JP4143850B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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本発明は、燃料タンクの内部の燃料を外部に吐出する燃料供給装置に関し、特に小型の燃料タンクに設置される燃料供給装置に関する。
近年、排出ガスの規制強化にともない、四輪車両に限らず、比較的小型の二輪車両についても、キャブレターによる燃料供給システムからインジェクタによる燃料噴射システムへの移行のニーズが拡大している。これにより、燃料タンクからエンジンへ燃料を供給する燃料ポンプが必要となる。比較的大型の二輪車両の場合、燃料タンクの容量が大きく、燃料供給装置に要求される燃料供給量も多い。そのため、比較的大型の二輪車両の場合、従来四輪車両に搭載されていた燃料供給装置が流用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−106440号公報
しかしながら、例えば比較的小型の二輪車両あるいは小型の四輪車両の場合、燃料タンクの容量は数リットルと小さい。そのため、燃料供給装置には、体格の小型化が要求される。また、エンジンの出力が小さな車両に搭載される燃料供給装置の場合、体格の小型化だけでなく、部品点数の低減および軽量化が要求される。
そこで、本発明の目的は、小型で部品点数が少なく、かつ軽量な燃料供給装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、燃料ポンプを支持する支持部材は、燃料タンクの側壁に形成された開口部を塞ぐ蓋部材と継ぎ目なく一体に成形され、蓋部材の燃料タンク内側に接続され、燃料ポンプの軸が蓋部材の面と概ね平行になるように燃料ポンプを支持している。そのため、蓋部材および支持部材は一つの部品となる。蓋部材および支持部材を一体に成形することにより、別体に成形する場合と比較して、二つ以上の部品を接続するための部品、およびこれらの部品を設置するための部位を必要としない。したがって、小型化が図られ、部品点数を低減することができるとともに、軽量化を達成することができる。
請求項2記載の発明では、蓋部材と支持部材とは樹脂により一体に成形されている。そのため、金属で成形した部品を接続する場合と比較して、容易に軽量化を達成することがでいる。また、樹脂で成形することにより、蓋部材と支持部材とは容易に一体成形される。したがって、部品点数の低減および軽量化を達成することができる。
請求項3記載の発明では、支持部材は蓋部材の外縁部よりも内側に位置している。すなわち、燃料ポンプおよびこれを支持する支持部材は、開口部を塞ぐ蓋部材の外縁部よりも内側に設置されている。
請求項4記載の発明では、燃料ポンプを収容するポンプカバーは支持部材との間に嵌合部を形成する。これにより、燃料ポンプは、ポンプカバーに収容された状態で支持部材に支持される。したがって、燃料ポンプの組み付け、および取り扱いを容易にすることができる。また、ポンプカバーは嵌合により支持部材に支持される。そのため、支持部材とポンプカバーとを接続するための別部材は不要となる。したがって、小型化が図られ、部品点数を低減することができるとともに、軽量化を達成することができる。
請求項5または6記載の発明では、嵌合部はポンプカバーまたは支持部材の一方に設置される爪部と他方に設置される開口部とによって構成される。したがって、燃料ポンプを収容するポンプカバーと支持部材とを簡単な構造で確実に脱着することができる。
請求項7記載の発明では、燃料ポンプの反支持部側には燃料に含まれる異物を除去するフィルタ部材を備えている。
請求項8記載の発明では、フィルタ部材の長手方向の軸は燃料ポンプの軸と所定の角度を形成している。すなわち、フィルタ部材は、設置される燃料タンクの形状に合わせて燃料ポンプと所定の角度を形成する。これにより、燃料タンクの容量が小さい場合でも、フィルタ部材と燃料ポンプとの角度を調整することにより、フィルタ部材および燃料ポンプを燃料タンクの内部に収容することができる。
請求項9、10または11記載の発明では、燃料ポンプとフィルタ部材とを接続する接続管部を備えている。そのため、接続管部の形状を変更することにより、燃料ポンプおよびフィルタ部材の設計を変更することなく、燃料ポンプとフィルタ部材とは所定の角度で配置される。これにより、フィルタ部材は、蓋部材に対する燃料ポンプの取り付け角度、あるいは燃料タンクの形状にかかわらず、燃料タンクの底部または底部近傍に設置可能である。したがって、燃料タンクに残存する無効残量を極力低減することができる。
