JP2006105042A - 燃料ポンプ用ケース - Google Patents

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JP2006105042A
JP2006105042A JP2004293695A JP2004293695A JP2006105042A JP 2006105042 A JP2006105042 A JP 2006105042A JP 2004293695 A JP2004293695 A JP 2004293695A JP 2004293695 A JP2004293695 A JP 2004293695A JP 2006105042 A JP2006105042 A JP 2006105042A
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Masaaki Aoki
正明 青木
Yasunori Otaka
康則 大高
Hiromitsu Okado
弘充 岡戸
Kazuaki Nagashima
和明 長嶋
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Abstract

【課題】 燃料ポンプのがたつきの少ない燃料ポンプ用ケースを得る。
【解決手段】 ケーシング5の他に、キャップ2、弾性体としてのコイルスプリング3、およびリングプレート4を設け、コイルスプリング3の弾性力によって燃料ポンプ1がケーシング5の収容部5b内に押し込まれるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、燃料ポンプ用ケースに関する。
従来より、燃料ポンプや他の部品を一体的に備える種々の燃料供給装置が提案されている。特許文献1は、その一例としての燃料供給装置を開示する。
上記公報の燃料供給装置は、燃料タンク内に設けられるものであって、燃料タンクの開口を塞ぐように取り付けられるフランジと、フランジの下方に配設されるサブタンクとを備え、このサブタンク内に、燃料ポンプや、フィルタ、レギュレータ等を装着して一体化させたものである。
上記公報の燃料供給装置では、燃料ポンプは、燃料供給装置の本体部の一部をなすフィルタケースに直接的に装着されているが、この種の燃料供給装置では、燃料ポンプを専用のケース内に収容し、そのケースを燃料供給装置に装着するタイプのものがある。このタイプでは、燃料ポンプを燃料供給装置の本体部に直接取り付ける場合に比べて、燃料ポンプを取り付けるための機構を前記ケースに比較的容易に構成することができるという利点がある。
かかる燃料ポンプ用ケースとしては、従来、図3および図4に示すようなものがある。この燃料ポンプ用ケースは、有底円筒状に形成され、燃料ポンプ1を収容する収容部6bの開口端に燃料ポンプ1の肩部1dを係止するフック6aを設け、燃料ポンプ1が収容部6bから抜け出すのを防止している。
特開2004−28050号公報
しかしながら、上記燃料ポンプ用ケースでは、図4に示すように、製造ばらつき等によってフック6aと肩部1dとの間に隙間(この場合はδ)が生じ、燃料ポンプ1が燃料ポンプ用ケース6内でがたつき、騒音の原因となったり、燃料ポンプ用ケース6が摩耗したりする場合があった。
その対策として、組み立て時に寸法検査を実施して寸法が適合するもの同士を組み合わせるようにすると、その分、製造の手間がかかり、製造コストが増大してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料ポンプのがたつきの少ない燃料ポンプ用ケースを得ることにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、燃料ポンプ用ケースにおいて、弾性体の弾性力によって燃料ポンプをケーシングの収容部内に押し込む押圧機構を設けたことを趣旨とする。
また、請求項2の発明は、上記請求項1の発明において、ケーシングと係合するキャップを設け、前記弾性体が燃料ポンプとキャップとの間で弾性力を発生し、その弾性力によって燃料ポンプをケーシングの収容部内に押し込む構成としている。
また、請求項3の発明は、上記請求項2の発明において、キャップに、ケーシング側に伸びるアームを設け、そのアームにケーシングと係合する係合部を形成した構成としている。
