JP2006111967A - ガスバリア膜及び容器 - Google Patents
ガスバリア膜及び容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006111967A JP2006111967A JP2005268957A JP2005268957A JP2006111967A JP 2006111967 A JP2006111967 A JP 2006111967A JP 2005268957 A JP2005268957 A JP 2005268957A JP 2005268957 A JP2005268957 A JP 2005268957A JP 2006111967 A JP2006111967 A JP 2006111967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- gas barrier
- atomic
- nitrogen
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明のガスバリア膜は、基材上の少なくとも片面に形成され、ガスバリア性を有するアモルファスカーボン膜であって、膜中の窒素濃度が0.5原子%以上5.0原子%以下とする。又は第2のアモルファスカーボン膜は、基材上の少なくとも片面に形成され、ガスバリア性を有するアモルファスカーボン膜であって、膜中の酸素濃度が0.1原子%以上2.0原子%以下とする。
【選択図】 なし
Description
本発明に係る実施形態の第1のガスバリア膜は、基材上の少なくとも片面に形成され、ガスバリア性を有するアモルファスカーボン膜であって、膜中の窒素濃度が0.5原子%以上5.0原子%以下とするものである。
ここで、本発明で膜中の窒素濃度が0.5原子%未満及び窒素濃度が5.0原子%を超える場合では、後述する実施例に示すように、共にアモルファスカーボン膜中のダングリングボンドの終端効果が発現できず、ガスバリア性の効果が発揮せず、好ましくないからである。
ここで、本発明で膜中の酸素濃度が0.1原子%未満及び酸素濃度が2.0原子%を超える場合では、後述する実施例に示すように、共にアモルファスカーボン膜中のダングリングボンドの終端効果が発現できず、ガスバリア性の効果が発揮せず、好ましくないからである。
また、この樹脂、ガラス、セラミック基材には、例えば発光層、電極層等の電子材料を有するものであってもよい。例えば電子材料としては、有機EL(Organic Electro Luminescence、又は、OLED(Organic Light Emitting Diode)ともいう。)又は無機EL基板の保護膜としてアモルファスカーボン膜を用いるようにしてもよい。
前記容器としては、例えばガソリンタンク等の燃料を充填する容器等を挙げることができる。また、それ以外の容器としては、例えば医薬品用プラスチック容器、食品用プラスチック容器を挙げることができる。また、容器以外には、フィルム等に対するガスバリア膜として有効である。
また、例えば反応性スパッタ法、イオンプレーティング法、アーク蒸着法、イオン蒸着法、プラズマイオン注入法等に代表される公知の物理的気相成膜法(Physical Vapor Deposition:PVD)を用いることができる。
なお、本発明においては、前記PVD法よりCVD法を適用する場合において、本発明の効果をより発揮することになる。これは、前記CVD法で作製する膜の方が、アモルファスカーボン膜中にダングリングボンドを多く含むためである。
なお、PVD法を用いる場合には、グラファイト等の固体蒸発源も利用可能となる。
また、高周波プラズマCVD法においては、媒質ガス中の酸素濃度を1〜20%とすることで、アモルファスカーボン膜の場合に前記所定の酸素濃度とすることができる。
また、高周波プラズマCVD法において、アモルファスカーボン膜の場合、媒質ガス中に窒素と酸素とを添加する方法として空気を用いる場合には、2〜35%とするようにすればよい。これは、窒素と酸素との分圧の関係から窒素が28%となるのが、35%であるからである。
図5は、本実施形態に係る成膜装置を示す概念図である。
以下、基材の一例として、プラスチック容器を例にして説明する。
図5に示すように、本実施例に係る成膜装置は、口部11を有するプラスチック容器12の内面に放電プラズマにより成膜を施す成膜装置であって、プラスチック容器12の外周を取り囲む大きさを有する外部電極13と、前記口部11が位置する側の前記外部電極13の端面に絶縁部材を介して取り付けられた排気管14と、前記外部電極13内の前記プラスチック容器12内に前記排気管14側から前記プラスチック容器12の長手のほぼ全長に亙って挿入され、接地G側に接続されると共に、先端部に媒質ガス15を吹き出すための絶縁性のガス吹き出し孔16が設けられた内部電極17と、前記排気管14に取り付けられた図示しない排気装置と、前記内部電極17に媒質ガス15を供給するための図示しないガス供給装置と、前記外部電極13に接続された高周波電源18とを具備してなるものである。
前記筒状のチャンバー22と前記外部電極13は、上部側と下部側とに二分割可能としており、着脱可能に取り付けられている。また、円板状の絶縁板24は、前記基台23と前記下部外部電極13−2の底部側との間に配置されている。
これにより、媒質ガス15に残留している大気ガスを含む混合ガスのプラズマを形成し、基材の表面をプラズマに曝露し、基材の表面処理を行ない、活性処理層を形成する。この結果、表面処理を施された基材の表面に徐々に媒質ガス成分の比率が増大しつつ成膜された被膜は、該表面処理層に存在する窒素又は酸素がアンカー効果を奏することで強い密着力を発揮し、結果としてその後に成膜される所定濃度に調整された窒素、酸素又はこれらの混合物を含むアモルファスカーボン膜の密着性が向上することになる。
