JP4818290B2 - 目地スペーサ - Google Patents

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Description

本発明は、外壁パネル取付け時の位置決め機能を果たす目地スペーサに関する。
図1は、目地付近の外壁構造を示すもので、この外壁の施工は、先ず外壁パネル1を備えた下地材2を柱3との間に目地4を形成して取付け、ついで木材よりなるスペーサ5を下地材2と面一になるように位置決めして釘6にて下地材2に打付け止着したのち、外壁パネル1´をスペーサ5に当てて組付けることによって行われる。この外壁構造において、下地材2と柱3の間に隙間をもたせて目地4を形成するのは、地震により下地材2と柱3が当たって互いが損傷するのを防ぐためであるが、目地幅が狭いと、地震時に下地材2と柱3が当たって損傷するおそれがある。図中、7はシーリング材である。
柱と下地材との間の隙間に挿入される挿入片も知られる。下記特許文献1に示されるものがそうで、図2に示されるように下地材8に釘やビスにより、或いは接着剤を用いて固定される広幅部9と、該広幅部9と一体をなし、下地材8と柱11との間の目地12に挿入される挿入部13よりなり、挿入部13の両側にひだ状の突起14を複数形成し、突起14の突出量を先端側に向かって順次大きくして目地幅に応じ、突起間を切断するようになっている。図中、15は外壁パネルである。
特開平10−237968号
前記特許文献1に開示される挿入片によれば、地震によって下地材8と柱11が当たることによる損傷を防ぐことができ、また広幅部9によって外装パネル15取付時の位置決めを行うこともできるが、なお改善すべき余地がある。
本発明は、前記特許文献1に開示される挿入片に改良を加え、下地材と柱との間の目地への挿入が容易で、スムースに行えるようにすると共に、目地幅のばら付きに対応し易くした目地スペーサを提供しようとするものである。
請求項1に係る発明は、外壁パネルを備えた下地材を柱との間に目地を形成して取付けたのち、スペーサを下地材に対し、表側が面一となるように位置決めして釘、ネジ、接着剤等の止着手段により下地材側端面に止着し、ついで外壁パネルを表側よりスペーサに当てて組付けてなる外壁構造の上記スペーサであって、樹脂又はゴム製で、下地材側端面に前記止着手段によって止着されるスペーサ本体と、該スペーサ本体と一体をなして前記目地に挿入される挿入部よりなり、該挿入部の柱側一側には柱に弾接するリップを複数有し、各リップは挿入部先端に向かって突出量が漸次大きくなるように形成され、挿入部他側はスペーサ本体と面一の平坦面をなして下地材側端面に接合される目地スペーサにおいて、止着手段が釘6であり、スペーサ本体一側の釘6が打ち込まれる面は、当てられた釘先を滑りにくくするために凹凸に形成されていることを特徴とし、
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記挿入部には、その根元と、リップ間に挿入部を千切り易くするための切込みが入れられることを特徴とする。
請求項1に係る発明によると、下地材と柱との間の目地に挿入部を挿入することによりスペーサを保持することができ、スペーサ本体を下地材と面一となるように位置決めして止着する作業が容易に行えること、同じ目地幅の目地に両側にリップを形成した挿入部を挿入する場合と、片側にリップを形成した挿入部を挿入する場合とを比べると、両側にリップを備えた前者の挿入部においては、各側のリップは短くなって剛性も大となるのに対し、片側にリップを備えた後者の挿入部においては、リップの長さを比較的長くして剛性を小さくすることができ、そのためリップを撓ませながら目地に挿入するのが容易となり、リップが撓み易くなることにより目地幅のばら付きに対応し易くなること、地震時に目地が狭められてもリップが弾接変形して下地材と柱との直接接触が避けられ、接触による損傷を避けることができること、目地に押込む際、スムースに押込むには挿入部が屈曲しないように挿入部の剛性を高めることが望まれるが、リップを片側に備えた挿入部においては、リップを挿入部と同材質で形成しても長くできるため、挿入部の剛性を高めてもリップの可撓性が損なわれることがないこと、挿入部の片側が平坦面であることにより下地材の側端面に沿わせて挿入するのがスムースに行えること、釘をスペーサ本体に当てて打込む際、釘先が滑りにくいため、釘打ちが容易となること等の効果を奏する。
請求項2に係る発明によると、目地幅に応じたリップを目地に押し込んで挿入することができる。すなわち目地幅が広いときには、挿入部をそのまま目地に挿入し、目地幅が狭いときには挿入部を切込みで千切って突出量の大きなリップを除去し、目地幅に合う突出量のリップを押し込んで挿入する。なお、目地幅が小さいか殆どないときには、挿入部の根元を千切って挿入部全体を除去し、目地への挿入を行わない。
以下、本発明の実施形態の目地スペーサについて図面により説明する。なお、図中、図1に示すものと同一構造部分には同一符号を付した。
図3に示す目地スペーサ21は、図1に示すスペーサ5に代えて用いられるもので、全体が例えばエチレンプロピレンゴム(EPDM)やクロロプレンゴム(CR)等のゴム又はポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン(PP)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)等の樹脂よりなり、中空部20を等間隔で形成した略矩形断面のスペーサ本体22と、該本体22の一側より突出形成される挿入部23とから構成され、スペーサ本体22には止着手段である釘の打付け面22aが鋸歯状に形成されている。