請求項1の発明によれば、弾性体の弾性力により燃料ポンプを収容部内に押し込むことができるため、燃料ポンプのケース内でのがたつきを抑制することができる。
請求項2の発明によれば、燃料ポンプをケーシングの収容部に押し込む弾性力がキャップを介して作用するようにしたため、押圧機構を比較的簡素に構成することができる。
請求項3の発明によれば、ケーシング側に伸びるアームに係合部を形成したため、キャップを比較的軽量に構成することができる。また、アームの長さを変えるという容易な変更により、ケーシングを変更することなく、種々のサイズの燃料ポンプに対応できるようになるという利点もある。
以下、本発明を具現化した実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態にかかる燃料ポンプ用ケースを装着した燃料ポンプの側面図、また、図2は、図1のA−A断面図である。なお、本実施形態では、内燃機関としての自動車用エンジンに対して燃料を供給する燃料ポンプに用いるケースについて例示する。また、以下では、説明の便宜上、図1および図2にしたがって上下を規定する。
燃料ポンプ1は、図2に示すように、略円柱状であり、比較的大径の本体部1eと、本体部1eから軸方向(上方)に突出する比較的小径の頭部1cとを備える。頭部1cの上端には、燃料を吐出する吐出ポート1aや燃料ポンプ1内のモータ(図示せず)を通電するためのコネクタ1bが設けられる一方、本体部1eの下端には、吸入ポート1fが設けられる。
燃料ポンプ用ケースは、燃料ポンプ1を収容するケーシング5の他、燃料ポンプ1をケーシング5の収容部5b内に押し込む押圧機構として、キャップ2、コイルスプリング3、およびリングプレート4を有している。
ケーシング5は、有底円筒状に形成されており、その内側凹部としての収容部5bに、燃料ポンプ1の本体部1eが嵌挿されている。また、ケーシング5の底部には、貫通孔5cが設けられており、この貫通孔5cから吸入ポート1fが露出している。
ケーシング5(の開口端側)より上方に配置されるキャップ2は、環状に形成されており、燃料ポンプ1の円柱状の頭部1cに外装されている。また、キャップ2には、その下端面から上方に掘り込まれるように環状の凹部2bが形成されており、この凹部2b内にコイルスプリング3が収容されている。
ケーシング5の肩部1d上には、頭部1cの先端側から挿入されたリングプレート4が載置されている。
コイルスプリング3は、リングプレート4とキャップ2の凹部2bとの間に介在し、圧縮バネとして用いられる。すなわち、リングプレート4にはコイルスプリング3から下向きの付勢力が作用する一方、キャップ2にはコイルスプリング3から上向きの付勢力が作用する。ここで、リングプレート4は燃料ポンプ1の肩部1dに載置されているから、結局、燃料ポンプ用ケースを装着した状態では、このコイルスプリング3により、燃料ポンプ1の本体部1eとキャップ2とを離間させる弾性力が生じることになる。
ケーシング5の外壁上部(開口端側)には、先端が下方を向く一対のフック5aが設けられる一方、キャップ2の外壁には、燃料ポンプ1の軸方向に沿って伸びる一対のアーム2aが設けられる。各アーム2aでは、二本の平行なリブの先端同士を接続してU字状部2cが形成されており、当該U字状部2cの上端面とケーシング5のフック5aの下端面とが係合する係合機構7が構成される。この係合機構7は、ケーシング5とキャップ2とが燃料ポンプ1の軸方向に離間するのを規制する。
上述したように、燃料ポンプ用ケースを装着した状態で、キャップ2には、上記コイルスプリング3により、燃料ポンプ1の本体部1eから離間する方向、すなわち燃料ポンプ1の底部側から頭部側に向かう方向の弾性力が作用する。したがって、ケーシング5にも上記係合機構7を介してこれと同じ方向、すなわち収容部5bの底部が燃料ポンプ1の底面に近接する方向の弾性力が作用することになる。これは、言い換えれば、燃料ポンプ1が、弾性体としてのコイルスプリング3によって、収容部5b内に押し込まれることを意味する。
以上のように、本実施形態によれば、燃料ポンプ用ケースに押圧機構を設け、燃料ポンプ1をケーシング5の収容部5b内に押し込むようにしたので、燃料ポンプ1のケーシング5内でのがたつきを抑制することができる。
