JP2006096793A - セルロース体組成物、セルロース体フィルム、セルロース体フィルム用添加剤、偏光板保護膜、液晶表示装置およびハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents
セルロース体組成物、セルロース体フィルム、セルロース体フィルム用添加剤、偏光板保護膜、液晶表示装置およびハロゲン化銀写真感光材料 Download PDFInfo
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Abstract
Description
そこで、光学異方性が小さくかつ高温、高湿下での透湿性の低いセルロースアシレートフィルムおよびその添加剤の開発が切望されている。
本発明の第2の目的は、高温高湿下において低い透湿性を有し、かつ、光学異方性の小さいセルロース体フィルムを提供することである。
本発明の第3の目的は、高温高湿下において低い透湿性を有するセルロース体フィルムを用いて作製した偏光板保護膜、液晶表示装置およびハロゲン化銀写真感光材料用支持体等を提供することにある。
(1)セルロース体と、下記一般式(1)で表される化合物の少なくとも1種を含有するセルロース体組成物。
一般式(1)
一般式(1)
(3)前記一般式(1)で表される化合物が下記一般式(2)で表される化合物である(2)に記載のセルロース体フィルム。
一般式(2)
一般式(3)
(5)前記セルロース体がセルロースアシレートである、(2)〜(4)のいずれかに記載のセルロース体フィルム。
(7)前記セルロースアシレートのアシル置換度が2.80〜2.95である(5)に記載のセルロース体フィルム。
(8)前記セルロースアシレートのアセチル基で置換されている置換度が2.60〜3.00である(5)〜(7)のいずれかに記載のセルロース体フィルム。
(9)前記セルロースアシレートは、炭素原子数が3〜22のアシル基で置換されている置換度が0.00〜0.80である(5)〜(8)のいずれかに記載のセルロース体フィルム。
(10)前記セルロースアシレートが、アセチル基と炭素原子数が3〜22のアシル基とで置換されており、前記炭素原子数が3〜22のアシル基の30%以上が6位の水酸基の置換基である(5)〜(9)のいずれかに記載のセルロース体フィルム。
(11)セルロースアシレートの6位のアシル置換度が0.80〜1.00である(5)〜(10)のいずれかに記載のセルロース体フィルム。
(12)セルロースアシレートの6位のアシル置換度が0.85〜1.00である(5)〜(10)のいずれかに記載のセルロース体フィルム。
(13)セルロース体と、上記一般式(1)、一般式(2)および一般式(3)のいずれかで表される少なくとも1種の化合物をセルロース体の2〜30質量%含む、(5)〜(12)のいずれかに記載のセルロース体フィルム。
(14)前記セルロース体が、250〜550の粘度平均重合度を有する(5)〜(13)のいずれかに記載のセルロース体フィルム。
一般式(1)
(16)(2)〜(5)のいずれかに記載のセルロース体フィルムを含有する偏光板保護膜。
(17)(2)〜(5)のいずれかに記載のセルロース体フィルムを含有する液晶表示装置。
(18)(2)〜(5)のいずれかに記載のセルロース体フィルムを含有するハロゲン化銀写真感光材料。
以下、本発明一般式(1)で表される化合物について説明する。
上記一般式(1)において、R1は置換若しくは無置換の脂肪族基または置換若しくは無置換の芳香族基を表し、R2は水素原子、置換若しくは無置換の脂肪族基または置換若しくは無置換の芳香族基を表す。置換基としては後述の置換基Tが挙げられる(以下、特に述べない限り同じ。)。L1は2〜6価の連結基を表す。L1の価数として好ましくは2〜4、より好ましくは2または3である。nはL1の価数に応じた2〜6の整数を表し、2〜4がより好ましく、2または3が特に好ましい。
1つの化合物の中に含まれる2つ以上のR1およびR2は、それぞれ、同一であってもよいし、異なっていてもよい。好ましくは同一である。
