JP2003000778A - ゴルフ用パタークラブヘッド - Google Patents

ゴルフ用パタークラブヘッド

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JP2003000778A
JP2003000778A JP2001185301A JP2001185301A JP2003000778A JP 2003000778 A JP2003000778 A JP 2003000778A JP 2001185301 A JP2001185301 A JP 2001185301A JP 2001185301 A JP2001185301 A JP 2001185301A JP 2003000778 A JP2003000778 A JP 2003000778A
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hitting
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putter club
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JP2001185301A
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Yasuyuki Ota
泰之 大田
Kazuyuki Kaya
和之 賀屋
Hirosato Naka
裕里 中
Yasushi Nagao
裕史 長尾
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Mizuno Corp
Original Assignee
Mizuno Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ステンレス、チタニウム合金等の
金属製のヘッド本体と、打球部に非金属の素材から構成
されるフェース部材が配置されたゴルフ用パタークラブ
ヘッドに関するものである。 【解決手段】 金属製のヘッド本体2と、フェース部3
に非金属の素材から構成されるフェース部材5が配置さ
れたゴルフ用パタークラブヘッド1において、実打時の
打球音の周波数領域が3000Hz以上3600Hz以
下の範囲と、周波数領域が4700Hz以上5300H
z以下の範囲にピーク周波数を有し、2つのピーク周波
数の音圧の差を12dB(A)より小さくしたことを特
徴とするゴルフ用パタークラブヘッド1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ステンレス、チ
タニウム合金等の金属製のヘッド本体と、打球部に非金
属の素材から構成されるフェース部材が配置されたゴル
フ用パタークラブヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴルフクラブヘッドは、ゴルフボールと
のインパクトにおいて打球音が必ず発生する。その打球
音は、プレーヤーの打感に大きく影響することが知ら
れ、金属製のウッド型中空ゴルフクラブヘッドに関し
て、公開特許公報の特開2000−300700には、
打球音(打球感)を高質・良好であると感じさせる発明
が出願されている。
【0003】一方、パターストロークにおいても、プレ
ーヤーが打球音を良好と感じれば次回のストロークでス
ムーズにスイングを行うことができ、逆に、プレーヤー
が打球音を嫌悪に感じれば次回のストロークでスムーズ
にスイングができない傾向があり、その意味においても
打球音はゴルフのプレーにおいて非常に重要な要素であ
る。
【0004】金属製のヘッド本体と、打球部に非金属の
素材から構成されるフェース部材が配置されたゴルフ用
パタークラブヘッドにおいて、フェース部材は比較的弾
性率の高い樹脂にて構成される場合もあり、逆に極端に
弾性率の低い樹脂やエラストマーやゴム系の素材を用い
たものも数多くみられる。
【0005】一般に、弾性率の低い素材をフェース部材
として用いれば、打感においてソフトなフィーリングが
得られる反面、打球音は一般に小さく抑えられ、聞こえ
にくく、インパクトの感覚をつかむことが出来難いと言
った問題点を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、ステンレ
ス、チタニウム合金等の金属製のヘッド本体と、打球部
に非金属の素材から構成されるフェース部材が配置され
たゴルフ用パタークラブヘッドに関し、ソフトなフィー
リングが得られながら、打球音が小さ過ぎないようにす
ること、更に、プレーヤーが良好なものと感じる打球音
を発生させることが出来るゴルフ用パタークラブヘッド
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は上記課題を達
成するため、金属製のヘッド本体と、打球部に非金属の
素材から構成されるフェース部材が配置されたゴルフ用
パタークラブヘッドにおいて、実打時の打球音の周波数
領域が3000Hz以上3600Hz以下の範囲と、周
波数領域が4700Hz以上5300Hz以下の範囲に
