JP5237187B2 - 折帳の傾き検出方法及び傾き検出装置 - Google Patents

折帳の傾き検出方法及び傾き検出装置 Download PDF

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Description

この発明は、フォルディングローラーで折られて排出される折帳の傾斜を検出する傾き検出方法及び傾き検出装置に関し、特に、チョッパー折り装置等の折畳装置のフォルディングローラーからデリバリーファンに向けて送り出される新聞紙等の折帳の傾斜状態を検出する、折帳の傾き検出方法及び傾き検出装置に関する。
折畳装置のフォルディングローラーから送り出される折帳が傾くことによって、デリバリーファンに落下した際に先行縁辺の衝撃が集中した部位に膨らみ傷が生じたり、デリバリーファン内の収まり位置がデリバリーファンの軸方向でずれてデリバリーファンからコンベア上に載置される位置が不揃いになる等、折帳品質の低下を生じたり、後工程での不具合原因を生じるという不都合がある。
これらを回避、軽減するために、一対のフォルディングローラー間に折帳とする紙を差し込むタイミングの調整等をすることが必要である。そして、この一対のフォルディングローラー間に折帳とする紙を差し込むタイミングの調整は、作業者が、フォルディングローラーから送り出される折帳の傾き量と傾き方向を目視によって観察して、調整手段を操作していた。
他方、移動中の偏平物の傾き量を検出するための方法として、例えば、特許文献1乃至特許文献3に記載される、コンベア等の搬送手段で搬送される偏平物の搬送手段における傾き量を検出するものがあった。
特許文献1には、画像形成装置のシート搬送装置で搬送されるシートの傾きを検知する斜行検知センサーが記載されている。この斜行検知センサーは、搬送装置で搬送されるシートの先行縁辺(先端)を検知することによってシートの傾きを算出するために、2つのセンサーがシート搬送方向と直行する方法に所定の間隔を隔てて設けられており、2つのセンサーによってシートの先行縁辺の通過が検知される検知時間の差から、シートの傾きが算出されるようになっている。つまり、2つのセンサーの検知タイミングがΔtの時間差で検知された場合は、シートの搬送速度がV、2つのセンサー間距離がLであれば、シートの傾き角度θは、
θ=tan-1(Δt×V/L)
の演算により求めている。
特許文献2には、ファクシミリ等に適用されるシート給送装置に設けられる、シートの傾きと搬送速度を検知する検知手段が記載されている。この検知手段は、シート給送装置のシート搬送路を搬送されるシート(原稿)の先行縁辺(先端)を検知することによってシートの傾きを算出するために、例えば、2つのセンサーがシートの送られる方向と直角な同一直線状に距離Bだけ離隔し、これら2つのセンサーの1つと他の1つのセンサーがシートの送られる方向と平行な同一直線状に距離Aだけ離隔して設けられており、シートの送られる方向と直角な同一直線上に距離Bだけ離隔した2つのセンサーがシートの先行縁辺を検知する時間差t1と、シートの送られる方向と平行な同一直線状に距離Aだけ離隔した2つのセンサーがシートの先行縁辺を検知する時間差t2とから、シートの傾き(傾きによるシートの先行縁辺のシートが搬送される方法の突出寸法差)が算出されるようになっている。つまり、前記シートの傾き(突出寸法差)をDとすれば、
D=(A/t2)×t1
の演算により求めている。
特許文献3には、画像形成装置の搬送路にそって搬送される大きさの異なるシート(記録材料)の傾きが、搬送されているときにジャムを生じる傾きか否かを検出する、傾き(斜行)検出方法を実施する装置が記載されている。この装置は、画像形成装置の搬送路にそって搬送されるシートの先行縁辺(先端)を検知することによってシートの傾きを判定するために、2つの検出手段が搬送路に対向して、搬送方向に直角な方向にそった仮想線上に、搬送される最小のシートに合わせて所定の間隔Lだけ離れて設けられており、2つのセンサーがシートの先行縁辺を検知する時間差を計測し、この計測した時間を、シートのサイズに応じて予め設定している時間と比較して、対象シートがジャムを生じる程度に傾いているか否かを判定している。
つまり、特許文献1及び2に記載された技術は、どれも、移動するシートの先行縁辺のみを、その移動方向と直角な方向に離隔した2つの所定位置でセンサーによって検出し、検出の時間差とシートの移動速度から、シートの傾き角度又は先行縁辺を検出する所定位置いずれかにおける前記先行縁辺の相対的な先行量を、傾き量として算出している。また、特許文献3に記載された技術は、移動するシートの先行縁辺のみを、その移動方向と直角な方向に離隔した2つの所定位置でセンサーによって検出し、検出の時間差によって対象シートの傾きの程度を判定している。
特開2006−27859号公報 特開平8−192939号公報 特開平11−199095号公報
以上記載の従来の技術には、以下に記載するような課題があった。
つまり、近年の印刷速度の高速化に伴い、折機の鋸刃によって切断された後の印刷紙がチョッパー折り装置のフォルディングローラーによってデリバリーファンに送り込まれる速度も速まっている。そのため一対のフォルディングローラー間に折帳とする紙を差し込むタイミングの調整を作業者の目視確認によって行う調整においては、傾斜の大きさを把握することが極めて難しく、多くの時間と高い熟練度を必要とした。
他方、特許文献1乃至3に記載される装置は、比較的ゆっくり移動するシートの、先行縁辺のみを、移動方向と直角な方向に所定距離だけ離隔した2つの位置で検出することによって、2つの検出の時間差を測定し、この時間差とシートの移動速度に基づいて、当該移動するシートの傾き量を算出するか、前記測定した差時間を予め設定した基準と比較しシートの傾き量を判定するものである。したがって、これを、一対のフォルディングローラーによって送り出される折帳の傾き量の検出のために用いた場合、当該折帳の移動速度が極めて速く単位時間当たりの移動量が極めて大きいために、折帳の傾き量が有意な大きさである場合や折帳の傾き量に有意な差が生じている場合でも、これを検出することができない場合があった。
この発明は、一対のフォルディングローラーから送り出されて移動させられる折帳の傾き量を、これまで以上の精度で検出するようにし、これまで検出できなかった比較的小さな量の傾きや小さな量の傾きの差を検出できるようにすることを目的とするものである。
この発明は、上記課題を解決するため次のような手段を有する。