アセチレン70sccm、窒素10sccmを導入し、圧力0.12Torr、周波数13.56MHz、パワー700Wを印加し、プラスチックフィルム(PET)上にアモルファスカーボン膜を30nm成膜した。その結果、酸素透過率が未コートと比較し16倍、窒素の導入が無い場合と比較して1.3倍減少した。光電子分光法によりアモルファスカーボン膜を分析した結果、膜中の窒素の割合が1.9原子%であり、398〜400eV、286〜287eVにC−Nのピークが確認され、窒素はアモルファスカーボン膜中に炭素と結合して存在することが明らかとなった。
アセチレン70sccm、窒素20sccmを導入し、圧力0.12Torr、周波数13.56MHz、パワー700Wを印加し、プラスチックフィルム(PET)上にアモルファスカーボン膜を30nm成膜した。その結果、酸素透過率が未コートと比較し18倍、窒素の導入が無い場合と比較して1.5倍減少した。光電子分光法によりアモルファスカーボン膜を分析した結果、膜中の窒素の割合が3.6原子%であり、398〜400eV、286〜287eVにC−Nのピークが確認され、窒素はアモルファスカーボン膜中に炭素と結合して存在することが明らかとなった。
アセチレン70sccm、酸素10sccmを導入し、圧力0.12Torr、周波数13.56MHz、パワー700Wを印加し、プラスチックフィルム(PET)上にアモルファスカーボン膜を30nm成膜した。その結果、酸素透過率が未コートと比較し19倍、酸素の導入が無い場合と比較して1.7倍減少した。光電子分光法によりアモルファスカーボン膜を分析した結果、膜中の酸素の割合が1.3原子%であり、288eVにC−Oのピークが確認され、酸素はアモルファスカーボン膜中に炭素と結合して存在することが明らかとなった。
アセチレン70sccm、乾燥空気10sccmを導入し、圧力0.12Torr、周波数13.56MHz、パワー700Wを印加し、プラスチックフィルム(PET)上にアモルファスカーボン膜を25nm成膜した。その結果、酸素透過率が未コートと比較し24倍、窒素の導入が無い場合と比較して2.2倍減少した。光電子分光法によりアモルファスカーボン膜を分析した結果、膜中の窒素の割合が1.9原子%であり、膜中の酸素の割合が0.6原子%であり、398〜400eV、286〜287eVにC−Nのピークが、288eVにC−Oのピークが、各々確認され、窒素及び酸素がアモルファスカーボン膜中に炭素と結合して存在することが明らかとなった。
アセチレン70sccm、乾燥空気20sccmを導入し、圧力0.12Torr、周波数13.56MHz、パワー700Wを印加し、プラスチックフィルム(PET)上にアモルファスカーボン膜を25nm成膜した。その結果、酸素透過率が未コートと比較し16倍、窒素の導入が無い場合と比較して1.4倍減少した。光電子分光法によりアモルファスカーボン膜を分析した結果、膜中の窒素の割合が3.6原子%であり、膜中の酸素の割合が1.7原子%であり、398〜400eV、286〜287eVにC−Nのピークが、288eVにC−Oのピークが、各々確認され、窒素及び酸素がアモルファスカーボン膜中に炭素と結合して存在することが明らかとなった。
アセチレン70sccm、窒素30sccmを導入し、圧力0.12Torr、周波数13.56MHz、パワー700Wを印加し、プラスチックフィルム(PET)上にアモルファスカーボン膜を30nm成膜した。その結果、酸素透過率が未コートと比較し3倍、窒素の導入が無い場合と比較して0.3倍減少した。光電子分光法によりアモルファスカーボン膜を分析した結果、膜中の窒素の割合が5.7原子%であり、398〜400eV、286〜287eVにC−Nのピークが確認された。
アセチレン70sccm、窒素3.5sccmを導入し、圧力0.12Torr、周波数13.56MHz、パワー700Wを印加し、プラスチックフィルム(PET)上にアモルファスカーボン膜を30nm成膜した。その結果、酸素透過率が未コートと比較し12倍、窒素の導入が無い場合と比較して1.1倍減少した。光電子分光法によりアモルファスカーボン膜を分析した結果、膜中の窒素の割合が0.4原子%であり、398〜400eV、286〜287eVにC−Nのピークが確認された。
アセチレン70sccm、酸素20sccmを導入し、圧力0.12Torr、周波数13.56MHz、パワー700Wを印加し、プラスチックフィルム(PET)上にアモルファスカーボン膜を30nm成膜した。その結果、酸素透過率が未コートと比較し6倍、酸素の導入が無い場合と比較して0.5倍減少した。光電子分光法によりアモルファスカーボン膜を分析した結果、膜中の酸素の割合が2.8原子%であり、288eVにC−Oのピークが確認された。
X線源:Al(Kα)、出力:300W(14kV―22mA)、X線照射径:約800μm中和銃使用、Arスパッタ:1kV、スパッタ時間2分である。
また、酸素バリア性相対値は、無添加アモルファスカーボンコートボトルの酸素透過率/ガス添加アモルファスカーボンコーティングボトルの酸素透過率とした。本実施例では、酸素バリア性相対値が1以上でガス添加によるプラスの効果があることを示す。
また、窒素のガス添加割合(%)と酸素バリア性相対値との関係図を図1に、窒素のガス添加割合(%)と膜中窒素濃度(原子%)との関係図を図2に示す。
また、酸素及び空気のガス添加割合(%)と酸素バリア性相対値との関係図を図3に、酸素のガス添加割合(%)と膜中酸素濃度(原子%)との関係図を図4に示す。
よって、アモルファスカーボン膜の膜中の窒素濃度は0.5〜5.0原子%とするのが良いことが判明した。
よって、アモルファスカーボン膜の膜中の酸素濃度は0.1〜2.0原子%とするのが良いことが判明した。
12 プラスチック容器
13 外部電極
14 排気管
15 媒質ガス
16 ガス吹き出し孔
17 内部電極
18 高周波電源
Claims (8)
- 基材上の少なくとも片面に形成され、ガスバリア性を有するアモルファスカーボン膜であって、
膜中の窒素濃度が0.5原子%以上5.0原子%以下であることを特徴とするガスバリア膜。 - 基材上の少なくとも片面に形成され、ガスバリア性を有するアモルファスカーボン膜であって、
膜中の酸素濃度が0.1原子%以上2.0原子%未満であることを特徴とするガスバリア膜。 - 基材上の少なくとも片面に形成され、ガスバリア性を有するアモルファスカーボン膜であって、