ピーク周波数を有し、2つのピーク周波数の音圧の差を
12dB(A)より小さくし、また、2つのピーク周波
数が1.5±0.1倍の比で構成され、音程において、
完全5度の完全協和音程の和音を主とする打球音を有す
ること、そして、フェース部材が、ポリエーテルブロッ
クアミドを含有する素材からなることを特徴とするゴル
フ用パタークラブヘッドを供給することを目的に発明さ
れたものである。
【0008】即ち、請求項1の本願発明においては、金
属製のヘッド本体と、打球部に非金属の素材から構成さ
れるフェース部材が配置されたゴルフ用パタークラブヘ
ッドであって、実打時の打球音の周波数領域が3000
Hz以上3600Hz以下の範囲と、周波数領域が47
00Hz以上5300Hz以下の範囲にピーク周波数を
有し、該両ピーク周波数の音圧の差が12dB(A)よ
り小さいことを特徴とするゴルフ用パタークラブヘッド
である。
【0009】次に、請求項2の本願発明においては、金
属製のヘッド本体と、打球部に非金属の素材から構成さ
れるフェース部材が配置されたゴルフ用パタークラブヘ
ッドであって、実打時の打球音の周波数領域が3000
Hz以上3600Hz以下の範囲と、周波数領域が47
00Hz以上5300Hz以下の範囲にピーク周波数を
有し、2つのピーク周波数が1.5±0.1倍の比で構
成され、音程において、完全5度の完全協和音程の和音
を主とする打球音を有することを特徴とするゴルフ用パ
タークラブヘッドである。
【0010】又、請求項3の本願発明においては、金属
製のヘッド本体と、打球部に非金属の素材から構成され
るフェース部材が配置されたゴルフ用パタークラブヘッ
ドであって、前記フェース部材が、ポリエーテルブロッ
クアミドを10質量%以上100質量%以下の範囲で含
有する素材からなることを特徴とするゴルフ用パターク
ラブヘッドである。
【0011】請求項4の本願発明においては、金属製の
ヘッド本体と、打球部に非金属の素材から構成されるフ
ェース部材が配置されたゴルフ用パタークラブヘッドで
あって、前記フェース部材が、ポリエーテルブロックア
ミドを50質量%以上100質量%以下の範囲で含有す
る素材からなることを特徴とするゴルフ用パタークラブ
ヘッドである。
【0012】又、請求項5の本願発明においては、金属
製のヘッド本体と、打球部に非金属の素材から構成され
るフェース部材が配置されたゴルフ用パタークラブヘッ
ドであって、該フェース部材が、ポリエーテルブロック
アミドを10質量%以上100質量%以下の範囲で含有
する素材から構成されることにより、実打時の打球音の
周波数領域が3000Hz以上3600Hz以下の範囲
と、周波数領域が4700Hz以上5300Hz以下の
範囲にピーク周波数を有し、該両ピーク周波数の音圧の
差が12dB(A)より小さいことを特徴とするゴルフ
用パタークラブヘッドである。
【0013】更に、請求項6に係る本願発明において
は、金属製のヘッド本体と、打球部に非金属の素材から
構成されるフェース部材が配置されたゴルフ用パターク
ラブヘッドであって、該フェース部材が、ポリエーテル
ブロックアミドを50質量%以上100質量%以下の範
囲で含有する素材から構成されることにより、実打時の
打球音の周波数領域が3000Hz以上3600Hz以
下の範囲と、周波数領域が4700Hz以上5300H
z以下の範囲にピーク周波数を有し、該両ピーク周波数
の音圧の差が12dB(A)より小さいことを特徴とす
るゴルフ用パタークラブヘッドである。
【0014】又、請求項7に係る本願発明においては、
金属製のヘッド本体と、打球部に非金属の素材から構成
されるフェース部材が配置されたゴルフ用パタークラブ
ヘッドであって、該フェース部材が、ポリエーテルブロ
ックアミドを10質量%以上100質量%以下の範囲で
含有する素材から構成されることにより、実打時の打球
音の周波数領域が3000Hz以上3600Hz以下の
範囲と、周波数領域が4700Hz以上5300Hz以
下の範囲にピーク周波数を有し、2つのピーク周波数が
1.5±0.1倍の比で構成され、音程において、完全
5度の完全協和音程の和音を主とする打球音を有するこ
とを特徴とするゴルフ用パタークラブヘッドである。
【0015】又、請求項8に係る本願発明においては、
金属製のヘッド本体と、打球部に非金属の素材から構成
されるフェース部材が配置されたゴルフ用パタークラブ
ヘッドであって、該フェース部材が、ポリエーテルブロ
ックアミドを50質量%以上100質量%以下の範囲で
含有する素材から構成されることにより、実打時の打球
音の周波数領域が3000Hz以上3600Hz以下の
範囲と、周波数領域が4700Hz以上5300Hz以
下の範囲にピーク周波数を有し、2つのピーク周波数が
1.5±0.1倍の比で構成され、音程において、完全
5度の完全協和音程の和音を主とする打球音を有するこ
とを特徴とするゴルフ用パタークラブヘッドである。
【0016】
【発明の実施の形態】ゴルフ用パタークラブヘッドでイ
ンパクトの打球音を詳細に分析、評価するために、マイ
クロフォンをインパクト地点から0.1mの位置に設置
し、実打時の打球音をFFTアナライザーによる周波数
分析を行い、10球を平均化処理した音圧レベルを図4
