた振動の有無を親機200等に通知する。より具体的には、制御IC103は、ドアのロック状態及びドアウィンドウの開閉状態等の、監視制御対象部位となるドア及びドアウインドウの状態を表すデータを図示しないメモリに保存しておく。そして、制御IC102、親機200あるいはその他の機器からの要求に応じて、メモリ内のデータを要求元に伝達する。また、この制御IC103には、振動センサが接続されており、自動車100の振動の検出及びその状態を表すデータ及び検出の履歴の保存もできるようになっている。
制御IC104は、ドライバ104bを通じてヘッドライトの点灯や消灯等の各種制御を行う。また、制御IC104は、これも監視対象部位の一つとなるタイヤの空気圧を検出するTPMS(Tire Pressure Monitoring System)104cにも接続されている。このように制御IC104は、制御IC102から送信されたデータに応じて室内灯やヘッドライトの点灯/消灯状態を含む自動車の各種状態を検出するとともに、ヘッドライト等の制御を行う。
制御IC104は、また、室内灯の点灯や消灯、ヘッドライトの点灯や消灯等の状態、およびタイヤ圧力等の情報を親機200等へ通知することができる。より具体的には、制御IC104は、図示しないメモリに室内灯の状態、ヘッドライトの状態、及びタイヤの状態、本実施形態ではタイヤの空気圧を保存して、他の制御ICや親機200からの要求に応じてこれらの状態を通知するようになっている。
親機200のCPU212が行う制御処理は、例えば以下のようなものである。
まず、車載LAN・I/Fドライバ部211を通じて、自動車100に設置された制御IC103,104から、ドアやドアウィンドウ、室内、及びヘッドライト等の状態を表すデータを取得する。その際、CPU212は、タイマ214で計測した受信間隔に基づいて子機300との間で間欠通信の同期をとり、例えば子機300からの要求のタイミングに合わせて制御IC103,104から上記データを取得する。CPU212は、また、取得したデータから、自動車100の状態を表すことができ、かつ、子機300と通信可能なデータ構造(フォーマット)の通知データを生成する。さらに、微弱無線部215を制御して、通知データを子機300へ送信させる。CPU212が上記の制御処理行う結果、メモリ213には、CPU212が取得したドア等の状態を表すデータが記録される。
[子機の内部構成]
次に、子機300の内部構成例を、図4を参照して説明する。
図4において、子機300には、所定のプログラムによって動作するCPU312が設けられる。CPU312は、微弱無線部315を通じて親機200との間で双方向通信を行うとともに、微弱無線部315を通じて親機200より取得したデータに関する種々の処理を行う。親機200より取得したデータ並びにデータ処理の結果は、CPU312に接続されたメモリ313に記録される。CPU312には、タイマ314も接続されている。このタイマ314は、親機200との間で通信の同期をとるために所定間隔となるように信号の出力タイミングを決定するものである。CPU312は、このタイマ314から出力される信号を利用して、親機200との間で間欠通信を行えるように微弱無線部315を制御する。CPU312には、また、ユーザに対して自動車100の状態を通知することができるように、LCD321、LED322が所定のインタフェースを介して接続されている。
LCD321、LED322は、視覚化手段の一つとなるもので、ドアやウィンドウの開閉状態、子機300の電源のオン/オフ状態等の情報を表示するようになっている。CPU312には、また、所定のインタフェースを介してブザー323が接続されており、例えば自動車100が自動車上荒らしの被害を受けていることが検出されたとき等の異常発生時には、ブザー音を鳴らしてユーザに対して異常事態が発生していることを知らせることができる。CPU312には、また、所定のインタフェースを介して、子機300の起動等の、ユーザからの指示入力を受け付けるための入力部としての入力ボタン及びスイッチが接続されている。
以上のように構成される親機200と子機300とは、双方向の間欠通信が可能であり、ドアオープンやリモートエンジンスタートなどの、リモートキー等の機能を実行するための子機300から親機200への通信のみならず、例えば車上荒らしなどの異常事態による振動を検出した場合には、親機200から自発的に子機300ヘ通信を行って異常事態の発生を知らせることが可能となっている。
[通知システムの動作例]
以下、図3,図4に示した親機200と子機300との協働によりユーザに対して自動車100の状態を通知するときの動作例を具体的に説明する。
親機200と子機300間では、所在確認などを目的として、間欠通信の同期確立と確立した同期の保持動作とを行う。本実施形態では、同期確立/保持動作を定期的に行うようにしている。例えば子機300の位置が変わったことによって間欠通信の同期保持を維持できず、通信圏外の状態となった場合、子機300側では、LCD321又はLED322を通じて通信圏外にあることをユーザに知らせる。
親機200から子機300へは、自動車100の現在の状態を表す通知データが送信される。この通知データのフォーマット例を図5に示す。
図示されるように、親機200から子機300へと送信される通知データは、16ビットのID情報と16ビットの自動車状態情報とから構成される。ID情報は、親機200より取得した通知データを子機300側で一意に識別するためのものである。自動車状態情報は、本実施形態ではbit0〜bit15の16ビットであるが、このビット数は、ユーザに通知しようとする情報の種類に応じて任意に設定し、それを事後的に変更することが可能である。各ビットには、それぞれイベントが割り当てられている。ビット値が論理1の時には当該イベントが発生していることが示され、ビット値が論理0のときには、当該イベントが発生していないことが示される。
詳細には、自動車状態情報におけるbit0は「自動車の振動あり」、bit1は「ボンネット開閉中」、bit2は「運転席側ドア開閉中」、bit3は「助手席側ドア開閉中」、bit4は「後部座席運転席側ドア開閉中」、bit5は「後部座席助手席側ドア開閉中」、bit6は「トランク開閉中」、bit7は「エンジン始動中」、bit8は「タイヤ空気圧低下」、bit9は「運転席側ドアウィンドウ開閉中」、bit10は「助手席側ドアウィンドウ開閉中」、bit11は「後部座席運転席側ドアウィンドウ開閉中」、bit12は「後部座席助手席側ドアウィンドウ開閉中」、bit13は「ヘッドライト点灯中」、bit14は「室内灯点灯中」、bit15は「ドアロック解除中」という各イベントに対応している。 従って、bit0の値が1の場合には自動車100に振動が発生していることになる。子機300においては、親機200から伝送された通知データのbit0の値が1となっている場合、LCD321やLED322に所定の表示を行うか、あるいは、ブザー323で警報ブザーを鳴らす等の処理を行うことで、自動車100に振動が発生しており、自動車100が車上荒らし等にあっているおそれがあることことを伝えることができる。
