JP4371847B2 - 軽車両のカバー支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体フレームに搭載されるパワーユニットの一部を覆うカバーが該パワーユニットの構成部品とは別部品として製作されていて、前記パワーユニットもしくは該パワーユニットの周囲に配置される支持部材に該カバーが複数の支持箇所で支持される軽車両のカバー支持構造に関する。
軽車両である自動二輪車の車体フレームに搭載されるパワーユニットの一部を覆うカバーの複数箇所が前記パワーユニットおよび車体フレームにボルトで締結されたもの(特許文献1参照。)や、パワーユニットにおけるエンジンの一部を覆うカバーに設けられる複数の係合突部が前記エンジンに着脱可能に弾発係合されるもの(特許文献2参照。)が知られている。
実開昭59−31589号公報 特開2003−83162号公報
ところが、上記特許文献1で開示されるようにカバーを複数箇所でパワーユニットやパワーユニットの周囲の部材にボルトで締結するようにすると、カバーの組付けに時間がかかり、しかもカバーをパワーユニットや支持部材に直接取り付けるようにすると、カバーが合成樹脂から成るものである場合には、締めつけによってカバーが変形しないように配慮する必要がある。一方、上記特許文献2で開示されるように、カバーの複数箇所に設けられる係合突部をパワーユニットや支持部材に弾発係合するものでは、組付けが容易となり、しかもカバーが合成樹脂から成るものであっても変形の原因となることはないが、カバーがちょっとした外力の作用等によって簡単に外されてしまう可能性がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、カバーの組付けを比較的容易としつつカバーが簡単には外れないようにした軽車両のカバー支持構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、車体フレームに搭載されるパワーユニットの一部を覆うカバーが該パワーユニットの構成部品とは別部品として製作されていて、前記パワーユニットもしくは該パワーユニットの周囲に配置される支持部材に該カバーが複数の支持箇所で支持される軽車両のカバー支持構造であって、前記各支持箇所のうち少なくとも1つの支持箇所では、前記カバーに挿通されるとともに前記パワーユニットもしくは前記支持部材に螺合されるボルトにカバーが弾性支持され、前記複数の支持箇所のうち前記ボルトが配設される支持箇所を除く残余の支持箇所では、前記カバーおよび前記パワーユニットもしくは前記支持部材の一方に突設される支持突部が、前記カバーおよび前記パワーユニットもしくは前記支持部材の他方に装着される弾性部材に弾性的に嵌入され、前記残余の支持箇所のうち少なくとも1つの支持箇所では、前記支持突部の前記弾性部材への弾性的な嵌入状態を保持する抜け止め手段が、前記支持突部及び前記弾性部材間に設けられることを特徴とする。
また請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成に加えて、前記ボルトが配設される支持箇所は前記カバーの下部に設定され、前記ボルトが配置される支持箇所よりも上方に設定される前記残余の支持箇所では、前記カバーの内面に前記支持突部が突設され、前記パワーユニットもしくは支持部材に前記弾性部材が装着されることを特徴とする。
さらに請求項記載の発明は、請求項または記載の発明の構成に加えて、前記抜け止め手段が、前記支持突部のうち前記弾性部材から突出した部分に、前記弾性部材に係合するピンが挿通されて成ることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、カバーに設定される複数の支持箇所の一部ではボルトを用いてカバーを組付けるが、残余の支持箇所では、支持突部が弾性部材に弾性的に嵌入される構造であるので、全ての支持箇所で締結作業を必要とするものに比べると、カバーの組付け作業を容易とすることができる。またカバーを外すときには、ボルトを緩める必要があるだけでなく、残余の支持箇所のうち少なくとも1つの支持箇所では抜け止め手段によって支持突部の弾性部材への嵌入状態が保持されるので、ちょっとした外力等でカバーが簡単に外れてしまうことを回避することができる。しかもカバーは前記ボルトに弾性支持されるので、カバーが合成樹脂から成るものであっても、ボルトの締めつけによってカバーに変形が生じることを防止することができる。