のように出力した。音圧レベルLp(dB)は、次の式
1で表される。 Lp=20×log10(P/P0) (1) Pは音圧(Pa)、P0は人間が聞き取れる最小レベル
の基準音圧で2×10―5(Pa)である。
【0017】更に、人間の聴覚の周波数感度特性を鑑み
てA補正の処理を行い単位はdB(A)としている。な
お、パターストロークでの打球強さは、転がり距離が6
mから8mのごく一般的な強さを、基準としている。
【0018】金属製の軟鉄鍛造製フェース部材を用いた
タイプのゴルフ用パタークラブヘッド:No.20は3
400Hzと5000Hz、6500Hzにピーク周波
数をもつ。これら3つのピーク周波数は、図4にてゴル
フボールBNに示すように同一種のボール同士の衝突音
でもみられるピーク周波数であり、インパクト時または
インパクト直後のボールから発生する音である。
【0019】更に、図5において、ゴルフ用パタークラ
ブヘッド:No.20は、7000Hz以上の非常に高
い周波数においてもいくつかピークがみられる。これ
は、打球時のヘッドから発生する音とみられる。
【0020】このように、金属製のフェース部材を用い
たゴルフ用パタークラブヘッドは、図5の他のフェース
部材(熱可塑性ポリウレタン素材を使用したゴルフ用パ
タークラブヘッド:NO.1やポリエーテルブロックア
ミド素材を使用したゴルフ用パタークラブヘッド:N
O.11)よりも、特に、5000Hzと6500H
z、更にそれより高いピーク周波数の音圧レベルが大き
く、打球音が大きいと感じることになる。
【0021】一般に打球音が大きすぎると、ソフトなフ
ィーリングは得られない。そこで、ソフトなフィーリン
グが得られるように、フェース部材に金属よりも弾性率
の低い素材を用いることになるが、逆に、特にラバー系
の材料などは、その粘性の大きさから、打球音が非常に
小さくなる。図示はしないが、周波数分析において、ピ
ーク周波数での音圧レベルが小さく、打球音が聞こえに
くく、距離感をつかむためのフィードバックが得られに
くい。
【0022】そこで、本願発明品では、打球部に非金属
の素材から構成されるフェース部材が配置されたゴルフ
用パタークラブヘッドにおいて、特にフェース部材の素
材としては、金属よりも極端に弾性率の低い素材を用い
て、ソフトなフィーリングを得られるようにし、かつ、
請求項1として、4700〜5300Hzのピーク周波
数の音圧レベルを大きくして、3000〜3600Hz
のピーク周波数との音圧の差を12dB(A)より小さ
くして、金属製のフェース部材の打球音と同じように、
打球音を聞こえやすくした。
【0023】図6は、4種類のボールの同一種同士の衝
突音を示す。いずれのボールにおいても、3000〜3
600Hzの範囲と、4700〜5300Hzの範囲
と、6300〜6800Hzにピーク周波数を有し、表
1のように、4種類すべてで、一番小さいピーク周波数
に対して、二番目、三番目のピーク周波数は1.5倍、
2倍に近いの関係となっている。この理由は、完全には
解明できていないが、ゴルフボールの振動特性が絡んで
いることは推測できる。いずれにせよ、1.5倍、2倍
の関係の周波数の差からなる和音は、音楽の分野におい
て、音程で1.5倍の場合は完全5度、2倍の場合は、
完全8度と呼ばれ、完全協和音程と呼ばれる。
【0024】
【表1】
【0025】上記実験に使用したボールのメーカー名及
び商品名は、以下の通りである。 BN:ブリヂストンスポーツ株式会社製ゴルフボール:
商品名「ニューイング」 BU:ブリヂストンスポーツ株式会社製ゴルフボール:
商品名「ユースピン」 DN:株式会社日本ダンロップ製ゴルフボール:商品名
「ニューブリード プロワンド」 T9:アクシネットジャパンインク製ゴルフボール:商
品名「タイトリストプロVI」 人間の耳は和音となる二つまたは三つの音の周波数比が
単純な比率であるほど美しく聞こえるようになってい
る。たとえば、合唱などのハーモニーでもっとも美しく
響く音を探していくと、この単純な比率の周波数比を基
準とした純正律に行きつくといわれている。
【0026】この理由は、振動的な立場で説明すると、
図7に示すように、1.5倍の関係にある2つの周波数
(3400Hzと5100Hz)の振動を単純に重ねた
場合、比較的短周期の波形が繰り返されるためである。
このため、同一種のゴルフボール同士の衝突音は、美し
い響きと感じる。
【0027】一方、ゴルフ用パタークラブヘッドの打球
音においては、ゴルフボールから発する音だけでなく、
ゴルフ用パタークラブヘッドから発する音も混じること
になる。よって、ゴルフ用パタークラブヘッドによるゴ
ルフボールとの打球音において、美しい響きをもたせる
には、ゴルフボールの音を抑制しないことと、ヘッドか
ら音を発しないことである。そのため、請求項2のよう
に、実打時の打球音における、3000〜3600Hz
の範囲と、4700〜5300Hzの範囲にピーク周波
数を有し、2つのピーク周波数が1.5±0.1倍の比
で構成され、音程において、完全5度の完全協和音程の
和音を主とする打球音を有することを規定した。1.5
±0.1倍としたのは、1.5倍が理想であるが、1.
