JP2008157030A - リモートエンジンスタート制御装置、及び車両制御装置 - Google Patents

リモートエンジンスタート制御装置、及び車両制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車外に存在している車両純正携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求に応えることが可能なリモートエンジンスタート制御装置を提供すること。
【解決手段】自動車から最長で100m離れた地点で電子キー2のロックスイッチ27を所定時間以内に3回操作すると、電子キー2からリモートエンジンスタート要求用IDコード信号が送信されるとともに、それがセキュリティ装置3で受信され、リモートエンジンスタート制御装置80によりエンジンが始動される。従って、車外に存在している電子キー2によるリモートエンジンスタートに関する要求に応えて暖機運転を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両から離れた地点で携帯機を操作することで、いわば遠隔操作によりエンジンを始動させる、いわゆるリモートエンジンスタートに関する要求を取得したとき、エンジンを始動するリモートエンジンスタート制御装置、及び車両制御装置に関する。
近年、車両と車両純正携帯機(電子キー)との間でキー照合に関する相互通信が行われるとともに、それにより車両に適合する正規の電子キーが利用されたものと肯定判断されたとき、エンジンの始動が許可される機能(スマートイグニッション機能)が適用された車両が増加傾向にある。そして、このような機能が適用されている車両では、車両純正携帯機を車内に持ち込むだけで、いわば自動的にエンジンの始動が許可されるとともに、このようにエンジンの始動が許可されている状態で、車両側のエンジン始動ボタンを押せばエンジンが始動される。従って、ユーザにしてみれば、エンジン始動に際してメカニカルキーを用いた操作を行わなくても、ワンプッシュの操作にて事足りることとなり、よって非常に便利である。
そして、車両のエンジン始動に関連して、特許文献1には、車両と車両用品携帯機との間で相互通信が行われるとともに、それにより車両用品携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求があったとき、エンジンが始動される機能(リモートエンジンスタート機能)に関する技術が開示されている。そして、このような機能が適用されている車両では、車両から離れた地点で車両用品携帯機を操作することで、いわば遠隔操作によりエンジンを始動させることができる。従って、ユーザにしてみれば、例えば冬場の暖機運転に際して車両に出向かなくても事足りることとなり、よって非常に便利である。
特開2002−188505号公報
しかしながら、車両純正携帯機が供されてのエンジン始動は、車両純正携帯機が車内に存在していることを前提として許容されるに過ぎず、車外に存在している車両純正携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求に応えるようなものは、現在のところ存在していない。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、車外に存在している車両純正携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求に応えることが可能なリモートエンジンスタート制御装置、及び車両制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車両純正携帯機から送信される第1のリモートエンジンスタート要求信号の及ぶ範囲を第1の範囲と規定するとともに、その車両純正携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求を示唆する前記第1のリモートエンジンスタート要求信号が純正携帯機対応受信手段により受信されたとき、エンジンを始動することをその要旨としている。
同構成によると、純正携帯機対応受信手段が第1の範囲に含まれているような状況下で車両純正携帯機から第1のリモートエンジンスタート要求信号が送信されたとき、それが純正携帯機対応受信手段で受信されるとともに、エンジンが始動される。このため、ユーザは、暖機運転を必要とするのであれば、純正携帯機対応受信手段が第1の範囲に含まれているような状況下で車両純正携帯機を通じてリモートエンジンスタートに関する要求をすればよい。例えば、第1の範囲として、車両純正携帯機を中心とした半径約50m〜100mの範囲を想定したとき、その第1の範囲内に純正携帯機対応受信手段が含まれているような状況下で車両純正携帯機を通じてリモートエンジンスタートに関する要求をすれば、純正携帯機対応受信手段から100m離れた地点に居ながら暖機運転を行う、というようなことが可能となる。
従って、本構成によれば、車外に存在している車両純正携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求に応えることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のリモートエンジンスタート制御装置において、前記車両純正携帯機とは別の車両用品携帯機から送信される第2のリモートエンジンスタート要求信号の及ぶ範囲を前記第1の範囲よりも広い第2の範囲と規定するとともに、その車両用品携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求を示唆する前記第2のリモートエンジンスタート要求信号が用品携帯機対応受信手段により受信されたとき、エンジンを始動することをその要旨としている。