また請求項記載の発明によれば、外部から見えるボルトがカバーの下部に配置されるとともに、支持突部がカバーの上部内面に突設されているので、カバーの支持部を外方から見え難くして外観性を高めることができる。
さらに請求項記載の発明によれば、抜け止め手段を単純な部品を用いて単純に構成することができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図5は本発明の第1実施例を示すものであり、図1は自動二輪車の側面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4矢視図、図5は図3の5−5線拡大断面図である。
先ず図1において、軽車両である自動二輪車の車体フレームFが前端に備えるヘッドパイプ15には、前輪WFを軸支するフロントフォーク16が操向可能に支承され、操向ハンドル17がフロントフォーク16に連結される。また前記車体フレームFの前部には、前方のバンクBFおよび後方のバンクBFが略V字形をなすように配置されて成るV型のエンジンEと、該エンジンEが備えるクランクケース18内に収容される変速機Mとで構成されるパワーユニットPが搭載されており、エンジンEの上方を覆うようにして燃料タンク19が車体フレームFの前部に搭載される。
車体フレームFは、前記パワーユニットPよりも後方側に配置される左右一対のピボットプレート27…を備えており、前後に延びる左右一対のスイングアーム20…の前部がピボットプレート27…で揺動可能に支承され、両スイングアーム20…の後端間に後輪WRが軸支される。また車体フレームFおよび両スイングアーム20…の後部間にはリヤクッションユニット21…がそれぞれ介設される。しかも両スイングアーム20…のうち左側のスイングアーム20は筒状に形成されており、前記パワーユニットPからの動力を後輪WRに伝達するためのドライブシャフト22が左側のスイングアーム20に収容される。
また燃料タンク19よりも後方側で車体フレームFにはライダーを座乗させるためのメインシート23が取付けられ、該メインシート23よりも後方側で車体フレームFには、同乗者用のピリオンシート24が取付けられる。
前輪WFを上方から覆うフロントフェンダー25はフロントフォーク16に取付られ、後輪WRを上方から覆うリヤフェンダー26は車体フレームFの後部に取付けられる。
図2において、前記パワーユニットPのエンジンEにおけるクランクケース18の後部左側は、該パワーユニットPの構成部品とは別部品として製作された、たとえば合成樹脂から成るカバー30で覆われるものであり、このカバー30に設定される複数の支持箇所、この実施例では第1〜第3の支持箇所S1,S2,S3が、前記パワーユニットPにおけるクランクケース18、該クランクケース18の左側面の一部を覆うクランクケースカバー31、ならびにパワーユニットPの周囲に配置されるようにして前記クランクケース18に取付けられる支持部材としてのステー32に支持される。
第1〜第3の支持箇所のうちの少なくとも1つ(この実施例では1つ)である第1の支持箇所S1はカバー30の前端側下部に設定されるものであり、この第1の支持箇所S1では、カバー30に挿通されるとともに前記パワーユニットPにおけるクランクケース18に螺合されるボルト33にカバー30が弾性支持される。
図3において、第1の支持箇所S1に対応してクランクケース18の下部には、取付けボス18aがカバー30側に向けて突出するようにして一体に設けられる。一方、第1の支持箇所S1でカバー30の下部には、前記取付けボス18aの先端との間に環状のワッシャ34を挟み込む支持部30aが、カバー30の一部を内方に凹ませるようにして設けられており、該支持部30aには支持孔35が設けられる。
