JP2006105272A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動変速機でN−Dセレクト操作を行ったときの変速ショックやエンジン回転の吹け上がり等を十分に抑制する。
【解決手段】運転者のシフト操作を検出するシフト操作検出手段13を備え、検出したシフト操作に応じて複数の摩擦要素を選択的に締結することによってレンジ変更を行う自動変速機2において、シフト操作検出手段13が非走行レンジから走行レンジへのシフト操作N-Dセレクト操作であるを検出してから前記摩擦要素の締結を行うまでのディレイ時間を設定するディレイ時間設定手段3を備え、ディレイ時間設定手段3は、エンジン始動後最初のN-Dセレクト操作の場合は、2回目以降のN-Dセレクト操作に比べてディレイ時間を長く設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動変速機の変速制御に関し、特に、変速時に生じるトルクショックの低減や、エンジンストールの防止に関する。
一般に、自動車等に搭載される自動変速機には、ブレーキ、クラッチ等の複数の摩擦要素が備えられており、これらの締結・解放を油圧アクチュエータにより選択的に切換えることによって、自動的に運転状態に応じた変速段に変速するように構成されている。そして、変速時の摩擦要素が締結する際に発生するショックやエンジン回転の急激な吹け上がり、エンジンストール等を抑制するように、締結圧や締結を行うタイミング、そして締結時のエンジントルク制御等の種々の制御が行われている。例えば、特許文献1には、運転者がシフト操作をした場合であっても、運転状態によっては変速を制限する制御装置が開示されている。
特開平6−74332号公報
ところで、エンジン始動時にはニュートラルレンジもしくはパーキングレンジの非走行レンジでエンジン始動を行い、その後運転者のシフト操作によってドライブレンジに変速するという変速パターンになる。また、ドライブレンジで走行中に、信号停止などで一旦ニュートラルレンジ等に変速し、その直後に再びドライブレンジに変速するという変速パターンも起こり得る。
前者の場合は変速機作動油(以下、ATFという)が低温で粘度が高いために、ドライブレンジへのシフト操作が行われてから摩擦要素の締結圧に達するまでの時間が長くなり、後者の場合は既にATFが暖まっているので締結圧まで圧力上昇するのに要する時間は短い。また、後者の場合、一連のシフト操作が短時間に行われた場合、例えばドライブレンジからニュートラルレンジへシフト操作した直後に再びドライブレンジへの操作が行われた場合等には、アクチュエータの油圧はドライブレンジからニュートラルレンジへの操作に伴って低下し始めた後、完全に低下する前にドライブレンジへの操作によって再び上昇を開始するので、締結圧に達するまでの時間がさらに短くなる。
しかしながら、特許文献1に記載された制御装置では、ニュートラルレンジ等以前の運転状態、つまりアクチュエータ内の油圧状態が制御に反映されていない。
つまり、ATFの状態に応じた制御を行っていないので、締結時のショックやエンジン回転の吹け上がり等を十分に抑制できるような制御を行うことはできない。
そこで、本発明では、前記のいずれの変速パターンであっても、摩擦要素締結時のショックやエンジン回転の吹け上がり等を抑制することを目的とする。
本発明の自動変速機の変速制御手段は、運転者のシフト操作を検出するシフト操作検出手段を備え、検出したシフト操作に応じて複数の摩擦要素を選択的に締結することによってレンジ変更を行う自動変速機において、前記シフト操作検出手段が非走行レンジから走行レンジへのシフト操作であるN-Dセレクト操作を検出してから前記摩擦要素の締結を行うまでのディレイ時間を設定するディレイ時間設定手段を備え、前記ディレイ時間設定手段は、エンジン始動後最初のN-Dセレクト操作の場合は、2回目以降のN-Dセレクト操作に比べてディレイ時間を長く設定する。
本発明によれば、ATFの温度や粘度に応じて適切なディレ時間を設定することになるので、摩擦要素締結時のショックやエンジン回転の吹け上がり等を抑制することができる。
以下本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態のシステム構成の概略図である。1はエンジンであり、2は自動変速機、3は自動変速機2のコントロールを行う自動変速機コントローラ(以下、ATCUという)、4はエンジン1の点火時期、燃料噴射量等の制御を行うエンジンコントロールユニット(以下、ECMという)である。
