JP2006123156A - ロータリカッタ及びそれを用いたカット紙用の圧着紙葉類製造装置 - Google Patents

ロータリカッタ及びそれを用いたカット紙用の圧着紙葉類製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006123156A
JP2006123156A JP2004347557A JP2004347557A JP2006123156A JP 2006123156 A JP2006123156 A JP 2006123156A JP 2004347557 A JP2004347557 A JP 2004347557A JP 2004347557 A JP2004347557 A JP 2004347557A JP 2006123156 A JP2006123156 A JP 2006123156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper sheet
pressure
paper
rotary cutter
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004347557A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Kimura
義和 木村
Masahito Tsuchiya
雅人 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arkray Inc
Original Assignee
Arkray Inc
Kyoto Daiichi Kagaku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Arkray Inc, Kyoto Daiichi Kagaku KK filed Critical Arkray Inc
Priority to JP2004347557A priority Critical patent/JP2006123156A/ja
Publication of JP2006123156A publication Critical patent/JP2006123156A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Cutting Devices (AREA)

Abstract

【課題】 連続的に搬送される紙葉類を連続的に切断するロータリカッタにおいて、巾の狭い切断を連続的に行っても切り屑を巻き込むカット不良を起こすことがないロータリカッタとそれを用いたカット紙用の圧着紙葉類製造装置を提供する。
【解決手段】 回転刃1と固定刃2からなるロータリカッタの、回転刃1上方に例えばL字状の板体を支柱等で固定した切り屑ガードGを設ける。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば連続的に搬送される紙葉類を連続的に切断するロータリカッタに関する。さらに、それを使用したダイレクトメールを始め葉書、往復葉書、封書等に利用可能な圧着紙葉類を製造するためのカット紙状の紙葉類を用いる圧着紙葉類製造装置に関する。
なお、前記圧着紙葉類製造装置とは、見掛けは通常のダイレクトメール、葉書、往復葉書、封書等であるにもかかわらず、多層に折り畳まれた紙葉類が圧着フィルムを介して剥離可能に圧着積層されているため、内部に多量の情報を隠蔽することが可能な圧着紙葉類をカット紙状の紙葉類から製造するものである。
最近、葉書等の郵便物として、情報が表示された複数の葉片が折り線を介して連接された紙葉類を折り畳むと共に、対向する葉片間を剥離可能に接着して、多量の情報を送信可能にした圧着紙葉類が多用されている。
そのような現状において、紙葉類の葉片間への圧着フィルムの挿入手段が特に改良され、構造が簡素で小型化が可能な、カット紙状の紙葉類を用いる圧着紙葉類製造装置に係る発明が、特開2003−103967号公報に開示されている。
特開2003−103967号公報
前記製造装置により得られる圧着紙葉類は、これを圧着された両葉片間から開封することにより、該葉片間に挟まれた圧着フィルムの2層の透明フィルム間が剥離され、それによって該圧着紙葉類は、各葉片の情報表示面に透明フィルムが被覆されると共に各葉片上の情報が前記透明フィルムを透して視認され得る状態で展開されることになる。