図6は、子機300から親機200へ送信される送出要求データのフォーマット例を示している。図示されるように、子機300から親機200への送出要求データは、16ビットのID情報と5ビットの要求内容とからなる。ID情報は、個々の子機300から伝送されたデータを親機200側で一意に識別するためのものである。要求内容は、bit0〜bit4の5ビットよりなるが、このビット数は、ユーザが通知を要求しようとする情報の種類に応じて任意に設定し、それを事後的に変更することが可能である(但し、変更する場合には、親機200側との間で調整が必要となる)。各ビットにはイベントが割り当てられ、ビット値が1の時には当該イベントの発生を要求していることが示される。ビット値が0のときには、当該イベントの発生は要求されていないことが示される。
詳細には、要求内容におけるbit0は「集中ドアロック要求」、bit1は「集中ドアロック解除(アンロック)要求」、bit2は「リモートエンジンスタート要求」、bit3は「リモートエンジン停止要求」、bit4は「自動車体状況確認要求」を示す。
自動車の状態通知においては、親機200から子機300への通信と、子機300から親機200への通信との双方が生じる。
親機200から子機300への通信においては、自動車に設置された親機200が、自動車100の状態の検出結果に応じて、ユーザが携帯する子機300へ自発的に通知データを送信する。この場合、子機300では、通知データを受信して、LED321やLCD322あるいはブザー323等を通じてユーザに対して自動車100の状態を通知する。一方、子機300から親機200への通信においては、ユーザが携帯する子機300から親機200に対して送出要求データが送信され、これに応答して、親機200では自動車100のドアロックやウィンドウの開閉等の制御や、自動車100の状態を子機300に送信する等の処理を行う。
本実施形態では、これらいずれの場合においても親機200と子機300との間の通信は、間欠的に行われる。
図7は、親機200と図6に示した送出要求データを送信する子機300との間で行われる通信のタイミング説明図である。この図において、親機200と子機300との通信同期が確立されていない非同期の状態では、親機200は、連続受信状態であり、子機300からのデータ送信を待ち受ける状態(図中「R」で示される)となっている。T1で示される最初の送受信時においては、図7の一番左の下向きの矢印に示されるように、非同期状態で、子機300が送信状態(図中Tで示される)となる。すなわち、自己のID情報及び図6に示される要求内容を所定のフォーマットに載せた送出要求データを親機200へ送信する。待機状態となっている親機200は、子機300からの送出要求データを受信すると、それに含まれるID情報をもとに認証を行う。
子機300は、送出要求データを送信した後は待機状態となる。一方、親機200は、上記の認証が正常であることを条件として、子機300からの送出要求データを受信すると通知データを子機300へ送信する(送信状態)。すなわち、自己のID情報及び図6に示される自動車状態情報を所定のフォーマットに載せた通知データを送信し、その後は、間欠受信状態に移る。待機状態にある子機300は、この検知データを受信すると、それに含まれるID情報の認証を行い、正常であることを条件として、自動車状態情報を得る。以降は、間欠送信状態に移行する。
間欠タイミングで行われる親機200と子機300の通信状態は、図8に示されるとおりである。すなわち、子機300は、(図中のTxスロットで示される)送信状態において、送出要求データを親機200へ送信する。親機200は、(図中のRxスロットで示される)受信状態において、子機300から送信された通知データを受信すると、自動車100の状態を検出し、検出結果を自動車状態情報として、これにID情報を付加した通知データを生成し、この通知データを子機300へ送信する(送信状態となる)。なお、受信状態の期間中、子機300からの送出要求データを受信しなかった場合、親機200は送信状態とはならず、そのまま待機状態を継続する。
以上のように、親機200と子機300との間で相互にID情報に基づく認証がなされ、それが正常であるときに両者の通信同期が確立され、以降は、それぞれ間欠送受信動作に移行する。
間欠送受信動作においても、所定の間欠タイミングによって、相互のID情報及び送出要求データ又は通知データの送受信を行うことにより、親機200と子機300は、相互に同期の保持を図る。そして、親機200は、自動車状態の逐次通知を行う。
なお、自動車状態は、頻繁には変化しないのが一般的なので、消費電力を低減するために、間欠送受信の間隔(第1間隔)を例えば数秒〜数十秒程度に長くしても良い。
また、親機200と子機300における受信動作間隔を同じにしても良いが、そうすると、上記のように間欠送受信の間隔が長すぎたときにユーザの利便性が損なわれることも予想される。例えば、ユーザが任意の時点で自動車100のドアのロック、アンロックを行うことができなくなるおそれがある。
そこで、本実施形態では、親機200の受信動作間隔は1フレーム0.5秒とし、0.5秒間隔(第2間隔)でデータを受信できるようにした。他方、子機300の受信動作間隔は、親機200との通信同期を確立した後、通常時は4フレーム毎、すなわち2秒間隔とし、例えばユーザから任意の時点で指示入力があった臨時動作時には0.5秒間隔となるようにした。この場合、子機は、親機200に送出要求データを送信してから、親機200からこの送出要求データに応答した通知データが送信されてくるまでは、0.5秒間隔で動作する。これにより、通常動作時には消費電力を低減しつつ、任意の時点でユーザからの指示入力(例えば、自動車100のドアのロック、アンロックの指示)にも柔軟に対応できるようになる。
図8には、親機200が受信状態のときに子機300からデータが送信され、それが親機200において受信されると、親機200は、それに直ちに呼応して子機300へ通知データが送信されることが示されている。
