JP2006213044A - 折り畳み用紙の展開装置及びそれを使用した三つ折り圧着通信体の製造装置と三つ折り圧着通信体の製造方法 - Google Patents

折り畳み用紙の展開装置及びそれを使用した三つ折り圧着通信体の製造装置と三つ折り圧着通信体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 折り畳まれた用紙を自動的に平面展開する装置と、それを使用して三つ折り圧着通信体を製造する装置及び三つ折り圧着通信体の製造方法を提供する。
【解決手段】 折り畳まれた二つ折り圧着用紙S1を展開手段前段Xと展開手段後段Yの2段階で平面展開する。また折り線を介して連接された三葉片の内の一葉片を予め折りたたんでカセットに収容し、一カ所の対向面を圧着フィルムFを介して剥離可能に一体化した後に平面展開し、再度圧着通信体の製造装置により圧着フィルムFを介して二カ所の対向面を共に剥離可能に一体化する。
【選択図】図2

Description

本発明は、各種紙等の加工機から一旦折り畳まれて排出された用紙を、再度開いて展開する装置に関する。
さらに詳しくは、前記展開装置を使用して、最近多用されている複数の葉片を折り畳み剥離可能に一体化した圧着通信体を製造する製造装置及びその製造方法に関する。
従来、用紙の折り畳み装置は多数提案されているが、逆に一旦折り畳んだ用紙を再度開いて展開させる装置の提案はなく、人手により開くという原始的な方法が殆どであった。
例えば、往復葉書に受取人の住所等の印字を施す場合、二つ折り状態に折り畳まれた往復葉書をそのまま印字システムのベルトコンベアに乗せて搬送すると、印字すべき葉片が中途半端に開いてしまい正確に印字することができない。従って一旦折り畳まれた往復葉書を再度開いて平面に展開し、その後印字システムに通して印字する方法が採られている。しかしこの一旦折り畳まれた往復葉書を再度開くという工程は、現状内職等人手に頼よって開くことが殆どで、このような作業に対応したシステムは考えられていない。
ところで、最近、葉書等の郵便物として、情報が表示された複数の葉片が折り線を介して連接された紙葉類を折り畳むと共に、対向する葉片間を剥離可能に接着し、多量の情報を隠蔽状態で送信可能にした圧着用紙が多用されている。そのような現状において、折り畳まれた用紙の葉片間への圧着フィルムの挿入手段が特に改良され、構造が簡素で小型化が可能な、カット紙状の紙葉類を用いる圧着紙葉類製造装置に係る発明が、特開2003−103967号公報に開示されている。
特開2003−103967号公報
前記圧着紙葉類製造装置は、複数の葉片が折り線を介して連接されてなるカット紙状の各紙葉類をその給紙部から所定の紙葉類搬送路に沿って逐次搬送する紙葉類搬送手段と、紙葉類搬送路上において各紙葉類を折り畳む紙葉類折り畳み手段と、剥離可能に接着された2層の透明フィルムを含むと共に表裏面に加圧又は加熱及び加圧により接着性を生じる接着剤層が形成されてなる長尺状の圧着フィルムを所定の圧着フィルム供給路に沿って逐次供給する圧着フィルム供給手段と、紙葉類折り畳み手段より下流の紙葉類搬送路と圧着フィルム供給路との交差域において、折り畳まれた前記紙葉類における対向する任意の葉片間に圧着フィルムを挿入する圧着フィルム挿入手段と、圧着フィルム挿入手段より下流の紙葉類搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記紙葉類における両葉片間を加圧又は加熱及び加圧下に該圧着フィルムを介して剥離可能に接着する紙葉類圧着手段と、紙葉類圧着手段より上流又は下流の紙葉類搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記紙葉類を所定のサイズに裁断する紙葉類切断手段とからなるものであるが、この装置により製造される圧着紙葉類は二つ折りの形態に限定されている。
而るに最近の諸事情からして、より多くの情報を通信することが可能な三つ折り以上の形態の使用頻度が増加しているため、少なくとも三つ折りの形態に対応する何らかの手段が求められている。本発明者は、前記引例のカット紙状の紙葉類を用いる圧着紙葉類製造装置を応用することにより、三つ折りの形態に対応可能な製造装置とその製造方法を見出した。
上記目的を達成するために本発明の折り畳み用紙の展開装置は、折り線を介して連接された複数の葉片からなる用紙を折り畳みその後開いて展開させる装置であって、折り畳み手段により折り畳まれて排出された前記用紙を搬送する搬送手段と、搬送途上で前記用紙の折り畳まれた葉片を開く展開手段とからなることを特徴としている。