ところで、前記圧着紙葉類製造装置は、複数の葉片が折り線を介して連接されてなるカット紙状の各紙葉類をその給紙部から所定の紙葉類搬送路に沿って逐次搬送する紙葉類搬送手段と、紙葉類搬送路上において各紙葉類を折り畳む紙葉類折り畳み手段と、剥離可能に接着された2層の透明フィルムを含むと共に表裏面に加圧又は加熱及び加圧により接着性を生じる接着剤層が形成されてなる長尺状の圧着フィルムを所定の圧着フィルム供給路に沿って逐次供給する圧着フィルム供給手段と、紙葉類折り畳み手段より下流の紙葉類搬送路と圧着フィルム供給路との交差域において、折り畳まれた前記紙葉類における対向する任意の葉片間に圧着フィルムを挿入する圧着フィルム挿入手段と、圧着フィルム挿入手段より下流の紙葉類搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記紙葉類における両葉片間を加圧又は加熱及び加圧下に該圧着フィルムを介して剥離可能に接着する紙葉類圧着手段と、紙葉類圧着手段より上流又は下流の紙葉類搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記紙葉類を所定サイズに裁断する紙葉類切断手段とからなるものであるが、前記紙葉類切断手段として具体的にはロータリカッタによる切断手段を開示している。
しかるに本発明者等は、前記紙葉類搬送手段、紙葉類折畳み手段、圧着フィルム供給手段、圧着フィルム挿入手段、及び加圧又は加熱及び加圧下に圧着フィルムを介して剥離可能に接着する紙葉類圧着手段を経た後に、圧着フィルムが挿入された前記紙葉類の天地を裁断し所定のサイズにする紙葉類切断手段として、カット速度や設置スペースに優れるロータリカッタを使用した場合に発生する、巾の狭い切り屑がロータリカッタから上手く排出されず、そのためロータリカッタの刃に巻き込まれて裁断不能になるという新たな問題があることを見出した。
ロータリカッタを使用し、例えば連続的に搬送される紙葉類を短いストロークで長時間連続的に切断すると、その際に生じる僅かな巾の切り屑が回転刃の裏側に回り込み付着する現象が頻繁に発生する。
これは重量が極めて少ない僅かな切り巾の切り屑が、回転刃に発生する静電気により吸い寄せられたり、粘着剤や接着剤が介在した紙葉類を切断する場合に回転刃の裏側エッジ部分にこびりつく僅かな粘着剤や接着剤のかすに起因するものである。
これら回転刃の裏側に付着した切り屑は、ロータリカッタの回転動作に振り回されたり、回転刃と固定刃の間隙に連続的に送り込まれてくる紙葉類に突き当たることにより後続の紙葉類の上に乗り上げ、それにより後続の紙葉類を切断する際に上に乗った切り屑も同時に切断してしまう二重切断が発生する。しかしこのような紙葉類と切り屑の二重切断は、カッタ刃による切断に際し必要以上の抵抗が発生するため、予定した切断線よりずれたり或いは切断されない部分が生じたり、ひどい場合にはロータリカッタの切断動作が停止する原因にもなる。
この発明の解決すべき課題は、係る問題に鑑み、ロータリカッタによる紙葉類切断手段を採用した際に切り屑が上手く排出されず、ロータリカッタによる切断に巻き込まれてカットずれを生じたり、切断不能を起こしたり或いはその後の工程で切り屑による様々な支障が生じることがない、ロータリカッタとそれを用いたカット紙用の圧着紙葉類製造装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のロータリカッタは、連続して搬送される紙葉類を連続的に裁断するロータリカッタにおいて、固定刃と回転刃による紙葉類切断部分に切り屑が進入しないように切り屑ガードを設けたことを特徴としている。
さらに本発明の圧着紙葉類製造装置は、複数の葉片が折り線を介して連接されてなるカット紙状の各紙葉類をその供給部から所定の紙葉類搬送路に沿って逐次搬送する紙葉類搬送手段と、紙葉類搬送路上において各紙葉類を折り畳む紙葉類折り畳み手段と、剥離可能に接着された2層の透明フィルムを含むと共に表裏面に加圧又は加熱及び加圧により接着性を生じる接着剤層が形成されてなる長尺状の圧着フィルムを所定の圧着フィルム供給路に沿って逐次供給する圧着フィルム供給手段と、紙葉類折り畳み手段より下流の紙葉類搬送路と圧着フィルム供給路との交差域において、折り畳まれた前記紙葉類における対向する任意の葉片間に圧着フィルムを挿入する圧着フィルム挿入手段と、圧着フィルム挿入手段より下流の紙葉類搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記紙葉類における両葉片間を加圧又は加熱及び加圧下に該圧着フィルムを介して剥離可能に接着する紙葉類圧着手段と、紙葉類圧着手段より上流又は下流の紙葉類搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記紙葉類を所定サイズに裁断する紙葉類切断手段とからなるカット紙用の圧着紙葉類製造装置であって、前記紙葉類切断手段に請求項1記載のロータリカッタを用いたことを特徴としている。
なお、前記カット紙用の圧着紙葉類製造装置に用いられるロータリカッタの動作を、上流の紙葉類圧着手段から付き合わせて搬送される用紙の下流側の用紙の後端部と上流側の用紙の前端部を連続して切断する際に、下流側の用紙の後端部を往復動作で切断した後に上流側の用紙の前端部を回転動作で切断する動作にすることにより、カット紙用の圧着紙葉類製造装置を極めて効率的に可動させることが可能になる。