同構成によると、用品携帯機対応受信手段が第2の範囲に含まれているような状況下で車両用品携帯機から第2のリモートエンジンスタート要求信号が送信されたとき、それが用品携帯機対応受信手段で受信されるとともに、エンジンが始動される。このため、ユーザは、暖機運転を必要とするのであれば、用品携帯機対応受信手段が第2の範囲に含まれているような状況下で車両用品携帯機を通じてリモートエンジンスタートに関する要求をすればよい。例えば、第2の範囲として、車両用品携帯機を中心とした半径約1000m〜2500mの範囲を想定したとき、その第2の範囲内に用品携帯機対応受信手段が含まれているような状況下で車両用品携帯機を通じてリモートエンジンスタートに関する要求をすれば、用品携帯機対応受信手段から2500m離れた地点に居ながら暖機運転を行う、というようなことが可能となる。
従って、本構成によれば、車両用品携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求に応えることができる。また、当該リモートエンジンスタート制御装置を兼用することで、車両純正携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求及び車両用品携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求のいずれにも応えることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のリモートエンジンスタート制御装置と、前記車両純正携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求を示唆する前記第1のリモートエンジンスタート要求信号を受信する第1の受信手段としての前記純正携帯機対応受信手段と、前記車両純正携帯機によるリモートドアロックに関する要求を示唆するリモートドアロック要求信号を受信するとともに、前記車両純正携帯機によるリモートドアアンロックに関する要求を示唆するリモートドアアンロック要求信号を受信する第2の受信手段とを備え、前記第1の受信手段と前記第2の受信手段とが単一の受信手段で兼用されていることをその要旨としている。
同構成によると、単一の受信手段を備えることで、第1のリモートエンジンスタート要求信号、リモートドアロック要求信号、リモートドアアンロック要求信号、の全てを受信できるので、複数の受信手段を備える構成と比較して部品点数を削減できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のリモートエンジンスタート制御装置と、前記車両純正携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求を示唆する前記第1のリモートエンジンスタート要求信号を受信する第1の受信手段としての前記純正携帯機対応受信手段と、前記車両純正携帯機によるリモートドアロックに関する要求を示唆するリモートドアロック要求信号を受信するとともに、前記車両純正携帯機によるリモートドアアンロックに関する要求を示唆するリモートドアアンロック要求信号を受信する第2の受信手段とを備え、前記第1のリモートエンジンスタート要求信号の及ぶ範囲である前記第1の範囲と、前記リモートドアロック要求信号の及ぶ範囲と、前記リモートドアアンロック要求信号の及ぶ範囲とが互いに同じ範囲であることをその要旨としている。
同構成によると、車外に存在している車両純正携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求、リモートドアロックに関する要求、リモートドアアンロックに関する要求、の全てに応えることができる。つまり、これら全ての遠距離操作の要求に応えることができる。
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
本発明によれば、車外に存在している車両純正携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求に応えることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態の自動車には、電子キーシステム1が適用されている。電子キーシステム1は、車両ユーザが所持する電子キー2と、車両側に設けられるセキュリティ装置3とを備えるとともに、電子キー2とセキュリティ装置3との間での双方向通信が可能である。尚、前記電子キー2は、その所持態様から携帯機と称されるとともに、車両純正携帯機に相当する。
電子キー2は、無線通信による受信機能及び無線通信による送信機能を有するとともに、受信アンテナ21、受信回路22、マイコン23、送信回路24、送信アンテナ25、アンロックスイッチ26、ロックスイッチ27を備えている。受信アンテナ21は、セキュリティ装置3から送信されてくるリクエスト信号を受信するための媒体である。受信回路22は、受信アンテナ21により受信されたリクエスト信号を復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号をマイコン23に出力する。