図9には、子機300に対してユーザから指示入力があったときの子機300の動作状態を示している。子機300は、ユーザからの指示入力後の最初のフレームで送出要求データを送信する。子機300からの送出要求データを受信した親機200は、この送出要求データに応答して、必要に応じて自動車100のドアのロック/アンロックを行う等の車内制御を行ない、必要であれば、通知データを子機300へと送信することで、ドアウインドウやライトの状態を子機300に通知する。親機200では、車内制御後の最初のフレームで子機300へと通知データを送信する。本実施形態では、図9に示されるように、1フレーム以内に車内制御を完了し、子機300から送出要求データを受信した次のフレーム(0.5秒後)に通知データを送出している。このような動作を可能にする構成とすることで、子機300は、通常動作時は2秒間隔で親機200と送受信を行なう一方で、ユーザからの指示入力による臨時動作時には0.5秒以内に親機200と送受信を行うことができる。
また、本実施形態では、子機300からの送出要求データを受信してから親機200が、自動車100の状態を速やかに子機300に通知できるようにするために、親機200で定期的に自動車100の状態を表すデータ(以下、「ステータス」という)を取得したうえで、子機300との間の通信時に、自動車100の最新の状態を表す通知データを子機200へ送信することができる。この場合は、親機200と子機300との間でデータの受け渡しが行われていないときに、親機200(CPU212)が、制御IC103、104に対してドアや室内灯等のステータスを要求して、各ステータスを予め検出して保存しておくことが好ましい。
親機200では、子機300から送信される送出要求データに呼応した動作を行う他に、定期的に自動車100の状態を検出する。また、自動車100の状態に変化があった場合には、状態確認後の最初のフレームで、子機300に対して当該変化を送信する。
図10は、親機200における状態確認動作のタイミングの説明図である。図示のように、親機200では、子機300に対する、あるフレームと次のフレームとの間に、CPU212から車載LAN・I/Fドライバ部211および車載LAN101を介して制御IC102〜104とデータの受け渡しを行う。すなわち、CPU212は、図5のbit0〜bit15で示されるイベント毎に、順次対応する制御ICにリクエストを出し、その制御ICからステータスを受け取る。
例えば、CPU212は、通知データのbit0の「振動有り」というイベントのステータスを知るために、車載LAN101を通じて制御IC103にステータスを送出するようにリクエストを出し、制御IC103から振動に関するステータスを受け取る。同様に、bit1の「ボンネット開閉中」というイベントに関しても、制御IC103にリクエストを出し、ステータスを受け取る。
このようにして、通知データのbit0〜bit15のそれぞれに対応するイベントのステータスを、順次制御IC103又は制御IC104より受け取る。このようにして受け取ったステータスをもとに通知データを生成し、次回の子機300との通信時にこの通知データを子機300に送信することで、自動車100のステータスが子機300に伝達される。
図11に、状態確認動作中に、親機200のCPU212と制御IC103、104との間で受け渡されるデータ(内部通信データ)のフォーマット例を示す。内部通信データは、データ先頭部から、順次、スタートビット、送信元デバイス識別ID、送信先デバイス識別ID、R/Wビット、ACKビット、対象部識別ID、R/Wデータ、ストップビットとなっている。
スタートビットは、受け渡しの対象となるデータの開始部分がどれかを識別するためのものである。送信元デバイス識別ID、送信先デバイス識別IDは、それぞれ、CPU212や制御IC102のようなデバイス毎に割り当てられるIDであり、これにより、送信元デバイスと送信先デバイスとをそれぞれ識別することが可能となっている。この例では送信元デバイスはCPU212、送信先デバイスは制御IC103、104が対応し、例えばCPU212には値「0000」、制御IC103には「0001」、制御IC104には「0002」が割り当てられている。
R/Wビットは、ステータス確認/制御要求のための識別ビットである。本実施形態では、ステータスを確認する場合にはこのビットの値を「0」、ドアのロック/アンロックのように、対象の制御を要求する場合には、このビットの値を「1」とする。
ACKビットは、前回のデータを正常に受信できたかどうかを表す確認用のビットである。例えばデータを正常に受信したときは「1」、受信できなかったときは「0」とする。
対象部識別IDは、一つの制御IC内に複数の対象部品がある場合に、これらの対象部品を個々に識別するためのIDである。本実施形態においては、制御IC104において室内灯とヘッドライトとを制御しているので、室内灯、ヘッドライトのそれぞれに識別IDを付している。
R/Wデータは、上述したR/Wビットが「1」の場合は、制御対象の制御要求データを表す。この制御対象要求データは、CPU212から制御IC103又は制御IC104に対して送信されるものであり、また、この実施形態では、R/Wデータを5ビットのデータとした。例えば、CPU212がドアロック機構にドアロックを行うことを要求する場合には、R/Wデータの値は0001となる。また、ドアのロック状態を変更せずに現在の状態を維持する場合には、R/Wデータの値は「0001」となる。一方、R/Wビットが「0」の場合、R/Wデータは、制御IC103、104からCPU212にステータスを回答する場合におけるステータス回答データを表す。例えば、自動車100の室内灯が点灯している場合には、R/Wデータの値は「0000」、消灯している場合にはR/Wデータの値は「0001」となる。
ストップビットは、受け渡しの対象となるデータの終了部分がどれかを識別するためのものである。
このようなフォーマットの内部通信データを親機200のCPU212と、制御IC103、制御IC104と、の間で受け渡しすることで、CPU212が自動車100のドアや室内灯のステータスを求めるためのリクエストを制御IC103、104に出し、また、制御IC103、104からCPU212に対してステータスを回答することができる。
次に、親機200のCPU212及び子機300のCPU312における制御処理動作を説明する。
図12は、CPU212の動作手順図である。
CPU212は、親機200の電源がオンの状態になったことを検知すると(S101)、子機300と同期が確立されているかどうかを判定する(S102)。同期が確立されていない場合(S102;N)、CPU212は、子機200との同期をとるために、同期捕捉処理を行う(S103)。この同期捕捉処理では、CPU212は、先に図7に示したように待機状態となり、子機300から送出要求データが送信されたことを契機に子機300との同期をとる(捕捉する)。同期捕捉処理を終えた後は、S102に戻り、再度同期中か否かを判定する。
