JP2006112172A - ジョイナ及び壁構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】目地部に設けられたシーリング材のシール切れが生じても壁材の裏側にまで水が流入することを防止ないし抑制することができるジョイナ及び壁構造を提供する。
【解決手段】ジョイナ20は、バックプレート部21と、該バックプレート部21の前面から立ち上がる起立部22と、軟質材23とからなる。起立部22は、バックプレート部21の前面から垂直に立ち上がる第1の板部22aと、起立部22の先端から交叉方向に延在した第2の板部22bと、この第2の板部22bの両端から第1の板部22aと平行に延在した1対の第3の板部22cとからなる。第2の板部22bの前面及び1対の第3の板部22cを覆うようにして、軟質材23が設けられている。このバックプレート部21に壁材6の背面6aが当接され、かつジョイナ20の軟質材23に側方から該壁材6の木端面6bが押し付けられた状態で、該壁材6がビス32により間柱30に固定されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、壁材同士の間又は壁材と隣接部材との間の目地部に配置されるジョイナと、このジョイナを用いた壁構造とに関するものである。
ジョイナを用いた壁構造の従来例(特開平6−49964号)について、第10,11図を参照して説明する。なお、第10図はジョイナの斜視図であり、第11図はこのジョイナを用いた壁構造を示す断面図である。
このジョイナ1は、バックプレート部2と、該バックプレート部2から立ち上がる起立部3と、該起立部3の立ち上がり方向の先端に設けられた、バックプレート部2と平行なトップ部4とを有した「エ」字断面形状である。このジョイナ1は壁下地(又は柱)5に釘やビスで留め付けられ、壁材6の背面6aの縁部が該バックプレート部2上に重ね合わされ、木端面6b同士が対面して、トップ部4に当接するように壁下地5に取り付けられる。このトップ部4よりも前方側の目地部内にシーリング材7が充填される。
第12図のジョイナ10は、別の従来例に係るものであり、1対のバックプレート部11,11と、該バックプレート部11,11から前方に起立する1対の起立部12,12と、該起立部12,12の先端同士をつなぐトップ部13とを有したハット形断面形状である。
各壁材6は、その背面6aの縁部をバックプレート部11に重ね、木端面6bを起立部12に当接させるようにして壁下地5に取り付けられる。トップ部13の前方側の目地部内にシーリング材7が充填される。
特開平6−49964号公報
I. 上記第10〜12図に示した従来の壁構造にあっては、シーリング材7が各木端面6b,6bに水密的に付着しているならば十分な防水特性を有するが、シーリング材7が木端面6bから離反するシール切れ現象が生じると、雨水等の水が壁材6の裏側にまで流入するようになる。
本発明は、このようなシール切れが生じても壁材又は隣接部材(窓材、ドア枠、出隅材、見切材等)の裏側にまで水が流入することを防止ないし抑制することができるジョイナ及び壁構造を提供することを目的とする。
II.上記第10〜12図に示した従来の壁構造においては、シーリング材7がトップ部4又は13に強固に付着している。そのため、壁材6同士が離反する方向(目地幅拡大方向)に変位しようとした場合、シーリング材7の目地幅拡大方向の伸びがトップ部4,13によって拘束され、シーリング材7と木端面6bとの界面に対し、両者を剥離させる方向に大きな応力が発生し、シール切れが発生し易くなる。
本発明は、その一態様において、かかるシール切れを防止することができるジョイナ及び壁構造を提供することを目的とする。
本発明(請求項1)のジョイナは、バックプレート部と、該バックプレート部の前面から立ち上がる起立部を有し、該起立部が壁材同士の間又は壁材と隣接部材との間の目地部内に配置されるジョイナにおいて、該ジョイナの該壁材又は隣接部材と接する部分の少なくとも一部に軟質材が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2のジョイナは、請求項1において、該軟質材は、該ジョイナの長手方向に連続して設けられていることを特徴とするものである。
