JP2006119593A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 熱伝導部材に対するPDPとシャーシベースの結合構造を改善して、熱変形されたPDPを熱伝導部材に均一に密着させることができるようにしたプラズマディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】 本発明で提供するプラズマディスプレイ装置は、プラズマディスプレイパネル、前記プラズマディスプレイパネルを支持するシャーシベース、前記プラズマディスプレイパネルとシャーシベースとの間に介される熱伝導部材、前記プラズマディスプレイパネルと前記熱伝導部材との間に形成されてこれらを固定する第1接着層、及び前記熱伝導部材とシャーシベースとの間に形成されてこれらを固定する第2接着層を含み、前記第1接着層の結合力が前記第2接着層の結合力より大きい構造を有する。
【選択図】 図3

Description

本発明はプラズマディスプレイ装置に係り、特に、プラズマディスプレイパネルとシャーシベースの結合構造を改善したプラズマディスプレイ装置に関するものである。
プラズマディスプレイ装置は、映像表示のためにプラズマディスプレイパネル(以下、‘PDP’とする)内に注入した放電ガスを放電させてプラズマを形成することによって映像を実現するが、このような一連の動作過程で熱が発生する。これとともに、PDPの発光輝度を高めるためにその放電の強さを高めると、PDPではさらに多くの熱が発生する。
したがって、PDPで発生した熱を除去する放熱技術が必須である。これに関連して従来の放熱技術について見てみれば、一般的に、PDPを熱伝導性に優れた材質からなるシャーシベースに付着することはもちろん、放熱シートのような熱伝導部材をPDPとシャーシベースとの間に介在させ、PDPより発生した熱を熱伝導部材とシャーシベースを通して伝導させることによって除去している。
この時、従来技術によるPDPとシャーシベースの結合構造は、両面に接着剤を備えた熱伝導部材がシャーシベースとPDPとの間に介されてこれらを結合させている。
しかし、従来のプラズマディスプレイ装置を組立てる過程は、熱を利用する複数の焼成工程を経るようになるため、PDPが組立過程で熱変形を起こし、さらに、シャーシベースとPDPとの間は、この二つに加えられる圧着力によって熱伝導部材に粘着されることによって固定される。
したがって、PDPをシャーシベースに結合させる場合、圧着力によってPDPが熱伝導部材側に曲がって、熱伝導部材に固定される。このような状態で、PDPに加えられていた圧着力を除去すると、熱伝導部材に対するPDPの圧着力より復原力がさらに大きいため、PDPが再び元来の形態に復元されながら、結合していた部分が一部落ちるようになる。
したがって、従来によるプラズマディスプレイ装置は、前述のようにPDPが熱伝導部材に均一に密着できないため。その駆動過程で振動による機械的騷音及び振動が発生し、熱伝導部材によるPDPの熱放出効率が低下することがある。
本発明の目的は、熱伝導部材に対するPDPとシャーシベースの結合構造を改善して、熱変形されたPDPを熱伝導部材に均一に密着させることができるようにしたプラズマディスプレイ装置を提供することにある。
本発明で提供するプラズマディスプレイ装置は、プラズマディスプレイパネル、前記プラズマディスプレイパネルを支持するシャーシベース、前記プラズマディスプレイパネルとシャーシベースとの間に介される熱伝導部材、前記プラズマディスプレイパネルと前記熱伝導部材との間に形成されてこれらを固定する第1接着層、及び前記熱伝導部材とシャーシベースとの間に形成されてこれらを固定する第2接着層を含み、前記第1接着層の結合力が前記第2接着層の結合力より大きい構造を有する。
本発明は、また、前記プラズマディスプレイパネルとシャーシベースとの間の周縁に備えられて、このプラズマディスプレイパネルとシャーシベースを結合させる結合材をさらに含んで構成することもできる。
本発明において、前記第1及び第2接着層は、ポリエチレンテレフタレート(Polyethylene Terephthalate)、シリコン(Sylicon)、アクリル酸エステル(Acrylic Ester)重合物、及びスチレン(Styrene)系樹脂からなる群より選択される一つ又は一つ以上の組み合わせからなる。
本発明において、前記プラズマディスプレイパネルは、前記熱伝導部材の外側方向に変形された構造を有し、この時、前記第2接着層の接着力が前記プラズマディスプレイパネルの復原力より小さいことが好ましい。
