JP2005261754A - ゴルフボール - Google Patents

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Abstract

【課題】 反発係数を増大するとともに、打撃時の打球音を小さくしたゴルフボールを提供する。
【解決手段】 一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)が、1000Hz以上で1200Hz以下であり、自由の境界条件の固有振動数(Ff)が、2200Hz以上で3700Hz以下であるゴルフボール。ここでFf/Fxは1.8以上で3.4以下であることが好ましい。
【選択図】 図4

Description

本発明は耐久性を維持するとともに飛距離を増大し、且つ打撃時の打球音が低いゴルフボールに関する。
従来、ゴルフボールの反発係数を高め飛距離を増大する技術として、ゴルフボール材料のヒステリシスロスを小さくする方法がある。ゴルフボール材料のヒステリシスロスを小さくすると、ゴルフボールがゴルフクラブに打撃される際に変形によるエネルギーロスが小さくなりゴルフクラブからゴルフボールへのエネルギー伝達効率がよくなり反発係数は向上する。
一方、ゴルフボールの飛距離を増大する為、ゴルフクラブヘッドとのマッチングの観点からも検討がされてきた。例えば、ゴルフボールとゴルフクラブにおける、メカニカルインピダンスの一次の極小値を示す周波数を相互に近づけることで、打撃時の反発係数を高める技術である(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
この技術に基づき、従来の糸巻きゴルフボールおよびソリッドゴルフボールに適するゴルフクラブのヘッドの素材は、パーシモンからメタルヘッド、更にチタン合金ヘッドと変遷している。そしてこれらの材料から製造されたクラブヘッドのメカニカルインピーダンスにおける一次の極小値の周波数は、一端固定の境界条件では、通常チタン合金ヘッドのFxは約1000Hzとなりパーシモンの約2000Hzに比べ、かなり小さい周波数に設計されている。
従来はゴルフボールの反発係数および打撃音などを改善するのにゴルフクラブの特性と関係なく、ゴルフボールの構造、配合および材料等の観点のみから検討がすすめられていた。一方、ゴルフクラブは汎用のゴルフボールの構造、配合および材料を前提にした反発係数等の改善がすすめられていたが、最近ではメタルヘッド、例えばチタン合金ヘッドのゴルフクラブが最適のものとして多用されている。しかしながら、アイアンゴルフクラブに適した反発係数に優れ、且つ打球音の低いゴルフボールの検討は未だ行なわれていない。
特公平4−56630号公報 特公平5−33071号公報
本発明はチタン合金ヘッドのゴルフクラブ、特にアイアンクラブヘッドで打撃した場合、反発係数に優れ、且つ打球音の周波数の低いゴルフボールを提供するものである。
本発明は、一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)が、1000Hz以上で1200Hz以下であり、自由の境界条件の固有振動数(Ff)が、2200Hz以上で3700Hz以下であることを特徴とするゴルフボールである。ここで、前記一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)と、前記自由の境界条件の固有振動数(Ff)の比(Ff/Fx)が、1.8以上で3.4以下であることが好ましい。
また、他の発明は一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)が、1050Hz以上で1200Hz以下であり、自由の境界条件の固有振動数(Ff)が、2200Hz以上で3500Hz以下であることを特徴とするゴルフボールである。
前記一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)と、前記自由の境界条件の固有振動数(Ff)の比(Ff/Fx)が、1.8以上で3.1以下であることがより好ましい。
本発明はゴルフボールの、一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)が、1000Hz以上で1200Hz以下であり、自由の境界条件の固有振動数(Ff)が、2200Hz以上で3700Hz以下である。