請求項3のジョイナは、請求項1又は2において、前記軟質材は少なくとも前記起立部の側部の一部に設けられていることを特徴とするものである。
請求項4のジョイナは、請求項3において、前記起立部の前部にも軟質材が設けられていることを特徴とするものである。
請求項5のジョイナは、請求項1ないし4のいずれか1項において、前記バックプレート部の前面に軟質材が設けられていることを特徴とするものである。
本発明(請求項6)の壁構造は、壁材同士の間又は壁材と隣接部材との間の目地部にジョイナが配置され、該目地部にシーリング材が充填されている壁構造において、該ジョイナは請求項1ないし5のいずれか1項に記載のジョイナであることを特徴とするものである。
請求項7の壁構造は、請求項6において、該ジョイナは請求項4に記載のジョイナであり、目地部に充填されたシーリング材が該目地部に臨む壁材又は隣接部材の木端面に付着していることを特徴とするものである。
本発明のジョイナ及び壁構造にあっては、ジョイナの壁材又は隣接部材(窓材、ドア枠、出隅材、見切材等)と接する部分の少なくとも一部に軟質材が設けられており、この軟質材がジョイナと壁材又は隣接部材との間のシール作用を発揮する。そのため、シーリング材にシール切れが発生しても、水が軟質材よりも奥側にまで流入することが防止される。
請求項2のジョイナにあっては、軟質材がジョイナの長手方向に連続しているので、シール効果に優れる。
請求項3のジョイナにあっては、壁材の木端面又は隣接部材の側面と起立部の側部との間に軟質材が介在するので、この側部に設けられる軟質材の壁材厚さ方向幅を大きくすることにより、シール効果を十分に高くすることができる。
この場合、請求項4のジョイナの通り、起立部の前部にも軟質材を設けることが好ましい。この起立部の前部に設けられた軟質材は、壁材又は隣接部材に接するものではなく、ジョイナ前方の目地部内に充填されたシーリング材と接するものである。即ち、この請求項4のジョイナを用いた請求項7の壁構造にあっては、シーリング材と起立部の前部との間に軟質材が介在している。この壁構造において、壁材同士又は壁材と隣接部材が目地幅拡大方向に変位した場合、シーリング材の伸びが起立部の前部によって殆ど拘束されない。即ち、該起立部の前部とシーリング材との間に軟質材が介在しているので、シーリング材は目地部に比較的自由に伸びる。そのため、シーリング材と壁材木端面との界面付近又はシーリング材と隣接部材との界面付近に過大な応力が発生せず、シーリング材と壁材木端面又は隣接部材側面との剥離が防止されるようになる。
なお、本発明では、請求項5の通り、軟質材はバックプレート部の前面に設けられてもよい。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。第1図は実施の形態に係るジョイナの斜視図、第2図は第1図のジョイナを上から見た平面図、第3図は第1図のジョイナの軟質材を除いた部分の平面図、第4図は壁材同士の間の目地部に第1図のジョイナが配置された壁構造を示す水平断面図である。
ジョイナ20は、バックプレート部21と、該バックプレート部21の前面から立ち上がる起立部22と、軟質材23とからなっている。
この起立部22は、バックプレート部21の前面から垂直に立ち上がり、後述する壁材6の木端面6bに対面する第1の板部22aと、起立部22の先端に形成される該起立部22と交叉方向、即ち、該木端面6bと交叉方向に延在した第2の板部22bと、この第2の板部22bの両端から第1の板部22aと平行に延在した1対の第3の板部22cとからなっている。第3図の通り、ジョイナ20のうち、バックプレート部21、第1の板部22a及び第2の板部22bよりなる部分は平面「エ」字形状となっており、また、第2の板部22b及び1対の第3の板部22cよりなる部分は平面H字形状となっている。
なお、図示は省略するが、バックプレート部21の前面であって起立部22の両側に、該ジョイナ20の長手方向に延在する1条又は複数条の凸条よりなる水返しが設けられていてもよい。また、バックプレート部21の幅を小さくするために、該バックプレート部21を割断するための筋状の凹条を該バックプレート部21の長手方向に延設してもよい。
このジョイナ20の前部及び側部、即ち、第2の板部22bの前面及び1対の第3の板部22cを覆うようにして、軟質材23が設けられている。この軟質材23は、ジョイナ20の長手方向、即ち第1図の上下方向に連続して設けられている。