上記一般式(2)において、R4は置換若しくは無置換の脂肪族基または置換若しくは無置換の芳香族基を表す。R4として好ましくは置換若しくは無置換の芳香族基であり、さらに好ましくは無置換の芳香族基である。R5は水素原子、置換若しくは無置換の脂肪族基または置換若しくは無置換の芳香族基を表す。R5として好ましくは水素原子または置換若しくは無置換の脂肪族基であり、さらに好ましくは水素原子である。L2は−O−、−S−、−CO−、−NR3−(R3は水素原子、置換若しくは無置換の脂肪族基または置換若しくは無置換の芳香族基を表す。)、アルキレン基およびアリーレン基から選ばれる1種以上の基から形成される2価の連結基を表す。連結基の組み合わせは特に限定されないが、−O−、−S−、−NR3−およびアルキレン基から選ばれるのが好ましく、−O−、−S−およびアルキレン基から選ばれるのが特に好ましい。また、連結基は、−O−、−S−およびアルキレン基から選ばれる2以上をからなる連結基が好ましい。
置換基Tとしては、例えばアルキル基(好ましくは炭素原子数1〜20、より好ましくは1〜12、特に好ましくは1〜8のものであり、例えばメチル基、エチル基、イソプロピル基、tert−ブチル基、n−オクチル基、n−デシル基、n−ヘキサデシル基、シクロプロピル基、シクロペンチル、シクロヘキシル基などが挙げられる。)、アルケニル基(好ましくは炭素原子数2〜20、より好ましくは2〜12、特に好ましくは2〜8であり、例えばビニル基、アリル基、2−ブテニル基、3−ペンテニル基などが挙げられる。)、アルキニル基(好ましくは炭素原子数2〜20、より好ましくは2〜12、特に好ましくは2〜8であり、例えばプロパルギル基、3−ペンチニル基などが挙げられる。)、アリール基(好ましくは炭素原子数6〜30、より好ましくは6〜20、特に好ましくは6〜12であり、例えばフェニル基、ビフェニル基、ナフチル基などが挙げられる。)、アミノ基(好ましくは炭素原子数0〜20、より好ましくは0〜10、特に好ましくは0〜6であり、例えばアミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジベンジルアミノ基などが挙げられる。)、アルコキシ基(好ましくは炭素原子数1〜20、より好ましくは1〜12、特に好ましくは1〜8であり、例えばメトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基などが挙げられる。)、アリールオキシ基(好ましくは炭素原子数6〜20、より好ましくは6〜16、特に好ましくは6〜12であり、例えばフェニルオキシ基、2−ナフチルオキシ基などが挙げられる。)、アシル基(好ましくは炭素原子数1〜20、より好ましくは1〜16、特に好ましくは1〜12であり、例えばアセチル基、ベンゾイル基、ホルミル基、ピバロイル基などが挙げられる。)、アルコキシカルボニル基(好ましくは炭素原子数2〜20、より好ましくは2〜16、特に好ましくは2〜12であり、例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基などが挙げられる。)、アリールオキシカルボニル基(好ましくは炭素原子数7〜20、より好ましくは7〜16、特に好ましくは7〜10であり、例えばフェニルオキシカルボニル基などが挙げられる。)、アシルオキシ基(好ましくは炭素原子数2〜20、より好ましくは2〜16、特に好ましくは2〜10であり、例えばアセトキシ基、ベンゾイルオキシ基などが挙げられる。)、アシルアミノ基(好ましくは炭素原子数2〜20、より好ましくは2〜16、特に好ましくは2〜10であり、例えばアセチルアミノ基、ベンゾイルアミノ基などが挙げられる。)、アルコキシカルボニルアミノ基(好ましくは炭素原子数2〜20、より好ましくは2〜16、特に好ましくは2〜12であり、例えばメトキシカルボニルアミノ基などが挙げられる。)、アリールオキシカルボニルアミノ基(好ましくは炭素原子数7〜20、より好ましくは7〜16、特に好ましくは7〜12であり、例えばフェニルオキシカルボニルアミノ基などが挙げられる。)、スルホニルアミノ基(好ましくは炭素原子数1〜20、より好ましくは1〜16、特に好ましくは1〜12であり、例えばメタンスルホニルアミノ基、ベンゼンスルホニルアミノ基などが挙げられる。)、スルファモイル基(好ましくは炭素原子数0〜20、より好ましくは0〜16、特に好ましくは0〜12であり、例えばスルファモイル基、メチルスルファモイル基、ジメチルスルファモイル基、フェニルスルファモイル基などが挙げられる。)、カルバモイル基(好ましくは炭素原子数1〜20、より好ましくは1〜16、特に好ましくは1〜12であり、例えばカルバモイル基、メチルカルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、フェニルカルバモイル基などが挙げられる。)、アルキルチオ基(好ましくは炭素原子数1〜20、より好ましくは1〜16、特に好ましくは1〜12であり、例えばメチルチオ基、エチルチオ基などが挙げられる。)