JP2010084655A - 燃料ポンプの取付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属製の燃料タンクにポンプ挿入孔および複数の係止片が設けられ、ポンプ挿入孔に挿入される筒部を少なくとも有して合成樹脂により形成されるポンプケースに、ポンプ挿入孔に筒部が挿入された状態のポンプケースを所定角度だけ所定の取付け方向に回動することによって各係止片に係合する複数の爪が突設され、ポンプ挿入孔を囲む環状のシール部材が燃料タンクおよびポンプケース間に挟持される燃料ポンプの取付け構造において、シール部材の変形量を周方向で均等化する。
【解決手段】ポンプ挿入孔44に筒部48が挿入された状態のポンプケース46を取付け方向58に所定角度だけ回動するのに応じて係止片56に各爪57が係合する際にそれらの係止片56で少なくとも一部が削られる調整部57cが、各爪57に形成される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、金属製の燃料タンクの壁に、ポンプ挿入孔と、該ポンプ挿入孔の周方向に間隔をあけて配置される複数の係止片とが設けられ、前記ポンプ挿入孔に挿入される筒部を少なくとも有するとともに燃料タンク内の燃料を吸入、吐出する燃料ポンプを収容して合成樹脂により形成されるポンプケースに、前記ポンプ挿入孔への前記筒部の挿入時には前記各係止片相互間に位置することを可能として前記筒部の周方向に間隔をあけた位置に配置される複数の爪が、ポンプ挿入孔に前記筒部が挿入された状態の前記ポンプケースを所定角度だけ所定の取付け方向に回動することによって、前記各係止片に前記ポンプ挿入孔の軸方向内方側から係合するようにして突設され、前記ポンプ挿入孔を囲む環状のシール部材が前記燃料タンクの前記壁および前記ポンプケース間に挟持される燃料ポンプの取付け構造に関する。
燃料ポンプを収納するポンプケースに設けられた複数の爪を、ポンプケースおよび燃料タンク間に環状のシール部材を挟んだ状態で燃料タンク側の複数の係止片に係合することで、ポンプケースすなわち燃料ポンプを燃料タンクに取付けるようにしたものが、特許文献1等で知られている。
特開2005−214112号公報
ところで、ポンプケースは合成樹脂から成るものであり、ポンプケースが有する筒部の軸方向での爪の位置にはばらつきが生じ易いのであるが、上記特許文献1で開示されるもののように、ポンプケース側の爪を燃料タンク側の係止片に潜り込ませるように係合する構造では、上記ばらつきが生じている場合には、ポンプケースおよび燃料タンク間に挟まれる環状のシール部材にかかる荷重が周方向で不均等となってシール部材の変形量に周方向でばらつきが生じる可能性がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、シール部材の変形量を周方向で均等化することを可能とした燃料ポンプの取付け構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、金属製の燃料タンクの壁に、ポンプ挿入孔と、該ポンプ挿入孔の周方向に間隔をあけて配置される複数の係止片とが設けられ、前記ポンプ挿入孔に挿入される筒部を少なくとも有するとともに燃料タンク内の燃料を吸入、吐出する燃料ポンプを収容して合成樹脂により形成されるポンプケースに、前記ポンプ挿入孔への前記筒部の挿入時には前記各係止片相互間に位置することを可能として前記筒部の周方向に間隔をあけた位置に配置される複数の爪が、ポンプ挿入孔に前記筒部が挿入された状態の前記ポンプケースを所定角度だけ所定の取付け方向に回動することによって、前記各係止片に前記ポンプ挿入孔の軸方向内方側から係合するようにして突設され、前記ポンプ挿入孔を囲む環状のシール部材が前記燃料タンクの前記壁および前記ポンプケース間に挟持される燃料ポンプの取付け構造において、前記ポンプ挿入孔に前記筒部が挿入された状態の前記ポンプケースを前記取付け方向に所定角度だけ回動するのに応じて前記係止片に各爪が係合する際にそれらの係止片で少なくとも一部が削られる調整部が、前記各爪に形成されることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記爪が、前記ポンプ挿入孔の軸線に直交する平面に配置される複数の前記係止片に対して直交するようにして前記筒部の軸方向に沿って延びる支持部と、前記係止片に係合すべく前記ポンプ挿入孔の軸線に沿う前記支持部の外端から前記筒部の周方向に沿って延びる係合部とを一体に有し、前記係合部に前記調整部が設けられることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に加えて、前記係合部が、前記筒部の半径方向に沿う外方に向かうにつれて前記筒部の軸方向に沿う厚みを小さくするように形成されることを特徴とする。