また前記折り畳み用紙の展開装置を使用した本発明の三つ折り圧着通信体の製造装置は、折り線を介して連接された第一葉片、第二葉片及び第三葉片の第一葉片又は第三葉片を予め第二葉片と対向するように前記折り線から折り畳むことにより第二の対向葉片間を形成した三つ折り圧着用紙をその供給部から所定の用紙搬送路に沿って逐次搬送する用紙搬送手段と、用紙搬送路上において第二葉片と隣接した折り畳まれていない残りの葉片を前記折り線から第二葉片と対向させ第一の対向葉片間を形成すべく断面Z字状に折り畳む用紙折畳み手段と、剥離可能に接着された2層の透明フィルムを含むと共に表裏面に加圧又は加熱及び加圧により接着性を生じる接着剤層が形成されてなる長尺状の圧着フィルムを所定の圧着フィルム供給路に沿って逐次供給する圧着フィルム供給手段と、用紙折り畳み手段より下流の用紙搬送路と圧着フィルム供給路との交差域において、折り畳まれた前記三つ折り圧着用紙における第一の葉片間に圧着フィルムを挿入する圧着フィルム挿入手段と、圧着フィルム挿入手段より下流の用紙搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記三つ折り圧着用紙における第一の葉片間を加圧又は加熱及び加圧下に該圧着フィルムを介して剥離可能に接着する用紙圧着手段と、用紙圧着手段より上流又は下流の用紙搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記三つ折り圧着用紙を所定サイズに裁断する用紙切断手段とからなる三つ折り圧着通信体の製造装置であって、前記用紙切断手段の下流に請求項1の折り畳み用紙の展開装置による展開手段を付加したことを特徴としている。
上記装置により製造されて展開された三つ折り圧着通信体は、例えばその状態で必要部分に印字等を施し、その後折り機等により再度巻き折り状に折り畳むことにより例えば往復葉書として投函することが可能である。また、上記装置は断面Z字状に折り畳むことにより生じる二個所の対向葉片間の両葉片間に圧着フィルムを挿入配置する場合の、一方の対向葉片間に圧着フィルムを挿入配置する作業を可能にしたものである。
さらに本発明の三つ折り圧着通信体の製造方法は、前記三つ折り圧着通信体の製造装置により製造され展開された三つ折り圧着用紙を再度その供給部から所定の用紙搬送路に沿って逐次搬送する用紙搬送手段と、用紙搬送路上において第二葉片と隣接した折り畳まれていない残りの葉片を第二葉片と対向させ再度第二の対向葉片間を形成すべく断面Z字状に折り畳む用紙折畳み手段と、剥離可能に接着された2層の透明フィルムを含むと共に表裏面に加圧又は加熱及び加圧により接着性を生じる接着剤層が形成されてなる長尺状の圧着フィルムを所定の圧着フィルム供給路に沿って逐次供給する圧着フィルム供給手段と、用紙折り畳み手段より下流の用紙搬送路と圧着フィルム供給路との交差域において、折り畳まれた前記三つ折り圧着用紙における第二の葉片間に圧着フィルムを挿入する圧着フィルム挿入手段と、圧着フィルム挿入手段より下流の用紙搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記三つ折り圧着用紙における両葉片間を加圧又は加熱及び加圧下に該圧着フィルムを介して剥離可能に接着する用紙圧着手段と、用紙圧着手段より上流又は下流の用紙搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記三つ折り圧着用紙を所定サイズに裁断する用紙切断手段とからなることを特徴としている。
上記製造方法により、既述の三つ折り圧着通信体の製造装置で製造された三つ折り圧着通信体の、残る第二の対向葉片間に圧着フィルムが挿入配置される。これにより二個所の対向葉片間共に圧着フィルムが挿入配置された三つ折り圧着通信体が完成される。この製造方法により製造された三つ折り圧着通信体は二個所の対向葉片間が剥離展開可能なので、最終的には全面が展開された状態にすることができる。
本発明の折り畳み用紙の展開装置によれば、一旦折り畳まれた用紙を再度開いて展開する作業が自動化できることになるため、今まで人手に頼っていた作業に比べると効率が格段に向上すると共に作業時間の短縮が期待できる。従ってこの装置を付加した三つ折り圧着通信体の製造装置では、極めて効率良く三つ折り圧着通信体の第一の対向葉片間における圧着フィルムの挿入配置と、残る第二の対向葉片の展開作業を同時に行うことが可能になる。また、本発明の三つ折り圧着通信体の製造方法によれば、二つ折り圧着紙葉類の製造装置を用いて、三つ折り圧着通信体の第一の対向葉片間のみならず、第二の対向葉片間にも圧着フィルムを挿入配置することが可能になる。