S102において同期中であると判定された場合(S102;Y)、CPU212は、子機300からの送出要求データが送信されたか否かを判定する(S104)。送出要求データが送信されていない場合は(S104;N)、イベントが発生したか否かを判定する(S105)。この判定処理において、CPU212は、図10に示した自動車100の状態確認動作のための処理を行ない、その処理結果を前回の状態確認動作のための処理結果と比較する。比較の結果、状態に変化があった場合(S105;Y)には、イベント(自動車の状態が変化した事実)が発生したと判定し、変化した状態の内容をイベント事項として子機300へ送信し(S106)、S102に戻る。
状態に変化がない場合(S105;N)は、そのまま同期を保持し(S107)、S102に戻る。
CPU212において上記の処理を行うことで、自動車100が車上荒らし等の異常事態にあって、自動車100に異常な振動が生じたり、ユーザが閉めたはずのドアが開けられたりした場合、状態変化が生じる。この場合は上記のS105での判定結果は「Y」となり、変化した状態の内容が子機300へ通知される。
子機300では、自動車100の状態に変化が生じたことを、画面表示、警告ランプ、警告音、あるいは子機300自体を振動させる等、任意の手法でユーザに伝える。このようにして、親機200は、自動車100の状態を子機300に通知してユーザに伝えることができる。
一方、S104において、子機300から送出要求データが送信されている場合、CPU212は、当該送出要求データの図6に示されるフォーマットにおける各bit0〜4の値を検出し、子機300に対し返信が必要とされているか否かを検出する(S110)。本実施形態では、子機300に対して返信が必要となるのは、bit4の値が「1」であるときだけである。従って、CPU212は、送出要求データの要求情報におけるbit4の値が「1」か「0」かを検出し、この値が「0」である場合には、返信は必要ないと判定し(S108;N)、bit0〜3の値に応じて要求情報に従った制御を自動車100に対して行い(S109)、S102に戻る。
子機300への返信が必要であった場合(S108Y)、CPU212は、要求情報に従った制御を行うとともに、制御IC103、制御IC104から、ドアロック等のステータスを受け取り(S110)、子機300に通知データを送信した上で(S111)、S102に戻る。
図13は、子機300のCPU312の動作手順図である。
CPU312は、子機300の電源がオンの状態になったことを検知すると(S201)、親機200と通信の同期が確立されているかどうかを判定する(S202)。同期が確立されていない場合は(S202;N)、親機200との間で通信の同期をとるために、同期捕捉処理を行う(S203)。この同期捕捉処理では、子機200は、先に図7に示したように親機200に送出要求データを送信し、親機200から通知データが返信送信されたことを契機に親機200との同期を捕捉する。同期捕捉処理を終えた後は、S202に戻り、再度、同期中か否かを判定する。
S202において同期中であると判定された場合(S202;Y)、CPU312は、親機200から通知データが送信されたか否かを判定する(S204)。通知データが送信されていない場合(S204;N)、ユーザからの指示入力があったかどうか、つまり送出要求データの送信を要求されたか否かを判定する(S205)。要求されていない場合(S205;N)、CPU312は、そのまま同期を保持する。
ユーザからの指示入力があった場合は、送出要求データを親機200へ送信する(S207)。一方、親機200から通知データが送信されている場合(S204;Y)、その内容を子機300のディスプレイやLEDに表示するか、あるいは警報ブザーをならす等の処理を行ない、ユーザに対して、親機200から得られた自動車100の車内状況を伝えるための処理を行ってS202に戻る。
このように、本実施形態の通知システムでは、親機200は、自動車100の状態を検出し、状態に変化があった場合には、子機300を通じてユーザに対してその変化を通知することができるので、親機200と子機300との協働により、自動車100のセキュリティを高めることができる。通知データには、自動車100の振動、エンジンの始動、ドアの開閉等を表すデータが含まれる。これらは、通常はユーザが自動車100から離れているときには起こりえないものであり、これらが生じたということは、車上荒らし等により自動車100が何らかの異常事態や危険にさらされている可能性が高いことになる。
[子機の外観構成]
子機300は、種々の形態の容器に収容して実施することができる。子機300の容器の外観構成例を図14に示す。図14に例示される子機300の容器には、アンテナ340、ディスプレイ350、集中ドアロックボタン360、集中ドアアンロックボタン361、リモートエンジンスタートボタン362、リモートエンジンストップボタン363、車体状況確認ボタン364、スピーカ370が設けられている。
アンテナ340は、図4に示した子機300の微弱無線部315に接続されており、アンテナ340を通じて親機200との間で微弱無線による双方向通信が可能となっている。ディスプレイ350には、アイコンI1、I2、I3、I4が表示されている。アイコンI1、I2、I3、I4は、それぞれ通信電波強度、室内灯のオン/オフ、ドアのロック状態、温度を表している。また、ディスプレイ350には、自動車100の概観が線図で表示されており、自動車100において、トランクや助手席側ドアの開閉等があった場合、その開閉箇所がこの線図で強調表示されるようになっている。例えば、図5に示した状態通知データにおいて「運転席側ドアウィンドウ開閉中」に対応したbit9が「1」となっていた場合には、この自動車の概観を示す線図における運転席側ドアウィンドウの部分を強調表示する。このような表示処理自体は、公知の技術を用いることができる。
集中ドアロックボタン360、集中ドアアンロックボタン361、リモートエンジンスタートボタン362、リモートエンジンストップボタン363、車体状況確認ボタン364は、それぞれ、ユーザがそれらを押すことにより、該当する指示入力をCPU315に伝達するためのものである。すなわち、リモートエンジンスタート/ストップボタン362,363は、自動車100のエンジンのスタート/ストップの制御を車外より親機200に行わせるものであり、車体状況確認ボタン364は、親機200に対して自動車100の現在の状態を通知させるためものである。
スピーカ370は、自動車100の状態に変化が生じたことを音で伝えるためのものであり、例えばブザーや警告音声等によって、状態の変化をユーザに伝える。