さらに請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の構成に加えて、前記調整部が、前記係合部から前記係止片側に向けて突出するようにして該係合部に設けられ、該調整部の前記係合部からの突出量が前記取付け方向に沿う後方に向かうにつれて大きくなるように設定されることを特徴とする。
なお実施の形態の天井壁41aが本発明の壁に対応する。
請求項1記載の発明によれば、ポンプケース側の爪に調整部が設けられ、燃料タンクの係止片に係合する際に各爪の調整部の少なくとも一部が係止片で削られるので、ポンプ挿入孔の軸線に沿う方向での各係止片および各爪の位置にばらつきがあっても、複数の係止片に複数の爪を必ず係合させることができ、シール部材が燃料タンクおよびポンプケース間で圧縮されて変形する変形量を周方向で均等化することができる。
また請求項2記載の発明によれば、爪が、筒部の軸方向に沿って延びる支持部と、係止片に係合するようにして筒部の周方向に延びるとともに支持部の外端に連なる係合部とを一体に有するものであるので、燃料タンク内から外側に向かう力がポンプケースに作用したときに、その力を支持部で効果的に受けることができ、上述の力を受けるために爪全体を大型化することを回避することができる。
請求項3記載の発明によれば、筒部の半径方向に沿う外方に向かうにつれて係合部の厚みが小さくなるので、筒部の半径方向に沿う係合部の外端は撓み易くなる。これにより係合部の一部を弾性変形する部分として機能させることができ、この弾性変形によっても爪の製造時のばらつきを吸収することができ、ポンプケースをがたなく確実に燃料タンクに取付けることができる。
さらに請求項4記載の発明によれば、係合部に設けられた調整部の突出量が取付け方向に沿う後方に向かうにつれて大きくなるので、係止片に爪を係合し易くなり、ポンプケースの燃料タンクへの組付けが容易となる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面を参照しながら説明する。
図1〜図10は本発明の実施の形態を示すものであり、図1は自動二輪車の左側面図、図2は燃料タンクおよびポンプユニットの分解斜視図、図3はポンプユニットが取付けられた状態の燃料タンクの縦断側面図、図4はポンプユニットの縦断側面図、図5は図3の5−5線拡大断面図、図6は図5の6−6線断面図、図7はポンプケースの要部側面図、図8は図7の8−8線拡大断面図、図9は図8の9−9線断面図、図10は図5の10−10線拡大断面図である。
先ず図1において、この自動二輪車の車体フレームFは、フロントフォーク11を操向可能に支承するヘッドパイプ12と、該ヘッドパイプ12から後下がりに延びるメインフレーム13と、メインフレーム13の後部に連設されて後上がりに延びる左右一対のリヤフレーム14…とを備え、前記フロントフォーク11の下端に前輪WFが軸支され、フロントフォーク11の上部にはバー状の操向ハンドル15が連結される。
前記メインフレーム13の中間部両側面にハンガプレート16…がそれぞれ固着され、メインフレーム13の後部両側面にピボットプレート17が固着される。
メインフレーム13の下方には、たとえばシリンダ軸線をわずかに前上がりとしたエンジンEが配置されており、このエンジンEは、前記ハンガプレート16…およびピボットプレート17で支持されるようにして車体フレームFに懸架される。
前記ピボットプレート17には、リヤフォーク18の前端部が上下に揺動可能に支承されており、リヤフォーク18の後端に後輪WRが軸支され、車体フレームFにおけるリヤフレーム14…およびリヤフォーク18間にはリヤクッション19が設けられる。
前記エンジンEのクランクケース20には変速機(図示せず)が内蔵されており、その変速機の出力はチェーン21を介して後輪WRに伝達される。