この軟質材23の材質は軟質であれば特に制限はないが、ゴム又は合成樹脂、例えば発泡ゴム、フッ素樹脂、シリコーン樹脂などが好適である。発泡合成樹脂も好適である。
このジョイナ20を用いた壁構造の一例を第4図に示す。
第4図の通り、本柱又は間柱30の前面に沿って防水紙31が配設されており、該防水紙31にジョイナ20のバックプレート部21が当接され、該バックプレート部21が釘などにより間柱30に固定されている。このバックプレート部21に壁材6の背面6aが当接され、かつ軟質材23に側方から該壁材6の木端面6bが押し付けられた状態で、該壁材6がビス32により間柱30に固定されている。この壁材6の木端面6b同士の間の目地部のうち軟質材23の前面側に、シーリング材7が充填されることにより、壁構造が形成されている。
なお、その後、壁材6の前面にタイル張りや塗り仕上げが施される。
本実施の形態に係るジョイナ20及びこのジョイナ20を用いた壁構造にあっては、第2の板部22b及び第3の板部22cに軟質材23が設けられていることにより、以下の効果を奏する。即ち、第4図の通り、第3の板部22cと壁材6の木端面6bとによって軟質材23が挟圧され、該軟質材23は木端面6bに密着していることから、シーリング材7のシール切れが発生しても、水が該軟質材23と木端面6bとの間を通って軟質材23よりも奥側に流入することが防止される。また、第2の板部22bの前面にも軟質材23が設けられていることから、第4図の通り、シーリング材7と第2の板部22bとの間に軟質材23が介在している。このため、壁材6同士が目地幅拡大方向に変位した場合、シーリング材7の伸びがジョイナ20の第2の板部22bによって殆ど拘束されない。即ち、該第2の板部22bとシーリング材7との間に軟質材23が介在しているので、シーリング材7は目地部に比較的自由に伸びる。そのため、シーリング材7と壁材木端面6bとの界面付近に過大な応力が発生せず、シーリング材7と木端面6bとの剥離が防止される。
なお、第3の板部22cを設けているので、軟質材23を十分に木端面6bに押し付けることができ、また、軟質材23の厚みを小さくしてジョイナ20の製造コストを低くすることができる。
本実施の形態に係るジョイナ20及びこのジョイナ20を用いた壁構造にあっては、軟質材23がジョイナ20の長手方向に連続しているので、目地部の全長にわたってシール効果に優れる。
第5図ないし第9図はそれぞれ別の実施の形態に係るジョイナの平面図である。
第5図のジョイナ20Aは、起立部22Aの第3の板部22dが、第1図の第3の板部22cよりもバックプレート部21側に延在している。このジョイナ20Aのその他の構成は第1図のジョイナ20と同一である。このジョイナ20Aにあっては、軟質材23Aと壁材6の木端面6bとの接触面積が大きいことから、シール切れが発生しても、奥側への水の流入がより確実に防止される。
第6図のジョイナ20Bは、軟質材23Bがバックプレート部21の前面に設けられている。このジョイナ20Bのその他の構成は第1図のジョイナ20と同一である。このジョイナ20Bにあっては、軟質材23Bがバックプレート部21と壁材6の背面6aとによって挟圧され、軟質材23Bは背面6aに密着することから、水が軟質材23Bよりも奥側に流入することが防止される。
第7図のジョイナ20Cは、間隔をあけて平行に配置された1対のバックプレート部21a,21aと、該バックプレート部21a,21aの互いに対向する面から前方に起立する1対の第1の板部22e,22eと、該1対の第1の板部22e,22eの先端同士をつなぐ第2の板部22bとからなる平面ハット形状のジョイナ本体と、これらバックプレート部21a、第1の板部22e,22e及び第2の板部22bの前面を覆うようにして設けられた軟質材23Cとからなっている。
