JP2009097218A - 入隅見切材、入隅構造及び入隅施工方法 - Google Patents

入隅見切材、入隅構造及び入隅施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】種々の厚さの板状建材に使用でき、また前面の凹凸が大きな板状建材にも使用でき、しかも施工仕上りの見栄えも良好となる入隅見切材と、この入隅見切材を用いた入隅構造と、この入隅見切材を用いる入隅施工方法とを提供する。
【解決手段】縦胴縁4,4の前面に背板片21,22を当て、入隅見切材20を縦胴縁4,4に固定する。片ハットジョイナ5,5を、平板部5aが背板片21,22に重なり、コ字状部5bが起立片23,24に当接するように配置し、次いで、板状建材11,12を建材取付金具6によって下段側から順次に取り付ける。その後、シーリング材7を板状建材11,12の木端面と起立片23,24の間に充填し、次いでマスキングテープ31,32を剥す。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物外壁などの壁面に用いられる入隅見切材と、入隅構造及び入隅施工方法に関する。
入隅見切材及びそれを用いた入隅構造の従来例として実開平2−81857に記載のものを第12図に示す。
下地材90のL形の入隅に略々W字形の入隅見切材91が配置され、この入隅見切材91の嵌合部92に板状建材93の側縁部が嵌合されている。この嵌合部92は、1対の板状片94,95間に形成されている。
実開平2−81857
上記実開平2−81857の入隅見切材及び入隅構造にあっては、板状建材93の側縁を嵌合部92に嵌合せるようにしているため、板状建材93の厚みに応じて、嵌合部92の寸法が異なる多種類の入隅見切材を用意する必要があり、汎用性に乏しい。また、前方側の板状片94が板状建材93の前縁に被さるため、入隅見切材90が目立ち、入隅の見栄えが劣ったものとなり易い。さらに、板状建材の前面に大きな凹凸模様がある場合には、板状片94と板状建材93の前面との間に隙間が生じてしまい、実際には施工に用いるこことができない。
本発明は、上記従来の問題点を解決し、種々の厚さの板状建材に使用でき、また前面の凹凸が大きな板状建材にも使用でき、しかも施工仕上りの見栄えも良好となる入隅見切材と、この入隅見切材を用いた入隅構造と、この入隅見切材を用いる入隅施工方法とを提供することを目的とする。
請求項1の入隅見切材は、壁面の入隅を挟んだ一方の側において板状建材の背後側に配置される第1背板片と、他方の側において板状建材の背後に配置される第2背板片と、該第1背板片から壁面前方へ起立する第1起立片と、該第2背板片から壁面前方へ起立する第2起立片と、を有し、該第1起立片と第2起立片との起立方向先端側同士が連続しており、該第1起立片及び第2起立片の該先端側部分は、入隅前方へ突出する凸角形状部となっていることを特徴とするものである。
請求項2の入隅見切材は、請求項1において、前記第1背板片及び第2背板片の前記第1起立片及び第2起立片と反対側の辺縁は、壁面前方側へ折り返されていることを特徴とするものである。
請求項3の入隅見切材は、請求項1又は2において、前記第1背板片と第1起立片との隅部は、壁面の前方側へL形に曲折された第1棚段部となっており、前記第2背板片と第2起立片との隅部は、壁面の前方側へL形に曲折された第2棚段部となっていることを特徴とするものである。
請求項4の入隅見切材は、請求項1ないし3のいずれか1項において、第1及び第2起立片の前記先端側の辺縁に沿ってマスキングテープが付着されていることを特徴とするものである。
請求項5の入隅見切材は、請求項4において、該マスキングテープとして、該辺縁に臨む第1マスキングテープと、該第1マスキングテープに隣接する第2マスキングテープとが設けられていることを特徴とするものである。
請求項6の入隅構造は、壁面の入隅に請求項1ないし3のいずれか1項に記載の入隅見切材が取り付けられ、第1背板片の前面側に第1板状建材が配置され、第2背板片の前面側に第2板状建材が配置され、第1板状建材と第1起立片との間及び第2板状建材と第2起立片との間にそれぞれシーリング材が充填されていることを特徴とするものである。