図5には一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)の値と反発係数の関係を示す。図からFxの値が大きくなれば反発係数も大きくなることがわかる。一方、発明者の知見では一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)の値を大きくすると、ゴルフボール打撃時の打球音の周波数が高くなる傾向にある。
また、図6には自由の境界条件の固有振動数(Ff)の値と、反発係数の関係を示す。図から自由の境界条件の固有振動数(Ff)の値は、反発係数とは相関性はないことが認められる。しかし発明者の知見では、Ffの値を小さくすればゴルフボール打撃時の打球音の周波数は低くなる。本発明は反発係数に寄与するFxと打球音に寄与するFfを所定範囲に調整することで両特性のバランスを図ったものである。
つまり一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)が1000Hz未満の場合、反発係数が低下し、1200Hzを超えると打球音の周波数が高くなる。また自由の境界条件の固有振動数(Ff)が3700Hzを超えると打球音の周波数が高くなり、2200Hz未満の場合には反発係数が低下するとともに打撃感が軟らかくなりすぎる。
前記一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)は好ましくは1050Hz〜1200Hz、特に1100Hz〜1200Hzである。一方、前記自由の境界条件の固有振動数(Ff)は、好ましくは2200Hz〜3500Hz、特に2200Hz〜3300Hzである。
ここで、反発係数と打球音をさらに最適化するには、前記一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)と、前記自由の境界条件の固有振動数(Ff)の比(Ff/Fx)が、1.8以上で3.4以下であることが好ましい。(Ff/Fx)が、1.8未満では反発係数が低下する傾向にあり、一方、3.4を超えると打球音の周波数が高くなる傾向にある。好ましくは(Fx/Ff)は、1.8以上で3.1以下、特に1.8以上で3.0以下である。
<Fxの測定方法>
ここで一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)の測定方法を、概略図である図1に基づいて説明する。
(A1) ゴルフボールGを加振機17の取付け台17aの支持部17b上に、ゴルフボールが直径10mmの平坦円形になるように研磨し、この部分を瞬間接着剤で固定する。
(A2) 加振機17の取付け台17aの下側に加速度ピックアップ19を取付ける。
(A3) 加振機でゴルフボールGを加振し、ゴルフボール上面に配置された反射テープ10を介して、レーザー照射部14、マニピュレータ12及びレーザードップラー速度計11によって、ゴルフボールの振動速度Vを測定する。これは公知のレーザードップラー振動計の原理を用いるものである。なお反射テープは住友スリーエム社製のスコッチライト(商品名)反射テープを用い、その約5mm平方のものを反射面がレーザー照射側になるように向けてボールに貼り付ける。
(A4) 加速度ピックアップ19から出た電圧信号をパワーアンプ15で増幅した後、FFTアナライザー13に取り込む。一方、計測された速度Vをレーザードップラ速度計11からFFTアナライザー13に取り込む。
(A5) FFTアナライザー13で計測された加速度Aと速度Vから次の式によって周波数伝達関数G(s)を求める。
G(s)=出力速度Vのフーリエ変換/入力加速度Aのフーリエ変換
(A6) 上記周波数伝達関数G(s)から、周波数100Hz〜2000Hzの範囲で示すピークのうち最も大きいピーク値の周波数を読み取り、これを一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)とする。
なお図1において、加振機アンプ16は加振機17の振動の振幅を制御するもので、FFTアナライザー13から出力される電圧信号を増幅する機能を有する。一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)の測定に用いた装置の仕様を表1に示す。
Figure 2005261754
<Ffの測定方法>
次に、自由の境界条件での固有振動数(Ff)の測定方法を、加振方法を示す図2および測定方法の概略図である図3に基づいて説明する。
(B1) ゴルフボールGを糸8で吊り下げ、自由支持状態にする。
(B2) ゴルフボールGの一側面に加速度ピックアップ9を取りつける。