発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1(A)及び(B)は二つ折り圧着用紙S1の平面図と側面図である。図2は折り畳み用紙の展開装置の要部斜視図である。図3(A)及び(B)は折り畳み用紙の展開装置の要部側面図及び平面図である。図4は折り畳み用紙の展開装置における展開手段前段Xを経時的に説明する要部断面図である。図5(A)、(B)及び(C)は折り畳み用紙の展開装置における展開手段前段Xを経時的に説明する要部断面図である。図6(A)及び(B)は図3(B)における展開手段後段Yをそれぞれ矢印I、II方向から見た側面図である。図7(A)及び(B)は折り畳み用紙の展開装置における展開手段後段Yを経時的に説明する要部平面図と図(A)中の矢印I方向から見た側面図である。図8(A)及び(B)は折り畳み用紙の展開装置における展開手段後段Yを経時的に説明する要部平面図と図(A)中の矢印I方向から見た側面図である。図9は折り畳み用紙の展開装置における展開手段後段Yを経時的に説明する要部平面図である。図10(A)及び(B)は折り畳み用紙の展開装置における展開手段後段Yを経時的に説明する要部平面図と図(A)中の矢印I方向から見た側面図である。図11(A)及び(B)は前記実施例と異なる態様の展開手段を経時的に説明する要部側面図及び平面図である。図12(A)、(B)及び(C)は前記実施例と異なる態様の展開手段を経時的に説明する要部側面図、平面図及び図(B)中の矢印I方向から見た側面図である。図13(A)、(B)及び(C)は前記実施例と異なる展開手段Yを経時的に説明する要部側面図、平面図及び図(B)中の矢印I方向から見た側面図である。図14(A)、(B)及び(C)は前記実施例と異なる展開手段Yを経時的に説明する要部側面図、平面図及び図(B)中の矢印I方向から見た側面図である。図15(A)、(B)及び(C)はさらに異なる展開手段Yを経時的に説明する要部平面図である。図16は三つ折り圧着通信体の製造装置に使用する三つ折り圧着用紙S2の平面図と側面図である。図17は図16の三つ折り圧着用紙S2の一葉片を予め折り畳んだ状態の側面図である。図18は予め折りたたまれた複数の三つ折り圧着用紙S2の積載状態を示す側面図である。図19は折り畳まれた三つ折り圧着用紙S2がカセットKに納められた状態を示す側面図である。図20は三つ折り圧着通信体の製造装置を構成する折り畳み用紙の展開装置前段階の三つ折り圧着通信体の製造装置部分の要部概念斜視図である。図21(A)及び(B)は指示板を用いる圧着フィルム挿入手段における用紙と圧着フィルムとの配置関係を各々別視点で説明する要部斜視図である。図22(A)、(B)、(C)及び(D)は、指示板を用いる圧着フィルム挿入手段における用紙への圧着フィルム挿入機構を経時的に説明する要部側面図である。図23(A)及び(B)は、指示板を用いる圧着フィルム挿入手段で使用可能な指示板抜き取り手段の作動前における各々要部断面図及び要部斜視図である。図24(A)及び(B)は図23(A)及び(B)に示す指示板抜き取り手段の作動準備時における各々要部縦断面図及び要部斜視図である。図25(A)及び(B)は図23(A)及び(B)に示す指示板抜き取り手段の作動時における各々要部縦断面図及び要部斜視図である。図26は図23(A)及び(B)に示す指示板抜き取り手段の作動中における要部斜視図である。図27(A)及び(B)は指示板の変形例とその動作を示す要部側面図である。図28は三つ折り圧着用紙S2の場合の折り畳み用紙の展開装置における展開手段前段Xにおける状態を説明する要部断面図である。図29は図28の三つ折り圧着用紙S2が折り畳み用紙の展開装置により展開された状態を示す側面図である。図30は図29の三つ折り圧着用紙S2をストッカKにまとめて入れる状態を示す側面図である。図31は完成した断面Z字状の三つ折り圧着通信体の側面図を示す。図32は図29の状態から巻き折り形態に仕上げた場合の側面図である。図33は図15の実施例における変形例である。図34は図15の実施例における変形例である。図35はガイド板24の実施例である。
本発明の折り畳み用紙の展開装置は図2及び図3(A)、(B)に示すように、右側の上流に設けられた送りローラ5及び搬送ベルト6等からなる搬送手段と、装置中間に配置され基本的に角柱状の第一の梁7とその下流に設けられた一対(必ずしも一対である必要はない)の送りローラ8及び前記第一の梁7より長く、断面において鋭角に折り曲げられた第二の梁9(下流に向かうほど程鋭角になる)とからなる展開手段前段X、そして端部にアールを形成したテーブル10と一対の送りローラ11、11’及び用紙をほぼ90度回転させるための回転用支柱12と、回転した用紙をストッカ(図示省略)へ落とし込むためのガイド13を備えた展開手段後段Yとからなる。
図1(A)に示すように、二つ折り圧着用紙S1は折り線3を介して横幅が異なる葉片1及び2が連接されており、図1(B)に示すように左側の開口端部に段差が生じるように折り機等により折り畳まれる。折り畳まれた二つ折り圧着用紙S1は図示されない折り機の排出口から前記折り畳み用紙展開装置のコンベア6上へ落とし込まれ、下流の展開手段前段Xへと搬送される。
なお展開手段前段Xに各種ローラやベルト類等を設けることにより、搬送手段を兼ねるようにしておけば、前記搬送手段を別個に設けることなく省略することが可能である。