またエンジンEのシリンダヘッド22の上方には、シリンダヘッド22に吸気管23を介して接続されるスロットルボディ24と、該スロットルボディ24よりも前方のエアクリーナ25とが配置されており、吸気管23には燃料噴射弁26が付設される。一方、後輪WRの上方には燃料タンク27が配置され、該燃料タンク27の前方に配置される収納ボックス28および前記燃料タンク27の上方が、たとえばタンデム型である乗車用シート29で開閉可能に覆われる。
車体フレームFには、該車体フレームF、前記エンジンEの一部、スロットルボディ21、エアクリーナ25、燃料タンク27および収納ボックス28を覆う合成樹脂製の車体カバー30が取付けられており、この車体カバー30は、メインフレーム13の左右両側に配置されるフロントサイドカバー31…と、ライダーの脚部を前方から覆うようにして両フロントサイドカバー31…の前部に連なるレッグシールド32…と、ヘッドパイプ12を前方から覆うようにして両レッグシールド32…に連なるフロントトップカバー33と、ヘッドパイプ12を後方側から覆うとともにメインフレーム13を上方から覆うようにしてフロントトップカバー33に連なるメインフレームトップカバー34と、前記両フロントサイドカバー31…の下部に連なるアンダーカバー35…と、燃料タンク27および収納ボックス28を両側から覆うリヤサイドカバー36とで構成される。
前記乗車用シート29は、収納ボックス28への物品の収納および取り出し、ならびに燃料タンク27への給油を可能とすべく、開閉可能としてリヤサイドカバー36の上部に配置され、後輪WRの後部上方を覆うリヤフェンダ37がリヤサイドカバー36に連設される。
図2および図3において、燃料タンク27は、下部タンク半体40および上部タンク半体41が相互に結合されて成る金属製のものであり、両タンク半体40,41の結合部全周には外側方に張りだす鍔部42が一体に形成され、鍔部42が、車体フレームFにおける両リヤフレーム14…に支持される。
燃料タンク27の天井壁41aには、ポンプユニット43が取付けられるものであり、前記天井壁41aには、ポンプユニット43を取付けるためのポンプ挿入孔44が設けられるとともに、図示しない燃料キャップで塞がれる燃料注入孔45が設けられる。
図4において、前記ポンプユニット43は、燃料噴射弁26に燃料を供給する燃料ポンプ47がポンプケース46に収容、固定されて成るものであり、このポンプケース46は、燃料ポンプ47を収納する円筒状の筒部48と、該筒部48の外周から半径方向外方に張り出すフランジ部分49aを前記筒部48とは反対側の端部に有して筒部48の上端を閉じる蓋部49とを有して合成樹脂により形成され、蓋部49には、燃料ポンプ47に連なるコネクタ部50、ならびに前記燃料ポンプ47の出口に連なる吐出管51を備えるブロック52が取付けられる。また筒部48内に収納された燃料ポンプ47の入口に連なるストレーナ53が筒部48から下方に延びるようにして燃料ポンプ47に接続される。
図5および図6を併せて参照して、前記燃料タンク27の天井壁41aには、燃料タンク27内に延びる円筒状の挿入筒部54が一体に連設されており、この挿入筒部54の内端には、半径方向内方に張り出す鍔部55が一体に設けられる。而して前記ポンプ挿入孔44は、前記挿入筒部54および前記鍔部55によって形成されるものであり、挿入筒部54の内径は、ポンプケース46における蓋部49のフランジ部分49aの上部を除く部分を挿入可能に設定される。また前記鍔部55の内周の周方向に等間隔をあけた複数箇所(この実施例では8箇所)には、ポンプ挿入孔44の軸線に直交する平面に沿う係止片56,56…が半径方向内方に突出するようにして一体に突設され、各係止片56,56…の内端は、前記ポンプケース46の筒部48の外径よりもわずかに大きな仮想円に沿うように配置される。
一方、ポンプケース46における筒部48の外周には、ポンプ挿入孔44への該筒部48の挿入時には前記各係止片56,56…相互間に位置することを可能とした複数個(この実施例では8個)の爪57,57…が、筒部48の周方向に等間隔をあけた位置に一体に突設され、それらの爪57,57…は、ポンプ挿入孔44に筒部48が挿入された状態のポンプケース46を所定角度だけ所定の取付け方向58に回動することによって前記各係止片56,56…にポンプ挿入孔44の軸方向内方側から係合する。このように各爪57,57…を係止片56,56…に係合することによって、ポンプケース46すなわちポンプユニット43が燃料タンク27に取付けられ、前記ポンプケース46における蓋部49と、燃料タンク27の天井壁41aに連なる前記鍔部55との間に環状のシール部材59が挟持される。