また、本実施形態では、燃料ポンプ1をケーシング5の収容部5bに押し込む弾性力がキャップ2を介して作用するようにしたため、押圧機構を比較的簡素に構成することができる。
しかも、本実施形態では、キャップ2を環状に形成して燃料ポンプ1の頭部1cに外装し、当該頭部1cによってキャップ2を燃料ポンプ1の軸方向に移動自在に案内するとともに、径方向には規制するようにしたので、キャップ2が燃料ポンプ1の径方向にずれるのを防止することができ、キャップ2のがたつきにより音や振動が生じるのを抑制することができる上、キャップ2やコイルスプリング3の組み付けをより容易に行うことができるようになるという利点がある。
また、本実施形態では、本体部1eと頭部1cとの境界部分に形成される肩部1dにリングプレート4を載せ、これをコイルスプリング3の座として用いることで、こうした形状の燃料ポンプ1に対して、極めて容易にコイルスプリング3を設置することができる。
また、本実施形態では、キャップ2に、燃料ポンプ1の軸方向に沿ってケーシング5側に伸びるアーム2aを設け、このアーム2aにケーシング5と係合するU字状部(係合部)2cを設けたため、キャップ2を比較的軽量に構成することができる。また、アーム2aの長さが異なるキャップに替えることで、ケーシング5を変更することなく、極めて容易に軸方向の長さの異なる燃料ポンプの燃料ポンプ用カバーを構成することができ、ケーシング5を共用化できる分、コスト的に有利となる。
なお、本発明は、次のような別の実施形態に具現化することができる。以下の別の実施形態でも上記実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
(1)上記各実施形態では、弾性体としてコイルスプリングを用いたが、他の弾性体、例えば、皿ばね等のコイルスプリング以外のバネや、ゴム等を用いてもよい。
また、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の燃料ポンプ用ケースでは、キャップを環状に形成し、燃料ポンプに外装するのが好適である。
こうすれば、キャップが燃料ポンプの径方向にがたつくのを抑制し、音や振動が生じるのを抑制することができる。
(ロ)請求項1〜3、および上記(イ)のうちいずれか一つに記載の燃料ポンプ用ケースでは、燃料ポンプの本体部と頭部との境界部分に形成される当該本体部の肩部にリングプレートを載せ、弾性体の座として用いるのが好適である。
こうすれば、上記形状の燃料ポンプに、弾性体を極めて容易に設置することができるようになる。
本発明の実施形態にかかる燃料ポンプ用ケースを装着した燃料ポンプの側面図。 本発明の実施形態にかかる燃料ポンプ用ケースの断面図(図1のA−A断面図)。 従来の燃料ポンプ用ケースを装着した燃料ポンプの側面図。 従来の燃料ポンプ用ケースを装着した燃料ポンプの一部(燃料ポンプ用ケースの開口部付近)を拡大した側面図(一部断面図)。
符号の説明
1 燃料ポンプ
2 キャップ
2a アーム
2c U字状部(係合部)
3 コイルスプリング(弾性体)
5 ケーシング
5b 収容部

Claims (3)

  1. 燃料ポンプを収容する収容部が形成されたケーシングと、
    弾性体の弾性力によって燃料ポンプを前記収容部内に押し込む押圧機構と、
    を備えることを特徴とする燃料ポンプ用ケース。
  2. 前記押圧機構は、前記ケーシングと係合するキャップを備え、
    前記弾性体が燃料ポンプとキャップとの間で弾性力を発生し、その弾性力によって、燃料ポンプを、キャップと係合するケーシングの収容部内に押し込むようにしたことを特徴とする請求項1記載の燃料ポンプ用ケース。
  3. 前記キャップは、ケーシング側に伸びるアームを備え、そのアームにケーシングと係合する係合部が形成されることを特徴とする請求項2に記載の燃料ポンプ用ケース。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8188624B2 (en) 2009-10-01 2012-05-29 Donghee Industrial Co., Ltd. Brushless DC motor for fuel pump

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