JP2006123778A - 荷受台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水平モードで使用したい場合には確実に水平モードに設定される荷受台を提供する。
【解決手段】 ストッパ150を水平モード位置に設定したつもりが実際には正確に水平モード位置になっていなかった場合において、ヒンジ135に形成された突起部135aとストッパブロック151の第5面S5とは互いに近接対向している。先部荷受台132の展開動作により、突起部135aが第5面S5に当接して、ストッパブロック151は時計回り方向に駆動され、水平モード位置に矯正される。
【選択図】 図10

Description

本発明は、貨物自動車に搭載される荷受台昇降装置の荷受台に関する。
貨物自動車に搭載される荷受台昇降装置は、昇降装置に接続された荷受台を、水平姿勢に保ったまま昇降させる装置である。荷受台は、基本的に、基部荷受台と、これに対して折り畳み及び展開が可能な先部荷受台とにより構成されている。また、荷受台には、上記のように水平姿勢で使用する水平モードの他、先部荷受台の先端を少し下げて車両の荷箱からプラットホームへ橋渡しをする傾斜モードでの使用が可能な構造のものがある。図13の(a)は、このような従来の荷受台の一部を示す側面図である(例えば、特許文献1参照。)。
図13の(a)において、このような荷受台200では、基部荷受台201に対して先部荷受台202を水平姿勢で止める水平モード位置又は傾斜姿勢で使用する傾斜モード位置を、手動操作により選択することができるストッパ203が設けられている。このストッパ203はブロック状のものであり、先部荷受台202の基端部に回動可能に取り付けられている。水平モードのときは、基部荷受台201の先端部の平面201aに向かって突出した平坦な形状の当接部203aが当該平面201aに当接(べた当たりの面接触)して、荷重を受け止める。傾斜モードのときは、ストッパ203を時計回り方向に約90度回動させて上記の当接を回避し、先部荷受台202の先端を下げることができる状態とする。
特開2004−66866号公報(図6)
上記のような従来の荷受台200においては、例えば長期間の使用によりストッパ203が回動しにくくなると、作業者がストッパ203を水平モード位置に操作したつもりが、実際にはその手前で止まっている場合がある。この場合、先部荷受台202の展開により、図13の(b)に示すように、本来の当接部ではないストッパ203のエッジ部203bが基部荷受台201の先端部に当接(線接触)する。この状態で先部荷受台202に荷物が乗ると、エッジ部203bに荷重が集中してストッパ203が破損する。
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、水平モードで使用したい場合には確実に水平モードに設定される荷受台を提供することを目的とする。
本発明の荷受台は、基部荷受台と、前記基部荷受台に対して回動することにより折り畳み及び展開が可能な先部荷受台と、展開動作する前記先部荷受台を水平姿勢で止める水平モード位置、又は、水平姿勢より先端を下げた所定の傾斜姿勢まで回動を許容する傾斜モード位置に、選択的に設定可能なストッパと、前記水平モード位置へ正確に設定されていない前記ストッパを、前記先部荷受台の展開動作により強制的に前記水平モード位置へ移動させる矯正手段とを備えたものである。
上記のように構成された荷受台では、ストッパを水平モード位置に設定したつもりが実際には正確に水平モード位置になっていなかった、という場合に、矯正手段は、ストッパを、先部荷受台の展開動作により強制的に水平モード位置へ移動させる。
また、基部荷受台と、前記基部荷受台に対して回動することにより折り畳み及び展開が可能な先部荷受台と、前記基部荷受台と先部荷受台とを相互に接続する連結部材と、前記先部荷受台に設けられ、展開動作する前記先部荷受台を水平姿勢で止める水平モード位置、又は、水平姿勢より先端を下げた所定の傾斜姿勢まで回動を許容する傾斜モード位置に、選択的に設定可能なストッパと、前記ストッパに設けられた被係合部と、前記基部荷受台及び連結部材のいずれかに設けられ、前記ストッパが前記水平モード位置へ正確に設定されていないとき、前記先部荷受台の展開動作により前記被係合部と係合して、前記ストッパを前記水平モード位置へ移動させる係合部とを備えたものである。
上記のように構成された荷受台では、ストッパを水平モード位置に設定したつもりが実際には正確に水平モード位置になっていなかった、という場合に、先部荷受台の展開動作により、係合部が被係合部と係合してストッパを水平モード位置へ移動させる。