このジョイナ20Cにあっても、第1図のジョイナ20と同様の効果が奏される。即ち、第4図の壁構造において、第1図のジョイナ20の代わりにこのジョイナ20Cを用いた場合にあっても、第1の板部22e,22eと壁材6の木端面6bとによって軟質材23Cが挟圧され、該軟質材23Cは木端面6bに密着することから、シーリング材7のシール切れが発生しても、水が該軟質材23Cと木端面6bとの間を通って軟質材23Cよりも奥側に流入することが防止される。また、第2の板部22bの前面にも軟質材23Cが設けられていることから、シーリング材7と第2の板部22bとの間に軟質材23Cが介在している。このため、壁材6同士が目地幅拡大方向に変位した場合、シーリング材7の伸びがジョイナ20Cの第2の板部22bによって殆ど拘束されない。即ち、該第2の板部22bとシーリング材7との間に軟質材23Cが介在しているので、シーリング材7は目地部に比較的自由に伸びる。そのため、シーリング材7と壁材木端面6bとの界面付近に過大な応力が発生せず、シーリング材7と木端面6bとの剥離が防止される。このジョイナ20Cは、軟質材23Cがジョイナ20Cの長手方向に連続しているので、目地部の全長にわたってシール効果に優れる。
第8図のジョイナ20Dは、軟質材23Dが1対の第1の板部22e,22eの全面及びバックプレート部21aの前面の一部を覆うように設けられていること以外は、第7図のジョイナ20Cと同一である。このジョイナ20Dにあっては、軟質材23Dが第1の板部22eと壁材6の木端面6bとによって挟圧され、軟質材23Dは該木端面6bに密着することから、水が軟質材23Dよりも奥側に流入することが防止される。
第9図のジョイナ20Eは、軟質材23Eが第1の板部22eの前面の一部及びバックプレート部21aの前面の全面に設けられていること以外は第7図のジョイナ20Cと同一である。
このジョイナ20Eを用いた壁構造にあっては、軟質材23Eが壁材6の背面6aとバックプレート部21aの前面とによって挟圧される。このジョイナ20Eにあっても、水が軟質材23Eよりも奥側に流入することが防止される。
第13(a)図は別の実施の形態に係るジョイナの斜視図、第13図(b)は第13図(a)のジョイナを上から見た平面図、第13図(c)は第13図(a)のジョイナであってバックプレート部の右側部分を割断する前の状態を示す平面図である。第14図は壁材と窓材との間の目地部に第13図のジョイナが配置された壁構造の一例を示す水平断面図である。
第13図(c)の通り、ジョイナ20Fは、バックプレート部21bの幅を小さくするために、該バックプレート部21bを割断するための筋状の凹条24が該バックプレート部21bの長手方向に延設されている。また、バックプレート部21(b)の前面であって起立部22の両側に、該ジョイナ20Fの長手方向に延在する複数条の突条部(水返し)25が設けられている。
本実施の形態では、後述の通り、該ジョイナ20Fを壁材と窓材との間の目地部に配置するため、第13図(a)、(b)の通り、バックプレート部21bの第13図(a)における右側(第13図(b)では左側)を凹条24に沿って割断して使用される。このジョイナ20Fのその他の構成は第1図のジョイナ20と同一である。
このジョイナ20Fを用いた壁構造の一例を第14図に示す。
第14図の通り、窓材9の左側から垂直に立ち上がる起立部9aの背面が柱30の前面右端に当接され、釘等によって固定されている。この起立部9aの前面から柱30の前面にわたり、防水テープ8が貼着されている。この柱30及び防水テープ8の前面に沿って防水紙31が配設されている。該防水テープ8にジョイナ20Fのバックプレート部21bが当接され、該バックプレート部21bが釘などにより柱30に固定されている。ジョイナ20Fは、バックプレート部21bの割断面が第14図における右側となるようにして固定されている。このバックプレート部21bの前面左側に壁材6の背面6aが当接され、かつ軟質材23に側方から該壁材6の木端面6bが押し付けられた状態で、該壁材6がビス32により柱30に固定されている。この壁材6と窓材9との間の目地部のうち軟質材23の前面側に、シーリング材7が充填されることにより、壁構造が形成されている。
なお、その後、壁材6の前面にタイル張りや塗り仕上げが施される。
