JP5316758B2 - 用紙綴じ装置、用紙綴じ折り装置および用紙穿孔装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙束に対し、綴じ、折り、穿孔等の各種処理を施す場合において、用紙束の用紙の重なりが揃っていない状態では各処理を行わせないようにして、不揃いのまま綴じられたり、折られたり或いは穿孔されたりすることのないようにする技術分野に属する。
図8は、従来の用紙束の折り装置において、用紙束の用紙の重なりが揃っていない場合に、その不揃いを検知して折り処理を行わせないようにした例の手段構成図である。
用紙束は、右から送り込まれ搬送ベルト42で左方へ搬送され、先端が位置決めストッパ44に当接して停止し、下から突き上げる折りナイフ8と1対の折りローラ41によって折りが形成される。
位置決めストッパ44の位置は、用紙束の折りを目点が丁度、折りナイフ8の上に来るように設定されている。この位置調整はストッパ移動用モータ46を回転させてストッパ送りねじ45を回転させることにより行われる。
この装置においては、折りローラ41より右の方の部分が不揃い検知装置を構成している。
その構成は、用紙束の後端の僅か右に用紙検出器47を設け搬送ベルト42を挟んで対向する位置に搬送ローラ50が設けられている。この搬送ローラ50は搬送方向に前進後退できるように搬送ローラ移動ベルト51に保持されており、このベルトはプーリに掛け渡され左側のプーリは搬送ローラ移動用モータ52によって回転駆動されるようになっている。
なお、用紙検出器47の位置も用紙束の寸法に応じて変えられるように検出器送りねじ48、検出器移動用モータ49によって移動が可能となっている。
用紙検出器47は、その上に用紙が存在するときは電気信号を出力するようになっている。
従って、用紙束が搬送ベルトによって右の方から搬送されてきて、その先端が用紙検出器47の上に達すると信号が出力され、その信号は用紙束が用紙検出器47の上を通過している間は出力し続け用紙の先端がストッパに当接して停止し、後端が僅かに用紙検出器47の左に入ったときに信号出力はなくなる。
従って、搬送ベルト42の搬送速度か定まっていれば、信号出力継続時間は定まった値となる。そこでこの時間を図示されていない制御装置に記憶させておき、以後、用紙束が搬送されて来たときに、用紙検出器の信号出力継続時間を計測し、この計測時間が記憶値を越えて継続する場合には、正規の後端位置からはみ出している用紙があるということになり不揃いが検知されたことになる。従って、この場合には、その用紙束に対して折り動作を行わせないようにする。
これに対して計測時間が記憶値以下である場合には、用紙の後端は、用紙検出器47の左側にあり、用紙の不揃いがないように思われるが、用紙束が既に搬送方向幅の例えば中央で綴じられている場合には、搬送ローラの回転により、本来後方へはみ出している不揃い紙が図8のように撓められて左方へ押し込まれ用紙検出器47の上に存在しないということが生じ得る。
その場合には、計測値は記憶値以下とはなるが、不揃いがあるわけであるからこれを検知しなければならない。
そのため、この装置では搬送ローラを図8の位置よりも右方の所定位置まで、搬送ローラ移動用モータ52を回転させ搬送ローラ移動ベルト51を回すことによって移動させる。
そうすると撓んでいた不揃い用紙の撓みが伸びて用紙検出器47の上にかかり信号を出力するので、不揃いがあるということが分かり、この用紙束の折り動作を行わせないようにすることができる。
これに対して、計測値が記憶値以下であり、且つ搬送ローラ50を上記のように移動させても用紙検出器47から信号が出力されない場合には、不揃いがないことを示していることになるので折り動作を行わせるということになる(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−276921号公報(段落[0012]〜[0014]、図1〜図3)。