、アリールチオ基(好ましくは炭素原子数6〜20、より好ましくは6〜16、特に好ましくは6〜12であり、例えばフェニルチオ基などが挙げられる。)、スルホニル基(好ましくは炭素原子数1〜20、より好ましくは1〜16、特に好ましくは1〜12であり、例えばメシル基、トシル基などが挙げられる。)、スルフィニル基(好ましくは炭素原子数1〜20、より好ましくは1〜16、特に好ましくは1〜12であり、例えばメタンスルフィニル基、ベンゼンスルフィニル基などが挙げられる。)、ウレイド基(好ましくは炭素原子数1〜20、より好ましくは1〜16、特に好ましくは1〜12であり、例えばウレイド基、メチルウレイド基、フェニルウレイド基などが挙げられる。)、リン酸アミド基(好ましくは炭素原子数1〜20、より好ましくは1〜16、特に好ましくは1〜12であり、例えばジエチルリン酸アミド、フェニルリン酸アミドなどが挙げられる。)、ヒドロキシ基、メルカプト基、ハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、シアノ基、スルホ基、カルボキシル基、ニトロ基、ヒドロキサム酸基、スルフィノ基、ヒドラジノ基、イミノ基、ヘテロ環基(好ましくは炭素原子数1〜30、より好ましくは1〜12であり、ヘテロ原子としては、例えば窒素原子、酸素原子、硫黄原子、具体的には例えばイミダゾリル基、ピリジル基、キノリル基、フリル基、ピペリジル基、モルホリノ基、ベンゾオキサゾリル基、ベンズイミダゾリル基、ベンズチアゾリル基などが挙げられる。)、シリル基(好ましくは、炭素原子数3〜40、より好ましくは3〜30、特に好ましくは3〜24であり、例えば、トリメチルシリル基、トリフェニルシリル基などが挙げられる)などが挙げられる。これらの置換基は更に置換されてもよい。また、置換基が二つ以上ある場合は、同じでも異なってもよい。また、可能な場合には互いに連結して環を形成してもよい。
上記一般式(3)において、R11、R12、R13、R14、R15、R21、R22、R23、R24およびR25はそれぞれ独立に水素原子または置換基を表し、置換基としては上記の置換基Tが適用できる。R11、R12、R13、R14、R15、R21、R22、R23、R24およびR25としては、好ましくはアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、スルホニルアミノ基、スルファモイル基、カルバモイル基、アルキルチオ基、アリールチオ基、スルホニル基、スルフィニル基、ウレイド基、リン酸アミド基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ハロゲン原子(例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、シアノ基、スルホ基、カルボキシル基、ニトロ基、ヒドロキサム酸基、スルフィノ基、ヒドラジノ基、イミノ基、ヘテロ環基(好ましくは炭素原子数1〜30、より好ましくは1〜12のものであり、ヘテロ原子としては、例えば窒素原子、酸素原子、硫黄原子が挙げられ、具体的には例えば、イミダゾリル基、ピリジル基、キノリル基、フリル基、ピペリジル基、モルホリノ基、ベンゾオキサゾリル基、ベンズイミダゾリル基、ベンズチアゾリル基などが挙げられる。)、シリル基であり、より好ましくは、アルキル基、アリール基、アリールオキシカルボニルアミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基であり、特に好ましくはアルキル基、アリール基、アリールオキシカルボニルアミノ基である。これらの置換基はさらに置換されてもよく、置換基が2つ以上ある場合は、同じでも異なってもよい。また、可能な場合には互いに連結して環を形成してもよい。
R11とR21、R12とR22、R13とR23、R14とR24およびR15とR25はそれぞれ同一であることが好ましい。さらに、R11〜R25はいずれも水素原子である場合がより好ましい。
また、連結基は、−O−、−S−およびアルキレン基から選ばれる2以上からなる連結基がさらに好ましい。
(I) 2.6≦SA+SB≦3.0
(II) 2.0≦SA≦3.0
(III) 0≦SB≦0.8
また更に、セルロースアシレートの6位のSAとSBの置換度の総和が好ましくは0.8以上、より好ましくは0.85以上、特に好ましくは0.90以上であるセルロースアシレートフィルムもあげることができる。