以下、本発明の一実施形態による燃料供給装置を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態による燃料供給装置を設置した燃料タンクを図2に示す。本実施形態による燃料供給装置10は、二輪車両など排気量の小さなエンジンに適用される。本実施形態による燃料供給装置10は、二輪車両の燃料タンク1の内部に設置される。燃料タンク1は、樹脂あるいは金属により成形されている。燃料タンク1は、図示しない二輪車両のフレームを跨ぐ鞍型に形成されている。燃料供給装置10は、図示しないフレームを跨ぐ燃料タンク1の側壁2から燃料タンク1の内部に設置される。
燃料供給装置10は、図1、図3および図4に示すように蓋部材としてのフランジ11、支持部材20、ポンプカバー30、燃料ポンプ31およびフィルタ部材としてのサクションフィルタ40を備えている。フランジ11は、略長円形状の板状であり、燃料タンク1の側壁2に形成されている開口部3を塞ぐ。支持部材20は、図5に示すようにフランジ11と樹脂により継ぎ目なく一体に成形されている。フランジ11および支持部材20は、例えば耐油性の高いPOM(ポリアセタール)樹脂などで形成される。なお、フランジ11および支持部材20は、金属により一体に成形してもよい。
フランジ11は、図3および図4に示すように燃料タンク1の外側に面する側に樹脂で一体に成形されたコネクタ部12、および燃料吐出部13を有している。また、フランジ11には、燃料ポンプ31を制御する制御回路部50が設置されている。コネクタ部12には、図示しない電源部が接続する。コネクタ部12は、制御回路部50と電気的に接続している。電源部から供給された電力は、制御回路部50で制御され、図1および図4に示すように電気ケーブル51を経由して燃料ポンプ31へ出力される。燃料吐出部13は、燃料ポンプ31から吐出された燃料を燃料タンク1の外部へ供給する。
支持部材20は、フランジ11の反コネクタ側すなわち燃料タンク1の内側に設置されている。支持部材20は筒部21を有している。筒部21は、図5に示すように燃料ポンプ31の吐出口32側を収容する筒状に形成されている。支持部材20の筒部21は、図4に示すようにフランジ11から伸びる接続部14を介してフランジ11に接続している。支持部材20の径方向外側は、ポンプカバー30により覆われる。また、支持部材20は、図5に示すようにフランジ11の外縁部11aよりも径方向内側に位置している。すなわち、フランジ11を投影したとき、支持部材20はフランジ11の外縁部11aから突出することなく、フランジ11の内側に収まっている。
ポンプカバー30は、図5に示すように筒部33および腕部34を有している。筒部33は、支持部材20の筒部21と概ね同軸上に位置している。ポンプカバー30は、図1および図4に示すように支持部材20と嵌合部60を形成している。ポンプカバー30は、支持部材20に嵌合することにより、支持部材20に支持される。これにより、ポンプカバー30に収容されている燃料ポンプ31は、支持部材20に支持される。
筒部33は、燃料ポンプ31を収容する筒状に形成されている。腕部34は、筒部33から支持部材20側へ突出している。ポンプカバー30は、図5から図7に示すように腕部34に嵌合部60を構成する開口部61を有している。一方、支持部材20は、図5から図7に示すように嵌合部60を構成する爪部62を有している。爪部62は、筒部21の外壁から径方向外側へ突出して形成されている。爪部62は、支持部材20の周方向の一部において径方向外側へ突出している。また、爪部62は、反ポンプカバー側へ行くにしたがって突出量が大きくなっている。爪部62を有する支持部材20の筒部21をポンプカバー30の内周側に挿入するとき、爪部62が開口部61へ達すると、爪部62は開口部61に入り込む。これにより、支持部材20とポンプカバー30とは嵌合し、ポンプカバー30は支持部材20に支持される。ポンプカバー30は、フランジ11および支持部材20と同様に樹脂で形成されている。なお、ポンプカバー30は金属で形成してもよい。
