JP6312286B2 - 目地構造 - Google Patents

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本発明は、家屋やビルの外壁等に適用することができる目地構造に関するものである。
従来より、複数枚のパネルを横方向に並設することにより外壁等の壁を形成することが行われている。また、横方向で隣接するパネルの接続箇所には目地が形成されており、この目地構造としては各種のものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、図8(a)に示すものは、サンドイッチパネル等のパネルAを用いた壁の目地構造を示す。サンドイッチパネルは、二枚の金属外皮の間に芯材を充填して形成されるものである。二枚の金属外皮のうち、屋外側に向けて配置される金属外皮1には、パネルAの側端部に突出する支持片34が設けられている。そして、パネルAの支持片34の先端面と他のパネルAの支持片34の先端面とを対向させて二枚のパネルAを配置し、隣接する二つの支持片34の表面(屋外側面)に跨るようにしてガスケット6を配設することによって、目地5が形成されている。ガスケット6は支持片の表面にシーリング材60等で接着されている。また、図8(b)に示すものでは、ガスケット6の背面(屋内側面)に係着部61を突設し、隣接する二つの支持片34の表面に跨るようにしてガスケット6を配設すると共に、隣接する支持片34の対向する端面間に係着部61を表面側から差し込んで支持片34に係着する。このようにして目地5が形成されている。
特許第3921014号公報
しかし、支持片34は金属外皮1の側端部に形成されているために、金属板をロール成形等して金属外皮1を形成する際に生じる歪が支持片34に集中しやすくなり、支持片34の位置や形状がパネルA毎にばらついて不安定になりやすかった。この場合、支持片34とガスケット6の間に隙間が生じて目地5の防水性が低下することがあった。特に、パネルAの上下端部に嵌合凸部と嵌合凹部とを設けている場合は、その形状にあわせて金属外皮1の成形部分が増加するために、支持片34に歪がさらに生じやすくなり、目地5の防水性の低下が起こりやすかった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、防水性の低下が起こりにくい目地構造を提供することを目的とするものである。
本発明に係る目地構造は、パネルの側端部に支持片が設けられ、二枚の前記パネルが隣接されて配置され、前記支持片の屋外側にガスケットを設けた目地構造であって、一方の前記パネルの前記支持片と他方の前記パネルの前記支持片とが重ね合い、重なり合った前記支持片の間にはパッキンが介在し、前記ガスケットは溝部を有し、前記支持片の屋外側面に保持部材が取り付けられ、前記溝部の内側に前記保持部材を挿入すると共に、前記ガスケットの係合部に前記保持部材の係止突片を食い込ませて前記係合部が前記保持部材に係止され、前記保持部材の側片の外側面が前記ガスケットで覆われることにより前記保持部材に前記ガスケットが保持されて成ることを特徴とするものである。
本発明にあっては、前記保持部材はアルミニウム製の形材であることが好ましい。
本発明では、支持片に対して保持部材の取り付け位置を調整することによって、支持片に歪が生じている場合であっても、保持部材に保持されたガスケットをパネルに密着させるように配設することができ、防水性の低下が起こりにくいものである。
本発明の実施の形態の一例を示す一部の断面図である。 (a)はパネルの一方の金属外皮の一例を示す断面図、(b)はパネルの一方の金属外皮の一部の一例を示す断面図、(c)はパネルの他方の金属外皮の一例を示す断面図、(d)はパネルの一部の一例を示す平面図である。 パネルの一例を示す断面図である。 パネルの一例を示す斜視図である。 パネルの一例を示し、(a)(b)は一部の斜視図である。 本発明の実施の形態の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 本発明の他の実施の形態の一例を示す断面図である。 従来例を示し、(a)(b)は断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
