JP5714309B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents
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Description
そして、この荷受台昇降装置Aは、車両Vの後方(図1の右側)において、荷受台Pを昇降させることによって荷箱Bに対して荷物を積み降ろすことができる。
図1において、荷受台昇降装置Aの車幅方向に左右一対設けられている固定側支持部1は、各々、車両V前後方向に水平に延びる左右一対のスライドレール11と、左右一対のスライドレール11をシャシフレームV1に固定するための複数(本例では3個)の取付ブラケット12と、左右一対のスライドレール11の前端部を連結する角パイプからなる連結部材13とによって構成されている。スライドレール11と各取付ブラケット12とは、2組のボルト・ナット12aにより締結されている。スライドレール11には支持板21が車両V前後方向に摺動可能に支持されている。
また、支持ブラケット24にはピン40eを介して下アーム43が回動可能に取り付けられている。
上記の補助リンク41、上アーム42、リフトシリンダ44および下アーム43は、左右一対設けられ、アーム式の昇降機構Lを構成している。
リフトシリンダ44の伸縮作動により、先端側(荷受台P)を昇降動作させる。つまり、シャシフレームV1の後方において、荷受台PをシャシフレームV1上の荷箱Bの床に対応させる(つまり、荷箱Bの床面と同じ高さとする)上昇位置と、荷受台Pを地面に接地させた接地位置との間を昇降させることができる。
荷受台Pの構成についてさらに説明する。
図1の状態から、スライド駆動装置3を伸長すると、折り畳み状態の荷受台Pは、車両後方へ移動する。この状態からリフトシリンダ44を収縮させると、平行リンクが下方へ回動し基部荷受台51は下方へ移動する。このように平行リンクが下方へ回動すると、先部荷受台53は、前記ガイドローラ72に載った状態となる。つまり、先部荷受台53の表面(荷受面)が、ガイドローラ72に上から接触している状態となる。さらに、この先部荷受台53は前記ヒンジ部材55によって基部荷受台51に対して回動自在であるため、基部荷受台51が下方へ移動することによって、前後方向に水平姿勢であった先部荷受台53は、徐々に傾斜姿勢となる。この結果、先部荷受台53は折り畳み状態のまま、ガイドローラ72によって車両前方側から支持され傾斜した姿勢となる。
そして、作業者が、この先部荷受台53をヒンジ部55によって車両後方へ回動させ、先部荷受台53を地面に接地させる。これにより、荷受台Pは展開状態となる。
基部荷受台51は基部荷受板91と基部荷受板91の下面に固定された補強部材92とからなる。荷受台Pは、補強部材92が昇降機構L(上アーム42と下アーム43)に連結支持されることにより昇降することができる。そして基部荷受台51の基端面(詳しくは基部荷受板91の基端面)には延長荷受台93を固定可能な取付部Cを備えている。なお、基部荷受板91と延長荷受板93とはアルミニウムの押出成形により形成されている。
延長荷受台93は基部荷受板91の取付部Cに取り付けられるとともに補強部材92の基端部92aにより延長荷受台93の下面から支持されている。そして、補強部材92と、基部荷受板91とは、基部荷受板91の車両前後方向中央部分においては皿ネジ94とナット95aとにより固定され(図7参照)、基部荷受板91の基端部分においてはボルト96aを基部荷受板91の中空部91cに挿入したナットプレート97に螺入することにより固定している(図8参照)。なお、中空部91cは、基部荷受板91の押出成形時に一体成形されている。
取付部Cは基部荷受板91の基端部分(荷箱に近接する側の部分)に一体形成されている。基部荷受板91は、図9(a)に示したような断面で紙面上下方向に一様断面であり、荷受台Pの幅と同じ幅の寸法で成形されている。図9(b)は、図9(a)のiii部を拡大した図で、取付部Cを拡大して示している。基部荷受板91の端面91bには、断面略四角形の凹部91cと、凹部91cの下方に溝91dとを形成している。端面91bは基部荷受板91の上端から内側に傾斜した傾斜面に形成されている。そして、凹部91cの上面91eには断面略半円状の第一ピン溝91fと、凹部91cの下面91gには断面略半円状の第二ピン溝91hとが形成されている。第一ピン溝91fは後述の第三ピン溝93gと、第二ピン溝91hは後述の第四ピン溝93iと、それぞれ向かい合うことでピン挿入孔を形成する。