(B3) 加速度ピックアップ9と反対のゴルフボール側面からインパルスハンマー2で軽く叩く。その際生じる、力F(インパクトハンマ−の出力信号)、応答加速度A(加速度ピックアップの出力信号)を図3に示すようにFFTシグナルアナライザーにとり込む。
(B4) FFTシグナルアナライザーで、次の伝達関数G’(s)を求める。
G’(s)=出力加速度A’のフーリエ変換/入力F’のフーリエ変換
ここで上記周波数伝達関数から、周波数2000Hz〜4600Hzの範囲で最も大きいピーク値の周波数を読み取る。これを自由な境界条件の固有振動数(Ff)とする。
上記自由な境界条件の固有振動数(Ff)の測定に用いた測定機器の仕様は表2に示すとおりである。
Figure 2005261754
<ゴルフボール構造>
本発明のゴルフボールは、中空ゴルフボール、糸巻芯のゴルフボールさらに複数層構造のソリッドゴルフボールが採用できる。図4にツーピースソリッドゴルフボールの断面図を示す。ここでゴルフボール20は、コア21の周りをカバー22で被覆して構成される。これらのゴルフボールは構造および材料の種類を適宜組み合わせて、一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)は1000Hz〜1200Hzの範囲で、自由の境界条件の固有振動数(Ff)が2200Hz〜3700Hzの範囲に設定できる。
本発明でFx、Ffを上記範囲に調整するには、例えば、ゴルフボールの構造を多層構造とし、コアの内側層を軟らかく外側層を硬く構成することで調整できる。またカバーにショアD硬度が55〜67、好ましくは58〜66、特に60〜65の範囲の比較的硬い材料を用い、厚さは1.5〜2.4mm、好ましくは1.6〜2.3mm、特に1.8〜2.2mmと比較的厚く構成することで調整可能である。ショアD硬度が55未満では反発係数が低下する傾向にあり、ショアD硬度が67を超えると打球音の周波数が高くなる。またカバー厚さが1.5mm未満の場合、ゴルフボールの耐久性が悪く、2.4mmを超えると打球音の周波数が高くなる。
さらにゴルフボールの圧縮変形量は、2.6〜3.7mm、好ましくは2.7〜3.6mm、特に2.8〜3.5mmの範囲で調整される。圧縮変形量が2.6mm未満の場合、打球音の周波数が高くなり、3.7mmを超えると反発係数が低下する。
さらにコアの圧縮変形量は、3.0〜4.3mm、好ましくは3.2〜4.2mm、特に3.4〜4.2mmの範囲で調整される。圧縮変形量が3.0mm未満の場合、打球音が高くなり、4.3mmを超えると反発係数が低下する。
またゴルフボールのコアに中空を含む構造とすることでも上記Fx、Ffの調整を実施することができる。なおFx、Ffの調整は上記手法を単独であるいは適宜組み合わせて実施することができる。
本発明ではコアはソリッドコアのほか糸巻き芯、例えばリキッドセンタあるいはソリッドセンタに糸ゴムを巻き付けた構造にも採用できる。本発明のソリッドコアあるいは糸巻き芯に用いられるソリッドセンタはゴム組成物の架橋物で構成される。
<ソリッドコアの組成>
本発明においてコアのゴム組成物には、ゴム成分としては、シス−1,4−構造を有するブタジエンゴムを基材とするのが適している。ただし、上記ブタジエンゴムの他にたとえば天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレンジエンゴム、アクリルニトリルゴムなどをゴム成分100質量部に対して40重量%以下ブレンドしたものであってもよい。
前記ゴム組成物に用いられる架橋剤または共架橋剤としては、たとえばアクリル酸、メタクリル酸などのα,β−エチレン性不飽和カルボン酸と酸化亜鉛などの金属酸化物とをゴム組成物の調製中に反応させてα,β−エチレン性不飽和カルボン酸の金属塩にしたもの、あるいはアクリル酸亜鉛、メタアクリル酸亜鉛などのようなα,β−エチレン性不飽和カルボン酸の金属塩、多官能モノマー、N,N’−フェニルビスマレイミド、イオウなど通常架橋剤として用いられるものが挙げられる。特にα,β−エチレン性不飽和カルボン酸の亜鉛塩が好ましい。
架橋剤または共架橋剤としてα,β−エチレン性不飽和カルボン酸の金属塩を使用する場合、ゴム成分100質量部に対して10ないし40質量部が配合される。一方α,β−エチレン性不飽和カルボン酸と金属酸化物とをゴム組成物の調製中に反応させる場合、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸を15〜30質量部と、該α,β−エチレン性不飽和カルボン酸100質量部に対して酸化亜鉛などの金属酸化物を15〜35質量部配合することができる。