これらのセルロースアシレートにより溶解性の好ましい溶液が作製でき、特に非塩素系有機溶媒において、良好な溶液、さらにはフィルムの作製が可能となる。
本発明に用いられるこれらのセルロース体は、その原料綿や合成方法は発明協会公開技報(公技番号2001−1745、2001年3月15日発行、発明協会)にて7頁〜12頁に詳細に記載されている。
まず、セルロース体の溶液を作製するに際して好ましく用いられる非塩素系有機溶媒について説明する。本発明においては、セルロース体が溶解し、流延、製膜できる範囲において、その目的が達成できる限りは、用いる非塩素系有機溶媒は特に限定されない。本発明で用いられる非塩素系有機溶媒は、炭素原子数が3〜12のエステル、ケトン、エーテルから選ばれる溶媒が好ましい。エステル、ケトンおよびエーテルは、環状構造を有していてもよい。エステル、ケトンおよびエーテルの官能基(すなわち、−O−、−CO−および−COO−)のいずれかを2つ以上有する化合物も、溶媒として用いることができ、例えば、アルコール性水酸基のような他の官能基を有していてもよい。2種類以上の官能基を有する溶媒の場合、その炭素原子数はいずれかの官能基を有する化合物の規定範囲内であればよい。
第1の溶媒は、酢酸メチル、酢酸エチル、蟻酸メチル、蟻酸エチル、アセトン、ジオキソラン、ジオキサンから選ばれる少なくとも1種あるいはそれらの混合液であり、好ましくは酢酸メチル、アセトン、蟻酸メチル、蟻酸エチルあるいはこれらの混合物である。
第2の溶媒は、炭素原子数が4〜7のケトンまたはアセト酢酸エステルから選ばれる少なくとも1種あるいはそれらの混合液であり、好ましくは、メチルエチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、アセチル酢酸メチルあるいはこれらの混合液である。
なお第1の溶媒が、2種以上の溶媒の混合液である場合は、第2の溶媒がなくてもよい。
第3の溶媒であるアルコールの水酸基以外の部分は、直鎖であっても分岐を有していても環状であってもよく、その中でも飽和脂肪族炭化水素であることが好ましい。アルコールの水酸基は、第一級〜第三級のいずれであってもよい。第3の溶媒としてのアルコールの例には、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、tert−ブタノール、1−ペンタノール、2−メチル−2−ブタノールおよびシクロヘキサノールが挙げられる。なおアルコールとしては、フッ素系アルコールも用いられる。例えば、2−フルオロエタノール、2,2,2−トリフルオロエタノール、2,2,3,3−テトラフルオロ−1−プロパノールなども挙げられる。
なお、第1の溶媒が混合液で第2の溶媒を用いない場合は、第1の溶媒が20〜90質量%、第3の溶媒が5〜30質量%の比率で含まれることが好ましく、さらに第1の溶媒が30〜86質量%であり、さらに第3の溶媒が7〜25質量%含まれることが好ましい。
・酢酸メチル/アセトン/メタノール/エタノール/プロパノール(75/10/5/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/アセトン/メタノール/ブタノール/シクロヘキサン(75/10/5/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/アセトン/エタノール/ブタノール(81/8/7/4、質量部)、
・酢酸メチル/アセトン/エタノール/ブタノール(82/10/4/4、質量部)、
・酢酸メチル/アセトン/エタノール/ブタノール(80/10/4/6、質量部)、
・酢酸メチル/メチルエチルケトン/メタノール/ブタノール(80/10/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/アセトン/メチルエチルケトン/エタノール/イソプロパノール(75/10/10/5/7、質量部)、
・酢酸メチル/シクロペンタノン/メタノール/イソプロパノール(80/10/5/8、質量部)、
・酢酸メチル/アセトン/ブタノール(85/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/シクロペンタノン/アセトン/メタノール/ブタノール(60/15/15/5/6、質量部)、