本発明の目地構造は、横方向(水平方向)で隣接する二枚のパネルAと、その間に配置される保持部材及びガスケット等を備えて形成されている。
パネルAとしては、図3に示すように、二枚の金属外皮1、2の間に芯材3を充填して形成されるサンドイッチパネルを用いることができる。金属外皮1、2は一方がパネルAの表面側(屋外側)を、他方がパネルAの裏面側(屋内側)を構成するものである。金属外皮1,2は、例えば、塗装鋼板、亜鉛めっき鋼板、アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板、ステンレス鋼板、チタン板などの金属板をロール成形等により所望の形状に加工して形成することができる。また、芯材3としては、例えば、フェノールフォームやウレタンフォームなどの樹脂発泡体やグラスウールやロックウールなどの無機繊維体などの断熱材を用いることができる。
図2(a)(b)に示すように、表面側の金属外皮1は、平面部1aと折り返し部20と被覆部23と目地片4などを備えて形成されている。
平面部1aは金属外皮1の略全体を構成する平面板状に形成されている。
折り返し部20は金属外皮1の上端部に位置し、金属外皮1の横方向(水平方向)の略全長に亘って設けられており、金属外皮1の裏面側に折り返し屈曲されて断面略逆U字状に形成されている。折り返し部20の端部には凹部底面片21が設けられている。凹部底面片21は折り返し部20の横方向の略全長に亘って外方(平面部1aと反対側)に向かって突設されている。また、凹部底面片21の先端には差し込み片22が設けられている。差し込み片22は凹部底面片21の横方向の略全長に亘って下方に向かって突設されている。
被覆部23は金属外皮1の下端部に位置し、金属外皮1の横方向の略全長に亘って設けられており、金属外皮1の裏面側に折り返し屈曲されて断面略U字状に形成されている。被覆部23の端部には傾斜片24が設けられている。傾斜片24は被覆部23の横方向の略全長に亘って斜め外方(平面部分1aと反対側)に向かって上り傾斜して形成されている。また、傾斜片24の先端には凹曲部25が設けられている。凹曲部25は断面略逆L字状に形成されており、傾斜片24の横方向の略全長に亘って上方に突出するように設けられている。また、凹曲片25の先端には断面略L字状の凸部覆い片26が突設されている。凸部覆い片26は凹曲片25の横方向の略全長に亘って下方に向かって突設されている。また、凸部覆い片26の先端には差し込み片27が設けられている。差し込み片27は凸部覆い片26の横方向の略全長に亘って上方に向かって突設されている。
目地片4は金属外皮1の両側端部に位置し、箱折加工などにより形成されるものであって、金属外皮1の折り返し部20の基部から被覆部23の下端に至るまで、すなわち、金属外皮1の上端部を除く縦方向(鉛直方向)の略全長に亘って形成されている。また、目地片4は、平面部1aと略面一に延設される延設部32と、延設部32の先端から金属外皮1の裏面側に略垂直に屈曲形成される挟持片33と、挟持片33の先端から外方に向かって平面部1aと略平行に突設された支持片34とを備えて断面略Z字状に形成されている。
平面部1aと折り返し部20の基部との間には第一凹段部35と第二凹段部36が形成されている。第一凹段部35と第二凹段部36は金属外皮1の上部の横方向の全長に亘って形成されており、第一凹段部35及び第二凹段部36のいずれもが両側端部の目地片4、4の表面にまで形成されている。
図2(c)で示すように、裏面側の金属外皮2は、金属外皮2の略全体を構成する平面部2aと、金属外皮2の上端部に位置する折り返し部87と、金属外皮2の下端部に位置する凸部覆い片30などを備えて形成されている。