マイコン23は、不揮発性のメモリ23aを備えるとともに、そのメモリ23aには、電子キー2毎に個別に設定されたIDコード(電子キー2のIDコード)が記憶されている。マイコン23は、受信回路22から受信信号が入力されたとき、リクエスト信号に応答するために、電子キー2のIDコードを含む信号(IDコード信号)を生成するとともに、そのIDコード信号を送信回路24に出力する。送信回路24は、マイコン23から入力されたIDコード信号を所定周波数の電波に変調する。送信アンテナ25は、送信回路24により変調されたIDコード信号を送信するための媒体である。
アンロックスイッチ26は、自動車から離れた地点(本実施形態では、自動車から最長で50m〜100m離れた地点)でそれを操作することで、いわば遠隔操作によりドアをアンロック(解錠)させたい場合に操作されるものである。つまり、本実施形態では、自動車を中心とした半径50m〜100mの範囲内でアンロックスイッチ26を操作することで、ドアをアンロックできるようになっている。別の言い方をすると、電子キー2によるリモートドアアンロックに関する要求の及ぶ範囲は、電子キー2を中心とした半径50m〜100mの範囲に設定されている。
マイコン23は、アンロックスイッチ26が操作されたとき、自動車に対してドアのアンロックを要求するために、ドアのアンロックを要求する旨の操作コード(アンロック要求用操作コード)と電子キー2のIDコードとを含む信号(アンロック要求用IDコード信号)を生成する。そして、マイコン23は、このアンロック要求用IDコード信号を送信回路24に出力する。送信回路24は、マイコン23から入力されたアンロック要求用IDコード信号を所定周波数の電波に変調する。送信アンテナ25は、送信回路24により変調されたアンロック要求用IDコード信号を送信するための媒体としても機能する。
ロックスイッチ27は、自動車から離れた地点(本実施形態では、自動車から最長で50m〜100m離れた地点)でそれを操作することで、いわば遠隔操作によりドアをロック(施錠)させたい場合に操作されるものである。つまり、本実施形態では、自動車を中心とした半径50m〜100mの範囲内でロックスイッチ27を操作することで、ドアをロックできるようになっている。別の言い方をすると、電子キー2によるリモートドアロックに関する要求の及ぶ範囲は、電子キー2を中心とした半径50m〜100mの範囲に設定されている。
マイコン23は、ロックスイッチ27が操作されたとき、自動車に対してドアのロックを要求するために、ドアのロックを要求する旨の操作コード(ロック要求用操作コード)と電子キー2のIDコードとを含む信号(ロック要求用IDコード信号)を生成する。そして、マイコン23は、このロック要求用IDコード信号を送信回路24に出力する。送信回路24は、マイコン23から入力されたロック要求用IDコード信号を所定周波数の電波に変調する。送信アンテナ25は、送信回路24により変調されたロック要求用IDコード信号を送信するための媒体としても機能する。
セキュリティ装置3は、無線通信による送信機能及び無線通信による受信機能を有するとともに、送信回路31、送信アンテナ32、受信アンテナ33、受信回路34、照合装置35を備えている。送信回路31は、照合装置35から入力されるリクエスト信号を所定周波数の電波に変調する。送信アンテナ32は、送信回路31により変調されたリクエスト信号を送信するための媒体であるとともに、車外送信アンテナ32aと車内送信アンテナ32bとを備えている。
ここで、車外送信アンテナ32aからのリクエスト信号は、車外においてドアアウトサイドハンドルを中心とした半径約1mの範囲内に及ぶように送信される。図2には、その領域が車外の所定領域A32として2点鎖線で示されている。そして、この車外の所定領域A32内において、電子キー2とセキュリティ装置3との間での双方向通信が可能となっている。つまり、車外の所定領域A32内にリクエスト信号が送信されている状態で、その車外の所定領域A32内に電子キー2が持ち込まれたとき、その電子キー2によりリクエスト信号が受信されて同電子キー2からIDコード信号が送信されるようになっている。
一方、車内送信アンテナ32bからのリクエスト信号は、車内の略全域に及んで且つ車外に殆ど及ばないように送信される。図3には、その領域が車内の所定領域B32として2点鎖線で示されている。そして、この車内の所定領域B32内において、電子キー2とセキュリティ装置3との間での双方向通信が可能となっている。つまり、車内の所定領域B32内にリクエスト信号が送信されている状態で、その車内の所定領域B32内に電子キー2が持ち込まれたとき、その電子キー2によりリクエスト信号が受信されて同電子キー2からIDコード信号が送信されるようになっている。
図1に戻って、受信アンテナ33は、リクエスト信号に対する応答信号として電子キー2から送信されてくるIDコード信号を受信するための媒体である。受信回路34は、受信アンテナ33により受信されたリクエスト信号を復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号を照合装置35に出力する。
照合装置35は、不揮発性のメモリ35aを備えるとともに、そのメモリ35aには、セキュリティ装置3が搭載されている自動車に適合する電子キー2(=正規の電子キー2)のIDコードと同一のIDコード(基準IDコード)が記憶されている。
照合装置35は、正規の電子キー2の所持者による乗車に伴う自動車に対する接近(車外の所定領域A32に対する進入)を監視するため、ドアがロックされている状態において、送信回路31にリクエスト信号を出力する。つまり、この場合、照合装置35は、車外通信制御を実行する。その結果、車外送信アンテナ32aから車外の所定領域A32内にリクエスト信号が送信される。