なお、子機300における消費電力を小さく抑えるために、子機300の外観を図15に示されるようなものとしても良い。この例においては、上述した集中ドアロック/アンロックボタン360,361を一つのボタン365で兼用し、一回押すとドアロック、二回押すとアンロックとなるようにしている。同様に、上述したエンジンスタート/ストップボタン362,363も一つのボタン366で兼用している。更に、ディスプレイ350を省き、これに代えてLED390〜398を配置している。
LED390は、緊急状態を示すものであり、例えば親機200からの通知データによって、「振動有り」、「トランク開閉中」等の複数のイベントが生じていて自動車100が車上荒らしにあっている可能性が高いと判断される場合に、LED390が例えば赤く点灯するとともにブザー音がスピーカ370から発せされる。このように緊急状態を検出する場合、図4に示される子機300のCPU312では、親機200から送信された通知データの各bitの値を検出し、自動車100が車上荒らしにあっていると判定するための所定の条件を満たす場合に緊急状態と判定する。この条件としては、「自動車100で検出されるステータスのうち所定数以上、例えば2つ以上のステータスが変化していた場合」、あるいは「特定のステータス、例えば空気圧低下(図4のbit8に対応)が生じていた場合」等、任意に設定することができる。
LED391は、電波圏内/圏外を示すものであり、圏内にある場合には例えば緑に発光し、圏外では消灯状態となる。LED392,393はエンジンの状態を示すものであり、エンジンが停止中であればLED392が緑に発光し、始動中であればLED393が赤に発光する。LED394、395はドア状態を示すものであり、ドアが閉じていればLED394が緑に、ドアが開閉中であればLED395が赤に発光する。LED396,397は、ヘッドライトの状態を示し、ヘッドライトが消灯していればLED396が緑に、点灯していればLED397が赤に発光する。
子機300の容器を以上のように構成することで、子機300では、親機200から送信された通知データより得られた自動車100の状態を、ユーザに対して視覚的に伝えることができる。また、ユーザは、各種ボタン360〜366を通じて、自動車100に対する所望の監視制御を車外より親機200に行わせることができる。
<第1変形例>
以下、実施形態の変形例を示す。上述した実施形態では、親機200と子機300とが間欠タイミングで送受信を行う際に、図5,6に示されるように、ID情報だけでなく通知情報、要求内容をも同時に送受信していた。送受信されるデータ量が大きくなると、送受信に要する時間が長くなり、消費電力が増大することで電池寿命が短くなるおそれがある。そこで、通常動作時には、図16に示されるように、通知データ及び送出要求データではID情報のみが送受信され、自動車100が振動していることやトランクの開閉中であることが検出されて自動車100の車内状況に変化が生じるというイベントが発生した場合のみ、通知データ又は送出要求データがID情報と共に送受信されるようにしても良い。
このようなイベントが発生した場合、親機200のCPU212は、イベントが発生した後の最初のデータ送信時に、イベント発生を表す情報が親機200から子機300へ送信されるようにする。従って、自動車100が車上荒らし等にあって車内状況が変化した場合には、親機200から子機300へと、ID情報に加えて通知データが送信される。子機300では、この状況の変化に応じて画面表示を変化させたり、警報ブザーをならしたりすることで、ユーザに対して車内状況の変化を通知することができる。
なお、子機300に対してユーザから指示入力があったときの子機300、親機200の動作タイミングは、上記実施形態と同様であり、図9に示した動作タイミングと同様のものとなる。
以上の説明から明らかなように、本発明では、親機200と子機300との間で双方向の通信を行うことで、ドアのロック/アンロックやリモートエンジンスタート/ストップといった片方向の機能だけでなく、離れた場所からの自動車100の状態確認や緊急時のリアルタイム通知などの機能を実現することができ、ユーザから見た場合の使い勝手を大幅に向上させることができる。
また、本実施形態では、親機200は、車載LAN101に接続する形態を採用しており、車載LAN101はそのI/Fコネクタが自動車内に常設されているため、比較的その取り付けが容易であり、導入時の煩わしさも無い。
親機200と子機300の通信は、微弱無線を用い、特別の免許を必要としない周波数帯を用いているので、普及への煩わしさを回避し、微弱な消費電力により電池の持ちを大幅にアップさせることも可能となる。このため、使用する電池の大きさをより小さくすることで子機300の小型化も実現可能となる。
また、大きな電力を必要としないため、回路構成の簡略化が可能となり、システム全体のコストダウンを実現することが可能となる。
本発明に係る自動車の状態通知システムの概略説明図。 本発明に係る自動車の状態通知システムの概略説明図。 親機の概略的な機能ブロック図。 子機の概略的な機能ブロック図。 通知データのフォーマット説明図。 送出要求データのフォーマット説明図。 親機と子機との間欠送受信タイミング説明図。 親機と子機との間欠送受信タイミング説明図。 子機から親機への送信タイミング説明図。 車内状況確認動作のタイミング説明図。 内部通信データのフォーマット説明図。 親機の処理動作のフローチャート。 子機の処理動作のフローチャート。 子機の外観図。 子機の変形例を示す外観図。 他の実施形態における親機と子機との間欠送受信の説明図。
符号の説明
100 自動車
101 車載LAN
102〜104 IC
103a、103b、103c、104b ドライバ
200 親機
211 ドライバ部
212 CPU
213 メモリ
214 タイマ
215 微弱無線部
300 子機
312 CPU
313 メモリ
314 タイマ
315 微弱無線部
321 LCD
322 LED
323 ブザー
340 アンテナ
350 ディスプレイ
360 アンロックボタン
360 集中ドアロックボタン
360〜366 各種ボタン
361 集中ドアアンロックボタン
362 ストップボタン
362 リモートエンジンスタートボタン
363 リモートエンジンストップボタン
364 車体状況確認ボタン
370 スピーカ
390〜398 LED

Claims (12)

  1. 携帯端末装置との間で、法律の規制を受けない微弱電力による双方向の間欠通信を行う無線通信手段と、
    この無線通信手段を通じて前記携帯端末装置から監視の対象となる車両の現在の状態を表す情報の送出要求を受け付ける送出要求受付手段と、
    この送出要求受付手段で受け付けた送出要求に対応する車両の状態について所定のセンサが検知した検知結果を取得する車両状態検知手段と、