ロータリカッタによる紙葉類の切断工程を詳しく説明する。
図1(A)はロータリカッタRの正面図、(B)は側面図を表す。図1(A)及び(B)に示すようにロータリカッタRは固定刃2と回転刃1とから構成されている。そして同図(B)及び図2に示すように図中左方向から紙葉類Pが搬送されてくる。続いて同図(C)に示すように切断予定の位置(固定刃2と回転刃1の接点4)で停止した紙葉類Pの接点4から突出した部分を、同図(D)に示すように反時計回りに回転する回転刃1と固定刃2によりその接点4で切断するのである。切断後回転刃1はそのまま一回転するか若しくは時計回りに反転して、同図(B)に示す元の位置へ復帰する。その際、切断された切り屑5は首尾良く下方へ落下することが望まれる。
しかるに切断回数が増えるにつれ蓄積される静電気や、例えば粘着剤や接着剤を伴うラベル等を連続的に切断することにより回転刃1の裏側に付着する粘着剤や接着剤により、回転刃1の裏側に切り屑5が付着するケースが頻発する。
そのような場合、例えば図3(A)に示すように、回転刃1の裏側エッジ部分に付着した切り屑5が、回転刃の動作や次の切断に備えて進行してくる紙刃類Pに突き当たり、同図(B)に示すように後続の紙葉類Pの上に重なってしまう。そうなると回転刃1は同図(C)に示すように次の切断で紙葉類Pと切り屑5の実質2枚分を切断することになり、必要以上に負荷が掛かるその部分において切断不良やずれを起こしたりひどい場合には切断不能になり停止してしまうのである。
本発明者等は鋭意研究の末、前記ロータリカッタにおける欠点を、固定刃と回転刃による紙葉類切断部分に切り屑が進入しないように切り屑ガードを設けることにより解決できることを発見した。
前記切り屑ガードは、用紙を切断後ロータリカッタが元の位置に復帰する際に、回転刃に付着した切り屑が、続く切断の際に切断位置に進入することを防ぐものである。
切り屑ガードの材質としては天然ゴム、合成ゴム、ウレタン、金属、樹脂、セラミック、紙、合成紙、布又はそれらの材料の複合体等が使用可能で、好ましくは静電気を蓄積しづらい材質及び粘着剤や接着剤が付着しづらい材質を好適に使用することができる。そのような材質は前記公知の材質に静電気防除剤を添加したり、前記公知の材質で構成された切り屑ガードの表面に貼り付けることにより切り屑の進入を防ぐ効果を倍増させることができる。
なお本発明が対象とする被切断物の材質としては、一般の紙に限られることはなく、例えば合成紙、プラスチック樹脂、金属箔、布(繊維)、セラミック及びそれらが混在する状態のもの等が対象になる。
本発明の切り屑ガードを設けたロータリカッタによれば、巾の狭い切り屑の発生する長時間の連続切断作業でも、回転刃の裏側に付着した切り屑による支障が発生しない。従って切り屑による切断不良やずれ、さらに切断不能やカッタ詰まり等の事故がなくなるので製品の品質が安定すると共に作業効率が向上する。
そして本発明の切り屑ガードを設けたカット用紙の圧着紙葉類製造装置を使用すれば、素人でも容易に大量の圧着紙葉類を製造することが可能になる。
発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1(A)はロータリカッタの要部正面図、(B)、(C)及び(D)はロータリカッタの動作を経時的に説明する要部側面図である。図2はロータリカッタに対する紙葉類の動きを分かりやすく示す要部斜視図である。図3(A)、(B)及び(C)は、切り屑による切断不良を経時的に説明する要部側面図である。図4(A)、(B)、(C)と図5(A)、(B)、(C)及び図6は本発明に係る切り屑ガードを備えたロータリカッタの動作を経時的に説明する要部側面図である。図7は切り屑ガードを備えたロータリカッタの要部斜視図である。図8(A)及び(B)は本発明に係るロータリカッタの別の態様を説明する要部側面図である。図9は切り屑排除構造を設けたロータリカッタを含む、カット紙用の圧着紙葉類製造装置の要部概念斜視図である。図10(A)及び(B)は、支持板を用いる圧着フィルム挿入手段における紙葉類と圧着フィルムとの配置関係を各々別視点で説明する要部斜視図である。図11(A)、(B)、(C)及び(D)は、支持板を用いる圧着フィルム挿入手段における紙葉類への圧着フィルム挿入機構を経時的に説明する要部側面図である。図12(A)及び(B)は、支持板を用いる圧着フィルム挿入手段で使用可能な支持板抜取り手段の作動前における各々要部断面図及び要部斜視図である。図13(A)及び(B)は、図12(A)及び(B)に示す支持板抜取り手段の作動準備時における各々要部縦断面図及び要部斜視図である。図14(A)及び(B)は、図12(A)及び(B)に示す支持板抜取り手段の作動開始時における各々要部縦断面図及び要部斜視図である。図15は、図12(A)及び(B)に示す支持板抜取り手段の作動中における要部斜視図である。図16(A)及び(B)は支持板の変形例とその動作を示す要部側面図である。図17(A)、(B)、(C)及び図18(A)、(B)、(C)は本発明のカット紙用の圧着紙葉類製造装置におけるロータリカッタの動作を経時的に説明する要部側面図である。図19(A)、(B)、(C)及び図20(A)、(B)は本発明の補助手段の動作を経時的に説明する要部側面図である。図21は本発明のさらに異なる補助手段を示す要部断面図である。図22(A)及び(B)は図21の要部斜視図である。