また、本発明は、前記第1接着層によって前記プラズマディスプレイパネルが前記熱伝導部材に全面的に固定され、前記第2接着層によって前記熱伝導部材が前記シャーシベースに部分的に固定される。
この時、前記熱伝導部材は、前記シャーシベースの厚さ方向に対する熱放出量より前記プラズマディスプレイパネルの平面方向に対する熱放出量がさらに大きいことが好ましい。
また、本発明で提供するプラズマディスプレイ装置は、プラズマディスプレイパネル、前記プラズマディスプレイパネルを支持するシャーシベース、前記プラズマディスプレイパネルとシャーシベースとの間に介される熱伝導部材、前記プラズマディスプレイパネルと前記熱伝導部材との間に形成されてこれらを固定する第1接着層、及び前記熱伝導部材とシャーシベースとの間に形成されてこれらを固定する第2接着層を含み、前記第1及び第2接着層が、前記プラズマディスプレイパネルの変形による復原力より大きい結合力を有する構造を有する。
本発明において、前記第1接着層と第2接着層は、互いに同一な結合力を有する。
本発明は、前記第1接着層によって前記プラズマディスプレイパネルが前記熱伝導部材に全面的に固定され、前記第2接着層によって前記熱伝導部材が前記シャーシベースに全面的に固定される。
また、本発明で提供するプラズマディスプレイ装置は、プラズマディスプレイパネル、前記プラズマディスプレイパネルを支持するシャーシベース、前記プラズマディスプレイパネルとシャーシベースとの間に介される熱伝導部材、及び前記プラズマディスプレイパネルと前記熱伝導部材との間に形成されてこれらを固定する接着層を含み、前記接着層の結合力が、前記プラズマディスプレイパネルの変形による復原力より大きい構造を有する。
本発明のプラズマディスプレイ装置によれば、熱伝導部材にPDPとシャーシベースを付着させる接着層の結合力を改善して、熱変形されたPDPを熱伝導部材に均一に密着させることができるので、その駆動過程で発生する騷音や振動を効果的に低減させることができ、熱伝導部材に対するPDPの熱伝達効率を向上させることができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態について本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本発明は多様な相違した形態で実現でき、ここで説明する実施形態に限定されない。
図1は、本発明の第1実施形態によるプラズマディスプレイ装置の分解斜視図であり、図2は、図1の結合断面構成図である。
図面を参照すれば、本実施形態によるプラズマディスプレイ装置100は、基本的に、プラズマディスプレイパネル(以下、‘PDP’とする)12とシャーシベース16を含む。
そして、PDP12の前には前面カバー(図示せず)が位置し、シャーシベース16の後には背面カバー(図示せず)が位置して、これらの結合によって本実施形態によるプラズマディスプレイ装置のセットを完成する。
PDP12は、前面基板と背面基板を備えてその間に複数の放電セルを形成しており、ほぼ四角形(本実施形態では、一対の長辺と一対の短辺を有する横幅の広い長方形)の外形を成す。
この時、PDP12は、その製造過程中に熱を利用する焼成工程を経るが、このような焼成工程によって、例えば、後述の熱伝導部材18の外側方向に熱変形された形態を有する。
したがって、PDP12は、図2の仮想線で示したように、熱変形されたPDP12に所定の加圧力が作用すれば、この加圧力により熱伝導部材18側に変形し、この加圧力が除去されれば、再び元来の形態に復元する固有な特性を有する。
そして、シャーシベース16は、前記PDP12と駆動回路基板(図示せず)を支持するのに充分な構造的強度を有し、PDP12より発生する熱を外部に放出させることができる構造からなる。このために、前記シャーシベース16は、構造的剛性と熱伝導性を有するアルミニウムや銅、鉄などの金属素材をプレス又はダイキャスト成形して製作されるものが通常使用される。
一方、PDP12とシャーシベース16との間には、PDP12とシャーシベース16に密着してこのPDP12から発生する熱を放出及び分散させる熱伝導部材18が位置する。この熱伝導部材18は、熱伝導性に優れたアクリル系放熱材、グラファイト系放熱材、金属系放熱材、又は炭素ナノチューブ系放熱材からなることができる。
この時、前記熱伝導部材18は、PDP12から発生する熱の伝達を受けて、シャーシベース16の厚さ方向に熱を放出させる熱放出量よりPDP12の平面方向に放出させる熱放出量がさらに大きいという放熱特性を有する。
