JP2006116208A - パター型ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 打球感及び打球音を向上する。
【解決手段】 金属材料からなるヘッド本体2と、ヘッド本体2に配されかつフェース面Fの少なくとも一部を形成する樹脂材料からなるフェース部材3とを含むパター型ゴルフクラブヘッド1である。フェース部材2は、厚さt1が2.0〜8.0mmの板状をなす。ヘッド本体2は、前面にフェース部材3が配されかつ厚さt2が1.0〜2.5mmのフェース部材取付部4aを有する前壁部4と、この前壁部4のトウ側からバックフェースを通って前記前壁部のヒール側にのびて連なる側壁部5と、前壁部4と側壁部5とが囲む空間の上部を閉じる上壁部6とを含むことにより、底面Bに、前壁部4、側壁部5及び上壁部6で囲まれかつ底面Bで開口するキャビティCが設けられる。キャビティCの体積は40〜80cm3 である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、良好な打球感を維持しつつ大きな打球音が得られるパター型ゴルフクラブヘッドに関する。
近年のゴルフ競技では、糸巻きタイプのゴルフボールよりも2ないし4ピースといったソリッドゴルフボールの使用比率が増えている。とりわけ、その中でも、カバー材に柔らかい樹脂を用いたいわゆるソフトフィーリングタイプのものが好まれる傾向がある。しかし、ソフトフィーリングタイプのソリッドゴルフボールと言えども、従来の糸巻きゴルフボールに比べると依然として打球感は硬いものとなっている。
一方、グリーン上でのパッティングでは、方向及び距離を正確にコントロールしてボールをカップに向けて転がすため、非常に繊細なボールコントロールが要求される。特に近年のゴルフコースでは、グリーンの芝を短く刈り込んで転がり抵抗を小さくした高速グリーンが増加しているため、パッティング時のタッチには特にシビアなものが要求される。
これらの実情に鑑み、昨今のパター型ゴルフクラブヘッドでは、フェース面に、ウレタン等の樹脂材料を複合化したものが多い(例えば、下記特許文献1参照。)。このようなパター型ゴルフクラブヘッドは、ソリッドタイプゴルフボールを使用しても比較的柔らかいタッチが得られ、かつ、フェース面とボールとの接触時間が長くなるため、ボールへのコントロール性が増し、打球の方向性が安定する等の利点が得られる。
しかしながら、フェース面に樹脂材料を用いたパター型ゴルフクラブヘッドは、柔らかい打球感が得られる反面、ゴルファーにとって非常に重要な情報となる「打球音」が小さくなるという欠点がある。一般的なゴルファーは、パッティング時、自らの耳にフィードバックされる打球音によってインパクト時の強弱、ストロークの大きさ等を調節している、従って、打球音が小さいと、パッティング時の微妙な距離のコントロールを困難とする。
特開2003−778号公報
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、樹脂材料からなるフェース部材の厚さを一定範囲に限定するとともに、金属材料からなるヘッド本体に所定の体積を持った底面で開口するキャビティを設けることを基本として、打球感を柔らかく維持しつつも大きな打球音を生じさせうるパター型ゴルフクラブヘッドを提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、金属材料からなるヘッド本体と、前記ヘッド本体に配されかつフェース面の少なくとも一部を形成する樹脂材料からなるフェース部材とを含むパター型ゴルフクラブヘッドであって、前記フェース部材は、厚さが2.0〜8.0mmの板状をなし、かつ前記ヘッド本体は、前面に前記フェース部材が配されかつ厚さが1.0〜2.5mmのフェース部材取付部を有する前壁部と、この前壁部のトウ側からバックフェースを通って前記前壁部のヒール側にのびて連なる側壁部と、この側壁部と前記前壁部とが囲む空間の上部を閉じる上壁部とを含むことにより、底面に、前記前壁部、前記側壁部及び前記上壁部で囲まれかつ底面で開口するキャビティが設けられてなり、かつ前記キャビティの体積が40〜80cm3 であることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記フェース部材は、曲げ弾性率が10〜300MPaの樹脂材料からなる請求項1記載のパター型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項3記載の発明は、前記キャビティの前記開口は、基準状態における平面視において、ヘッド前後方向線に関して線対称をなすことを特徴とする請求項1又は2に記載のパター型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項4記載の発明は、前記キャビティの前記開口は、前記フェース面に沿ってのびるフェース側エッジと、このフェース側エッジのトウ側に連なりかつバックフェース側にのびるトウ側エッジと、前記フェース側エッジのヒール側に連なりバックフェース側にのびるヒール側エッジとを含むことを特徴とする請求項3記載のパター型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項5記載の発明は、前記キャビティは、ヘッド上面視において、矩形状、台形状又は三角形状である請求項3又は4に記載のパター型ゴルフクラブヘッドである。
本発明のパター型ゴルフクラブヘッドは、フェース面の少なくとも一部が、厚さが2.0〜8.0mmの樹脂材料からなるフェース部材により形成されため、金属製のフェース面を有するヘッドに比べて、柔らかい打球感を得ることができる。また、樹脂材料からなるフェース部材は、ゴルフボールとの接触時間を大とし、ボールの方向性を安定させる。
また金属材料からなるヘッド本体は、ヘッドに十分な重量を与え、慣性モーメントなどを増大させる。またヘッド本体は、前面に前記フェース部材が配されかつ厚さが1.0〜2.5mmのフェース部材取付部を有する前壁部を具える。厚さが限定されたフェース部材取付部は、打球時、樹脂材料により得られた柔らかい打球感を損ねることなく適度に振動することができる。このフェース部材取付部で生じた振動は、前壁部、上壁部及び側壁部で囲まれた底面で開口するキャビティの中で反響し、これにより大きな打球音が得られる。
また図4に示されるように、ストローク中、ヘッドの底面はグリーンの芝面直上ないしそれと接触しながら移動する。このため、前記キャビティは、ストローク中、一時的にほぼ閉じられた空間を形成する。このようなキャビティは、打球音を外部に拡散し難くなり、該打球音が早期に減衰するのを防ぐ。加えて、該キャビティは、打球音の残響時間を増大させるとともに、打球音の高周波成分の一部が芝面によって吸収されるため、ゴルファーが好みやすい適度に響く心地良い打球音を得ることができる。
このように、本発明のパター型ゴルフクラブヘッドは、柔らかい打球感を維持しつつ心地良くかつ大きな打球音を生じさせ得る結果、方向性と距離感とがコントロールしやすくなり、安定したストローク及びパッティング結果が得られる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は、本実施形態のパター型ゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」という。)1の斜視図、図2はその分解斜視図、図3はヘッドの平面図、図4は図3のA−A断面図、図5はフェース面側から見た正面図である。本実施形態のヘッド1は、金属材料からなるヘッド本体2と、前記ヘッド本体2に配されかつフェース面Fの少なくとも一部を形成する樹脂材料からなるフェース部材3とを用いて形成される。
図2及び図5に示されるように、本実施形態のフェース部材3は、正面視においてトウ、ヒール方向に大きい横長の板状体で形成される。この例のフェース部材3は、正面視において、ほぼ矩形状であるが、楕円や長円形など種々の形状で形成しても良い。ヘッド1のトウは、クラブをアドレスした時にプレーヤから最も遠ざかるヘッド1の先端側の位置で、図3では符号1Tで表される。またヘッド1のヒールは、トウ1Tとは反対側、すなわちアドレスした時にゴルファに最も近づくヘッド1の位置であり、図3では符号1Hで表される。「トウ側」及び「ヒール側」は、それぞれトウ1Tに近い側及びヒール1Hに近い側を指す。「トウ、ヒール方向」とは、トウ1Tとヒール1H(又はその逆)とを結ぶ方向と平行な方向の意である。
