JP5635857B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents
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Description
この場合、車両の走行時の振動などにより荷受台が後方にスライドしようとしても、付勢部材の付勢力により車両後方にスライド移動することを抑制することができ、荷受台が車両後方に突出することを抑制することができる。
この場合、車両走行時の勢いが強く、付勢部材の付勢力とつり合うまで荷受台が若干後方に移動してしまったとしても、係合部材と被係合部材とは嵌合しているため、荷受台の落下を防止することができる。
図1において、荷受台昇降装置Aの車幅方向に左右一対設けられている固定側支持部1は、各々、車両V前後方向に水平に延びる左右一対のスライドレール11と、左右一対のスライドレール11をシャシフレームV1に固定するための複数(本例では3個)の取付ブラケット12と、左右一対のスライドレール11の前端部を連結する角パイプ13aからなる連結部材13とによって構成されている。スライドレール11と各取付ブラケット12とは、2組のボルト・ナット12aにより締結されている。スライドレール11には支持板21が車両V前後方向に摺動可能に支持されている。
図3において、上記スライドシリンダ30は、車幅方向において左右のスライドレール11の間に配置された左右一対の複動式のシリンダ301にて構成されている。左右のシリンダ301のシリンダ本体301aは、その前後両端部が互いに前後逆向きに配置された状態で重ね合わされ、前後一対の継手部302にて一体的に連結されている。
また、支持ブラケット24にはピン40eを介して下アーム43が回動可能に取り付けられている。
上記の補助リンク41、上アーム42、リフトシリンダ44および下アーム43は、左右一対設けられ、アーム式の昇降機構Lを構成している。
基部荷受台51とヒンジ部材55とは軸55aによって回動可能として接続されており、ヒンジ部材55と先部荷受台53とは軸55bによって回動可能として接続されている。これにより、先部荷受台53は基部荷受台51に対して軸55a,55bの両者の軸心回りに回動可能となり、先部荷受台53は基部荷受台51に対して折り畳んだ状態となることができる。
クロスメンバ23の他方側(車両Vの進行方向に向かって右側)には、油圧ポンプやバルブ、制御装置等を収めたパワーユニットを納めたケース74が取り付けられている。
図7の(a)は、水平に展開された状態の荷受台Pの側面図(左舷側)であり、(b)はその荷受台Pを下から見た略図(一部省略)である。図7において、先部荷受台53は基部荷受台51に対して、両端に軸55a,55bを有するヒンジ部材55を介して接続されている。各軸55a及び55bは車幅方向に延びる棒状のものであり、それぞれ折り畳みや展開の動作初期に要する力が軽減するためのトーションスプリング57a及び57b,57cが装着されている。
なお、上記の軸55a,55b、トーションスプリング57a〜57c、ブラケット58a,58bは、車幅方向に左右対称に設けられており、図示しない左舷側の構成も同様である。
図10の(a)は図3のX部を拡大した図であり、(b)は図10(a)のC−C線断面図である。
断面コ字状の第1ブラケット91を連結部材13の下面中央部に溶接により固定する。上記第1ブラケット91の両側面には2組の孔91aを設けており、該孔91aに断面コ字状の第2ブラケット92を2組のボルト・ナット93により固定する。なお、第2ブラケット92の側面であって車両後部側(図10の右側)にはピン孔92aを設けてある。
そして、ナット97dのねじ込み量を変更することでスプリング97aの圧縮度合いを変更でき、ローラ96の付勢力を変更することができる。
カム98は、山型に折り曲げた鋼板を図示するようにクロスメンバ23の下面中央部に溶接により固定しており、車両後側には第1傾斜面98a、車両前側には第2傾斜面98b、第1傾斜面98aの縁である下端部98cとを有している。その車両前後方向の位置は荷受台Pが格納位置(図1参照)にあるときに、車両後側(図の右側)の第1傾斜面98aがローラと接触する位置に配置している。また、下端部98cは格納位置においてリンク95の先端(ローラ96)の上端よりも下方に配置している。クロスメンバ23の後方スライドに伴いカム98は保持部9Aに対して車両後方に移動する。
荷受台Pが格納位置にあるときには可動側支持部2(クロスメンバ23)はスライド範囲の車両前側の端部にある(図11(a)参照)。このときリンク95はローラ96をカム98の第1傾斜面98a側に付勢しており、その付勢力により可動側支持部2は格納位置に保持されている。
作業者が荷物の積降作業を終えて所定の格納操作をおこなうと、折畳まれた荷受台Pは前述のとおり最後にスライドシリンダ30の収縮により、可動側支持部2とともに車両前方にスライド移動する。そして前方スライドが終了間際になると、可動側支持部2のクロスメンバ23は連結部材13に近接する(図12(d)参照)。