・酢酸メチル/シクロヘキサノン/メタノール/ヘキサン(70/20/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/メチルエチルケトン/アセトン/メタノール/エタノール(50/20/20/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/1,3−ジオキソラン/メタノール/エタノール(70/20/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/ジオキサン/アセトン/メタノール/エタノール(60/20/10/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/アセトン/シクロペンタノン/エタノール/イソブタノール/シクロヘキサン(65/10/10/5/5/5、質量部)、
・ギ酸メチル/アセトン/酢酸エチル/エタノール/ブタノール/ヘキサン(65/10/10/5/5/5、質量部)、
・アセトン/アセト酢酸メチル/メタノール/エタノール(65/20/10/5、質量部)、
・アセトン/シクロペンタノン/エタノール/ブタノール(65/20/10/5、質量部)、
・アセトン/1,3−ジオキソラン/エタノール/ブタノール(65/20/10/5、質量部)、
・1,3−ジオキソラン/シクロヘキサノン/メチルエチルケトン/メタノール/ブタノール(55/20/10/5/5、質量部)などをあげることができる。
更に下記の方法でセルロース体溶液を用いることもできる。
本発明に用いるドープには、上記本発明に用いられる非塩素系有機溶媒以外に、ジクロロメタンを全有機溶媒量の10質量%以下含有させてもよい。
・ジクロロメタン/アセトン/メタノール/プロパノール(80/10/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/メタノール/ブタノール/シクロヘキサン(75/10/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/メチルエチルケトン/メタノール/ブタノール(80/10/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/アセトン/メチルエチルケトン/エタノール/イソプロパノール(75/10/10/5/7、質量部)、
・ジクロロメタン/シクロペンタノン/メタノール/イソプロパノール(80/10/5/8、質量部)、
・ジクロロメタン/酢酸メチル/ブタノール(80/10/10、質量部)、
・ジクロロメタン/シクロヘキサノン/メタノール/ヘキサン(70/20/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/メチルエチルケトン/アセトン/メタノール/エタノール(50/20/20/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/1,3−ジオキソラン/メタノール/エタノール(70/20/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/ジオキサン/アセトン/メタノール/エタノール(60/20/10/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/アセトン/シクロペンタノン/エタノール/イソブタノール/シクロヘキサン(65/10/10/5/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/メチルエチルケトン/アセトン/メタノール/エタノール(70/10/10/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/アセトン/酢酸エチル/エタノール/ブタノール/ヘキサン(65/10/10/5/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/アセト酢酸メチル/メタノール/エタノール(65/20/10/5、質量部)、
・ジクロロメタン/シクロペンタノン/エタノール/ブタノール(65/20/10/5、質量部)、
などをあげることができる。