4〜1.6倍の範囲であれば、美しく響く音としての効
果が認められるからである。これらの範囲を外れる1.
4倍の比以下や1.6倍の比以上では、音程において、
完全5度の完全協和音程の和音を主とする打球音を有す
ることが出来ないため、美しく響く音としての効果が認
められないものである。
【0028】図4におけるゴルフ用パタークラブヘッ
ド:No.11は、比較的5000Hzの音が大きく、
更に、ヘッドから発する8000Hz以上の音圧レベル
が小さいことから、同一種のゴルフボール同士の衝突音
と近いことが伺え、3400Hzと5000Hzの2つ
のピーク周波数が1.5±0.1倍の比で構成される和
音を主とする打球音を有するといえる。これにより、人
間の聴覚に響く美しい音、つまりプレーヤーが良好なも
のと感じる打球音といえる。
【0029】なお、図4におけるデータにおいて、すべ
てのサンプルにおいて、3000〜3600Hzの範囲
のピーク周波数の音圧レベルよりも、4700〜530
0Hzの範囲のピーク周波数の音圧レベルが極端に小さ
いと解釈できる。しかし、これはマイクロフォンをイン
パクト地点から0.1mの距離に設置した場合であり、
実際の打球時の人間の耳の位置に相当する、インパクト
地点から1.4mの距離に設置した場合、図5のよう
に、比較的2つのピーク周波数の音圧レベルは近づく。
但し、1.4mの距離でのマイクロフォンの設置は、騒
音などを拾いやすく、打球音の分解能が低く、データの
精度が低くなるために、評価としては、0.1mの距離
の方が比較しやすいので、基準は0.1mとした。
【0030】さて、このような打球音を有する金属製の
ヘッド本体と、打球部に非金属の素材から構成されるフ
ェース部材が配置されたゴルフ用パタークラブヘッドに
おいて、フェース部材には、特にフェース部材の素材と
しては、ソフトなフィーリングが得られることと、打球
音が小さくなりすぎないことの両立が求められる。
【0031】前者には、金属よりも低い弾性率の材料
が、後者には、ラバー系の材料よりも粘性が小さいこと
が、要求される。
【0032】そのため、図4のゴルフ用パタークラブヘ
ッド:No.11は、フェース部材にポリエーテルブロ
ックアミドとしたものであるが、比較的弾性率が低く、
かつ、粘性が小さいことが、ゴルフボールからの音を抑
制しないことと、ヘッドからの音を発しないことにつな
がっている。その理由は、様々なものが複合的に関係し
ており、完全にその因果を証明することは現時点不可能
である。しかし、ひとつには、上述している弾性率につ
いて見た場合、曲げ弾性率や引張弾性率、せん断弾性
率、圧縮弾性率などのそれぞれが該当するが、弾性率だ
けを比較すると、他の樹脂やエラストマーにおいても同
様な値を示すものは多くみられる。
【0033】ただし、粘性について物理的性質で比較す
る場合、JISK7198の試験方法による損失正接
(tanδ)によって比較できるが、ポリエーテルブロ
ックアミドは常温近辺においては、0.1以下の極めて
小さい値を示し、そのため、現在までにパター用ゴルフ
クラブヘッドとして、フェース部材にポリエーテルブロ
ックアミド樹脂やポリエーテルブロックアミドエラスト
マーなどの構成での採用例はない。
【0034】一例を挙げると、ポリエーテルブロックア
ミドである、フランスのアトフィナ社製の商品名ペバッ
クス(PEBAX)におけるショアD硬度が50以上7
5以下のグレードにおいて、曲げ弾性率120〜500
MPaであるが、損失正接(tanδ)は、110Hz
の正弦波のひずみを与えた場合、温度0〜30℃の範囲
内で0.0以上0.1以下である。
