JP2002188064A - コーキング材三面接着防止用粘着テープ及びジョイナー並びにコーキング施工方法 - Google Patents
コーキング材三面接着防止用粘着テープ及びジョイナー並びにコーキング施工方法Info
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Abstract
防止するためのコーキング材三面接着防止用粘着テープ
を提供する。 【構成】 支持体をポリエチレンシートやポリプロピレ
ンシート等のポリオレフィン系シート等のプラスチック
シートの単層物、又はこれらのプラスチックシートとク
ラフト紙などの紙、その他のプラスチックシート、布な
どその他のシート状物との積層物から構成し、少なくと
もその露出面にプラスチックシート面を備える。当該露
出したプラスチックシート面に、エンボス加工、溝切り
加工、切り目加工を施し、背面が粗面化された支持体を
得る。当該支持体の粗面化された面と反対面に粘着剤層
を積層して、本発明に係るコーキング材三面接着防止用
粘着テープを得る。当該コーキング材三面接着防止用粘
着テープ1は、ジョイナー2の目地溝形成面(凸部2a
の正面)などに貼付して用いられる。
Description
着防止用粘着テープ及びジョイナー並びにコーキング施
工方法に関する。具体的に言うと、主にビルや住宅とい
った建造物の外壁目地のコーキング施工時に用いられる
コーキング材三面接着防止用の粘着テープ及び当該粘着
テープを備えたジョイナー、さらには当該粘着テープを
用いたコーキング施工方法に関する。
るセラミックや樹脂製の外壁ボードは、一般的にはその
側端面を順次突き合わせながら、ビルや住宅などの建造
物の壁下地に固定され、建造物の外壁を構成する。この
外壁ボードの突き合わせ部分には目地溝が形成され、外
壁の防水性、気密性などを担保するために、当該目地溝
にコーキング材を充填するいわゆるコーキング施工が行
なわれている。これら目地溝に充填されるコーキング材
(シーリング材とも称される)として、例えばシリコー
ン系、ウレタン系、ポリサルファイド系、アクリル系の
ものが使用されている。
ボードの側端面のみならず壁下地に接着する、いわゆる
三面接着が生じる場合がある。この三面接着が生じた場
合には、コーキング材が左右に伸縮しにくくなり、外壁
ボードが温度変化により伸縮したとき、壁下地に接着し
たコーキング材の部分に応力が集中してコーキング材が
切れてしまい、水漏れ等の原因になる。従って、三面接
着を防止するため、あらかじめ壁下地にコーキング材三
面接着防止用の粘着テープを貼り、壁下地にコーキング
材が接着しないようにしている。
着テープには、シリコーン系の背面剥離剤が塗布された
クラフトテープや建築用の和紙を支持体とした和紙粘着
テープが使用されていた。
ーン系の背面剥離剤が塗布されたクラフトテープを使用
した場合は次のような不具合が生じた。つまり、コーキ
ング材にはシリコーン系のものが一般的に使用されるた
め、シリコーン系の背面剥離剤が塗布されたクラフトテ
ープを貼ると、壁下地に貼ったクラフトテープの背面と
コーキング材が接着しやすくなり、三面接着が発生する
場合があった。
場合には次のような不具合が生じた。つまり、コーキン
グ施工時に、コーキング材と外壁ボードの側端面とを強
固に接着する必要があるため、外壁ボードの側端面にプ
ライマー処理が施される。このとき、側端面に塗布され
た余分なプライマーが和紙に付着して和紙が破れ、そこ
から三面接着を生じる場合がある。
プには一長一短があり、どのようなコーキング材を使用
した場合にでも三面接着を十分には防ぐことが出来なか
った。
なされたものであって、コーキング施工時におけるコー
キング材の三面接着を有効に防止するための粘着テープ
を提供することを目的としている。
材三面接着防止用粘着テープは、テープ状支持体の一方
の面に粘着剤層が形成されてなるコーキング材三面接着
防止用粘着テープにおいて、前記支持体は、少なくとも
露出したプラスチックシート面を備え、当該プラスチッ
クシート面が粗面化されてなることを特徴としている。
ト面をポリオレフィン系シートから構成するのが好まし