本発明の荷受台によれば、ストッパを水平モード位置に設定したつもりが実際には正確に水平モード位置になっていなかった、という場合に、矯正手段は、ストッパを、先部荷受台の展開動作により強制的に水平モード位置へ移動させるので、水平姿勢で使用したい場合には確実に水平モード位置に設定される荷受台を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態による荷受台を含む、荷受台昇降装置の側面図である。この状態は、荷受台昇降装置1が車体2の床下に格納された状態すなわち、走行可能状態を表している。一方、図2は、図1の状態から荷受台昇降装置1全体を後方へスライドさせ、所定のスライド後端位置(張出位置)に到達させた後、荷受台を展開及び昇降させる使用状態を示す側面図である。
図2において、荷受台昇降装置1の車幅方向に左右一対設けられている固定側支持部材100は、各々、前後方向に水平に延びるスライドレール101と、これを車体2のフレーム2fに架装するための複数(本例では3個)のブラケット102とによって構成されている。支持板111はスライドレール101によって支持され、車体前後方向に移動可能である。
左右一対の支持板111には、車幅方向に水平に延びる角パイプからなる連結フレーム113が貫通し(なお、両側端部は補強用に角パイプを3段重ねしているが、車幅方向に架設しているのは1本のみである。)、これらは互いに一体に溶接されている。支持板111より車幅方向の外側には、他の支持板114,115が、連結フレーム113と一体に溶接されている。これらの支持板114,115も、左右一対設けられている。上記の支持板111、連結フレーム113及び支持板114,115は、固定側支持部材100に対して車体前後方向にスライド可能な可動側支持部材110を構成している。
上記支持板114には補助リンク121が一定範囲で回動可能に取り付けられており、この補助リンク121に、上アーム122及びリフトシリンダ123が回動可能に取り付けられている。リフトシリンダ123の先端は上アーム122の所定位置に接続されており、伸縮動作により上アーム122にトルクを付与する。また、支持板115には下アーム124が回動可能に取り付けられている。上アーム122及び下アーム124はそれらの支点及び作用点を結ぶ四角形が平行四辺形となる平行リンクを構成し、リフトシリンダ123の伸縮動作により、その先端側を昇降動作させる。上アーム122にはストッパボルト125が突出長可調節に取り付けられており、その先端が支持板114の上部に当接することをもって、平行リンク(上アーム122及び下アーム124)の上昇端とする。上記の補助リンク121、上アーム122、リフトシリンダ123、下アーム124及びストッパボルト125は、左右一対設けられ、アーム式の昇降装置120を構成している。
荷受台130は、上アーム122及び下アーム124の先端に水平に取り付けられ、基部荷受台131と、これに対して折り畳み・展開可能に接続された先部荷受台132とを備えている。格納時には基部荷受台131上に先部荷受台132が折り畳まれる。また、使用時には先部荷受台132が展開され、基部荷受台131から先部荷受台132へ連続した荷受面が構成される。
また、前述の左右一対の支持板111の各々には、後方へ突出するようにローラ取付板116が取り付けられ、その後端にガイドローラ117が回転自在に取り付けられている。このガイドローラ117に、先部荷受台132の先端を乗せることができる。
図3は、図1,図2では省略したスライド機構50の平面図である。スライド機構50は、車幅方向において左右のスライドレール101の間にあり、車体の前後方向に延びている。スライド機構50を構成する主要な部材は、スライドシリンダ51及びチェーン52であり、スライドシリンダ51の伸縮動作が、チェーン52を介して連結フレーム113に伝達されるように構成されている。
図4の(a)は、水平に展開された状態の荷受台130の概略形状を示す平面図であり、(b)は荷受台130の側面図である(ヒンジ周辺は内部側面図である。)。図において、先部荷受台132はヒンジ135(連結部材)を介して、基部荷受台131に接続されている。ヒンジ135の一端はピン133によって基部荷受台131の先端部131aに軸着され、他端はピン134によって先部荷受台132の基端部132aに軸着されている。各ピン133及び134は車幅方向に延びる棒状のものであり、それぞれ基部荷受台131及び先部荷受台132から支持されている。また、ピン133及び134にはそれぞれ、トーションスプリング136及び137,138が装着されている。これらのトーションスプリング136〜138は、基部荷受台131に対して先部荷受台132が起立したときばね力が解放され、水平展開又は折り畳みの状態においてばね力最大となるように取り付けられている。従って水平展開又は折り畳みの状態にある先部荷受台132は、起立方向に付勢されている。これにより、折り畳みや展開の動作初期に要する力が軽減される。また、基部荷受台131及び先部荷受台132の側端部にはそれぞれ、荷物の側方落下を防止するためのサイドストッパ139及び140が取り付けられている。
