JP5047758B2 - 不良シート除去装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、枚葉紙のような平板状シートを作成する機械などに設置され、不良と判定された不良シートを除去する不良シート除去装置に関する。
一般に、例えば、枚葉紙のような平板状シートを作成する機械においては、予め印刷されたロール紙を繰り出し搬送し、所定形状に打ち抜いてシート製品にしている。この作成工程においては、CCDラインセンサカメラやコンピュータなどを用いてシート表面の欠陥検査を行ない、良,不良の判定を行ない、不良と判定された不良シートを不良シート除去装置において、除去することを行なっている。
従来、この種の不良シート除去装置としては、例えば、図7に示すように、特開2004−338006号公報(特許文献1)に記載のものが知られている。これは、上流側コンベア100及び下流側コンベア101により、予め良,不良が判定された所定形状の多数のシートSを所定間隔で搬送し、下流側コンベア101の先端に端部を上下動させるフラップ102を設け、不良と判定された不良シートSaが上流側コンベア100から下流側コンベア101に受け渡しされる際に、フラップ102の上流側端部を上動させ、これにより、不良シートSaを、上流側コンベア100と下流側コンベア101との間に設けた排出空間103から排出するようにしている。
特開2004−338006号公報
ところで、上記従来の不良シート除去装置においては、シートSの搬送速度に対応できずに、不良シートSaを排出できなかったり、良品がフラップ102に引っ掛かってジャムを生じる等の問題があった。即ち、近年の高速化により、機械によっては、シートSの搬送速度は、例えば、100m/minにも及び、例えば、シートの大きさが、150mm×150mm程度以下の小さなものになると、フラップ102がその速さに追従できずに、不良シートSaの排出ミスが生じたり、シートSのジャムを生じてしまうからである。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、シートの搬送速度が速くなっても、連続して搬送されるシートから、不良シートのみを確実に除去できるようにするとともに、シートのジャムを生じにくくした不良シート除去装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため本発明の不良シート除去装置は、予め良,不良が判定された所定形状の多数のシートを所定間隔で連続して搬送するコンベアと、該コンベアによる搬送過程において上記不良と判定された不良シートを除去する除去機構とを備えた不良シート除去装置において、
コンベアとして、上流側コンベアと下流側コンベアとを備え、該上流側コンベアと下流側コンベアとの間に不良シートが折り曲げられて排出可能な排出空間を設け、
上記除去機構を、該上流側コンベアと下流側コンベアとの間に跨った不良シートを上から叩打して折り曲げて排出させる叩打棒と、該叩打棒を駆動する駆動部とを備えて構成している。
これにより、コンベアによって、予め良,不良が判定された所定形状の多数のシートが所定間隔で連続して搬送され、この搬送過程で、不良と判定された不良シートが上流側コンベアと下流側コンベアとの間に跨ると、除去機構の駆動部が駆動され、叩打棒が不良シートを上から叩打する。この叩打により、上流側コンベア及び下流側コンベア側の反力が生じることから、シートが折り曲げられ、更に叩打棒の移動により、排出空間から排出されて行く。この場合、叩打棒が不良シートを叩打するので、叩打棒の移動スピードが速く、そのため、シートの搬送速度が、例えば、100m/minにも及ぶ高速の場合でも、その速さに追従することができ、確実に不良シートを排出させることができるとともに、叩打棒の退出も速いことから他のシートが引っ掛かってジャムを生じてしまう事態も防止される。
そして、必要に応じ、上記駆動部を、上記叩打棒の基端が固定される回転軸を備え、該回転軸の回転により上記叩打棒を上記排出空間の上方から該排出空間を通過させるよう上記上流側コンベア及び下流側コンベアの近傍に配置されるモータで構成している。モータとしては、電動モータやエアモータなど、適宜に定めてよい。
モータの回転によって、叩打棒を移動させるので、叩打棒の移動スピードを可能な限り速くすることができる。また、叩打棒を加速時にシートに当接させることができ、それだけ、瞬時にシートを叩くようにすることができ、折り曲げての排出を確実に行なうことができる。