まず巾の狭い切断を本発明のロータリカッタに連続的に行う例を説明する。
図4(A)及び図7に示すように、本発明に係るロータリカッタGは回転刃1と固定刃2及び回転刃1の上方に水平に設けた梁上の支柱に、断面L字状の板体を取り付けた切り屑ガードGから構成されている。回転刃1は支軸3を中心に一点鎖線で示す軌跡に沿って回転する。図中左から進行してくる紙葉類Pは同図(B)に示すように、回転刃1と固定刃2の接点4で裁断がされるため、必要裁断巾Zが飛び出る位置で一旦停止する。そして同図(C)に示すように、回転刃1が反時計回りに回転し、固定刃2との接点4で圧着紙葉類Pの必要裁断巾Sを裁断する。
次ぎに二回目の裁断動作に入るため、回転刃1は時計回りに回転して当初の位置に復帰するのであるが、仮に図5(A)に示すように切り屑5が回転刃1の裏面に付着していたとしても同図(B)に示すように、切り屑5は切り屑ガードGが壁となり回転刃1と固定刃2との接点4に進入することができない。従って続いて送られてくる圧着紙葉類Pは同図(C)に示すように、二重切りになることはなく確実に裁断され、図6に示すように排出されるのである。
なお切り屑ガードGの形状は本実施例の平面的な板状の形態以外に、図8(A)及び(B)に示すように、進行してくる紙葉類Pを受入易いようにエッジ部分を曲げたりアールを付けたりしても構わない。
この場合、一点鎖線で示す回転刃1の回転軌跡内に入り込んでいても、或いは接していても構わず、さらに外側であってもそれなりの効果を発揮する。
前記ロータリカッタを使用したカット紙用の圧着紙葉類製造装置では、図9に示すように、供給部10のストッカ11にカット紙状の紙葉類Pが積載収容され、各紙葉類Pには、複数の葉片Pa、Pbが折り線Pc(必ずしも表示する必要はなくミシン目等に代えても構わない)を介して連接されている。前記の各紙葉類Pは、一連の紙葉類搬送手段20の一部を構成するフィードローラ21により、前記ストッカ11から逐次繰り出されると共に左上方向の矢印で示す所定の紙葉類搬送路22に沿って下流に搬送され、紙葉類折畳み手段30を構成する折りローラ31により、折り線Pcで二つ折りに折り畳まれ、左上方向の矢印で示す所定の紙葉類搬送路23に沿ってさらに下流に搬送される。
一方、剥離可能に接着された2層の透明フィルムの表裏面に加圧又は加熱及び加圧により接着性を生じる接着剤層が形成されてなる長尺状の圧着フィルムFが、圧着フィルム供給手段40を構成するフィルムロール41から右上方向の矢印で示す所定の圧着フィルム供給路42に沿って逐次供給される。
紙葉類折畳み手段30により折り畳まれた前記紙葉類Pは、該紙葉類折畳み手段30より下流の紙葉類搬送路23と圧着フィルム供給路42との交差域24に搬送されると共に、該交差域24において、詳細には図10〜図15に示すような圧着フィルム挿入手段50に供される。
前記圧着フィルム挿入手段50においては、図10及び図11に示すように、強磁性体からなる支持板51が前記圧着フィルム供給路42と同方向の支軸52を介して上下に揺動可能に支承され、支持体51の下方に、図11(A)及び(B)に示すように、支持板駆動手段53を構成する電磁石54が設置され、さらに図12(A)及び(B)に示すように、前記支持板51に矩形の切欠き部51aが穿設されると共に該支持板51の上下に、支持板抜取手段55を構成する二対の送りローラ56、57が前記切欠き部51aを介して対向配置され、その場合に、上方の送りローラ56がその支承部材58を介して、下方の送りローラ57に対して上下に揺動可能とされている。
前記交差域24において、図10(A)及び(B)に示すように、長尺状の圧着フィルムFが、支持板51の上面に載置されつつ、右上方向の矢印で示す圧着フィルム供給路42に沿って逐次進行し、一方、二つ折りに折り畳まれた紙葉類Pが、その開口側を先頭にして、前記圧着フィルム供給路42に対してほぼ直角に左上方向の矢印で示す紙葉類搬送路23に沿って搬送されてくる。