請求項7の入隅見切材は、請求項6において、前記入隅見切材は請求項3に記載のものであり、第1板状建材の木端面が第1棚段部に当接し、第2板状建材の木端面が第2棚段部に当接し、前記シーリング材は、第1棚段部及び第2棚段部よりもそれぞれ前方側に充填されていることを特徴とするものである。
請求項8の入隅施工方法は、壁面の入隅に請求項4又は5に記載の入隅見切材を取り付け、第1背板片の前面側に第1板状建材を配置し、第2背板片の前面側に第2板状建材を配置し、第1板状建材と第1起立片との間及び第2板状建材と第2起立片との間にそれぞれシーリング材を充填し、その後、前記マスキングテープを剥すことを特徴とするものである。
請求項9の入隅施工方法は、請求項8において、前記入隅見切材は請求項5に記載の入隅見切材であり、板状建材の出具合いに対応して第2マスキングテープを剥した状態でシーリング材を充填し、その後、第1マスキングテープを剥すことを特徴とするものである。
本発明の入隅見切材及び入隅構造並びに施工方法にあっては、入隅見切材は板状建材の前縁に被さることがないので、種々の厚さの板状建材や、前面に大きな凹凸が存在する板状建材にも適用することができる。
また、入隅見切材が板状建材の前縁に被さることがないので、施工仕上りの見栄えも良好となる。
なお、請求項2の通り、第1背板片及び第2背板片の辺縁を壁面前方側へ折り返した形状とすることにより、水が板状建材の裏側へ回り込むことが防止されるようになる。
請求項3のように各背板片と起立片との隅部に棚段部を設けた場合、板状建材の木端面をこの棚段部に当接させるようにして容易に位置決めすることができる。また、この棚段部にボンドブレーカーを貼り付けることでシーリング材のバックアップとして機能させることができるので、シーリング材用バックアップ材を不要とすることも可能である。
請求項4のように、入隅見切材の各起立片の先端側辺縁にマスキングテープを付着させておくと、請求項8のようにシーリング材を充填した後、このマスキングテープを剥すことにより、シーリング材を綺麗に充填することができる。
請求項5のように、マスキングテープを2列に設けておくと、シーリング材の充填位置(深さ)に応じて、奥側のマスキングテープを剥しとるようにして施工することができる。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。第1図は実施の形態に係る入隅構造を示す水平断面図、第2図は第1図の拡大図、第3図は第1図の構造を示す分解斜視図、第4図は入隅見切材の斜視図である。
入隅の柱1に添え木2が取り付けられ、その前面側に透湿防水シート3が取り付けられている。添え木2に対し縦胴縁4が取り付けられており、この縦胴縁4の前面側に入隅見切材20がビス又は釘打ち等により取り付けられている。
第2図の通り、入隅見切材20の第1背板片21の前面に、片ハットジョイナ5を介在させつつ建材取付金具6によって第1板状建材11が取り付けられている。また、第2背板片22の前面に片ハットジョイナ5を介在させつつ建材取付金具6によって第2板状建材12が取り付けられている。
建材取付金具6は、特開2007−162352、特開2007−070943、特開2007−070854、特開2004−238940などに見られる通り、板状建材12の下縁を支承し、上縁を係止するよう構成されたものであり、広く市販されているものである。片ハットジョイナ5の前面側にシーリング材7が充填されている。
なお、この実施の形態では、該シーリング材7としては、シリコーンゴムやモルタルなどの樹脂系又はセメント系のペースト状のシーリング材を用いており、このペースト状のシーリング材7を、コーキングガンや鏝等で各板状建材11,12の入隅側の木端面と入隅見切材20(後述の各起立片23,24)との隙間に充填し、硬化させている。ただし、シーリング材7は、この種のものに限定されない。
第3図の通り、板状建材11,12の前面は全体として凹凸面となっている。なお、第3図では、凹凸は横波形となっているが、縦波形や、割石調のものなど各種形状としうる。板状建材11,12の入隅側の木端面は平面となっている。