エンジン1の吸気通路6には、吸入空気量の調節を行うスロットルチャンバ5が介装され、その下流には吸気通路中を流れる吸入空気に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁7が備えられる。また、エンジン1の燃焼室14には、エンジン1の筒内に導入された燃料と吸入空気との混合気に火花点火を行う点火栓8が設けられる。これらスロットルチャンバ5の開度、燃料噴射弁7の燃料噴射量、点火栓8の点火時期等はECM4によって制御される。
自動変速機2には、作動油(以下、ATFという)の油温(以下、AT油温という)を検出するAT油温センサ9、ATFの油圧(以下、AT油圧という)を検出するAT油圧センサ10が備えられる。これら両センサの検出信号はATCU3に読み込まれる。ATCU3には、この他にも運転者が操作するセレクトレバーのポジションを検出するシフト操作検出手段としてのATセレクトレバーセンサ13からの信号も読み込まれる。なお、自動変速機2は、従来と同様に油圧の昇圧によって締結され、減圧によって解放されるブレーキやクラッチ等の複数の摩擦要素が備えられており、これらの締結・解放によって走行レンジと非走行レンジの切り替えや、走行中の変速が行われる。
ECM4には、エンジン1の回転速度を検出する回転センサ11やアクセル開度を検出するアクセル開度センサ12等の検出信号が読み込まれ、これらの信号に基づいて上述したスロットルチャンバ5の開度制御や燃料噴射量、点火時期の制御、そしてディレイ時間設定手段として後述するディレイ時間の設定および第1〜第3の補正手段としてディレイ時間の補正を行う。
また、ECM4とATCU3との間ではCAN通信が行われ、ATCU3に読み込まれた各センサの検出信号や制御信号等はECM4に取り込まれる。ECM4はこれらの情報に基づいて運転者のシフト操作からの経過時間を測定したり、自動変速機2の変速に伴う制御等を行う。
自動変速機2の変速に伴う制御として、運転者がニュートラルレンジからドライブレンジへのシフト操作(以下、N−Dセレクトという)を行った場合に、自動変速機2内の摩擦要素が締結する時にエンジントルクの補正を行う。なお、運転者のシフト操作とは、従来と同様のレバーの操作の他にも、ステアリング等に備えられた昇段・降段スイッチによる操作のいずれも含むものとする。
締結時には、自動変速機2を回転させる分だけエンジン1に掛かる負荷が増大するので、締結前と同じエンジントルクではエンジン回転数が低下してしまう。そこで、エンジントルク補正を行うことによって、回転数の変動を小さく抑える。このエンジントルク補正量が不適当で締結時のエンジントルクが小さい場合には、締結によって増大した負荷に対してエンジントルクが足りず、結果エンジン回転が低下してしまう。逆に大きい場合には、余分なエンジントルクによってエンジン回転が吹け上がってしまう。
また、補正を行うタイミングが遅過ぎる場合には回転数低下を、早過ぎる場合には吹け上がりを生じてしまう。
そこで、ECM4は適切なタイミングでエンジントルク補正を行うように、図2に示すフローチャートにしたがって、締結指令が入力されてから実際にエンジントルク補正を開始するまでのディレイ時間の算出を行う。
以下、フローチャートのステップにしたがって説明する。
ステップS1では、ATセレクトレバーセンサ13、回転センサ11の検出信号に基づいて、現在ニュートラルレンジでのアイドル状態であるか否かの判定を行う。判定がyesの場合はステップS2に進み、noの場合はリターンする。
ステップS2では、AT油圧センサ10の検出信号からAT油圧を読み込む。
ステップS3では、AT油温センサ9の検出信号からAT油温を読み込む。
ステップS4では、回転センサ11の検出信号からエンジン回転数を読み込む。
ステップS5では、ATセレクトレバーセンサ13の検出信号に基づいて、運転者によりN−Dセレクトが行われたか否かの判定を行う。判定がyesの場合はステップS6に進み、noの場合はリターンする。
ステップS6では、ステップS5で検知したN−Dセレクトがエンジン始動後の1回目であるのか否かの判定を行う。1回目である場合にはステップS11に進み、後述する方法でディレイ時間を決定する。そうではない場合、つまり2回目以降の場合にはステップS7に進む。
ステップS7では、前回の変速で締結を解除したときからの経過時間を検知する。これは、前回の変速時に締結解除した時刻をメモリに記憶しておき、この時刻と現在の時刻とから求めてもよいし、締結解除時にタイマーによるカウントを始めておき、現在のカウンター値を読み込むようにしてもよい。
ステップS8では、ステップS7で読み込んだ前回締結解除からの時間に応じて、ディレイ時間の補正項ΔT2DNを決定する。