(1):回転する一対のフォルディングローラーによって折られて送り出される略矩形の折帳が移動通過する通過空間に、少なくとも折帳が通過する方向と略直角かつフォルディングローラーの軸線と略平行な方向に離隔する2地点を予め定め、これら地点を通過する折帳を検出し、前記折帳の前記2地点における通過時間の差とフォルディングローラーの回転によって送り出される折帳の移動速度とに基づいて、この折帳の傾きを検出する折帳の傾き検出方法において、前記予め定めた2地点のうち折帳の先行縁辺が先に到達した地点でこの先行縁辺を検出した検出信号によって先計時を開始する先計時開始ステップと、前記予め定めた2地点のうち折帳の先行縁辺が後に到達した地点でこの先行縁辺を検出した検出信号によって後計時を開始する後計時開始ステップと、前記折帳の先行縁辺を先に検出した地点で、前記折帳の先行縁辺と平行な後行縁辺を検出した検出信号によって後計時を停止する後計時停止ステップと、前記折帳の先行縁辺を後に検出した地点で、前記折帳の先行縁辺と平行な後行縁辺を検出した検出信号によって先計時を停止する先計時停止ステップと、先計時による先計時時間から後計時による後計時時間を差し引いた時間を求めるとともに、求めた時間とフォルディングローラーの回転周速に基づいて、折帳の先行縁辺を先に検出してから折帳の先行縁辺を後に検出するまでに折帳が移動する距離を折帳の傾きとして演算する折帳傾き演算ステップと、を備える。
(2):前記(1)の折帳の傾き検出方法において、先計時開始ステップ若しくは後計時開始ステップ又は先計時停止ステップ若しくは後計時停止ステップの少なくとも1つのステップが、そのステップにおける検出地点が予め定めた2地点のいずれかであるかを特定して識別することを含むステップであるとする。
(3):回転する一対のフォルディングローラーによって折られて送り出される略矩形の折帳が移動通過する通過空間に、少なくとも折帳が通過する方向と略直角かつフォルディングローラーの軸線と略平行な方向に離隔する2地点を予め定め、これら地点を通過する折帳を検出し、前記折帳の前記2地点における通過時間の差とフォルディングローラーの回転によって送り出される折帳の移動速度とに基づいて、この折帳の傾きを検出する折帳の傾き検出方法において、前記予め定めた2地点のうち予め定めた一方の地点で折帳の先行縁辺を検出した検出信号によって一方の計時を開始する一方計時開始ステップと、前記予め定めた2地点のうち他方の地点で折帳の先行縁辺を検出した検出信号によって他方の計時を開始する他方計時開始ステップと、前記一方の地点で前記折帳の先行縁辺と平行な後行縁辺を検出した検出信号によって他方の計時を停止する他方計時停止ステップと、前記他方の地点で前記折帳の先行縁辺と平行な後行縁辺を検出した検出信号によって一方の計時を停止する一方計時停止ステップと、一方計時による一方計時時間から他方計時による他方計時時間を差し引いた時間を求めるとともに、求めた時間とフォルディングローラーの回転周速に基づいて、折帳の先行縁辺を一方の地点で検出してから折帳の先行縁辺を他方の地点で検出するまでに折帳が移動する距離を折帳の傾きとして演算する折帳傾き演算ステップと、を備える。
(4):前記(3)の折帳の傾き検出方法において、前記演算ステップが、演算された値の正負に基づいて折帳の先行縁辺を先に検出した地点が予め定めた2地点のいずれかであるかを特定して識別することを含むステップであるとする。
(5):前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の折帳の傾き検出方法において、更に、演算した値を出力する出力ステップを備える。
(6):前記(2)乃至(4)のいずれかに記載の折帳の傾き検出方法において、更に、演算した値を折帳の傾き方向を示す表示とともに出力する出力ステップを備える。
(7):回転する一対のフォルディングローラーによって折られて送り出される略矩形の折帳が移動通過する通過空間に、少なくとも折帳が通過する方向と略直角かつフォルディングローラーの軸線と略平行な方向に離隔する2地点を予め定め、これら地点を通過する折帳を検出し、前記折帳の前記2地点における通過時間の差とフォルディングローラーの回転によって送り出される折帳の移動速度とに基づいて、この折帳の傾きを検出する折帳の傾き検出装置において、前記2地点における折帳の先行縁辺到達と折帳の後行縁辺通過を検出可能であるように、前記2地点にそれぞれ対応して設けられた2つの検出手段と、前記2つの検出手段のうち一方の検出手段が出力する折帳の先行縁辺到達を検出した信号で計時を開始するとともに、他方の検出手段が出力する折帳の後行縁辺通過を検出した信号で計時を停止する第1計時手段と、前記2つの検出手段のうち他方の検出手段が出力する折帳の先行縁辺到達を検出した信号で計時を開始するとともに、一方の検出手段が出力する折帳の後行縁辺通過を検出した信号で計時を停止する第2計時手段と、フォルディングローラーの周速に関する信号を出力する速度信号出力手段と、前記第1計時手段の計時時間と前記第2計時手段の計時時間から前記2地点に折帳の先行縁辺が到達する時間差を求めるとともに、求めた時間差と前記速度信号出力手段が出力する信号から、前記時間差の間にフォルディングローラーから折帳が送り出される距離を演算する演算手段と、を備える。
(8):前記(7)に記載の折帳の傾き検出装置において、更に、演算した値を出力する出力手段を備える。
(9):前記(7)に記載の折帳の傾き検出装置において、更に、演算した値を折帳の傾き方向を示す表示とともに出力する出力手段を備える。
本願発明によれば、折帳が通過する通過空間の少なくともフォルディングローラーの軸線と平行な方向に離隔する2地点において、折帳の全体が通過する時間を測定し、その測定値から、2地点における先行縁辺の通過時間の差と後行縁辺の通過時間の差の和を求め、さらに求めた和を「2」で除した値を、2地点における折帳先行縁辺又は折帳後行縁辺の通過時間の差として求めるようにしたので、単位時間の2分の1の時間差まで求めることが可能となり、フォルディングローラーから送り出されて移動させられる折帳の傾き量を、前記特許文献1乃至特許文献3に記載された傾き量検出の場合と比較し、2分の1の大きさの傾き量を測定可能となり、これまで検出できなかった小さな量の傾きや小さな量の傾きの差を検出することができる。
本願発明のチョッパーブレードとフォルディングローラー、デリバリーファンの断面図であり、併せてフォルディングローラーとデリバリーファンと検出手段の位置関係を示す図である。 本願発明の図1のI−I矢視図である。 本願発明のドラグローラー、フォーマー、断裁胴、折胴、咥胴、搬送機構並びにフォルディングローラー及びチョッパーブレードを有するチョッパー折り装置を備えた折畳装置を示した概略斜視図である。 本願発明のチョッパー折帳の検出手段による検出状態を示す概略図であり、図4(a)はチョッパーブレードによるフォルディングローラーへの差し込みタイミングが最適よりも早い場合のチョッパー折帳の検出手段による検出状態を示す概略図、図4(b)はチョッパーブレードによるフォルディングローラーへの差し込みタイミングが最適よりも遅い場合のチョッパー折帳の検出手段による検出状態を示す概略図である。 本願発明に係る装置の全体構成を示すブロック図である。 本願発明の図4(a)に示す検出状態における、クロックパルス出力手段、第1パルス計数部、第2パルス計数部、第1検出手段、第2検出手段の作動状態を電気信号で示す図である。 本願発明の図4(b)に示す検出状態における、クロックパルス出力手段、第1パルス計数部、第2パルス計数部、第1検出手段、第2検出手段の作動状態を電気信号で示す図である。