腕部34は、図6に示すように重力方向において筒部33の上方側および下方側に設置されている。これにより、支持部材20とポンプカバー30との間に形成される嵌合部60は、重力方向に対して上方および下方に位置する。燃料供給装置10が搭載される二輪車両は、重力方向に対し上下への移動が左右への移動に比較して大きくなる。そのため、重力方向に対して上方および下方に嵌合部60を設置することにより、支持部材20とポンプカバー30との間の支持力が十分に確保される。これは、支持部材20とポンプカバー30とが重力方向に対し相対的に上下へ移動したとき、移動方向に対し開口部61と爪部62とが噛み合う部分の長さが大きくなる。その結果、支持部材20とポンプカバー30とが重力方向において上下へ相対移動しても、嵌合部60の緩みは低減されるからである。
燃料ポンプ31は、ポンプカバー30に収容されている。燃料ポンプ31は、図5に示すように支持部材20側に吐出口32が設置され、反支持部材側に吸入口36が設置されている。燃料ポンプ31は、図示しないモータおよび加圧部を有している。モータが回転することにより、例えば加圧部の回転部材が駆動され、吸引圧を発生する。これにより、燃料ポンプ31は吸入口36から吸入した燃料を加圧して吐出口32へ吐出する。
燃料ポンプ31のモータには、例えばブラシレスの直流モータが適用される。ブラシレスの直流モータを適用することにより、ブラシと整流子との間における摺動部が廃止される。また、ブラシレスの直流モータを適用することにより、マグネットやコイルなど固定子および可動子の構造は簡略化される。そのため、モータの軸方向および径方向の長さが低減される。その結果、燃料ポンプ31は小型化される。また、摺動部の廃止により、摺動時の摩擦にともなう燃料ポンプ31の作動時における損失は低減される。そのため、燃料ポンプ31における消費電力は低減される。さらに、摺動部の廃止により、摺動部からの異物の発生あるいは摺動部への異物の噛み込みが防止される。そのため、寿命の延長が図られるとともに、二輪車両のように低質な燃料が使用されやすい場合でも、摺動部における接触不良などが生じない。
また、燃料ポンプ31のモータにブラシレスの直流モータを適用すると、燃料ポンプ31の小型化とともに、燃料ポンプ31を支持する支持部材20に要求される強度が低減される。そのため、支持部材20の小型化が図られるとともに、支持部材20に用いられる樹脂量が低減する。その結果、一体のフランジ11および支持部材20の総重量は低減される。
燃料ポンプ31の吐出口32は、支持部材20の燃料通路部22に接続されている。燃料ポンプ31から吐出された燃料は、支持部材20の燃料通路部22およびフランジ11の燃料吐出部13を経由して燃料タンク1の外部へ供給される。燃料ポンプ31の吸入口36は、サクションフィルタ40に接続している。
サクションフィルタ40は、フィルタ本体41および接続管部42を有している。サクションフィルタ40は、図2に示すように燃料タンク1の底部4に接して、あるいは底部4の近傍に設置されている。また、図1に示すようにサクションフィルタ40の軸は、燃料ポンプ31の軸に対し所定の角度を形成している。すなわち、燃料ポンプ31の軸に対し、サクションフィルタ40の軸は傾いている。フィルタ本体41は、例えば不織布やろ紙などから形成されている。フィルタ本体41は、周囲が密封された袋状に形成されている。燃料が袋状になったフィルタ本体41を外側から内側へ通過することにより、燃料に含まれる異物は除去される。フィルタ本体41の内側へ流入した燃料は、一方の端部がフィルタ本体41の内側に接続する接続管部42を経由して燃料ポンプ31に吸入される。接続管部42は、一方の端部が袋状のフィルタ本体41の内側に接続し、他方の端部が燃料ポンプ31の吸入口36に接続している。
接続管部42は、第一管部421、第二管部422、および第一管部421と第二管部422とを接続する屈曲部423を有している。第一管部421は、フィルタ本体41からサクションフィルタ40の軸に対し概ね垂直に立ち上がっている。第二管部422は、燃料ポンプ31の軸と概ね平行に反支持部側へ伸びている。第一管部421と第二管部422とは、屈曲部423で接続している。第二管部422の反屈曲部側の端部は、燃料ポンプ31の吸入口36に接続する。
燃料ポンプ31は、図1および図5に示すようにモータからの配線が外部に露出する配線部37を有している。配線部37は、電気ケーブル51を経由して制御回路部50に接続している。制御回路部50は、図3に示すようにパワー素子およびマイクロコンピュータなどが集積されたIC52を有している。制御回路部50は、燃料ポンプ31のモータへ供給する電流などを調整しモータを駆動する。本実施形態のように低排気量のエンジンに適用する燃料供給装置10の場合、燃料ポンプ31に要求される燃料吐出量は比較的少ない。そのため、燃料ポンプ31のモータに要求される出力も小さい。その結果、モータを駆動するためのパワー素子の容量は低減可能となり、IC52も小型化される。これにより、IC52を有する制御回路部50をフランジ11の外側に設置することができる。また、制御回路部50と配線部37とを接続する電気ケーブル51は、図4に示すようにフランジ11に設置されている支持部15に支持されている。