照合装置35は、車外通信制御を実行したことに伴って、受信回路34から受信信号が入力されたとき、その受信信号に含まれているIDコードと基準IDコードとが一致しているか否かを判断する。つまり、この場合、照合装置35は、IDコード照合を実行する。そして、照合装置35は、このIDコード照合により両IDコードが一致したとき、正規の電子キー2が利用された旨を認識するとともに、この場合、この電子キー2の所持者による乗車を許容するために、ドア制御装置40にドアアンロック許可信号を出力する。その結果、このようにドアのアンロック(解錠)が許可されている状態で電子キー2の所持者がドアアウトサイドハンドルに触れると、ドア制御装置40によりドアがアンロック(解錠)されるとともに、これにより電子キー2の所持者による乗車が許容されることとなる。
このように本実施形態の自動車には、セキュリティ装置3と電子キー2との間でキー照合に関する相互通信が行われるとともに、それにより正規の電子キー2が利用されたものと肯定判断されたとき、ドアのアンロックが許可される機能(スマートエントリー機能)が適用されている。
ところで、電子キー2のアンロックスイッチ26が操作されたとき、その電子キー2からアンロック要求用IDコード信号が送信される。そして、このアンロック要求用IDコード信号が受信アンテナ33により受信されたとき、受信回路34から照合装置35に受信信号(アンロック要求用操作コードと電子キー2のIDコードとが含まれている)が入力される。
照合装置35は、受信回路34から入力された受信信号に基準IDコードと一致するIDコードが含まれており、且つ同受信信号にアンロック要求用操作コードが含まれているとき、正規の電子キー2によるドアアンロックに関する要求があった旨を認識する。そして、照合装置35は、このように認識したとき、ドア制御装置40にドアアンロック指令信号を出力する。その結果、ドア制御装置40によりドアがアンロック(解錠)されることとなる。
このように本実施形態の自動車には、電子キー2とセキュリティ装置3との間で通信が行われるとともに、それにより電子キー2によるドアアンロックに関する要求があったとき、ドアがアンロックされる機能(リモートドアアンロック機能)が適用されている。
一方、電子キー2のロックスイッチ27が操作されたとき、その電子キー2からロック要求用IDコード信号が送信される。そして、このロック要求用IDコード信号が受信アンテナ33により受信されたとき、受信回路34から照合装置35に受信信号(ロック要求用操作コードと電子キー2のIDコードとが含まれている)が入力される。
照合装置35は、受信回路34から入力された受信信号に基準IDコードと一致するIDコードが含まれており、且つ同受信信号にロック要求用操作コードが含まれているとき、正規の電子キー2によるドアロックに関する要求があった旨を認識する。そして、照合装置35は、このように認識したとき、ドア制御装置40にドアロック指令信号を出力する。その結果、ドア制御装置40によりドアがロック(施錠)されることとなる。
このように本実施形態の自動車には、電子キー2とセキュリティ装置3との間で通信が行われるとともに、それにより電子キー2によるドアロックに関する要求があったとき、ドアがロックされる機能(リモートドアロック機能)が適用されている。
次いで、エンジン始動について説明する。
上記のようなドアアンロックに関する機能又はメカニカルキーが供されてドアが開けられたとき、照合装置35は、正規の電子キー2の所持者による乗車(車内の所定領域B32に対する進入)を監視するため、送信回路31にリクエスト信号を出力する。つまり、この場合、照合装置35は、車内通信制御を実行する。その結果、車内送信アンテナ32bから車内の所定領域B32内にリクエスト信号が送信される。
照合装置35は、車内通信制御を実行したことに伴って、受信回路34から受信信号が入力されたとき、その受信信号に含まれているIDコードと基準IDコードとが一致しているか否かを判断する。つまり、この場合、照合装置35は、IDコード照合を実行する。そして、照合装置35は、このIDコード照合により両IDコードが一致したとき、正規の電子キー2が利用された旨を認識するとともに、この場合、この電子キー2の所持者によるエンジン始動を許容するために、エンジン制御装置50にエンジン始動許可信号を出力する。その結果、このようにエンジンの始動が許可されている状態で電子キー2の所持者がエンジン始動ボタン(図示略)を押すと、エンジン制御装置50によりエンジンが始動されることとなる。
このように本実施形態の自動車には、セキュリティ装置3と電子キー2との間でキー照合に関する相互通信が行われるとともに、それにより正規の電子キー2が利用されたものと肯定判断されたとき、エンジンの始動が許可される機能(スマートイグニッション機能)が適用されている。
次に、本実施形態の特徴点について説明する。
自動車を中心とした半径50m〜100mの範囲内で電子キー2のロックスイッチ27を操作すると、つまりロックスイッチ27を1回操作すると、リモートドアロック機能により、自動車から最長で100m離れた地点に居ながらドアをロックさせることができる点については既に説明した通りである。ここに、本実施形態では、自動車を中心とした半径50m〜100mの範囲内、つまりリモートドアロック機能が有効化される範囲と同じ範囲内でロックスイッチ27を所定時間以内に3回操作すると、自動車から最長で100m離れた地点に居ながらエンジンを始動させることができるようになっている。
即ち、このようにロックスイッチ27が3回に亘って操作されたとき、マイコン23は、自動車に対してエンジンの始動を要求するために、エンジンの始動を要求する旨の操作コード(リモートエンジンスタート要求用操作コード)と電子キー2のIDコードとを含む信号(リモートエンジンスタート要求用IDコード信号)を生成する。そして、マイコン23は、このリモートエンジンスタート要求用IDコード信号を送信回路24に出力する。送信回路24は、マイコン23から入力されたリモートエンジンスタート要求用IDコード信号を所定周波数の電波に変調する。送信アンテナ25は、送信回路24により変調されたリモートエンジンスタート要求用IDコード信号を送信するための媒体としても機能する。
そして、このリモートエンジンスタート要求用IDコード信号が受信アンテナ33により受信されたとき、受信回路34から照合装置35に受信信号(リモートエンジンスタート要求用操作コードと電子キー2のIDコードとが含まれている)が入力される。
照合装置35は、受信回路34から入力された受信信号に基準IDコードと一致するIDコードが含まれており、且つ同受信信号にリモートエンジンスタート要求用操作コードが含まれているとき、正規の電子キー2によるリモートエンジンスタートに関する要求があった旨を認識する。そして、照合装置35は、このように認識したとき、リモートエンジンスタート制御装置80にリモートエンジンスタート指令信号を出力する。その結果、リモートエンジンスタート制御装置80によりエンジンが始動されることとなる。
このように本実施形態の自動車には、電子キー2とセキュリティ装置3との間で相互通信が行われるとともに、それにより電子キー2によるリモートエンジンスタートに関する要求があったとき、エンジンが始動される機能(リモートエンジンスタート機能)が適用されている。
尚、本実施形態において電子キー2(車両純正携帯機)から送信されるリモートエンジンスタート要求用IDコード信号は、その電子キー2によるリモートエンジンスタートに関する要求を示唆する第1のリモートエンジンスタート要求信号に相当する。また、電子キー2を中心とした半径約50m〜100mの範囲は、電子キー2から送信されるリモートエンジンスタート要求用IDコード信号の及ぶ範囲である第1の範囲に相当する。さらに、受信アンテナ33と受信回路34とにより、リモートエンジンスタート要求用IDコード信号を受信する純正携帯機対応受信手段が構成されている。
まとめると本実施形態では、電子キー2(車両純正携帯機)によるリモートエンジンスタートに関する要求に応えられるようになっている。
また、本実施形態において電子キー2(車両純正携帯機)から送信されるロック要求用IDコード信号は、その電子キー2によるリモートドアロックに関する要求を示唆するリモートドアロック要求信号に相当する。一方、電子キー2(車両純正携帯機)から送信されるアンロック要求用IDコード信号は、その電子キー2によるリモートドアアンロックに関する要求を示唆するリモートドアアンロック要求信号に相当する。
さらに、受信アンテナ33と受信回路34とにより、リモートエンジンスタート要求用IDコード信号を受信する第1の受信手段(純正携帯機対応受信手段)が構成されている。一方、受信アンテナ33と受信回路34とにより、ロック要求用IDコード信号やアンロック要求用IDコード信号を受信する第2の受信手段が構成されている。つまり、本実施形態では、第1の受信手段と第2の受信手段とが単一の受信手段(受信アンテナ33、受信回路34)で兼用されている。
そして、本実施形態では、リモートエンジンスタート要求用IDコード信号の及ぶ範囲(第1の範囲)と、ロック要求用IDコード信号の及ぶ範囲と、アンロック要求用IDコード信号の及ぶ範囲とが互いに同じ範囲(電子キー2を中心とした半径約50m〜100mの範囲)となっている。
ちなみに本実施形態では、セキュリティ装置3とリモートエンジンスタート制御装置80とにより、車両制御装置が構成されている。
以上、詳述したように本実施形態によれば、次のような作用、効果を得ることができる。
(1)自動車から最長で100m離れた地点で電子キー2のロックスイッチ27を所定時間以内に3回操作すると、電子キー2からリモートエンジンスタート要求用IDコード信号が送信されるとともに、それがセキュリティ装置3で受信され、リモートエンジンスタート制御装置80によりエンジンが始動される。従って、車外に存在している電子キー2によるリモートエンジンスタートに関する要求に応えて暖機運転を行うことができる。
(2)電子キー2を通じてリモートエンジンスタートに関する要求をするに際して、ロックスイッチ27を兼用している。従って、電子キー2にリモートエンジンスタートスイッチを設けなくても事が足りるので、電子キー2が大型化してしまうことを回避できる。
(3)ロックスイッチ27を操作することでリモートエンジンスタートに関する要求を出すようにしているので、アンロックスイッチ26を操作することでそのような要求を出すようにする構成とは異なり、ドアがアンロックされてしまうようなことがなく、よって防犯上の観点から都合がよい。
(4)現状にあって電子キー2から送信されるアンロック要求用IDコード信号やロック要求用IDコード信号の及ぶ範囲は、電子キー2を中心とした半径約10mに設定されている。つまり、これに今回のようなリモートエンジンスタート機能を適用すれば、自動車から約10m離れた地点に居ながら暖機運転を行う、というようなことが可能となる。しかし、自動車から約10m離れた地点で暖機運転を開始したとしても、その場所は自動車のすぐ近くであり、よって暖機運転によるメリットがさほど感じられない。これに対して、本実施形態では、自動車から最長で100m離れた地点に居ながら暖機運転を行う、というようなことが可能であり、その場所から自動車まで徒歩でかけつけるような場合を想定すると、暖機運転によるメリットが得られることになる。
(5)上記(4)に関連して、電子キー2(車両純正携帯機)を供することで暖機運転によるメリットが得られるのであるから、それとは別の車両用品携帯機を購入しなくても事が足りることとなり、よってユーザにしてみれば初期コストを抑えることができ経済的である。
(6)単一の受信手段(受信アンテナ33、受信回路34)を備えることで、リモートエンジンスタート要求用IDコード信号、ロック要求用IDコード信号、アンロック要求用IDコード信号、の全てを受信できるので、複数の受信手段を備える構成と比較して部品点数を削減できる。
(7)車外に存在している電子キー2によるリモートエンジンスタートに関する要求、リモートドアロックに関する要求、リモートドアアンロックに関する要求、の全てに応えることができる。つまり、これら全ての遠距離操作の要求に応えることができる。
尚、前記第1実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・リモートエンジンスタート機能により暖機運転が開始されたとき、そのことをユーザに報知するべく、セキュリティ装置3からアンサーバック信号を送信するとともに、それを受信した電子キー2による報知が行われるようにしてもよい。
・リモートエンジンスタート機能に加えて、リモートエンジンストップ機能が適用されてもよい。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
図4に示すように、本実施形態の自動車には、前記電子キーシステム1が適用されるとともに、さらにリモートエンジンスタートシステム6が適用されている。リモートエンジンスタートシステム6は、車両ユーザが所持するリモコン7と、車両側に設けられる暖機運転装置8とを備えるとともに、リモコン7と暖機運転装置8との間の双方向通信が可能である。尚、前記リモコン7は、車両用品携帯機に相当する。
リモコン7は、無線通信による送信機能及び無線通信による受信機能を有するとともに、暖機運転開始スイッチ71、暖機運転停止スイッチ72、マイコン73、送信回路74、送信アンテナ75、受信アンテナ76、受信回路77、報知部78を備えている。
暖機運転開始スイッチ71は、自動車から離れた地点(本実施形態では、自動車から最長で2500m離れた地点)でそれを操作することで、いわば遠隔操作によりエンジンを始動させたい場合に操作されるものである。つまり、本実施形態では、自動車を中心とした半径2500mの範囲内で暖機運転開始スイッチ71を操作することで、エンジンを始動できるようになっている。別の言い方をすると、リモコン7によるリモートエンジンスタートに関する要求の及ぶ範囲は、リモコン7を中心とした半径2500mの範囲に設定されている。
暖機運転停止スイッチ72は、自動車から離れた地点(本実施形態では、自動車から最長で2500m離れた地点)でそれを操作することで、いわば遠隔操作によりエンジンを停止させたい場合に操作されるものである。つまり、本実施形態では、自動車を中心とした半径2500mの範囲内で暖機運転停止スイッチ72を操作することで、エンジンを停止できるようになっている。別の言い方をすると、リモコン7によるリモートエンジンストップに関する要求の及ぶ範囲は、リモコン7を中心とした半径2500mの範囲に設定されている。
マイコン73は、不揮発性のメモリ73aを備えるとともに、そのメモリ73aには、リモコン7毎に個別に設定されたIDコード(リモコン7のIDコード)が記憶されている。マイコン73は、暖機運転開始スイッチ71が操作されたとき、自動車に対して暖機運転の開始を要求するために、暖機運転の開始を要求する旨の操作コード(暖機運転開始要求用操作コード)とリモコン7のIDコードとを含む信号(暖機運転開始要求用IDコード信号)を生成する。そして、マイコン73は、この暖機運転開始要求用IDコード信号を送信回路74に出力する。送信回路74は、マイコン73から入力された暖機運転開始要求用IDコード信号を所定周波数の電波に変調する。送信アンテナ75は、送信回路74により変調された暖機運転開始要求用IDコード信号を送信するための媒体である。
尚、このようにしてリモコン7から暖機運転開始要求用IDコード信号が送信されることに伴って暖機運転が開始されたとき、暖機運転が開始されたことを示唆するアンサーバック信号が暖機運転装置8から送信されるようになっている。
また、マイコン73は、暖機運転停止スイッチ72が操作されたとき、自動車に対して暖機運転の停止を要求するために、暖機運転の停止を要求する旨の操作コード(暖機運転停止要求用操作コード)とリモコン7のIDコードとを含む信号(暖機運転停止要求用IDコード信号)を生成する。そして、マイコン73は、この暖機運転停止要求用IDコード信号を送信回路74に出力する。送信回路74は、マイコン73から入力された暖機運転停止要求用IDコード信号を所定周波数の電波に変調する。送信アンテナ75は、送信回路74により変調された暖機運転停止要求用IDコード信号を送信するための媒体としても機能する。