【0035】以上のような性質から、請求項3として、
フェース部材が、ポリエーテルブロックアミドを10質
量%以上100質量%以下の範囲で含有する素材からな
ることとした。
【0036】なお、上述の曲げ弾性率とショアD硬度の
範囲には、成型時の条件によるばらつきも含めた数値と
している。以下、粘性の小ささが、打球音に及ぼす影響
を説明するために、ポリエーテルブロックアミドの特徴
について説明する。
【0037】ポリエーテルブロックアミドとは、熱可塑
性エラストマーであり、ハードセグメントにはポリアミ
ド、ソフトセグメントとしては、ポリエーテルにて構成
されている。
【0038】一般に、ポリエーテルブロックアミドは、
ポリウレタン系やポリエステル系などの熱可塑性エラス
トマーと比較して、ヒステリシス特性に優れている。
【0039】ヒステリシスは図8のとおり、応力−ひず
み曲線における負荷曲線と緩和曲線によって、規定され
る面積で表され、小さい方がエネルギーロスは小さい。
よって、インパクト時においても、打球部の接触点にお
ける圧縮荷重に対して、エネルギーロスが小さくなるた
め、打球音を抑制しすぎることがない。そのため、ポリ
エーテルブロックアミドのフェース部材のゴルフ用パタ
ークラブヘッドは、比較的弾性率が低く、かつ、粘性が
小さいことから、ソフトなフィーリングが得られ、か
つ、打球音も小さくなりすぎないので、フェース部材と
して好適である。
【0040】更に、ポリエーテルブロックアミドは、上
記のようにインパクト時におけるエネルギーロスが少な
いことから、弾性変形が早く回復する特徴をもつため、
反発弾性が大きく、これは、ゴルフ用パタークラブヘッ
ドにおいては、ゴルフボールの転がりが良いという、別
の利点も存在する。
【0041】ポリエーテルブロックアミドは、他のポリ
マーやフィラーとのブレンド特性も良好なため、請求項
において、ポリエーテルブロックアミドを10質量%以
上100質量%以下の範囲で含有する素材からなること
とした。もちろん、少量でもポリエーテルブロックアミ
ドを含めば、少なからず上述の効果が認められるはずで
ある。
【0042】しかし、あまりに、少量すぎると、上述の
効果が小さいことは確実なため、請求項4、6、8にお
いて、ポリエーテルブロックアミドと他の熱可塑性材料
との混合物から製作されるフェース部材において、ポリ
エーテルブロックアミドを50質量%以上100質量%
以下の範囲で含有する素材からなることとした。
【0043】これらのように、他の材料との混合物にす
るのは、そのフェース部材の質量をコントロールしたい
場合や、表面処理の上での問題など、諸事情が考えられ
る。しかし、ソフトなフィーリングが得られることと、
打球音が小さくなりすぎないことを両立させることだけ
を目的とすれば、ポリエーテルブロックアミドがフェー
ス部材の総質量の100質量%であることが望ましい。
【0044】なお、本願発明のポリエーテルブロックア
ミドに混合する他の材料としては、ポリスチレン系、ポ
リジェン系、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリ
ウレタン系、ポリアミド系、塩ビ系、フッ素系、シリコ
ン系等の熱可塑性エラストマー素材を混合することが出
来る他、ポリスチレン系、ポリオレフィン系、ポリエス
テル系、ポリウレタン系、ポリアミド系、塩ビ系、フッ
素系、シリコン系等のエンジニアリングプラスチックと
混合して使用することも可能である。
【0045】その他、ポリエーテルブロックアミドを含
有する素材からなるフェース部材の厚みは3mm以上7
mm以下とした。3mm未満の薄い場合に、表2の2.