膜中の窒素濃度が0.5原子%以上5.0原子%以下であると共に、膜中の酸素濃度が0.1原子%以上2.0原子%未満であることを特徴とするガスバリア膜。 - 基材上の少なくとも片面に形成され、ガスバリア性を有するシリカ系又はアルミナ系の膜であって、
膜中の窒素濃度が0.5原子%以上20.0原子%以下であることを特徴とするガスバリア膜。 - 請求項1乃至4のいずれか一つにおいて、
前記基材が樹脂基材、ガラス基材、セラミック基材、紙基材のいずれかであることを特徴とするガスバリア膜。 - 請求項5において、
前記基材が電子材料を有することを特徴とするガスバリア膜。 - 請求項5において、
電子材料を封止する樹脂基材のガスバリア膜として用いてなることを特徴とするガスバリア膜。 - 容器本体の表面に形成されるガスバリア性被膜が請求項1乃至4のいずれか一つのガスバリア膜であることを特徴とする容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005268957A JP4545073B2 (ja) | 2004-09-17 | 2005-09-15 | ガスバリア膜及び容器 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004271817 | 2004-09-17 | ||
JP2005268957A JP4545073B2 (ja) | 2004-09-17 | 2005-09-15 | ガスバリア膜及び容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006111967A true JP2006111967A (ja) | 2006-04-27 |
JP4545073B2 JP4545073B2 (ja) | 2010-09-15 |
Family
ID=36380721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005268957A Active JP4545073B2 (ja) | 2004-09-17 | 2005-09-15 | ガスバリア膜及び容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4545073B2 (ja) |
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008149918A1 (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-11 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | 生分解性樹脂ボトル及びその製造方法 |
WO2010001854A1 (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-07 | 東洋製罐株式会社 | ポリエステル容器及びその製造方法 |
US7985188B2 (en) | 2009-05-13 | 2011-07-26 | Cv Holdings Llc | Vessel, coating, inspection and processing apparatus |
US8512796B2 (en) | 2009-05-13 | 2013-08-20 | Si02 Medical Products, Inc. | Vessel inspection apparatus and methods |
US9272095B2 (en) | 2011-04-01 | 2016-03-01 | Sio2 Medical Products, Inc. | Vessels, contact surfaces, and coating and inspection apparatus and methods |
US9458536B2 (en) | 2009-07-02 | 2016-10-04 | Sio2 Medical Products, Inc. | PECVD coating methods for capped syringes, cartridges and other articles |
US9545360B2 (en) | 2009-05-13 | 2017-01-17 | Sio2 Medical Products, Inc. | Saccharide protective coating for pharmaceutical package |
US9554968B2 (en) | 2013-03-11 | 2017-01-31 | Sio2 Medical Products, Inc. | Trilayer coated pharmaceutical packaging |
US9664626B2 (en) | 2012-11-01 | 2017-05-30 | Sio2 Medical Products, Inc. | Coating inspection method |
US9662450B2 (en) | 2013-03-01 | 2017-05-30 | Sio2 Medical Products, Inc. | Plasma or CVD pre-treatment for lubricated pharmaceutical package, coating process and apparatus |
US9764093B2 (en) | 2012-11-30 | 2017-09-19 | Sio2 Medical Products, Inc. | Controlling the uniformity of PECVD deposition |
US9863042B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-01-09 | Sio2 Medical Products, Inc. | PECVD lubricity vessel coating, coating process and apparatus providing different power levels in two phases |