折り返し部87は断面略逆U字状で、金属外皮2の横方向(水平方向)の略全長に亘って設けられており、金属外皮2の裏面側に折り返し屈曲されて断面略逆U字状に形成されている。折り返し部87の端部には凹部底面片28が設けられている。凹部底面片28は折り返し部87の横方向の略全長に亘って外方(平面部2aと反対側)に向かって突設されている。また、凹部底面片28の先端には差し込み片29が設けられている。差し込み片29は凹部底面片28の横方向の略全長に亘って下方に向かって突設されている。
凸部覆い片30は金属外皮2の横方向の略全長に亘って突設されており、断面略L字状で平面部2aの下端から下方に向かって突出するように形成されている。また、凸部覆い片30の先端には差し込み片31が設けられている。差し込み片31は凸部覆い片30の横方向の略全長に亘って上方に向かって突設されている。さらに、裏面側の金属外皮2の平面部2aと凸部覆い片30に境界部分には横方向の全長に亘って下部凹段部40が形成されている。
そして、図3、4及び図5(a)(b)に示すように、金属外皮1、2をその裏面同士が対向するようにして配置すると共に金属外皮1、2の間に芯材3と炭酸カルシウム等で形成される耐火材37、39とを介装して充填し、金属外皮1、2に芯材3及び耐火材37、39を接着するなどして一体化することにより、本発明で使用するパネルAを形成することができる。
ここで、芯材3は金属外皮1、2の平面部1a、2aの間の略全体に亘って充填されている。また、耐火材37、39は芯材3の上側と下側において断熱パネルAの上部と下部に充填されている。上側の耐火材37は第二凹段部36の上側において金属外皮1、2の間に配置されている。従って、金属外皮1、2の折り返し部20、87の内側の空間及び金属外皮1、2の第二凹段部36よりも上側部分の空間に上側の耐火材37が充填されており、また、差し込み片22、29が上側の耐火材37に差し込まれ、さらに上側の耐火材37の上面は凹部底面片21、28で覆われている。そして、対向配置された折り返し部20と折り返し部87の間の空間が凹部底面片21、28を底面とする嵌合凹部38として形成されるものである。この嵌合凹部38の底面にはパッキン76が全長に亘って設けられている。
また、下側の耐火材39は下部凹段部40の下側において金属外皮1、2の間に配置されている。従って、金属外皮1の被覆部23の内側の空間及び金属外皮1、2の下部凹段部40よりも下側部分の空間に下側の耐火材39が充填されており、また、差し込み片27、31が下側の耐火材39に差し込まれ、さらに下側の耐火材39の下面は凸部覆い片26、30で覆われている。そして、対向配置された凸部覆い片26と凸部覆い片30及びその間に充填された下側の耐火材39により嵌合凸部41が形成されるものである。また、目地片4は芯材3や耐火材37、39よりも外側方に向かって突出するものである。
保持部材7は、金属材料やプラスチックなどで縦方向に長尺に形成されるものであって、図1に示すように、連結片7aとその両端に突設された一対の側片7b、7bとにより、前面(屋外側面)が開口する断面略コ字状に形成され、各側片7bの先端(前端)に突設された係止突片7cとを備えて形成されている。各係止突片7cは保持部材7の内側(連結片7a側)に向かって側片7bに略垂直に突設され、互いに対向するように形成されている。保持部材7はアルミニウム製の形材であることが好ましく、これにより、長尺であっても安定した一定形状の保持部材7を得ることができる。
ガスケット6は、エチレンプロピレンゴム(EPDM)やシリコーンゴム(特に、ガスケット6が黒色以外の場合)、あるいはこれらよりも耐火性の高いクロロプレンゴムなどのゴム弾性体等の成形品で長尺なものであって、図1に示すように、ガスケット6の両方の側面には一対の防水片42,45が突設されている。防水片42,45は前後方向に対向して配置され、ガスケット6の全長にわたって設けられている。また、ガスケット6の背面(後面)には係合部44がガスケット6の全長にわたって突設されている。係合部44の内部には孔部54がガスケット6の全長にわたって形成されており、これにより、係合部44を容易に押圧して弾性変形することができる。さらに、ガスケット6の正面(前面)には凹溝46がガスケット6の全長にわたって突設されている。凹溝46の内側には楔部材47が装着可能に形成されている。楔部材47はガスケット6と同様にゴム弾性体等で形成することができるが、ガスケット6よりも剛性の高い方が好ましい。楔部材47を凹溝46に装着すると、ガスケット6が楔部材47で内側から押されて横方向に広がるように変形するものである。