前記交差域24に搬送されてきた前記紙葉類Pは、前記紙葉類折畳み手段30により、図10(A)や図11(A)等に示すように上側葉片Paよりも下側葉片Pbが若干長くなるように折り畳まれており、前記交差域24において、図11(A)に示す位置、即ち上側葉片Paが支持板51より手前の上流側に配置され且つ下側葉片Pbの縁辺部分Pbxが支持板51の縁辺部分51xの下方に若干入り込む位置で搬送を一旦停止させられる。
前記状態において、図11(B)に示すように、支持板51が、その下部に設置された支持板駆動手段53における電磁石54の励磁作動により下方に吸引されると共に支軸52を中心に右下方向の円弧状矢印で示す時計回りに揺動すると、該支持板51の縁辺部分51xが下降すると同時に下側葉片Pbの縁辺部分Pbxも該支持板51に押圧されて押し下げられ、それによって折り畳まれた紙葉類Pの上下両葉片Pa、Pb間は強制的に開口させられる。そして、前記状態において、図11(C)に示すように、両葉片Pa、Pb間が開口した前記紙葉類Pが、紙葉類送込み手段60の前段を兼用する紙葉類搬送手段としてのフィードローラ(図示を省略する)及び紙葉類送込み手段60の後段を構成する、支軸61にストッパ62まで揺動可能に枢着された押圧バー63により、圧着フィルムFが載置された支持板51に向けて左方向の矢印で示す方向にさらに送り込まれると、両葉片Pa、Pb間に支持板51と圧着フィルムFが同時に挿入され始め、最終的に、図11(D)に示すように、紙葉類Pの折り線Pcの内側部分が支持板51の縁辺部分51x先端に当接する位置に到達したところで、前記紙葉類Pの送込みが停止させられると共に支持板51に対する紙葉類Pと圧着フィルムFの位置決めが完了する。
なお前記支持板51の縁辺部分51xに、図16(A)に示すような斜辺Sを設けておけば、上側の葉片Paが圧着フィルムFを伴う支持板51の上側に進行する際に、確実に圧着フィルムF上に乗り上げることができ、従って圧着フィルムFの側面を引っかけてジャミング等の事故を起こすことがなくなる。
また同図(A)及び(B)に示すように、下側の葉片Pbが支持板51の下方に進行する際に、支持板51をその下方からプッシュロッドX等により強制的に持ち上げるようにすれば、下側の葉片Pbは誤って支持板51の上方へ乗り上げることなく確実に下方へ導かれる。
さらに同図(A)及び(B)に示すように、下側の葉片Pbが若干持ち上がる角度で支持板51の手前で待機するようにガイドY等を設ければ、支持板51への進行に際して上下各葉片の開口が広く確保されるため、葉片間への圧着フィルムFの挿入が容易に行える。
前記のように両葉片Pa、Pb間に支持板51と圧着フィルムFが挿入された前記紙葉類Pは、続いて、図12〜図15に示すように、支持板抜取り手段55における一対の送りローラ56、57で挟圧されつつ該送りローラ56、57の回転駆動により前記交差域24の下流へと搬送され、その間に、前記紙葉類Pは、図14(A)及び(B)に示すように、支持板51がその切欠き部51aのために前記送りローラ56、57による挟圧駆動を受けないようにして、従ってその両葉片Pa、Pb間に圧着フィルムFのみが挿入された状態にして、図15に示すように、前記交差域24から右上方向の矢印で示す下流の紙葉類搬送路25に沿って搬送されると共に、図9で示すように、紙葉類圧着手段70以下の工程に強されるのである。
前記圧着フィルム挿入手段50を通過した前記紙葉類Pは、両葉片Pa、Pb間に圧着フィルムFが挿入された状態で、図9に示すように、前記交差域24から右上方向の矢印で示す下流の紙葉類搬送路25、26に沿って搬送されると共に、紙葉類圧着手段70を構成するヒートパネル71及び加圧ローラ72により紙葉類Pと挟み込まれている圧着フィルムFとが剥離可能に一体化される。
なお紙葉類圧着手段に搬送される紙葉類Pは、前記紙葉類圧着手段70を通過する迄に、先に搬送されている下流側の紙葉類P及び後から搬送されてくる上流側の紙葉類Pと突き合わされて隣り合う状態になるように速度が調整されている。そのため続く切断工程では各紙葉類Pの繋ぎ目において圧着フィルムFの露出が最小限で済む状態になっているのである。
ところでフィルムの露出を最小限に済ませたとしても、そのまま突き合わされた各紙葉類P同士の繋ぎ目で切断しようとすると、フィルムのはみ出しや切断ずれを起こした場合に端縁部分の切りかすが残り、美観が著しく損なわれてしまう。そこで本発明における切断手段では、各紙葉類Pを突き合わせた繋ぎ目の前後をダブルカットして化粧断ちするのである。そのようにして切断された各紙葉類Pはフィルムのはみ出しや切断ずれ等による美観の不良を完全に排除できる。
前記加圧ローラ72を通過した紙葉類Pは図17(A)に示すように、下流側の紙葉類P2(この場合下流側の端部はすでに切断されている)と上流側の紙葉類P1が突き合わされ、隣り合わせの状態でロータリカッタRの回転刃1と固定刃2の間に送り込まれる。