以上、説明した本発明の一実施形態では、支持部材20はフランジ11と一体に成形されている。そのため、支持部材20とフランジ11とを接続するための別部材、および別部材を設置するための部位を必要としない。したがって、部品点数の低減が図られるとともに、体格の小型化を図ることができる。また、支持部材20およびフランジ11は樹脂で一体に成形されている。したがって、体格の小型化および部品点数の低減とともに、軽量化を図ることができる。さらに、燃料タンク1の内部に設置される燃料ポンプ31および支持部材20が小型化されることにより、燃料タンク1の内部において燃料供給装置10が占める容積が小さくなる。したがって、燃料タンク1の形状を変更することなく、燃料タンク1の容量を確保することができる。
本発明の一実施形態では、支持部材20はフランジ11の外縁部11aよりも径方向内側に収まっている。そのため、支持部材およびフランジ11を樹脂で一体に成形する場合、アンダーカット部は形成されない。その結果、一体の支持部材20およびフランジ11は、同時に成形可能であるとともに、これらを成形するための成形型の形状が簡単になる。また、アンダーカット部が形成されないため、成形型の型割が容易になる。そのため、成形型の型割の位置を適切に設定することにより、フランジ11への型割線すなわちパーティングラインの形成が防止される。パーティングラインがフランジ11、特にフランジ11の燃料タンク1との接触側に形成されると、フランジ11と燃料タンク1との接触部にわずかに段差が生じる。そのため、フランジ11と燃料タンク1との間のシール性の確保が困難になる。本実施形態では、フランジ11に型割線が形成されないため、フランジ11と燃料タンク1との間のシール性が低下することはない。したがって、燃料タンク1からの燃料あるいは燃料蒸気の漏れを高精度に防止することができる。
本発明の一実施形態では、支持部材20および燃料ポンプ31を収容するポンプカバー30はフランジ11の長軸および短軸に対し、所定の角度を有している。すなわち、フランジ11の長軸および短軸に対し、支持部材20、燃料ポンプ31およびポンプカバー30の軸は傾いている。そのため、支持部材20および燃料ポンプ31など燃料タンク1の内部に収容される構成部品を組み付けたとき、これらの大部分はフランジ11の外縁部11aよりも内側に位置する。これにより、燃料タンク1に形成する開口部3を最小限の面積とすることができる。
また、燃料ポンプ31の軸は、サクションフィルタ40の軸と所定の角度を形成している。そのため、燃料タンク1の形状に応じて、燃料ポンプ31の軸とサクションフィルタ40の軸とがなす角度を任意に変更することができる。例えば、サクションフィルタ40と燃料ポンプ31とを接続する接続管部42の形状を変更することにより、燃料ポンプ31とサクションフィルタ40との位置関係を容易に調整することができる。したがって、燃料タンク1の形状にかかわらず、フランジ11、支持部材20、燃料ポンプ31、ポンプカバー30およびサクションフィルタ40などの部品を共通化することができる。さらに、燃料ポンプ31の軸とサクションフィルタ40の軸との角度を任意に変更することにより、燃料タンク1の形状にかかわらず、サクションフィルタ40は燃料タンク1の底部4近傍に設置可能である。したがって、燃料タンク1の内部の燃料が減少しても、燃料ポンプ31は燃料を確実に外部へ吐出することができる。
(その他の実施形態)
以上説明した本発明の一実施形態では、一体のフランジ11および支持部材20を樹脂で成形する例について説明した。しかし、上述のようにフランジ11および支持部材20を金属により一体成形してもよい。また、一実施形態では、嵌合部60を構成する開口部61をポンプカバー30に設置し、爪部62を支持部材20に設置する例について説明した。しかし、支持部材20に設置された開口部と、ポンプカバー30に設置された爪部とから嵌合部を形成してもよい。さらに、一実施形態では、サクションフィルタ40と燃料ポンプ31とを接続する接続管部42をサクションフィルタ40に設置する例について説明した。しかし、接続管部42は、燃料ポンプ31あるいはポンプカバー30と一体に設置してもよい。さらに、一実施形態では、燃料ポンプ31とサクションフィルタ40とが所定の角度を形成して設置されている。しかし、サクションフィルタ40を燃料ポンプ31の延長線上に配置し、接続管部42を直線状に形成してもよい。また、接続管部42には、屈曲部423を一か所に限らず、二か所以上設置してもよい。