次に、本願発明について、本願発明の実施の形態を示す図面を参照して説明する。まず初めに、図3を参照して、本願発明に係る傾き検出装置Dを装備可能なチョッパー折り装置Cを備えた折畳装置Fについて簡略的に説明する。
折畳装置Fは、ドラグローラー21、フォーマー7、断裁胴8、折胴22、咥胴23、搬送機構24並びにフォルディングローラー1及びチョッパーブレード3を有するチョッパー折り装置Cを備えている。
印刷され、ドラグローラー21によって折畳装置Fに送り込まれた連続紙Wは、フォーマー7で走行方向と平行に折られ、断裁胴8と折胴22の間に至って所定の長さの断裁紙W1に断裁される。断裁紙W1は、折胴22の保持手段(図示せず)に保持されて折胴22の回転にしたがって移動され、折胴22と咥胴23の間で長さ方向と直角に折られた折帳S1にされ、搬送機構24でチョッパー折り装置Cに移送される。チョッパー折り装置Cに移送された折帳S1は、チョッパーブレード3によって一対のフォルディングローラー1に差し込まれる。
フォルディングローラー1に差し込まれた折帳S1は、フォルディングローラー1によってチョッパー折帳S2に折られて送り出され、デリバリーファン4に収容される(図1参照)。
以上記載した折畳装置Fにおいて、本願発明に係る傾き検出装置Dは、フォルディングローラー1によって送り出されるチョッパー折帳S2の傾斜を検出可能であるように、チョッパー折り装置Cに設けられる。この傾き検出装置Dについて、その概略構成を示す図5、チョッパー折り装置Cにおける配置を示す図1、図2を参照して説明する。
傾き検出装置Dは、図5に示すように、第1検出手段2a、第2検出手段2b、速度信号出力手段9、処理手段10、出力手段11を備え、第1検出手段2a、第2検出手段2b、速度信号出力手段9、出力手段11は、いずれも処理手段10と電気的に連結されている。速度信号出力手段9は、フォルディングローラー1の周速に関連する信号を出力可能に設けられており、例えば、フォルディングローラー1の回転に応じて信号出力するロータリーエンコーダーである。処理手段10は、傾き検出装置Dが作動状態にある間常時クロックパルスを出力するクロックパルス出力手段10a、クロックパルス出力手段10aが出力するパルスを計数して計時する第1計時手段である第1パルス計数部10b、同様にクロックパルス出力手段10aが出力するパルスを計数して計時する第2計時手段である第2パルス計数部10c、速度信号出力手段9が出力する信号を処理してフォルディングローラー1の周速を検知する周速検知部10d、演算部10e、記憶部10fを備えている。周速検知部10dは、速度信号出力手段9が前記のようなロータリーエンコーダーであるときは、単位時間中に出力される信号からフォルディングローラー1の回転速度を得るとともに、この回転速度と予め与えられたフォルディングローラー1の外径値から、フォルディングローラー1の周速を検知する。周速検知部10dは、演算部10eが兼用されてもよい。
第1検出手段2aと第2検出手段2bは、図1、図2に示すように、フォルディングローラー1によってデリバリーファン4に向けて送り出されるチョッパー折帳S2が移動通過する空間の側方に配置され、この空間を通過するチョッパー折帳S2を、少なくとも折帳が通過する方向と直角かつフォルディングローラー1の軸線と略平行に離隔する2つの地点、つまり、前記搬送機構24の搬送方向に沿って離隔する2つの地点で検出可能であるように、それぞれが、いずれか一方の地点と対応するように設けられる。つまり、第1検出手段2aと第2検出手段2bは、フォルディングローラー1とデリバリーファン4との間で、前記チョッパー折帳S2が移動通過する空間の側方に、折帳が通過する方向と直角かつフォルディングローラー1の軸線と略平行な直線上に離隔して位置するように、しかも、第1検出手段2aと第2検出手段2bの検出機能部位のそれぞれが、チョッパー折帳S2を検出する位置として予め前記チョッパー折帳S2が移動通過する空間に定めた前記2つの地点のいずれか一方に相対し、チョッパー折帳S2がそこを通過するのを検出可能に取り付けられる。フォルディングローラー1との位置関係を分かりやすく示した図が図2である。
なお、図示の実施の形態では、第1検出手段2aと第2検出手段2bは、いずれも反射型光電センサーである。また、チョッパー折帳S2が移動通過する空間に、チョッパー折帳S2を検出する位置として予め定める2つの地点は、チョッパー折帳S2の移動通過する方向にずれていても、そのずれの大きさが明確であれば差し支えない。
次に、前記構成の傾き検出装置Dの動作について図1乃至図7を参照して説明する。
咥胴23から搬送機構24に受け渡された折帳S1が、チョッパー折り装置Cに至ると、搬送機構24の搬送空間の上方に待機するチョッパーブレード3が、下方に動作して、搬送機構24の搬送方向と直角な方向における折帳S1の中央位置を、上方から叩き、折帳S1の中央位置が、駆動されて回転する一対のフォルディングローラー1に差し込まれる。一対のフォルディングローラー1は、差し込まれた折帳S1を押圧してその中央位置に搬送機構24の搬送方向と平行な折り目を形成し、チョッパー折帳S2として、デリバリーファン4に向けて、前記チョッパー折帳S2が移動通過する空間に送り出す。空間に送り出されたチョッパー折帳S2は、この空間にチョッパー折帳S2を検出する位置として予め定められた前記2つの地点に達すると、それぞれの地点に対応して設けられた第1検出手段2a又は第2検出手段2bによって検出される。