また、必要に応じ、上記叩打棒の基端と上記モータの回転軸の回転中心とを結ぶ直径方向中心線が、該叩打棒の先端と該モータの回転軸の回転中心とを結ぶ直径方向中心線よりも、該モータの回転軸の回転方向後位に位置するように、上記叩打棒を設けた構成としている。
これにより、モータを上記上流側コンベア及び下流側コンベアの側部上方に配置しても、叩打棒を、回転軸に対して単に放射状に設けた場合に比較して、シートに当接する際に叩打棒の略全長をシートに当たるようにすることができ、そのため、シートの巻き込みや跳ね上がりが抑制され、シートを叩き落す機能が向上させられる。
更に、必要に応じ、上記叩打棒を、上記モータの回転軸を中心とした円周上に沿って所定間隔に複数設け、上記モータを、一方向に回転し、その始動,停止により、上記叩打棒を順次1つずつ上記排出空間を通過させるステッピングモータで構成している。モータの回転方向を一方向にして叩打棒を順次1つずつ移動させるので、例えば、1つの叩打棒を一回転させて移動させる場合や、往復動させる場合に比較して、叩打棒を待機位置に停止させる時間が短くて済み、そのため、不良シートが連続して搬送される場合でも、即座に追従でき、より一層、シートの搬送速度への対応を確実にすることができる。
更にまた、必要に応じ、上記排出空間に至るシートを検知するシート検知センサを備え、該シート検知センサが検知したシートが不良シートであるとき、該不良シートの搬送方向先端から所定寸法内側の所定位置を上記叩打棒が叩打するように、上記モータの始動,停止を制御する制御部を設けた構成としている。これにより、排出空間に至った不良シートの適正位置に叩打棒が当接するようにモータの始動,停止が行なわれるので、不良シートをバランス良く確実に折り曲げて排出することができるようになる。
この場合、必要に応じ、上記制御部は、上記モータが始動してから上記叩打棒が不良シートに当接するまでの移動時間及び上記コンベアの搬送速度に基づいて、上記シート検知センサが検知してから上記モータの始動信号を送出するまでの遅延時間を算出する遅延時間算出手段を備えた構成としている。これにより、搬送速度が変化しても、遅延時間を算出してこの遅延時間に合わせてモータの始動信号を送出できるので、排出空間に至った不良シートの適正位置に叩打棒を当接することができ、不良シートをバランス良く確実に折り曲げて排出することができるようになる。
本発明の不良シート除去装置によれば、叩打棒が不良シートを上から叩打して、シートを折り曲げて排出空間から排出するので、叩打棒は移動スピードが速く、そのため、シートの搬送速度が高速の場合でも、その速さに追従することができ、確実に不良シートを排出させることができるとともに、叩打棒の退出も速いことから他のシートが引っ掛かってジャムを生じてしまう事態を防止することができる。
即ち、本発明では、叩打棒は、あたかも、振りかざした刀を気合とともに振り下ろして寸止めするように、「瞬時に叩き込ませる」ことにある。これにより、
(イ)叩打棒の移動量に比し、大きなサイズのシートを排除できる。
(ロ)シートの中央でなくとも、コンベア間に跨っているどの部分を叩いてもシートを陥れることが可能になり、不良シート排除のタイミングマージンを広く取ることができ、高速加工ラインでの取りこぼしのない安定した不良品の排除が可能になる。
(ハ)瞬発力により衝撃で叩き落すことから、比較適剛性のあるアルミ箔ラミネートシートに適す。
等の優れた効果を奏するようになるのである。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態に係る不良シート除去装置について詳細に説明する。
図1乃至図6に示す本発明の実施の形態に係る不良シート除去装置は、例えば、枚葉紙のような平板状シートを作成するシート作成機械(図示せず)の後流側に装備される。このシート作成機械では、予め、シート部分が二列に印刷されたロール紙を繰り出し搬送し、所定形状に打ち抜いてシート製品にしている。シートSの大きさは、例えば、150mm×150mmの略矩形状のものであり、ロール紙から打ち抜かれて、余分な部分が除去された状態で、例えば5mmの所定間隔で、二列になって連続して搬送される。
この作成工程においては、CCDラインセンサカメラやコンピュータなどを用いてシートS表面の欠陥検査を行ない、良,不良の判定を行ない、不良と判定された不良シートSaが予め判明して特定されている。
本発明の実施の形態に係る不良シート除去装置の基本的構成は、図1乃至図3に示すように、予め良,不良が判定された所定形状の多数のシートSを所定間隔で二列にして連続して搬送するコンベアCと、コンベアCによる搬送過程において、不良と判定された不良シートSaを除去する除去機構Kとを備えている。