荷受台Pが格納位置において、カム98の下端部98cとリンク95の先端(ローラ96が第1傾斜面98aと接触する箇所)との間の保持距離X(図10(b)参照)は、保持装置9が可動側支持部2の後方スライドを抑制している距離である。当該保持距離Xは、荷受台Pの前方スライド時に係合部材751が被係合部材752と嵌合する嵌合距離Y1(基部751aとブラケット58aとの溶接箇所から先端部751bの先端までの距離,図8参照)よりも短い距離としている。このため、カム98の下端部98cがローラ96よりも後方まで移動するまでの間、すなわち保持装置9が係合し荷受台Pの後方スライドを抑制しているときには、落下防止装置75の係合部材751(特に基部751a)が被係合部材752の孔752eに嵌合されている(図11参照)。これにより、車両走行時の勢いが強く、スプリング97aの付勢力とつり合うまで荷受台Pが若干後方に移動してしまったとしても、落下防止装置75は嵌合しているため、荷受台Pの落下を防止することができる。
なお、カム98の第1傾斜面98aとリンク95の先端(ローラ96)とは離して配置してもよく、少なくとも格納位置におけるカム98の下端部98cが、リンク95の先端(ローラ96の上端)から可動側支持部2が前方スライドした際にカム98が相対的に動く方向(本実施例では車両前側)にあればよい。
また、前記保持距離Xを、係合部材751の基部751aが被係合部材752と嵌合する距離Y2(基部751aとブラケット58aとの溶接箇所から先端部751bとの境界までの距離,図8参照)よりも短い距離とすれば、荷受台Pが若干後方に移動した場合であっても荷受台Pの落下のみならず上下左右方向の揺れも抑制することができる。
上記実施例では、昇降機構Lとして2本のアームによる平行リンクとしたが、その他の昇降機構(例えば垂直昇降式)であってもよい。
保持装置9の保持部9Aを連結部材13(固定側支持部1)に、被保持部9Bをクロスメンバ23(可動側支持部2)に固定したが、逆に固定してもよい。
また、保持部9A並びに被保持部9Bとをそれぞれ連結部材13とクロスメンバ23との下面に固定したが、上面や側面に固定してもよい。
また、リンク95の先端にローラ96を備えているが、ローラ96を省略して直接リンク95の先部をカム98に当接させるようにしてもよい。
P 荷受台
1 固定側支持部
2 可動側支持部
75 落下防止装置
9 保持装置
9A 保持部
95 リンク
96 ローラ
97 付勢部材
97a スプリング
98 カム(被保持部9B)
Claims (3)
- 車両に取り付けられる固定側支持部と、
前記固定側支持部にスライド可能に取り付けられた可動側支持部と、
前記可動側支持部に昇降可能に設けられた荷受台と、
前記可動側支持部をスライドさせるスライド駆動装置と、
前記荷受台が格納位置にあるときに前記可動側支持部のスライドを抑制する保持装置を備えた荷受台昇降装置において、
前記保持装置は、前記固定側支持部及び可動側支持部のいずれか一方に設けられるとともに、先端部が揺動可能に設けられたリンクと、前記リンクの先端部を付勢する付勢部材とを有する保持部と、
前記固定側支持部及び可動側支持部の他方に設けられるとともに、荷受台の張出位置までスライドするときに前記付勢部材に抗して前記リンクを揺動させる傾斜面を有する被保持部と
を備えたことを特徴とする荷受台昇降装置。 - 前記被保持部は、荷受台が格納位置にあるときに前記傾斜面とリンク先端部とを当接させたことを特徴とする請求項1記載の荷受台昇降装置。
- 前記荷受台昇降装置は、
前記固定側支持部に固定された被係合部材と、
前記荷受台に固定され、前記荷受台が格納位置へスライドすることにより前記被係合部材と係合する係合部材とをさらに備え、
前記保持装置が可動側支持部のスライドを抑制する間は前記係合部材と被係合部材とが係合していることを特徴とする請求項1または2記載の荷受台昇降装置。
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JP2010213849A JP5635857B2 (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 荷受台昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010213849A JP5635857B2 (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 荷受台昇降装置 |
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- 2010-09-24 JP JP2010213849A patent/JP5635857B2/ja active Active
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