    この車両状態検知手段が取得した検知結果を表す所定のデータ構造の通知データを前記携帯端末装置が受信可能な間隔で間欠送信するように前記無線通信手段の動作を制御する制御手段と、を備えて成る、
    車両状態の通知装置。
  2. 前記携帯端末装置より間欠的に受信した信号の間隔を計測するタイマをさらに備えており、前記制御手段は、前記タイマにより計測された間隔に基づいて前記携帯端末装置との間で行う間欠通信の同期を確立するように前記無線通信手段を制御する、
    請求項1記載の通知装置。
  3. 前記制御手段は、同期を確立した後の前記間隔を保持しており、この保持されている間隔とその後の受信時に前記タイマにより計測された間隔との比較に基づいて前記同期が維持されているかどうかを判定する、
    請求項2記載の通知装置。
  4. 前記車両状態検知手段は、前記センサの検知結果を前記携帯通信端末との間欠通信の通信タイミングとは無関係なタイミングで収集して所定のメモリに蓄積しておき、前記送出要求があったときに当該送出要求に対応する車両の状態について蓄積されている検知結果を前記メモリより読み出すように構成されている、
    請求項1記載の通知装置。
  5. 前記車両状態検知手段は、前記センサの検知結果を周期的に取得するとともに取得した各周期の検知結果を前記メモリに蓄積しておき、前周期で取得した検知結果と今周期で取得した検知結果とを比較することにより、車両状態の変化の有無を表す情報を生成するように構成されている、
    請求項4記載の通知装置。
  6. 前記制御手段は、前記間欠通信に際して、前記車両状態検知手段より前記変化の有無を表す情報を取得し、車両状態に変化が有るときは、その旨を表す前記通知データを、当該変化が生じた直後に通信可能となるタイミングで前記携帯端末装置へ送信するように前記無線通信手段を制御する、
    請求項5記載の通知装置。
  7. 要求に応じて車両状態を通知する通知装置との間で、法律の規制を受けない微弱電力による双方向の間欠通信を行う無線通信手段と、
    この無線通信手段を通じて前記通知装置に対して監視の対象となる車両の現在の状態を表す通知データの送出を要求するための送出要求データを生成する送出要求データ生成手段と、
    この送出要求データ生成手段で生成した送出要求データを予め自装置に割り当てられた間隔で前記通知装置に間欠送信するとともに、自装置宛の前記通知データを受信するように前記無線通信手段の動作を制御する制御手段と、を備えて成る、
    携帯端末装置。
  8. ユーザからの指示入力を受け付ける指示入力受付手段をさらに備えており、
    前記送出要求データ生成手段は、前記指示入力受付手段が、ユーザが前記車両における複数の監視対象部位のいずれかの部位に対する前記要求を受け付けたときに、当該要求に応じた内容の送出要求データを生成する、
    請求項7記載の携帯端末装置。
  9. 前記制御手段は、前記通知装置との同期確立後は第1間隔を維持して前記間欠送信を行い、ユーザからの指示入力を受け付けた緊急時には前記第2間隔よりも短い第2間隔で前記間欠送信を行うように前記無線通信手段を制御する、
    請求項8記載の携帯端末装置。
  10. 前記制御手段によりその動作が制御され、前記受信した通知データが表す車両の状態を視覚的にユーザに伝達する視覚化手段をさらに備えて成る、
    請求項7、8又は9記載の携帯端末装置。
  11. 請求項1乃至6のいずれかの項記載の通知装置と、請求項7乃至10のいずれかの項記載の携帯端末装置とを含む、
    車両状態の通知システム。
  12. それぞれ、法律の規制を受けない微弱電力による双方向の間欠通信を行う無線通信手段を備えた通知装置及び携帯端末装置が実行する方法であって、
    前記携帯端末装置が、監視の対象となる車両の現在の状態を表す通知データの送出を要求するための送出要求データを、自装置に割り当てられた間隔で前記通知装置へ間欠送信する段階と、
    前記通知装置が、前記送出要求データの受信を契機に当該携帯端末装置との間で間欠通信の同期を確立するとともに、前記車両の状態について所定のセンサが検知した検知結果を表す所定のデータ構造の通知データを、同期を確立した前記携帯端末装置が受信可能な間隔で間欠送信する段階と、
    前記通知データを受信した前記携帯端末装置が、前記通知データにより特定される車両の状態を視覚的に表現してユーザに伝達する段階とを有する、
    微弱無線による車両状態の通知方法。
JP2004317047A 2004-10-29 2004-10-29 車両状態の通知システム及びその構成装置、通知方法 Pending JP2006127307A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004317047A JP2006127307A (ja) 2004-10-29 2004-10-29 車両状態の通知システム及びその構成装置、通知方法
PCT/JP2005/020049 WO2006046744A1 (ja) 2004-10-29 2005-10-26 車両状態の通知システム及びその構成装置、通知方法
US11/718,197 US20090261969A1 (en) 2004-10-29 2005-10-26 Vehicle state notifying system, its constituent device, and notifying method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004317047A JP2006127307A (ja) 2004-10-29 2004-10-29 車両状態の通知システム及びその構成装置、通知方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006127307A true JP2006127307A (ja) 2006-05-18

Family

ID=36227974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004317047A Pending JP2006127307A (ja) 2004-10-29 2004-10-29 車両状態の通知システム及びその構成装置、通知方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20090261969A1 (ja)
JP (1) JP2006127307A (ja)