い。
ボス加工、溝切り加工、切り目加工のいずれかを施して
粗面化することができる。
されたプラスチックシート面の中心線平均粗さRaを2
μm以上に設定するのが望ましい。
ボード間をつなぎとめるジョイナーであって、前記ジョ
イナーの少なくとも目地溝形成面に、上記本発明に係る
コーキング材三面接着防止用粘着テープを備えたことを
特徴としている。
方法は、目地溝にコーキング材を充填施工するコーキン
グ施工方法において、前記目地溝の下地露出面に、請求
項1〜4のいずれかに記載のコーキング材三面接着防止
用粘着テープを貼付して、コーキング材を充填すること
を特徴としている。
工方法は、隣接する外壁ボード間をジョイナーでつなぎ
とめ、両外壁ボード間とジョイナーとで形成される目地
溝にコーキング材を充填施工するコーキング施工方法に
おいて、少なくとも前記ジョイナーの目地溝形成面に、
請求項1〜4のいずれかに記載のコーキング材三面接着
防止用粘着テープを貼付して、コーキング材を充填する
ことを特徴としている。
着防止用粘着テープは、テープ状をした支持体の片面に
粘着剤層が積層されており、当該粘着テープの背面が粗
面化されたものである。
ともその露出面、つまり、コーキング材が接触する支持
体の背面側にプラスチックシート面が備えられていなけ
ればならず、コーキング材との接着性を低減化できるも
のが好適に用いられる。また、外壁ボードの側端面に塗
布されたプライマーが浸透せず、しかも容易に破けるの
を防ぐことができればよく、当該支持体として、一般的
な粘着テープに使用されているプラスチック製のもので
あれば特に限定されるものではない。
えば、ポリエチレンシートやポリプロピレンシート等の
ポリオレフィン系シート、ポリエステルシート、ナイロ
ン系シートなどの各種プラスチックシートが例示され
る。この中でも、コーキング材との非接着性や伸びなど
の機械的強度の観点から、ポリエチレンシートやポリプ
ロピレンシート等のポリオレフィン系シートが好ましく
用いられる。
接着する背面が上記いずれかのプラスチックシート面で
あればよく、上記各シートを単層として用いることのみ
ならず、当該プラスシックシートとクラフト紙などの
紙、その他のプラスチックシート、布などその他のシー
ト状物との2層、3層あるいはそれ以上の積層物を用い
ることもできる。
のではないが、通常20〜200μm程度のものが用い
られる。また、積層物の場合には、露出面を構成するプ
ラスチックシートの厚みが、少なくとも支持体の背面側
に下記に述べるごとく、十分に粗面化できる程度にあれ
ばよい。
ックシート面に粗面処理が施され、支持体の背面が粗面
化されている。つまり、本発明は、コーキング材と接触
する支持体の背面を粗面化することによって、コーキン
グ材との接着性を低下させるものであって、接着性を低
下できる方法であれば、粗面処理の方法は特に限定され
るものではない。
面に細かな溝を形成したり、あるいは、線状の切り目を
施すことが挙げられる。エンボス加工としては、一般的
に行なわれる亀甲状や絹目状、斑点状の表面にすること
が挙げられる。また、溝の形成や線状の切り目として
は、例えば支持体の長さ方向若しくは幅方向さらには斜
め方向に秩序、無秩序的に多数設けることができる。さ
らに、支持体の長さ方向及び幅方向双方向に設けて格子
状にしたり、あるいは斜め方向に設けて網目状に形成す
ることもできる。この中でも、加工のしやすさや接着性
の低減化を図る上では、エンボス加工を施すのが好都合
である。また、溝の断面形状も略矩形状、略三角形状、
断面略半円状などその形状も限定されるものでもない。
との接着性を低減化する観点からは大きければ大きいほ
どよいが、大きい場合には支持体が容易に切断され、あ
るいは巻回された三面接着防止用粘着テープの支持体背
面に、積層された粘着剤層が入り込み、巻き戻した際に
粘着剤層に凹凸が形成され、粘着テープとしての機能が
損なわれる。従って、このようなデメリットを生じない
程度に粗面化をすればよい。
合には、少なくとも支持体背面の中心線平均粗さRaが
2μm以上あればよく、好ましくはその上限が50μm
