JP2006096890A - エポキシ樹脂粉体塗料と、その製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 エポキシ樹脂と、その硬化剤とを含有するエポキシ樹脂粉体塗料であって、上記エポキシ樹脂として、エポキシ当量が2000以上である第1のエポキシ樹脂と、軟化点が70℃以下である第2のエポキシ樹脂とを含有することを特徴とするエポキシ樹脂粉体塗料と、このエポキシ樹脂粉体塗料の製造方法であって、(a)第1のエポキシ樹脂と第2のエポキシ樹脂とを含有し、かつ、硬化剤を含有しない原料混合物を溶融混合する工程と、(b)上記溶融混合物に、硬化剤を含有する残りの原料混合物を溶融混合する工程と、を有することを特徴とするエポキシ樹脂粉体塗料の製造方法。
【選択図】 なし
Description
しかしながら低融点のエポキシ樹脂を多く配合すると粉体塗料の融点が低下して、粉体塗料の粒子同士の融着が発生するなどの問題が起こる。
しかしながら、通常、分子量の大きいエポキシ樹脂は融点が高く固いため、多量に配合すると、エポキシ樹脂粉体塗料を製造する際、原料混合物の溶融混練時に均一分散させることが困難となる、粉砕性が悪く微粉砕できない、塗装溶融時の樹脂粘度が高く良好な塗装外観が得られにくい、等々の問題が起こる。
(1)エポキシ樹脂と、その硬化剤とを含有するエポキシ樹脂粉体塗料であって、上記エポキシ樹脂として、エポキシ当量が2000以上である第1のエポキシ樹脂と、軟化点が70℃以下である第2のエポキシ樹脂とを含有することを特徴とする、エポキシ樹脂粉体塗料。
(2)上記第1のエポキシ樹脂の含有量は、エポキシ樹脂全体に対して25〜75重量%
である上記(1)に記載のエポキシ樹脂粉体塗料。
(3)上記第1のエポキシ樹脂の含有量は、第1のエポキシ樹脂と、第2のエポキシ樹脂との合計に対して40〜85重量%である上記(1)又は(2)にエポキシ樹脂粉体塗料。
(4)さらに、無機充填材を含有する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のエポキシ樹脂粉体塗料。
(5)上記粉体塗料全体に対して、エポキシ樹脂と硬化剤との合計量が20〜95重量%である上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のエポキシ樹脂粉体塗料。
(6)上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のエポキシ樹脂粉体塗料の製造方法であって、
(a)上記第1のエポキシ樹脂と第2のエポキシ樹脂とを含有し、かつ、硬化剤を含有しない原料混合物を溶融混合する工程と、
(b)上記溶融混合物に、硬化剤を含有する残りの原料混合物を溶融混合する工程と、を有することを特徴とする、エポキシ樹脂粉体塗料の製造方法。
本発明のエポキシ樹脂粉体塗料(以下、単に「粉体塗料」と呼称することがある)は、エポキシ樹脂と、その硬化剤とを含有するエポキシ樹脂粉体塗料であって、上記エポキシ樹脂として、エポキシ当量が2000以上である第1のエポキシ樹脂と、軟化点が70℃以下である第2のエポキシ樹脂とを含有することを特徴とする。
また、本発明の粉体塗料の製造方法は、
(a)第1のエポキシ樹脂と第2のエポキシ樹脂とを含有し、かつ、硬化剤を含有しない原料混合物を溶融混合する工程と、
(b)上記溶融混合物に、硬化剤を含有する残りの原料混合物を溶融混合する工程と、
を有することを特徴とする。
まず、本発明の粉体塗料について詳細に説明する。
そして、粉体塗料の生産性、塗膜表面の平滑性などを考慮すると、上記エポキシ当量が2000以上、4500以下であるものを用いることが好ましい。
これらの中でも、通常、塗装性やコスト面から、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂を好適に用いることができる。
これにより、上記第1のエポキシ樹脂により上記効果を付与できるとともに、粉体塗料製造時の生産性が低下するのを抑制することができる。
これらの中でも、溶融粘度が低くコストも小さいことから、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂を好適に用いることができる。
上記併用できるエポキシ樹脂としては特に限定されないが、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキシ樹脂等のビスフェノール型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂等のノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、芳香族アミン型エポキシ樹脂のほか、これらを臭素化した臭素化エポキシ樹脂などが挙げられる。これらを単独又は2種以上組み合わせて用いることができる。
第1のエポキシ樹脂の配合量が上記下限値よりも少ないと、十分な機械的強度の向上効果が得られないことがある。一方、上記上限値を越えると、粉体塗料の配合によっては、加熱溶融時の粘度が高くなり、塗膜外観の低下などの塗装不良が発生することがある。
これにより、粉体塗料の生産性や保存性を実質的に低下させることなく、第1のエポキシ樹脂による上記効果を発現させることができる。
第1のエポキシ樹脂の含有量が上記下限値未満の場合、第2のエポキシ樹脂の種類によっては塗膜の機械的強度が低下したり、粉体塗料の粒子同士の融着が発生したりする場合がある。一方、上記上限値を越えると、粉体塗料の配合によっては、加熱溶融時の粘度が高くなり、塗膜外観の低下などの塗装不良が発生することがある。