本実施形態のフェース部材3は、フェース面Fの主要部を形成する。具体的には、意図された適切なパッティング動作が行われたときに、ゴルフボールと確実に接触するフェース面Fの位置であるスイートスポットSSを含む領域を形成する。特に限定はされないが、フェース面Fの全表面積Saと、該フェース面Fに表れるフェース部材3の表面積Sfとの比(Sf/Sa)は、0.70以上、より好ましくは0.80以上が望ましい。他方、フェース部材3の前記面積が大きすぎると、該フェース部材3がフェース面Fの縁にまで達し、フェース部材3がヘッド本体2から剥離し易くなる。このような観点より、前記比(Sf/Sa)は、例えば0.95以下、好ましくは0.90以下が望ましい。
またフェース部材3は、樹脂材料により構成される。このようなフェース部材3は、打球時の振動が適度に吸収される結果、金属製のフェース面を有するヘッドに比して柔らかい打球感が得られる。また、樹脂材料からなるフェース部材3は、打球時にゴルフボールとより長く接触することができる。これは、ボールへのコントロール性を高め打球の方向性を安定させるのに役立つ。
フェース部材3を構成する樹脂材料は特に限定されるわけではないが、好ましくはアイオノマー樹脂又は熱可塑性樹脂が好適である。アイオノマー樹脂としては、例えばα−オレフィンと、炭素数3〜8のα、β−不飽和カルボン酸との共重合体であって、そのカルボキシル基の少なくとも一部を金属イオンで中和して得られる二元共重合体などを用いることができる。さらには、α−オレフィンと、炭素数3〜8のα、β−不飽和カルボン酸と、炭素数2〜22のα、β−不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体でそのカルボキシル基の少なくとも一部を金属イオンで中和して得られるアイオノマー樹脂などを用いることができる。また熱可塑性樹脂としては、例えばポリウレタン、ポリアミド又はポリエステル等を含むエラストマーが好適である。ただし、フェース部材3には、上記の樹脂に限定されるものではなく、これら以外にも適宜採用しうるのは言うまでもない。さらにフェース部材3は、一種の樹脂材料のみならず、2種以上を複合させて構成されても良い。
また、フェース部材3の樹脂材料は、その曲げ弾性率が一定範囲に限定されたものが望ましい。即ち、前記樹脂材料の曲げ弾性率が小さすぎると、打球感が過度に柔らかくなって距離感をコントロールしづらくかつ打球音も小さくなる傾向がある。このような観点より、前記樹脂材料には、曲げ弾性率が10MPa以上、より好ましくは15MPa以上のものが望ましい。逆に前記樹脂材料の曲げ弾性率が大きすぎると、打球感が硬くなってしまい樹脂材料を用いた効果が得られない傾向がある。このような観点より、フェース部材3の樹脂材料には、曲げ弾性率が100MPa以下、より好ましくは50MPa以下、さらに好ましくは45MPa以下のものが望ましい。
なお本明細書において、樹脂材料の曲げ弾性率は、JIS K7171(1994)「プラスチック−曲げ特性の試験方法」の3.11項及び9.2項に準拠して測定された値とする。
またフェース部材3の厚さt1は、打球感に大きく影響する。即ち、フェース部材3の厚さt1が小さすぎると、打球時の振動が該フェース部材3で十分に吸収されず、その結果、大きな振動がプレーヤの手に伝わり、打球感が硬く感じられる傾向がある。このような観点より、フェース部材3の厚さt1は、2.0mm以上、より好ましくは2.5mm以上、さらに好ましくは3.0mm以上が望ましい。他方、フェース部材3の厚さt1が大きすぎると、打球感が過度に柔らかくなってインパクトの感覚がプレーヤの手に伝わりにくくなり、ひいてはボールの距離感を合わせづらくなる傾向があるばかりか、打球音が過度に小さくなる傾向がある。このような観点より、フェース部材3の厚さt1は、8.0mm以下、より好ましくは6.5mm以下、さらに好ましくは5.0mm以下が望ましい。