前記ゴム組成物で用いる充填剤としては、たとえば硫酸バリウム、炭酸カルシウム、クレー、酸化亜鉛などの無機粉末の1種または2種以上を使用することができる。これらの充填剤の配合量はゴム成分100質量部に対して5〜50質量部の範囲が好ましい。
また、作業性の改善や硬度調整などの目的で軟化剤や液状ゴムなどを適宜配合してもよいし、また老化防止剤を適宜配合してもよい。
また架橋開始剤としては、たとえばジクミルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサンなどの有機過酸化物が用いられる。これらの架橋開始剤の配合量はゴム成分100質量部に対して0.1〜5質量部、特に0.3〜3質量部が好ましい。
なお、ソリッドコアの一部は、熱可塑性エラストマー、あるいは熱可塑性樹脂の材料で、またはこれらの混合物で構成することもできる。
<ソリッドコアの製作>
本発明のソリッドコアの作製は公知の方法が採用できるが、例えば複数層のソリッドコアの製作にあたっては、配合材料をロール、ニーダー、バンバリなどを用いてミキシングし、ゴム組成物を調製する。このゴム組成物を半球状のキャビティを有する上型および下型からなる金型に投入し、加圧下で例えば145℃〜200℃、好ましくは150℃〜175℃で10分〜40分間加硫してコア中心を作製する。
次に半球状キャビティの内径のより大きい金型に、前記コア中心と同一の外径を有する中子を配置し、コア第2層のゴム組成物を投入して、所定温度、所定時間加熱して、半架橋のハーフシェルを製造する。金型を開いて中子を取り出し、第2層のハーフシェルを得る。前記コア中心の上下に第2層のハーフシェルをかぶせて金型でさらに加硫してコア中心とコア第2層の一体物を製造する。コア第3層以降は、この操作を繰り返すことにより複数層よりなるソリッドコアが製造できる。
上述の方法で得られたソリッドコアの最外側層はカバーとの密着をよくするため、表面に接着剤を塗布したりあるいは表面を粗面化してもよい。
ここでソリッドコアの直径は36.8〜41.4mm、好ましくは37.8〜40.8mmの範囲で設計される。36.8mm未満ではカバー層が厚くなり反発係数が低下し、一方41.4mmを越えると、カバー層が薄くなり成形が困難となる。
<カバー>
本発明ではカバーは比較的肉厚に構成することが好ましい。そしてカバーは単一層または複数層で構成することができ、複数層の場合は硬度は外側カバーと内側カバーの硬度の異なる材料を用いることが好ましい。
本発明においてカバーは熱可塑性樹脂、例えばアイオノマー樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ABS樹脂、メタクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ACS樹脂およびポリアミド等の汎用樹脂が含まれるが、特にアイオノマー樹脂が好ましい。
アイオノマー樹脂は、α−オレフィンと炭素数3〜8のα,β−不飽和カルボン酸との共重合体であってそのカルボキシル基の少なくとも一部を金属イオンで中和して得られる二元共重合体である。またα−オレフィンと炭素数3〜8のα,β−不飽和カルボン酸と炭素数2〜22のα,β−不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体で、そのカルボキシル基の少なくとも一部を金属イオンで中和して得られるものも使用できる。
そしてそれらの組成比としては、アイオノマー樹脂のベースポリマーがα−オレフィンと炭素数3〜8のα,β−不飽和カルボン酸との二元共重合体の場合、α−オレフィンが80〜90重量%で、α,β−不飽和カルボン酸が10〜20重量%であることが好ましい。ベースポリマーがα−オレフィンと炭素数3〜8のα,β−不飽和カルボン酸と炭素数2〜22のα,β−不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体の場合、α−オレフィンが70〜85重量%で、α,β−不飽和カルボン酸が5〜30重量%、α,β−不飽和カルボン酸エステルが5〜25重量%であることが好ましい。またこれらのアイオノマー樹脂はメルトインデックス(MI)が0.1〜20であることが好ましい。カルボン酸含量またはカルボン酸エステル含量を上記範囲とすることにより反発係数を高めることができる。