ここで、チョッパーブレード3が折帳S1をフォルディングローラー1へ差し込むと、折帳S1には、一対のフォルディングローラー1によるデリバリーファン4に向けて送り出す力と、搬送機構24による搬送側に移動させられる力と、さらに、搬送機構24の搬送によって折帳S1の先行側の端縁が折帳S1を搬送方向の定位置に位置決めするストッパー(図示せず)に接触することにより、前記端縁にフォルディングローラー1からの送り出しに抗する抵抗力が作用する。そのため、チョッパーブレード3が折帳S1をフォルディングローラー1へ差し込むタイミングが最適よりも早い場合は、折帳S1には、一対のフォルディングローラー1によるデリバリーファン4に向けて送り出す力と、搬送機構24による搬送側に移動させられる力が作用するものの、折帳S1とストッパーが接触せず、フォルディングローラー1からの送り出しに抗する抵抗力が作用しないので、フォルディングローラー1から送り出されるチョッパー折帳S2は、図4(a)に示すように、搬送機構24による搬送における先行側だった端縁S2c(以下、端縁S2cとする)が先行した状態に傾斜して送り出される。また、チョッパーブレード3が折帳S1をフォルディングローラー1へ差し込むタイミングが最適よりも遅い場合は、折帳S1には、一対のフォルディングローラー1によるデリバリーファン4に向けて送り出す力と、搬送機構24による搬送側に移動させられる力と、折帳S1とストッパーが接触することによるフォルディングローラー1からの送り出しに抗する抵抗力が作用し、しかも、チョッパーブレード3が折帳S1をフォルディングローラー1へ差し込むタイミングが最適よりも遅いため、前記折帳S1がストッパーに強く押付けられ、前記送り出しに抗する抵抗力も強くなるので、フォルディングローラー1から送り出されるチョッパー折帳S2は、図4(b)に示すように、端縁S2cが遅行した状態に傾斜して送り出される。チョッパーブレード3が折帳S1をフォルディングローラー1へ差し込むタイミングが最適な場合は、折帳S1には、一対のフォルディングローラー1によるデリバリーファン4に向けて送り出す力と、搬送機構24による搬送側に移動させられる力と、折帳S1とストッパーが接触することによるフォルディングローラー1からの送り出しに抗する抵抗力が作用するが、搬送機構24による搬送側に移動させられる力による端縁S2cの先行と、折帳S1がストッパーに接触して生じる送り出しに抗する抵抗力による端縁S2cの遅行とが均衡するので、フォルディングローラー1から送り出されるチョッパー折帳S2は、傾斜することなく送り出される(図示せず)。
図4(a)、図4(b)のいずれかに示されるように、チョッパーブレード3が折帳S1をフォルディングローラー1へ差し込むタイミングが最適のタイミングでなかった場合、フォルディングローラー1から通過空間に送り出されたチョッパー折帳S2は、前記したように、端縁S2cが先行又は遅行した状態に傾斜して前記通過空間を移動する。そして、この通過空間に折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のいずれかに、前記通過空間を移動するチョッパー折帳S2のチョッパー折りによる折り目である先行縁辺S2a(以下、先行縁辺S2aとする)が到達すると、これを検出した第1検出手段2a、第2検出手段2bのいずれかが第1検出信号を処理装置10に向けて出力する。(先計時開始ステップ)
詳細には、フォルディングローラー1から通過空間に送り出されたチョッパー折帳S2が、図4(a)に示されるように端縁S2cが先行する傾斜状態であるときは、折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のうち搬送機構24による搬送方向の下流側の地点(以下、下流側の地点とする)に対応して設けられた第1検出手段2aが、チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aの部位x1を検出して第1検出信号を出力する。また、フォルディングローラー1から通過空間に送り出されたチョッパー折帳S2が、図4(b)に示されるように端縁S2cが遅行する傾斜状態であるときは、折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のうち搬送機構24による搬送方向の上流側の地点(以下、上流側の地点とする)に対応して設けられた第2検出手段2bが、チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aの部位y1を検出して第1検出信号を出力する。処理装置10は、第1検出信号を受領して第1計時手段である第1パルス計数部10bを起動させるとともに、第1検出信号が第1検出手段2aと第2検出手段2bのいずれから出力されたかを識別する。起動した第1パルス計数部10bは、クロックパルス出力手段10aが出力するクロックパルスの計数を開始する。
フォルディングローラー1から通過空間に送り出されたチョッパー折帳S2が更に移動すると、前記通過空間に折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のうちの、第1検出信号を出力するための前記検出が行われなかった地点(以下、他の地点とする)に、通過空間を移動するチョッパー折帳S2の先行縁辺S2aが到達し、他の地点に対応して設けられた他の検出手段、つまり、先に先行縁辺S2aを第1検出手段2aが検出して第1検出信号を出力した場合には第2検出手段2bが、また、先に先行縁辺S2aを第2検出手段2bが検出して第1検出信号を出力した場合には第1検出手段2aが、到達したチョッパー折帳S2の先行縁辺S2aを検出して第2検出信号を処理装置10に向けて出力する。(後計時開始ステップ)
詳細には、フォルディングローラー1から通過空間に送り出されたチョッパー折帳S2が、図4(a)に示されるように端縁S2cが先行する傾斜状態であるときは、折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のうち上流側の地点に対応して設けられた第2検出手段2bが、チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aの部位y1を検出して第2検出信号を出力する。また、フォルディングローラー1から通過空間に送り出されたチョッパー折帳S2が、図4(b)に示されるように端縁S2cが遅行する傾斜状態であるときは、折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のうち上流側の地点に対応して設けられた第1検出手段2aが、チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aの部位x1を検出して第2検出信号を出力する。処理装置10は、第2検出信号を受領して第2計時手段である第2パルス計数部10cを起動させるとともに、第2検出信号が第1検出手段2aと第2検出手段2bのいずれから出力されたかを識別する。起動した第2パルス計数部10cは、クロックパルス出力手段10aが出力するクロックパルスの計数を開始する。
フォルディングローラー1から通過空間に送り出されたチョッパー折帳S2が、フォルディングローラー1から開放されて更に移動すると、前記通過空間に折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のうちの先に先行縁辺S2aが到達した地点に、通過空間を移動するチョッパー折帳S2の重なり端部である後行縁辺S2b(以下、後行縁辺S2bとする)が到達し、先に先行縁辺S2aが到達した地点に対応して設けられた検出手段、つまり、先に先行縁辺S2aを第1検出手段2aが検出して第1検出信号を出力した場合には第1検出手段2aが、また、先に先行縁辺S2aを第2検出手段2bが検出して第1検出信号を出力した場合には第2検出手段2bが、到達したチョッパー折帳S2の後行縁辺S2bを検出して第3検出信号を処理装置10に向けて出力する。(後計時停止ステップ)