基部荷受台131上に畳み込まれた先部荷受台132を約180度展開動作させるとき、展開初期において、先部荷受台132はヒンジ135と共に、ピン133を中心として時計回り方向に回動する。先部荷受台132が約90度回動した後、今度は、ピン134を中心として先部荷受台132のみが時計回り方向に回動し、図4の(b)に示す水平姿勢となる。
上記のように構成された荷受台昇降装置の動作について簡単に説明する。まず、図1に示す格納状態の荷受台昇降装置1を、上記スライド機構50により後方へスライドさせ、所定の後退端まで後退させる。ここからリフトシリンダ123を収縮動作させると上アーム122及び下アーム124が下降し、図2の実線に示すように着地する。このとき基部荷受台131は水平であり、他方、先部荷受台132はその先端がガイドローラ117に乗っている。次に先部荷受台132を手で起こして水平に倒伏させる。このようして荷受台130が水平に展開される。この状態で、リフトシリンダ123を伸長動作させると、荷受台130を水平に維持したまま、図示の上昇端位置まで荷受台130を上昇させることができる。このときストッパボルト125は支持板114に当接している。
また、上昇端位置からリフトシリンダ123を収縮動作させれば、荷受台130を元の位置まで下降させることができる。なお、下アーム124が着地してからさらにリフトシリンダ123を収縮動作させると、補助リンク121の作用により荷受台130はその先端を下げるようにチルト動作して地面に沿い、荷物の積み下ろしが容易にできるようになる。荷受台130を格納するには、下アーム124が着地して荷受台130が水平である状態から先部荷受台132を起立させ、さらに、ガイドローラ117にもたせかける。次に、上アーム122及び下アーム124を上昇させ先部荷受台132を基部荷受台131上に畳み込む。そして、スライド機構50を動作させ、格納位置まで可動側支持部材110、昇降装置120及び荷受台130を引き込み、図1の状態となる。
次に、基部荷受台131に対する先部荷受台132のストッパ構造について図5〜図12を参照して詳細に説明する。
図5は、図4の(b)に示す水平姿勢の荷受台130においてヒンジ135の周辺を拡大した側面図である。図において、先部荷受台132の基端部132a下方にはストッパ150が取り付けられている。ストッパ150は、車幅方向に左右一対設けられている。図6は、基端部132aの横断面からストッパ150を見た平面図である。図6において、ストッパ150は、ストッパブロック151と、これに取り付けられたストッパボルト152と、回動軸153と、ストッパピン154とによって構成されている。ストッパブロック151は回動軸153と一体であり、基端部132aの2枚板によって回動自在に支持されている。
上記ストッパブロック151には、回動軸153の軸方向に平行に、孔151aが形成されている。孔151aは回動軸153の中心軸から同一半径上の互いに離れた2箇所に形成され、それぞれの孔151aが、水平モード位置及び傾斜モード位置の位置決めに寄与する。また、片側の基端部132aには位置決め装置155が取り付けられている。位置決め装置155は、筒状部156に螺着されたボルト157によってばね158を圧縮し、ばね158がボール159を押さえるように構成されたものである。ボール159は、回動軸153の中心軸から見て孔151aと同一半径上に位置している。ストッパブロック151が回動してボール159の下に孔151aが到来すると、ボール159は孔151aに浅く嵌まり、脱出には、ばね158の付勢に抗する一定の操作力が必要となる。これにより、ストッパブロック151は、水平モード位置及び傾斜モード位置の2位置で安定保持される。
また、回動軸153にはアーム部161と操作部162とを有する操作部材160が固定されている。操作部162は車幅方向に延び、他方のストッパのアーム部と接続されている。操作部162を握って回動軸153にトルクを付与することにより、ストッパブロック151は、ばね158の付勢に抗して孔151aからボール159を押し出し、回動する。