US9878101B2 (en) | 2010-11-12 | 2018-01-30 | Sio2 Medical Products, Inc. | Cyclic olefin polymer vessels and vessel coating methods |
US9903782B2 (en) | 2012-11-16 | 2018-02-27 | Sio2 Medical Products, Inc. | Method and apparatus for detecting rapid barrier coating integrity characteristics |
US9937099B2 (en) | 2013-03-11 | 2018-04-10 | Sio2 Medical Products, Inc. | Trilayer coated pharmaceutical packaging with low oxygen transmission rate |
US10189603B2 (en) | 2011-11-11 | 2019-01-29 | Sio2 Medical Products, Inc. | Passivation, pH protective or lubricity coating for pharmaceutical package, coating process and apparatus |
US10201660B2 (en) | 2012-11-30 | 2019-02-12 | Sio2 Medical Products, Inc. | Controlling the uniformity of PECVD deposition on medical syringes, cartridges, and the like |
CN111918881A (zh) * | 2018-02-28 | 2020-11-10 | 持田制药株式会社 | 新型光交联性海藻酸衍生物 |
US11066745B2 (en) | 2014-03-28 | 2021-07-20 | Sio2 Medical Products, Inc. | Antistatic coatings for plastic vessels |
US11077233B2 (en) | 2015-08-18 | 2021-08-03 | Sio2 Medical Products, Inc. | Pharmaceutical and other packaging with low oxygen transmission rate |
US11116695B2 (en) | 2011-11-11 | 2021-09-14 | Sio2 Medical Products, Inc. | Blood sample collection tube |
US11624115B2 (en) | 2010-05-12 | 2023-04-11 | Sio2 Medical Products, Inc. | Syringe with PECVD lubrication |
JP7430874B2 (ja) | 2019-11-28 | 2024-02-14 | 国立大学法人 熊本大学 | 異原子ドープダイヤモンド |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1087395A (ja) * | 1996-09-09 | 1998-04-07 | Kagaku Gijutsu Shinko Jigyodan | 高品質ダイヤモンド状炭素薄膜の製造方法 |
WO2001032513A1 (fr) * | 1999-11-04 | 2001-05-10 | Mitsubishi Shoji Plastics Corporation | Recipient en plastique revetu d'une couche de cda exempte d'azote, procede et appareil utilises pour sa fabrication |
JP2001310412A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-06 | Mitsui Chemicals Inc | ガスバリアーフィルム |
JP2004063462A (ja) * | 2002-07-25 | 2004-02-26 | Toppoly Optoelectronics Corp | パッシベーション構造 |
-
2005
- 2005-09-15 JP JP2005268957A patent/JP4545073B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1087395A (ja) * | 1996-09-09 | 1998-04-07 | Kagaku Gijutsu Shinko Jigyodan | 高品質ダイヤモンド状炭素薄膜の製造方法 |
WO2001032513A1 (fr) * | 1999-11-04 | 2001-05-10 | Mitsubishi Shoji Plastics Corporation | Recipient en plastique revetu d'une couche de cda exempte d'azote, procede et appareil utilises pour sa fabrication |
JP2001310412A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-06 | Mitsui Chemicals Inc | ガスバリアーフィルム |
JP2004063462A (ja) * | 2002-07-25 | 2004-02-26 | Toppoly Optoelectronics Corp | パッシベーション構造 |