詳細には、フォルディングローラー1から通過空間に送り出されたチョッパー折帳S2が、図4(a)に示されるように端縁S2cが先行する傾斜状態であるときは、折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のうち下流側の地点に対応して設けられた第1検出手段2aが、チョッパー折帳S2の後行縁辺S2bの部位x2を検出して第3検出信号を出力する。また、フォルディングローラー1から通過空間に送り出されたチョッパー折帳S2が、図4(b)に示されるように端縁S2cが遅行する傾斜状態であるときは、折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のうち上流側の地点に対応して設けられた第2検出手段2bが、チョッパー折帳S2の後行縁辺S2bの部位y2を検出して第3検出信号を出力する。処理装置10は、第3検出信号を受領して第2計時手段である第2パルス計数部10cを停止して第2パルス計数部10cが計数した値を記憶部10fに記憶し、その後第2パルス計数部10cをリセットする。
フォルディングローラー1から通過空間に送り出されたチョッパー折帳S2が、フォルディングローラー1から開放されて、また更に移動すると、前記通過空間に折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のうちの前記他の地点に、通過空間を移動するチョッパー折帳S2の後行縁辺S2bが到達し、他の地点に対応して設けられた検出手段、つまり、先に後行縁辺S2bを第1検出手段2aが検出して第3検出信号を出力した場合には第2検出手段2bが、また、先に後行縁辺S2bを第2検出手段2bが検出して第3検出信号を出力した場合には第1検出手段2aが、到達したチョッパー折帳S2の後行縁辺S2bを検出して第4検出信号を処理装置10に向けて出力する。(先計時停止ステップ)
詳細には、フォルディングローラー1から通過空間に送り出されたチョッパー折帳S2が、図4(a)に示されるように端縁S2cが先行する傾斜状態であるときは、折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のうち上流側の地点に対応して設けられた第2検出手段2bが、チョッパー折帳S2の後行縁辺S2bの部位y2を検出して第4検出信号を出力する。また、フォルディングローラー1から通過空間に送り出されたチョッパー折帳S2が、図4(b)に示されるように端縁S2cが遅行する傾斜状態であるときは、折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のうち下流側の地点に対応して設けられた第1検出手段2aが、チョッパー折帳S2の後行縁辺S2bの部位x2を検出して第4検出信号を出力する。処理装置10は、第4検出信号を受領して第1計時手段である第1パルス計数部10bを停止して第1パルス計数部10bが計数した値を記憶部10fに記憶し、その後第1パルス計数部10bをリセットする。
上記各ステップが終了すると、処理装置10では、演算部10eが、記憶部10fに記憶した第1パルス計数部10bの計数値から第2パルス計数部10cの計数値を減算して、チョッパー折帳S2が前記通過空間を移動通過した際の、チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aを前記折帳を検出する位置として図6、図7に示されるように予め定めた2つの地点で検出したタイミングのずれ時間T1-2 と、チョッパー折帳S2の後行縁辺S2bを前記折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点で検出したタイミングのずれ時間T3-4 との合計時間(T1-2 +T3-4 )を得、更に、この合計時間に周速検知部10dが検知したフォルディングローラー1の周速を乗算するとともに、この「乗算して得た値」を「2」で除して、前記折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点における前記チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aを検出するタイミングのずれ時間T1-2 の間に、チョッパー折帳S2が前記通過空間を移動した距離として算出する。(折帳傾き演算ステップ)
そして、処理装置10は、前記求めた距離を、移動通過するチョッパー折帳S2の傾斜値として、出力手段11に表示する。この表示の際に、前記先計時開始ステップ又は後計時開始ステップにおける、チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aを検出した検出信号が、第1検出手段2a又は第2検出手段2bのいずれから出力されたのかの識別に基づいて、チョッパー折帳S2の傾斜を判定し、チョッパー折帳S2の傾斜が、端縁S2cの先行した状態の傾斜であるか前記端縁S2cの遅行した状態の傾斜であるかを、適宜の表記によって傾斜値と併せて出力手段11に表示する。(表示ステップ)
なお、前記折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点が、チョッパー折帳S2の移動方向にずれている場合は、チョッパー折帳S2が通過空間を移動した距離を求める際に、前記「乗算して得た値」から前記ずれの長さを減算すればよい。また、傾斜の状態を判定するためには、前記先計時開始ステップ、後計時開始ステップ、後計時停止ステップ、先計時停止ステップのいずれかにおける、チョッパー折帳S2を検出した検出信号が、第1検出手段2a又は第2検出手段2bのいずれから出力されたのかの識別さえあれば足りる。