5mmの場合のゴルフ用パタークラブヘッド:No.1
0ように、5000Hzにおけるピーク周波数の音圧レ
ベルが比較的大きく、更に、8000Hz以上において
も大きい傾向がみられる。なお、表2の材料名ポリウレ
タンエラストマーは武田バーディッシュウレタン工業
(株)製の商品名エラストランであり、ポリエーテルブ
ロックアミドエラストマーはフランス国のアトフィナ社
製の商品名ペバックスである。
【0046】
【表2】
【0047】これは、金属製のフェース部材の打球音と
比較的に似ており、打球音が大きいため、ソフトなフィ
ーリングが得られ難いものである。
【0048】又、ポリエーテルブロックアミドを含有す
る素材からなるフェース部材の構成として、ポリエーテ
ルブロックアミドを10質量%以上100質量%以下の
範囲で含有する素材としては、ポリエーテルブロックア
ミド1種類の素材だけで構成する場合や、ポリエーテル
ブロックアミド1種類の素材だけでなく、複数の材質の
ものを積層したり、張り合わせたり、又はパターの打球
部位に優先的に配置して、用いることが出来るものであ
る。
【0049】逆に、7mmよりも厚い場合は、表2に示
す7.5mmの場合のゴルフ用パタークラブヘッド:N
o.12のように、5000Hzにおけるピーク周波数
の音圧レベルが比較的小さく、更に、8000Hz以上
においても小さい傾向がみられる。これは、金属製のフ
ェース部材の打球音とは正反対で、打球音が小さいた
め、距離感をつかむためのフィードバックが得られにく
い。よって、ポリエーテルブロックアミドを含有する素
材からなるフェース部材は厚みによって、打球音の発生
が異なり、ソフトなフィーリングが得られることと、打
球音が小さくなりすぎないことを両立するには、フェー
ス部材の厚みは、3mm以上7mm以下が好適である。
【0050】ポリエーテルブロックアミドを含有する素
材からなるフェース部材背面側の金属部の厚みは3mm
以上7mm以下とした。7mmよりも厚い場合は、表1
の7.5mmの場合のNo.10ように、5000Hz
におけるピーク周波数の音圧レベルが比較的大きく、更
に、8000Hz以上においても大きい傾向がみられ
る。これは、打球音が大きいため、ソフトなフィーリン
グは得られにくい。
【0051】逆に、3mmよりも薄い場合は、表1の
2.5mmの場合のゴルフ用パタークラブヘッド:N
o.12のように、5000Hzにおけるピーク周波数
の音圧レベルが比較的小さく、更に、8000Hz以上
においても小さい傾向がみられる。これは、打球音が小
さいため、距離感をつかむためのフィードバックが得ら
れにくい。
【0052】よって、ポリエーテルブロックアミドを含
有する素材からなるフェース部材背面側の金属部の厚み
により、打球音の発生が異なり、ソフトなフィーリング
が得られることと、打球音が小さくなりすぎないことを
両立するには、フェース部材背面側の金属部の厚みは、
3mm以上7mm以下が好適である。
【0053】なお、フェース部材背面側の金属部の厚み
とは、フェース部材背面側の金属部の上端、下端、トゥ
端、ヒール端などの端部を含まず、おおよそボールを打
球するフェース面の背面側の金属部の厚みをいう。
【0054】ポリエーテルブロックアミドを含有する素
材からなるフェース部材は、ショアD硬度が50以上以
上75以下とした。ショアD硬度が75より大きいポリ
エーテルブロックアミドは現在市販されておらず、製作
が可能となったとしても、フェース部材が金属の場合と
打球音が近くなることが推測され、5000Hzまた
は、それ以上におけるピーク周波数の音圧レベルが比較
的大きく、打球音が大きくなると思われ、ソフトなフィ
ーリングが得られないため本願発明には不向きである。
【0055】逆に、ショアD硬度が50より小さい場合
は、逆の現象を推測することができ。即ち、5000H
zにおけるピーク周波数の音圧レベルが比較的小さく、
打球音が小さくなる傾向を示すものである。
【0056】また、ショアD硬度が50以下では硬度が
小さすぎるため、打球部で対摩耗性が低く、傷がつきや
すいため耐久性が著しく低下するものである。よって、
ポリエーテルブロックアミドを含む熱可塑性材料から製
作されるフェース部材のショアD硬度は、50以上75
以下が好適である。更に、打球音が大きすぎず、小さす
ぎない、バランスのとれた設計を目指すと、ショアD硬
度は、60以上65以下が好適である。
【0057】
【実施例】以下、本願発明の実施例を図面に従って詳細
に説明する。
【0058】図1は、本願発明に係るゴルフ用パターク
ラブヘッドの一実施例を示すものである。即ち、金属製
のヘッド本体2と、ポリエーテルブロックアミドを含む
熱可塑性材料からなるフェース部材5を有するゴルフ用
パタークラブヘッド1の斜視図である。
【0059】金属製のヘッド本体2の金属素材として
は、SUS304ステンレススチール精密鋳造製であ
り、ポリエーテルブロックアミドのフェース部材5は、
アトフィナ株式会社製の商品名:ペバックス(PEBA