第4図に明示される通り、入隅見切材20は、前記第1背板片21及び第2背板片22と、第1背板片21から前方へ起立する第1起立片23と、第2背板片22から前方へ起立する第2起立片24とを有したW字形状のものである。第1起立片23と第2起立片24とは垂直に交わっている。
入隅見切材20は鋼板をW字形に折曲することにより構成された長尺のものである。背板片21,22の起立片23,24から遠い側の辺縁は、前面側へ180°折り返されて折返部21a,22aとなっている。この折返部21a,22aを設けることにより、雨水などの水が板状建材11,12の裏側へ入り込むことが防止される。
起立片23,24の該凸角側に沿ってマスキングテープ31,32が剥離可能に付着されている。マスキングテープ31,32は幅5〜20mm程度のものが好ましいが、これに限定されない。
前記片ハットジョイナ5は、第2図の通り、板状建材11,12の背面に沿う平板部5aと、板状建材11,12の木端面に沿うコ字形部5bとを有した柄杓形断面形状のものであり、入隅見切材20と同様に上下方向に延設される。
板状建材11,12の取り付けを行うには、縦胴縁4,4の前面に背板片21,22を当て、入隅見切材20をビス、釘などによって縦胴縁4,4に固定する。片ハットジョイナ5,5を、平板部5aが背板片21,22に重なり、コ字状部5bが起立片23,24に当接するように配置し、ビス、釘、又は接着剤などによって取り付ける。次いで、板状建材11,12を建材取付金具6によって下段側から順次に取り付ける。建材取付金具6はビス8(第3図)によって縦胴縁4に固定される。その後、シーリング材7を板状建材11,12の木端面と起立片23,24の間に充填し、次いでマスキングテープ31,32を剥す。これにより、図示の入隅構造が構築される。
この入隅構造にあっては、入隅見切材20は板状建材11,12の前縁に被さらないので、種々の厚さの板状建材や、前面に大きな凹凸がある板状建材の場合にも用いることができる。また、入隅見切材20が目立たず、美感が良い。
この実施の形態では、入隅見切材20にマスキングテープ31,32を設けているので、シーリング材7を綺麗に充填することができる。
第5図は、柱1の代わりに鉄骨40が立設され、また第1〜4図の建材取付金具6よりも前後方向(板状建材出入方向)の寸法が大きい建材取付金具6Aを用いた実施の形態を示す斜視図、第6図はその水平断面図である。
この実施の形態では、建材取付金具6Aの前後寸法が大きいところから、片ハットジョイナ5Aは、前記片ハットジョイナ5よりもコ字形部5bの前後寸法が大きいものとなっている。また、その分だけシーリング材7の充填位置が浅くなるため、入隅見切材20を取り付けるに際し、背板片21,22に近い側のマスキングテープ32,32を剥しておく。
板状建材11,12の施工手順は第1図〜第4図の場合と同様であり、板状建材11,12を片ハットジョイナ5Aを介在させつつ建材取付金具6Aによって鉄骨40に取り付ける。建材取付金具6Aはビス8によって鉄骨40に留め付けられる。その後、シーリング材7を充填し、マスキングテープ31を剥す。
この実施の形態によっても上記実施の形態と同様の作用効果が奏される。
上記実施の形態では片ハットジョイナ5,5Aを用いているが、片ハットジョイナの機能を果たす棚段部を有した入隅見切材を用いることにより、この片ハットジョイナ5,5Aを省略することができる。
その一例を第7,8図に示す。第8図は棚段部25を有した入隅見切材20Aの斜視図である。第7図はこの入隅見切材20Aを用いた入隅構造を示す断面図であり、第2図と同様の拡大図である。
この入隅見切材20Aには、背板片21,22と起立片23,24との交叉隅部に、それぞれ棚段部25が設けられている。各棚段部25は、背板片21,22から垂直に立ち上がる立上部25aと、該立上部25aに垂直に連なり且つ起立片23,24と垂直に連なるバックアップ部25bとを有したL字形断面形状となっている。このバックアップ部25bの前面側にボンドブレーカー(図示略)が貼り付けられており、その上にシーリング材7が充填される。板状建材11,12は立上部25aに当接するように配置される。入隅見切材20Aのその他の構成は入隅見切材20と同一であり、それぞれ同一符号は同一部分を示している。
