JP2006117049A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】騒音が小さく、耐久性に優れ且つロストルクが小さい電動パワーステアリング装置を提供すること。
【解決手段】ウォーム軸18の第2の端部18bを支持する第2の軸受23が、ウォーム軸18およびウォームホイール19の中心間距離D1を長短する方向X1,X2に偏倚可能に支持される。湾曲板ばね30は、第2の軸受23の外輪27を包囲する有端環状の主体部31と、第2の軸受23を介してウォーム軸18の第2の端部18bを中心間距離D1が短くなる方向X2に付勢する弾性舌片33とを含む。弾性舌片33の側縁に切欠き溝を設け、弾性舌片33が二段階の弾性係数をもつようにする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電動モータにより操舵補助力を発生する電動パワーステアリング装置に関するものである。
自動車用の電動パワーステアリング装置(EPS:Electric Power Steering System) には減速機が用いられている。例えばコラム型EPSでは、電動モータの出力軸の回転をウォーム軸およびウォームホイールを介して減速することで、電動モータの出力を増幅して舵取り機構に伝達し、ステアリング操作をトルクアシストするようにしている。
上記のウォーム軸とウォームホイールとの噛み合いには適度なバックラッシが必要であるが、例えば悪路を走行した場合、路面からの逆入力によりバックラッシに起因した歯打ち音(ラトル音)が発生することがある。
歯打ち音が発生しないようにするためには、各部品の加工精度の範囲内でウォーム軸とウォームホイールとの間に生ずるバックラッシ量を厳密に調整しておく必要がある。従来、ウォーム軸およびウォームホイールを組み付けるときに、各部品を寸法精度のばらつき度合いに応じて選別し、互いの組合せ精度が適正になるもの同士を組み合わせるようにしている(いわゆるマッチング組立)が、この作業に非常に手間がかかり、製造コストが高くなっていた。
また、マッチング組立により初期にはバックラッシが適切な範囲に設定されていたとしても、経時変化による歯部の摩耗等によりバックラッシが増大し、異音を発生するおそれがある。
そこで、ウォーム軸の一端を支持する軸受を径方向ウォームホイール側に進退自在とし、上記軸受の外輪の周囲に被せられた湾曲板ばねによって、ウォーム軸の一端を径方向ウォームホイール側に付勢することで、ウォーム軸およびウォームホイールの回転中心間の距離(いわゆる芯間距離)を自動的に調整してバックラッシを少なくすることが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−203154公報
しかしながら、上記の湾曲板ばねによる予圧荷重が大き過ぎると、操舵時の回転抵抗が大きくなるとともに、湾曲板ばねの耐久性が低下する。逆に上記の予圧荷重が小さ過ぎると歯打ち音を低減することができなくなるという問題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、騒音が小さく、耐久性に優れ且つロストルクが小さい電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、操舵補助用の電動モータの動力を、駆動ギヤおよび駆動ギヤに噛み合う従動ギヤを介して操舵機構に伝達するための伝動装置を備える電動パワーステアリング装置において、上記駆動ギヤの軸方向の一端を回転自在に支持する軸受と、上記軸受を駆動ギヤと従動ギヤの中心間距離が変化する方向に偏倚可能に支持するための支持孔を含むハウジングと、上記軸受を介して駆動ギヤを上記中心間距離が短くなる方向に弾性的に付勢する付勢手段とを備え、上記付勢手段は、複数段階の弾性係数を有する板ばねを含むことを特徴とするものである。