図7〜図9において、前記爪57は、前記係止片56に対して直交するようにして前記筒部48の軸方向に沿って延びる支持部57aと、前記係止片56に係合すべく前記ポンプ挿入孔44の軸線に沿う前記支持部57aの外端から前記筒部48の周方向に沿って延びる係合部57bとを有し、この実施例で前記爪57は、前記取付け方向58に沿う前記係合部57bの前端が前記支持部57aの前記外端に連なって略L字状に形成される。
しかも前記係合部57bの前記係止片56とは反対側の面は、筒部48の外周から離反するにつれて前記係止片56に近接するように傾斜した傾斜面60を形成するものであり、係合部57bは、筒部48の半径方向に沿う外方に向かうにつれて前記筒部48の軸方向に沿う厚みを小さくするように形成されることになる。
前記爪57…には、ポンプ挿入孔44に筒部48が挿入された状態のポンプケース46を取付け方向58に所定角度だけ回動するのに応じて係止片56…に係合する際にそれらの係止片56…で削られる調整部57c…が形成されるものであり、それらの調整部57c…は、爪57…の係合部57b…に設けられる。
ところで爪57は、該爪57を係止片56に係合し得る位置まで筒部48をポンプ挿入孔44に挿入した状態では、ポンプ挿入孔44の軸線に沿う方向で前記係止片56および係合部57b間に所定の間隙が生じるように係止片56よりも軸方向内方に係合部57bが位置するようにして筒部48に設けられるものであり、前記調整部57cは、筒部48の半径方向に沿う係合部57bの外端から係止片57側に突出するようにして係合部57bに設けられる。
しかも調整部57cは、該調整部57cの係合部57bからの突出量が前記取付け方向58に沿う後方に向かうにつれて、すなわち支持部57aから離反するにつれて大きくなるように設定される。
図10を併せて参照して、前記爪57…を係止片56…に係合するようにしてポンプケース46を燃料タンク27の天井壁41aに取り付けた状態で、ポンプケース46が不所望に回転して取付け状態が解除されることがないようにするために、前記ポンプケース46における蓋部49には、そのフラン部分49aの外周から外側方に突出する一対の突部61,61が突設されており、それらの突部61…に設けられた係合凹部62,62に係合するボルト63,63が、天井壁41aに挿通され、天井壁41aの内面に固着されたナット64,64に螺合される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、燃料タンク27のポンプ挿入孔44に、合成樹脂から成るポンプケース46の筒部48が挿入された状態で、該ポンプケース46を取付け方向58に所定角度だけ回動するのに応じて係止片56…にポンプケース46の爪57…が係合してポンプケース46が燃料タンク27に取付けられるのであるが、爪57…が係止片56…に係合する際にそれらの係止片56…で少なくとも一部が削られる調整部57c…が、各爪57…に形成されるので、ポンプ挿入孔44の軸線に沿う方向での各爪57…の位置にばらつきがあっても、複数の係止片56…に複数の爪57…を必ず係合させることができ、シール部材59が燃料タンク27およびポンプケース46間で圧縮されて変形する変形量を周方向で均等化することができる。
また爪57が、ポンプ挿入孔44の軸線に直交する平面に配置される係止片56に対して直交するようにして筒部48の軸方向に沿って延びる支持部57aと、係止片56に係合すべくポンプ挿入孔44の軸線に沿う支持部57aの外端から筒部48の周方向に沿って延びる係合部57bとを一体に有し、係合部57bに調整部57cが設けられるので、燃料タンク27内から外側に向かう力がポンプケース46に作用したときに、その力を支持部57aで効果的に受けることができ、上述の力を受けるために爪57全体を大型化することを回避することができる。