なお、この入隅見切材20Aは第5,6図の鉄骨の態様にも適用可能である。
上記の各実施の形態では、各板状建材11,12の入隅側の木端面と入隅見切材20の各起立片23,24との隙間に充填されるシーリング材7として、シリコーンゴムやモルタル等のペースト状のものを用いているが、本発明では、これ以外のシーリング材、例えばガスケット等を用いてもよい。
第9図はシーリング材としてガスケットを用いた入隅構造の斜視図、第10図は第9図のX−X線に沿う断面図、第11図は第10図のXI部分の拡大図である。
第10図の通り、この実施の形態では、各板状建材11,12と入隅見切材20の各背板片21,22との間にそれぞれ介在されるジョイナ5Bは、該板状建材11,12の背面に沿う平板部5aと、該平板部5aから前方に立設された2片の突片5c,5dとを有している。一方の突片5cは、平板部5aの入隅側の辺縁に沿って上下方向に延設されており、他方の突片5dは、該一方の突片5cから入隅と反対側に所定の間隔をあけて、該一方の突片5cと略平行に上下方向に延設されている。
この実施の形態では、ジョイナ5Bは、該一方の突片5cを入隅見切材20の起立片23,24に当接させて平板部5aが背板片21,22の前面側に配置され、板状建材11,12は、その入隅側の木端面を該他方の突片5dに当接させて該平板部5aの前面側に配置される。
この実施の形態では、各板状建材11,12の入隅側の木端面と入隅見切材20の各起立片23,24との間をシールするシーリング材として、ガスケット50が設けられている。この実施の形態では、該ガスケット50は合成樹脂製である。また、第9図のように、このガスケット50は、入隅部に沿って延在する長尺状のものである。
第11図に示す通り、このガスケット50は、ジョイナ5Bの突片5c,5d同士の間に差し込まれる差込部51と、該差込部51の差込方向先端側から側方(該差込方向及び延在方向と交叉方向。以下、同様。)に張り出した1対の弾性片52,52と、該差込部51の差込方向の途中部及び後端側からそれぞれ側方へ張り出した2対の弾性片53,53及び54,54とを有している。
弾性片52,52の張出方向の先端部同士の間隔は、ジョイナ5Bの突片5c,5dの対向面同士の間隔よりも大となっている。また、弾性片53,53の張出方向の先端部同士の間隔及び弾性片54,54の張出方向の先端部同士の間隔は、それぞれ、該突片5c,5dの対向面と反対側の面同士の間隔、即ち該突片5c,5dを挟んで対峙する板状建材11,12の木端面と起立片23,24との間隔よりも大となっている。
このガスケット50は、弾性片52側を先頭にして該板状建材11,12の木端面と起立片23,24との間に押し込まれ、差込部51の先端側がジョイナ5Bの突片5c,5d同士の間に係合される。
この際、第11図に示すように、弾性片53,53及び54,54がそれぞれ板状建材11,12の木端面と起立片23,24とに接触し、互いに接近方向に弾性的に変形しながら該板状建材11,12と起立片23,24との間に押し込まれる。また、差込部51の先端側がジョイナ5Bの突片5c,5dの対向面同士の間に入り込むと、弾性片52,52がそれぞれ該突片5c,5dに接触し、互いに接近方向に弾性的に変形しながら該突片5c,5d間に押し込まれる。
これらの弾性片52,53,54が各々の復元力により突片5c,5d、板状建材11,12の木端面及び起立片23,24にそれぞれ押し付けられることにより、ガスケット50がジョイナ5Bに保持されると共に、このガスケット50によって該板状建材11,12の木端面と起立片23,24との間がシールされる。
この実施の形態における、ガスケット50を装着する直前までの施工手順は、第1図〜第4図の実施の形態における、シーリング材7を充填する直前までの施工手順と同様である。第9〜11図において、第1〜4図と同一符号は同一部分を示している。
なお、第5,6図及び第7,8図の各実施の形態においても、ペースト状のシーリング材7の代わりに、このガスケット50を用いてもよい。