本発明では、板ばねの弾性復元力によって駆動ギヤを上記中心間距離が短くなる方向へ付勢することができ、駆動ギヤと従動ギヤの噛合部分のバックラッシ量を少なくすることができ、その結果、歯打ち音による騒音を低減することができる。通常時は、板ばねの弾性係数の小さい領域を利用して、軸受の偏倚に対する追従性を良くすることができるので、歯打ち音による騒音を確実に低減することができ、また、通常時の板ばねに働く応力を低減して耐久性を向上することができる。また、ウォーム軸の回転抵抗を少なくしてロストルクを低減することができる。さらに、大きな負荷を受けるときには、板ばねの弾性係数の大きい領域が働き、上記の負荷を充分に受けることができる。
また、上記発明において、上記板ばねは湾曲板ばねを含み、上記湾曲板ばねは、上記軸受の外輪の外周に嵌合する有端環状の主体部と、主体部の周方向の端部から延びハウジングの受け部により受けられて上記軸受を上記中心間距離が短くなる方向に付勢する弾性舌片とを含み、上記弾性舌片の長手方向の途中部に切欠きが形成されている場合がある。この場合、切欠きを設ける簡単な構成により、湾曲板ばねの弾性舌片に複数段階の弾性係数を付与することができる。
本発明は、操舵補助用の電動モータの動力を、駆動ギヤおよび駆動ギヤに噛み合う従動ギヤを介して操舵機構に伝達するための伝動装置を備える電動パワーステアリング装置において、上記駆動ギヤの軸方向の一端を回転自在に支持する軸受と、上記軸受を介して駆動ギヤを軸方向に弾性的に付勢する付勢手段とを備え、上記付勢手段は、複数段階の弾性係数を有する板ばねを含むことを特徴とするものである。本発明では、板ばねの弾性復元力によって駆動ギヤを軸方向に付勢することにより、駆動ギヤと従動ギヤの噛合部分のバックラッシ量を少なくすることができ、その結果、歯打ち音による騒音を低減することができる。通常時は、板ばねの弾性係数の小さい領域を利用して、バックラッシ除去のためのウォーム軸の軸方向移動に対する追従性を良くすることができるので、歯打ち音による騒音を確実に低減することができ、また、通常時の板ばねに働く応力を低減して耐久性を向上することができる。また、ウォーム軸の回転抵抗を少なくしてロストルクを低減することができる。さらに、大きな負荷を受けるときには、板ばねの弾性係数の大きい領域が働き、上記の負荷を充分に受けることができる。
また、本発明において、上記板ばねは、環状の主体部と、主体部の周縁部から延設された弾性舌片とを含み、上記弾性舌片の長手方向の途中部に切欠きが形成されている場合がある。この場合、切欠きを設ける簡単な構成により、板ばねの弾性舌片に複数段階の弾性係数を付与することができる。
また、本発明において、上記主体部の周縁部から、弾性舌片の変形量を規制するための突起が折り曲げ形成されている場合がある。この場合、簡単な構成により弾性舌片の変形量を規制して、板ばねの耐久性を向上することができる。
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態の電動パワーステアリング装置の概略構成図である。
図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に連結しているステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3に自在継手4を介して連結される中間軸5と、中間軸5に自在継手6を介して連結されるピニオン軸7と、ピニオン軸7の端部近傍に設けられたピニオン歯7aに噛み合うラック歯8aを有して自動車の左右方向に延びる転舵軸としてのラックバー8とを有している。ピニオン軸7およびラックバー8により、ラックアンドピニオン機構からなる操舵機構Aが構成されている。
ラックバー8は車体に固定されるハウジング9内に図示しない複数の軸受を介して直線往復動自在に支持されている。ラックバー8の両端部はハウジング9の両側へ突出し、各端部にはそれぞれタイロッド10が結合されている。各タイロッド10は対応するナックルアーム(図示せず)を介して対応する操向輪11に連結されている。
操舵部材2が操作されてステアリングシャフト3が回転されると、この回転がピニオン歯7aおよびラック歯8aによって、自動車の左右方向に沿ってのラックバー8の直線運動に変換される。これにより、操向輪11の転舵が達成される。