本実施形態のフェース部材3は、厚さが実質的に一定をなすものが示されるが、前記厚さt1は各部において変化させ得る。例えばフェース部材3において、その厚さt1がヘッドの上部側から底面側に向かって増大する態様や、これとは逆に厚さt1が底面側から上部側に向かって増大する態様、さらには厚さt1がボールと頻繁に打球するスイートスポットSSを含む中央部で大きくかつトウ側及びヒール側において小さい態様など、種々の態様が含まれ得る。
前記ヘッド本体2は、金属材料からなり、かつ、前面に前記フェース部材3が配されるフェース部材取付部4aを有する前壁部4と、この前壁部4のトウ側からバックフェース1Bを通って前壁部4のヒール側にのびそこに連なる側壁部5と、前壁部4と側壁部5とが囲む空間の上部を閉じる上壁部6とを含み、本実施形態では、側壁部5の外周面が滑らかな円弧状でトウ1Tからバックフェース1Bを通ってヒール1Hにのびることにより、平面視が略蒲鉾状をなすマレットタイプのものが例示されている。但し、グリーン上でのパッティング動作に適した形状であれば種々の形状、例えばピンタイプ、トウーヒールタイプなど種々の形状に変形でき、図示された具体的な形状に限定されるものではない。
ヘッド本体2を構成する金属材料は、特に限定されないが、例えばステンレス鋼、アルミニウム合金、チタン、チタン合金、マグネシウム合金又は炭素鋼など種々のものが採用できる。ヘッド本体2は、金属材料からなることにより、ヘッド1に十分な重量を与え、その慣性モーメントを増大する。これは、ボール打球時のヘッド1のブレを小さくし、より一層方向性を安定させるのに役立つ。
前記前壁部4は、本実施形態ではフェース部材3と実質的に同一の輪郭形状を有したフェース部材取付部4aと、その周囲を連続して囲むとともに前記フェース部材取付部4aよりも厚さが大きい縁部4bとで構成されたものが例示される。これにより、フェース部材取付部4aは、前壁部4において凹部状に凹まされている。フェース部材取付部4aには、例えば接着剤等によってフェース部材3が固着される。この際、フェース部材3と縁部4bとが実質的に面一になるように、縁部4bの厚さが調節される。縁部4bは、フェース部材3の外側面を囲むことによって、これを保護し、かつ使用によるフェース部材3の剥離や位置ズレ等を防ぐのに役立つ。
フェース部材3とフェース部材取付部4aとは実質的に密に接触して配される。このため、ボールの打球時、フェース部材3の振動は、その背面側に密に接しているフェース部材取付部4aにも伝えられる。樹脂材料により比して金属材料は振動しやすく、このフェース部材取付部4aの振動は、打球音の一部を構成する。
しかし、フェース部材取付部4aの厚さt2が小さすぎると、該フェース部材取付部4aが過度に振動してしまい打球音を過度に甲高くするなどフィーリングが悪化するほか変形し易くなって耐久性を低下させるおそれがある。このような観点より、フェース部材取付部4aの厚さt2は、少なくとも1.0mm以上、より好ましくは2.0mm以上が望ましい。逆に、フェース部材取付部4aの厚さt2が大きすぎると、該フェース部材取付部4aが殆ど振動しなくなり、ひいては打球音を大きくすることができない。このような観点より、フェース部材取付部4aの厚さt2は、大きくても2.5mm以下であり、より好ましくは2.5mm以下が望ましい。このように、厚さが限定されたフェース部材取付部4aは、打球時、樹脂材料からなるフェース部材3により得られた柔らかい打球感を損ねることなく適度に振動することができる。
また本実施形態のフェース部材取付部4aは、実質的に一定の厚さで形成されているが、前記数値の範囲内であれば、その厚さt2を各部において変化させても良い。また前壁部4の縁部4bの厚さについては、前記範囲に限定されるものではない。
前記側壁部5は、トウ側に位置し前記トウ1Tを構成するトウ側の側壁部5aと、前記ヒール側に位置しヒール1Hを構成するヒール側の側壁部5cと、トウ側の側壁部5aとヒール側の側壁部5cとの間をのび前記バックフェース1Bを構成するバックフェース側の側壁部5cとを含む。本実施形態では、ヒール側の側壁部5cに、図示しないシャフトが装着される円柱形状のシャフト差込部8が設けられている。また側壁部5は、前記前壁部4から離間して設けられることにより、側壁部5と前壁部4との間にはこれらによって囲まれる空間が形成される。前記空間の上部は、厚さが比較的小さく振動しやすい上壁部6によって閉じられている。これにより、ヘッド本体2は、その底面Bに、前壁部4、側壁部5及び上壁部6で囲まれかつ底面Bで開口する一つのキャビティCが設けられる。