そして同図(B)に示すように、切断予定位置で停止している下流側の紙葉類P2の後端部を、反時計回りに回転する回転刃1と固定刃2の接点4で切断する。その後同図(C)に示すように、回転刃1は時計回りに回転して元の位置へ復帰すると共に、化粧断ちを済ませた下流側の紙葉類P2は図中右側の排出口へ搬送されて排出され、引き続き図18(A)に示すように上流側の紙葉類P1は二回目の切断位置まで進み停止するのである。
そして仮に二回目の切断で同図(B)に示すように、巾の狭い切り屑5が回転刃1の裏側エッジ部分に付着したまま次の切断動作に移ったとしても、同図(C)、に示すように、切り屑ガードGにより切り屑5が回転刃1と固定刃2の切断位置の接点4に進入することがないため二重切断を防ぐことができる。残った切り屑5は二回目の切断動作の際に、新たに生じる切り屑等により圧力を受けて強制的に落下する。
このように巾の狭い切り屑5が発生する切断動作が繰り返されても切り屑5による支障が全く起こらず、葉書その他の圧着紙葉類Qが製造されるのである。
また本発明の効果を倍増するための各種補助手段がある。
例えば図19(A)〜(C)及び図20(A)及び(B)で経時的動作を示すように、回転刃1の下方に弾性体からなる切り屑掻き落とし機構Kを設けておいて、切り屑5が付着した回転刃1をそのまま反時計回りに回転する動作を付加することにより、強制的に掻き落としても構わない。
さらに回転刃1と固定刃2の上流側で、進行してくる圧着紙葉類Pにファンやエアーブローによる風を強制的に当てて冷却することにより付着しずらくすることも効果的である。
また図21及び図22に示すように、回転刃1の裏面側に弾性体によるベロ状の機構Vを設けておいて、切り屑5を強制的に跳ね落とすようにしても構わない。
なお本発明は上記実施例に制限されるものではない。
例えば前記実施例の切り屑ガードGは、回転刃1の上方に設けた梁状の支柱にL字上の板体をネジ止めしているが、L字状の板体は必ずしもネジ止めにより固定する必要はない。
例えば蝶判等の開閉機構により上方へ開閉可能にしておけば、紙詰まり時に詰まった用紙を取り出すのに至便である。このような機構としてはL字状の板体と梁状の支柱の接触部分を、何れかに設けたマグネット等により着脱自在にしても構わない。
本発明の切り屑ガードを使用すれば、ロータリカッタを使用して連続的に巾の狭い切り屑を発生する製品の加工全般に幅広く使用することが可能である。
(A)はロータリカッタの要部概念正面図、(B)、(C)及び(D)はロータリカッタの動作を経時的に説明する要部側面図である。 ロータリカッタに対する紙葉類の動きを分かりやすく示す要部斜視図である。 (A)、(B)及び(C)は、切り屑による切断不良を経時的に説明する要部側面図である。 (A)、(B)、(C)は本発明に係る切り屑ガードを備えたロータリカッタの動作を経時的に説明する要部側面図である。 (A)、(B)、(C)は本発明に係る切り屑ガードを備えたロータリカッタの動作を経時的に説明する要部側面図である。 本発明に係る切り屑ガードを備えたロータリカッタの動作を経時的に説明する要部側面図である。 切り屑ガードを備えたロータリカッタの要部斜視図である。 (A)及び(B)は本発明に係るロータリカッタの別の態様を説明する要部側面図である。 切り屑ガードを設けたロータリカッタを含む、カット紙用の圧着紙葉類製造装置の要部概念斜視図である。 (A)及び(B)は、支持板を用いる圧着フィルム挿入手段における紙葉類と圧着フィルムとの配置関係を各々別視点で説明する要部斜視図である。 (A)、(B)、(C)及び(D)は、支持板を用いる圧着フィルム挿入手段における紙葉類への圧着フィルム挿入機構を経時的に説明する要部側面図である。 (A)及び(B)は、支持板を用いる圧着フィルム挿入手段で使用可能な支持板抜取り手段の作動前における各々要部断面図及び要部斜視図である。 (A)及び(B)は図12(A)及び(B)に示す支持板抜取り手段の作動準備時における各々要部縦断面図及び要部斜視図である。 (A)及び(B)は、図12(A)及び(B)に示す支持板抜取り手段の作動開始時における各々要部縦断面図及び要部斜視図である。 図12(A)及び(B)に示す支持板抜取り手段の作動中における要部斜視図である。 (A)及び(B)は支持板の変形例とその動作を示す要部側面図である。 (A)、(B)、(C)は本発明のカット紙用の圧着紙葉類製造装置におけるロータリカッタの動作を経時的に説明する要部側面図である。 (A)、(B)、(C)は本発明のカット紙用の圧着紙葉類製造装置におけるロータリカッタの動作を経時的に説明する要部側面図である。 (A)、(B)、(C)は本発明の補助手段の動作を経時的に説明する要部側面図である。 (A)、(B)は本発明の補助手段の動作を経時的に説明する要部側面図である。 本発明のさらに異なる補助手段を示す要部断面図である。 (A)及び(B)は図21の要部斜視図である。
符号の説明
G 切り屑ガード
R ロータリカッタ