そして、PDP12とシャーシベース16との間の周縁部分には、このPDP12とシャーシベース16を結合させるための結合材19をさらに備えることもできる。この結合材19は、所定の弾性を有する物質を母材として用いた通常の両面テープからなり、熱伝導部材18の周縁を囲むように配置されて熱伝導部材18の位置を確保しながら、PDP12の周縁部分とシャーシベース16の周縁部分とを付着させる。
この時、前記結合材19は、PDP12に作用する加圧力により弾性変形し、前記加圧力が除去されれば再び一定の厚さに復元する特性を有する。
本発明において、前記プラズマディスプレイ装置100は、前述のような熱伝導部材18が接着材によってPDP12及びシャーシベース16に各々結合される構造からなる。
このために本発明によるプラズマディスプレイ装置100は、PDP12と熱伝導部材18との間に第1接着層17aを形成し、熱伝導部材18とシャーシベース16との間に第2接着層17bを形成している。
前記第1接着層17aは、PDP12と対向する熱伝導部材18の一面に接着剤を塗布して形成されることができ、前記第2接着層17bは、シャーシベース16と対向する熱伝導部材18の他の一面に接着剤を塗布して形成されることができる。
本実施形態で前記第1接着層17aは、第2接着層17bの結合力より大きい結合力を有するように形成されるのが好ましい。
このような第1及び2接着層17a、17bは、ポリエチレンテレフタレート、シリコン、アクリル酸エステル重合物、又はスチレン系樹脂のうちで選択された一つ又は一つ以上の組み合わせからなる。
このような組成物からなる第1及び第2接着層17a、17bのうちの第1接着層17aは、PDP12の表面に対してほぼ2,000g/25mmの結合力を有し、前記第2接着層17bは、シャーシベース16の表面に対して第1接着層17aの結合力より相対的に小さい1,000g/25mmの接着力を有するのが好ましい。
この時、前記第2接着層17bの結合力は、所定の加圧力により変形された後で再び元来の形態に戻るPDP12の復原力より相対的に小さい値を有するように形成される。
このような第1及び第2接着層17a、17bの相違した結合力に起因して、PDP12は、熱伝導部材18側に変形しながら第1接着層17aによって熱伝導部材18に全面的に固定され、第2接着層17bは、このPDP12の復原力より小さい結合力を有するために元来の形態に復元しながら、シャーシベース16に部分的に固定される。
代案として、本実施形態による第1及び第2接着層17a、17bは、前記のような接着剤を熱伝導部材18の両側表面に塗布して形成するものに限定されず、PDP12に対向する表面にのみ選択的に形成されることもできる。
以下、前記のように第1及び第2接着層を備えた本発明のプラズマディスプレイ装置100の組立順序を説明する。以下の説明は結合材を備えたものを例として説明するが、この結合材が必ずしも必要な構成ではない。
まず、シャーシベース16の一面に熱伝導部材18を固定させ、このシャーシベース16の周縁部分に沿って結合材19を付着させる。この時、前記熱伝導部材18は、第2接着層17bによってシャーシベース16に固定される。
この状態で熱伝導部材18の反対方向、つまり、シャーシベース16が結合された方向の反対側で、熱変形されたPDP12の周縁が結合材19と当たるように定位置させ、PDP12を所定の圧力で加圧する。
以下、PDP12は、図2の仮想線で示したように、加圧力によって熱伝導部材18側に変形しながら熱伝導部材18に密着し、第1接着層17aによって前記熱伝導部材18に固定される。
このようにPDP12を加圧させて熱伝導部材18に固定した後、PDP12に加えていた圧力を除去する。そうすると、PDP12は、第2接着層17bの結合力より元来の形態に戻ろうという変形力がより大きいため、元来の形態に戻るようになる。したがって、熱伝導部材18はシャーシベース16から部分的に落ちるようになり、熱伝導部材18とは部分的に結合された状態を成す。
一方、第1接着層17aは結合力がPDP12の変形力よりより大きいため、熱伝導部材18から落ちず、全面的に付着された状態を維持する。
さらに説明すれば、PDP12に加えられる圧力が除去され、PDP12に復原力が作用する瞬間、第2接着層17bの結合力がPDP12の復原力より小さいため、言及したように、熱伝導部材18はシャーシベース16から一部落ちて部分的に付着された状態を維持する。
そして、第1接着層17aの結合力がPDP12の変形力より大きいため、PDP12が復元する時、熱伝導部材18はPDP12から落ちず、全面的に付着された状態を維持する。