図5において、ストッパブロック151は回動軸153の周りに複数の面(平面又は曲面)を備えており、第1面S1にはストッパボルト152が取り付けられる。また、第2面S2、第3面S3、第4面S4、第5面S5のそれぞれが係合部としての後述の役目を有している。第1〜3面S1,S2,S3及び第5面S5は平面であり、第4面S4は、回動軸153の中心軸から一定半径の円筒面である。図の水平モード位置においては、ストッパボルト152の平坦な頭部平面152aが、基部荷受台131の先端面131bに当接している。また、第3面S3はストッパピン154と近接対向しており、ストッパブロック151がこれ以上時計周り方向に回動することを規制する。すなわち、第3面S3は、ストッパピン154と係合する回り止めの係合部である。
図5の状態において先部荷受台132にかかる荷重により、ストッパボルト152は先端面131bに押し当てられる。これにより先部荷受台132は水平に支持される。また、第5面S5は、ヒンジ135に形成された突起部135aに近接対向している。この突起部135aはトーションスプリング137,138(図4の(a))の端部を係止する孔135bを確保するために形成されたものでもあるが、ストッパブロック151との係合部として重要な役目を有している(詳細後述)。
図7はストッパ150が傾斜モード位置にあって、先部荷受台132がその先端を下げた傾斜姿勢にある側面図である。水平モード位置から傾斜モード位置に変更するときは、一旦先部荷受台132を手で持ち上げる。図8は、このときのヒンジ135周辺の拡大図である。先部荷受台132を持ち上げたことにより、ストッパブロック151が突起部135aに邪魔されることなく回動可能となる。そこで、操作部162を操作してストッパブロック151を反時計回り方向に回動させ、傾斜モード位置に設定変更する(図8の二点鎖線)。その後、先部荷受台132を下げると、図9に示すように、第4面S4が基部荷受台131の先端面131bに当接するまで先部荷受台132は先端を下げる所定の傾斜姿勢をとることができる。すなわち、この傾斜姿勢までの範囲内で、図7に示すように先部荷受台132の先端を、荷箱の床面Fより低いプラットホームPに架け渡して荷物の積み降ろしを行うことができる。なお、図9において第2面S2はストッパピン154と近接対向しており、ストッパブロック151がこれ以上反時計周り方向に回動することを規制する。すなわち、第2面S2は、ストッパピン154と係合する回り止めの係合部である。
逆に、傾斜モード位置から水平モード位置に戻すときは、図9の状態から一旦先部荷受台132を持ち上げ、図8に示すようにストッパブロック151が突起部135aに邪魔されることなく回動可能な状態とする。そして、操作部162を操作してストッパブロック151を時計回り方向に回動させ、水平モード位置に設定変更する(図8の実線)。その後、先部荷受台132を下げると、図5に示すように、先部荷受台132は水平姿勢となる。
一方、水平モード位置に戻したつもりが実際には図10に示すように正確に水平モード位置になっていなかった、という場合がある。この場合、先部荷受台132を下げる(すなわち展開動作させる)と、第5面S5が突起部135aに当接してストッパブロック151は時計回り方向に駆動される。これによりストッパブロック151の位置は、正確な水平モード位置に矯正され、先部荷受台132から手を離したときには、図5の状態すなわち、先部荷受台132は通常の水平姿勢となっている。このように、先部荷受台132の展開動作によって、係合部としての突起部135aと、被係合部としての第5面S5とが互いに係合することにより、水平モード位置へ正確に設定されていないストッパ150を強制的に水平モード位置へ移動させる「矯正手段」を構成する。
このようにして、水平モードで使用したい場合には確実に水平モードに設定される荷受台を提供することができる。従って先部荷受台132にかかる荷重はストッパボルト152の頭部平面152aから基部荷受台131の先端面131bによって面接触により受け止められる。すなわち、ストッパボルト152の当たり方がよくないためにストッパ150が破損する、という事態は生じない。
なお、矯正が効くのは第5面S5が突起部135aに当接し得る状態であることが必要である。具体的には、図11において、ストッパブロック151が、正確な水平モード位置(二点鎖線)から反時計回り方向に角度的にずれた位置であって、突起部135aが第5面S5に当たる限界位置(実線)までの角度θの範囲内にあれば、矯正可能である。本例ではθ=25度の範囲内で矯正可能であるが、ストッパ150の取付位置によってθの値は変わる。その場合には、突起部135a及び第5面S5の形状・寸法を変更することで、さらに矯正可能範囲を拡げることも可能である。