ステアリングシャフト3は、操舵部材2に連なる入力側のアッパーシャフト3aと、ピニオン軸7に連なる出力側のロアーシャフト3bとに分割されており、これらアッパーおよびロアーシャフト3a,3bはトーションバー12を介して同一の軸線上で相対回転可能に互いに連結されている。
トーションバー12を介するアッパーおよびロアーシャフト3a,3b間の相対回転変位量により操舵トルクを検出するトルクセンサ13が設けられており、このトルクセンサ13のトルク検出結果は、ECU(Electronic Control Unit :電子制御ユニット)14に与えられる。ECU14では、トルク検出結果や図示しない車速センサから与えられる車速検出結果等に基づいて、駆動回路15を介して操舵補助用の電動モータ16を駆動制御する。電動モータ16の出力回転が伝動装置としての減速機17を介して減速されてピニオン軸7に伝達され、ラックバー8の直線運動に変換されて、操舵が補助される。
減速機17は、電動モータ16により回転駆動される、駆動ギヤとしてのウォーム軸18と、このウォーム軸18に噛み合うと共にステアリングシャフト3のロアーシャフト3bに一体回転可能に連結される、従動ギヤとしてのウォームホイール19を備える。
図2を参照して、ウォーム軸18は電動モータ16の出力軸20と同軸上に配置される。ウォーム軸18は、その軸長方向に離隔する第1および第2の端部18a,18bを有し、第1および第2の端部18a,18b間の中間部に歯部18cを有する。
ウォームホイール19は、ステアリングシャフト3のロアーシャフト3bの軸方向中間部に一体回転可能に且つ軸方向移動不能に連結されている。ウォームホイール19は、ロアーシャフト3bに一体回転可能に結合される環状の芯金19aと、芯金19aの周囲を取り囲み外周に歯部19cを形成した合成樹脂部材19bとを備える。芯金19aは、例えば合成樹脂部材19bの樹脂成形時に金型内にインサートされるものである。
ウォーム軸18の第1の端部18aと電動モータ16の出力軸20の対向端部とは、動力伝達継手21を介して同軸上に動力伝達可能に連結されている。
ウォーム軸18の第1および第2の端部18a,18bは、対応する第1および第2の軸受22,23をそれぞれ介して減速機17のハウジング17aに回転自在に支持されている。第1および第2の軸受22,23は例えば玉軸受からなる。
第1および第2の軸受22,23の内輪24,25が、ウォーム軸18の第1および第2の端部18a,18bに一体回転可能に嵌合されている。各内輪24,25はそれぞれウォーム軸18の対応する互いに逆向きの位置決め段部18d,18eに当接している。第1および第2の軸受22,23の外輪26,27は、減速機17のハウジング17aの対応する軸受保持孔28,29に保持されている。
第2の軸受23のための軸受保持孔29(支持孔)は、第2の軸受23を、ウォーム軸18とウォームホイール19の中心間距離D1(ウォーム軸18の回転中心C1とウォームホイールの回転中心C2との距離に相当)が長短する方向X1,X2に偏倚可能に保持することのできる偏倚孔に形成されている。軸受保持孔29の内周面と第2の軸受23の外輪27の外周面との間に、環状の付勢部材としての湾曲板ばね30が介在している。湾曲板ばね30は、第2の軸受23を上記中心間距離D1が短くなる方向X2に付勢する。
湾曲板ばね30は、例えば板金により形成される薄板状の部材である。図2のIII −III に沿う断面図である図3および図4を参照して、湾曲板ばね30は、第2の軸受23の外輪27の外周を包囲する有端環状をなす主体部31と、主体部31の周方向の端部である第1および第2の端部31a,31bにそれぞれ形成される一対の回転規制部32とを含む。
また、湾曲板ばね30は、各回転規制部32からそれぞれ延びる一対の片持ち状の弾性舌片33と、主体部31の第1の側縁31cから回転中心C1に直交する方向に対して傾斜状に延設された規制部としての少なくとも1つの弾性爪34とを含む。
各回転規制部32の幅は主体部31の幅よりも細くされている。一対の弾性舌片33の一方は第1の側縁31c側に配置され、他方の弾性舌片33は第2の側縁31d側に配置されて、互い違いとされている。各弾性舌片33の一対の側縁の相対向する位置には、切欠きとしての切欠き溝35が形成され、これにより、弾性舌片33の切欠き溝35より先端側の部分が撓み易くなっている。