本実施形態のキャビティCは、図3に鎖線で示されるように、底面Bにおける開口7が、フェース面Fに沿ってのびるフェース側エッジEfと、このフェース側エッジEfのトウ側に連なりかつバックフェース側にのびるトウ側エッジEtと、前記フェース側エッジEfのヒール側に連なりバックフェース側にのびるヒール側エッジEhと、前記トウ側エッジEt及びヒール側エッジEhの間をバックフェース側で継ぎかつフェース面Fに沿ってのびるバックフェース側エッジEbとを有した矩形の輪郭を持っている。本実施形態では、この開口7の輪郭形状がヘッド上部に連続することにより略直方体状のキャビティCが区画される。
また上述の矩形状のキャビティCと、円弧状にのびる側壁部6の外周面とにより、トウ側の側壁部5a、ヒール側の側壁部5c及びバックフェース側の側壁部5bは、それぞれトウ1T、ヒール1H及びバックフェース1Bの各位置において、それぞれ略最大の厚さtt、th及びtbを持っている。このような側壁部5は、トウ1T、ヒール1H及びバックフェース1Bのそれぞれの近傍に、効率良く大きな重量を分散配分できる。このようなヘッド本体2は、ヘッド1の重心を通る垂直軸周りの慣例モーメント(以下、このような慣性モーメントを「左右の慣例モーメント」と呼ぶ。)を効果的に増大させ得る。
次に、ヘッド本体2に設けられたキャビティCの作用について述べる。
フェース部材取付部4aで生じた振動は、このキャビティCの中で反響し、かつキャビティCの空間容積により残響時間が長くなることによって、打球音を増大させる。またパッティングストローク中は、図4に示されるように、ヘッド1は、その底面Bがグリーンの芝面Gの直上ないしそれと接触しながらストロークされる。このため、前記キャビティCは、少なくともインパクト時において、一時的にほぼ閉じられた空間になる。このようなキャビティCは、打球音を閉じこめて外部に拡散し難くし、該打球音が早期に減衰するのを防ぐ。またこの際、打球音の高周波成分の一部が、芝面Gによって吸収され、適度に響きを持ったゴルファーが好む心地良い打球音を得ることができる。
発明者らは、キャビティCの容積を種々変えて実験を行ったところ、その体積は40〜80cm3 が必要であることが判明した。即ち、キャビティCの体積が40cm3 未満であると、空間容積が不足して十分な反響等が得られず、打球音増大効果が得られないことが分かった。特に好ましくは、キャビティCの体積は45cm3 以上、さらに好ましくは60cm3 以上とするのが望ましい。他方、キャビティCの体積が80cm3 を超える場合、空間容積が過大となって打球音が過度に響きやすくなって不快な音になることを知見した。特に好ましくは、キャビティCの体積は、その上限を75cm3 以下とするのが望ましい。
前記キャビティCの体積は、底面Bに表れる開口7を仮想の底面で閉じることによって特定される閉空間の体積から計算される。ここで、前記仮想の底面は、次のように設定されるものとする。
先ずヘッド1を基準状態とする。基準状態とは、水平面HPに対するヘッド1の姿勢を一義的に定めるもので、本明細書では、図3及び図5に示されるように、ヘッド1のシャフト軸線SLを任意の基準垂直面VP内に配し、かつ、フェース面Fをこの基準垂直面VPと平行に合わせるとともに、図5に示されるように、フェース面Fの下縁におけるトウ端Ftと水平面HPとの垂直距離A1を、フェース面Fの下縁におけるヒール端Fhと水平面HPとの間の垂直距離A2に等しく調節して水平面HPに接地させた状態とする。
前記シャフト軸線SLは、対象となるヘッド1に本来のシャフトSが装着されている場合、そのシャフトSの軸中心線とする。シャフトSが屈曲している場合、その軸中心線SLは、ゴルフ規則「付属規則II、2.a 直線性」に規定された「グリップの上端からソール面の上方5インチ(127mm)以内の1点までの真っ直ぐな部分」のみを対象として定める。またヘッド1にシャフトが装着されていない場合、ヘッド1に設けられたシャフトを取り付けるためのシャフト差込部8の孔中心線を基準とする。