展開手段前段Xに搬送された二つ折り圧着用紙S1は、展開手段前段Xを下流側から見た状態の図4に示すように、上側の葉片2の左端が左側第一の梁7上に乗ると共に、折り線3の背部分が第二の梁9上に乗る。その状態で下側に位置する葉片1は支持するものが何もないため図5(A)に示すように下方へ垂れ下がることになる。そして第一の梁7の下流に配置された一対の送りローラ8によりさらに下流へ送られるのであるが、第二の梁9の曲げ角度が下流に向かうに従って鋭角に形成されている(全体に一定の鋭角状態でも構わない)ため、図5(B)及び(C)に示すように葉片1の垂れ下がりは大きくなり、続く展開手段後段Yへと搬送されるのである。この際、図5(C)に示すように、二つ折り圧着用紙S1の折り線3の背部分側を若干押さえ込むように押圧ローラRを設けておくと、葉片1が強制的に垂れ下がるため開封が確実なものとなる。この押圧ローラRは単なる棒状や板状の部材に代えても構わず、そのような部材で二つ折り圧着用紙S1の折り線3の背部分側を若干押さえ込むようにすれば同様の効果が得られる。
展開手段後段Yでは図2及び図3(A)、(B)中の矢印I、II方向から見た状態の図6(A)、(B)に示すように、前記第二の梁9の延長線上に折り畳まれた用紙を展開すべくアール状に形成された端部を有するテーブル10が待ち受けている。そして図7(A)及び(B)に示すように、テーブル10のアール部分により葉片1と2をほぼ直角に展開分離しながら下流に設けられた搬送ローラ11によりさらに下流へ送り込まれるのである。
テーブル10から左方向に進行する二つ折り圧着用紙S1は、テーブル10左側に配置された一対の送りローラ11によりさらに下流に送られるのであるが、図7(A)及び(B)に示すように、二つ折り圧着用紙S1の折り線3側に設置された回転用支柱12に突き当たり進行を妨げられる。しかし前記一対の送りローラ11、11’(下側の送りローラ11’がそろばん玉の形状のため上側のローラと点で接触しており挟み込んだ用紙を回転させやすい)は停止することなく動き続ける。そのため二つ折り圧着用紙S1は図8(A)及び(B)に示すように、図中矢印方向に回転支柱12を中心に回転する。そして回転することにより垂れ下がっていた葉片1が強制的にテーブル10にのり上がり平面に展開されることになる。
続いて図9に示すように、約90度回転すると回転支柱12を回避して左側に設けられた当たり13に沿って進み、一対の送りローラ11、11’ら離脱すると図10(A)及び(B)に示すように二つ折り圧着用紙S1の縁辺部分14を下にしてストッカ15へ落下するのである。同様に後続の二つ折り圧着用紙S1が続いて落下し、順次積載された二つ折り圧着用紙S1は次の工程へ移行される。
図11は本発明の折り畳み用紙の展開装置の異なる態様である。前記実施例では二つ折り圧着用紙S1のパスラインが90度の回転移動を含んでいるが、本実施例では直線のみからなるものである。図中展開手段前段Xまでは前記実施例と同様であるが展開手段後段Yを形成するテーブル20がブーメラン状に形成されると共に図11(B)中においてアールが付けられた羽23を有しており、またその前後に設けられたそれぞれ二対(必ずしも二対である必要はない)の送りローラ21、22(いずれも上下のローラーが面で接触している)が配置される点で異なる。
この態様の場合図11(A)及び(B)に示すように、右から搬送される二つ折り用紙S1は、展開手段前段Xまで前記実施例と同様に搬送される。そして前記実施例と同様に送りローラ21によりテーブル20上を強制的に通過させられることになるが、図12から図14の各図に経時的に示すように、前記ブーメラン状に形成され上流から下流にへ向かって垂れ下がった用紙を持ち上げる形状にアールが付けられた羽23により、葉片1が強制的に持ち上げられ、それにより両葉片1、2が平面に展開されて、各図中左側下流に設けられたストッカ(図示省略)へ落下するように構成されている。なお図12から図14の各図(B)中の矢印I方向から見た状態が各図(C)である。
また図15(A)、(B)及び(C)に示すように、送りローラ22を角度を付けて配置することにより、送りローラ22(上下のローラは面で接触している)に二つ折り圧着用紙S1が挟み込まれた後に、搬送方向を送りローラ22の搬送方向(斜め左上方向)に強制的に変更して、テーブル20上を通過させて平面に展開するようにしても構わない。なお、同図では、テーブル20が記述の他の実施例の図と比較すると角度を設けて斜めに配置されているが、この角度は必ずしも必要ではなく、図33に示すように、記述の他の実施例と同様ほぼ垂直位置に設けて配置しても構わない。逆に記述の他の実施例においてテーブル10、20に角度をつけて配置することも可能である。また図34に示すように、送りローラ21を省略したり、送りローラ8とテーブル20の橋渡しをするガイド板24を設けても構わない。すなわち各実施例におけるテーブルの配置は、二つ折り用紙S1の搬送方向やテーブルのエッジ部分のアールの形状により自由に選択することができるのである。なお前記ガイド板24は任意の位置に適宜設けることができる。例えば図35に示すように各送りローラーの前或いは後の何れの位置に設けても構わず、また搬送される圧着用紙のパスラインの下側に設け圧着用紙を下から受ける形でも或いはパスラインの上側に設けて送りローラー上に乗り上がらないように押さえつける形で設けても構わない。