Cited By (45)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8470421B2 (en) | 2007-06-06 | 2013-06-25 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Biodegradable resin bottle and method of producing the same |
CN101678920B (zh) * | 2007-06-06 | 2011-05-11 | 东洋制罐株式会社 | 生物降解性树脂瓶及其生产方法 |
WO2008149918A1 (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-11 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | 生分解性樹脂ボトル及びその製造方法 |
JP5136551B2 (ja) * | 2007-06-06 | 2013-02-06 | 東洋製罐株式会社 | 生分解性樹脂ボトル及びその製造方法 |
WO2010001854A1 (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-07 | 東洋製罐株式会社 | ポリエステル容器及びその製造方法 |
JP2010030676A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-02-12 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | ポリエステル容器及びその製造方法 |
US8834954B2 (en) | 2009-05-13 | 2014-09-16 | Sio2 Medical Products, Inc. | Vessel inspection apparatus and methods |
US8512796B2 (en) | 2009-05-13 | 2013-08-20 | Si02 Medical Products, Inc. | Vessel inspection apparatus and methods |
US9545360B2 (en) | 2009-05-13 | 2017-01-17 | Sio2 Medical Products, Inc. | Saccharide protective coating for pharmaceutical package |
US9572526B2 (en) | 2009-05-13 | 2017-02-21 | Sio2 Medical Products, Inc. | Apparatus and method for transporting a vessel to and from a PECVD processing station |
US10537273B2 (en) | 2009-05-13 | 2020-01-21 | Sio2 Medical Products, Inc. | Syringe with PECVD lubricity layer |
US10390744B2 (en) | 2009-05-13 | 2019-08-27 | Sio2 Medical Products, Inc. | Syringe with PECVD lubricity layer, apparatus and method for transporting a vessel to and from a PECVD processing station, and double wall plastic vessel |
US7985188B2 (en) | 2009-05-13 | 2011-07-26 | Cv Holdings Llc | Vessel, coating, inspection and processing apparatus |
US9458536B2 (en) | 2009-07-02 | 2016-10-04 | Sio2 Medical Products, Inc. | PECVD coating methods for capped syringes, cartridges and other articles |
US11624115B2 (en) | 2010-05-12 | 2023-04-11 | Sio2 Medical Products, Inc. | Syringe with PECVD lubrication |
US9878101B2 (en) | 2010-11-12 | 2018-01-30 | Sio2 Medical Products, Inc. | Cyclic olefin polymer vessels and vessel coating methods |
US11123491B2 (en) | 2010-11-12 | 2021-09-21 | Sio2 Medical Products, Inc. | Cyclic olefin polymer vessels and vessel coating methods |
US9272095B2 (en) | 2011-04-01 | 2016-03-01 | Sio2 Medical Products, Inc. | Vessels, contact surfaces, and coating and inspection apparatus and methods |
US10189603B2 (en) | 2011-11-11 | 2019-01-29 | Sio2 Medical Products, Inc. | Passivation, pH protective or lubricity coating for pharmaceutical package, coating process and apparatus |
US11116695B2 (en) | 2011-11-11 | 2021-09-14 | Sio2 Medical Products, Inc. | Blood sample collection tube |