一方、前記熱伝導部材18は、シャーシベース16の厚さ方向に対する熱放出量よりPDP12の平面方向に対する熱放出量がより大きいという固有な特性を有しているので、熱伝導部材18がシャーシベース16に部分的に付着されても、放熱特性にはそれほど大きな影響を与えない。
図3は、本発明の第2実施形態によるプラズマディスプレイ装置の断面構成図である。ここで、前述の構成と同一な構成については同一な図面符号を付け、その詳細な説明も省略する。図3を参照して、本発明の第2実施形態によるプラズマディスプレイ装置について説明する。
図面を参照すれば、本実施形態によるプラズマディスプレイ装置200は、前述の実施形態のように、PDP12と熱伝導部材18との間に第1接着層31aを形成し、熱伝導部材18とシャーシベース16との間に第2接着層31bを形成する構造を有し、第1及び第2接着層31a、31bがPDP12の復原力より大きい結合力を有する構造を有する。
ここで、第1接着層31a及び第2接着層31bは、熱伝導部材18に対するPDP12とシャーシベース16の結合力が実質的に同一な通常の接着材からなるのが好ましい。
したがって、本発明によるプラズマディスプレイ装置200によれば、前記PDP12が熱伝導部材18側に変形された状態で、第1接着層31aによって熱伝導部材18に全面的に付着され、この熱伝導部材18の他の一面がシャーシベース16に全面的に付着された構造を成す。
このような前記プラズマディスプレイ装置200の組立順序を詳細に説明すれば、まず、前述の第1実施形態のように熱伝導部材18をシャーシベース16に固定させる。
この状態で、図面の仮想線で示したように、熱伝導部材18の外側方向に変形されたPDP12を所定の圧力で加圧して熱伝導部材18に結合させる。この時、この熱伝導部材18は、第2接着層31bによってシャーシベース16に全面的に付着された状態となる。
このような過程を経る間、前記PDP12は熱伝導部材18側に変形しながら熱伝導部材18に密着し、第1接着層31aによって熱伝導部材18に全面的に固定される。
この時、前記PDP12は、第1及び第2接着層31a、31bがPDP12の復原力より大きい結合力を有するので、熱伝導部材18に付着された状態で元来の形態に復元しない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲と発明の詳細な説明及び添付した図面の範囲内で多様に変形して実施するのが可能であり、これもまた本発明の範囲に属する。
本発明の第1実施形態によるプラズマディスプレイ装置の分解斜視図である。 図1の結合断面構成図である。 本発明の第2実施形態によるプラズマディスプレイ装置の断面構成図である。
符号の説明
12 PDP
16 シャーシベース
17a、31a 第1接着層
17b、31b 第2接着層
18 熱伝導部材
19 結合材
100、200 プラズマディスプレイ装置

Claims (19)

  1. プラズマディスプレイパネル;
    前記プラズマディスプレイパネルを支持するシャーシベース;
    前記プラズマディスプレイパネルとシャーシベースとの間に介される熱伝導部材;
    前記プラズマディスプレイパネルと前記熱伝導部材との間に形成されてこれらを固定する第1接着層;及び
    前記熱伝導部材とシャーシベースとの間に形成されてこれらを固定する第2接着層;
    を含み、
    前記第1接着層の結合力が前記第2接着層の結合力より大きいことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 前記プラズマディスプレイパネルとシャーシベースとの間の周縁に備えられて、このプラズマディスプレイパネルとシャーシベースを結合させる結合材を含むことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  3. 前記第1及び第2接着層は、ポリエチレンテレフタレート、シリコン、アクリル酸エステル重合物、及びスチレン系樹脂からなる群より選択される一つ又は一つ以上の組み合わせからなることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  4. 前記プラズマディスプレイパネルが前記熱伝導部材の外側方向に変形されたことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  5. 前記第2接着層の接着力が前記プラズマディスプレイパネルの復原力より小さいことを特徴とする請求項4に記載のプラズマディスプレイ装置。