となるように設定される。さらに、好ましい支持体背面
の中心線平均粗さRaの範囲は3〜35μmであり、最
も好ましい範囲は10〜30μmである。このとき、中
心線平均粗さRaが2μm未満では、三面接着を防止す
るのに十分ではなく、又50μmを超えると、三面接着
を防止できるが上記デメリットを生じてしまう恐れが強
い。また、溝状若しくは切り目を設ける場合にも、2μ
m程度の深さがあればよく、好ましくはその深さ上限も
50μmを越えないのが好ましい。なお、本発明におい
て、中心線平均粗さRaは、表面粗さ測定器を用い、測
定距離4mm、cut off0.8mm、測定速度
0.3m/minにて測定される数値である。
面に粘着剤層が積層され、本発明に係る三面接着防止用
粘着テープが作製される。粘着剤層を構成する粘着剤と
しては特に制限はなく、2−エチルヘキシルアクリレー
トまたはブチルアクリレートを主モノマーとした共重合
ポリマー等のアクリル系粘着剤、天然ゴムやスチレン−
ブタジエンゴム、ポリイソブチレンゴム、イソプレンゴ
ム等からなるゴム系粘着剤、溶剤系粘着剤、ホットメル
ト系粘着剤など公知の各種粘着剤から適宜選択して使用
することができる。この粘着剤層の厚さも特に制限され
るものではなく、一般的な粘着剤層の厚さである10〜
100μmに設定される。
は、当該支持体の粘着剤層形成面にコロナ処理、酸化処
理等の各種処理を施したり、イソシアネートあるいは天
然ゴムにアクリル酸をグラフト重合したゴム等の下塗剤
層を形成することによって、支持体と粘着剤層との間の
投錨力を向上させることとしてもよい。また、支持体の
背面に、印刷を施したり、離型処理剤を塗布するなど公
知の背面処理を施すことにしてもよい。なお、背面処理
を施す場合には、背面処理を施した後の表面粗さが上記
程度になるように施すのが好都合である。
ープを用いたコーキング施工方法について説明する。図
1は当該施工方法の一実施形態を示す説明図である。こ
の方法ではいわゆるジョイナー2が用いられている。こ
のジョイナー2は、2枚の外壁ボード3を突き合わせ、
隣接する2枚の外壁ボード3をつなぎとめるものであっ
て、例えば金属板のプレス加工やプラスチック材料の成
形加工によって作製される。ジョイナー2はこのような
機能を果たすものであればその形状は問われるものでは
ないが、一般的には図1に示す如く、断面凸字形状に作
製され、外壁ボード3の背面で固定される固定部2b及
び2つの外壁ボード3の側端面に挟まれる凸部2aを有
する。この凸部2aの正面と両外壁ボード3の側端面と
で目地溝4が形成され、図1に示す如く、この目地溝4
を形成する凸部2aの正面にコーキング材三面接着防止
用粘着テープ1が貼付された上で、コーキング材5が充
填される。すなわち、凸部2aの正面が下地面として目
地溝4内に露出し、当該コーキング材5が接触すること
になる部分にコーキング材三面接着防止用粘着テープ1
を貼付する。このように、コーキング材5と接触するこ
とになるジョイナー2の目地溝形成面(下地露出面)に
コーキング材三面接着防止用粘着テープ1を貼付した状
態でコーキング材5を充填することにより三面接着が防
止され、コーキング材5のいわゆるひび割れ等を防止で
きる。
ド3をつなぎ合わせた後、出来た目地溝4にコーキング
材三面接着防止用粘着テープ1を貼付することもでき、
施工現場にてジョイナー2にコーキング材三面接着防止
用粘着テープ1を貼付した上で、外壁ボード3をつなぎ
合わせてもよい。さらに、ジョイナー製造時にコーキン
グ材三面接着防止用粘着テープ1を貼り合わせて提供
し、予め粘着テープ1が貼付されたジョイナー2を用い
ることにしてもよい。この場合には、施工現場での貼付
作業が不要になるため、作業効率が向上する。なお、三
面接着防止用粘着テープ1はコーキング材5と接触する
部分、上記例ではジョイナー2の凸部2a正面部分に貼
付すればよいが、凸部2aの側面部分に多少回り込むよ
うに貼付しても差し支えないものである。
面接着防止用粘着テープ1は、図1に示す如くジョイナ
ー2に貼付して用いる場合だけではなく、ジョイナー2
を使用しない場合にも好適に用いられるものである。こ