そして、この実施の形態の目地構造は次のようにして形成することができる。まず、パネルAの側方に他のパネルAを隣接して配置する。このとき、図1に示すように、一方のパネルの挟持片33と、他方のパネルAの挟持片33とを間隙を介して対向配置すると共に、一方のパネルの支持片34の前側(屋外側)に他方のパネルAの支持片34を重ね合わせて配置する。重なり合った支持片34、34の間にはパッキン55を縦方向の全長にわたって介在させることができる。尚、図1においては、パネルAは金属外皮1のみを記載し、パネルAのその他の構成は図示を省略している。次に、保持部材7を目地片4の表面側(屋外側)に配置し、ビス等の固定具48で支持片34に固定する。固定具48は保持部材7の連結片7aの表面から二つの支持片34,34を厚み方向に貫通するようにして打ち込まれる。次に、支持片34に固定した保持部材7にガスケット6を取り付ける。この場合、ガスケット6の係合部44を幅方向で押圧して弾性変形させた後、保持部材7の一対の側片7b、7bの間に表面側から挿入し、この後、係合部44を復元させるようにする。これにより、係止突片7cが係合部44に食い込んでガスケット6を保持部材7に保持して装着することができる。次に、保持部材7に装着したガスケット6の凹溝46に楔部材47を表面側から差し込んで装着する。これにより、ガスケット6を幅方向で拡張させて防水片42,45をパネルAの側端面(挟持片33の表面)に弾接することができ、防水効果を高めることができる。このようにして目地片4と保持部材7及びガスケット6等からなる目地構造を形成することができる。
この実施の形態では、支持片34に直接ガスケット6を取り付けずに、支持片34に対して保持部材7を介してガスケット6を取り付けているので、支持片34に対して保持部材7の取り付け位置を調整することによって、支持片34に歪が生じている場合であっても、保持部材7に保持されたガスケット6をパネルAの挟持片33の表面に密着させるように配設することができ、防水性の低下が起こりにくくすることができる。
パネルAは梁や柱等の壁下地に取り付けて施工され、複数枚のパネルAを縦横に並設することにより外壁等の壁を形成することができる。横方向で隣接するパネルAは上記のような目地5を形成して施工される。縦方向で隣接するパネルAは嵌合凹部38と嵌合凸部41とを嵌合して接続するようにして施工される。すなわち、下側のパネルAの嵌合凸部41と上側のパネルAの嵌合凹部38とを嵌合することにより、縦方向で隣接するパネルAが接続される。また、上側のパネルAの被覆部23と下側のパネルAの第二凹段部36との間には横方向に長い目地8が形成されている。目地8の側端部には気密部材51が設けられている。そして、縦横に隣接した四枚のパネルAの角部分が集まる部分において、図6(a)に示すように、目地5には交差部用ジョイント材50が設けられる。
交差部用ジョイント材50はゴム等で形成されるものであって、前面が開口する断面略コ字状に形成されている。図6(b)に示すように、交差部用ジョイント材50はその外側面をパネルAの挟持片33の表面に密着させて設けられている。また、交差部用ジョイント材50は縦方向で隣接するパネルA、Aの間にわたって配設されている。また、交差部用ジョイント材50の内側には上記ガスケット6が縦方向に挿通して配設されている。交差部用ジョイント材50の内側面にはガスケット6の防水片42,45を弾接させている。このように交差部用ジョイント材50を用いることにより、目地5,8の交差部分における防水性を向上させることができる。
図7に他の実施の形態を示す。この目地構造では、保持部材7の形状とガスケットの形状が異ること以外は、図1のものと同様である。