しかしながら、上記従来装置の構成では、不揃いがないと判断するためには、用紙検出器出力信号の継続時間が制御装置に予め記憶させてある記憶値以下であるということだけでは足らず、搬送ローラを所定位置まで移動させてなお且つ用紙検出器の出力信号がないということを確認しなければならず、そのためにモータや搬送ローラ移動ベルトやそれを掛け渡すプーリや、これら全体を保持する機構等が必要となり、装置構成が複雑になるという問題がある。
更に、この不揃い検知方法は、用紙検出器の後方に出ている用紙が搬送ローラによって撓むということが前提となっているが、撓むということは用紙束が既に綴じられていることを意味する。何故なら、綴じられていなければ、後方へはみ出している不揃い用紙も搬送ローラによって前方へ押しやられ、結局は揃ってしまうからである。
しかし、綴じられているためにその用紙の一部がストッパに当接すれば、その用紙束全体はそれ以上前方に進むことができず、後方へ不揃いに出ている用紙も勿論前進することができないが、その後端と搬送ローラによって押されると撓んでその後端は用紙検出器よりも左になり、出力信号がなくなってしまうので、搬送ローラを後退させ、撓んでいる用紙があれば、それが伸びて用紙検出器にかかり出力信号が出て不揃い用紙があることを知らしめるようになっているのである。結局、この不揃い検知装置は、用紙不揃いのまま綴じてしまった用紙束の検出装置ということであり、綴じる前の用紙束の不揃い検知ではない。
このように、綴じる前の不揃い検知ではなく、綴じてしまった後での不揃い検知で、不揃いのものを除去するというのであるから用紙が無駄になるか綴じ直しの手間がかかるという問題がある。
本発明の課題は、上記背景技術の問題点に鑑みて、用紙束を綴じたり、綴じ折りしたり、用紙束に孔をあけたり、するなどの処理を行う前に用紙束の不揃いを簡単な構成で検知し、不揃いを検知した場合には、処理を行わせないようにして、無駄や手間を省く用紙綴じ装置、用紙綴じ折り装置、用紙穿孔装置等を実現することにある。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の各構成を有する。
本発明の第1の構成は、用紙を送り込む用紙送り込み部と、送り込まれた用紙を一時載置し、処理後に搬送する搬送部と、該搬送部へ送り込まれた用紙の先端辺が当接して停止するストッパと、用紙の送り込み後端辺を叩いて揃えるジョガーと、前記搬送部上に予め定められた枚数の用紙が積載された後にこれを綴じるステッチャーとを備える用紙綴じ装置であって、前記ジョガーの叩き揃え動作が終わった後に不揃い用紙がある場合、これを光線の遮断により検知する不揃い検知手段と、該不揃い検知手段が不揃いを検知したときにはその検知信号を受けて前記ステッチャーの綴じ動作を行わせないようにする制御部を具備することを特徴とする用紙綴じ装置である。
本発明の第2の構成は、用紙束を送り込む用紙束送り込み部と、送り込まれた用紙束を一時載置し、綴じ処理後に搬送する搬送部と、該搬送部へ送り込まれた用紙束の先端辺が当接して停止するストッパと、用紙束の送り込み後端辺を叩いて用紙を揃えるジョガーと、叩き揃えた後用紙束を綴じるステッチャーとを備える用紙綴じ装置であって、前記ジョガーの叩き揃え動作が終わった後に、不揃い用紙がある場合、これを光線の遮断により検知する不揃い検知手段と、該不揃い検知手段が不揃いを検知したときには、その検知信号を受けて前記ステッチャーの綴じ動作を行わせないようにする制御部を具備することを特徴とする用紙綴じ装置である。
本発明の第3の構成は、前記第2の構成の用紙綴じ装置において、用紙束の送り込み後端辺を叩いて用紙を揃えるジョガーに代えて用紙束の送り込み方向側辺を叩いて用紙を揃えるジョガーを具備することを特徴とする用紙綴じ装置である。
本発明の第4の構成は、前記第1の構成又は第2の構成の用紙綴じ装置に加えて、搬送部から送り込まれて来た用紙束を受けて、その折り処理を行うときには綴じ位置を中心に2つ折りして第1の排出口へ出力し、折り処理を行わないときは第2の排出口へそのまま排出させる折り装置を有するとともに、制御部がステッチャーの綴じ動作を行わせないときには折り装置にも折り処理を行わせないようにするものであることを特徴とする用紙綴じ折り装置である。
