JP2006322145A - 床材の施工方法および床構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】木質系床材の含水率の変化による端部の突き上げや波打ち現象を防止するとともに軋み音の発生しにくい床材を容易に施工できる方法と床構造を提供する。
【解決手段】接合すべき端面に実矧ぎ用雄実または雌実を有する木質床材において、雄実上方端面、雌実上方端面のいずれか一つに引張りにより容易に剥がすことのできる間隙調整材2を貼り付けておき、床材1施工後該間隙調整材2を除去する床材1の施工方法と床材1同志を接合した雄実上方端面と雌実上方端面との接合面間に所定の隙間を形成すると共に床材1の伸びを吸収する弾性体5を設けた床構造。
【選択図】図1

Description

本発明は実接合によって接合施工される木質系床材の施工方法および床構造に関するものである。すなわち木質系床材の含水率の変化による床材の寸法変化による木質系床材の突き上げや波打ち現象を防止すると共に軋み音の発生しにくい床材の施工方法および床構造を提供するものである。
従来、木質系床材は多くの場合実接合によって施工されている。この方法によると床材が隙間なく接合されているので床下地からの吸湿により寸法が伸び床材の端部が突き上げられたり波打ち現象が起こり外観が悪くなると共に軋み音が発生することがある。この為に床材間に伸びを吸収する為に床材間に0.2から0.7mmの隙間を設けているが施工のばらつきが多く、これを解消するためにスペーサを介して施工されることが多い。
特開平10―37439号公報(第4頁、図2) 特許第2781054号公報(第3頁、図3)
上記特許文献1に記載されている床材の施工方法は床材端面間にスペーサを介在させると共に実端部と小穴底部との間に弾性体が挟持される状態に保って床材を接合施工し施工後スペーサを取り外す床材の施工方法であり、スペーサは施工時に取り付けるもので床材毎にスペーサを介装させて施工させねばならず複雑な工程が要求される。
また特許文献2においても伸び量吸収用スペーサを床材施工時に介装して敷接固定し、その後接着剤の乾燥硬化する前にスペーサを取り外すものであり時間的に制約があり施工が面倒なものである。
これに対し本願発明は、予め間隙調整材を床材端面に取り付けてあるので施工が容易かつ迅速に行えるものである。又本発明の床構造においては床材と床材の間に弾性体を介在させており、一定間隔の隙間を形成すると共に弾性体が変形することにより床材の寸法の伸びを吸収するものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る床材の施工方法および床構造における第一の特徴構成は、請求項1に記載した如く、接合すべき端面に実矧ぎ用雄実または雌実を有する木質床材において、雄実上方端面、雌実上方端面のいずれか一つに予め間隙調整材を貼り付けておき、床材施工後該間隙調整材を除去する点にある。
同第二の特徴構成は、請求項2に記載した如く、上記の特徴構成に加えて間隙調整材が樹脂テープ、樹脂紐などからなり引っ張りにより床材から容易に剥がすことのできる点にある。
同第三の特徴構成は、請求項3に記載した如く、床材同志を接合した接合面の上面に間隙調整材の少なくとも一部が床材上面に突出するように取り付けられている点にある。
同第四の特徴構成は、請求項4に記載した如く接合すべき端面に実矧ぎ用雄実または雌実を有する木質床材において、床材同志を接合した雄実上方端面と雌実上方端面との接合面間に所定の隙間を形成すると共に床材の伸びを吸収する弾性体を設けた点にある。
同第五の特徴構成は、請求項5に記載した如く上記弾性体が比較的硬質のゴム、プラスチックからなる点にある。
請求項1に記載の床材の施工方法は前記構成であり、床材を施工するに際していちいち間隙調整材を取付ける必要がなく、しかも床材間に一定の間隔の隙間が形成されるので施工が容易にできる。
請求項2に記載の床材の施工方法は前記構成であり、施工後、間隙調整材を床材から取り除くのが容易となる。
請求項3に記載の床材の施工方法は前記構成であり、間隙調整材の突出部を引っ張り上げるのみで簡単に間隙調整材を床面から取り除くことができる。
請求項4に記載の床構造は前記構成であるので間隙調整材を用いることなく弾性体を用いて床材を施工するが、弾性体は床材の伸びを吸収するものであるから間隙調整材を取り除く手間が省けるものである。