ここで硬化剤としては特に限定されず、用いるエポキシ樹脂の種類や、粉体塗料が適用される目的に応じて種々のものを単独または複数を組み合わせ使用することができる。
具体的には、例えば、ジアミノジフェニルメタンやアニリン樹脂などの芳香族アミン、脂肪族アミンと脂肪族ジカルボン酸との縮合物、ジシアンジアミド及びその誘導体、各種イミダゾールやイミダゾリン化合物、アジピン酸、セバチン酸、フタル酸、マレイン酸、トリメリット酸、ベンゾフェノンジカルボン酸、ピロメリット酸などのポリカルボン酸またはその酸無水物、アジピン酸やフタル酸などのジヒドラジッド、フェノール、クレゾール、キシレノール、ビスフェノールAなどとアルデヒドとの縮合物であるノボラック類、
カルボン酸アミド、メチロール化メラミン類、ブロック型イソシアヌレート類などが挙げられる。
これらの中でも、特に、酸無水物系硬化剤が好ましい。これにより、粉体塗料の硬化特性を向上させることができる。
これにより、粉体塗料の塗装性を良好なものとすることができる。上記合計量が上記下限値よりも少ないと塗膜の平滑性が低下することがあり、一方、上記上限値よりも多いと塗装後の硬化工程である焼成時にタレやトガリといった塗膜の外観不良を起こすことがある。
これにより、粉体塗料の塗装性を良好なものにすることができる。配合量が上記下限値より少ないと、無機充填材の配合効果が充分でないことがある。一方、上記上限値よりも多いと塗膜の平滑性が低下することがある。
本発明の製造方法は、上記本発明の粉体塗料の製造方法であって、
(a)第1のエポキシ樹脂と第2のエポキシ樹脂とを含有し、かつ、硬化剤を含有しない原料混合物を溶融混合する工程と、
(b)上記溶融混合物に、硬化剤を含有する残りの原料混合物を溶融混合する工程と、
を有することを特徴とする。
(a)第1のエポキシ樹脂と第2のエポキシ樹脂とを含有し、かつ、硬化剤を含有しない原料混合物を溶融混合する。
さらに、この原料混合物は、硬化剤を含有しない。これにより、(a)工程において必要とされる比較的高い熱履歴を、硬化剤に与えることなく、溶融混合物を調製することができる。
(b)上記溶融混合物に、硬化剤を含有する残りの原料混合物を溶融混合する。
このように、原材料の溶融混合を2段階で行うことにより、第1のエポキシ樹脂のように溶融粘度が高く、溶融混練に高い熱履歴を必要とするものを用いても、硬化剤に与える熱履歴を必要最小限としながら、充分な精度で溶融混合することができる。これにより、粉体塗料の溶融特性を適正化し、特性のばらつきを低減させることができるとともに、第1のエポキシ樹脂による機械的強度の向上効果を有効に発現させることができる。
(1)(a)工程において、第1のエポキシ樹脂、第2のエポキシ樹脂を含むエポキシ樹脂のほか、無機充填材、顔料などの添加剤を含有する原料混合物を溶融混練して、次いで、(b)工程において、上記(a)工程で得られた溶融混合物に、硬化剤を混合して溶融混合する方法、
(2)(a)工程において、第1のエポキシ樹脂と第2のエポキシ樹脂とを溶融混練して、次いで、(b)工程において、上記(a)工程で得られた溶融混合物に、第1・第2のエポキシ樹脂以外のエポキシ樹脂、無機充填材、添加剤、硬化剤を含有する原料混合物を混合して溶融混合する方法、
などを適用することができる。
また、上記(1)の方法において、(a)工程で用いられる原料混合物は、硬化剤以外の全原料を含有するものであってもよいし、例えば、第2のエポキシ樹脂の一部、第1・第2のエポキシ樹脂以外のエポキシ樹脂、無機充填材、添加剤などの各々一部又は全部を(b)工程において硬化剤とともに用いることもできる。ただし、第1のエポキシ樹脂に
ついては、全量を(a)工程で用いることが好ましい。
例えば、原料混合物の調製には、コンクリートミキサー、ヘンシャルミキサーなどのミキサーを用いることができ、原料混合物の溶融混合には、エクストルーダー、二軸混練機、加圧ニーダーなどの溶融混合装置のほか、撹拌装置、温調装置などを備えた通常の反応装置などを用いることができる。また、溶融混合後は、ハンマーミル、ボールミルなどの粉砕装置を用いて好適な粒度に粉砕し、これを分級操作等行うことにより、粉体塗料を得ることができる。
第1のエポキシ樹脂として、ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート1010」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂)75部、第2のエポキシ樹脂として、ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート828」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂)25部、これら以外のエポキシ樹脂として、ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート5051」(臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂)50部、無機充填材として、龍森社製・「A−1」(結晶破砕シリカ)120部、顔料として、石原産業社製・「TTO−55」(白顔料/酸化チタン)29部、住友化学社製・「シアニンブルーGH」(青顔料/シアニンブルー)1部、カップリング剤として、日本ユニカー社製・「A−187」(シランカップリング剤)0.3部を、ミキサーで混合して原材料混合物を調製した。これを加圧ニーダーに仕込み、150℃で60分間溶融混合を行った後、冷却して粗粉砕した。