本発明の第5の構成は、用紙を送り込む用紙送り込み部と、送り込まれた用紙を一時載置し、処理後に搬送する搬送部と、該搬送部へ送り込まれた用紙の先端辺が当接して停止するストッパと、用紙の送り込み後端辺を叩いて揃えるジョガーと、前記搬送部上に予め定められた枚数の用紙が積載された後にこれに孔明けをするパンチャーとを備える用紙穿孔装置であって、前記ジョガーの叩き揃え動作が終わった後に不揃い用紙がある場合、これを光線の遮断により検知する不揃い検知手段と、該不揃い検知手段が不揃いを検知したときにはその検知信号を受けて前記パンチャーの穿孔動作を行わせないようにする制御部を具備することを特徴とする用紙穿孔装置である。
本発明の第6の構成は、用紙束を送り込む用紙束送り込み部と、送り込まれた用紙束を一時載置し、処理後に搬送する搬送部と、該搬送部へ送り込まれた用紙束の先端辺が当接して停止するストッパと、用紙束の送り込み後端辺を叩いて用紙を揃えるジョガーと、叩き揃えた後用紙束に孔明けをするパンチャーとを備える用紙穿孔装置であって、前記ジョガーの叩き揃え動作が終わった後に、不揃い用紙がある場合、これを光線の遮断により検知する不揃い検知手段と、該不揃い検知手段が不揃いを検知したときには、その検知信号を受けて前記パンチャーの穿孔動作を行わせないようにする制御部を具備することを特徴とする用紙穿孔装置である。
本発明の第7の構成は、前記第6の構成の用紙穿孔装置において、用紙束の送り込み後端辺を叩いて用紙を揃えるジョガーに代えて用紙束の送り込み方向側辺を叩いて用紙を揃えるジョガーを具備することを特徴とする用紙穿孔装置である。
本発明の第1の構成の用紙綴じ装置は、前記のように不揃い検知手段と、該検知手段が不揃いを検知したときには、綴じ動作を行わせないようにする制御部を有しているので、用紙束の用紙が不揃いのまま綴じられることはなく無駄が生じないという効果がある。
また不揃い検知手段は、不揃いで突出している用紙が光線を遮断することにより検知する光センサ方式であるため、固定式で単純なものであり、制御部も不揃い検知信号が来れば綴じ動作をさせないというものであり、電子回路としては非常に簡単にできるものであるから、不揃いのまま綴じられないようにすることが非常に単純簡単な構成で実現できるという効果がある。
本発明の第2の構成の用紙綴じ装置は、用紙が第1の構成のように1枚々々送り込まれるのではなく、綴じるべき用紙が既に束になって送り込まれてくる用紙綴じ装置であるという点だけが異なるものであり、不揃い検知手段も制御部も第1の構成の場合と同じであるので、第1の構成と同じ効果がある。
本発明の第3の構成の用紙綴じ装置は、第1の構成および第2の構成と綴じ線の方向が90度異なるためジョガーが叩く用紙束の辺が後端辺ではなく側辺を叩くという点が異なるのみで、不揃い検知手段も制御部も第1の構成の場合と同じであるので第1の構成と同じ効果がある。
本発明の第4の構成は用紙綴じ折り装置であり、第1の構成および第2の構成に加えて綴じた後の用紙を2つ折りにする折り装置を有するものである。
そして、不揃い検知手段とその設置箇所は第1、第2の構成と同じであり、不揃いが検知されたときに綴じ装置を動作させないようにする点も同じである。このとき綴じていない用紙束を折ることは無駄になることなので、不揃いが検知されたときには制御部は、折り装置をも動作させないようにする。
結局、不揃いが検知されたときには、綴じも折りも行わせないようにするので用紙が無駄になることはないという効果が得られ、また制御部に不揃い検出時折り装置を動作させない電子回路を設ける単純容易であるので、前記効果を簡単な構成で実現できるという効果がある。
本発明の第5の構成の用紙穿孔装置は、第1の構成および第2の構成におけるステッチャーをパンチに置き換えた用紙穿孔装置である。
従って、不揃いが検知されたときには用紙束に対する孔あけは行わないようになっているので、第1の構成と同様に用紙の無駄が生じないという効果が単純簡単な構成で得られるという効果がある。