WO (1) WO2006046744A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008157030A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Tokai Rika Co Ltd リモートエンジンスタート制御装置、及び車両制御装置
JP2008160543A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Pacific Ind Co Ltd データ通信システム及びデータ通信方法
JP2009159386A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 通信システム
JP2010018163A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Honda Motor Co Ltd 機器の盗難防止装置
US8692652B2 (en) 2008-07-10 2014-04-08 Honda Motor Co., Ltd. Antitheft system
CN110114633A (zh) * 2016-12-28 2019-08-09 江苏宏宝工具有限公司 用于监控车辆的系统和方法
JP2020506460A (ja) * 2016-12-22 2020-02-27 ジャンスー ホンバオ ハードウェア カンパニー リミテッド 車両を監視するためのシステム及び方法

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102831083B (zh) * 2011-06-15 2017-06-13 富泰华工业(深圳)有限公司 从装置可控制主装置的控制系统
JP5106709B1 (ja) * 2012-01-11 2012-12-26 三菱電機株式会社 列車案内表示システム及び列車案内表示方法
US9349224B2 (en) * 2013-10-02 2016-05-24 GM Global Technology Operations LLC Systems and methods for vehicle status notification
JP6072748B2 (ja) * 2014-10-03 2017-02-01 本田技研工業株式会社 報知装置
US9799208B2 (en) * 2014-10-27 2017-10-24 Honeywell International Inc. Physical and logical threat analysis in access control systems using BIM
US9610893B2 (en) * 2015-03-18 2017-04-04 Car1St Technologies, Llc Methods and systems for providing alerts to a driver of a vehicle via condition detection and wireless communications
US10328855B2 (en) 2015-03-18 2019-06-25 Uber Technologies, Inc. Methods and systems for providing alerts to a connected vehicle driver and/or a passenger via condition detection and wireless communications
US9986054B2 (en) * 2015-11-19 2018-05-29 Movren Management Limited Enhanced push notification for alerts
US10698468B2 (en) * 2017-08-30 2020-06-30 Lsis Co., Ltd. Device and method for changing setting value of electric power equipment
JP7410796B2 (ja) * 2020-05-27 2024-01-10 本田技研工業株式会社 車両制御システム、及び車両制御方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02162137A (ja) * 1988-12-16 1990-06-21 Fujitsu Ten Ltd 異常通報装置
JP2001209874A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Seiko Precision Inc セキュリティ用通信装置
JP2002029383A (ja) * 2000-07-18 2002-01-29 Denso Corp 車両盗難防止装置及び車両盗難防止システム
JP2002037031A (ja) * 2000-07-24 2002-02-06 Itochu Techno-Science Corp 車両盗難検出装置およびこれを用いた車両盗難防止システム
JP2002265720A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Denki Kagaku Kogyo Kk 芳香族ビニル化合物系樹脂組成物
JP2002269663A (ja) * 2001-03-13 2002-09-20 Denso Corp 車両用セキュリティシステム
JP2004237829A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Mitsubishi Electric Corp 車載装置及び通信装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7167083B2 (en) * 2002-09-30 2007-01-23 International Business Machines Corporation Recording and indicating the state of an apparatus remotely
DE10347827A1 (de) * 2003-10-10 2005-04-28 Daimler Chrysler Ag System zur Fernsteuerung von Fahrzeugfunktionen und/oder Abfrage von Fahrzeug-Statusdaten
US20050099275A1 (en) * 2003-11-06 2005-05-12 Kamdar Hitan S. Method and system for status indication on a key fob
