JP5045500B2 - 折り機 - Google Patents

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Description

本発明は、チラシ等の商材を作製するにあたり、印刷済みの用紙に対して所定の位置での折り加工を施す際に使用される加工装置としての折り機に関するものである。
従来、この種の折り機として、複数の折りローラーと羽根板(バックル)とを有し、それらの組合せで用紙に折加工を施すものが知られている。
図1はこのような折り機の構成例を横から見た状態で示す概略構成図である。同図に示すように、折り機は3本の折りローラー1,2,3と羽根板4とを備えている。3本の折りローラー1,2,3はそれらの回転軸が二等辺三角形の各頂点となるように配置され、折りローラー1と折りローラー2は逆方向へ回転しており、折りローラー1と折りローラー3は同方向に回転している。また、各折りローラー1,2,3の回転速度はすべて同一となっている。羽根板4は、上下2枚の金属板5,6とそれらの間に引き込まれた用紙を衝突させるためのストッパー7とで構成されている。上下の金属板5,6は2〜5mm程度の隙間を空けた状態で組み付けられており、ストッパー7は上下の金属板5,6に設けられたスリット溝に沿って移動可能で、用紙の折り位置に応じてその位置を変更できるようにしてある。この図1において符号A,Bはそれぞれ給紙部と排紙部を示している。
図1に示す折り機で行われる折り加工の動作は次のようである。図2(a)に示すように、折り機の折りローラー1,2の間に向けて用紙Sが給紙部Aから一枚ずつ送られてくる。なお、給紙部Aは、図示していないが、用紙を複数枚セットする給紙台と用紙を一枚ずつ繰り出す搬入ローラーを備えている。このように用紙Sが送られてくると、図2(b)に示すように、その用紙Sは折りローラー1,2にて搬送され、それらの後方に設置された羽根板4の内部、すなわち金属板5,6の間に引き入れられる。そして、用紙Sの先端が羽根板4の内部のストッパー7に衝突した後、さらに用紙Sが前方に搬送され、図2(c)に示すように羽根板4の入口で用紙Sが座屈し、図2(d)に示すようにこの座屈した端縁を先端として折りローラー2,3に引き込まれ、用紙Sに対して折形が付与された後、図2(e)に示すように排紙部Bから排出される。通常、この排紙部Bのところに次の羽根板が設置されるとともに、折りローラー3に隣接してさらに折りローラーが設置されており、このように複数段の羽根板を折りローラーとともに順次設置することで、折り位置を複数備えた用紙を作製するようになっている。
特開2001−88227号公報
ところで、近年、宣伝効果の差別化を図る上から、特にチラシ等の商材は多種多様なものが要望されるようになっている。例えば、折り加工が施されるとともに用紙の一部にカット加工やミシン目が施されたタイプのチラシがあるが、このような商材を作製する場合、折り機や断裁機など複数の加工装置を使用するため、製造工程数が増加し、その結果としてコストが高くなるという問題点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、折り加工はもちろん、カット加工等の追加工も同時に行えるようにした折り機を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、複数の折りローラーと、用紙の先端がストッパーの位置まで引き込まれる羽根板とを有し、それらの折りローラーと羽根板との組合せで用紙に折加工を施す折り機であって、羽根板には用紙流れ方向に沿って複数本のスリット溝が設けられており、ストッパーの手前においてそれぞれが所定のスリット溝に対応する1つ以上の追加工手段を設けたことを特徴としている。
上記の構成からなる折り機において、追加工手段が、スリット溝を通って羽根板を貫通する状態で出入りが可能な切断刃であるように構成することができる。
本発明の折り機は、用紙が羽根板の中に搬入されてストッパーに突き当たった時点で追加工手段が用紙に対して加工を開始し、用紙はその状態でストッパーから離れる方向に移動するので、追加工手段とストッパーの間にある部分に加工が加えられて羽根板から搬出されることから、折り加工に加えてカット加工等の追加工が可能となり、折りと追加工とを1工程で実現できることから、工程数削減によって製造コストを抑えることが可能となる。また、一工程で作製が可能な商材の加工パターンを増やすことができる。
以下、具体例を挙げて本発明の実施の形態について説明する。
図3は本発明に係る折り機の一例を横から見た状態で示す概略構成図、図4は図3の折り機を上方から見た状態で示す平面図である。
この折り機は、従来の折り機を改良したもので、3本の折りローラー1,2,3と羽根板4とを備えている。折りローラー1,2,3の構成は従来のものと同様であり、また羽根板4も、従来と同様に上下2枚の金属板5,6とそれらの間に引き込まれた用紙を衝突させるためのストッパー7とで構成されている。そして、羽根板4にはストッパー7の位置を変更するためのスリット溝8が用紙Sの流れ方向に沿って4本設けられており、羽根板4の上方には追加工を行う手段として切断ユニット10が配置されている。