次に、上記粗粉砕したものに、硬化剤として、BTDA(ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物)15部、2−メチルイミダゾール0.2部を加えてミキサーで混合し、これを二軸混練機へ単位時間当たりの供給量が一定になるよう供給し、吐出物温度105℃の溶融混合物を得た。これを冷却後に粉砕して分級し、平均粒径50μmの粉体塗料を得た。
第1のエポキシ樹脂として、ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート1010」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂)45部、第2のエポキシ樹脂として、ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート1001」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂)55部を用いた以外は、実施例1と同様にして粉体塗料を得た。
第1のエポキシ樹脂として、ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート1010」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂)75部、第2のエポキシ樹脂として、ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート828」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂)25部を、撹拌装置、還流冷却器及び温度計を備えた反応装置に仕込み、150℃で120分間溶融混
合を行った後、冷却して粗粉砕した。
次に、上記粗粉砕したものに、第1・第2のエポキシ樹脂以外のエポキシ樹脂として、ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート1002」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂)25部と、ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート5051」(臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂)25部、無機充填材として、龍森社製・「A−1」(結晶破砕シリカ)120部、顔料として、石原産業社製・「TTO−55」(白顔料/酸化チタン)29部、住友化学社製・「シアニンブルーGH」(青顔料/シアニンブルー)1部、カップリング剤として、日本ユニカー社製・「A−187」(シランカップリング剤)0.3部、硬化剤として、BTDA(ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物)15部、2−メチルイミダゾール 0.2部を加えてミキサーで混合し、これを二軸混練機へ単位時間当たりの供給量が一定になるよう供給し、吐出物温度105℃の溶融混合物を得た。これを冷却後に粉砕して分級し、平均粒径50μmの粉体塗料を得た。
エポキシ樹脂として、ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート1001」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂)25部、ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート1002」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂)75部と、ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート5051」(臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂)50部、無機充填材として、龍森社製・「A−1」(結晶破砕シリカ)120部、顔料として、石原産業社製・「TTO−55」(白顔料/酸化チタン)29部、住友化学社製・「シアニンブルーGH」(青顔料/シアニンブルー)1部、カップリング剤として、日本ユニカー社製・「A−187」(シランカップリング剤)0.3部、硬化剤として、BTDA(ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物)15部、2−メチルイミダゾール 0.2部を加えてミキサーで混合して原材料混合物を調製した。
これを二軸混練機へ単位時間当たりの供給量が一定になるよう供給し、吐出物温度95℃の溶融混合物を得た。これを冷却後に粉砕して分級し、平均粒径50μmの粉体塗料を得た。