保持部材7は上記と同様に金属材料等で縦方向に長尺に形成されるものであって、図7に示すように、連結片7aとその両端に突設された一対の側片7b、7bとにより、前面(屋外側面)が開口する断面略コ字状に形成され、各側片7bの先端(前端)に突設された係止突片7cとを備えて形成されている。各係止突片7cは保持部材7の内側(連結片7a側)に向かって側片7bに略垂直に突設され、互いに対向するように形成されている。また、各側片7bの外側面には係止段部7dが略全長にわたって形成されている。保持部材7は上記と同様にアルミニウム製の形材であることが好ましい。
ガスケット6は上記と同様にゴム弾性体等の成形品で長尺なものであって、図7に示すように、ガスケット6の両方の側面には一対の防水片42,45が突設されている。防水片42,45は前後方向に対向して配置され、ガスケット6の全長にわたって設けられている。また、ガスケット6には背面に開口する溝部52が全長にわたって設けられており、ガスケット6は背面が開口する断面略コ字状に形成されている。また、溝部52の底面には係合部44がガスケット6の全長にわたって突設されている。係合部44の内部には孔部54がガスケット6の全長にわたって形成されており、これにより、係合部44を容易に押圧して弾性変形することができる。また、ガスケット6の後端部には係着突部53が略全長にわたって設けられている。
そして、この実施の形態の目地構造は次のようにして形成することができる。まず、上記と同様にパネルAの側方に他のパネルAを隣接して配置する。このとき、図7に示すように、一方のパネルの挟持片33と、他方のパネルAの挟持片33とを間隙を介して対向配置すると共に、一方のパネルの支持片34の前側(屋外側)に他方のパネルAの支持片34を重ね合わせて配置する。尚、図7においては、パネルAは金属外皮1のみを記載し、パネルAのその他の構成は図示を省略している。次に、保持部材7を目地片4の表面側(屋外側)に配置し、ビス等の固定具48で支持片34に固定する。固定具48は保持部材7の連結片7aの表面から二つの支持片34,34を厚み方向に貫通するようにして打ち込まれる。次に、支持片34に固定した保持部材7にガスケット6を取り付ける。この場合、ガスケット6の溝部52の内側に保持部材7を挿入し、ガスケット6の係合部44を幅方向で押圧して弾性変形させた後、保持部材7の一対の側片7b、7bの間に表面側から挿入し、この後、係合部44を復元させるようにする。これにより、係止突片7cが係合部44に食い込んでガスケット6を保持部材7に保持して装着することができる。また、ガスケット6の係着突部53を保持部材7の係止段部7dに係止する。これにより、ガスケット6を幅方向で拡張させて防水片42,45をパネルAの側端面(挟持片33の表面)に弾接することができ、防水効果を高めることができる。このようにして目地片4と保持部材7及びガスケット6等からなる目地構造を形成することができる。
この実施の形態では、係止突片7cと係合部44の係止及び係着突部53と係止段部7dの係止により、保持部材7にガスケット6を強固に保持することができるものである。
A パネル
6 ガスケット
7 保持部材
34 支持片

Claims (2)

  1. パネルの側端部に支持片が設けられ、二枚の前記パネルが隣接されて配置され、前記支持片の屋外側にガスケットを設けた目地構造であって、
    一方の前記パネルの前記支持片と他方の前記パネルの前記支持片とが重ね合い、重なり合った前記支持片の間にはパッキンが介在し、
    前記ガスケットは溝部を有し、前記支持片の屋外側面に保持部材が取り付けられ、
    前記溝部の内側に前記保持部材を挿入すると共に、前記ガスケットの係合部に前記保持部材の係止突片を食い込ませて前記係合部が前記保持部材に係止され、前記保持部材の側片の外側面が前記ガスケットで覆われることにより前記保持部材に前記ガスケットが保持されて成ることを特徴とする目地構造。
  2. 前記保持部材はアルミニウム製の形材であることを特徴とする請求項1に記載の目地構造。
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