尚、このようにしてリモコン7から暖機運転停止要求用IDコード信号が送信されることに伴って暖機運転が停止されたとき、暖機運転が停止されたことを示唆するアンサーバック信号が暖機運転装置8から送信されるようになっている。
受信アンテナ76は、リモコン7から送信されてくるアンサーバック信号を受信するための媒体である。受信回路77は、受信アンテナ76により受信されたアンサーバック信号を復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号をマイコン73に出力する。
マイコン73は、暖機運転が開始されたことを示唆するアンサーバック信号に関する受信信号が受信回路77から入力されたとき、暖機運転が開始されたことを示唆するメッセージを報知部78を通じて流す。また、マイコン73は、暖機運転が停止されたことを示唆するアンサーバック信号に関する受信信号が受信回路77から入力されたとき、暖機運転が停止されたことを示唆するメッセージを報知部78を通じて流す。尚、報知部78による報知態様は、音によるもの、表示によるもの、音と表示とによるもの、それらに振動を加えたもの、のいずれであってもよい。
暖機運転装置8は、無線通信による受信機能及び無線通信による送信機能を有するとともに、受信アンテナ81、受信回路82、リモートエンジンスタート制御装置83、送信回路84、送信アンテナ85を備えている。受信アンテナ81は、リモコン7から送信されてくる暖機運転開始要求用IDコード信号や暖機運転停止要求用IDコード信号を受信するための媒体である。
受信回路82は、受信アンテナ81により暖機運転開始要求用IDコード信号が受信されたとき、暖機運転開始要求用IDコード信号を復調して第1の受信信号を生成するとともに、その第1の受信信号をリモートエンジンスタート制御装置83に出力する。尚、第1の受信信号には、暖機運転開始要求用操作コードとリモコン7のIDコードとが含まれている。
また、受信回路82は、受信アンテナ81により暖機運転停止要求用IDコード信号が受信されたとき、暖機運転停止要求用IDコード信号を復調して第2の受信信号を生成するとともに、その第2の受信信号をリモートエンジンスタート制御装置83に出力する。尚、第2の受信信号には、暖機運転停止要求用操作コードとリモコン7のIDコードとが含まれている。
リモートエンジンスタート制御装置83は、不揮発性のメモリ83aを備えるとともに、そのメモリ83aには、暖機運転装置8が搭載されている自動車に適合するリモコン7(=正規のリモコン7)のIDコードと同一のIDコード(基準IDコード)が記憶されている。
リモートエンジンスタート制御装置83は、受信回路82から第1の受信信号が入力されたとき、正規のリモコン7によるリモートエンジンスタートに関する要求があった旨を認識する。そして、リモートエンジンスタート制御装置83は、このように認識したとき、エンジンを始動する。その結果、暖機運転が開始されることとなり、この場合、暖機運転が開始されたことを示唆するアンサーバック信号が送信回路84及び送信アンテナ85を通じて暖機運転装置8から送信されるようになっている。
また、リモートエンジンスタート制御装置83は、受信回路82から第2の受信信号が入力されたとき、正規のリモコン7によるリモートエンジンストップに関する要求があった旨を認識する。そして、リモートエンジンスタート制御装置83は、このように認識したとき、エンジンを停止する。その結果、暖機運転が停止されることとなり、この場合、暖機運転が停止されたことを示唆するアンサーバック信号が送信回路84及び送信アンテナ85を通じて暖機運転装置8から送信されるようになっている。
このように本実施形態の自動車には、リモコン7と暖機運転装置8との間で相互通信が行われるとともに、それによりリモコン7によるリモートエンジンスタートに関する要求があったとき、エンジンが始動される機能(リモートエンジンスタート機能)が適用されている。また、同自動車には、リモコン7によるリモートエンジンストップに関する要求があったとき、エンジンが停止される機能(リモートエンジンストップ機能)が適用されている。
尚、本実施形態においてリモコン7(車両用品携帯機)から送信される暖機運転開始要求用IDコード信号は、そのリモコン7によるリモートエンジンスタートに関する要求を示唆する第2のリモートエンジンスタート要求信号に相当する。また、リモコン7を中心とした半径2500mの範囲は、リモコン7から送信される暖機運転開始要求用IDコード信号の及ぶ範囲である第2の範囲に相当する。さらに、受信アンテナ81と受信回路82とにより、暖機運転開始要求用IDコード信号を受信する用品携帯機対応受信手段が構成されている。
ところで、本実施形態においてセキュリティ装置3の照合装置35は、前記第1実施形態と同様にして正規の電子キー2によるリモートエンジンスタートに関する要求があった旨を認識したとき、リモートエンジンスタート制御装置83にリモートエンジンスタート指令信号を出力する。その結果、リモートエンジンスタート制御装置83によりエンジンが始動されることとなる。
このように本実施形態の自動車には、電子キー2とセキュリティ装置3との間で相互通信が行われるとともに、それにより電子キー2によるリモートエンジンスタートに関する要求があったとき、エンジンが始動される機能(リモートエンジンスタート機能)が適用されている。
まとめると本実施形態では、電子キー2(車両純正携帯機)によるリモートエンジンスタートに関する要求に応えられるとともに、リモコン7(車両用品携帯機)によるリモートエンジンスタートに関する要求にも応えられるようになっている。