エポキシ樹脂として、ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート1010」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂)40部、ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート1002」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂)30部と、ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート5051」(臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂)80部、無機充填材として、龍森社製・「A−1」(結晶破砕シリカ)120部、顔料として、石原産業社製・「TTO−55」(白顔料/酸化チタン)29部、住友化学社製・「シアニンブルーGH」(青顔料/シアニンブルー)1部、カップリング剤として、日本ユニカー社製・「A−187」(シランカップリング剤)0.3部、硬化剤として、BTDA(ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物)15部、2−メチルイミダゾール 0.2部を加えてミキサーで混合して原材料混合物を調製した。
これを二軸混練機へ単位時間当たりの供給量が一定になるよう供給し、吐出物温度108℃の溶融混合物を得た。これを冷却後に粉砕して分級し、平均粒径50μmの粉体塗料を得た。
A.第1のエポキシ樹脂
(1)ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート1010」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂/エポキシ当量4000:軟化点148℃)
(1)ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート828」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂/エポキシ当量189:常温で液状)
(2)ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート1001」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂/エポキシ当量475:軟化点64℃)
(1)ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート1002」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂/エポキシ当量650、軟化点78℃)
(2)ジャパンエポキシレジン社製・「エピコート5051」(臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂/エポキシ当量625、軟化点105℃)
(1)龍森社製・「A−1」(結晶破砕シリカ/平均粒径12μm)
(1)石原産業社製・「TTO−55」(白顔料/酸化チタン)
(2)住友化学社製・「シアニンブルーGH」(青顔料/シアニンブルー)
(1)日本ユニカー社製・「A−187」(シランカップリング剤)
(1)BTDA:ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物
(2)2MZ:2−メチルイミダゾール
(1)平滑性
約20gの粉体塗料をアルミ皿中に均一に広げ、これを乾燥装置で150℃、30分間加熱した後の表面平滑度について目視で判断した。各符号は下記の通りである。
○:表面が平滑である。
×:表面に波状のうねり、ピンホールまたは突起状異物があり平滑でない。
JIS C 2161に準拠して、165℃の熱盤上で測定した。
JIS K 7203に準拠して、下記の条件で曲げ破壊試験を行い、曲げ強さを測定した。
支点間距離:40mm
試験片:幅10mm、厚み2mm
試験速度:5mm/min
JIS K 7113に準拠して、下記の条件で曲げ引張り破壊試験を行い、引張応力を測定した。
試験片:幅4mm、厚み0.5mm
つかみ具間距離:10mm
試験速度:5mm/min
一方、比較例1は、第1のエポキシ樹脂を用いなかったため、機械的強度が大きく低下したものとなった。比較例2は、第2のエポキシ樹脂を用いず、エポキシ樹脂と硬化剤との反応が実質的に進行しない温度域で溶融混合を行ったが、第1のエポキシ樹脂の溶融粘度が高く、分散混合性が不充分であったため、塗膜の機械的強度、平滑性ともに低下したものとなった。
Claims (6)
- エポキシ樹脂と、その硬化剤とを含有するエポキシ樹脂粉体塗料であって、前記エポキシ樹脂として、エポキシ当量が2000以上である第1のエポキシ樹脂と、軟化点が70℃以下である第2のエポキシ樹脂とを含有することを特徴とする、エポキシ樹脂粉体塗料。
- 前記第1のエポキシ樹脂の含有量は、エポキシ樹脂全体に対して25〜75重量%である請求項1に記載のエポキシ樹脂粉体塗料。
- 前記第1のエポキシ樹脂の含有量は、第1のエポキシ樹脂と、第2のエポキシ樹脂との合計に対して40〜85重量%である請求項1又は2にエポキシ樹脂粉体塗料。
- さらに、無機充填材を含有する請求項1ないし3のいずれかに記載のエポキシ樹脂粉体塗料。
- 前記粉体塗料全体に対して、エポキシ樹脂と硬化剤との合計量が20〜95重量%である請求項1ないし4のいずれかに記載のエポキシ樹脂粉体塗料。
- 請求項1ないし5のいずれかに記載のエポキシ樹脂粉体塗料の製造方法であって、(a)前記第1のエポキシ樹脂と第2のエポキシ樹脂とを含有し、かつ、硬化剤を含有しない原料混合物を溶融混合する工程と、
(b)前記溶融混合物に、硬化剤を含有する残りの原料混合物を溶融混合する工程と、
を有することを特徴とする、エポキシ樹脂粉体塗料の製造方法。
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