本発明の第6の構成の用紙穿孔装置は、用紙が第5の構成のように一枚々々送り込まれてくるのではなく、孔あけすべき用紙が既に束になって送り込まれて来るという点だけが異なるものであり、不揃い検知手段も制御部も第1の構成や第5の構成と同じであるので同じ効果が得られる。
本発明の第7の構成の用紙穿孔装置は、第5の構成および第6の構成と孔の配列線の方向が90度異なるため、ジョガーが叩く用紙束の辺が後端辺ではなく側辺であるという点が異なるのみで、不揃い検知手段も制御部も第5の構成の場合と同じであるので第5の構成と同じ効果がある。
不揃い検知手段は、光ビームを発する発光ダイオードと、光を受光すると電気信号を出力する受光素子を対向させた光センサを、対向軸線が、用紙束が不揃いなくしてストッパ或いはガイド壁等に接して存在するときに、ストッパ或いはガイド壁側と反対側の辺からこれ以上の不揃い突出が許されないとする間隔位置で、光ビーム方向が用紙重なり方向になるように配置するのが最良の実施形態である。
そして、不揃いをなくしたい辺をジョガーで叩いているから不揃い検知手段もジョガーで叩いている辺と同じ辺に設けることとなる。実際に考えられる辺は用紙の送り込み方向で後端となる辺およびそれと直交する側辺である。
本発明装置においては、不揃いが検知されて、綴じ動作、綴じ折り動作、穿孔動作が停止した場合、当該用紙束を除去排出し除去排出が検知された時点から自動的に再稼働するようにするのが最良の実施形態である。
以下、本発明装置の実施例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施例である用紙綴じ折り装置の正面図である。
用紙は、用紙送り込み部2から送り込まれ、停止している搬送ベルト5の上を滑ってゆき先端が綴じストッパ7に当接して位置決めされて停止する。
この場合、綴じストッパ7に当接して跳ね返って後退したり、或いは既に用紙がある場合には滑りが悪く、先端が綴じストッパ7まで届かなかったりして用紙の重なりが不揃いになることが考えられるので、この不揃いを修正して揃えるために後端辺ジョガー4が設けられており、このジョガーを軸18を支点にして用紙の後端を叩いて用紙の重なりを揃えるようにする。この叩き動作(ジョグ)は用紙1枚毎、或いは数枚毎又は1冊分の用紙枚数が送り込まれる毎に行われ所定回数或いは所定時間経過後に停止する。
しかし、必ず揃うとは限らない。そこで本発明では、先端辺が綴じストッパ7に当接している用紙の後端辺位置(正規位置)よりも、後端辺が後方へはみ出している場合にそのはみ出しを検知するために後端辺不揃い検知センサ3を設けている。
これは、用紙を挟んで対向する位置に光ビームを発生している発光ダイオードとこれを受光して電気信号を出力する受光素子とから構成されており、その光ビームが前記正規位置よりも僅か後方を通るように設定されている。従って、不揃い用紙があった場合には該用紙のはみ出し部分が光ビームを遮ることになり、受光素子の出力が切れることにより不揃いのあることが検知される。
図2は、図1の後端辺不揃い検知センサ3、後端辺ジョガー4および綴じ部を上から見た平面図である。
この実施例では、揃った用紙束16の搬送方向長の中央2箇所をステッチャー6、6で綴じる(中綴じ)ようになっている。そして、搬送方向に向かって左右両側にも側辺ジョガー17が設けられて左右両側方向にも用紙を揃えるようになっているが、この方向の不揃い検知センサは設けられていない。
図3は、図1の用紙送り込み部2、後端辺不揃い検知センサ3および後端辺ジョガー4と綴じ部において、用紙束16中に不揃い用紙19が存在する場合の拡大図である(ステッチャー6、6は省略されている)。
不揃い用紙19が後端辺不揃い検知センサ3の光ビームを遮っているので不揃いが検知される。
不揃いが検知されないときには、ステッチャー6、6が動作して用紙束を綴じる。
綴じ動作が終わると、綴じストッパ7が軸18を中心に回動して図1の1点鎖線で示すように下方へ退避し、搬送ベルト5が綴じられた用紙束を左方へ搬送し、折り搬送路53へ搬送され、用紙束の先端が折りストッパ9に当接して停止すると、折りナイフ8が用紙束の綴じ線を下から突き上げて折りローラ41の2つのローラの間へ押し込み、折りを形成する。折られた用紙束は折り後搬送路10を経て第1の排出口からスタッカ11へ排出される。