次に、図6に示されるように、前記基準垂直面VPと平行な直線LでキャビティCの開口7のトウ側とヒール側とを繋ぐ。本実施形態では、開口7のトウ側エッジEtと、ヒール側エッジEhとが繋がれる。このような直線Lは、前記開口7のフェース面側からバックフェース側へ間隔を隔てて複数本求められる。これによって、キャビティCの開口7をトウ、ヒール方向で跨ってのびる多数の直線L…が得られる。そして、キャビティCを閉じる仮想の底面は、図6に示されるように、隣り合う一対の前記直線L、Lと、トウ側エッジEtと、ヒール側エッジEhとで囲まれる四辺形(ただし、フェース面側の端部については、フェース側エッジEfと、最もフェース側エッジに近い1本の直線Lと、トウ側エッジEtと、ヒール側エッジEhとが囲む四辺形であり、バックフェース側についても同様である。)の集合体として近似的に得ることができる。
キャビティCは、前壁部4と側壁部5とでその周囲を環状に囲まれている必要がある。もし、側壁部5の一部が途切れ、そこからキャビティCが外部に連通していると、その部分から打球音が外部に拡散してしまい、かつ、十分な響きが得られず打球音の増大効果を得ることができない。さらに、キャビティCは、底面Bにおいて開口する必要がある。もし開口を閉じた中空部とされた場合、打球音が低音化し、かつ、残響効果も低下するため採用できない。
本発明のヘッド1に設けられるキャビティCは、底面Bから上壁部6に向かって凹んでいるため、該キャビティCにゴミや土砂等が残り難いという利点を持つ。また、アドレス時、該キャビティCがプレーヤから見えないため、アドレス時の違和感を無くすこともできる。他方、キャビティCが、例えばヘッドの上面側に開口を有するものである場合、ヘッド上部の開口から打球音が外部に広く拡散し、打球音の増大効果を十分に得ることができない。また、キャビティにゴミや土砂等が滞留しやすく、ヘッドの外観を著しく損ねたり、メンテナンス作業を必要とする。さらにはキャビティに残留した異物により、ヘッド重量が変化してスイングバランスを損ねたり、ゴルフ規則に違反したりするおそれがある。また、側壁部6にキャビティCを設けることも考えられるが、ヘッド1の実用的な全厚さ等に鑑みると、十分な体積を持ったキャビティCを形成することは難しい。またゴムや土砂が詰まりやすくなり、かつヘッド1の強度を低下させるおそれがある。
キャビティCは、上述の体積の限定を満たす限り、打球音の増大効果を発揮することができる。従って、キャビティCの三次元形状については、特に限定されることなく、種々の形状を採用することができる。しかしながら、キャビティCの開口面積や最大深さなどを適宜設定することによって、よりバランス良く打球音を向上させることができる。
先ず前記ヘッド1の基準状態において、キャビティCの開口7を水平面HPに投影したキャビティCの開口面積は、好ましくは15〜50cm2 であるのが望ましい。該キャビティCの開口面積が小さくなりすぎると、打球音を増大させる効果が相対的に低下する傾向があり、かつ、土砂等の異物がキャビティCの中に詰まりやすくなる。このような観点より、キャビティCの開口面積は、好ましくは18cm2 以上、より好ましくは20cm2 以上が望ましい。他方、キャビティCの開口面積が過度に大きくなると、その体積の制限からキャビティCの最大深さD(図4に示される)が著しく小さくなり、ひいてはフェース部材取付部4aの面積を十分に確保することが困難になる傾向がある。このため、キャビティCの開口面積の上限は、好ましくは45cm2 以下、より好ましくは40cm2 以下が望ましい。
また、キャビティCの最大深さDは、好ましくは5〜40mmが望ましい。キャビティCの最大深さDが小さくなりすぎると、打球音を増大させる効果が低下する傾向がある。このような観点より、キャビティCの最大深さDは、より好ましくは10mm以上、さらに好ましくは15mm以上、特に好ましくは20mm以上が望ましい。逆にキャビティCの最大深さDが大きくなりすぎると、キャビティCが縦長状となって、土砂等が目詰まりしやすくかつキャビティCの開口面積が低下し、十分な打球音増大効果が得られない傾向がある。このような観点より、キャビティCの最大深さDは、より好ましくは30mm以下、さらに好ましくは25mm以下が望ましい。