ちなみに本実施形態では、セキュリティ装置3と暖機運転装置8とにより、車両制御装置が構成されている。
以上、詳述したように本実施形態によれば、次のような作用、効果を得ることができる。
(8)自動車から最長で2500m離れた地点でリモコン7の暖機運転開始スイッチ71を操作すると、リモコン7から暖機運転開始要求用IDコード信号が送信されるとともに、それが受信アンテナ81及び受信回路82で受信され、リモートエンジンスタート制御装置83によりエンジンが始動される。従って、リモコン7によるリモートエンジンスタートに関する要求に応えて暖機運転を行うことができる。
(9)リモートエンジンスタート制御装置83を兼用することで、電子キー2(車両純正携帯機)によるリモートエンジンスタートに関する要求及びリモコン7(車両用品携帯機)によるリモートエンジンスタートに関する要求のいずれにも応えることができる。
(10)上記(9)に関連して、夏や冬のように暖機運転を長時間に亘って行いたいときにはリモコン7を用いるとともに、春や秋のように暖機運転を行うもそれが長時間でなくても差し支えないようなときには電子キー2を用いる、といった使い分けをすることができる。
(11)アンサーバック機能が適用されているので、暖機運転が開始されたかどうかを確認できる。
尚、前記第2実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・リモコン7と暖機運転装置8との間での相互通信は、必ずしも双方向通信である必要はなく、アンサーバック機能を割愛してもよい。
・リモコン7による要求のうち、リモートエンジンストップに関する要求を割愛してもよい。
電子キーシステムが適用されている第1実施形態の自動車の構成を示すブロック図。 車外の所定領域を示す説明図。 車内の所定領域を示す説明図。 電子キーシステム及びリモートエンジンスタートシステムが適用されている第2実施形態の自動車の構成を示すブロック図。
符号の説明
2…電子キー(車両純正携帯機)、3…セキュリティ装置(車両制御装置)、7…リモコン(車両用品携帯機)、8…暖機運転装置(車両制御装置)、33…受信アンテナ(純正携帯機対応受信手段、第1の受信手段、第2の受信手段)、34…受信回路(純正携帯機対応受信手段、第1の受信手段、第2の受信手段)、80…リモートエンジンスタート制御装置(車両制御装置)、81…受信アンテナ(用品携帯機対応受信手段)、82…受信回路(用品携帯機対応受信手段)、83…リモートエンジンスタート制御装置。

Claims (4)

  1. 車両純正携帯機から送信される第1のリモートエンジンスタート要求信号の及ぶ範囲を第1の範囲と規定するとともに、その車両純正携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求を示唆する前記第1のリモートエンジンスタート要求信号が純正携帯機対応受信手段により受信されたとき、エンジンを始動することを特徴とするリモートエンジンスタート制御装置。
  2. 請求項1に記載のリモートエンジンスタート制御装置において、
    前記車両純正携帯機とは別の車両用品携帯機から送信される第2のリモートエンジンスタート要求信号の及ぶ範囲を前記第1の範囲よりも広い第2の範囲と規定するとともに、その車両用品携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求を示唆する前記第2のリモートエンジンスタート要求信号が用品携帯機対応受信手段により受信されたとき、エンジンを始動することを特徴とするリモートエンジンスタート制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のリモートエンジンスタート制御装置と、
    前記車両純正携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求を示唆する前記第1のリモートエンジンスタート要求信号を受信する第1の受信手段としての前記純正携帯機対応受信手段と、
    前記車両純正携帯機によるリモートドアロックに関する要求を示唆するリモートドアロック要求信号を受信するとともに、前記車両純正携帯機によるリモートドアアンロックに関する要求を示唆するリモートドアアンロック要求信号を受信する第2の受信手段とを備え、
    前記第1の受信手段と前記第2の受信手段とが単一の受信手段で兼用されていることを特徴とする車両制御装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のリモートエンジンスタート制御装置と、
    前記車両純正携帯機によるリモートエンジンスタートに関する要求を示唆する前記第1のリモートエンジンスタート要求信号を受信する第1の受信手段としての前記純正携帯機対応受信手段と、
    前記車両純正携帯機によるリモートドアロックに関する要求を示唆するリモートドアロック要求信号を受信するとともに、前記車両純正携帯機によるリモートドアアンロックに関する要求を示唆するリモートドアアンロック要求信号を受信する第2の受信手段とを備え、
    前記第1のリモートエンジンスタート要求信号の及ぶ範囲である前記第1の範囲と、前記リモートドアロック要求信号の及ぶ範囲と、前記リモートドアアンロック要求信号の及ぶ範囲とが互いに同じ範囲であることを特徴とする車両制御装置。
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