ところで上記の折り畳み用紙の展開装置を使用することにより、二つ折り圧着紙葉類製造装置を流用して三つ折り圧着通信体を製造することが可能であることは既述の通りである。以下にその具体的な方法を述べる。
図16は三つ折り圧着用紙S2の展開図で、各葉片31、32及び33がそれぞれ折り線34、35(必ずしも表示される必要はなくミシン目等に代えても構わない)を介して横方向へ連接されている。このように構成された三つ折り圧着用紙S2を図17に示すように葉片31、32の裏面同士(或いは葉片31、32の表面同士、葉片32,33の裏面同士、葉片32、33の表面同士等)が対向するように折り線34から予め折り畳み、そのようにして折り畳まれた三つ折り圧着用紙S2を図18に示すように同じ向きに揃え、図19に示すようにカセットKにまとめてセットするのである。このようにセットされたカセットKは図20に示す圧着通信体製造装置の供給部30に積載収容される。
本発明に適用する三つ折り圧着通信体の製造装置では、図20に示すように、供給部30のストッカKに図19に示すように、予め葉片31が折り線34で葉片32と対向するように折り畳まれた三つ折り圧着用紙S2が積載収容されている。そして各三つ折り圧着用紙S2は、一連の用紙搬送手段40の一部を構成するフィードローラ41により、前記ストッカKから逐次繰り出されると共に左上方向の矢印で示す所定の用紙搬送路42に沿って下流に搬送され、用紙折畳み手段50を構成する折りローラ51により、折り線35で断面Z字状に折り畳まれ、左上方向の矢印で示す所定の用紙搬送路43に沿ってさらに下流に搬送される。
一方、剥離可能に接着された2層の透明フィルムの表裏面に加圧又は加熱及び加圧により接着性を生じる接着剤層が形成されてなる長尺状の圧着フィルムF(図面では便宜上一層で示す)が、圧着フィルム供給手段60を構成するフィルムロール61から右上方向の矢印で示す所定の圧着フィルム供給路62に沿って逐次供給される。
用紙折畳み手段50により折り畳まれた前記三つ折り圧着用紙S2は、該用紙折畳み手段50より下流の用紙搬送路43と圧着フィルム供給路62との交差域44に搬送されると共に、該交差域44において、詳細には図21〜図26に示すような圧着フィルム挿入手段70に供される。
前記圧着フィルム挿入手段70においては、図21及び図22に示すように、強磁性体からなる支持板71が前記圧着フィルム供給路62と同方向の支軸72を介して上下に揺動可能に支承され、支持体71の下方に、図22(A)及び(B)に示すように、支持板駆動手段73を構成する電磁石74が設置され、さらに図23(A)及び(B)に示すように、前記支持板71に矩形の切欠き部71aが穿設されると共に該支持板71の上下に、支持板抜取手段75を構成する二対の送りローラ76、77が前記切欠き部71aを介して対向配置され、その場合に、上方の送りローラ76がその支承部材78を介して、下方の送りローラ77に対して上下に揺動可能とされている。
前記交差域44において、図21(A)及び(B)に示すように、長尺状の圧着フィルムFが、支持板71の上面に載置されつつ、右上方向の矢印で示す圧着フィルム供給路62に沿って逐次進行し、一方、断面Z字状に折り畳まれた三つ折り圧着用紙S2が、その開口側を先頭にして、前記圧着フィルム供給路62に対してほぼ直角に左上方向の矢印で示す用紙搬送路43に沿って搬送されてくる。
前記交差域44に搬送されてきた前記三つ折り圧着用紙S2は、前記用紙折畳み手段50により、図21(A)や図22(A)等に示すように上側葉片33よりも下側葉片22が若干長くなるように折り畳まれており、前記交差域44において、図22(A)に示す位置、即ち上側葉片33が支持板71より手前の上流側に配置され且つ下側葉片32の縁辺部分32xが支持板71の縁辺部分71xの下方に若干入り込む位置で搬送を一旦停止させられる。