上記α−オレフィンとしては、たとえばエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテンなどが用いられ、特にエチレンが好ましい。炭素数3〜8のα,β−不飽和カルボン酸としては、たとえばアクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、マレイン酸、クロトン酸などが用いられ、特にアクリル酸、メタクリル酸が好ましい。また、不飽和カルボン酸エステルとしては、たとえば、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、マレイン酸などのメチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、n−ブチルエステル、イソブチルエステルなどが用いられ、特にアクリル酸エステル、メタクリル酸エステルが好ましい。
上記α−オレフィンとα,β−不飽和カルボン酸との共重合体またはα−オレフィンとα,β−不飽和カルボン酸とα,β−不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体中のカルボキシル基の少なくとも一部を中和する金属イオンとしては、たとえば、ナトリウムイオン、リチウムイオン、亜鉛イオン、マグネシウムイオン、カリウムイオンなどがある。
上記アイオノマー樹脂の具体例を商品名で例示すると、三井デュポンケミカル社から市販されている二元共重合体のアイオノマー樹脂としてハイミラン1555(Na)、ハイミラン1557(Zn)、ハイミラン1605(Na)、ハイミラン1706(Zn)、ハイミラン1707(Na)、ハイミランAM7318(Na)、ハイミランAM7315(Zn)、ハイミランAM7317(Zn)、ハイミランAM7311(Mg)、ハイミランMK7320(K)があり、また三元共重合体のアイオノマー樹脂として、ハイミラン1856(Na)、ハイミラン1855(Zn)、ハイミランAM7316(Zn)などがある。
さらにデュポン社から市販されているアイオノマー樹脂としては、サーリン8140(Na)、サーリン8320(Na)、サーリン8940(Na)、サーリン8945(Na)、サーリン9120(Zn)、サーリン9910(Zn)、サーリン9945(Zn)、サーリン7930(Li)、サーリン7940(Li)、三元共重合体系アイオノマー樹脂として、サーリンAD8265(Na)、サーリンAD8269(Na)などがある。
エクソン社から市販されているアイオノマー樹脂としては、アイオテック7010(Zn)、アイオテック8000(Na)などがある。なお、上記アイオノマー樹脂の商品名に括弧内で記載したNa、Zn、K、Li、Mgなどは、これらの中和金属イオンの金属種を示している。また、本発明において、カバーの組成物に用いられるアイオノマー樹脂は、上記例示のものを2種以上混合してもよいし、上記例示の1価の金属イオンで中和したアイオノマー樹脂と2価の金属イオンで中和したアイオノマー樹脂を2種以上混合して用いてもよい。
本発明において、カバ−に熱可塑性エラストマー、例えばスチレン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、エステル系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマーおよびアミド系熱可塑性エラストマー等が使用される。
前記スチレン系熱可塑性エラストマーとは、分子内にソフトセグメントとハードセグメントを有するブロック共重合体である。ソフトセグメントとして共役ジエン化合物から得られる、たとえば、ブタジエンブロックあるいはイソプレンブロック等の単位である。
ここで共役ジエン化合物としては、たとえばブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン等の中から1種または2種以上が選択でき、なかでもブタジエン、イソプレンおよびこれらの組合せが好ましい。ハードセグメントを構成する成分としては、スチレンおよびその誘導体、たとえばα−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−第3ブチルスチレン、1,1−ジフェニルエチレン等の中から1種または2種以上が選択された化合物から得られるスチレンブロック等の単位である。特にスチレンブロック単位が好適である。