US7295849B2 (en) * 2003-12-17 2007-11-13 Lear Corporation Vehicle two way remote communication system
US7243007B2 (en) * 2005-01-04 2007-07-10 Audiovox Corporation Customizable remote transceiver for a vehicle
US7504931B2 (en) * 2005-03-16 2009-03-17 Gm Global Technology Operations, Inc. Remote feedback for vehicle key fob functions
US7519400B2 (en) * 2005-05-27 2009-04-14 Dei Headquarters, Inc. Multi-modulation remote control communication system

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02162137A (ja) * 1988-12-16 1990-06-21 Fujitsu Ten Ltd 異常通報装置
JP2001209874A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Seiko Precision Inc セキュリティ用通信装置
JP2002029383A (ja) * 2000-07-18 2002-01-29 Denso Corp 車両盗難防止装置及び車両盗難防止システム
JP2002037031A (ja) * 2000-07-24 2002-02-06 Itochu Techno-Science Corp 車両盗難検出装置およびこれを用いた車両盗難防止システム
JP2002265720A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Denki Kagaku Kogyo Kk 芳香族ビニル化合物系樹脂組成物
JP2002269663A (ja) * 2001-03-13 2002-09-20 Denso Corp 車両用セキュリティシステム
JP2004237829A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Mitsubishi Electric Corp 車載装置及び通信装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008157030A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Tokai Rika Co Ltd リモートエンジンスタート制御装置、及び車両制御装置
JP2008160543A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Pacific Ind Co Ltd データ通信システム及びデータ通信方法
JP2009159386A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 通信システム
JP2010018163A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Honda Motor Co Ltd 機器の盗難防止装置
US8692652B2 (en) 2008-07-10 2014-04-08 Honda Motor Co., Ltd. Antitheft system
JP2020506460A (ja) * 2016-12-22 2020-02-27 ジャンスー ホンバオ ハードウェア カンパニー リミテッド 車両を監視するためのシステム及び方法
CN110114633A (zh) * 2016-12-28 2019-08-09 江苏宏宝工具有限公司 用于监控车辆的系统和方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2006046744A1 (ja) 2006-05-04
US20090261969A1 (en) 2009-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2006046744A1 (ja) 車両状態の通知システム及びその構成装置、通知方法
JP6003938B2 (ja) 電子キーシステム
US9738254B2 (en) Tire theft alarm system
EP1614592B1 (en) Keyless entry device
JP5186475B2 (ja) キーレスエントリー機能を備えたタイヤ状態監視装置
CN102649419B (zh) 电子钥匙系统
CN204821473U (zh) 一种全自动防盗报警装置
JP2004150124A (ja) 車両の遠隔制御装置
EP2072354A1 (en) Keyless alert system and method of automobiles
JP2004189072A (ja) 双方向通信でタイヤ空気圧監視を行うパッシブキーレスエントリ装置
US20080100429A1 (en) Tire pressure monitoring (tpm) and remote keyless entry (rke) system for a vehicle
US10160421B2 (en) Communication system
KR101394036B1 (ko) 차량 원격 제어 시스템 및 방법
CN102649420A (zh) 电子钥匙系统
JP2010138623A (ja) 電子キーシステム
CN111094082B (zh) 车辆共享系统
JP2011079462A (ja) タイヤロケーション登録システム及びタイヤロケーション登録方法
JP2011079461A (ja) タイヤ空気圧監視システム及びタイヤ空気圧監視方法
JP5152011B2 (ja) 電子キーシステム及び車両制御用携帯機
JP6163927B2 (ja) 紛失防止装置
JP5798398B2 (ja) 無線通信システム、及び受信機並びに通信方法
JP2010282571A (ja) セキュリティシステム
KR100799298B1 (ko) 휴대용 리모컨을 이용한 차량내부 시스템의 상태정보전송시스템
JP2009278452A (ja) ノイズ監視通信システム
JP2009174257A (ja) キーレスエントリーシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100511