ディレイ時間は、AT油圧が締結に必要な油圧まで上昇するのに要する時間であるので、上昇を開始する時点でのAT油圧が高いほど短くなる。また、AT油圧は締結解除の指令が入力されてから徐々に低下を開始するので、締結解除からの経過時間によって摩擦要素の駆動を行うアクチュエータ内の油圧は異なる。したがって、例えばドライブレンジからニュートラルレンジにシフト操作(D−Nセレクト)した直後に再びN−Dセレクトが行われた場合と、D−Nセレクトを行ってから十分に時間が経過した後にN−Dセレクトを行う場合とでは、アクチュエータ内の油圧が高い状態で再び油圧上昇を開始する前者の方が、締結に必要な油圧になるまでに要する時間は短くなる。そこで、本ステップでは前回締結解除からの経過時間に応じてディレイ時間の補正を行う。
具体的には、ステップS7で読み込んだ時間で図3に示すようなテーブルを検索することによって求める。
図3は縦軸にディレイ時間、横軸に前回締結解除からの経過時間tをとったものであり、経過時間が長くなるにつれてディレイ時間も長くなり、経過時間がt1を超えるとディレイ時間は一定となる。これはt1の時点で配管内の油圧が低下しきってしまうからである。
そこで、経過時間t1以降のディレイ時間を基準値として、この基準値との差を補正項ΔT2DNとする。
ステップS9では、ステップS4で読み込んだエンジン回転数を用いて、吸気応答時間による補正項ΔT2Neを求める。
吸気応答遅れ時間とは、スロットルチャンバ5等のデバイスが作動してから実際にシリンダ内に吸気が導入されるまでの時間である。エンジン回転数が高い方が、吸気の流速が早いので、吸気応答遅れ時間は短くなり、また、AT油圧をコントロールするためのポンプはエンジン1により駆動されるので、エンジン回転数が高いとAT油圧は高くなり、またそこからのAT油圧の上昇も早い。また、前回締結解除からの時間等によっては、エンジン回転数が設定されたアイドル回転数からずれている場合も考えられる。
そこで、実際に検出したエンジン回転数を用いて、吸気応答遅れ時間に応じた補正項ΔT2Neを求める。具体的には、図4に示すようなテーブルを検索する。
図4は縦軸にディレイ時間、横軸に実際のエンジン回転数をとったものである。
エンジン回転数が1200rpmのときのディレイ時間を基準値とし、この基準値との差を補正項ΔT2Neとする。エンジン回転数が高くなるほど補正項ΔT2Neは負の方向に大きく(絶対値が大きく)なり、エンジン回転数が低くなるほど補正項ΔT2Neは正の方向に大きくなっている。なお、本実施形態では基準となるエンジン回転数を1200rpmとしているが、これに限られものではない。
ステップS10では、下記の方法によって、N−Dセレクトがエンジン始動後2回目以降の場合のディレイ時間T2を算出する。
まず、ステップS3で検知したAT油温に基づく補正項ΔT2tを、図5のテーブルを検索して求める。図5は縦軸にディレイ時間、横軸にAT油温をとったものである。油温Xのときのディレイ時間を基準値として、この基準値との差を補正項ΔT2tとする。
したがって、補正項ΔT2tはAT油圧がXのときに0となり、そこからAT油温が高くなるほど補正項ΔT2tが負の方向に大きく(絶対値が大きく)なる。これは、AT油温が高いほどATFの粘度が低くなり、油圧を上昇させる指令が入力されてから実際に油圧が上昇するのに要する時間が短くなるからである。
なお、基準とする油温Xは任意の油温を設定して構わない。
次に、ステップS2で検知したAT油圧に基づく補正項ΔT2pを、図6のテーブルを検索して求める。図6は縦軸にディレイ時間、横軸にAT油圧をとったものである。油圧Yのときのディレイ時間を基準値として、この基準値との差を補正項ΔT2pとする。
したがって、補正項ΔT2pはAT油温がYの時にゼロとなり、そこからAT油圧が高くなるほど補正項ΔT2pが負の方向に大きく(絶対値が大きく)なり、AT油圧が低くなると補正項ΔT2pが正の方向に大きくなる。これは、油圧の上昇を開始するときの油圧が高い方が、AT油圧を締結油圧まで上昇させるのに要する時間が短いからである。
なお、基準となる油圧Yは任意に設定して構わない。
このようにして求めた各補正項を求めたら、基準ディレイ時間T20を下式(1)に従って補正することによって、ディレイ時間T2を求める。
T2=T20+ΔT2t+ΔT2p+ΔT2DN+ΔT2Ne ・・・(1)
なお、基準ディレイ時間T20は、基準となるAT油温X、AT油圧Yの場合におけるディレイ時間であり、予め実験等により求めておく。
次に、ステップS11で行う、N−Dセレクトがエンジン始動後1回目の場合のディレイ時間T1の算出方法について説明する。
N−Dセレクトがエンジン始動後1回目ということは、ニュートラルレンジになる前はエンジン停止状態であり、2回目以降の場合のように、ニュートラルレンジになる前の状態によりAT油圧、AT油温が大きく異なるということがない。したがって、ステップS8、S9で求めた補正項は必要なくなる。
そこで、式(1)からステップS8、S9で求めた補正項を除いた下式(2)により、ディレイ時間T1を求めることができる。