以上に対して、後端辺不揃い検知センサ3が不揃いを検知したときの動作について図4を参照しつつ説明する。
なお図4中の符号23〜32の各制御部、各駆動源、駆動モータは図1〜図3においては図示省略されている。
後端辺不揃い検知センサ3からの不揃い検知信号は制御部20中の後端辺不揃い判定部22へ送られる。
他方、後端辺ジョガー駆動制御部23からはジョグ動作が終わったときにジョグ終了信号が送られる。
前記後端辺不揃い判定部22は、このジョグ終了信号を受けた後、後端辺不揃い検知センサ3からの検知信号が不揃いを示すものであるか否かを判定する。そして、不揃いであると判定したときには該判定部22は、不揃い信号をステッチャー駆動制御部24、折りストッパ駆動制御部25、折りナイフ駆動制御部26、各搬送ベルト駆動制御部27へ送る。不揃い信号を受けたこれら各駆動制御部24〜27は、ステッチャー駆動源29、折りストッパ駆動源30、折りナイフ駆動源31がステッチャー6、折りストッパ9および折りナイフ8を駆動しないようにするとともに、各搬送ベルト駆動モータのうち、折り搬送路53および非綴じ折り搬送路21の駆動モータは回転させ、折り後搬送路10の駆動モータは回転させないようにする。
以上により、不揃いが検知された用紙束はステッチャー6、6で綴じられることなく、搬送ベルト5で搬送され、折り搬送路53へ入るが折り処理を受けることなく、非綴じ折り搬送路21およびガイド12を経て第2の排出口15から非綴じ折り用紙排出台13へ排出される。
かくして、搬送ベルト5上でよく揃わなかった用紙束は、綴じず、折らずそのまま非綴じ折り用紙排出口13へ出て来るので、これを再び用紙送り込み部2から送り込むようにすることにより再利用が可能になるという効果がある。
図5の(a)は、本発明の第2の実施例である用紙綴じ装置の正面図である。
この実施例は、用紙搬送方向に向かって右側辺寄りの位置で綴じる側辺片綴じの用紙綴じ装置である。そのため側辺を揃えるようにするため、後端不揃い検知センサ3の他に側辺不揃い検知センサ33が設けられている。
図6は、図5の(a)のA−A断面図である。
これによれば、搬送底面36の右側に側辺ストッパ54があり、左側に側辺ジョガー17が設けられている。そしてステッチャー6は紙面の垂直方向に間隔を置いて2個設けられている。
用紙束の揃え動作は、搬送方向については図5に示すように、用紙束16の用紙の先端を綴じストッパ7に当接させるように、後端辺ジョガー4で叩き動作を行い、不揃い検知は、後端辺不揃い検知センサ3で検知する。
図5の(b)は、後端辺ジョガー4が退避したときに不揃い用紙19を検知する状況を示す図である。
搬送方向と直交する方向については、図6の(a)に示すように、用紙束16の右側辺を側辺ストッパに当接させるように、左側辺を側辺ジョガー17で叩いて揃えるようにし、不揃い検知は左辺側に設けた側辺不揃い検知センサ33によって行うようになっている。側辺ジョガーの底部には側辺不揃い検知センサの光ビームが通過できるように光ビーム孔55が設けられている。
図6の(b)は不揃い用紙19を、光ビーム孔55を通して検知する状況を示す図である。
本実施例装置においては、用紙送り込み部2から用紙束が送り込まれ、後端辺ジョガー4および側辺ジョガー17の叩き揃え動作が終わった後、後端辺不揃い検知センサ3および側辺不揃い検知センサ33が不揃いを検知しない場合には、ステッチャー6、6が用紙束の右辺寄りの2箇所を綴じると綴じストッパ7(図5)が軸18を中心にして下方へ回動退避するとともに、搬送ベルト5が綴じられた用紙束16を左方へ搬送し排出口34から用紙蓄積部35へ排出する。
これに対して、後端辺不揃い検知センサ3および側辺不揃い検知センサ33のいずれか一方でも不揃いを検知した場合には綴じ動作を行わせないで排出する。
図7はジョガーの駆動制御および綴じ動作の禁止を行わせる手段構成のブロック図である。