X)を用い射出成形にて製作した。
【0060】なお、フェース部材5を嵌め込むために金
属製のヘッド本体2のフェース部3に凹部4を堀削加工
した後に、エポキシ系の接着剤にて接着した。
【0061】又、本願発明に係るゴルフ用パタークラブ
ヘッドの実施例に基づいて説明すれば、図2乃至図3に
示すように、金属製のヘッド本体2のフェース部外周縁
部3Aから内側に入り込んだフェース部内周縁部3Bに
フェース部外周縁部3A形状に相似した形状の凹部4を
形成し、該凹部4はフェース部3のリーディングエッヂ
側6でソール部7に開口した形状を特徴とし、該凹部4
にフェース部材5が嵌合一体化された構造を特徴とする
ゴルフ用パタークラブヘッド1である。
【0062】このようにフェース部材5を取り囲むよう
にフェース部外周縁部3Aが形成されていることによ
り、ゴルフボールを繰り返し打球してもフェース部材5
の変形や、周縁部が欠損するなどの問題点を防止し、耐
久性のあるゴルフ用パタークラブヘッド1を供給出来る
ものである。
【0063】更に、本願発明のゴルフ用パタークラブヘ
ッド1においては、前述のごとく金属製のヘッド本体2
に形成した凹部4は、フェース部3のリーディングエッ
ヂ6側でソール部7に開口した形状を特徴としており、
このような構成にしたことにより、ゴルフボールを打球
する際、ゴルフボールとフェース部材5が直接接触する
ため、違和感がなく打球音もゴルファーに取って心地良
い完全5度の完全協和音程の和音を主とする打球音を有
することになり、フィーリングが良好になると言った作
用効果を生じるものである。
【0064】比較のため、表2に示すような構成のゴル
フ用パタークラブヘッドのサンプルを準備し、パッティ
ンググリーンにて実打試験を行った結果を表3に示す。
【0065】ゴルフ用パタークラブヘッド:No.11
は、弾き、打球音、転がりの3つの項目において、満点
であった。特に、打球音については、『シンプルな音』
や『澄んだ音』という感想で、好評であった。
【0066】
【表3】
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明において
は、ゴルフ用パタークラブヘッドとして必要な特性であ
る、実打時の打球音における、3000〜3600Hz
の範囲と、4700〜5300Hzの範囲にピーク周波
数を有し、該両ピーク周波数の音圧の差が12dB
(A)より小さいことや2つのピーク周波数が1.5±
0.1倍の比で構成され、音程において、完全5度の完
全協和音程の和音を主とする打球音を有するようにした
ことにより、弾き、打球音、転がりの3つの項目におい
て、ゴルファーを充分に満足させれる結果を有するゴル
フ用パタークラブヘッドを提供することができるもので
ある。
【0068】更に、本願発明においては、ゴルフ用パタ
ークラブヘッドのフェース部材が、ポリエーテルブロッ
クアミドを10質量%以上100質量%以下の範囲で含
有する素材からなる点乃至はポリエーテルブロックアミ
ドを50質量%以上100質量%以下の範囲で含有する
素材からなる点からも、打球音としては、『シンプルな
音』や『澄んだ音』を有するゴルフ用パタークラブヘッ
ドとしての効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明に係るゴルフ用パタークラブ
ヘッドを示す斜視図。
【図2】図2は、本願発明に係るゴルフ用パタークラブ
ヘッドのソール部側を示す斜視図。
【図3】図3は、本願発明に係るゴルフ用パタークラブ
ヘッドのフェース部材の組み込み状況を示す組み立て斜
視図。
【図4】図4は、マイクロフォンをインパクト地点から
0.1mの距離に設置した場合のパター別の打球音のピ
ーク周波数と音圧レベルの関係を示すグラフ。
【図5】図5は、マイクロフォンをインパクト地点から
1.4mの距離に設置した場合のボール別打球音のピー
ク周波数と音圧レベルの関係を示すグラフ。
【図6】図6は、マイクロフォンをインパクト地点から
0.1mの距離に設置した場合のボール同士の衝突音の
ピーク周波数と音圧レベルの関係を示すグラフ。
【図7】図7は、2つの周波数(3400Hzと510
0Hz)の比が、単純な振動の重なり(3400Hz+
5100Hz)として短周期の波形として繰り返される
ことを示すグラフ。
【図8】図8は、フェース部材用のポリエーテルブロッ
クポリアミドのヒステリシスモデルを示すグラフ。
【符号の説明】
1 ゴルフ用パタークラブヘッド 2 金属製のヘッド本体 3 フェース部 3A フェース部外周縁部 3B フェース部内周縁部 4 凹部 5 フェース部材 6 リーディングエッヂ 7 ソール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長尾 裕史 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目12番35 号 美津濃株式会社内 Fターム(参考) 2C002 AA04 CH01 MM01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製のヘッド本体と、打球部に非金属