T1=T10+ΔT1t+ΔT1p ・・・(2)
T10:基準ディレイ時間T20と同様に予め設定した基準ディレイ時間
ΔT1t:AT油温に基づく補正項
ΔT1p:AT油圧に基づく補正項
なお、基準ディレイ時間T10はT20よりも長い時間を設定する。これは、通常はエンジン始動後1回目の方が、AT油温、AT油圧が低い状態であるためである。
上記のように、N−Dセレクト操作が行われたときに、その操作がエンジン始動後1回目であるのか2回目以降であるのかによって、ディレイ時間を算出する際に異なる基準ディレイ時間を用いるので、運転状態に適したディレイ時間を設定することができる。
特に、2回目以降の場合には、前回締結解除からの経過時間等に基づいて補正を行うことによって、ニュートラルレンジになる前の状態に応じた適切なディレイ時間を設定することができる。
以上により本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
N-Dセレクト操作を検出してから摩擦要素の締結を行うまでのディレイ時間を、エンジン始動後最初のN-Dセレクト操作の場合は、2回目以降のN-Dセレクト操作に比べて長く設定するので、AT油温、AT油圧に応じて適切なディレイ時間を設定することになり、締結時の回転落ちやエンジン回転の吹け上がりを抑制することができる。
AT油温、AT油圧に応じてディレイ時間を補正し、AT油温が高くなるほど、またAT油圧が高くなるほどディレイ時間を短くするので、AT油温、AT油圧に応じた細かい制御が可能でなる。
前回N−Dセレクト操作からの経過時間を測定し、測定した経過時間が短いほどディレイ時間を短くするように補正するので、ディレイ時間をより精度よく設定することが可能である。
エンジン回転数が高いほどディレイ時間が短くなるように補正するので、ディレイ時間をより精度よく設定することが可能である。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で様々な変更を成し得ることは言うまでもない。
本発明は、自動変速機の変速制御装置に適用可能である。
本実施形態のシステムの構成を表す図である。 本実施形態の制御を説明するためのフローチャートである。 前回締結解除からの時間と次回ディレイ時間との関係を表す図である。 エンジン回転数とディレイ時間との関係を表す図である。 AT油温とディレイ時間との関係を表す図である。 AT油圧よディレイ時間との関係を表す図である。
符号の説明
1 エンジン
2 自動変速機
3 自動変速機コントローラ(ATCU)
4 エンジンコントールユニット(ECM)
5 スロットルチャンバ
6 吸気通路
7 燃料噴射弁
8 点火栓
9 AT油温センサ
10 AT油圧センサ
11 回転センサ
12 アクセル開度センサ
13 ATセレクトレバーセンサ
14 燃焼室

Claims (4)

  1. 運転者のシフト操作を検出するシフト操作検出手段を備え、
    検出したシフト操作に応じて複数の摩擦要素を選択的に締結することによってレンジ変更を行う自動変速機において、
    前記シフト操作検出手段が非走行レンジから走行レンジへのシフト操作であるN-Dセレクト操作を検出してから前記摩擦要素の締結を行うまでのディレイ時間を設定するディレイ時間設定手段を備え、
    前記ディレイ時間設定手段は、エンジン始動後最初のN-Dセレクト操作の場合は、2回目以降のN-Dセレクト操作に比べてディレイ時間を長く設定することを特徴とする自動変速機の変速制御手段。
  2. 自動変速機の作動油の油温、油圧をそれぞれ検出する手段と、
    検出した油温、油圧に応じて前記ディレイ時間を補正する第1の補正手段と、を備え、
    前記第1の補正手段は、検出した油温が高くなるほど、または油圧が高くなるほど、前記ディレイ時間が短くなるように補正する請求項1に記載の自動変速機の変速制御手段。
  3. 前回N−Dセレクト操作からの経過時間を測定する手段と、
    前記経過時間に応じて前記ディレイ時間を補正する第2の補正手段と、を設け、
    前記第2の補正手段は、経過時間が短いほどディレイ時間が短くなるように補正する請求項1または2に記載の自動変速機の変速制御装置。
  4. エンジン回転数を検出する手段と、
    検出したエンジン回転数に基づいて前記ディレイ時間を補正する第3の補正手段と、を備え、
    前記第3の補正手段は、エンジン回転数が高いほどディレイ時間が短くなるように補正する請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動変速機の変速制御装置。
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