本実施の形態に係るジョイナ20F及びこのジョイナ20Fを用いた壁構造にあっては、第2の板部22b及び第3の板部22cに軟質材23が設けられていることにより、以下の効果を奏する。即ち、第14図の通り、第3の板部22cと壁材6の木端面6bとによって軟質材23が挟圧され、該軟質材23は木端面6bに密着していることから、シーリング材7のシール切れが発生しても、水が該軟質材23と木端面6bとの間を通って軟質材23よりも奥側に流入することが防止される。同様に、第3の板部22cと窓材9の側面とによって軟質材23が挟圧され、該軟質材23は窓材9の側面に密着していることから、シーリング材7のシール切れが発生しても、水が該軟質材23と窓材との間を通って軟質材23よりも奥側に流入することが防止される。また、第2の板部22bの前面にも軟質材23が設けられていることから、第14図の通り、シーリング材7と第2の板部22bとの間に軟質材23が介在している。このため、壁材6と窓材9とが目地幅拡大方向に変位した場合、シーリング材7の伸びがジョイナ20の第2の板部22bによって殆ど拘束されない。即ち、該第2の板部22bとシーリング材7との間に軟質材23が介在しているので、シーリング材7は目地部に比較的自由に伸びる。そのため、シーリング材7と壁材木端面6bとの界面付近及びシーリング材7と窓材9の側面との界面付近に過大な応力が発生せず、シーリング材7と木端面6bとの剥離及びシーリング材7と窓材9との剥離が防止される。
上記の実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態をもとりうる。例えば、第7図において、軟質材23Cがバックプレート部21aを覆ってもよい。第13図のジョイナ20Fにおいて、凹条24は突条部25の外側に設けられていてもよい。壁材とドア枠、出隅材又は見切材との間の目地部に本実施の形態のジョイナが配置された壁構造としてもよい。
実施の形態に係るジョイナの斜視図である。 第1図のジョイナを上から見た平面図である。 第1図のジョイナの軟質材を除いた部分の平面図である。 壁材同士の間の目地部に第1図のジョイナが配置された壁構造を示す水平断面図である。 別の実施の形態に係るジョイナの平面図である。 別の実施の形態に係るジョイナの平面図である。 別の実施の形態に係るジョイナの平面図である。 別の実施の形態に係るジョイナの平面図である。 別の実施の形態に係るジョイナの平面図である。 従来例に係るジョイナの斜視図である。 第10図のジョイナを用いた壁構造を示す断面図である。 別の従来例に係るジョイナを用いた壁構造を示す断面図である。 (a)は別の実施の形態に係るジョイナの斜視図、(b)は(a)のジョイナを上から見た平面図、(c)は(a)のジョイナであってバックプレート部の右側部分を割断する前の状態を示す平面図である。 壁材と窓材との間の目地部に第13図のジョイナが配置された壁構造の一例を示す水平断面図である。
符号の説明
6 壁材
6a 背面
6b 木端面
7 シーリング材
8 防水テープ
9 窓材
20,20A,20B,20C,20D,20E,20F ジョイナ
21,21a,21b バックプレート部
22 起立部
22a,22e 第1の板部
22b 第2の板部
22c,22d 第3の板部
23,23A,23B,23C,23D,23E 軟質材
24 凹条
25 突条部
30 柱
31 防水紙
32 ビス

Claims (7)

  1. バックプレート部と、該バックプレート部の前面から立ち上がる起立部を有し、該起立部が壁材同士の間又は壁材と隣接部材との間の目地部内に配置されるジョイナにおいて、
    該ジョイナの該壁材又は隣接部材と接する部分の少なくとも一部に軟質材が設けられていることを特徴とするジョイナ。
  2. 請求項1において、該軟質材は、該ジョイナの長手方向に連続して設けられていることを特徴とするジョイナ。
  3. 請求項1又は2において、前記軟質材は少なくとも前記起立部の側部の一部に設けられていることを特徴とするジョイナ。
  4. 請求項3において、前記起立部の前部にも軟質材が設けられていることを特徴とするジョイナ。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記バックプレート部の前面に軟質材が設けられていることを特徴とするジョイナ。
  6. 壁材同士の間又は壁材と隣接部材との間の目地部にジョイナが配置され、該目地部にシーリング材が充填されている壁構造において、
    該ジョイナは請求項1ないし5のいずれか1項に記載のジョイナであることを特徴とする壁構造。
  7. 請求項6において、該ジョイナは請求項4に記載のジョイナであり、目地部に充填されたシーリング材が該目地部に臨む壁材又は隣接部材の木端面に付着していることを特徴とする壁構造。
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