その結果、各弾性舌片33が図5に示すような二段階の弾性係数を持つようになっている。すなわち、撓み変位が相対的に少ない領域B1での弾性係数K1を相対的に小さくし、撓み変位が相対的に多い領域B2での弾性係数K2を相対的に大きくしている。領域B1が常用域として機能する。
再び図3を参照して、湾曲板ばね30の各弾性舌片33は、軸受保持孔29の内周面の一部に形成された受け凹部36の底によって受けられ、各弾性舌片33の付勢力が、第2の軸受23を介してウォーム軸18の第2の端部18bを上記中心間距離D1が短くなる方向X2に付勢している。
受け凹部36はそれぞれ軸受保持孔29の周方向に対向する一対の内壁36a,36bを有しており、湾曲板ばね30の各回転規制部32は、対応する内壁36a,36bに当接することにより、軸受保持孔29の周方向への、湾曲板ばね30の回転を規制する。
図2を参照して、湾曲板ばね30の弾性爪34は、ハウジング17aの端壁17bとこれに対向する第2の軸受23の外輪27の端面との間に介在し、端壁17bにより受けられて弾性変形している。この弾性変形の復元力により、弾性爪34は、第2の軸受23を介してウォーム軸18を軸方向の電動モータ16側に弾性的に付勢している。
一方、第1の軸受22の外輪26は、対応する軸受保持孔28に連なるねじ孔37にねじ込まれた予圧調整用およびバックラッシ調整用のねじ部材38によって、ハウジング17の位置決め段部17cに押し当てられて軸方向に位置決めされている。これにより、弾性爪34の付勢力が第1および第2の軸受22,23に一括して予圧を与えることに寄与すると共に、ウォーム軸18とウォームホイール19との間のバックラッシの除去にも寄与することになる。
また、弾性爪34が外輪27の第1の端面27aに係合することで、第2の軸受23と湾曲板ばね30との軸方向相対移動が規制されている。
次いで、図2、図2のVI−VI線に沿う断面図である図6および分解斜視図である図7を参照して、動力伝達継手21について詳述する。まず、図2を参照して、動力伝達継手21は、電動モータ16の出力軸20に一体回転可能に連結された第1の係合部材41と、減速機17の入力軸としてのウォーム軸18の第1の端部18aに一体回転可能に連結された第2の係合部材42と、第1および第2の係合部材41,42の間に介在し両係合部材41,42間にトルクを伝達する弾性部材43とを備える。
第1および第2の係合部材41,42は例えば金属製である。弾性部材43は例えば合成ゴム製又はポリウレタン等の合成樹脂製である。
次いで、図6および図7を参照して、弾性部材43は、環状をなす主体部44と、主体部44から放射方向に延びる複数の係合腕45とを含む。複数の係合腕45は主体部44の周方向Rに等間隔で配置される。各係合腕45はそれぞれ周方向Rに対向する一対の動力伝達面46を有している。
図7を参照して、第1および第2の係合部材41,42は、それぞれ出力軸20およびウォーム軸18を嵌合させるための嵌合孔49,50を形成する環状の主体部51,52と、主体部51,52の互いの対向面53,54にそれぞれ突出形成された複数の第1および第2の係合突起55,56とを備えている。
第1および第2の係合部材41,42の第1および第2の係合突起55,56は、それぞれ対応する主体部51,52の周方向に等間隔に配置されている。
動力伝達継手21の組立状態で、図6に示すように、第1および第2の係合部材41,42の第1および第2の係合突起55,56が周方向に交互に配置され、周方向に相隣接する第1および第2の係合突起55,56間に、弾性部材43の対応する係合腕45が挟持される。換言すると、周方向に隣接する第1および第2の係合突起55,56が弾性部材43の対応する係合腕45を周方向に挟んで互いに噛み合わされる。
また、図6および図7に示すように、第1および第2の係合突起55,56は、弾性部材43の対応する係合腕45への動力伝達面57,58をそれぞれ含む。
本実施の形態によれば、湾曲板ばね30の弾性復元力によってウォーム軸18を上記中心間距離D1が短くなる方向へ付勢することができ、ウォーム軸18とウォームホイール19の噛合部分のバックラッシ量を少なくすることができる。その結果、歯打ち音による騒音を低減することができる。