前記状態において、図22(B)に示すように、支持板71が、その下部に設置された支持板駆動手段73における電磁石74の励磁作動により下方に吸引されると共に支軸72を中心に右下方向の円弧状矢印で示す時計回りに揺動すると、該支持板71の縁辺部分71xが下降すると同時に下側葉片32の縁辺部分32xも該支持板71に押圧されて押し下げられ、それによって折り畳まれた三つ折り圧着用紙S2の上下両葉片33、32間は強制的に開口させられる。そして、前記状態において、図22(C)に示すように、両葉片33、32間が開口した前記三つ折り用紙S2が、用紙送込み手段80の前段を兼用する用紙搬送手段としてのフィードローラ(図示を省略する)及び用紙送込み手段80の後段を構成する、支軸81にストッパ82まで揺動可能に枢着された押圧バー83により、圧着フィルムFが載置された支持板71に向けて左方向の矢印で示す方向にさらに送り込まれると、両葉片33、32間に支持板71と圧着フィルムFが同時に挿入され始め、最終的に、図22(D)に示すように、三つ折り圧着用紙S2の折り線35の内側部分が支持板71の縁辺部分71x先端に当接する位置に到達したところで、前記三つ折り圧着用紙S2の送込みが停止させられると共に支持板71に対する三つ折り圧着用紙S2と圧着フィルムFの位置決めが完了する。
なお前記支持板71の縁辺部分71xに、図27(A)に示すような斜辺Zを設けておけば、上側の葉片33が圧着フィルムFを伴う支持板71の上側に進行する際に、確実に圧着フィルムF上に乗り上げることができ、従って圧着フィルムFの側面を引っかけてジャミング等の事故を起こすことがなくなる。
また同図(A)及び(B)に示すように、下側の葉片31が支持板71の下方に進行する際に、支持板71をその下方からブッシュロッドP等により強制的に持ち上げるようにすれば、下側の葉片31は誤って支持板71の上方へ乗り上げることなく確実に下方へ導かれる。
さらに同図(A)及び(B)に示すように、下側の葉片31が若干持ち上がる角度で支持板71の手前で待機するようにガイドG等を設ければ、支持板71への進行に際して上下各葉片の開口が広く確保されるため、葉片間への圧着フィルムFの挿入が容易に行える。この場合、折り畳まれて支持板71へ進行してくる三つ折り圧着用紙S2が、右下方から支持板71へ向かって上向きに進行するようにしておいても同様の効果が得られる。
前記のように両葉片32、33間に支持板71と圧着フィルムFが挿入された前記三つ折り圧着用紙S2は、続いて、図23〜図26に示すように、支持板抜取り手段75における一対の送りローラ76、77で挟圧されつつ該送りローラ76、77の回転駆動により前記交差域44の下流へと搬送され、その間に、前記三つ折り圧着用紙S2は、図25(A)及び(B)に示すように、支持板71がその切欠き部71aのために前記送りローラ76、77による挟圧駆動を受けないようにして、従ってその両葉片32、33間に圧着フィルムFのみが挿入された状態にして、図26に示すように、前記交差域44から右上方向の矢印で示す下流の紙葉類搬送路45に沿って搬送されると共に、図20で示すように、用紙圧着手段90以下の工程に供されるのである。
前記圧着フィルム挿入手段70を通過した三つ折り用紙S2は、両葉片32、33間に圧着フィルムFが挿入された状態で、図20に示すように、前記交差域44から右上方向の矢印で示す下流の用紙搬送路45、46に沿って搬送されると共に、用紙圧着手段90を構成するヒートパネル91及び加圧ローラ92により三つ折り圧着用紙S2と挟み込まれている圧着フィルムFとが剥離可能に一体化される。
なお用紙圧着手段に搬送される三つ折り圧着用紙S2は、前記用紙圧着手段90を通過する迄に、先に搬送されている下流側の三つ折り圧着用紙S2及び後から搬送されてくる上流側の三つ折り圧着用紙S2と突き合わされて隣り合う状態になるように速度が調整されている。そのため続く切断工程100では各三つ折り用紙S2の繋ぎ目において圧着フィルムFの露出が最小限で済む状態になっているのである。
本発明における切断手段では、突き合わされた各三つ折り圧着用紙S2同士の繋ぎ目に位置するフィルムを一回の切断で正確に切断しても別段構わないのであるが、そのようにするとフィルムのはみ出しや切断ずれを起こした場合に端縁部分の切りかすが残り、美観が著しく損なわれてしまう。従って好ましくは三つ折り圧着用紙S2を突き合わせた繋ぎ目の前後をダブルカットして化粧断ちする方法が採用される。特に前記ダブルカットで切断された各三つ折り圧着用紙S2はフィルムのはみ出しや切断ずれ等による美観の不良を完全に排除できる。
前記加圧ローラ92を通過した三つ折り圧着用紙S2は図20に示すように、用紙切断手段100を構成するロータリカッタの回転刃101と固定刃102の間を通過し、予め設定された所定の長さで切断された後に記述の折り畳み用紙の展開装置のコンベアへ落とし込まれる。落とし込まれた三つ折り圧着用紙S2は図28の状態(葉片33と葉片32が圧着フィルムFを介して一体化されているため二つ折り圧着用紙S1の場合の図4に相当する)で折り畳み用紙の展開装置により図29の状態に平面展開される。
なお、この状態で図32に示すように、葉片31と葉片33が対向するように折り線34から折り畳み、いわゆる巻き折り状態にしても構わない。そのような態様の使用方法として例えば、葉片31を返信はがき、そして圧着フィルムFを介して一体化された葉片33と葉片32を往信はがき、さらに折り線34を切取線とすることにより見開き2頁の往復はがきとして利用することが可能である。