請求項5に記載の床構造は前記構成であるので床材の施工において弾性体を変形させることなく施工すれば床材間に一定の間隙が得られるものである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1ないし図4は本発明に係る床材の施工方法の実施例を示すものである。
図1は本願発明の床材1の雄実上方端面に間隙調整材2として樹脂テープ3を貼り付けたものを示している。樹脂テープ3には粘着材が極く少量塗布されており引っ張りにより床材1から容易に剥がすことのできるものである。この樹脂テープ3は床材1の雄実上方端面の全長にわたり設ける必要はなく少なくとも隙間のばらつきが生じないように床材1の前方部および後方部に設けておけば良い。
図2に示すように樹脂テープ3は床材1が床下地6上に施工されたとき、樹脂テープ3上部が床材1、1同士の接合面の上部に突出するように取り付けられている。樹脂テープ3は屈曲性があるので施工時に邪魔になることはなく、施工後樹脂テープ3の突出部をつまみ引っ張ることで樹脂テープ3を取り除くことができ、床材1、1間には樹脂テープ3の厚みの隙間が形成される。
図3は間隙調整材2として樹脂紐4を用いた実施例を示し樹脂紐4は雄実上方端面に取り付けられており樹脂紐4の端部が床材1の上面に突出するようになっている。この場合床材1、1を施工後、樹脂紐4を引っ張ることで間隙調整材2である樹脂紐4が除去できるので間隙調整材2の除去が容易となる。間隙調整材2は雄実上方端部でなく雌実上方端部に設けても良いものである。
図4は床下地6上に床材1、1同士の雄実上方端面と雌実上方端面との接合面間に所定の隙間を形成すると同時に床材1の伸びを吸収する弾性体5を設けた床構造を示している。この弾性体5としては比較的硬質のゴムなどを使用するのが好ましい。弾性体5として軟質の発泡体のみを使用した場合、床材1を施工したときに一定の隙間を形成することはできるが施工時に変形してしまい床材1の伸びが吸収できない場合が生じる。
比較的硬質のゴムなどを用いた場合は一定の隙間を形成することが容易にでき、床材1の伸びが生じたときには弾性体5は圧縮により弾性変形し床材1の伸びを吸収できる。弾性体5は床材1が伸びて弾性変形した場合床材1、1の接合面の上面に突出しない形状にすることが必要である。弾性体5は床材1の端面に予め取り付ける必要はなく、床材1の施工時に床材1、1間に嵌め合わせても良い。しかし予め床材1の端面に取り付けておけば床材1の施工時に弾性体5の取り付けの手間が省けるので都合が良い。
以上に説明したように床材1の施工方法では間隙調整材2が床材に取り付けられているので床材1の施工時に間隙調整材2をいちいち介装する必要がなく施工後取り外すのみで良く作業性が良いものである。この間隙調整材2の取り外しも間隙調整材2の一部が接合部の上部に突出しているので簡単にできる。
これにより床全面にわたり床材1、1間に一定間隔の間隙が形成できるので見映えが良く、床材1に伸びによる床材1の突き上げや波打ち現象が防止でき、軋み音の発生がなくなるものである。
一方床構造では上述の効果に加え、間隙調整材2の取り外しも不要となりより一層施工が簡略となる。
本発明にかかる床材の施工方法の一実施例に用いられる床材の部分斜視図。 図1に示す床材を床下地上に施工したときの接合部を示す断面図。 間隙調整材として樹脂テープに代えて樹脂紐を用いた床材の部分斜視図。 床下地上に床材を施工したときの隙間を形成する弾性体を用いた接合部を示す断面図。
符号の説明
1 床材
2 間隙調整材
3 樹脂テープ
4 樹脂紐
5 弾性体
6 床下地

Claims (5)

  1. 接合すべき端面に実矧ぎ用雄実または雌実を有する木質床材において、雄実上方端面、雌実上方端面のいずれか一つに予め間隙調整材を貼り付けておき、床材施工後該間隙調整材を除去する床材の施工方法。
  2. 間隙調整材が樹脂テープ、樹脂紐などからなり、引張りにより容易に床材から剥がすことのできるものである請求項1記載の床材の施工方法。
  3. 床材同士を接合した接合面の上面に間隙調整材の少なくとも一部が床材上面に突出するように取り付けられている請求項1ないし2いずれか記載の床材の施工方法。
  4. 接合すべき端面に実矧ぎ用雄実または雌実を有する木質床材において、床材同士を接合した雄実上方端面と雌実上方端面との接合面間に所定の隙間を形成すると共に床材の伸びを吸収する弾性体を設けた床構造。
  5. 上記弾性体が比較的硬質のゴム、プラスチックからなる請求項4記載の床構造。
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