具体的なスチレン系熱可塑性エラストマーとしては、たとえばスチレン−イソプレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SIBS構造)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS構造)、そのブタジエンの二重結合部分を水素添加したスチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(SEBS構造)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS構造)、そのイソプレン二重結合部分を水素添加したスチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重合体(SEPS構造)、スチレン−エチレン−エチレン−プロピレン−スチレン共重合体(SEEPS構造)およびそれらを変性したもの等が挙げられる。
なお上記SIBS構造、SBS構造、SEBS構造、SIS構造、SEPS構造、SEEPS構造におけるスチレン(またはその誘導体)の含量は共重合体中10〜50重量%、特に15〜45重量%の範囲である。10重量%より少ない場合、カバーは軟らかくなりすぎて、耐カット性は低下する傾向にあり、Fx、Ffの値の調整が困難となる。
本発明では、上記SIBS構造、SBS構造、SEBS構造、SIS構造、SEPS構造、SEEPS構造の共重合体の一部にエポキシ基、水酸基、酸無水物、カルボキシル基から選択される官能基で変性された変性体を使用できる。
なお、本発明のカバー組成物はポリマー成分として前記熱可塑性樹脂および熱可塑性エラストマーはそれぞれ単独でまたは混合して使用できる。混合する場合、高い弾性率の値を得るため熱可塑性エラストマーはポリマー成分100質量部に対して、50重量%以下とすることが好ましい。
アイオノマー樹脂等の熱可塑性樹脂に熱可塑性エラストマー混合することにより、カバー組成物に適度の柔軟性を付与し、良好な打撃感が得られる。また本発明ではカバーの弾性率を高める為、有機短繊維、例えばナイロン繊維、アクリル繊維、ポリエステル繊維、アラミド繊維等が配合できる。
実施例1〜5、比較例1〜3
(1)ソリッドコアの作製
実施例4を除く実施例及び比較例1〜3のコアは表3の配合組成を用いて、ニーダーでミキシングし、ソリッドコア用のゴム組成物を調製した。このゴム組成物を半球状のキャビティを有する上金型および下金型からなるコア用金型に投入し、表3に示す条件で加硫してコアを製造した。
実施例4のコアは、表3の配合組成を用いて、ニーダーでミキシングし、ソリッドコア用のゴム組成物を調製した。このゴム組成物を半球凸型の中子金型を用いて、170℃、10分間プレス加硫してハーフシェルを作製した。2個のハーフシェルは接着剤を用いて貼り合わされ、厚さ5mmの球状の内層コアを得た。この外側に同一配合のゴム組成物を用いて、予め作製しておいた2個の半加硫のハーフシェルを被せコア成形用金型を用いて表3に示す条件で加硫成形し、直径38.4mm、中空径15mmの中空コアを得た。
Figure 2005261754
(2)カバー用組成物の調製
表3に示すカバー用組成物を二軸混練押出機によりミキシングし、二軸押し出し機でシリンダー温度180℃で押し出した。押出条件はスクリュー径が45mm、スクリュー回転数が200rpm、スクリューL/Dが35で行なった。
上記カバー用組成物を用いて半球殻状のハーフシェルを射出成形し、これを2枚用いて上記の得られたコアを包み、金型内で150℃でプレス熱圧縮成形し、冷却後、ゴルフボールを取り出した。その後、表面にペイントを塗装して、直径42.8mm、重量45.4gを有するゴルフボールを得た。上述の方法で得られたゴルフボール材料の物性およびゴルフボール性能は次の方法で評価した。
(1)Fx、Ffの測定
上記ゴルフボールの、一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)を図1に示す操作手順にしたがって測定した。自由の境界条件の固有振動数(Ff)を図2の操作手順にしたがって測定した。実施例1〜4、比較例1〜3のそれぞれのFx、Ffの値を表3に示している。
なお図7に実施例1の周波数伝達関数(G(s))とFxを測定したチャートを示す。
ここでFxは1010Hzである。また図8に実施例1の周波数伝達関数(G’(s))とFfを測定したチャートを示す。ここでFfは3610Hzである。
(2)反発係数
レジリエンスガンを初速40m/sで静止しているゴルフボールに打ち出し、ゴルフボールにリジリエンスガンの円筒を衝突させる。衝突直前のレジリエンスガンの速度V1、衝突直後のレジリエンスガンの速度V1’、衝突後のゴルフボールの速度V2’を計測し、運動量保存則を用いて反発係数eを次の式から求める。
e=(V2’−V1’)/V1
(3)打球音(指数)