コンベアCとしては、上流側コンベアCAと下流側コンベアCBとを備えている。上流側コンベアCA及び下流側コンベアCBは、シートSを二列にして載置して搬送するベルトコンベアで構成されている。各コンベアCの上側には、シートSをベルトに対して押える押えローラRが列設されている。
上流側コンベアCAと下流側コンベアCBとの間には、不良シートSaが折り曲げられて排出可能な排出空間Eが設けられている。排出空間Eの幅Dは、例えば、D=50〜70mmである。
実施の形態では、下流側コンベアCBの上部に、搬送されるシートSを支持する支持板1(図1)を設け、排出空間Eを上流側コンベアCAの先端と、支持板1の後端との間に設定している。尚、支持板1は、上流側コンベアCAの上部にも設けてよく、また、上流側コンベアCA及び下流側コンベアCBの両方に設けてもよく、適宜設置してよい。また、支持板1は、特に、設けなくてもよい。
除去機構Kは、二列のシートSに夫々対応して、2台設けられている。除去機構Kは、上流側コンベアCAと下流側コンベアCBとの間に跨った不良シートSaを上から叩打して折り曲げて排出させる叩打棒10と、叩打棒10を駆動する駆動部とを備えている。
駆動部は、電動のステッピングモータ20で構成されており、叩打棒10の基端が円盤状のホルダ21を介して固定される回転軸22を備え、回転軸22の回転により叩打棒10を、排出空間Eの上方から排出空間Eを通過させるように、上流側コンベアCA及び下流側コンベアCBの近傍に配置される。実施の形態では、上流側コンベアCAの側端部上方において、上流側コンベアCAの上部に架設された架設体23に設けられている。
叩打棒10は、モータ20の回転軸22を中心としたホルダ21の円周上に沿って所定間隔に複数(実施の形態では8本)設けられている。叩打棒10としては、停止精度を良くするために、できるだけ慣性が少なくなるような適宜の材質のものが選択される。ステッピングモータ20は、一方向に回転し、始動,停止により、叩打棒10を順次1つずつ排出空間Eを通過させる。
また、図3に示すように、叩打棒10の基端11とモータ20の回転軸22の回転中心Pとを結ぶ直径方向中心線Xが、叩打棒10の先端12とモータ20の回転軸22の回転中心Pとを結ぶ直径方向中心線Yよりも、モータ20の回転軸22の回転方向Qの後位に位置するように、叩打棒10はホルダ21に設けられている。
架設体23には、叩打棒10の直前でシートSの先端が到達したことを検知するシート検知センサ30が設けられている。図4に示すように、31は制御部であり、モータ20の始動,停止タイミングが設定され、始動,停止を制御する。制御部31は、前述したCCDラインセンサカメラなどにより不良と判定された不良シートSaが、シート検知センサ30により当該不良判定から何番目に検知されるかを認識しており、シート検知センサ30が検知したシートSが不良シートSaであるとき、図5に示すように、不良シートSaの搬送方向先端から所定寸法L(mm)だけ内側の所定位置を、叩打棒10が叩打するように、モータ20の始動,停止を制御する。実施の形態では、シートSの大きさが150mm×150mmの略矩形状のものであるとき、例えば、L=63mmに設定される。
詳しくは、図4及び図6に示すように、制御部31は、モータ20が始動してから叩打棒10が不良シートSaに当接するまでの移動時間Ta(ms)及びコンベアCの搬送速度V(m/min)に基づいて、シート検知センサ30が検知してからモータ20の始動信号を送出するまでの遅延時間Td(ms)を算出する遅延時間算出手段32を備えている。遅延時間算出手段32の遅延時間は、下記の式により算出される。
Td=(L/V)×60−Ta
実施の形態では、例えば、シートSを叩打する控えの叩打棒10の停止位置は、シートSとのなす角度θ(図3)が、例えば、θ=14°〜8°の範囲になるように設定されている(例えばθ=10°)。そして、モータ20が始動してから叩打棒10が不良シートSaに当接するまでの移動時間Ta(図3)は、30〜50msである。また、コンベアCの搬送速度は、15m/min〜100m/minの範囲である。従って、上記の式から、例えば、L=63mm,Ta=36msの条件では、V=105m/minのとき、Td=0msとなり、V=84m/minのとき、Td=9msとなり、V=5m/minのとき、Td=720msとなる。