後端辺不揃い検知センサ3および側辺不揃い検知センサ33からの検知信号は、それぞれ制御部37の後端辺不揃い判定部22および側辺不揃い判定部38へ送られる。また、各判定部22および38へは、後端辺ジョガー駆動制御部23および側辺ジョガー駆動制御部39からジョグ動作の終了を示すジョグ終了信号が送られている。各判定部22および38はジョグ終了信号を受けてから各検知センサからの信号について不揃いであるか否かを判定し、不揃いであった場合には不揃い信号をステッチャー駆動制御部24へ送り、不揃い信号を受けたステッチャー駆動制御部24はいずれからの不揃い信号であっても、ステッチャー駆動源29がステッチャー6を駆動させないようにする。
そして、図5の綴じストッパ7を軸18を回動中心として下方へ退避させ、搬送ベルト5によって排出口34の方へ搬送し、用紙蓄積部35へ排出させる。
排出された用紙束は綴じられていないので、再度用紙送り込み部2から送り込み再利用が可能となる。
以上、第1の実施例は、中綴じ処理とその綴じ線に対する折り処理の2つの処理を行う用紙綴じ折り装置であるが、折り処理を行わない綴じ処理のみの装置であってもよい。その場合、排出口は綴じを行ったものと行わないものにつき別々にしてもよいし、1つであってもよい。
第2の実施例は、側辺片綴じの用紙綴じ装置で不揃い検知センサは後端辺と側辺の両方にあるが側辺のみであってもよい。
また、排出口についても綴じを行ったものと行わなかったものにつき別々にしてもよいし、1つであってもよい。
第1の実施例および第2の実施例はそれぞれ綴じ折り、綴じを行うものであるが、この綴じ処理に代えて穿孔処理を行わせることもできる。
穿孔処理についても、用紙の送り方向に向かって左右いずれかの側辺寄りに辺に沿って複数の孔をあける場合と、用紙送り方向の先端辺或いは後端辺寄りに辺に沿って複数の孔をあける場合がある。
そして、側辺に沿って孔あけする場合には、側辺ジョガーと側辺不揃い検知センサを設け、先端辺或いは後端辺に沿って孔あけする場合には、後端辺ジョガーと後端辺不揃い検知センサを設ける。
勿論、前者の場合において、後端辺ジョガーおよび後端辺不揃い検知センサをも設け、後者の場合に側辺ジョガーおよび側辺不揃い検知センサをも設け、用紙の縦横の揃いを一層確実にすることも行われる。
なお、孔あけ後に折り処理を行うことは少ない。
本発明の第1の実施例の用紙綴じ折り装置の正面図である。 図1の後端辺不揃い検知センサ、後端辺ジョガーおよび綴じ部を上から見た平面図である。 図1の用紙送り込み部、後端辺ジョガーおよび後端辺不揃い検知センサと、綴じ部において用紙束の中に不揃い用紙が存在しこれを検知する場合の拡大図である。 用紙束の後端辺が不揃いの場合に、綴じ処理も折り処理も行わないようにするための手段の構成ブロック図である。 本発明の第2の実施例の用紙綴じ装置の正面図である。 図5の(a)のA−A断面図である。 図5の実施例において、用紙束の後端辺、側辺のいずれが不揃いになっても綴じ処理を行わないようにするための手段の構成ブロック図である。 従来の用紙束の折り装置において、用紙束の用紙の重なりが揃っていない場合に、この不揃いを検知して折り処理を行わせないようにした例の手段構成図である。
符号の説明
1 用紙綴じ折り装置
2 用紙送り込み部
3 後端辺不揃い検知センサ
4 後端辺ジョガー
5 搬送ベルト
6 ステッチャー
7 綴じストッパ
8 折りナイフ
9 折りストッパ
10 折り後搬送路
11 スタッカ
12 ガイド
13 非綴じ折り用紙排出台
14 第1の排出口
15 第2の排出口
16 用紙束
17 側辺ジョガー
18 軸
19 不揃い用紙
20 制御部
21 非綴じ折り搬送路
22 後端辺不揃い判定部
23 後端辺ジョガー駆動制御部
24 ステッチャー駆動制御部
25 折りストッパ駆動制御部
26 折りナイフ駆動制御部
27 各搬送ベルト駆動制御部
28 後端辺ジョガー駆動源
29 ステッチャー駆動源
30 折りストッパ駆動源
31 折りナイフ駆動源
32 各搬送ベルト駆動モータ
33 側辺不揃い検知センサ
34 排出口
35 用紙蓄積部
36 搬送底面
37 制御部
38 側辺不揃い判定部
39 側辺ジョガー駆動制御部