P、P1、P2、P3 紙葉類
Pa、Pb 葉片
Pc 折り線
F 圧着フィルム
Q 圧着紙葉類
S 斜辺
X プッシュロッド
Y ガイド
K 切り屑掻き落とし機構
V ベロ状の機構
1 回転刃
2 固定刃
3、52、61 支軸
4 接点
5 切り屑
10 給紙部
11 ストッカ
20 紙葉類搬送手段
21 フィードローラ
22、23 紙葉類搬送路
24 交差域
30 紙葉類折畳み手段
31 折りローラ
40 圧着フィルム供給手段
41 フィルムロール
42 圧着フィルム供給路
50 圧着フィルム挿入手段
51 支持板
51x 支持板51の縁辺部分
53 支持板駆動手段
54 電磁石
55 支持板抜取り手段
56、57 送りローラ
58 支承部材
60 紙葉類送込み手段
62 ストッパ
63 押圧バー
70 紙葉類圧着手段
71 ヒートパネル
72 加圧ローラ

Claims (3)

  1. 連続して搬送される紙葉類を連続的に裁断するロータリカッタにおいて、固定刃と回転刃による紙葉類切断部分に切り屑が進入しないように切り屑ガードを設けたことを特徴とするロータリカッタ。
  2. 複数の葉片が折り線を介して連接されてなるカット紙状の各紙葉類をその供給部から所定の紙葉類搬送路に沿って逐次搬送する紙葉類搬送手段と、紙葉類搬送路上において各紙葉類を折り畳む紙葉類折り畳み手段と、剥離可能に接着された2層の透明フィルムを含むと共に表裏面に加圧又は加熱及び加圧により接着性を生じる接着剤層が形成されてなる長尺状の圧着フィルムを所定の圧着フィルム供給路に沿って逐次供給する圧着フィルム供給手段と、紙葉類折り畳み手段より下流の紙葉類搬送路と圧着フィルム供給路との交差域において、折り畳まれた前記紙葉類における対向する任意の葉片間に圧着フィルムを挿入する圧着フィルム挿入手段と、圧着フィルム挿入手段より下流の紙葉類搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記紙葉類における両葉片間を加圧又は加熱及び加圧下に該圧着フィルムを介して剥離可能に接着する紙葉類圧着手段と、紙葉類圧着手段より上流又は下流の紙葉類搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記紙葉類を所定サイズに裁断する紙葉類切断手段とからなるカット紙用の圧着紙葉類製造装置であって、前記紙葉類切断手段に請求項1記載のロータリカッタを用いたことを特徴とするカット用紙の圧着紙葉類製造装置。
  3. ロータリカッタの動作が、付き合わせて搬送される下流側の紙葉類の後端部を往復動作で切断した後に上流側の紙葉類の前端部を回転動作で切断することを特徴とする請求項1及び2に記載のロータリカッタ及びそれを用いたカット紙用の圧着紙葉類製造装置。
JP2004347557A 2004-11-01 2004-11-01 ロータリカッタ及びそれを用いたカット紙用の圧着紙葉類製造装置 Pending JP2006123156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004347557A JP2006123156A (ja) 2004-11-01 2004-11-01 ロータリカッタ及びそれを用いたカット紙用の圧着紙葉類製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004347557A JP2006123156A (ja) 2004-11-01 2004-11-01 ロータリカッタ及びそれを用いたカット紙用の圧着紙葉類製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006123156A true JP2006123156A (ja) 2006-05-18

Family

ID=36718364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004347557A Pending JP2006123156A (ja) 2004-11-01 2004-11-01 ロータリカッタ及びそれを用いたカット紙用の圧着紙葉類製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006123156A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6360593A (ja) * 1986-09-01 1988-03-16 三菱電機株式会社 混成集積回路装置
JPH0261595A (ja) * 1988-08-29 1990-03-01 Toshiba Corp 遠心清澄機
JPH07148689A (ja) * 1993-11-26 1995-06-13 Somar Corp ラミネータ用ロータリーカッター装置