US11884446B2 (en) | 2011-11-11 | 2024-01-30 | Sio2 Medical Products, Inc. | Passivation, pH protective or lubricity coating for pharmaceutical package, coating process and apparatus |
US11724860B2 (en) | 2011-11-11 | 2023-08-15 | Sio2 Medical Products, Inc. | Passivation, pH protective or lubricity coating for pharmaceutical package, coating process and apparatus |
US10577154B2 (en) | 2011-11-11 | 2020-03-03 | Sio2 Medical Products, Inc. | Passivation, pH protective or lubricity coating for pharmaceutical package, coating process and apparatus |
US11148856B2 (en) | 2011-11-11 | 2021-10-19 | Sio2 Medical Products, Inc. | Passivation, pH protective or lubricity coating for pharmaceutical package, coating process and apparatus |
US9664626B2 (en) | 2012-11-01 | 2017-05-30 | Sio2 Medical Products, Inc. | Coating inspection method |
US9903782B2 (en) | 2012-11-16 | 2018-02-27 | Sio2 Medical Products, Inc. | Method and apparatus for detecting rapid barrier coating integrity characteristics |
US11406765B2 (en) | 2012-11-30 | 2022-08-09 | Sio2 Medical Products, Inc. | Controlling the uniformity of PECVD deposition |
US10201660B2 (en) | 2012-11-30 | 2019-02-12 | Sio2 Medical Products, Inc. | Controlling the uniformity of PECVD deposition on medical syringes, cartridges, and the like |
US10363370B2 (en) | 2012-11-30 | 2019-07-30 | Sio2 Medical Products, Inc. | Controlling the uniformity of PECVD deposition |
US9764093B2 (en) | 2012-11-30 | 2017-09-19 | Sio2 Medical Products, Inc. | Controlling the uniformity of PECVD deposition |
US9662450B2 (en) | 2013-03-01 | 2017-05-30 | Sio2 Medical Products, Inc. | Plasma or CVD pre-treatment for lubricated pharmaceutical package, coating process and apparatus |
US11344473B2 (en) | 2013-03-11 | 2022-05-31 | SiO2Medical Products, Inc. | Coated packaging |
US9554968B2 (en) | 2013-03-11 | 2017-01-31 | Sio2 Medical Products, Inc. | Trilayer coated pharmaceutical packaging |
US9937099B2 (en) | 2013-03-11 | 2018-04-10 | Sio2 Medical Products, Inc. | Trilayer coated pharmaceutical packaging with low oxygen transmission rate |
US10912714B2 (en) | 2013-03-11 | 2021-02-09 | Sio2 Medical Products, Inc. | PECVD coated pharmaceutical packaging |
US10016338B2 (en) | 2013-03-11 | 2018-07-10 | Sio2 Medical Products, Inc. | Trilayer coated pharmaceutical packaging |
US11298293B2 (en) | 2013-03-11 | 2022-04-12 | Sio2 Medical Products, Inc. | PECVD coated pharmaceutical packaging |
US10537494B2 (en) | 2013-03-11 | 2020-01-21 | Sio2 Medical Products, Inc. | Trilayer coated blood collection tube with low oxygen transmission rate |
US11684546B2 (en) | 2013-03-11 | 2023-06-27 | Sio2 Medical Products, Inc. | PECVD coated pharmaceutical packaging |