2層以上からなる流延工程を有する場合は、作製されるセルロース体溶液およびセルロース体フィルムにおいて、各層の塩素系溶媒の組成が同一であるか異なる組成のどちらか一方であること、および/または各層の添加剤が1種類であるかあるいは2種類以上の混合物のどちらか一方であること、および/または各層への添加剤の添加位置が同一層であるか異なる層のどちらか一方であること、および/または添加剤の溶液中の濃度が各層とも同一濃度であるかあるいは異なる濃度のどちらか一方であること、および/または各層の会合体分子量が同一であるかあるいは異なる会合体分子量のどちらか一方であること、および/または各層の溶液の温度が同一であるか異なる温度のどちらか一方であること、および/または各層の塗布量が同一か異なる塗布量のどちらか一方であること、および/または各層の粘度が同一であるか異なる粘度のどちらか一方であること、および/または各層の乾燥後の膜厚が同一であるか異なる厚さのどちらか一方であること、および/または各層に存在する素材が同一状態あるいは分布であるか異なる状態あるいは分布であること、および/または各層の物性が同一であるかあるいは異なる物性のどちらか一方であること、および/または各層の物性が均一であるか異なる物性の分布のどちらか一方であること、を特徴とするセルロース体溶液およびその溶液から作製されるセルロース体フィルムであることも好ましい。
ここで、物性とは発明協会公開技報(公技番号2001−1745、2001年3月15日発行、発明協会)の6頁〜7頁に詳細に記載されている物性を含むものであり、例えばヘイズ、透過率、分光特性、レターデーションRe、同Rth、分子配向軸、軸ズレ、引裂強度、耐折強度、引張強度、巻き内外Rt差、キシミ、動摩擦、アルカリ加水分解、カール値、含水率、残留溶剤量、熱収縮率、高湿寸度評価、透湿度、ベースの平面性、寸法安定性、熱収縮開始温度、弾性率、および輝点異物の測定などであり、さらにはベースの評価に用いられるインピーダンス、面状も含まれるものである。また、発明協会公開技報(公技番号2001−1745、2001年3月15日発行、発明協会)にて11頁に詳細に記載されているセルロースアシレートのイエローインデックス、透明度、熱物性(Tg、結晶化熱)なども挙げることができる。
なお、本発明のセルロース体フィルムは、光学性能を調節する目的で流延時および乾燥後に任意の方向に延伸してもよい。
また、塗布式鹸化処理と後述の配向膜解塗設を、連続して行うことができ、工程数を減少できる。
偏光板保護フィルムとして用いる場合、偏光板の作製方法は特に限定されず、一般的な方法で作製することができる。得られたセルロース体フィルムをアルカリ処理し、ポリビニルアルコールフィルムを沃素溶液中に浸漬延伸して作製した偏光子の両面に完全ケン化ポリビニルアルコール水溶液を用いて貼り合わせる方法がある。アルカリ処理の代わりに特開平6−94915号、同6−118232号の各公報に記載されているような易接着加工を施してもよい。保護フィルム処理面と偏光子を貼り合わせるのに使用される接着剤としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール等のポリビニルアルコール系接着剤や、ブチルアクリレート等のビニル系ラテックス等が挙げられる。偏光板は偏光子およびその両面を保護する保護フィルムで構成されており、更に該偏光板の一方の面にプロテクトフィルムを、反対面にセパレートフィルムを貼合して構成される。プロテクトフィルムおよびセパレートフィルムは偏光板出荷時、製品検査時等において偏光板を保護する目的で用いられる。この場合、プロテクトフィルムは、偏光板の表面を保護する目的で貼合され、偏光板を液晶板へ貼合する面の反対面側に用いられる。また、セパレートフィルムは液晶板へ貼合する接着層をカバーする目的で用いられ、偏光板を液晶板へ貼合する面側に用いられる。液晶表示装置には通常2枚の偏光板の間に液晶を含む基板が配置されているが、本発明の光学フィルムを適用した偏光板保護フィルムはどの部位に配置しても優れた表示性が得られる。特に液晶表示装置の表示側最表面の偏光板保護フィルムには透明ハードコート層、防眩層、反射防止層等が設けられるため、該偏光板保護フィルムをこの部分に用いることが特に好ましい。
以上述べてきたこれらの詳細なセルロース体フィルムの用途は発明協会公開技報(公技番号2001−1745、2001年3月15日発行、発明協会)にて45頁〜59頁に詳細に記載されている。
A−1の合成
メカニカルスターラー、温度計、冷却管、滴下ロートを付けた5Lの三ツ口フラスコに132.2gのテトラメチレンジアミン、460mlのトリエチルアミンおよび2.5LのTHFを量り取り、氷冷下530gのベンゼンスルホニルクロリドをゆっくりと滴下した後、室温に戻し、室温で6時間反応させた。反応混合物を大過剰の水中へ攪拌しながら投入し、吸引濾過することで黄白色固体を得た。得られた黄白色固体を再び大過剰の水を用いて2回洗浄、濾過した後、得られた黄白色固体を50℃で終夜乾燥することにより、目的の化合物A−1を515.6g得た(収率93%、融点131℃)。