また、平面展開された三つ折り圧着用紙S2を図30に示す状態にまとめて再度二つ折り紙葉類製造装置に掛ける(図18、19参照)ことで、残るもう一カ所の対向面同士を圧着フィルムFを介して一体化することも可能である。このように仕上げられた三つ折り圧着用紙S2は、図31に示すように、断面がZ字状で二カ所の対向面の何れもが圧着フィルムFを介して剥離可能に一体化されている。従って各葉片31、32、33をそれぞれの対向面から剥離することにより当初の図16に示す3葉片が連接された状態に平面展開することが可能である。平面展開後はそれぞれ圧着フィルムFを介していた面がフィルムラミネートされた状態になっているため、透明フィルムを透して記載されている情報を読み取ることができる。
本発明の折り畳み用紙の展開装置を使用すれば、あらゆる紙加工機等において用紙を展開する用途に使用することが可能になる。
(A)及び(B)は二つ折り圧着用紙S1の平面図と側面図である。 折り畳み用紙の展開装置の要部斜視図である。 (A)及び(B)は折り畳み用紙の展開装置の要部側面図及び平面図である。 折り畳み用紙展開装置における展開手段前段Xを経時的に説明する要部断面図である。 (A)、(B)及び(C)は折り畳み用紙の展開装置における展開手段前段Xを経時的に説明する要部断面図である。 (A)及び(B)は図3(B)における展開手段後段Yをそれぞれ矢印I、II方向から見た側面図である。 (A)及び(B)は折り畳み用紙の展開装置における展開手段後段Yを経時的に説明する要部平面図と図(A)中の矢印I方向から見た側面図である。 (A)及び(B)は折り畳み用紙の展開装置における展開手段後段Yを経時的に説明する要部平面図と図(A)中の矢印I方向から見た側面図である。 折り畳み用紙の展開装置における展開手段後段Yを経時的に説明する要部平面図である。 (A)及び(B)は折り畳み用紙の展開装置における展開手段後段Yを経時的に説明する要部平面図と図(A)中の矢印I方向から見た側面図である。 (A)及び(B)は前記実施例と異なる態様の展開手段を経時的に説明する要部側面図及び平面図である。 (A)、(B)及び(C)は前記実施例と異なる態様の展開手段を経時的に説明する要部側面図、平面図及び図(B)中の矢印I方向から見た側面図である。 (A)、(B)及び(C)は前記実施例と異なる展開手段Yを経時的に説明する要部側面図、平面図及び図(B)中の矢印I方向から見た側面図である。 (A)、(B)及び(C)は前記実施例と異なる展開手段Yを経時的に説明する要部側面図、平面図及び図(B)中の矢印I方向から見た側面図である。 (A)、(B)及び(C)はさらに異なる展開手段Yを経時的に説明する要部平面図である。 三つ折り圧着通信体の製造装置に使用する三つ折り圧着用紙S2の平面図である。 図16の三つ折り圧着用紙S2の一葉片を予め折り畳んた状態の側面図である。 予め折りたたまれた複数の三つ折り圧着用紙S2の積載状態を示す側面図である。 三つ折り圧着用紙S2がカセットKに納められた状態を示す側面図である。 三つ折り圧着通信体の製造装置を構成する折り畳み用紙の展開装置前段階の三つ折り圧着通信体の製造装置部分の要部概念斜視図である。 (A)及び(B)は指示板を用いる圧着フィルム挿入手段における用紙と圧着フィルムとの配置関係を各々別視点で説明する要部斜視図である。 (A)、(B)、(C)及び(D)は、指示板を用いる圧着フィルム挿入手段における用紙への圧着フィルム挿入機構を経時的に説明する要部側面図である。 (A)及び(B)は、指示板を用いる圧着フィルム挿入手段で使用可能な指示板抜き取り手段の作動前における各々要部断面図及び要部斜視図である。 (A)及び(B)は図23(A)及び(B)に示す指示板抜き取り手段の作動準備時における各々要部縦断面図及び要部斜視図である。 (A)及び(B)は図23(A)及び(B)に示す指示板抜き取り手段の作動時における各々要部縦断面図及び要部斜視図である。 図23(A)及び(B)に示す指示板抜き取り手段の作動中における要部斜視図である。 (A)及び(B)は指示板の変形例とその動作を示す要部側面図である。 三つ折り圧着用紙2の場合の折り畳み用紙の展開装置における展開手段前段Xにおける状態を説明する要部断面図である。 図28の三つ折り用紙S2が折り畳み用紙の展開装置により展開された状態を示す側面図である。 図29の三つ折り圧着用紙S2をストッカKにまとめて入れる状態を示す側面図である。 完成した断面Z字状の三つ折り圧着用紙の側面図を示す。 図29の状態から巻き折り形態に仕上げた場合の側面図である。 図15の実施例における変形例である。 図15の実施例における変形例である。 ガイド板24の実施例である。
符号の説明