40 側辺ジョガー駆動源
41 折りローラ
42 搬送ベルト
43 搬送ベルト
44 位置決めストッパ
45 ストッパ送りねじ
46 ストッパ移動用モータ
47 用紙検出器
48 検出器送りねじ
49 検出器移動用モータ
50 搬送ローラ
51 搬送ローラ移動ベルト
52 搬送ローラ移動用モータ
53 折り搬送路
54 側辺ストッパ
55 光ビーム孔

Claims (7)

  1. 用紙を送り込む用紙送り込み部と、送り込まれた用紙を一時載置し、処理後に搬送する搬送部と、該搬送部へ送り込まれた用紙の先端辺が当接して停止するストッパと、用紙の送り込み後端辺を叩いて揃えるジョガーと、前記搬送部上に予め定められた枚数の用紙が積載された後にこれを綴じるステッチャーとを備える用紙綴じ装置であって、前記ジョガーの叩き揃え動作が終わった後に不揃い用紙がある場合、これを光線の遮断により検知する不揃い検知手段と、該不揃い検知手段が不揃いを検知したときにはその検知信号を受けて前記ステッチャーの綴じ動作を行わせないようにする制御部を具備することを特徴とする用紙綴じ装置。
  2. 用紙束を送り込む用紙束送り込み部と、送り込まれた用紙束を一時載置し、綴じ処理後に搬送する搬送部と、該搬送部へ送り込まれた用紙束の先端辺が当接して停止するストッパと、用紙束の送り込み後端辺を叩いて用紙を揃えるジョガーと、叩き揃えた後用紙束を綴じるステッチャーとを備える用紙綴じ装置であって、前記ジョガーの叩き揃え動作が終わった後に、不揃い用紙がある場合、これを光線の遮断により検知する不揃い検知手段と、該不揃い検知手段が不揃いを検知したときには、その検知信号を受けて前記ステッチャーの綴じ動作を行わせないようにする制御部を具備することを特徴とする用紙綴じ装置。
  3. 請求項2記載の用紙綴じ装置において、用紙束の送り込み後端辺を叩いて用紙を揃えるジョガーに代えて用紙束の送り込み方向側辺を叩いて用紙を揃えるジョガーを具備することを特徴とする用紙綴じ装置。
  4. 請求項1又は請求項2の用紙綴じ装置に加えて、搬送部から送り込まれて来た用紙束を受けて、その折り処理を行うときには綴じ位置を中心に2つ折りして第1の排出口へ出力し、折り処理を行わないときは第2の排出口へそのまま排出させる折り装置を有するとともに、制御部がステッチャーの綴じ動作を行わせないときには折り装置にも折り処理を行わせないようにするものであることを特徴とする用紙綴じ折り装置。
  5. 用紙を送り込む用紙送り込み部と、送り込まれた用紙を一時載置し、処理後に搬送する搬送部と、該搬送部へ送り込まれた用紙の先端辺が当接して停止するストッパと、用紙の送り込み後端辺を叩いて揃えるジョガーと、前記搬送部上に予め定められた枚数の用紙が積載された後にこれに孔明けをするパンチャーとを備える用紙穿孔装置であって、前記ジョガーの叩き揃え動作が終わった後に不揃い用紙がある場合、これを光線の遮断により検知する不揃い検知手段と、該不揃い検知手段が不揃いを検知したときにはその検知信号を受けて前記パンチャーの穿孔動作を行わせないようにする制御部を具備することを特徴とする用紙穿孔装置。
  6. 用紙束を送り込む用紙束送り込み部と、送り込まれた用紙束を一時載置し、処理後に搬送する搬送部と、該搬送部へ送り込まれた用紙束の先端辺が当接して停止するストッパと、用紙束の送り込み後端辺を叩いて用紙を揃えるジョガーと、叩き揃えた後用紙束に孔明けをするパンチャーとを備える用紙穿孔装置であって、前記ジョガーの叩き揃え動作が終わった後に、不揃い用紙がある場合、これを光線の遮断により検知する不揃い検知手段と、該不揃い検知手段が不揃いを検知したときには、その検知信号を受けて前記パンチャーの穿孔動作を行わせないようにする制御部を具備することを特徴とする用紙穿孔装置。
  7. 請求項6記載の用紙穿孔装置において、用紙束の送り込み後端辺を叩いて用紙を揃えるジョガーに代えて用紙束の送り込み方向側辺を叩いて用紙を揃えるジョガーを具備することを特徴とする用紙穿孔装置。
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