そして、制御部31は、不良シートSaをシート検知センサ30が検知したとき、遅延時間算出手段32が算出した遅延時間Td(ms)が到来すると、モータ20に始動信号を送出する始動信号送出手段34を備えている。また、制御部31には、ステッピングモータ20の1動作当りの移動角度(パルス数)を設定する動作角度設定手段35が設けられている。この移動角度は、叩打棒10の数により必然的に求められる。
尚、図3中、符号36は、架設体23に設けられ、叩打棒10の停止位置(シートSとのなす角度θの位置)の原点合わせをするための、位置可変の原点センサである。
従って、この実施の形態に係る不良シート除去装置によれば、以下のように不良シートSaが除去される。コンベアCによって、予め良,不良が判定された所定形状の多数のシートSが所定間隔で連続して搬送されている。制御部31は、このコンベアCの搬送速度Vを認識し、遅延時間算出手段32により、モータ20が始動してから叩打棒10が不良シートSaに当接するまでの移動時間Ta及びコンベアCの搬送速度Vに基づいて、シート検知センサ30が検知してからモータ20の始動信号を送出するまでの遅延時間Td(ms)を算出する。
そして、コンベアCによるシートSの搬送過程で、シートSが排出空間Eに至ると、シート検知センサ30がこれを検知する。この際、制御部31は、検知したシートSが不良と判定された不良シートSaであるとき、始動信号送出手段34が、遅延時間算出手段32が算出した遅延時間Td(ms)の到来時に、除去機構Kのモータ20に始動信号を送出する。これにより、不良シートSaが上流側コンベアCAと下流側コンベアCBとの間に跨った状態で、モータ20が駆動され、叩打棒10が不良シートSaを上から叩打する。この叩打により、シートSの両端側において上流側コンベアCA及び下流側コンベアCBの反力が生じることから、シートSが折り曲げられ、更に叩打棒10の移動により、排出空間Eから排出されて行く。
この場合、制御部31により、排出空間Eに至った不良シートSaの適正位置に叩打棒10が当接するようにモータ20の始動,停止が行なわれるので、不良シートSaをバランス良く確実に折り曲げて排出することができるようになる。また、制御部31は、コンベアCの搬送速度Vが変化しても、遅延時間Tdを算出してこの遅延時間Tdに合わせてモータ20の始動信号を送出するので、排出空間Eに至った不良シートSaの適正位置に叩打棒10を確実に当接させることができ、不良シートSaをバランス良く確実に折り曲げて排出することができるようになる。
そしてまた、この場合、叩打棒10が不良シートSaを叩打するので、叩打棒10の移動スピードが速く、そのため、シートSの搬送速度Vが、例えば、105m/minにも及ぶ高速の場合でも、その速さに追従することができ、確実に不良シートSaを排出させることができるとともに、叩打棒10の退出も速いことから他のシートSが引っ掛かってジャムを生じてしまう事態も防止される。また、押えローラRによって、不良シートSaの端部が押えられていても、叩打棒10の叩打により、不良シートSaは瞬時に押えローラRから抜き取られる。
更に、この場合、モータ20の回転によって、叩打棒10を移動させるので、叩打棒10の移動スピードを可能な限り速くすることができる。また、叩打棒10を加速時にシートSに当接させることができ、それだけ、瞬時にシートSを叩くようにすることができ、折り曲げての排出を確実に行なうことができる。
また、図3に示すように、叩打棒10の基端11とモータ20の回転軸22の回転中心Pとを結ぶ直径方向中心線Xが、叩打棒10の先端12とモータ20の回転軸22の回転中心Pとを結ぶ直径方向中心線Yよりも、モータ20の回転軸22の回転方向Qの後位に位置するように、叩打棒10が設けられているので、モータ20を上流側コンベアCAの側部上方に配置しても、叩打棒10を、回転軸22に対して単に放射状に設けた場合に比較して、不良シートSaに当接する際に、叩打棒10の略全長を不良シートSaに当たるようにすることができ、そのため、不良シートSaの巻き込みや跳ね上がりが抑制され、シートSを叩き落す機能が向上させられる。
そして、次にまた、不良シートSaが到達したならば、次に控えていた叩打棒10により、上記と同様に、不良シートSaが除去される。この場合、モータ20の回転方向を一方向Qにして叩打棒10を順次1つずつ移動させるので、例えば、1つの叩打棒10を一回転させて移動させる場合や、往復動させる場合に比較して、叩打棒10を待機位置に停止させる時間が短くて済み、そのため、不良シートSaが連続して搬送される場合でも、即座に追従でき、より一層、シートSの搬送速度への対応を確実にすることができる。