詳細には、フォルディングローラー1から通過空間に送り出されたチョッパー折帳S2が、図4(a)に示されるように端縁S2cが先行する傾斜状態であるときは、上記各ステップが終了すると(図6参照)、処理装置10では、演算部10eが、記憶部10fに記憶した第1パルス計数部10bの計数値、つまり、チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aの部位x1を検出した第1検出手段2aが第1検出信号を出力してから、チョッパー折帳S2の後行縁辺S2bの部位y2を検出した第2検出手段2bが第4検出信号を出力するまでの時間、すなわち、チョッパー折帳S2が先行縁辺S2aの部位x1から後行縁辺S2bの部位y2までの移動方向と平行な間隔L1-4 だけ移動する間の経過時間T1-4 から、第2パルス計数部10cの計数値、つまり、チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aの部位y1を検出した第2検出手段2bが第2検出信号を出力してから、チョッパー折帳S2の後行縁辺S2bの部位x2を検出した第1検出手段2aが第3検出信号を出力するまでの時間、すなわち、チョッパー折帳S2が先行縁辺S2aの部位y1から後行縁辺S2bの部位x2までの移動方向と平行な間隔長さL2-3 だけ移動する間の経過時間T2-3 を減算して、チョッパー折帳S2が前記通過空間を移動通過した際の、チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aの部位x1を第1検出手段2aが検出してから、チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aの部位y1を第2検出手段2bが検出するまでの間隔時間T1-2 と、チョッパー折帳S2の後行縁辺S2bの部位x2を第1検出手段2aが検出してから、チョッパー折帳S2の後行縁辺S2bの部位y2を第2検出手段2bが検出するまでの時間間隔T3-4 との合計時間(T1-2 +T3-4 )を得、更に、この合計時間(T1-2 +T3-4 )に周速検知部10dが検知したフォルディングローラー1の周速を乗算するとともに、この「乗算して得た値」を「2」で除して、前記第1検出信号出力から前記第2検出信号出力までの経過時間T1-2 の間に、チョッパー折帳S2が前記通過空間を移動した距離L1-2 として算出する。
そして、処理装置10は、前記求めた距離L1-2 を、移動するチョッパー折帳S2の傾斜値として、出力手段11に表示する。この表示の際に、先計時開始ステップにおけるチョッパー折帳S2の先行縁辺S2aを検出した検出信号が、第1検出手段2aから出力されていることの識別と、後計時開始ステップにおけるチョッパー折帳S2の先行縁辺S2aを検出した検出信号が、第2検出手段2bから出力されていることの識別に基づいて、チョッパー折帳S2の傾斜が、端縁S2cの先行した状態の傾斜であると判定し、例えば、「左下」の表記によって、傾斜値と併せて出力手段11に表示する。
また、フォルディングローラー1から通過空間に送り出されたチョッパー折帳S2が、図4(b)に示されるように端縁S2cが遅行する傾斜状態であるときは、上記各ステップが終了すると(図7参照)、処理装置10では、演算部10eが、記憶部10fに記憶した第1パルス計数部10bの計数値、つまり、チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aの部位y1を検出した第2検出手段2bが第1検出信号を出力してから、チョッパー折帳S2の後行縁辺S2bの部位x2を検出した第1検出手段2aが第4検出信号を出力するまでの時間、すなわち、チョッパー折帳S2が先行縁辺S2aの部位y1から後行縁辺S2bの部位x2までの移動方向と平行な間隔L1-4 だけ移動する間の経過時間T1-4 から、第2パルス計数部10cの計数値、つまり、チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aの部位x1を検出した第1検出手段2aが第2検出信号を出力してから、チョッパー折帳S2の後行縁辺S2bの部位y2を検出した第2検出手段2bが第3検出信号を出力するまでの時間、すなわち、チョッパー折帳S2が先行縁辺S2aの部位x1から後行縁辺S2bの部位y2までの移動方向と平行な間隔長さL2-3 だけ移動する間の経過時間T2-3 を減算して、チョッパー折帳S2が前記通過空間を移動通過した際の、チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aの部位y1を第2検出手段2bが検出してから、チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aの部位x1を第1検出手段2aが検出するまでの間隔時間T1-2 と、チョッパー折帳S2の後行縁辺S2bの部位y2を第2検出手段2bが検出してから、チョッパー折帳S2の後行縁辺S2bの部位x2を第1検出手段2aが検出するまでの時間間隔T3-4 との合計時間(T1-2 +T3-4 )を得、更に、この合計時間(T1-2 +T3-4 )に周速検知部10dが検知したフォルディングローラー1の周速を乗算するとともに、この「乗算して得た値」を「2」で除して、前記第1検出信号出力から前記第2検出信号出力までの経過時間T1-2 の間に、チョッパー折帳S2が前記通過空間を移動した距離L1-2 として算出する。
そして、処理装置10は、前記求めた距離L1-2 を、移動するチョッパー折帳S2の傾斜値として、出力手段11に表示する。この表示の際に、先計時開始ステップにおけるチョッパー折帳S2の先行縁辺S2aを検出した検出信号が、第2検出手段2bから出力されていることの識別と、後計時開始ステップにおけるチョッパー折帳S2の先行縁辺S2aを検出した検出信号が、第1検出手段2aから出力されていることの識別に基づいて、チョッパー折帳S2の傾斜が、端縁S2cの遅行した状態の傾斜であると判定し、例えば、「右下」の表記によって、傾斜値と併せて出力手段11に表示する。
他方、本願請求項3の発明では、前記第1パルス計数部10bと第2パルス計数部10cのクロックパルスの計数開始及び計数停止を、チョッパー折帳S2の縁辺の到達の先後に拘らず、前記2つの検出地点のうちの予め定めたいずれかの検出地点での折帳縁辺の検出信号によって行うように、関連性を固定して行うようにしたものである。詳細には、例えば、下流側の地点へのチョッパー折帳S2の先行縁辺S2aの到達を第1検出手段2aが検出した検出信号で、第1パルス計数部10bによるクロックパルスの計数を開始し(一方計時開始ステップ)、上流側の地点へのチョッパー折帳S2の先行縁辺S2aの到達を第2検出手段2bが検出した検出信号で、第2パルス計数部10cによるクロックパルスの計数を開始し(他方計時開始ステップ)、下流側の地点へのチョッパー折帳S2の後行縁辺S2bの到達を第1検出手段2aが検出した検出信号で、第2パルス計数部10cによるクロックパルスの計数を停止するとともに、第2パルス計数部10cが計数した値を記憶部10fに記憶し、その後第2パルス計数部10cをリセットし(他方計時停止ステップ)、上流側の地点へのチョッパー折帳S2の後行縁辺S2bの到達を第2検出手段2bが検出した検出信号で、第1パルス計数部10bによるクロックパルスの計数を停止するとともに、第1パルス計数部10bが計数した値を記憶部10fに記憶し、その後第1パルス計数部10bをリセットする(一方計時停止ステップ)ようにしている。