また係合部57bが、筒部48の半径方向に沿う外方に向かうにつれて筒部48の軸方向に沿う厚みを小さくするように形成されるので、筒部48の半径方向に沿う係合部57bの外端は撓み易くなる。これにより係合部57bの一部を弾性変形する部分として機能させることができ、この弾性変形によっても爪57の製造時のばらつきを吸収することができ、ポンプケース46をがたなく確実に燃料タンク27に取付けることができる。
さらに調整部57cが、係合部57bから係止片56側に向けて突出するようにして該係合部57bに設けられ、該調整部57cの前記係合部57bからの突出量が取付け方向58に沿う後方に向かうにつれて大きくなるように設定されるので、取付け方向58から係止片56に爪57を係合し易くなり、ポンプケース46の燃料タンク27への組付けが容易となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
自動二輪車の左側面図である。 燃料タンクおよびポンプユニットの分解斜視図である。 ポンプユニットが取付けられた状態の燃料タンクの縦断側面図である。 ポンプユニットの縦断側面図である。 図3の5−5線拡大断面図である。 図5の6−6線断面図である。 ポンプケースの要部側面図である。 図7の8−8線拡大断面図である。 図8の9−9線断面図である。 図5の10−10線拡大断面図である。
符号の説明
27・・・燃料タンク
41a・・・壁である天井壁
44・・・ポンプ挿入孔
46・・・ポンプケース
47・・・燃料ポンプ
48・・・筒部
56・・・係止片
57・・・爪
57a・・・支持部
57b・・・係合部
57c・・・調整部
58・・・取付け方向
59・・・シール部材

Claims (4)

  1. 金属製の燃料タンク(27)の壁(41a)に、ポンプ挿入孔(44)と、該ポンプ挿入孔(44)の周方向に間隔をあけて配置される複数の係止片(56)とが設けられ、前記ポンプ挿入孔(44)に挿入される筒部(48)を少なくとも有するとともに燃料タンク(27)内の燃料を吸入、吐出する燃料ポンプ(47)を収容して合成樹脂により形成されるポンプケース(46)に、前記ポンプ挿入孔(44)への前記筒部(48)の挿入時には前記各係止片(56)相互間に位置することを可能として前記筒部(48)の周方向に間隔をあけた位置に配置される複数の爪(57)が、ポンプ挿入孔(44)に前記筒部(48)が挿入された状態の前記ポンプケース(46)を所定角度だけ所定の取付け方向(58)に回動することによって、前記各係止片(56)に前記ポンプ挿入孔(44)の軸方向内方側から係合するようにして突設され、前記ポンプ挿入孔(44)を囲む環状のシール部材(59)が前記燃料タンク(27)の前記壁(41a)および前記ポンプケース(46)間に挟持される燃料ポンプの取付け構造において、前記ポンプ挿入孔(44)に前記筒部(48)が挿入された状態の前記ポンプケース(46)を前記取付け方向(58)に所定角度だけ回動するのに応じて前記係止片(56)に各爪(57)が係合する際にそれらの係止片(56)で少なくとも一部が削られる調整部(57c)が、前記各爪(57)に形成されることを特徴とする燃料ポンプの取付け構造。
  2. 前記爪(57)が、前記ポンプ挿入孔(44)の軸線に直交する平面に配置される複数の前記係止片(56)に対して直交するようにして前記筒部(48)の軸方向に沿って延びる支持部(57a)と、前記係止片(56)に係合すべく前記ポンプ挿入孔(44)の軸線に沿う前記支持部(57a)の外端から前記筒部(48)の周方向に沿って延びる係合部(57b)とを一体に有し、前記係合部(57b)に前記調整部(57c)が設けられることを特徴とする請求項1記載の燃料ポンプの取付け構造。
  3. 前記係合部(57b)が、前記筒部(48)の半径方向に沿う外方に向かうにつれて前記筒部(48)の軸方向に沿う厚みを小さくするように形成されることを特徴とする請求項2記載の燃料ポンプの取付け構造。
  4. 前記調整部(57c)が、前記係合部(57b)から前記係止片(56)側に向けて突出するようにして該係合部(57b)に設けられ、該調整部(57c)の前記係合部(57b)からの突出量が前記取付け方向(58)に沿う後方に向かうにつれて大きくなるように設定されることを特徴とする請求項3記載の燃料ポンプの取付け構造。
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