の場合には、目地溝4に露出した壁下地などの下地露出
面に直接コーキング材三面接着防止用粘着テープ1を貼
付すればよく、目地溝4となる下地部分に予め貼付して
外壁ボード3を取り付ける、あるいは、外壁ボード3を
固定した後、下地露出面に貼付するのいずれの方法であ
ってもよい。
止用粘着テープを各種作製し、本発明の効果について確
認した。
のポリプロピレンシート(PP)を用い、その背面に中
心線平均粗さRaが30μmになるよう絹目形状にエン
ボス加工を施した。次いで、当該支持体の他面に、天然
ゴム100重量部に石油系タッキファイヤー50重量
部、老化防止剤2重量部を配合したゴム系粘着剤を厚さ
40μm/dryになるように塗布乾燥して粘着剤層を
形成し、コーキング材三面接着防止用粘着テープを得
た。
クルパッククラフト紙にポリエチレンシートを厚さ30
μmになるようにラミネートした積層テープ(クラフト
PEラミネート)を用い、当該支持体のポリエチレンシ
ート層の背面に中心線平均粗さRaが10μmになるよ
う亀甲形状にエンボス加工を施した。次いで、当該支持
体の他面に、SIS系ホットメルト粘着剤を厚さ25μ
mになるように塗布乾燥して粘着剤層を形成し、コーキ
ング材三面接着防止用粘着テープを得た。
mのポリエチレンシート(PE)を用い、当該支持体の
背面に中心線平均粗さRaが15μmになるよう絹目形
状にエンボス加工を施した。次いで、当該支持体の他面
に、ブチルアクリレート100重量部とアクリル酸3重
量部とからなる共重合体のアクリルポリマーにイソシア
ネート架橋剤2重量部配合したアクリル系粘着剤を厚さ
30μm/dryになるように塗布乾燥して粘着剤層を
形成し、コーキング材三面接着防止用粘着テープを得
た。
mのポリ塩化ビニルシート(PVC)を用い、当該支持
体の背面に中心線平均粗さRaが50μmになるよう絹
目形状にエンボス加工を施した。次いで、当該支持体の
他面に、2−エチルヘキシルアクリレート95重量部と
アクリル酸5重量部とからなる共重合体のアクリルポリ
マーにイソシアネート架橋剤3重量部を配合したアクリ
ル系粘着剤を厚さ30μm/dryになるように塗布乾
燥して粘着剤層を形成し、コーキング材三面接着防止用
粘着テープを得た。
のPEとPPとのブレンド物(重量比10:90)を押
し出して得られたポリオレフィン系シートを用い、当該
支持体の背面に中心線平均粗さRaが2μmになるよう
エンボス加工を施した。次いで、当該支持体の他面に、
2−エチルヘキシルアクリレート97重量部とアクリル
酸3重量部とからなる共重合体のアクリルポリマーにイ
ソシアネート架橋剤3重量部を配合したアクリル系粘着
剤を厚さ30μm/dryになるように塗布乾燥して粘
着剤層を形成し、コーキング材三面接着防止用粘着テー
プを得た。
ンボス加工を施さないこと以外は、実施例1と同様にし
て、比較例1のコーキング材三面接着防止用粘着テープ
を得た。
塗布された市販のクラフトテープ(日東電工製製品名:
No.712)を使用した。
(日東電工製 製品名:No.720)を使用した。
接着防止用粘着テープの粘着力、テープ背面とコーキン
グ材との剥離力について以下の方法によりそれぞれ測定
すると共に、コーキング材の剥がれ性について官能評価
した。この結果を表1にまとめた。
測定した。 [テープ背面とコーキング材との剥離力]23℃、65
%RH雰囲気下で、幅10mmとした各種粘着テープを
使用し、各粘着テープの支持体の背面に一液性変性シリ
コーンタイプのコーキング材を厚さ200μmになるよ
うに塗布し、常温で7日間放置した。7日間経過後コー
キング材を0.3m/分の速度で180°方向に剥離し
て、その剥離力をテンシロン測定器で測定した。 [コーキング材の剥がれ性]幅10mmとした各種粘着
テープを使用し、各粘着テープの支持体の背面に一液性
変性シリコーンタイプのコーキング材を厚さ10mmに
なるように塗布し、常温で7日間放置した。7日間経過
後コーキング材を手で剥離し、その剥がれやすさを次の
ように官能評価した。簡単に剥がれる場合は「○」で表
わし、剥離は少し重いが剥がれる場合は「△」で表わ
し、剥がれない場合は「×」で表わした。