挿入部23は、根元が太く、一側には先端に側方の斜め下方向に鉤状に突出するリップ24aを形成し、更に根元との間にリップ24aより突出量の小さなリップ24bを形成している。図示する例では、2個のリップ24a、24bが設けられているが、3個以上設けてもよい。挿入部23の他側はスペーサ本体22と面一の平坦面をなしている。
挿入部23にはまた、根元、リップ24b下及びリップ24a下に切込み25a、25b、25cが左右両側から入れられている。
図4は、図1に示す外壁構造に対応した外壁構造を示すもので、外壁パネル1を備えた下地材2を柱3との間に目地4を形成して取付ける点は図1に示す外壁構造と同じで変わりはない。次に図4に示す目地スペーサ21の挿入部23を下地材側端面に沿わせて目地4に押込み、目地4に保持した状態で下地材2と面一となるように目地スペーサ21を位置決めし、釘6の釘先を打付け面22aに当てがい釘6をスペーサ本体22に通し、下地材2に打込み固定する。目地スペーサ21は柱3の長手方向に複数、適当間隔で取付けられるが、長尺な目地スペーサ21を一つ、柱3に沿うようにして取付けてもよい。
目地スペーサ21取付け後、外壁パネル1´が目地スペーサ21のスペーサ本体22に当てて組付けられ、その後、外壁パネル間1、1´の目地にシーリング材7が充填される。
図5は、目地幅に合わせて切込25aで挿入部23を千切り、リップ24aを除去した挿入部23を目地4に挿入した例、図5は切込25bで挿入部23を千切り、リップ24bを除去して目地4に挿入した例、図6は切込25cで挿入部23を根元から千切って除去し、スペーサ本体22のみを下地材2に取り付けた例をそれぞれ示すものである。
本実施形態の目地スペーサによると、挿入部23を下地材2と柱3との間の目地4幅に応じて千切り、所要のリップ24a、24bを挿入して目地4に保持できるようになること、挿入部23を目地4に押し込んで挿入する際、挿入部23が屈曲しないでスムースに押込まれるようにするには、挿入部23の剛性を高めることが望まれるが、リップ24a、24bは挿入部23の片側にのみ設けられ、両側に設けられるよりも長くできるため、剛性の大なる挿入部23とは別材質の剛性の小さな材質で形成しなくても十分な可撓性を持たせることが可能となり、目地幅のばら付きに対応し易くなり、また地震で下地材2と柱3が互いに接近しようとしても挿入部23がリップ24a、24bが弾性変形して下地材2と柱3との直接接触による損傷を防ぐことができること、挿入部23は片側が平坦面であり、剛性を持たせることにより下地材側端面に沿わせて挿入するのが容易で、スムースに行えること、スペーサ5を下地材2と面一となるように位置決めして取付ける際には、挿入部23を目地4に保持した状態で行うことができるため、上述する取付けが容易に行えること、スペーサ21を釘6によって止着する際には、釘6の打付け面が鋸歯状になっているため釘打ち付け時に釘先が滑りにくく、釘6の打付けが容易に行えること、スペーサ本体22には中空部20が形成され、その分原料が低減されるため、コストダウンを図ることができること等の効果を有する。なお、前記実施形態のスペーサ本体22には、中空部20が形成されていなくてもよく、また中空部20に相当する部位がスペーサ本体22よりも比重の低い発泡体で成形されていてもよい
目地付近の従来の外壁構造の断面図。 従来の別の外壁構造の断面図。 本発明に係る目地スペーサの断面図。 図3に示す目地スペーサを用いた外壁構造の断面図。 別の態様の同要部の拡大断面図。 更に別の態様の同要部の拡大断面図。 他の態様の同要部の拡大断面図。
符号の説明
1、1´・・外壁パネル
2・・下地材
3・・柱
4・・目地
5・・スペーサ
6・・釘
7・・シーリング材
20・・中空部
21・・目地スペーサ
22・・スペーサ本体
22a・・釘の打付け面
23・・挿入部
24a、24b・・リップ
25a、25b、25c・・切込み

Claims (2)

  1. 外壁パネル1を備えた下地材2を柱3との間に目地4を形成して取付けたのち、スペーサ21を下地材2に対し、表側が面一となるように位置決めして止着手段6により下地材側端面に止着し、ついで外壁パネル1を表側よりスペーサ21に当てて組付けてなる外壁構造の上記スペーサ21であって、樹脂又はゴム製で、下地材側端面に前記止着手段によって止着されるスペーサ本体と、該スペーサ本体22と一体をなして前記目地4に挿入される挿入部23よりなり、該挿入部23の柱側一側には柱3に弾接するリップ24a、24bを複数有し、各リップ24a、24bは挿入部先端に向かって突出量が漸次大きくなるように形成され、挿入部他側はスペーサ本体と面一の平坦面をなして下地材側端面に接合される目地スペーサにおいて、前記止着手段が釘6であり、スペーサ本体一側の釘6が打ち込まれる面は、当てられた釘先を滑りにくくするために凹凸に形成されている目地スペーサ
  2. 前記挿入部23には、その根元と、リップ間に挿入部23を千切り易くするための切込み25a、25b、25cが入れられることを特徴とする請求項1記載の目地スペーサ。
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