また本実施形態では、図3に示される基準状態の平面視において、キャビティCの開口7が、ヘッド前後方向線HCLに関して線対称をなすものが示される。なおヘッド前後方向線HCLは、前記基準垂直面VPと直角な水平線である。本実施形態のキャビティCの開口7は、ヘッド前後方向にのびかつヘッド前後方向線HCLに関して線対称位置に配置されたトウ側エッジEtと、ヒール側エッジEhとを含む。これらの両エッジEt、Ehは、グリーンの芝面に該エッジが接触する際に、両エッジがガイドブレードのように働いて、ヘッドを前後方向に的確に案内し、ストロークの前後方向への正確性を高める。
また図7には、他の実施形態のキャビティCが示される。図7(A)はヘッド1の基準状態の平面図、同図(B)はそのA−A断面図である。この実施形態のキャビティCの開口7も、フェース側エッジEfと、トウ側エッジEtと、ヒール側エッジEhと、バックフェース側エッジEbとからなり、かつ平面視が略台形状で形成されている。トウ側エッジEt及びヒール側エッジEhは、ヘッド前後方向線HCLに関して線対称に配置されており、両エッジEt、Ehは、フェース面側からバックフェース1Bに向かって互いに接近する向きに傾いている。このようなキャビティCの開口7は、ストローク中、芝面との接触によりエッジと直角方向の向きの抵抗力f、fを受けるが、これらの合力は、ヘッド前後方向に沿うため、ヘッドを前後方向に正確にストロークさせるのに役立つ。
さらに図8には、他の実施形態のキャビティCが示される。図8(A)はヘッド1の基準状態の平面図、同図(B)はそのA−A断面図である。この実施形態のキャビティCの開口7は、フェース側エッジEfと、トウ側エッジEtと、ヒール側エッジEhとで構成され、かつ平面視において三角形状で形成されている。このようなキャビティCの開口7も、図7と同様、ストローク中の芝面からの抵抗力f、f合力が、ヘッド前後方向に沿うため、ヘッドを正確にストロークさせるのに役立つ。
また、基準状態におけるヘッド1の平面視において、水平面HPに投影されるヘッド投影面積は、例えば50〜150cm2 が望ましい。このようなヘッド投影面積は、左右の慣例モーメントに影響を及ぼす。即ち、ヘッド投影面積が小さくなりすぎると、前記左右の慣性モーメントが小さくなって、ヘッドのブレに伴う打球の方向性の低下が生じる傾向がある。このため、前記ヘッド投影面積は、好ましくは50cm2 以上、より好ましくは80cm2 以上が望ましい。他方、ヘッド投影面積が大きくなりすぎると、ヘッドが重くなってクラブが振り難くなり、ストロークの安定性が低下する傾向がある。このような観点より、ヘッド投影面積は、より好ましくは150cm2 以下、さらに好ましくは120cm2 以下が望ましい。
また、図5に示されるように、基準状態におけるヘッド1の最大高さHは、例えば20〜45mmが望ましい。該ヘッド1の最大高さHは、ヘッド1の重心高さに影響を及ぼす。即ち、前記最大高さHが小さくなりすぎると、ヘッド1の重心位置が過度に低くなる傾向がある。このようなヘッド1では、ボールのインパクト時、フェース面Fがそのロフトを大きくする方向にぶれやすくなり、その結果、ボールの転がり距離が安定しずらくなる。このような観点より、ヘッド1の最大高さHは、好ましくは20mm以上、より好ましくは25mm以上が望ましい。他方、ヘッド1の最大高さHが過度に大きくなっても、前記とは逆に、インパクト時にフェース面Fがそのロフト角を小さくする方向にぶれやすくなり、やはり、ボールの転がり距離が安定しずらくなる。またヘッドが重くなる傾向があり、ストロークしづらくなる。このような観点より、ヘッド1の最大高さHの上限は、好ましくは40mm以下、より好ましくは35mm以下が望ましい。なおヘッド1の最大高さHには、筒状で突設されたようなホーゼルの部分は含めないものとする。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記具体的な実施形態に限定されるものではなく、種々の態様に変形して実施することができる。
本発明の効果を確認するために、表1の仕様に基づきパター型ゴルフクラブヘッドを試作するとともに、打球音及び打球感について評価を行った。ヘッド本体は、いずれもステンレス鋼の鋳造品とし、フェース部材には、以下の3種の樹脂AないしCを使用した。