上記実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は図示以外の態様をもとりうる。例えば、入隅見切材の起立片にマスキングテープを設ける場合、このマスキングテープを3列以上並設してもよい。
実施の形態に係る入隅構造を示す断面図である。 図1の一部の拡大図である。 図1の構造の斜視図である。 入隅見切材の斜視図である。 別の実施の形態を示す斜視図である。 図6の構造の断面図である。 さらに別の実施の形態に係る入隅構造の断面図である。 図7に用いられている入隅見切材の斜視図である。 さらに別の実施の形態に係る入隅構造の斜視図である。 図9のX−X線に沿う断面図である。 図10のXI部分の拡大図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 柱
4 縦胴縁
5,5A 片ハットジョイナ
5B ガスケット用ジョイナ
6,6A 建材取付金具
7 シーリング材
11,12 板状建材
20,20A 入隅見切材
21,22 背板片
23,24 起立片
25 棚段部
31,32 マスキングテープ

Claims (9)

  1. 壁面の入隅を挟んだ一方の側において板状建材の背後側に配置される第1背板片と、
    他方の側において板状建材の背後に配置される第2背板片と、
    該第1背板片から壁面前方へ起立する第1起立片と、
    該第2背板片から壁面前方へ起立する第2起立片と、
    を有し、該第1起立片と第2起立片との起立方向先端側同士が連続しており、該第1起立片及び第2起立片の該先端側部分は、入隅前方へ突出する凸角形状部となっていることを特徴とする入隅見切材。
  2. 請求項1において、前記第1背板片及び第2背板片の前記第1起立片及び第2起立片と反対側の辺縁は、壁面前方側へ折り返されていることを特徴とする入隅見切材。
  3. 請求項1又は2において、前記第1背板片と第1起立片との隅部は、壁面の前方側へL形に曲折された第1棚段部となっており、
    前記第2背板片と第2起立片との隅部は、壁面の前方側へL形に曲折された第2棚段部となっていることを特徴とする入隅見切材。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、第1及び第2起立片の前記先端側の辺縁に沿ってマスキングテープが付着されていることを特徴とする入隅見切材。
  5. 請求項4において、該マスキングテープとして、該辺縁に臨む第1マスキングテープと、該第1マスキングテープに隣接する第2マスキングテープとが設けられていることを特徴とする入隅見切材。
  6. 壁面の入隅に請求項1ないし3のいずれか1項に記載の入隅見切材が取り付けられ、
    第1背板片の前面側に第1板状建材が配置され、
    第2背板片の前面側に第2板状建材が配置され、
    第1板状建材と第1起立片との間及び第2板状建材と第2起立片との間にそれぞれシーリング材が充填されていることを特徴とする入隅構造。
  7. 請求項6において、前記入隅見切材は請求項3に記載のものであり、
    第1板状建材の木端面が第1棚段部に当接し、
    第2板状建材の木端面が第2棚段部に当接し、
    前記シーリング材は、第1棚段部及び第2棚段部よりもそれぞれ前方側に充填されていることを特徴とする入隅見切材。
  8. 壁面の入隅に請求項4又は5に記載の入隅見切材を取り付け、
    第1背板片の前面側に第1板状建材を配置し、
    第2背板片の前面側に第2板状建材を配置し、
    第1板状建材と第1起立片との間及び第2板状建材と第2起立片との間にそれぞれシーリング材を充填し、
    その後、前記マスキングテープを剥すことを特徴とする入隅施工方法。
  9. 請求項8において、前記入隅見切材は請求項5に記載の入隅見切材であり、板状建材の出具合いに対応して第2マスキングテープを剥した状態でシーリング材を充填し、その後、第1マスキングテープを剥すことを特徴とする入隅施工方法。
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