US9863042B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-01-09 | Sio2 Medical Products, Inc. | PECVD lubricity vessel coating, coating process and apparatus providing different power levels in two phases |
US11066745B2 (en) | 2014-03-28 | 2021-07-20 | Sio2 Medical Products, Inc. | Antistatic coatings for plastic vessels |
US11077233B2 (en) | 2015-08-18 | 2021-08-03 | Sio2 Medical Products, Inc. | Pharmaceutical and other packaging with low oxygen transmission rate |
CN111918881B (zh) * | 2018-02-28 | 2022-08-12 | 持田制药株式会社 | 新型光交联性海藻酸衍生物 |
CN111918881A (zh) * | 2018-02-28 | 2020-11-10 | 持田制药株式会社 | 新型光交联性海藻酸衍生物 |
JP7430874B2 (ja) | 2019-11-28 | 2024-02-14 | 国立大学法人 熊本大学 | 異原子ドープダイヤモンド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4545073B2 (ja) | 2010-09-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4545073B2 (ja) | ガスバリア膜及び容器 | |
US8418650B2 (en) | Inner electrode for barrier film formation and apparatus for film formation | |
JP5795266B2 (ja) | 成形された物体の内側表面上に、保護被膜としてダイヤモンド状炭素を堆積する方法 | |
JP5012762B2 (ja) | プラスチック製容器の製造法 | |
US20070281108A1 (en) | Process for Plasma Coating | |
AU2011350429B2 (en) | Gas-barrier plastic molded product and manufacturing process therefor | |
JP4936764B2 (ja) | Dlc膜コーティング生分解性プラスチック容器又はフィルム及びその製造方法 | |
JP2009079298A (ja) | プラスチック製容器の製造法 | |
JP2008248374A (ja) | バリア膜被覆基材及びバリア膜の成膜方法 | |
JP3993971B2 (ja) | ガスバリア被覆層を有するプラスチック製容器及びその製法 | |
JP4264400B2 (ja) | 軟質アモルファスカーボン膜及びその製造方法 | |
WO2007007395A1 (ja) | 容器内面へのコーティング膜形成装置および内面コーティング膜容器の製造方法 | |
JP2006289836A (ja) | アモルファスカーボン膜及び容器 | |
JP4739376B2 (ja) | バリア膜形成用内部電極及び成膜装置 | |
JP4078326B2 (ja) | 成膜装置及び方法 | |
JP4899471B2 (ja) | ガスバリア性プラスチック容器およびその製造方法 | |
JP2009190747A (ja) | 薄膜被覆されたプラスチック容器 | |
JP2007016300A (ja) | プラズマ処理装置及びその運転方法 | |
JP3970246B2 (ja) | プラスチック容器内面へのバリヤ膜形成装置および内面バリヤ膜被覆プラスチック容器の製造方法 | |
JP2006008254A5 (ja) | 導電性部材 | |
JP2005194606A (ja) | プラスチック容器内面へのバリヤ膜形成装置および内面バリヤ膜被覆プラスチック容器の製造方法 | |
JP2003328131A (ja) | ガスバリアー性に優れたケイ素酸化物膜及び包装体 | |
JP2006225711A (ja) | 炭素膜形成装置及び内面炭素膜被覆容器の製造方法 | |
JP2005272893A (ja) | プラスチック容器内面へのバリヤ膜形成装置および内面バリヤ膜被覆プラスチック容器の製造方法 | |
JP2007131955A (ja) | プラスチック容器内面へのバリヤ膜形成装置および内面バリヤ膜被覆容器の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070319 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091001 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091006 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100308 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100323 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100521 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100608 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100629 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4545073 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |