JP2006101689A - 電気機械のための巻線支持体 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な方法及び少ない投資・材料コストで高い銅占積率が得られる電気機械のための巻線支持体を提供する。
【解決手段】少なくともスロット(21)内の層が、各スロット(21)内に配置された少なくとも1つの薄板スリーブ(42,43)であるようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気機械のための巻線支持体であって、該巻線支持体が複数の極歯を有しており、隣り合った極歯が、その間で少なくとも1つのスロットを制限しており、これらのスロットに、それぞれ少なくとも1本の巻線が配置されており、巻線支持体のスロット内と端面とに1つの層が設けられている形式のものに関する。
このような形式の巻線支持体は複数の極歯を有している。隣り合った極歯は、その間で少なくとも1つのスロットを制限しており、これらのスロットには少なくとも各1本の巻線が挿入される。巻線支持体は、スロット内及び端面にそれぞれ絶縁層が設けられている。それというのも、スロット絶縁無しでは巻線線材が電機子薄板の打抜き縁部によって損傷されるからである。前記絶縁層のための可能な変化態様は、ペーパライニング、プラスチックマスク及び静電パウダコーティングである。
ペーパライニングの場合、線材は巻成時に縁部を巡って、これらの縁部に位置するペーパに埋め込まれてよい。これにより、線材がスロット底部に正しく滑り込まない恐れがある。その結果、線材は不都合に配分され且つ銅占積率が低くなる。更に、線材が巻成時に絶縁部の背面に達するという危険が生じる。
プラスチックマスクは巻線支持体の端面を被覆し且つスロット内部に達する。この場合、0.4〜0.5mmの最小肉厚を設けねばならない。しかしこれにより、線材延いては銅占積率に関するスペースが減少される。
静電パウダコーティングの場合は高い銅占積率が得られる。しかし、投資コストが著しく高いので、大量個数の場合にしか割に合わない。
前記の全ての方法に共通して、材料は極めて薄くなければならない。それというのも、当該材料は供与可能なスロットスペースを縮小して、電磁回路を機能させなくするからである。
本発明の課題は、前記の公知の欠点を回避することにある。
この課題を解決するために本発明では、少なくともスロット内の層が、各スロット内に配置された少なくとも1つの薄板スリーブであるようにした。
請求項1の特徴部に記載の構成を有する本発明による電気機械のための巻線支持体は、簡単な方法及び少ない投資・材料コストで、高い銅占積率が得られるという利点を有している。このために規定された電気機械のための巻線支持体は複数の極歯を有しており、隣り合った極歯が、その間で少なくとも1つのスロットを制限しており、これらのスロットは少なくとも各1本の巻線を有しており、巻線支持体のスロット内と端面とに1つの層が設けられており、少なくともスロット内の層が、各スロット内に配置された少なくとも1つの薄板スリーブである。
この薄板スリーブは電磁的に作用するので、極歯を「絶縁薄板」の厚さだけ減らすことができる。これにより、スロット絶縁のために従来必要とされた面を省くことができる。それというのも、この機能は薄板スリーブによって代替されるからである。薄板は圧延表面(極めて平滑)を有しているので、巻線線材は損傷されない。この絶縁が十分でない場合は、例えば極めて薄い絶縁層(例えばラッカコーティング)を備えた薄板を使用することができる。
本発明は、最高とは言わないまでも、高い銅占積率を可能にする。それというのも、スロット内にパッシブな絶縁部材が存在しないからである。本発明は廉価である。なぜならば、安価な絶縁材料(=薄板)が使用されるからである。この絶縁材料は、簡単で廉価な組立てを可能にする(プロセス及び機械はペーパ挿入の場合と同様である)。薄板の上下縁部を変形させることによって、絶縁部を積層鉄心の形成に利用することも可能である。この積層鉄心は、例えば機能構成群として追加購入可能である。銅線材と薄板との間には最低限の絶縁層しか存在していないので、良好な放熱が得られる。絶縁された積層鉄心は1つの材料(薄板)だけから成っているので、簡単に(グローバルに)調達可能である。
薄板スリーブが、少なくとも1つのほぼU字形の横断面を有しており且つ各スロットのスロット底部と少なくとも1つの側壁とに接触していることにより、当該の薄板スリーブは最適にスロットに接触しており且つ必要なところにしか接触していない。スロットがアンダカットされており、薄板スリーブがC字形の横断面を有しており且つ各スロットのアンダカットに接触していると、巻線は巻成時も比較的良好に保護されている。
薄板スリーブが、巻線支持体の少なくとも1つの第1の端面における少なくとも1つの第1の端部を以て各スロットを越えて突出しており且つ少なくとも第1の端部に漏斗形の拡張区分を有しており、この拡張区分の縁部が、薄板スリーブの第2の端部の方向で曲げられており且つ第1の端面に接触していると、当該端面における少なくとも1つのプラスチックマスクを省くことができる。それというのも、スロットから端面に至る損傷又は端面からスロットに至る損傷の危険無しで線材を設けることができるからである。第2の端面において、薄板スリーブの第2の端部が縁曲げされた区分を有しており、この区分が薄板スリーブの第1の端部の方向で曲げられており且つ第2の端面に接触している場合は、プラスチックマスクは全く必要ない。絶縁薄板が、電機子鉄心の打抜き縁部を容易に被覆する。
これに対して、巻線支持体の両端面の内の少なくとも一方は、ほぼ平らなプラスチックディスクによって被覆されていてよく、この場合、プラスチックディスクは主として極歯の少なくとも一方の端面の、少なくとも巻線が接触するところを被覆する。これは簡単な択一的な構成であり、プラスチックディスクがほぼ巻線支持体の端面の形状を有しており且つ少なくとも極歯において、スロットを制限する各極歯の各側で、少なくとも薄板スリーブの厚さだけ当該極歯を越えて突出することによって更に改良可能である。
有利には薄板スリーブは、圧延された表面を有する金属薄板から成っており且つ/又は絶縁層が設けられており且つ/又は電気金属薄板から製作されている。
有利な改良では、このような巻線支持体は、極歯が半径方向外側に向けられたインナロータの電機子か、又はアウタロータのステータである。それというのも、この場合に極歯は容易に曲げ開かれるからである。
このような巻線支持体を備えた電気機械は、比較可能な構成サイズの電気機械に比べてより高い銅占積率に基づいて、より高い性能を有している。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面につき詳しく説明する。
図1及び図2には、回転式の電気機械10が簡略化されて示されている。この電気機械10は、自動車において例えばシートアジャスタ、ウインドウリフタ、ワイパ駆動装置等に使用される直流モータであってよい。但し、発電機であってもよい。
ケーシング12には、軸16を有する電機子14が配置されている。この電機子14は、電気機械10のための巻線支持体を成している。電機子14は、金属薄板又はいわゆるSMC材料(Soft Magnetic Composite)から成る積層鉄心として製作されている。金属薄板から成る積層鉄心の場合、個々の薄板(符号14に対応)の厚さは0.5mmであり、これは1/10ミリメートル範囲内の偏差を含んでいてよい。
電機子14は複数の巻線18を有している。図面を見やすくするために、図1では1本の巻線18しか図示されていない。電機子14の円環区分19からは複数の極歯20が半径方向外側に向かって突出しており、これらの極歯20は、巻線18を収容するためのスロット21を仕切っている若しくは形成している。この実施例では、極歯20は8つである。これに対応して、スロット21も8つある。もちろん、他の数も可能である。極歯20は、それぞれ前記区分19から出発する歯ネック部22と、これらの歯ネック部22に続く歯ヘッド部24とを有している。歯ネック部22の間には、それぞれ前記区分19の外周面にスロット21のスロット底部25が形成されている。
歯ネック部22は、有利にはそれぞれ電機子14の全周にわたって均等に配分されており且つ真っ直ぐに突出している、即ち、歯ネック部22は湾曲された延在部を有していない。但し、歯ネック部22が湾曲された延在部を有しているということも考えられる。更に、歯ネック部22は、ほぼ一定の幅を有している。但し、この幅は択一的に可変であってもよい、即ち、内側から外側に向かって狭幅又は広幅になってもよい。
歯ヘッド部24は、それぞれ歯ネック部22に対して横方向に突出しており且つ互いに逆向きの区分28を有している。これらの区分28はアンダカット30を形成しており、これにより、これらのアンダカット30がアンダカットされたスロット21を制限している。更に、前記区分28はスロットのスリット32を制限している。
電機子14の積層鉄心の端面34,36は、各1つのプラスチックディスク38によって被覆されている。スロット21、即ち歯ネック部22の側壁40、スロット底部25、必要な場合はアンダカット30及び場合によってはスロットのスリット32は、有利にはスリットの設けられた薄板スリーブ42によってライニングされており、この場合、スロットのスリット32と薄板スリーブ42のスリットとは、有利には合致している。図面を見やすくするために、図1では1つのスロット21においてのみ、薄板スリーブが点線で示されている。
プラスチックディスク38は、ほぼ電機子14の端面34,36の形状を有している。この実施例では、プラスチックディスク38は一体成形された歯ネック部22を有するディスク形の区分19に対応する形状を有している。但し、付加的に歯ヘッド部24をカバーする区分が設けられていてもよい。プラスチックディスク38は、主として極歯20の、少なくとも巻線18が接触する端面34,36を被覆する必要がある。プラスチックディスク38が、例えば材料を節約するために歯ネック部22に沿って延在するスリットを有しているということも可能である。
プラスチックディスク38は、各極歯20のスロット21を制限している各側若しくは側壁40において、少なくとも薄板スリーブ42の厚さだけ、前記極歯20を越えて突出している。薄板スリーブ42の厚さは約0.4mmである。端面34,36からスロット21への移行域において、プラスチックディスク38は丸く面取りされている。有利には、この面取り部の半径は、巻き付けられる巻線18の線材の半径と同じ大きさである。
特に図3から判るように、プラスチックディスク38は、例えば個々の薄板の厚さの0.5〜5倍だけスロット21に突入しており、これにより、プラスチックディスク38はセンタリングもされる。但し、センタリングするためには択一的にプラスチックディスク38の極歯20の範囲内にセンタリングピン44が設けられてよく、このセンタリングピン44は、極歯20若しくは極歯20の歯ネック部22の切欠き46内に配置されている。このことは、例えばプレス嵌めを介して行われるか、又は接着によって行われてよい。前記切欠き46は打ち抜かれてよい。
択一的又は付加的に、プラスチックディスク38は1平面内に配置されたウェブ若しくは翼48を有しており、これらの翼48は、互いに面した短い方の小幅側で歯ネック部22の両側に接触しており且つ極歯20のアンダカット30には2つの面を以て接触している。翼48によってもやはりセンタリングが行われる。翼48の幅は、アンダカット30の幅とほぼ同じであるか又はやや狭幅であり且つ翼48のスロット21への侵入深さに関しては、その幅よりも小である。翼48は、最高でプラスチックディスク38の厚さと同じである、つまり、10分の数ミリメートルである。翼48は面状にアンダカット30にしか接触していないので、巻線18のスペースを占領しない範囲に配置されている。
薄板スリーブ42は、各スロット21においてU字形若しくはC字形の横断面を有している。図3に示したように、それぞれスロット21に配置された薄板スリーブ42は、スロット21の長さよりも10分の数ミリメータ又は数ミリメータ短くなっている。
スロット21はアンダカットされているので、薄板スリーブ42はC字形の横断面を有しており且つ各スロット21のアンダカット30に接触している。但し、薄板スリーブ42が少なくとも1つのほぼU字形の横断面を有しており且つ各スロット21のスロット底部25と少なくとも側壁40とに接触していても十分である。スロット底部25に密着している基部は著しく平らである。側壁40に接触している側方脚部は広げられている。アンダカット30に接触している端部片は、側方脚部から出発して互いに向かって且つ基部から離反して延びている。各移行部は面取りされている。
図4には完成した積層鉄心が示されており、この場合、より良好に明瞭にするために、1つの極歯20若しくは歯ネック部22が中断されて示されている。
図5には、ちょうど薄板スリーブ42が押し込まれるところの積層鉄心が示されている。この過程に引き続いて、端面34,36がプラスチックディスク38によって被覆される。
やはり1つの極歯20若しくは歯ネック部22が中断されて図示された図6では、スリットの設けられた薄板スリーブ43が、巻線支持体14の第1の端面34における第1の端部50を以て各スロット21を越えて突出しており且つ第1の端部50に漏斗形の拡張区分52を有している様子が示されている。この区分52の縁部54は、薄板スリーブ43の第2の端部56の方向で曲げられており且つ第1の端面34に接触している。薄板スリーブ43の第2の端部56は、第2の端面36において縁曲げされた区分58を有しており、この区分58もやはり第1の区分と同様に漏斗形に拡張されており且つその縁部60は第1の端部50の方向で曲げられている。縁曲げされた区分58を以て、薄板スリーブ43は第2の端面36に接触している。
もちろん、薄板スリーブ43の第1の端部50だけが縁曲げされた、又は漏斗形の拡張区分52を有していても十分である。このようにして、薄板スリーブ43がまず最初に製作される。図7に示したように、薄板スリーブ43が端面34から挿入された後で、図6に示した縁曲げが行われるか、又は図4に示したプラスチックディスク38によるカバーが設けられてよい。
薄板スリーブ42,43は、圧延された表面を有する金属薄板から成っており且つ/又は絶縁層が設けられており且つ/又は電気金属薄板から成っている。例えば、DIN46400に基づく特別な磁気特性を備えた、ケイ素を合金された厚さ約0.2〜0.65mmの冷間圧延金属薄板が考慮される。DIN EN 10106、DIN EN 10107、DIN EN 10126、DIN EN 10165又はDIN IEC 61021に基づく冷間圧延された電気金属薄板及び電気金属帯材も使用可能である。しかしまた、熱間圧延された金属薄板も使用可能である。薄板スリーブ42,43は、打ち抜かれてから曲げられるか、又は深絞り加工されてよい。
本発明は、電機子14の形の巻線支持体にのみ限定されるものではない。図面から明らかなように、電機子の代わりにアウタロータ型モータ又は発電機のステータであってもよい。更に、極歯は必ずしも図示のように半径方向外向きでなくてもよい。極歯は、例えばより大きな円区分19から内側に向いていてもよく、このことは、例えば発電機又は電子整流式の電動モータのステータの場合に該当する。
薄板スリーブ42,43をスロット21に挿入するための特に良好な状態は、スロット21の長さが巻線支持体14の直径よりも小さな電気機械10において得られる。従って、薄板スリーブ42,43は特に良好に前記のような機械に適している。
電気機械の横断面図である。 図1に示した断面線II−II線に基づく断面図である。 図2に基づく第1実施例の断面図である。 第1実施例における電機子鉄心を抜粋して斜視図で示した図である。 図4に示した電機子鉄心の組立て中を示した図である。 図2に基づく第2実施例の断面図である。 第2実施例における電機子鉄心を抜粋して斜視図で示した図である。
符号の説明
10 電気機械、 12 ケーシング、14 電機子、 16 軸、 18 巻線、 20 極歯、 21 スロット、 22 歯ネック部、 24 歯ヘッド部、 25 スロット底部、 30 アンダカット、 32 スロットのスリット、 34,36 端面、 38 プラスチックディスク、 40 側壁、 42,43 薄板スリーブ、 44 センタリングピン、 46 切欠き、 48 翼、 50 第1の端部、 54 縁部、 56 第2の端部

Claims (10)

  1. 電気機械(10)のための巻線支持体(14)であって、該巻線支持体が複数の極歯(20)を有しており、隣り合った極歯(20)が、その間で少なくとも1つのスロット(21)を制限しており、これらのスロットに、それぞれ少なくとも1本の巻線(18)が配置されており、巻線支持体(14)のスロット(21)内と端面(34,36)とに1つの層が設けられている形式のものにおいて、
    少なくともスロット(21)内の前記層が、各スロット(21)内に配置された少なくとも1つの薄板スリーブ(42,43)であることを特徴とする、電気機械のための巻線支持体。
  2. 薄板スリーブ(42,43)が、少なくとも1つのほぼU字形の横断面を有しており且つ各スロット(21)のスロット底部(25)と少なくとも側壁(40)とに接触している、請求項1記載の巻線支持体。
  3. スロット(21)がアンダカットされており、薄板スリーブ(42,43)がC字形の横断面を有しており且つ各スロット(21)のアンダカット(30)に接触している、請求項1又は2記載の巻線支持体。
  4. 薄板スリーブ(43)が、巻線支持体(14)の少なくとも一方の第1の端面(34)における少なくとも1つの第1の端部を以て各スロット(21)を越えて突出しており且つ少なくとも第1の端部(50)に漏斗形の拡張区分(52)を有しており、該拡張区分の縁部(54)が、薄板スリーブ(43)の第2の端部(56)の方向で曲げられており且つ第1の端面(34)に接触している、請求項1から3までのいずれか1項記載の巻線支持体。
  5. 薄板スリーブ(43)の第2の端部(56)が、第2の端面(36)において縁曲げされた区分(58)を有しており、該区分が薄板スリーブ(43)の第1の端部(50)の方向で曲げられており且つ第2の端面(36)に接触している、請求項4記載の巻線支持体。
  6. 巻線支持体(14)の両端面(34,36)の内の少なくとも一方が、ほぼ平らなプラスチックディスク(38)によって被覆されており、該プラスチックディスク(38)が主として極歯(20)の少なくとも一方の端面(34,36)の、少なくとも巻線(18)が接触するところを被覆する、請求項1から5までのいずれか1項記載の巻線支持体。
  7. プラスチックディスク(38)が、ほぼ巻線支持体(14)の端面の形状を有しており且つ少なくとも極歯(20)において、スロット(21)を制限する各極歯(20)の各側(40)で、少なくとも薄板スリーブ(42,43)の厚さだけ当該極歯(20)を越えて突出している、請求項1から6までのいずれか1項記載の巻線支持体。
  8. 薄板スリーブ(42,43)が、圧延された表面を有する金属薄板から成っており且つ/又は絶縁層が設けられており且つ/又は電気金属薄板から成っている、請求項1から7までのいずれか1項記載の巻線支持体。
  9. 巻線支持体(14)がインナロータの電機子又はアウタロータのステータであり、極歯(20)が半径方向外側に向けられている、請求項1から8までのいずれか1項記載の巻線支持体。
  10. 請求項1から9までのいずれか1項記載の巻線支持体(14)を有する電気機械(10)。
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