通常時は、湾曲板ばね30の弾性舌片33の相対的に小さい弾性係数K1の領域B1を利用して、第2の軸受23の偏倚に対する追従性を良くすることができるので、歯打ち音による騒音を確実に低減することができ、また、通常時の湾曲板ばね30の弾性舌片33に働く応力を低減して耐久性を向上することができる。また、ウォーム軸18の回転抵抗を少なくしてロストルクを低減することができる。さらに、大きな負荷を受けるときには、湾曲板ばね30の相対的に大きい弾性係数K2の領域B2が働き、上記の負荷を充分に受けることができる。
また、湾曲板ばね30の弾性舌片33に切欠き溝35を設ける簡単な構成により、湾曲板ばね30の弾性舌片33に複数段階の弾性係数を付与することができ、予圧荷重を容易に調整することが可能となる。
なお、上記の実施の形態では、切欠きとして弾性舌片33の側縁に切欠き溝35を設けたが、これに代えて、図8に示すような切欠き孔35Aを設けてもよい。
次いで、図9は本発明の別の実施の形態を示している。図9を参照して、本実施の形態が図2の実施の形態と主に異なるのは、図2の実施の形態では、バックラッシ低減のためにウォーム軸18を径方向に付勢したが、本実施の形態では、ウォーム軸18を軸方向に付勢してバックラッシを低減するようにした点である。
具体的には、ウォーム軸18の第1および第2の端部18a,18bにそれぞれ対応して、ウォーム軸18を第1および第2の軸方向Y1,Y2にそれぞれ付勢するための付勢手段としての第1および第2の板ばね61,62が配置されている。
第1の板ばね61は、第1の軸受22の外輪26の端面とウォーム軸18の対応する位置決め段部18dとの間に介在し、ウォーム軸18を第1の軸方向Y1に付勢する。第2の板ばね62は、第2の軸受23の外輪27の端面とウォーム軸18の対応する位置決め段部18eとの間に介在し、ウォーム軸18を第2の軸方向Y2に付勢する。
第1の板ばね61は、例えば図10に示すような、複数段階の弾性係数を有する皿ばねからなる。第2の板ばね62についても同様であるので、第1の板ばね61に則して説明する。
第1の板ばね61は、環状の主体部63と、主体部63の内周縁部63aから延設された1ないし複数の弾性舌片64とを含む。弾性舌片64は、その幅が弾性舌片64の先端側へ向かうにしたがって狭くされている。これにより、弾性舌片64が曲がり易くなっている。また、弾性舌片64の長手方向の途中部には、その一対の側縁の対応する位置にそれぞれ切欠き溝65が形成されており、これにより、弾性舌片64が、図5に示したと同様の二段階の弾性係数を持つようにしてある。
再び図9を参照して、ウォーム軸18の第1の端部18aと電動モータ16の出力軸20とが、筒状をなす動力伝達継手21Aの対応する端部から嵌め入れられて動力伝達継手21Aに結合している。具体的には、ウォーム軸18の第1の端部18aに設けられたスプライン部18fが動力伝達継手21Aにスプライン結合される一方、電動モータ16の出力軸20が例えば圧入により動力伝達継手21Aに結合されている。
また、第1の軸受22の外輪26の軸方向位置を決めるためのねじ部材38は、ロックナット39を用いて止定されている。第2の軸受23の外輪27は軸受保持孔29に固定されている。一方、第1および第2の軸受22,23の内輪24,25は、それぞれウォーム軸18の対応する端部18a,18bに対して、すきま嵌めとされ、これにより、ウォーム軸18が軸方向に変位できるように支持されている。
本実施の形態によれば、各板ばね61,62の弾性復元力によってウォーム軸18を軸方向Y1,Y2に付勢することにより、ウォーム軸18とウォームホイール19の噛合部分のバックラッシ量を少なくすることができ、その結果、歯打ち音による騒音を低減することができる。
通常時は、各板ばね61,62の弾性係数の小さい領域を利用して、バックラッシ除去のためのウォーム軸18の軸方向移動の追従性を良くすることができるので、歯打ち音による騒音を確実に低減することができ、また、通常時の各板ばね61,62に働く応力を低減して耐久性を向上することができる。また、ウォーム軸18の回転抵抗を少なくしてロストルクを低減することができる。さらに、大きな負荷を受けるときには、各板ばね61,62の弾性係数の大きい領域が働き、上記の負荷を充分に受けることができる。