そして、これら各ステップが終了すると、処理装置10では、演算部10eが、記憶部10fに記憶した第1パルス計数部10bの計数値から第2パルス計数部10cの計数値を減算して、チョッパー折帳S2が前記通過空間を移動通過した際の、チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aを、前記折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点で検出したタイミングのずれ時間T1-2 と、チョッパー折帳S2の後行縁辺S2bを、前記折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点で検出したタイミングのずれ時間T3-4 との合計時間(T1-2 +T3-4 )を得、更に、この合計時間に周速検知部10dが検知したフォルディングローラー1の周速を乗算するとともに、この「乗算して得た値」を「2」で除して、前記折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点における前記チョッパー折帳S2の先行縁辺S2aを検出するタイミングのずれ時間T1-2 の間に、チョッパー折帳S2が前記通過空間を移動した距離として算出する。(折帳傾き演算ステップ)
ここで、前記検出した結果による前記第1パルス計数部10bの計数値から第2パルス計数部10cの計数値を減算して得た値は、折帳の傾きが図4(a)に示されるように端縁S2cが先行する傾斜状態であるときは正数で得られ、折帳の傾きが図4(b)に示されるように端縁S2cが遅行する傾斜状態であるときは、負数で得られる。
そこで、処理装置10は、前記得た値の絶対値を、移動通過するチョッパー折帳S2の傾斜値として、出力手段11に表示する。この表示の際に、前記得た値の正負を識別して、チョッパー折帳S2の傾斜を判定し、チョッパー折帳S2の傾斜が、端縁S2cの先行した状態の傾斜であるか前記端縁S2cの遅行した状態の傾斜であるかを、適宜の表記によって傾斜値と併せて出力手段11に表示する。(表示ステップ)
以上記載の通り、本願発明では、一対のフォルディングローラー1によって送り出されるチョッパー折帳S2の傾きを検出するにあたり、このチョッパー折帳S2の移動方向と直角な方向に離隔した2つの位置にチョッパー折帳S2の検出地点を設け、この2地点において、チョッパー折帳S2の移動方向先行縁辺の通過とチョッパー折帳S2の移動方向後行縁辺の通過の双方を検出し、先行縁辺の先検出から後行縁辺の後検出までの時間と、先行縁辺の後検出から後行縁辺の先検出までの時間の差を求めるようにしたので、チョッパー折帳S2の傾きによる前記2つの検出地点への到達時間の差を、従来の検出に比較して2倍の大きさで検出でき、チョッパー折帳S2の移動速度が速い場合であっても、比較的小さな傾斜を検出することが可能である。詳細には、傾いて移動するチョッパー折帳S2の先行縁辺が、前記検出地点の一方に、クロックパルス出力の直後に到達し、検出地点の他方に、次のクロックパルスの直前に到達したような場合、従来のようにチョッパー折帳S2の先行縁辺のみを、前記2つの検出地点で検出する方式では、パルス計数手段によるパルス計数が「零」で、チョッパー折帳S2の傾きが検出されないが、前記本願発明の検出方式では、前記2つの検出地点で、チョッパー折帳S2の先行縁辺と後行縁辺の傾きを累積した大きさで検出するので、2つのパルス計数手段による計数差「1」が生じ、つまり、累積した傾きが検出され、その2分の1の大きさである従来方式では検出できなかったチョッパー折帳S2の傾きが検出できる。
この発明は、例えば、チョッパー折り装置の一対のフォルディングローラーによって、折られて送り出される新聞紙等の折帳の、傾きを検出する折帳傾き検出に利用可能である。
1 フォルディングローラー
2a 第1検出手段
2b 第2検出手段
3 チョッパーブレード
4 デリバリーファン
7 フォーマー
8 断裁胴
9 速度信号出力手段
10 処理装置
10a クロックパルス出力手段
10b 第1パルス計数部(第1計時手段)
10c 第2パルス計数部(第2計時手段)
10d 周速検知部
10e 演算部(演算手段)
10f 記憶部
11 出力手段
21 ドラグローラー
22 折胴
23 咥胴
24 搬送機構
C チョッパー折り装置
D 傾き検出装置
F 折畳装置
S1 折帳
S2 チョッパー折帳
S2a 先行縁辺
S2b 後行縁辺
S2c 端縁
W 連続紙
W1 断裁紙
x1 先行縁辺の部位
x2 後行縁辺の部位
y1 先行縁辺の部位
y2 後行縁辺の部位
1-4 折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のいずれかがチョッパー折帳の先行縁辺を検出して第1検出信号を出力してから、同いずれかがチョッパー折帳の後行縁辺を検出して第4検出信号を出力するまでの時間
2-3 折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のいずれかがチョッパー折帳の先行縁辺を検出して第2検出信号を出力してから、同いずれかがチョッパー折帳の後行縁辺を検出して第3検出信号を出力するまでの時間
1-2 折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のいずれかがチョッパー折帳の先行縁辺を検出して第1検出信号を出力してから、同いずれかがチョッパー折帳の先行縁辺を検出して第2検出信号を出力するまでの時間、つまり、折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点でチョッパー折帳の先行縁辺を検出したタイミングのずれ時間
3-4 折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のいずれかがチョッパー折帳の後行縁辺を検出して第3検出信号を出力してから、同いずれかがチョッパー折帳の後行縁辺を検出して第4検出信号を出力するまでの時間、つまり、折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点でチョッパー折帳の後行縁辺を検出したタイミングのずれ時間
1-4 折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のいずれかがチョッパー折帳の先行縁辺を検出して第1検出信号を出力してから、同いずれかがチョッパー折帳の後行縁辺を検出して第4検出信号を出力するまでの時間にチョッパー折帳が移動方向に移動する距離
2-3 折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のいずれかがチョッパー折帳の先行縁辺を検出して第2検出信号を出力してから、同いずれかがチョッパー折帳の後行縁辺を検出して第3検出信号を出力するまでの時間にチョッパー折帳が移動方向に移動する距離