また、本発明の一実施形態では、燃料供給装置10を燃料タンク1の側壁2に設置する例について説明した。しかし、燃料供給装置10は、燃料タンク1の底部4または上部に設置してもよい。さらに、一実施形態では、二輪車両の燃料タンク1に本発明の燃料供給装置10を適用する例について説明した。しかし、本発明は、二輪車両に限らず、エンジンなどの燃料消費装置に燃料を供給するものであれば、形式を問わず適用することができる。
図4の矢印I方向から見た矢視図である。 本発明の一実施形態による燃料供給装置を適用した燃料タンクを示す概略図である。 図4の矢印III方向から見た矢視図である。 本発明の一実施形態による燃料供給装置を示す図であって、上方から見た概略図である。 本発明の一実施形態による燃料供給装置の支持部材とポンプカバーとを分離した状態を示す概略図である。 本発明の一実施形態による燃料供給装置の支持部材とポンプカバーとを示す概略図である。 図6の矢印VII方向から見た矢視図である。
符号の説明
1 燃料タンク、3 開口部、10 燃料供給装置、11 フランジ(蓋部材)、11a 外縁部、20 支持部材、30 ポンプカバー、31 燃料ポンプ、40 サクションフィルタ(フィルタ部材)、42 接続管部、60 嵌合部、61 開口部、62 爪部、421 第一管部、422 第二管部、423 屈曲部

Claims (11)

  1. 燃料タンクの重力方向に延びる側壁に形成された開口部を塞ぐ蓋部材と、
    前記燃料タンクの内部に設置され、前記燃料タンクの内部の燃料を外部へ吐出する燃料ポンプと、
    前記蓋部材と継ぎ目なく一体に成形され、前記蓋部材の前記燃料タンク内側に接続され、前記燃料ポンプの軸が前記蓋部材の面と概ね平行になるように前記燃料ポンプを支持する支持部材と、
    を備えることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記蓋部材と前記支持部材とは、樹脂により一体に成形されていることを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置。
  3. 前記支持部材は、前記蓋部材の外縁部よりも内側に位置していることを特徴とする請求項1または2記載の燃料供給装置。
  4. 前記燃料ポンプの外周側を覆い内部に前記燃料ポンプを収容するポンプカバーを備え、
    前記ポンプカバーは、前記支持部材に接続され、前記支持部材との間に脱着可能な嵌合部を形成することを特徴とする請求項1、2または3記載の燃料供給装置。
  5. 前記嵌合部は、前記ポンプカバーに設置されている爪部と、前記支持部材に設置され前記爪部と嵌合可能な開口部とを有することを特徴とする請求項4記載の燃料供給装置。
  6. 前記嵌合部は、前記支持部材に設置されている爪部と、前記ポンプカバーに設置され前記爪部と嵌合可能な開口部とを有することを特徴とする請求項4記載の燃料供給装置。
  7. 前記燃料ポンプに吸引される燃料に含まれる異物を除去するフィルタ部材を備え、
    前記フィルタ部材は、前記燃料ポンプの反支持部側に設置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の燃料供給装置。
  8. 前記フィルタ部材の長手方向の軸は、前記燃料ポンプの軸と所定の角度を形成していることを特徴とする請求項7記載の燃料供給装置。
  9. 前記燃料ポンプと前記フィルタ部材とを接続する接続管部を備えることを特徴とする請求項7または8記載の燃料供給装置。
  10. 前記接続管部は、前記燃料ポンプと前記フィルタ部材との間に屈曲部を有することを特徴とする請求項9記載の燃料供給装置。
  11. 前記接続管部は、前記フィルタ部材の軸に対し概ね垂直に立ち上がる第一管部と、前記第一管部との間に前記屈曲部を形成し前記燃料ポンプの軸に概ね平行な第二管部とを有することを特徴とする請求項10記載の燃料供給装置。
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