プにおいてはテープ背面とコーキング材との剥離力が大
きく、背面に塗布されたコーキング材も剥がれ難いもの
であり、テープ背面とコーキング材との接着性は強いも
のであった。一方、実施例に係る粘着テープにおいては
いずれも、テープ背面とコーキング材との剥離力は小さ
くコーキング材を容易に剥がすことができ、テープ背面
とコーキング材との接着性は小さいことが確認された。
また、いずれの粘着テープにおいても、良好な接着性が
得られ、壁下地に十分に貼着できるものであった。な
お、シリコーン系以外のコーキング材を用いた場合にも
同様な結果が得られた。
用粘着テープは、テープ状支持体の一方の面に粘着剤層
が形成されてなるコーキング材三面接着防止用粘着テー
プにおいて、少なくとも露出したプラスチックシート面
を備え、当該プラスチックシート面が、例えば、エンボ
ス加工、溝切り加工などによって粗面化されているの
で、粘着テープ背面とコーキング材との接着性を低下さ
せることができる。このため、コーキング材が粘着テー
プの背面に接触したとしても強固に接着することがな
い。また、三面接着防止用粘着テープの背面にはプラス
チックシート面が露出されているので、プライマーによ
っては容易には破損されず、あるいはシリコーン系のコ
ーキング材を用いたとしてもその接着性は低減される。
従って、本発明のコーキング材三面接着防止用粘着テー
プを用いることによって、いわゆる三面接着を有効に防
止することができる。
レフィン系シートから構成することにより、粘着テープ
としての伸張性、コーキング材との非接着性を向上させ
ることができる。
プは、2枚の外壁ボードをつなぎとめるジョイナーを用
いた場合にも応用でき、ジョイナーの目地溝形成面に貼
付しておけば、ジョイナーとの三面接着を有効に防止で
きる。特に予め三面接着防止用粘着テープを貼付した状
態でジョイナーを提供すれば、現場での貼付作業が不要
になり、作業効率も向上できる。
を示す説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 テープ状支持体の一方の面に粘着剤層が
形成されてなるコーキング材三面接着防止用粘着テープ
において、 前記支持体は、少なくとも露出したプラスチックシート
面を備え、当該プラスチックシート面が粗面化されてな
ることを特徴とするコーキング材三面接着防止用粘着テ
ープ。 - 【請求項2】 前記プラスチックシート面がポリオレフ
ィン系シートからなることを特徴とする請求項1記載の
コーキング材三面接着防止用粘着テープ。 - 【請求項3】 前記プラスチックシート面が、エンボス
加工、溝切り加工、切り目加工のいずれかにより粗面化
されたことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記
載のコーキング材三面接着防止用粘着テープ。 - 【請求項4】 前記エンボス加工により粗面化されたプ
ラスチックシート面の中心線平均粗さRaが2μm以上
であることを特徴とする請求項3記載のコーキング材三
面接着防止用粘着テープ。 - 【請求項5】 隣接する外壁ボード間をつなぎとめるジ
ョイナーであって、 前記ジョイナーの目地溝形成面に、請求項1〜4のいず
れかに記載のコーキング材三面接着防止用粘着テープを
備えたことを特徴とするジョイナー。 - 【請求項6】 目地溝にコーキング材を充填施工するコ
ーキング施工方法において、 前記目地溝の下地露出面に、請求項1〜4のいずれかに
記載のコーキング材三面接着防止用粘着テープを貼付し
て、コーキング材を充填することを特徴とするコーキン
グ施工方法。 - 【請求項7】 隣接する外壁ボード間をジョイナーでつ
なぎとめ、両外壁ボード間とジョイナーとで形成される
目地溝にコーキング材を充填施工するコーキング施工方
法において、 前記ジョイナーの目地溝形成面に、請求項1〜4のいず
れかに記載のコーキング材三面接着防止用粘着テープを
貼付して、コーキング材を充填することを特徴とするコ
ーキング施工方法。
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