A−7の合成
メカニカルスターラー、温度計、冷却管、滴下ロートをつけた1Lの三ツ口フラスコに23.3gの2,2’−エチレンジオキシビスエチルアミン、46mlのトリエチルアミンおよび300mlのTHFを量り取り、氷冷下53.0gのベンゼンスルホニルクロリドをゆっくりと滴下した後、室温に戻し、室温で4時間反応させた。反応混合物を1Lの水中へ攪拌しながら投入し、酢酸エチル1Lを用いて分液・抽出した。さらに得られた有機層を1Lの1N塩酸、飽和重曹水および飽和食塩水で2回ずつ洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水した後、濃縮して透明油状物を得た。得られた油状物を室温で真空乾燥することにより目的の化合物A−7を63.9g得た(収率99%)。
A−12の合成
メカニカルスターラー、温度計、冷却管、滴下ロートをつけた1Lの三ツ口フラスコに15.5gのジエチレントリアミン、46mlのトリエチルアミンおよび300mlのTHFを量り取り、氷冷下53.0gのベンゼンスルホニルクロリドをゆっくりと滴下した後、室温に戻し、室温で4時間反応させた。反応混合物を1Lの水中へ攪拌しながら投入し、酢酸エチル1Lを用いて分液・抽出した。さらに得られた有機層を1Lの1N塩酸、飽和重曹水および飽和食塩水で2回ずつ洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水した後、濃縮して黄色透明油状物を得た。得られた油状物を室温で真空乾燥することにより目的の化合物A−12を50.0g得た(収率87%)。
A−17の合成
メカニカルスターラー、温度計、冷却管、滴下ロートをつけた1Lの三ツ口フラスコに31.6gの4,4’−メチレンビスシクロヘキシルアミン、46mlのトリエチルアミンおよび300mlのTHFを量り取り、氷冷下53.0gのベンゼンスルホニルクロリドをゆっくりと滴下した後、室温に戻し、室温で4時間反応させた。反応混合物を1Lの水中へ攪拌しながら投入し、酢酸エチル1Lを用いて分液・抽出した。さらに得られた有機層を1Lの1N塩酸、飽和重曹水および飽和食塩水で2回ずつ洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水した後、濃縮して透明油状物を得た。得られた油状物を室温で真空乾燥することにより目的の化合物A−17を50.0g得た(収率68%)。
A−18の合成
メカニカルスターラー、温度計、冷却管、滴下ロートをつけた500mlの三ツ口フラスコに9.02gのシスタミンジハイドロクロリド、25mlのトリエチルアミンおよび100mlのTHFを量り取り、氷冷下14.1gのベンゼンスルホニルクロリドをゆっくりと滴下した後、室温に戻し、室温で4時間反応させた。反応混合物を300mlの水中へ攪拌しながら投入し、酢酸エチル500mlを用いて分液・抽出した。さらに得られた有機層を300mlの1N塩酸、飽和重曹水および飽和食塩水で2回ずつ洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水した後、濃縮して黄色無定形固体を得た。得られた固体を室温で真空乾燥することにより目的の化合物A−18を14.2g得た(収率82%)。
(1−1)セルロースアシレート溶液の作製
攪拌羽根を有する5Lのガラス容器に、下記の溶媒混合溶液によく攪拌・分散しつつ、下記記述のセルローストリアセテート粉体A(フレーク)を徐々に添加し、全体が2kgになるように仕込んだ。なお、溶媒であるジクロロメタンおよびメタノールは、すべてその含水率が0.2質量%以下のものを利用した。まず、セルローストリアセテートの粉末は、分散タンクに紛体を投入し窒素ガスを封入して、ディゾルバータイプの偏芯攪拌軸および、中心軸にアンカー翼を有する攪拌機で30分間分散した。分散の開始温度は30℃であった。分散終了後、高速攪拌は停止し、アンカー翼の周速を0.5m/secとしてさらに100分間攪拌し、セルローストリアセテートフレークを膨潤させた。膨潤終了までは窒素ガスでタンク内を0.12MPaになるように加圧した。この際のタンク内の酸素濃度は2vol%未満であり防爆上で問題のない状態を保った。またドープ中の水分量は0.2質量%以下であることを確認した。セルロースアシレート溶液の組成は以下の通りである。