延長荷受台93は図10に示したような断面で紙面上下方向に一様断面であり、荷受台Pの幅と同じ幅の寸法で成形されている。延長荷受台93の基端面93bと先端面93cとは、基部荷受板91の端面91bとほぼ平行な方向に傾斜させており、延長荷受台93の断面は略平行四辺形となっている。
先端面93cには取付部Cの凹部91cに挿入するための凸部93dと、凸部93dの下方に溝91dと契合するための突起93eとが一体成形されている。そして、凸部93dの上面93fには断面略半円状の第三ピン溝93gが、下面93hには断面略半円状の第四ピン溝93iがそれぞれ形成されている。
基部荷受板91の凹部91cに延長荷受台93の凸部93dを挿入する。基部荷受板の端面91bと延長荷受台の先端面93cとが接するまで挿入すると、基部荷受板の溝91dと延長荷受台の突起93eとが係合する。また、基部荷受板91の凹部91cの高さ寸法と延長荷受台の凸部93dの高さ寸法とはほぼ同じ寸法にしているため、凹部91cと凸部93dの上面及び下面同士が近接する。そして、基部荷受板91と延長荷受台93との両上面91e,93fに一体成形した第一ピン溝91fと第三ピン溝93gとが対向し、基部荷受板91と延長荷受台93との両下面91g,93hに一体成形した第二ピン溝91hと第四ピン溝93iとが対向することで2つのピン挿入孔が形成される。この2つのピン挿入孔に荷受台Pの幅と略同じ長さの嵌合ピン98を挿入することで延長荷受台93は基部荷受台51(基部荷受板91)と結合される。
また、上記実施例のごとく平行リンク式の昇降機構Lであれば、荷受台Pは図2の二点鎖線に示すように車両前後方向に移動しながら昇降するが、基部荷受台51(基部荷受板91)の基端側の端面は傾斜面に形成しているので、端面91bを荷受台Pが動作する方向に合わせることができ、昇降動作時に荷受台Pと荷箱BのキーパB1とが接触することを防止することができる。なお、延長荷受台93の端面93bについても同様にキーパB1との接触を防止することができる。
さらに、荷物の荷重が延長荷受台93に加わった際に(図10の矢印)、延長荷受台93は突起93e周りに反時計回り方向のモーメントが加わるが、支持部93jにより凹部91cの上面91eと接触する面積が広くなっているので、反時計回り方向のモーメントを分散することができる。したがって、凸部93dの上面93fや凹部91cの上面91eが破損してしまうことを抑制することができる。
上記実施形態においては、一枚板に組み立てた先部荷受台53を基部荷受台51に対して折り畳み可能に連結しているが、先部荷受台53を二枚以上の板をヒンジを介して展開・折畳可能に連結し、折畳んだ先部荷受台53を基部荷受台51に対して折畳むようにしてもよい。このときであっても、基部荷受台51を延長しているので、二枚以上の先部荷受台53を延長する寸法を少なくすることができる。したがって、折畳んだ先部荷受台53を軽量化できるため、折畳んだ先部荷受台53の基部荷受台51に対する折畳み作業の作業性が向上する。
P 荷受台
51 基部荷受台
53 先部荷受台
C 取付部
91c 凹部
91f 第一ピン溝
91h 第二ピン溝
93 延長荷受台
93d 凸部
93g 第三ピン溝
93i 第四ピン溝
98 嵌合ピン
Claims (2)
- 昇降機構を介して昇降可能に設けた荷受台を備えた床下格納式荷受台昇降装置において、
前記荷受台は、基部荷受台と基部荷受台に対して折畳み可能に設けた先部荷受台とからなり、
前記基部荷受台の基部に延長荷受台を固定可能な取付部を備え、
前記基部荷受台は基部に傾斜面を備えており、
前記取付部は、基部荷受台の基部の傾斜面に備えられるとともに延長荷受台の凸部を挿入するための凹部を有し、
前記取付部には、延長荷受台の凸部に備えたピン溝と対向することにより嵌合ピンを挿入するためのピン挿入孔を形成するピン溝をさらに備え、
前記ピン溝は、凹部上面の溝を凹部下面の溝より基部側に配置することを特徴とする床下格納式荷受台昇降装置。 - 前記延長荷受台は、凸部の荷受台先部側に支持部を有することを特徴とする請求項1記載の床下格納式荷受台昇降装置。
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