切欠き溝65を設ける簡単な構成により、各板ばね61,62の弾性舌片64に複数段階の弾性係数を付与することができる。このため、ウォーム軸18を軸方向に付勢するための付勢手段としてゴムブッシュ等を用いる場合と比較して、予圧荷重を容易に調整することができる。
板ばね61,62であれば、ウォーム軸18を軸方向に付勢するための付勢手段としてゴムブッシュ等を用いる場合と比較して、格段に小型であり、ひいては電動パワーステアリング装置を小型にすることができる。
なお、板ばね61,62の通常時の使用域、すなわち常用域において、第1および第2の板ばね61,62の弾性係数が互いに異なっていてもよいし、等しくてもよい。
また、ウォーム軸18に、そのウォームの右歯面リードと左歯面リードに差をつけた複リードウォームが採用されていることが好ましい。一般に、複リードウォームを用いる場合は、ウォーム軸18の軸方向一方への移動に伴ってバックラッシが減少する傾向にある。したがって、複リードウォームを用い且つ第1および第2の板ばね61,62を用いる場合において、これらの板ばね61,62の常用域の弾性係数を互いに異ならせるときには、ウォーム軸18の上記軸方向一方の側への付勢力が相対的に大きくなるように、ウォーム軸18の上記軸方向一方の側の端部に配置される板ばね61又は62の弾性係数を相対的に小さくすることが好ましい。
また、上記の実施の形態では、切欠きとして弾性舌片64の側縁に切欠き溝65を設けたが、これに代えて、図11に示すような切欠き孔65Aを設けた板ばね61Aを用いてもよい。また、主体部63の内周縁部63aに弾性舌片64の変形量を規制するための突起66が折り曲げ形成されていてもよい。この場合、簡単な構成により弾性舌片64の変形量を規制して、板ばね61Aの耐久性を向上することができる。
また、上記の板ばね61では、主体部63の内周縁部63aに弾性舌片64を形成したが、これに代えて、図12に示すように、主体部63の外周縁部63bに複数の弾性舌片64Aを形成した板ばね61Bとしてもよい。
弾性舌片64Aは、図示していないが、第1の軸受22の外輪26の端面に弾性接触する。また、板ばね61Bの内周縁部63aは、ウォーム軸18の端部の外径部にプレスフィット状態で嵌合する。尚、弾性舌片64Aは内輪24と弾性接触するようにしてもよい。
この皿ばねからなる板ばね61Bを形成するには、下記の方法が用いられる。プレス成形により形成された図13Aに示すような、弾性舌片64Aおよび中心孔71を有する平坦な製造用中間体70の、上記中心孔71の周縁部72をローラその他の転動押圧工具73によって、しごくように押圧しながら塑性変形させ、製造用中間体70の全体を断面山形に傾斜させて、図13Bに示すような山形状の皿ばねからなる板ばね61Bを得る。
このようにして得られた板ばね61Bの主体部63の内周縁部63aは塑性硬化するが、弾性舌片64Aは、板ばね61Bを山形にするための塑性加工の影響を受けないので、弾性舌片64Aの弾性係数として、ばらつきのない特性を得ることができる。したがって、焼き戻し等の後処理を施す必要がなく、母材の特性をそのまま活用することができる。 また、塑性硬化した主体部63の内周縁部63aは硬くなるので、ウォーム軸18への固定支持部として利用する。板ばね61Bのばね特性は、塑性硬化していない部位により得られることになる。
本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、例えば、第2の軸受23として、すべり軸受を用いてもよい。また、伝動装置としての減速機17として、ベベルギヤやハイポイドギヤを用いてもよい。