  6. 前記第1接着層によって前記プラズマディスプレイパネルが前記熱伝導部材に全面的に固定され、前記第2接着層によって前記熱伝導部材が前記シャーシベースに部分的に固定されることを特徴とする請求項5に記載のプラズマディスプレイ装置。
  7. 前記熱伝導部材は、前記シャーシベースの厚さ方向に対する熱放出量より前記プラズマディスプレイパネルの平面方向に対する熱放出量がさらに大きいことを特徴とする請求項6に記載のプラズマディスプレイ装置。
  8. プラズマディスプレイパネル;
    前記プラズマディスプレイパネルを支持するシャーシベース;
    前記プラズマディスプレイパネルとシャーシベースとの間に介される熱伝導部材;
    前記プラズマディスプレイパネルと前記熱伝導部材との間に形成されてこれらを固定する第1接着層;及び
    前記熱伝導部材とシャーシベースとの間に形成されてこれらを固定する第2接着層;
    を含み、
    前記第1及び第2接着層が、前記プラズマディスプレイパネルの変形による復原力より大きい結合力を有することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  9. 前記第1接着層と第2接着層は互いに同一な結合力を有することを特徴とする請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  10. 前記プラズマディスプレイパネルとシャーシベースとの間の周縁に備えられて、このプラズマディスプレイパネルとシャーシベースを結合させる結合材を含むことを特徴とする請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  11. 前記第1及び第2接着層は、ポリエチレンテレフタレート、シリコン、アクリル酸エステル重合物、及びスチレン系樹脂からなる群より選択される一つ又は一つ以上の組み合わせからなることを特徴とする請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  12. 前記プラズマディスプレイパネルが、前記熱伝導部材の外側方向に変形されたことを特徴とする請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  13. 前記第1接着層によって前記プラズマディスプレイパネルが前記熱伝導部材に全面的に固定され、前記第2接着層によって前記熱伝導部材が前記シャーシベースに全面的に固定されることを特徴とする請求項9に記載のプラズマディスプレイ装置。
  14. 前記熱伝導部材は、前記シャーシベースの厚さ方向に対する熱放出量より前記プラズマディスプレイパネルの平面方向に対する熱放出量がさらに大きいことを特徴とする請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  15. プラズマディスプレイパネル;
    前記プラズマディスプレイパネルを支持するシャーシベース;
    前記プラズマディスプレイパネルとシャーシベースとの間に介される熱伝導部材;及び
    前記プラズマディスプレイパネルと前記熱伝導部材との間に形成されてこれらを固定する接着層;を含み、
    前記接着層の結合力が、前記プラズマディスプレイパネルの変形による復原力より大きいことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  16. 前記プラズマディスプレイパネルとシャーシベースとの間の周縁に備えられて、このプラズマディスプレイパネルとシャーシベースを結合させる結合材を含むことを特徴とする請求項15に記載のプラズマディスプレイ装置。
  17. 前記接着層は、ポリエチレンテレフタレート、シリコン、アクリル酸エステル重合物、及びスチレン系樹脂からなる群より選択される一つ又は一つ以上の組み合わせからなることを特徴とする請求項15に記載のプラズマディスプレイ装置。
  18. 前記プラズマディスプレイパネルが前記熱伝導部材の外側方向に変形されたことを特徴とする請求項15に記載のプラズマディスプレイ装置。
  19. 前記熱伝導部材は、前記シャーシベースの厚さ方向に対する熱放出量より前記プラズマディスプレイパネルの平面方向に対する熱放出量がさらに大きいことを特徴とする請求項15に記載のプラズマディスプレイ装置。
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