樹脂A:「エラストランXNY97A」BASFジャパン(株)製
樹脂B:「エラストランXNY90A」BASFジャパン(株)製
樹脂C:「ハイミラン1706」三井デュポンポリケミカル(株)製
評価の方法は。次の通りである。
<打球音>
ハンディキャップ5〜25のアベレージゴルファ30名によりソリッドタイプゴルフボール(SRIスポーツ社製「HI−BRID Everio」)を5球づつ試打し、「打球音が良い」と感じたゴルファの数を以下の基準で評価を行った。
◎:良いと感じたゴルファが25名以上
○:良いと感じたゴルファが20名以上25名未満
△:良いと感じたゴルファが15名以上20名未満
×:良いと感じたゴルファが15名未満
<打球感>
上記ゴルファ30名によりソリッドタイプゴルフボール(同上)を5球づつ試打し、「打球感が良い(柔らかい)」と感じたゴルファの数を以下の基準で評価を行った。
◎:良いと感じたゴルファが25名以上
○:良いと感じたゴルファが20名以上25名未満
△:良いと感じたゴルファが15名以上20名未満
×:良いと感じたゴルファが15名未満
テストの結果などを表1に示す。
Figure 2006116208
テストの結果より、実施例のヘッドは、打球音及び打球感をともに向上していることが確認できる。なお、実施例1ベースでキャビティの体積を40cm3 未満とした比較例1では、十分に打球音を響かせることができず、逆にキャビティの体積が80cm3 を超える比較例2では、打球音が過度に大きくなってフィーリングが悪いという結果が得られた。
本発明の実施形態を示すパター型ゴルフクラブヘッドの斜視図である。 その分解斜視図である。 ヘッドの基準状態の平面図である。 芝面をそのA−A断面図である。 ヘッドの基準状態の正面図である。 ヘッドを底面から見た斜視図である。 (A)は本発明の他の実施形態のヘッドの平面図、(B)はそのA−A断面図である。 (A)は本発明の他の実施形態のヘッドの平面図、(B)はそのA−A断面図である。 (A)は比較例のヘッドの平面図、(B)はそのA−A断面図である。
符号の説明
1 パター型ゴルフクラブヘッド
2 ヘッド本体
3 フェース部材
4 前壁部
4a フェース部材取付部
5 側壁部
6 上壁部
7 キャビティの開口
C キャビティ

Claims (5)

  1. 金属材料からなるヘッド本体と、前記ヘッド本体に配されかつフェース面の少なくとも一部を形成する樹脂材料からなるフェース部材とを含むパター型ゴルフクラブヘッドであって、
    前記フェース部材は、厚さが2.0〜8.0mmの板状をなし、
    かつ前記ヘッド本体は、前面に前記フェース部材が配されかつ厚さが1.0〜2.5mmのフェース部材取付部を有する前壁部と、
    この前壁部のトウ側からバックフェースを通って前記前壁部のヒール側にのびて連なる側壁部と、
    この側壁部と前記前壁部とが囲む空間の上部を閉じる上壁部とを含むことにより、底面に、前記前壁部、前記側壁部及び前記上壁部で囲まれかつ底面で開口するキャビティが設けられてなり、
    かつ前記キャビティの体積が40〜80cm3 であることを特徴とするパター型ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記フェース部材は、曲げ弾性率が10〜300MPaの樹脂材料からなる請求項1記載のパター型ゴルフクラブヘッド。
  3. 前記キャビティの前記開口は、基準状態における平面視において、ヘッド前後方向線に関して線対称をなすことを特徴とする請求項1又は2に記載のパター型ゴルフクラブヘッド。
  4. 前記キャビティの前記開口は、前記フェース面に沿ってのびるフェース側エッジと、このフェース側エッジのトウ側に連なりかつバックフェース側にのびるトウ側エッジと、前記フェース側エッジのヒール側に連なりバックフェース側にのびるヒール側エッジとを含むことを特徴とする請求項3記載のパター型ゴルフクラブヘッド。
  5. 前記キャビティは、ヘッド上面視において、矩形状、台形状又は三角形状である請求項3又は4に記載のパター型ゴルフクラブヘッド。
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