一方、第4面S4が突起部135aに接触した図12の状態では矯正できない。しかしながら、第4面S4が突起部135aに接触した状態では先部荷受台132が水平以下に降りないので、操作ミスが直ちに明らかになる。すなわち、第4面S4が突起部135aに接触した状態で、水平モード位置に操作したつもりになる、ということは実質的には起こり得ない。
なお、上記実施形態では基部荷受台131と先部荷受台132とによる2段折れ(格納時に2段重ね状態)の荷受台130を使用しているが、荷受台は、3段折れの構造であってもよい。
また、上記実施形態ではストッパ150の設定位置は水平モード位置及び傾斜モード位置の2位置であるが、3位置以上(例えば上傾斜モード位置、水平モード位置、下傾斜モード位置の3位置)であってもよい。
また、上記実施形態ではストッパブロック151の第5面S5と係合する係合部としての突起部135aをヒンジ135に形成したが、突起部135aに代わる係合部を基部荷受台131に設けてもよい。但し、その場合は、基部荷受台131に設けられた係合部が荷受台の格納位置で後方に突出する。なお、本実施形態のヒンジ135に形成した突起部135aは、図1に示す荷受台格納時にヒンジ135が縦向きになることもあって後方へほとんど突出しない点で好ましい。
また、上記実施形態ではストッパ150を先部荷受台132に取り付けたが、基部荷受台131に取り付けることも可能である。
また、上記実施形態では、ヒンジ135の突起部135aを「係合部」、ストッパブロックの第5面を「被係合部」としているが、係合・被係合の概念は絶対的なものではなく、相対的なものである。従って、どちらか一方を係合部とすれば他方は被係合部である。すなわち、突起部135aを「被係合部」、ストッパブロックの第5面を「係合部」と考えることもできる。
本発明の一実施形態による荷受台を含む、荷受台昇降装置の側面図である。 図1の状態から荷受台昇降装置全体を後方へスライドさせ、所定のスライド後端位置(張出位置)に到達させた後、荷受台を展開及び昇降させる使用状態を示す側面図である。 上記荷受台昇降装置におけるスライド機構の平面図である。 (a)は、水平に展開された状態の荷受台の概略形状を示す平面図であり、(b)は荷受台の側面図である(ヒンジ周辺は内部側面図である。)。 図4の(b)に示す水平姿勢の荷受台においてヒンジ周辺を拡大した側面図である。 先部荷受台の基端部の横断面からストッパを見た平面図である。 ストッパが傾斜モード位置にあって、先部荷受台がその先端を下げた傾斜姿勢にある状態の側面図である。 先部荷受台を持ち上げて、ストッパの位置設定変更が可能になった状態の側面図(内部側面図)である。 図7におけるヒンジ周辺を拡大した側面図である。 水平モード位置に設定したつもりが実際には正確に水平モード位置になっていなかった場合の側面図である。 水平モード位置への矯正が可能な範囲を示す側面図である。 ストッパの位置が、矯正可能な範囲を超えている状態を示す側面図である。 従来の荷受台の一部を示す側面図である。
符号の説明
130 荷受台
131 基部荷受台
132 先部荷受台
135 ヒンジ(連結部材)
135a 突起部(係合部)
150 ストッパ
S5 第5面(被係合部)

Claims (2)

  1. 基部荷受台と、
    前記基部荷受台に対して回動することにより折り畳み及び展開が可能な先部荷受台と、
    展開動作する前記先部荷受台を水平姿勢で止める水平モード位置、又は、水平姿勢より先端を下げた所定の傾斜姿勢まで回動を許容する傾斜モード位置に、選択的に設定可能なストッパと、
    前記水平モード位置へ正確に設定されていない前記ストッパを、前記先部荷受台の展開動作により強制的に前記水平モード位置へ移動させる矯正手段と
    を備えたことを特徴とする荷受台。
  2. 基部荷受台と、
    前記基部荷受台に対して回動することにより折り畳み及び展開が可能な先部荷受台と、
    前記基部荷受台と先部荷受台とを相互に接続する連結部材と、
    前記先部荷受台に設けられ、展開動作する前記先部荷受台を水平姿勢で止める水平モード位置、又は、水平姿勢より先端を下げた所定の傾斜姿勢まで回動を許容する傾斜モード位置に、選択的に設定可能なストッパと、
    前記ストッパに設けられた被係合部と、
    前記基部荷受台及び連結部材のいずれかに設けられ、前記ストッパが前記水平モード位置へ正確に設定されていないとき、前記先部荷受台の展開動作により前記被係合部と係合して、前記ストッパを前記水平モード位置へ移動させる係合部と
    を備えたことを特徴とする荷受台。
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