No5のアイアンクラブをスイングロボットに取り付け、ヘッドスピード34m/secでゴルフボールを打撃し、その打球音を測定した。打球音はマイクロフォンにより採取する。マイクロフォンは打撃されるゴルフボールから1.8mの距離を離し、地面からの高さを1600mmとしてゴルフボールに向けて設置した。マイクロフォンから採取された音を記録媒体に記録する。その打球音の周波数の高さを5点評価し、1は最も高い周波数の打球音、5は最も低い周波数の打球音とした。
(4)圧縮変形量
コアまたはゴルフボールに初期荷重98Nを負荷した状態から終荷重1275Nを負荷したときまでの変形量(mm)を測定した。
(5)ショアD硬度
ASTM−D2240に規定するスプリング式硬度計のショアD型を用いて測定した。
(6)耐久性(指数)
ツルーテンパー社製のスイングロボットにNo5アイアンクラブを取り付け、ヘッドスピードを34m/secに設定して各ゴルフボールを打撃し、衝突板に衝突させて評価する。評価基準はゴルフボールが壊れるまでの打撃回数を測定し、実施例4を100として指数化した。指数の値が大きい程、ゴルフボールの耐久性が優れていることを示す。
表3から明らかなように実施例1〜5では、一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)を1000〜1200Hzに調整し、自由の境界条件の固有振動数(Ff)を2200〜3700Hzの範囲に設定しため、耐久性を維持するとともに打球音の周波数が低く反発係数に優れたゴルフボールが得られる。
比較例1はFfが小さいため打球音の周波数は低くなるが、耐久性および反発係数に劣る。比較例2はFxが大きいため反発係数は高くなるが、打球音の周波数は大きくなり、耐久性に劣る。
比較例3はFxが小さい反発係数は低くなり、打球音は普通レベルであり耐久性は優れる。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

上述の如く本発明は一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)、自由の境界条件の固有振動数(Ff)を所定範囲に設定しため、打球感および反発係数に優れたゴルフボールが得られる。
一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)を測定する手順を示す概略図である。 自由の境界条件の固有振動数(Ff)を測定における加振方法を示す概略図である。 自由の境界条件の固有振動数(Ff)を測定する手順を示す概略図である。 本発明のゴルフボールの断面図である。 反発係数と一端固定固有周波数(Fx)の関係を示す図である。 反発係数と自由の境界条件の固有周波数(Ff)の関係を示す図である。 一端固定条件での実施例1の周波数伝達関数(G(s))と固有周波数(Fx)を示す図である。 自由の条件での実施例1の周波数伝達関数(G’(s))と固有周波数(Ff)の関係を示す図である。
符号の説明
2 インパルスハンマー、8 糸、10 反射テープ、11 レーザードップラー速度計、12 マニピュレーター、13 FFTアナライザー、14 レーザー照射部、15 パワーアンプ、16 加振機アンプ、17 加振機、9,19 加速度ピックアップ、
20 ゴルフボール、21 コア、22 カバー。

Claims (4)

  1. 一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)が、1000Hz以上で1200Hz以下であり、自由の境界条件の固有振動数(Ff)が、2200Hz以上で3700Hz以下であることを特徴とするゴルフボール。
  2. 一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)と、自由の境界条件の固有振動数(Ff)の比(Ff/Fx)が、1.8以上で3.4以下であることを特徴とする請求項1記載のゴルフボール。
  3. 一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)が、1050Hz以上で1200Hz以下であり、自由の境界条件の固有振動数(Ff)が、2200Hz以上で3500Hz以下であることを特徴とするゴルフボール。
  4. 一端固定の境界条件の固有振動数(Fx)と、自由の境界条件の固有振動数(Ff)の比(Ff/Fx)が、1.8以上で3.1以下であることを特徴とする請求項1または3記載のゴルフボール。
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