ボルト33は、その一端側から順に、前記取付けボス18aに螺合されるねじ軸部33aと、ねじ軸部33aの他端から半径方向外方に張り出して前記取付けボス18aの端面に当接する当接鍔部33bと、前記支持孔35に挿通されるようにして当接鍔部33bに一端が同軸に連なる軸部33cと、該軸部33cの他端から半径方向外方に張り出すフランジ部33dと、該フランジ部33dに連設される操作部33eとを一体に有するものであり、前記当接鍔部33bは支持孔35およびワッシャ34に挿通可能な外径を有するとともにワッシャ34よりも薄く形成され、前記フランジ部33dは支持孔35よりも大径に形成される。
前記ボルト33のフランジ部33dおよびカバー30の支持部30a間には、一部を支持孔35内に挿入せしめるようにして弾性材料により筒状に形成されるグロメット36が介装されるものであり、このグロメット36は、ボルト33の当接鍔部33bを無理やりに貫通せしめることにより、ボルト33を取り外した状態では該ボルト33の軸部33cに保持されることになる。
図4および図5を併せて参照して、第1〜第3の支持箇所S1〜S3のうちボルト33が配設される第1の支持箇所S1を除く残余の支持箇所である第2および第3の支持箇所S2,S3は、第1の支持箇所S1よりも上方に設定される。しかも第2および第3の支持箇所S2,S3では、カバー30およびパワーユニットPもしくは該パワーユニットPの周囲に配置される支持部材の一方に突設される支持突部30c,30eが、カバー30およびパワーユニットPもしくは前記支持部材の他方に装着される弾性部材であるグロメット37,41に弾性的に嵌入されるものであり、この第1実施例では、第2の支持箇所S2で前記カバー30の内面に突設される支持突部30cがクランクケースカバー31に一体に設けられたブラケット31aに装着されるグロメット37に弾性的に嵌入され、第3の支持箇所S3で前記カバー30の内面に突設される支持突部30eがクランクケース18に取付けられる支持部材としてのステー32に装着されたグロメット41に弾性的に嵌入される。
第2の支持箇所S2はカバー30の前後方向中間の上部に設定されるものであり、この第2の支持箇所S2に対応する部分で前記ブラケット31aには、該ブラケット31aの両面に係合する鍔部37a,37bを両端に有して弾性材料により筒状に形成されるグロメット37が装着される。しかも該グロメット37は、ボルト33の軸線を中心とする仮想円の接線方向を長径方向とした楕円形の横断面形状を有するように形成されており、このグロメット37の内面で形成される挿通孔38も楕円形の横断面形状を有する。
一方、第2の支持箇所S2でカバー30の内面には、前記グロメット37の鍔部37bに先端を当接させる当接突部30bが一体に突設され、この当接突部30bの先端からは前記挿通孔38に挿通される支持突部30cが一体に突設される。しかも支持突部30bは、楕円形である挿通孔38の短径方向両端の内側面に弾発的に接触する直径を有する円形の横断面形状を有するように形成される。
第3の支持箇所S3は、前記第1の支持箇所S1よりもわずかに高い位置でカバー30の後端側下部に設定される。一方、カバー30の後部で覆われるようにしてクランクケース18の後部には、変速機の出力軸に設けられるベベルギヤに噛合するようにしてドライブシャフト22の前端に設けられるベベルギヤを収容するギヤケース部18bが設けられており、該ギヤケース部18bに、上下に長く形成されるステー32が取付けられる。
前記ステー32の上部は位置決めピン39によって前記ギヤケース部18bに位置決め支持されており、ステー32の上下方向中間部がねじ部材40でギヤケース部18bに締結される。またステー32の下部はギヤケース部18bよりも下方に延出されており、このステー32の下部に、該ステー32の両面に係合する鍔部41a,41bを両端に有して弾性材料により筒状に形成されるグロメット41が装着される。
第3の支持箇所S3でカバー30の内面には、前記グロメット41の鍔部41bに先端を当接させる当接突部30dが一体に突設され、この当接突部30dの先端からは前記グロメット41に弾性的に嵌入される支持突部30eが一体に突設される。すなわち支持突部30eの基部外周には環状凹部42が形成されており、この環状凹部42にグロメット41を係合させるようにして支持突部30eがグロメット41に弾性的に嵌入される。これにより第3の支持箇所S3でカバー30はステー32に弾性支持されることになる。