JPH09114154A (ja) * 1995-10-23 1997-05-02 Katsuragawa Electric Co Ltd 複写機等のカッター
JP2003103967A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Jdl Engineering Kk カット紙用の圧着紙葉類製造装置
WO2004002749A1 (ja) * 2002-06-26 2004-01-08 Kdk Co., Ltd. 圧着紙葉類製造装置における圧着フィルム挿入手段
JP2005271195A (ja) * 2004-02-26 2005-10-06 K D K Kk ロータリーカッター及びそれを用いたカット紙用の圧着紙葉類製造装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6360593A (ja) * 1986-09-01 1988-03-16 三菱電機株式会社 混成集積回路装置
JPH0261595A (ja) * 1988-08-29 1990-03-01 Toshiba Corp 遠心清澄機
JPH07148689A (ja) * 1993-11-26 1995-06-13 Somar Corp ラミネータ用ロータリーカッター装置
JPH09114154A (ja) * 1995-10-23 1997-05-02 Katsuragawa Electric Co Ltd 複写機等のカッター
JP2003103967A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Jdl Engineering Kk カット紙用の圧着紙葉類製造装置
WO2004002749A1 (ja) * 2002-06-26 2004-01-08 Kdk Co., Ltd. 圧着紙葉類製造装置における圧着フィルム挿入手段
JP2005271195A (ja) * 2004-02-26 2005-10-06 K D K Kk ロータリーカッター及びそれを用いたカット紙用の圧着紙葉類製造装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005271195A (ja) ロータリーカッター及びそれを用いたカット紙用の圧着紙葉類製造装置
US7963710B2 (en) Label printer
US6435245B1 (en) System for folding and tabbing sheets
JP2006123156A (ja) ロータリカッタ及びそれを用いたカット紙用の圧着紙葉類製造装置
JPH11510110A (ja) 細長い印刷可能なシート複合体
JP2005205581A (ja) ロータリーカッター及びそれを用いたカット紙用の圧着紙葉類製造装置
JPH0538894A (ja) 密着書簡の連続製造装置
WO2004002749A1 (ja) 圧着紙葉類製造装置における圧着フィルム挿入手段
JP5654623B2 (ja) 葉書の製造方法及び葉書の製造装置
JP3577344B2 (ja) 用紙折り畳み装置
JP2008173833A (ja) 圧着印刷物整形装置、圧着印刷物作成装置
JP2007090846A (ja) 折り畳み用紙の展開装置及びそれを使用した三つ折り圧着通信体の製造装置と三つ折り圧着通信体の製造方法
JP2006213044A (ja) 折り畳み用紙の展開装置及びそれを使用した三つ折り圧着通信体の製造装置と三つ折り圧着通信体の製造方法
JP2012086539A (ja) 情報通信体の製造方法
JP2010076446A (ja) 印刷製品を製造する方法ならびに装置
JP2005213043A (ja) 圧着紙葉類製造装置における圧着フィルム挿入手段
JP2007152919A (ja) 疑似接着シートの挿入手段
JP5555592B2 (ja) 情報通信体の製造方法
JP2007130707A (ja) 紙切断搬送装置及び紙切断搬送方法
JP3015451B2 (ja) 封書類の製造方法および製造装置
JP2000288992A (ja) 記録装置の連続紙切断装置及び方法
JP2003103967A (ja) カット紙用の圧着紙葉類製造装置
JP4446539B2 (ja) 単片用紙処理方法
JP2008062365A (ja) シート状部材裁断搬送装置
JP5045500B2 (ja) 折り機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071101

A521 Written amendment

Effective date: 20071225

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110308