1-2 折帳を検出する位置として予め定めた2つの地点のいずれかがチョッパー折帳の先行縁辺を検出して第1検出信号を出力してから、同いずれかがチョッパー折帳の先行縁辺を検出して第2検出信号を出力するまでの時間にチョッパー折帳が移動した距離(出力手段に表示される傾斜値)

Claims (9)

  1. 回転する一対のフォルディングローラーによって折られて送り出される略矩形の折帳が移動通過する通過空間に、少なくとも折帳が通過する方向と略直角かつフォルディングローラーの軸線と略平行な方向に離隔する2地点を予め定め、これら地点を通過する折帳を検出し、前記折帳の前記2地点における通過時間の差とフォルディングローラーの回転によって送り出される折帳の移動速度とに基づいて、この折帳の傾きを検出する折帳の傾き検出方法において、
    前記予め定めた2地点のうち折帳の先行縁辺が先に到達した地点でこの先行縁辺を検出した検出信号によって先計時を開始する先計時開始ステップと、
    前記予め定めた2地点のうち折帳の先行縁辺が後に到達した地点でこの先行縁辺を検出した検出信号によって後計時を開始する後計時開始ステップと、
    前記折帳の先行縁辺を先に検出した地点で、前記折帳の先行縁辺と平行な後行縁辺を検出した検出信号によって後計時を停止する後計時停止ステップと、
    前記折帳の先行縁辺を後に検出した地点で、前記折帳の先行縁辺と平行な後行縁辺を検出した検出信号によって先計時を停止する先計時停止ステップと、
    先計時による先計時時間から後計時による後計時時間を差し引いた時間を求めるとともに、求めた時間とフォルディングローラーの回転周速に基づいて、折帳の先行縁辺を先に検出してから折帳の先行縁辺を後に検出するまでに折帳が移動する距離を折帳の傾きとして演算する折帳傾き演算ステップと、
    を備えたことを特徴とする折帳の傾き検出方法。
  2. 前記請求項1に記載の折帳の傾き検出方法において、
    先計時開始ステップ若しくは後計時開始ステップ又は先計時停止ステップ若しくは後計時停止ステップの少なくとも1つのステップが、そのステップにおける検出地点が予め定めた2地点のいずれかであるかを特定して識別することを含むステップである
    ことを特徴とする折帳の傾き検出方法。
  3. 回転する一対のフォルディングローラーによって折られて送り出される略矩形の折帳が移動通過する通過空間に、少なくとも折帳が通過する方向と略直角かつフォルディングローラーの軸線と略平行な方向に離隔する2地点を予め定め、これら地点を通過する折帳を検出し、前記折帳の前記2地点における通過時間の差とフォルディングローラーの回転によって送り出される折帳の移動速度とに基づいて、この折帳の傾きを検出する折帳の傾き検出方法において、
    前記予め定めた2地点のうち予め定めた一方の地点で折帳の先行縁辺を検出した検出信号によって一方の計時を開始する一方計時開始ステップと、
    前記予め定めた2地点のうち他方の地点で折帳の先行縁辺を検出した検出信号によって他方の計時を開始する他方計時開始ステップと、
    前記一方の地点で前記折帳の先行縁辺と平行な後行縁辺を検出した検出信号によって他方の計時を停止する他方計時停止ステップと、
    前記他方の地点で前記折帳の先行縁辺と平行な後行縁辺を検出した検出信号によって一方の計時を停止する一方計時停止ステップと、
    一方計時による一方計時時間から他方計時による他方計時時間を差し引いた時間を求めるとともに、求めた時間とフォルディングローラーの回転周速に基づいて、折帳の先行縁辺を一方の地点で検出してから折帳の先行縁辺を他方の地点で検出するまでに折帳が移動する距離を折帳の傾きとして演算する折帳傾き演算ステップと、
    を備えたことを特徴とする折帳の傾き検出方法。
  4. 前記請求項3に記載の折帳の傾き検出方法において、
    前記演算ステップが、演算された値の正負に基づいて折帳の先行縁辺を先に検出した地点が予め定めた2地点のいずれかであるかを特定して識別することを含むステップであることを特徴とする折帳の傾き検出方法。
  5. 前記請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の折帳の傾き検出方法において、
    更に、演算した値を出力する出力ステップを備えたことを特徴とする折帳の傾き検出方法。
  6. 前記請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の折帳の傾き検出方法において、
    更に、演算した値を折帳の傾き方向を示す表示とともに出力する出力ステップを備えたことを特徴とする折帳の傾き検出方法。
  7. 回転する一対のフォルディングローラーによって折られて送り出される略矩形の折帳が移動通過する通過空間に、少なくとも折帳が通過する方向と略直角かつフォルディングローラーの軸線と略平行な方向に離隔する2地点を予め定め、これら地点を通過する折帳を検出し、前記折帳の前記2地点における通過時間の差とフォルディングローラーの回転によって送り出される折帳の移動速度とに基づいて、この折帳の傾きを検出する折帳の傾き検出装置において、
    前記2地点における折帳の先行縁辺到達と折帳の後行縁辺通過を検出可能であるように、前記2地点にそれぞれ対応して設けられた2つの検出手段と、
    前記2つの検出手段のうち一方の検出手段が出力する折帳の先行縁辺到達を検出した信号で計時を開始するとともに、他方の検出手段が出力する折帳の後行縁辺通過を検出した信号で計時を停止する第1計時手段と、
    前記2つの検出手段のうち他方の検出手段が出力する折帳の先行縁辺到達を検出した信号で計時を開始するとともに、一方の検出手段が出力する折帳の後行縁辺通過を検出した信号で計時を停止する第2計時手段と、
    フォルディングローラーの周速に関する信号を出力する速度信号出力手段と、
    前記第1計時手段の計時時間と前記第2計時手段の計時時間から前記2地点に折帳の先行縁辺が到達する時間差を求めるとともに、求めた時間差と前記速度信号出力手段が出力する信号から、前記時間差の間にフォルディングローラーから折帳が送り出される距離を演算する演算手段と、
    を備えたことを特徴とする折帳の傾き検出装置。
  8. 前記請求項7に記載の折帳の傾き検出装置において、
    更に、演算した値を出力する出力手段を備えたことを特徴とする折帳の傾き検出装置。
  9. 前記請求項7に記載の折帳の傾き検出装置において、
    更に、演算した値を折帳の傾き方向を示す表示とともに出力する出力手段を備えたことを特徴とする折帳の傾き検出装置。
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