ところで、第2および第3の支持箇所S2,S3のうち少なくとも1つの支持箇所、この実施例では第2の支持箇所S2では、その支持突部30cのグロメット37への弾性的な嵌入状態を保持する抜け止め手段45が、支持突部30cおよびグロメット37間に設けられるものであり、該抜け止め手段45は、支持突部30cのうちグロメット37から突出した部分に、グロメット37の鍔部37aにワッシャ46を介して係合するピン47が挿通されて成る。
而して支持突部30cのうちグロメット37から突出した部分には、その一直径線に沿う貫通孔48が設けられるものであり、前記ピン47は、貫通孔48に挿通されて前記ワッシャ46にグロメット37とは反対側から当接、係合するようにして直線状に延びる挿通軸部47aと、前記支持突部30cにおける外周の一部に弾発的に係合するようにして前記挿通軸部47aの一端に一体に連なる係合部47bとを有する従来周知のものである。
次にこの第1実施例の作用について説明すると、パワーユニットPにおけるクランクケース18の一部を覆うカバー30が、第1〜第3の支持箇所S1,S2,S3で、パワーユニットPにおけるクランクケース18、該クランクケース18の左側面の一部を覆うクランクケースカバー31、ならびに前記クランクケース18に取付けられるステー32に支持されるのであるが、第1〜第3の支持箇所S1〜S3のうち少なくとも1つである第1の支持箇所S1では、カバー30に挿通されるとともにパワーユニットPにおけるクランクケース18の取付けボス18aに螺合されるボルト33にカバー30がグロメット36を介して弾性支持され、第1〜第3の支持箇所S1〜S3のうち前記ボルト33が配設される第1の支持箇所S1を除く残余の支持箇所である第2および第3の支持箇所S2,S3では、カバー30に突設される支持突部30c,30eが、クランクケース18およびステー32に装着されるグロメット37,41に弾性的に嵌入され、第2および第3の支持箇所S2,S3のうちの少なくとも1つである第2の支持箇所S2では、支持突部30cのグロメット37への弾性的な嵌入状態を保持する抜け止め手段45が、支持突部30cおよびグロメット37間に設けられる。
すなわちカバー30に設定される第1〜第3の支持箇所S1〜S3の一部である第1の支持箇所S1ではボルト33を用いてカバー30をクランクケース18に組付けるが、残余の支持箇所である第2および第3の支持箇所S2,S3では、支持突部30c,30eがグロメット37,41に弾性的に嵌入される構造であるので、全ての支持箇所S1〜S3で締結作業を必要とするものに比べると、カバー30の組付け作業を容易とすることができる。
またカバー30を外すときには、ボルト33を緩める必要があるだけでなく、第2および第3の支持箇所S2,S3のうち少なくとも1つの支持箇所である第2の支持箇所S2では抜け止め手段45によって支持突部30cのグロメット37への弾性的な嵌入状態が保持されるので、ちょっとした外力等で第2および第3の支持箇所S2,S3が簡単に外れてしまうことを回避することができる。
しかも第1の支持箇所S1にあってもカバー30はボルト33にグロメット36を介して弾性支持されるので、カバー30がこの第1実施例のように合成樹脂から成るものであっても、ボルト33の締めつけによってカバー30に変形が生じることを防止することができる。
またボルト33が配設される第1の支持箇所S1はカバー30の下部に設定され、第1の支持箇所S1よりも上方に設定される第2および第3の支持箇所S2,S3では、カバー30の内面に支持突部30c,30eが突設され、クランクケースカバー31のブラケット31aおよびステー32にグロメット37,41が装着されるので、外部から見えるボルト33がカバー30の下部に配置されるとともに、支持突部30c,30eがカバー30の上部内面に突設されるようにして、カバー30の支持部を外方から見え難くし、外観性を高めることができる。
さらに抜け止め手段45は、第2の支持箇所S2における支持突部30cのうちグロメット37から突出した部分に、そのグロメット37にワッシャ48を介して係合するピン47が挿通されて成るものであり、抜け止め手段45を単純な部品を用いて単純に構成することができる。