得られた不均一なゲル状溶液をスクリューポンプで送液して、−70℃で3分間となるように冷却部分を通過させた。冷却は冷凍機で冷却した−80℃の冷媒を用いて実施した。そして、冷却により得られた溶液はステンレス製の容器に移送し、50℃で2時間攪拌し均一溶液とした後、絶対濾過精度0.01mmの濾紙(東洋濾紙(株)製、#63(商品名))でろ過し、さらに絶対濾過精度2.5μmの濾紙(ポール社製、FH025(商品名))にて濾過した。
ろ過済みのセルローストリアセテート溶液を、流延ギーサーを通して鏡面ステンレス支持体上に流延した。支持体の温度は5℃であり、流延スピードは3m/分でその塗布幅は30cmとした。室温で1分放置し、その後に乾燥のために55℃の乾燥風を送風した。5分後に鏡面ステンレス支持体から剥ぎ取り後、133℃で27分乾燥して、膜厚80μmのセルローストリアセテートフィルムを得た。
得られたセルローストリアセテートフィルムについて、透湿度、熱揮散性および耐光性試験を行った。本実施例において、セルローストリアセテートフィルムの透湿度、熱揮散性およびRth試験は以下のように行った。
塩化カルシウムを入れたカップを、各々のフィルム試料を用いて蓋をし、かつ、密閉したものを、60℃および95%RHの条件で、24時間放置した前後の重量変化(g/(m2・day))から、塩化カルシウムの吸湿性に基づくセルローストリアセテートフィルムの透湿度を評価した。結果を表1に示す。
セイコーインスツルメンツ(株)製TG/DTA同時測定装置(TG/DTA6200、商品名)を用いて、133℃、1時間保持したときのフィルムの重量減少を測定し、低分子成分である可塑剤および本発明の添加剤の熱揮散性を評価した。なお、重量減少の数値は小数点以下第2位を四捨五入して算出した。結果を表1に示す。
KOBRA 21ADH(王子計測機器(株)製)を用いて求めた。
実施例1と同様の方法で下記の組成物を用いてセルロースアシレートフィルムを作製した。
セルローストリアセテート(酢化度60.9%)(100質量部)
酢酸メチル(522質量部)
アセトン(48質量部)
エタノール(30質量部)
実施例1記載の試料102〜110で用いた添加剤(11.7質量部)
実施例1の試料102〜110、および、実施例2の試料202〜210を用いて、特開平11−316378号公報の実施例1に記載の方法により、楕円偏光板試料3102〜3110、および試料3202〜3210を作製して評価した。本発明のセルロース体フィルムにより得られた楕円偏光板の光学特性は優れたものであった。また、試料3104〜3110に関しては、経時での耐久性も比較試料3102より得られた保護膜と比較して特に問題なかった。
実施例1の試料102〜110、および、実施例2の試料202〜210を用いて、特開平10−48420号公報の実施例1に記載の液晶表示装置、特開平9−26572号公報の実施例1に記載のディスコティック液晶分子を含む光学異方性層、ポリビニルアルコールを塗布した配向膜、特開2000−154261号公報の図2〜9に記載のVA型液晶表示装置、特開2000−154261号公報の図10〜15に記載のOCB型液晶表示装置を作製し、評価した。本発明のセルロース体フィルムを用いて得られた装置では、いずれの場合においても良好な性能が得られた。
実施例1の試料102〜110、および、実施例2の試料202〜210を用いて、その膜厚を120μmにする以外は実施例1または実施例3と同様にして、試料5102〜5110、および、試料5202〜5210を作製した。得られたフィルムの一方の面に特開平4−73736号公報の実施例1記載の第1層および第2層を付与し、カチオン系ポリマーを導電性層とするバック層を作成した。更に、得られたバック層を付与したフィルムベースの反対面に、特開平11−38568号公報の実施例1に記載の試料105と同じ組成を有する各層を塗布し、ハロゲン化銀写真感光材料を作製した。本発明のセルロース体フィルムを用いて得られたハロゲン化銀写真感光材料は、いずれも優れた映像が得られかつその取り扱い性においても問題のないものであった。
Claims (9)
- 前記セルロース体がセルロースアシレートである、請求項2〜4のいずれかに記載のセルロース体フィルム。
- 請求項2〜5のいずれかに記載のセルロース体フィルムを含有する偏光板保護膜。
- 請求項2〜5のいずれかに記載のセルロース体フィルムを含有する液晶表示装置。
- 請求項2〜5のいずれかに記載のセルロース体フィルムを含有するハロゲン化銀写真感光材料。
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