S1 二つ折り圧着用紙
S2 三つ折り圧着用紙
F 圧着フィルム
K カセット
Q 圧着用紙
P プッシュロッド
G ガイド
S 斜辺
X 展開手段前段
Y 展開手段後段
R 押圧ローラ
1、2、31、32、33 葉片
3、34、35 折り線
5、8、11、21、22 送りローラ
6 ベルトコンベア
7 第一の梁
9 第二の梁
10、20 テーブル
12 回転用支柱
13 当たり
14 縁辺部分
15 ストッカ
23 羽
24 ガイド板
30 供給部
32x、33x 縁辺部分
40 用紙搬送手段
41 フィードローラ
42、43 用紙搬送路
44 交差域
50 用紙折り畳み手段
51 折りローラ
60 圧着フィルム供給手段
61 フィルムロール
62 圧着フィルム供給路
70 圧着フィルム挿入手段
71 支持板
71a 切り欠き部
71X 支持板71の縁辺部分
73 支持板駆動手段
74 電磁石
75 支持板抜き取り手段
76、77 送りローラ
78 支承部材
80 用紙送り込み手段
82 ストッパ
83 押圧バー
90 用紙圧着手段
91 ヒートパネル
92 加圧ローラ
100 用紙切断手段
101 回転刃
102 固定刃

Claims (3)

  1. 折り線を介して連接された複数の葉片からなる用紙を折り畳みその後開いて展開させる装置であって、折り畳み手段により折り畳まれて排出された前記用紙を搬送する搬送手段と、搬送途上で前記用紙の折り畳まれた葉片を開く展開手段とからなることを特徴とした折り畳み用紙の展開装置。
  2. 折り線を介して連接された第一葉片、第二葉片及び第三葉片の第一葉片又は第三葉片を予め第二葉片と対向するように前記折り線から折り畳むことにより第二の対向葉片間を形成した三つ折り圧着用紙をその供給部から所定の用紙搬送路に沿って逐次搬送する用紙搬送手段と、用紙搬送路上において第二葉片と隣接した折り畳まれていない残りの葉片を前記折り線から第二葉片と対向させ第一の対向葉片間を形成すべく断面Z字状に折り畳む用紙折畳み手段と、剥離可能に接着された2層の透明フィルムを含むと共に表裏面に加圧又は加熱及び加圧により接着性を生じる接着剤層が形成されてなる長尺状の圧着フィルムを所定の圧着フィルム供給路に沿って逐次供給する圧着フィルム供給手段と、用紙折り畳み手段より下流の用紙搬送路と圧着フィルム供給路との交差域において、折り畳まれた前記三つ折り圧着用紙における第一の葉片間に圧着フィルムを挿入する圧着フィルム挿入手段と、圧着フィルム挿入手段より下流の用紙搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記三つ折り圧着用紙における第一の葉片間を加圧又は加熱及び加圧下に該圧着フィルムを介して剥離可能に接着する用紙圧着手段と、用紙圧着手段より上流又は下流の用紙搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記三つ折り圧着用紙を所定サイズに裁断する用紙切断手段とからなる三つ折り圧着通信体の製造装置であって、前記用紙切断手段の下流に請求項1の折り畳み用紙の展開装置による展開手段を付加したことを特徴とした三つ折り圧着通信体の製造装置。
  3. 請求項2により製造され展開された三つ折り圧着用紙を再度その供給部から所定の用紙搬送路に沿って逐次搬送する用紙搬送手段と、用紙搬送路上において第二葉片と隣接した折り畳まれていない残りの葉片を第二葉片と対向させ再度第二の対向葉片間を形成すべく断面Z字状に折り畳む用紙折畳み手段と、剥離可能に接着された2層の透明フィルムを含むと共に表裏面に加圧又は加熱及び加圧により接着性を生じる接着剤層が形成されてなる長尺状の圧着フィルムを所定の圧着フィルム供給路に沿って逐次供給する圧着フィルム供給手段と、用紙折り畳み手段より下流の用紙搬送路と圧着フィルム供給路との交差域において、折り畳まれた前記三つ折り圧着用紙における第二の葉片間に圧着フィルムを挿入する圧着フィルム挿入手段と、圧着フィルム挿入手段より下流の用紙搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記三つ折り圧着用紙における両葉片間を加圧又は加熱及び加圧下に該圧着フィルムを介して剥離可能に接着する用紙圧着手段と、用紙圧着手段より上流又は下流の用紙搬送路上において、圧着フィルムが挿入された前記三つ折り圧着用紙を所定サイズに裁断する用紙切断手段とからなることを特徴とした三つ折り圧着通信体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019064771A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 株式会社プレッシオ 紙葉類開き装置

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