本発明の一実施の形態の電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。 電動パワーステアリング装置の要部の断面図である。 図2のIII −III 線に沿う断面図である。 ウォーム軸を径方向に付勢する湾曲板ばねの斜視図である。 湾曲板ばねの弾性係数の特性を示すグラフ図である。 図2のVI−VI線に沿う断面図である。 動力伝達継手の分解斜視図である。 本発明の別の実施の形態の湾曲板ばねの弾性舌片の要部の斜視図である。 本発明のさらに別の実施の形態の電動パワーステアリング装置の要部の断面図である。 図9の実施の形態においてウォーム軸を軸方向に付勢する板ばねの斜視図である。 ウォーム軸を軸方向に付勢する板ばねの変更例の斜視図である。 ウォーム軸を軸方向に付勢する板ばねのさらなる変更例の斜視図である。 図12の板ばねの製造工程を示す概略図である。
符号の説明
1 電動パワーステアリング装置
2 操舵部材
3 ステアリングシャフト
5 中間軸
7 ピニオン軸
8 ラックバー
A ラックアンドピニオン機構(操舵機構)
16 電動モータ
17 減速機(伝動装置)
17a ハウジング
18 ウォーム軸(駆動ギヤ)
18b 第2の端部(一端)
19 ウォームホイール(従動ギヤ)
C1,C2 回転中心
D1 中心間距離
X2 中心間距離が短くなる方向
20 出力軸
21,21A 動力伝達継手
22 第1の軸受
23 第2の軸受
24,25 内輪
26,27 外輪
29 軸受保持孔(支持孔)
30 湾曲板ばね
31 主体部
31a 第1の端部
31b 第2の端部
32 回転規制部
33 弾性舌片
34 弾性爪
35 切欠き溝(切欠き)
35A 切欠き孔(切欠き)
36 受け凹部(受け部)
61,61A,61B 第1の板ばね(板ばね)
62 第2の板ばね(板ばね)
63 主体部
63a 内周縁部
63b 外周縁部
64,64A 弾性舌片
65 切欠き溝
65A 切欠き孔
66 突起(弾性舌片の変形量を規制するための突起)
70 製造用中間体
71 中心孔
72 周縁部
73 転動押圧工具
D1 中心間距離
X2 中心間距離が短くなる方向
Y1 第1軸方向
Y2 第2軸方向
K1 (相対的に小さい)弾性係数
K2 (相対的に大きい)弾性係数

Claims (5)

  1. 操舵補助用の電動モータの動力を、駆動ギヤおよび駆動ギヤに噛み合う従動ギヤを介して操舵機構に伝達するための伝動装置を備える電動パワーステアリング装置において、
    上記駆動ギヤの軸方向の一端を回転自在に支持する軸受と、
    上記軸受を駆動ギヤと従動ギヤの中心間距離が変化する方向に偏倚可能に支持するための支持孔を含むハウジングと、
    上記軸受を介して駆動ギヤを上記中心間距離が短くなる方向に弾性的に付勢する付勢手段とを備え、
    上記付勢手段は、複数段階の弾性係数を有する板ばねを含むことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1において、上記板ばねは湾曲板ばねを含み、
    上記湾曲板ばねは、上記軸受の外輪の外周に嵌合する有端環状の主体部と、主体部の周方向の端部から延びハウジングの受け部により受けられて上記軸受を上記中心間距離が短くなる方向に付勢する弾性舌片とを含み、
    上記弾性舌片の長手方向の途中部に切欠きが形成されている電動パワーステアリング装置。
  3. 操舵補助用の電動モータの動力を、駆動ギヤおよび駆動ギヤに噛み合う従動ギヤを介して操舵機構に伝達するための伝動装置を備える電動パワーステアリング装置において、
    上記駆動ギヤの軸方向の一端を回転自在に支持する軸受と、
    上記軸受を介して駆動ギヤを軸方向に弾性的に付勢する付勢手段とを備え、
    上記付勢手段は、複数段階の弾性係数を有する板ばねを含むことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  4. 請求項3において、上記板ばねは、環状の主体部と、主体部の周縁部から延設された弾性舌片とを含み、上記弾性舌片の長手方向の途中部に切欠きが形成されている電動パワーステアリング装置。
  5. 請求項4において、上記主体部の周縁部から、弾性舌片の変形量を規制するための突起が折り曲げ形成されている電動パワーステアリング装置。
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