図6は本発明の第2実施例を示すものであり、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
第1の支持箇所S1でカバー30の下部には、該カバー30の一部を内方に凹ませるようにして支持部30aが設けられており、該支持部30aには支持孔35が設けられる。この支持孔35には、クランクケース18に設けられた取付けボス18aの先端に当接する鍔部51aを一端に有する円筒状のカラー51と、該カラー51を囲繞する弾性材料製のグロメット52とが挿通され、グロメット52は、前記鍔部51aおよび支持部30a間に挟まれる鍔部52aを一端に有するとともに前記支持部30aに外方から対向する鍔部52bを他端に有して円筒状に形成される。
前記取付けボス18aには、前記カラー51に挿通されるボルト53が螺合されるものであり、このボルト53には、前記グロメット52の鍔部52bとの間にワッシャ54を挟むフランジ部53aが一体に設けられる。
この第2実施例によっても、第1の支持箇所S1ではカバー30に挿通されて取付けボス18aに螺合されるボルト53に、カバー30がグロメット52を介して弾性支持されることになり、上記第1実施例と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
第1実施例の自動二輪車の側面図である。 図1の要部拡大図である。 図2の3−3線断面図である。 図2の4矢視図である。 図3の5−5線拡大断面図である。 第2実施例の図3に対応した断面図である。
30・・・カバー
30c,30e・・・支持突部
32・・・支持部材としてのステー
33,53・・・ボルト
37,41・・・弾性部材としてのグロメット
45・・・抜け止め手段
47・・・ピン
F・・・車体フレーム
P・・・パワーユニット
S1,S2,S3・・・支持箇所

Claims (3)

  1. 車体フレーム(F)に搭載されるパワーユニット(P)の一部を覆うカバー(30)が該パワーユニット(P)の構成部品とは別部品として製作されていて、前記パワーユニット(P)もしくは該パワーユニット(P)の周囲に配置される支持部材(32)に該カバー(30)が複数の支持箇所(S1,S2,S3)で支持される軽車両のカバー支持構造であって、
    前記各支持箇所(S1〜S3)のうち少なくとも1つの支持箇所(S1)では、前記カバー(30)に挿通されるとともに前記パワーユニット(P)もしくは前記支持部材(32)に螺合されるボルト(33,53)にカバー(30)が弾性支持され、前記複数の支持箇所(S1〜S3)のうち前記ボルト(33,53)が配設される支持箇所(S1)を除く残余の支持箇所(S2,S3)では、前記カバー(30)および前記パワーユニット(P)もしくは前記支持部材(32)の一方に突設される支持突部(30c,30e)が、前記カバー(30)および前記パワーユニット(P)もしくは前記支持部材(32)の他方に装着される弾性部材(37,41)に弾性的に嵌入され、前記残余の支持箇所(S2,S3)のうち少なくとも1つの支持箇所(S2)では、前記支持突部(30c)の前記弾性部材(37)への弾性的な嵌入状態を保持する抜け止め手段(45)が、前記支持突部(30c)及び前記弾性部材(37)間に設けられることを特徴とする、軽車両のカバー支持構造。
  2. 前記ボルト(33,53)が配設される支持箇所(S1)は、前記パワーユニット(P)の下部を覆う前記カバー(30)の下部に設定され、前記ボルト(33,53)が配置される支持箇所(S1)よりも上方に設定される前記残余の支持箇所(S2,S3)では、前記カバー(30)の内面に前記支持突部(30c,30e)が突設され、前記パワーユニット(P)もしくは支持部材(32)に前記弾性部材(37,41)が装着されることを特徴とする請求項記載の軽車両のカバー支持構造。
  3. 前記抜け止め手段(45)が、前記支持突部(30c)のうち前記弾性部材(37)から突出した部分に、前記弾性部材(37)に係合するピン(47)が挿通されて成ることを特徴とする請求項または記載の軽車両のカバー支持構造。
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