図5に切断ユニットの構成例を示す。図示のように、この切断ユニット10は、スリット溝8にそれぞれ対応する4つの切断刃11を有しており、図6に示す如くそれぞれが所定のスリット溝8を通って羽根板4を貫通する状態で出入りが可能となっている。この動作は、例えば切断ユニット10をエアーシリンダーによって上下に駆動させる機構を採用することで容易に達成できる。このとき、シリンダーのストロークは羽根板4の厚み以上の長さがあればよく、あまり長くしすぎて必要な位置まで切断刃11を動作させるタイミングが遅れることがないようにする。また、切断刃11としては、一般に使用されているカッター刃を用いている。
羽根板4には用紙Sの流れ方向に沿ってスリット溝8が一定間隔に設けられるが、その数は特に限定されない。また、スリット溝8の幅は、用紙Sに対するカット加工の幅に合わせるようにする。また、切断刃11は着脱可能としておくことで、摩耗したときに交換でき、用紙Sに対するカット加工の種類に応じて切断ユニット10に対する取付け数を増減することもできる。
給紙部Aの折りローラー1,2の前には用紙Sを検出するための光電センサー21が設置してあり、排紙部Bの折りローラー2,3の後にも同様に用紙Sを検出するための光電センサー22が設置してある。そして、用紙Sがストッパー7に衝突した後に、切断刃11が下方に移動して切断を開始するタイミングは、光電センサー21による用紙Sの検出時から所定時間を経過した後とし、切断刃11が上方に移動して切断を終了するタイミングは、光電センサー22による用紙Sの検出時とする。これらの時間は予め設定が可能である。
この折り機で行われる折り加工の動作を図7に示す。図7(a)に示すように、折り機の折りローラー1,2の間に向けて用紙Sが給紙部Aから一枚ずつ送られてくるが、用紙Sが折りローラー1,2に入る前に光電センサー21が用紙Sが来たことを検出する。そして、光電センサー21の検出から所定時間を経過して、図7(b)に示すように、用紙Sの先端がストッパー7に衝突した時点で、図7(c)に示すように、切断刃11が下方に移動して用紙Sに突き刺さる。この状態で、図7(d)に示すように、用紙Sが前方に搬送され、用紙Sは座屈した端縁を先端として折りローラー2,3に引き込まれていく。このように切断刃11が突き刺さった状態で折り動作が行われるため、切断刃11とストッパー7との間に入り込んだ用紙Sの部位は、短冊状に切断されながら、折りローラー2,3に引き込まれていく。そして、用紙Sに対して折形が付与された後、図7(e)に示すように排紙部Bから排出され、光電センサー22が用紙Sを検出すると切断刃11が上方へ移動する。
図8にカット加工が施された用紙の一例を羽根板4との関係で示す。この図8に示す例では、用紙Sが切断刃11を2本だけ取り付けた切断ユニットによって加工された場合を示している。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明による折り機は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
例えば、上記の実施形態では、追加工手段の切断刃として一般に使用されている尖鋭なカッター刃を用いたが、この他に、丸刃や回転刃を使用してもよい。また、用紙加工は切断に限るものではなく,例えば、ミシン目形成用の回転刃を取り付けることで、短冊状にミシン目を加工してもよい。また、切断加工は、金属刃による接触加工以外でもよく、例えばレーザーによる切断加工でもよい。
従来の折り機の構成例を横から見た状態で示す概略構成図である。 図1の折り機で行われる折り加工動作を示す工程図である。 本発明に係る折り機の一例を横から見た状態で示す概略構成図である。 図3の折り機を上方から見た状態で示す平面図である。 図3の折り機で用いた切断ユニットの構成例を示す斜視図である。 図5の切断ユニットを下方に動いた状態で示す斜視図である。 図3の折り機で行われる折り加工動作を示す工程図である。 カット加工が施された用紙の一例を羽根板との関係で示す説明図である。
符号の説明
A 給紙部
B 排紙部
S 用紙
1,2,3 折りローラー
4 羽根板
5,6 金属板
7 ストッパー
8 スリット溝
10 切断ユニット
11 切断刃
21,22 光電センサー

Claims (2)

  1. 複数の折りローラーと、用紙の先端がストッパーの位置まで引き込まれる羽根板とを有し、それらの折りローラーと羽根板との組合せで用紙に折加工を施す折り機であって、羽根板には用紙流れ方向に沿って複数本のスリット溝が設けられており、ストッパーの手前においてそれぞれが所定のスリット溝に対応する1つ以上の追加工手段を設けたことを特徴とする折り機。
  2. 追加工手段が、スリット溝を通って羽根板を貫通する状態で出入りが可能な切断刃であることを特徴とする請求項1に記載の折り機。
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