    の素材から構成されるフェース部材が配置されたゴルフ
    用パタークラブヘッドであって、実打時の打球音の周波
    数領域が3000Hz以上3600Hz以下の範囲と、
    周波数領域が4700Hz以上5300Hz以下の範囲
    にピーク周波数を有し、該両ピーク周波数の音圧の差が
    12dB(A)より小さいことを特徴とするゴルフ用パ
    タークラブヘッド。
  2. 【請求項2】 金属製のヘッド本体と、打球部に非金属
    の素材から構成されるフェース部材が配置されたゴルフ
    用パタークラブヘッドであって、実打時の打球音の周波
    数領域が3000Hz以上3600Hz以下の範囲と、
    周波数領域が4700Hz以上5300Hz以下の範囲
    にピーク周波数を有し、2つのピーク周波数が1.5±
    0.1倍の比で構成され、音程において、完全5度の完
    全協和音程の和音を主とする打球音を有することを特徴
    とするゴルフ用パタークラブヘッド。
  3. 【請求項3】 金属製のヘッド本体と、打球部に非金属
    の素材から構成されるフェース部材が配置されたゴルフ
    用パタークラブヘッドであって、前記フェース部材が、
    ポリエーテルブロックアミドを10質量%以上100質
    量%以下の範囲で含有する素材からなることを特徴とす
    るゴルフ用パタークラブヘッド。
  4. 【請求項4】 金属製のヘッド本体と、打球部に非金属
    の素材から構成されるフェース部材が配置されたゴルフ
    用パタークラブヘッドであって、前記フェース部材が、
    ポリエーテルブロックアミドを50質量%以上100質
    量%以下の範囲で含有する素材からなることを特徴とす
    るゴルフ用パタークラブヘッド。
  5. 【請求項5】金属製のヘッド本体と、打球部に非金属の
    素材から構成されるフェース部材が配置されたゴルフ用
    パタークラブヘッドであって、該フェース部材が、ポリ
    エーテルブロックアミドを10質量%以上100質量%
    以下の範囲で含有する素材から構成されることにより、
    実打時の打球音の周波数領域が3000Hz以上360
    0Hz以下の範囲と、周波数領域が4700Hz以上5
    300Hz以下の範囲にピーク周波数を有し、該両ピー
    ク周波数の音圧の差が12dB(A)より小さいことを
    特徴とするゴルフ用パタークラブヘッド。
  6. 【請求項6】金属製のヘッド本体と、打球部に非金属の
    素材から構成されるフェース部材が配置されたゴルフ用
    パタークラブヘッドであって、該フェース部材が、ポリ
    エーテルブロックアミドを50質量%以上100質量%
    以下の範囲で含有する素材から構成されることにより、
    実打時の打球音の周波数領域が3000Hz以上360
    0Hz以下の範囲と、周波数領域が4700Hz以上5
    300Hz以下の範囲にピーク周波数を有し、該両ピー
    ク周波数の音圧の差が12dB(A)より小さいことを
    特徴とするゴルフ用パタークラブヘッド。
  7. 【請求項7】金属製のヘッド本体と、打球部に非金属の
    素材から構成されるフェース部材が配置されたゴルフ用
    パタークラブヘッドであって、該フェース部材が、ポリ
    エーテルブロックアミドを10質量%以上100質量%
    以下の範囲で含有する素材から構成されることにより、
    実打時の打球音の周波数領域が3000Hz以上360
    0Hz以下の範囲と、周波数領域が4700Hz以上5
    300Hz以下の範囲にピーク周波数を有し、2つのピ
    ーク周波数が1.5±0.1倍の比で構成され、音程に
    おいて、完全5度の完全協和音程の和音を主とする打球
    音を有することを特徴とするゴルフ用パタークラブヘッ
    ド。
  8. 【請求項8】金属製のヘッド本体と、打球部に非金属の
    素材から構成されるフェース部材が配置されたゴルフ用
    パタークラブヘッドであって、該フェース部材が、ポリ
    エーテルブロックアミドを50質量%以上100質量%
    以下の範囲で含有する素材から構成されることにより、
    実打時の打球音の周波数領域が3000Hz以上360
    0Hz以下の範囲と、周波数領域が4700Hz以上5
    300Hz以下の範囲にピーク周波数を有し、2つのピ
    ーク周波数が1.5±0.1倍の比で構成され、音程に
    おいて、完全5度の完全協和音程の和音を主とする打球
    音を有することを特徴とするゴルフ用パタークラブヘッ
    ド。
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