尚、上記実施の形態において、叩打棒10は複数設けたが必ずしもこれに限定されるものではなく、1本でも良い。また、叩打棒10が1本の場合には、モータ20を一方向に回転させて作動させてもよく、また、正逆方向に回転させて叩打棒10を往復動させるようにしてもよく、適宜変更して差支えない。
本発明の実施の形態に係る不良シート除去装置を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る不良シート除去装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る不良シート除去装置を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る不良シート除去装置の制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る不良シート除去装置の叩打棒が叩打する不良シートの位置を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る不良シート除去装置の叩打棒を駆動する駆動部としてのモータの作動タイミングを示す図である。 従来の不良シート除去装置の一例をその作用とともに示す図である。
符号の説明
S シート
Sa 不良シート
C コンベア
CA 上流側コンベア
CB 下流側コンベア
R 押えローラ
E 排出空間
1 支持板
K 除去機構
10 叩打棒
11 基端
12 先端
20 モータ(駆動部)
21 ホルダ
22 回転軸
23 架設体
P 回転中心
X 直径方向中心線
Y 直径方向中心線
30 シート検知センサ
31 制御部
32 遅延時間算出手段
L 所定寸法
Ta 移動時間(ms)
V 搬送速度(m/min)
Td 遅延時間(ms)
θ 控えている叩打棒とシートとのなす角度
34 始動信号送出手段
35 動作角度設定手段

Claims (5)

  1. 予め良,不良が判定された所定形状の多数のシートを所定間隔で連続して搬送するコンベアと、該コンベアによる搬送過程において上記不良と判定された不良シートを除去する除去機構とを備えた不良シート除去装置において、
    コンベアとして、上流側コンベアと下流側コンベアとを備え、該上流側コンベアと下流側コンベアとの間に不良シートが折り曲げられて排出可能な排出空間を設け、
    上記除去機構を、該上流側コンベアと下流側コンベアとの間に跨った不良シートを上から叩打して折り曲げて排出させる叩打棒と、該叩打棒を駆動する駆動部とを備えて構成し、
    上記駆動部を、上記叩打棒の基端が固定される回転軸を備え、該回転軸の回転により上記叩打棒を上記排出空間の上方から該排出空間を通過させるよう上記上流側コンベア及び下流側コンベアの近傍に配置されるモータで構成したことを特徴とする不良シート除去装置。
  2. 上記叩打棒の基端と上記モータの回転軸の回転中心とを結ぶ直径方向中心線が、該叩打棒の先端と該モータの回転軸の回転中心とを結ぶ直径方向中心線よりも、該モータの回転軸の回転方向後位に位置するように、上記叩打棒を設けたことを特徴とする請求項1記載の不良シート除去装置。
  3. 上記叩打棒を、上記モータの回転軸を中心とした円周上に沿って所定間隔に複数設け、上記モータを、一方向に回転し、始動,停止により、上記叩打棒を順次1つずつ上記排出空間を通過させるステッピングモータで構成したことを特徴とする請求項1または2記載の不良シート除去装置。
  4. 上記排出空間に至るシートを検知するシート検知センサを備え、該シート検知センサが検知したシートが不良シートであるとき、該不良シートの搬送方向先端から所定寸法内側の所定位置を上記叩打棒が叩打するように、上記モータの始動,停止を制御する制御部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の不良シート除去装置。
  5. 上記制御部は、上記モータが始動してから上記叩打棒が不良シートに当接するまでの移動時間及び上記コンベアの搬送速度に基づいて、上記シート検知センサが検知してから上記モータの始動信号を送出するまでの遅延時間を算出する遅延時間算出手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の不良シート除去装置。
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